10月最後の土曜日の夕食です。東京にもようやく平穏な夜がやってきました。
本日は今からが食べごろの季節、やっぱり“カキフライ”をどうしても食べたくなるんだな、これが。そして、外でアルコールも飲めるとならば、行くお店はここしかないのです。
そう、東京は表参道にある「とんかつ まい泉」なのですね。
コロナ禍でのアルコール禁酒令が出て、半年ぐらいお店から遠ざかっていたのです。
当然は1Fは予約はできませんので、少し並ぶことを覚悟で19時にお店に突撃するのです。
だけど、入り口のカウンター席にはほとんど人がいないんだな。よって奥のテーブル席を待っている人もいないのです。何か、拍子抜けの店内の様子なのです。
こんな一等地にある人気店でもこの様子です。先が思いやられます。
飲食店経営の方は苦難が続きますね。
だけど、案内された奥のテーブル席の大部屋はほぼ満席の光景が広がっています。
まあ、何はさておき、ビールを注文します。サントリー系列なので、当然、出てくるビールは“プレミアム・モルツ”一択となります。
おしぼりと一緒に定番の“大根おろし”が出されます。ビールのおつまみは大根おろしでまったりとします。半年ぶりの「まい泉」のこのまったりとした雰囲気、味わい深いです。
いよいよ注文です。
連れはいつものように「茶美豚のヒレカツ定食」を注文です。うち一人は、カキフライを1個つけて欲しいとのオーダーです。
カキフライが1個300円からつけてもらえるのは、うれしいサービスです。1個でもタルタルソースはフルでやってきます。豪勢?です。
連れがとんかつとキャベツを格闘しているのを横目にちびちびとビールがすすみます。
つまみにとんかつ定食のお新香を失敬しながら、まったりとした時間が過ぎます。
頃合いを見計らって、自分の注文です。当然、このためにやってきたので、「カキフライ膳(カキ5個)」(1,680円)を注文します。合わせて、ビールももう1本ね。
待つこと10分。今シーズン初めてのザ・カキフライです。
キャベツの横に添えられたレモンに生唾が出ます。そのレモンをカキフライにひと絞り。
レモンのかかったカキフライをタルタルソースにひとくぐりさせます。パクリ。
口の中に至福の時が訪れます。ああ、日本人生まれてきて良かった、至高の瞬間です。
こうなると箸が止まりません。ビールも止まりません。
あっという間に、カキフライ膳の完食です。今シーズン、最初のカキフライ、やっぱり最高でした。そして、会計は「大人の休日倶楽部カード」をレジで見せれば、10%割引が得られるお得度です。今シーズンはあと何回、カキフライを食べに来ることになるのかな。
まあ、コロナ次第か!
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