いつものように三井住友カードのVISAの情報誌「月刊VISA」が届いたのでした。
そして、その中にまたまた興味深い記事を見つけたのでした。これが危険なポチリの始まりとなったのでした。
その記事とは、「カワイイを集める、癒しの“宮城のこけし”」
江戸時代、東北で少女の玩具として作られた「こけし」。
丸い頭とまっすぐな胴に、色鮮やかに描かれた顔と模様。
“和製フィギュア”ともいえる、素朴でかれんな美しさは、少女のみならず、世界中の人々を魅了し続けている。
5系統のこけしが伝わる、日本最大の産地・宮城県。
伝統こけしから現代的なこけしまで、若手が手掛ける最旬の“カワイイ”こけしを集める、宮城こけしの世界へ。
宮城県がこけしの日本最大の産地とは知りませんでした。まさしく、“たかがこけし、されどこけし”の世界です。本文が続きます。
こけしは、東北地方の木地師(きじし)(木材を加工して椀などを作る職人)の余技が始まりとされています。
時期には諸説ありますが、江戸時代後期には、男の子にはこま、女の子にこけしを玩具として与える習慣がありました。
現在、全国で11系統のこけしが作られ、そのうち5系統が宮城県内に伝わっています。
主なものが、国内最大の産地「鳴子系」(なるこ)、蔵王地方で発達した「遠刈田系」(とおがった)、旧作並村で作られた「作並系」(さくなみ)、白石市周辺の「弥治郎系」(やじろう)の4種です。
系統ごとに詳細な“約束事”がありますが、主要な鑑賞ポイントを踏まえれば、自分の好みのこけしを見つける楽しさを味わえるでしょう。
まずは、描彩(筆使いや模様)。特に「顔」ですね。目の形状、下まぶたの有無、鼻、そして前髪や紊(びん)、口。
顔にはかわいさを決める、重要なポイントが集まっています。
また、キクやウメ、ロクロ模様など、筆の運びや線の伸びが出やすい胴模様や、肩、頭頂も要チェック。
もう一つ重要なのが、削りの良さ。“刃物が切れている”と表現される、スパっと切れた表面のなめらかさで、木工製品としての完成度を観る。
しかし、こけし愛好家の間では「目が合った子を買う」という言葉もあります。あまり難しく考えず、フィーリングで選ぶのもいいでしょう。
この記事を読んで、宮城こけしを買う気マンマンになったのでした。
楽天市場で検索します。たくさんの宮城こけしが出てきます。
で、今回は作り手がはっきりしている作品がよかろうということで、記事に紹介されていた“遠刈田伝統こけし工人 我妻昇”さんの作品を購入したのでした。
現代的なモチーフとポップな表情のこけしは、我妻さんのトレードマークともいえる。国内外から注文が殺到し、注文品は最短でも7ケ月待ちとか。
minne.com@wooden-baby/
そして、今回、我妻さんの作品で「目が合った子」は、この“達磨 3寸 DARUMA”です。
表情と色合いが違うこの2体にしたのです。
- 作品について
達磨。
見下ろす顔がとても勇ましく、頼もしいです。
遠刈田こけしの伝統模様、重ね菊、菊の葉を描いています。
もう一体はこんな感じです。
槐という茶色の木を使用しています。
この木は見る角度によって、金色に輝く不思議な木材です。
槐は魔よけ、厄除けとしてよく知られており、
達磨との相性はとても良いと思います。
このコロナ禍です。少しでも縁起と運気が上がる表情のダルマを選んでみたのでした。
ちなみに1体はどちらも3,300円で東京までの送料は750円でした。
結果的には、大満足な買い物をしたと思うのだか、どうだったかな。
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