2018年3月29日に行われた「DUNAS」-ドゥナス at オーチャードホールで1列目の席が取れたので、観覧にいってきました。
フラメンコ界で高名なマリア・パヘスと演出家でダンサーでもあるシディ・ラルビ・シェルカウイの両巨頭が組んで作ったオリジナルな作品です。
「DUNAS」はスペイン語で砂という意味です。
全編にわたって大きな1枚の布がいろいろな使われ方をして砂をイメージさせます。
ストーリー全体としては、出会いから生まれる奇妙なラブストリーを表現しているとのことです。完全なオリジナルな演出・振付です。
踊り手は、基本、パヘスとシェルカウイのみです。
音楽は、フラメンコと中東のアラブ音楽の融合といったイメージになります。時間にして、1時間の演目です。(よって休憩なし)
関心したのは、このシェルカウイという人の演出とダンスのうまさです。あと、この人の最新のデジタル機器を駆使した砂を使っての即興でのイメージ画像の演出です。
この人は、とても独創的で自分で動ける本当に才能のある人ですね。
もう一つ驚いたのは、最後に紹介されたピアノの女性がすごく若くて、キュートな感じの人だったこと。
備忘録として演目:
- 嘆き
- 出会いのタラント
- 影のマルティネテ
- 砂丘のフーガ
- 三つの声と一つの視線
- 砂丘のピアノ
- 砂の手
- メルズーガのタンゴ
- 永遠に
- 私たち
- 家族の長
- 太陽のソレア
- 砂漠のバイオリン
- サハラサハラ
- 砂丘の最後の抱擁