既に先日発表されていたのですが、日本航空は12月11日、国際線利用者向けに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の無料補償サービス「JALコロナカバー」を始めると発表しました。
2021年6月末までの期間限定で、渡航先で新型コロナの陽性判定を受けた際にかかる費用を補償する。日本の航空会社で、国際線を対象にした同様のサービスは初めてだという。
対象は、12月23日から6月30日までに出発するJAL便名の国際線利用者全員。
最初の国際線区間の搭乗日から帰国までの最長31日間補償する。
自動付与のため、事前登録は必要ない。
補償は陽性判定が確定した段階から適用し、医療費と検査費、隔離費用が対象。提携先のアリアンツトラベルがサービスを提供します。
世界各地の渡航先で新型コロナの感染が疑われる場合、24時間相談できる窓口も設ける。
注意しないといけないのは、補償を受けるには事前連絡が必須です。新型コロナウイルスの感染が疑われる場合は必ずJALコロナカバーサポート(JMB会員の方 0570-025-103, 03-5460-3737)にまずは相談する必要があります。
そして、居住国へ帰国(入国)後は補償の範囲外となります。
- 居住国とは、陽性判定時に過去1年遡り365日の内合計で180日以上滞在している国を指します。
また、渡航先で費用を個人で支払った場合は、後日請求可能かどうかについては、 自分自身で手配・支払いをされた場合は対象外となりますと明記されています。必ず事前にJALコロナカバーサポートに連絡くださいとのことです。
そして、検査結果が陽性の場合のみ、旅行中に医師の指示による新型コロナウイルス感染症検査費用を補償するとのことです。よって、陰性だった場合は、その検査費用は出ません。
まあ、こんな時期に渡航する方は、ビジネスマンなどの限られた人になると思いますので、まあ、自分には必要としないサービスですね。
だけど、海外で陽性になって、医者のところにいっても、こんな時期に適切な医療を受けられるか定かではありません。自分だったら、直行便で日本に即帰国することを考えるかな。
みんなに迷惑をかけることになると思いますが、無症状ぽい人はあえて発熱が少しあるぐらいの人は帰ってくることを考えるのかな。
まあ、ソフィーズチョイスのように、究極の選択を迫られそうです。