3年ほど前のGWに家族で“ある遊び”をしたのでした。
その遊びとは、東京都心の高級ホテルの朝食ブュッフェの食べ比べでした。
その時の結果は、我が家での、東京都心のホテルの朝食ビュッフェの順序は1位と2位は不動なのです。
- 「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」アンダース東京(虎ノ門)
- 「オーキッド」ホテルオークラ東京(虎ノ門)
アンダースの「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」はキャパシティはそんなに大きくありませんが、器もすべてが違っており、高層階にあって眺めもすばらしい雰囲気です。 我々は2回、ホテルに宿泊しないで外部からの利用でしたが、何と朝から“いくら”が取り放題と果物ではマンゴーまるごと置いてあったのには驚いた次第です。
そして、このコロナ禍の2021のGWです。
娘から、GW中に新築されたオークラの「オーキッド」(Orchid)はブュッフェをやっており、宿泊者でなくても受け入れているということで、行こうとの提案を受けたのでした。
レストランに行ってもアルコールが飲めない東京です。アルコールが必要ない朝食ブュッフェに切り替え決まりです。
そんなわけで5月3日の憲法記念日の朝に虎ノ門のオークラ東京に3名で出かけたのでした。
オークラが建て替えられて初めての訪問ということになりました。
外観はモダンになっても、一旦中に入れば、旧館で見慣れたゆったりした和の光景やインテリアの継承などは、さすがオークラの矜持と言ったところでしょうか。
「オーキッド」の入口で検温です。8時30分ぐらいに伺ったのですが、外部からでも宿泊者と同じように待たされることなく、スムーズに席に案内されたのでした。
だけど、コロナ禍でもお客さんは多いと見え、もう少し後の時間ではほぼ満席という状態とお見受けしました。
旧館の「オーキッド」と比べて、窓が大きく、広くモダンなレストランに変わっています。
テーブル席でおもしろいなと思ったのは、壁側にある天蓋個室のような席がいくつかあったのでした。
そして、まずはブュッフェの料理をチェックします。ドリンクはすべて自分で注ぐ方式ではなく、カウンターの係員の人に注いでもらう方式ですね。
それて、ブュッフェ料理も基本、コロナ前と同じように大皿から自分で取る方式です。ただ、オークラはトングをたくさん用意してあり、自分が利用したトングは使用済みトレーに入れ、常に新しいトングを利用するという方式は初めて見ました。
小鉢や小皿を並べるより、こちらのトング方式の方がよいかな。
そして、何はともあれ、まずはオムレツです。オムレツコーナーで具は全部入れを注文です。
ホテルの朝食のレベルはオムレツでわかると言っても過言ではありません。そして、やっぱり納得したのでした。やっぱり、オークラのオムレツは世界一だと。
大きさ、中の半熟さ、火の入れ方すべてが完璧です。
そして、旧館の時より、料理の種類が増えた印象です。今回印象に残った料理は、生の少し厚めのベーコンと太めの粗挽きのソーセージをちぎったようなものが美味しかったな。
これに朝シャンあれば、最高だな。
デザートもぶとうがゴロゴロあるのも珍しいかな。だけど、ぶどうは一番先になくなり、補充されなかったのです。こんな感じで、料理を少しづつ気ままに食べながら、2時間余り過ごしたのでした。10時には、ブュッフェ料理も下げられ始めます。
自分たちも10時30分にはお勘定です。3名でサービス料・税金込で1人5,000円で3名で計15,000円の会計です。
そして、ホテルのショップを一通り拝見し、久しぶりのオークラを堪能したのでした。
やっぱり建て替わってもオークラはオークラです。
ご馳走様でした。