数日前に清澄白河にある東京都現代美術館に「デイヴィッド・ホックニー展」を見に行った帰りです。時刻はお昼の1時30分過ぎです。生まれて初めて降り立った清澄白河でご当地のラーメンを食べて帰ろうかと思ったのでした。
自分が調べた限り、清澄白河はラーメンの不毛の地でした。すぐに諦めて、転身です。考えてみると、清澄白河から水天宮は半蔵門線で1駅ですよね。そして、自分にとっての水天宮と言えば、箱崎のバスターミナル近くにあるあの店なんだね。
山口県の萩出身の自分にとっての萩のカルトな食べ物はやっぱり「どんどん」のうどんしかないよね。この感覚は萩の人でないとわからないと思います。
というわけで本日は水天宮の「どんどん」へ聖地巡礼してランチを食そうと思ったのでした。
話しは脇道にそれますが、この箱崎に二十数年前はソフトバンクの本社があったのです。自分もそこに通っていたのです。その時には「どんどん」は出来ていなかったんだよね。
ちなみに関東圏での唯一の「どんどん」はこの水天宮だけです。
というわけで、本日のランチは水天宮(箱崎)の「どんどん」です。電車で1駅ですが、電車で急行します。
2時入店です。お客さんはまばらです。こちらはセルフの店なので、カウンターに並びます。「丸亀製麺」では天ぷらを選択しますが、ここ「どんどん」では肉うどん以外は邪道と思うのです、萩出身の自分的にはね。肉うどんの大Lは620円です。わかめむすびに触手が伸びますが、ここは自重します、炭水化物攻撃になるのでね。
そして、薬味台で、セルフねぎをたっぷりと乗せ、一味を振りかけ、準備万端整いました。
この太めの茹で加減がフニャフニャのうどん、もうたまりません。これに甘辛いスープに絡んで、何とも至福の時です。このお店でアルコールがあったらな。つみまみで野菜のかき揚げとビールを飲んで、最後にまた列に並んで肉うどんが食べれたら最高だな。これは夢だな。
ここで、ねぎをたっぷりと盛った効果が出てきます。スープと絡んだねぎとのマリアージュです。一気に完食です。
そして、食べながら思案したのです。ここでテイクアウトして夕食も家どんどんにしようかと。悪魔のささやきです。そして決断したのです。家族3食分、テイクアウトしようと。
そしてレジ横で見つけた、「わかめむすびの素」も合わせてゲットです。このわかめむすびの素が美味しいのなんの。白米の上にかけるだけで至福のわかめむすび体験ができます。これはすごいよ。家族にLineで報告すると、“よくやったと”激励が。
というわけで、夕食は家どんどんを実食です。そして、誤算が。テイクアウトは麺とスープを一緒にしないでね。セパレートしてテイクアウトできれば最高だよ。
改善してほしいな、是非。だけど、美味しゅうございました。