本日は銀座にまつわる雑誌のお話しです。
2022年の年越しも迫っていた慌ただしい時に、銀座の四丁目交差点近くの老舗喫茶店「トリコロール 本店」で朝食をいただいたのです。
その朝食のコスパの良さと雰囲気に大満足して、支払いのためレジに向かったのでした。
レジの前には「銀座百点(2023年1月号)」という小冊子がきれいに山積みされていたのです。自分は無料の小冊子だろうと思いこみ、その小冊子を持って店を出たのでした。
後表紙を見ねと、275円(税込)とあるではありませんか。(おそらくレジで一緒に精算されたんだな)
そして、今自宅で読書に励んでいるのが、岩波正太郎先生の「銀座日記」なのです。10数年前に購入し一度完読しているのですが、最近ラジオでロバート・ハリスさんも再読しているという話しを聞き、自分もブログ書きの勉強のためにも再読している最中なのです。
その「銀座日記」の中で岩波さんが挿絵や文章執筆依頼等々でこの銀座百点のことと思われる記述があるのです。
これがあの有名な銀座の雑誌なのかと。自分は今まで書店でも銀座のお店で、この雑誌を見たことはなかったんだな。全く銀座の有名なお店と縁のある生活を行っていなかんたんだなと。
いい年齢をして、これでは“いかん”と思ったのでした。1週間のうち数回は毎週行っているのに。
この「銀座百点」の創刊は1955年(昭和30年)です。月発行です。発行部数7万部のようです。こんな感じで2023年1月号でも著名な人たちが執筆されています。
そりゃあ、かの池波正太郎さんも執筆されていたのだから、格式が違います。
だけど、この小冊子どのように毎月手に入れたらよいのでしょうか。HPを見ると手に入れられるお店も掲載されています。だけど、よく見ると定期購読もできるようです。
確実に手に入れるには定期購読が間違いないな。
今年から自分も銀座通の男になるために定期購読でこの「銀座百点」を申し込んだのでした。申込みは郵便局からの払込票で申し込む方法のようです。(蛇足ですが、この払込手数料高いのね、窓口・5万円未満・現金で313円でした)
購読料は1年分(12ヵ月)で4,248円(送料・消費税込)で、更新は1年(12ヵ月)ごとだそうです。
だけど今まで本当に灯台もと暗しでした。こんな雑誌があるとは。もう少し早くから購読していれば、もっと粋な大人になれたかも。
だけど、池波先生の「銀座日記」、年をとってくるとまた違ったおもしろさがあるね。本当におすすめします。
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