今回のイタリアの旅の目的の一つである、ペルージャの近郊にある村、ソロメオにある高級ニットブランドのブルネロクチネリを尋ねるためだけに、このペルージャを訪ね宿泊したのでした。
ペルージャ(Perugia)は、イタリア共和国中部にある都市であり、その周辺地域を含む人口約17万人の街です。ウンブリア州の州都であり、ペルージャ県の県都であり、 1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町でもあります。付近には有名な観光地のアッシジ(Assisi)もあります。
そして、このペルージャには2泊します。自分はローマから入って、フィレンツェに鉄道でぬけるルートです。ローマとフィレンツェからどちらからでも鉄道で2時間から2時間30分程度の距離にあるます。
ちなみに、このペルージャという都市ですが、日本人になじみがあるのは、あのサッカーの元日本代表の中田英寿さんが一時所属したチームがペルージャだったのです。だけど、この街ではサッカー漬けになるしかない(本当に何もない)街かな。(失礼)
というわけで、こんな街なので、ヒルトンやマリオットなどの大手チェーン系のホテルはありません。そんな時は、仕方ありませんがエクスペディア経由でホテルの予約です。そして、予約したホテルがこちらの「ホテル サンガロ パレス」です。
- Via L Masi 9, Perugia, PG, 6121 イタリア
宿泊料金は1泊約11,000円です。(税金等込、朝食付)
ペルージャは坂道ばかりの都市なので、駅からも徒歩では無理です。自分の場合は、駅からホテルまでは11-12ユーロ程度でした。
「ホテル サンガロ パレス」から旧市街の中心地(街一番の目抜き通り)に行くには、ホテルからエスカレーターを3本乗り継いでいきます。最後のエスカレーターを降りて、左側に道なりにいくと旧市街に行けます。中心地といっても5分も歩けば終わりという閑散さです。レストランとショップが少しある程度の街です。よって、イタリアと言ってもショッピングができる街ではありません。
肝心のホテルですが、お部屋もコンパクトで綺麗で、特になにも問題ありません。これは貴重です。バスタブまでちゃんとあり、シャワーの水量も十分です。崖の下からホテルを見上げると、かなり大きいホテルです。
朝食です。朝食はローマのヒルトン同様に、すてべのものを定員さんに言ってサーブしてもらう方式です。スクランブルエッグ、ハム類など定番のものばかりです。まあ特に不満もない朝食です。
そして、ホテルの下には大きなバスターミナルがあります。ペルージャ中のバスの起点となっているようです。利用する機会はあまりないと思いますが、ペルージャの街を散策されるのであれば、最適な場所です。
こちのらホテルはペルージャでも有名でタクシーの方なら誰でも知っていらっしゃるので、利便性は高いです。タクシーはホテルの前には待機できる場所はありませんので、必要に応じてフロントでタクシーを呼んでもららいます。1-2分ですぐに来てくれます。
アッシジに適当なホテルがあるかどうかは知りませんが、こちらのホテルはアッシジの観光にも最適かな。とにかく何の不満もなく、この料金で泊まれるホテルは貴重だと思いました。
ペルージャに滞在される方にお薦めできるホテルです。もちろん駐車場もありますよ。