オリヴェイラ「訪問、あるいは記憶、そして告白」、生活にもセンスの良さを感じるね

2025年4月26日(土)

いよいよ世の中は。本日から“いわゆる”GW突入なんだね。だけど自分には関係ないので知らなかったのですが、今年は日並びが相当に悪いんだね、労働者の皆さん、残念でした。

そして、まずは昨日の活動報告です。まずはこの監督の映画を観に、渋谷のル・シネマへ

マノエル・ド・オリヴェイラの「夜顔」を先日観て、感銘を受けたのでね

100歳を超えてもなお映画を作り続け、現役最高齢の監督として世界中で話題と尊敬を集めた、マノエル・ド・オリヴェイラ。「私はシネマトグラフの映画監督だ」「映画とは何か?それは幻影だ。」と語り、「シネマトグラフ」を発明したリュミエール兄弟や「映画の魔術師」ジョルジュ・メリエスなど最初期の映画との連なりを強く意識するオリヴェイラは、まさに映画史を体現する唯一無二の存在

観たのはこちら。

  • 「訪問、あるいは記憶、そして告白」

オリヴェイラ自身が暮らしたポルトの家、家族、そして自らの人生を辿る自伝的な作品。自らの死後に発表するように言付けられ、2015年にポルト、リスボン、カンヌ国際映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。

1982年/ポルトガル/68分/原題:Visita ou Memórias e Confissões

国内劇場初公開

観ての感想。個人的には感銘を受けたね、あの映画で紹介された家に約40年間住んだそうですが、非常に趣味の良い家と家具です。だけど、今の時代にはあまりにも広すぎて使い勝手が悪そうですね。オリヴェイラの哲学的な考え方も自身で話すので、後世の人たちにとっては非常によいことだね、監督業として。

著名な監督もこうゆう自伝的なフィルムを残せばいいのにね、プライベートは別か。

自分が驚いたのは、こんな本当に地味な映画なのに席がかなり埋まっていたこと(2割程度でも凄いことだと思います)

スペインの政治闘争は知っていましたが、隣国のポルトガルでも政治闘争はあったんだね、彼もゲシュタボに捉えられて投獄された体験を語っています。

もうオリヴェイラの作品を観ることはないと思うけれど、ヨーロッパの知識人、ここにあり。

観終われば、ここは渋谷。本日向かったのはこちらの表参道のラーメン屋「一蘭」。ここは少し穴場で行列が少ないのでね。12時ですが、ほぼ5分待ちで入店できました。

日本人の方が少ない不思議なラーメン屋さんですね、あのシステムが口コミや情報誌で有名なんだろうね、味は彼らには合わないと思うのですが。

それはさておき、自分の注文です。“ラーメン”と“替え玉”です。これで1,300円超え

お味はいつもの一蘭。ご馳走様でした。

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