2025年6月14日(土)
昨日の金曜日は劇場での映画のラインナップが更新されました、というわけで「午前十時の映画祭15」のこの大作を観いにったよ、日本橋のTOHOシネマズへ。
泣く子も黙る映画界の金字塔、
- 「風と共に去りぬ」(GONE WITH THE WIND)
自分は劇場で観るのは初めてですが、この映画を観たのは30年前かな、若いころね。
南北戦争直前のジョージア州アトランタを舞台に、上流階級の娘、スカーレット・オハラがたどる波乱万丈の人生を壮大なスケールで描いたスペクタクル・ロマン。ヴィヴィアン・リー演じる美しく情熱的なヒロインは、今も時代を超えて魅力的。アカデミー作品賞ほか全10部門に輝いたアメリカ映画史に名だたるテクニカラー超大作。
1861年。ジョージア州タラの大地主、オハラ家の長女スカーレット(ヴィヴィアン・リー)は、同じ大地主のウィルクス家で開かれる園遊会で、幼馴染みであるアシュリー(レスリー・ハワード)とその従妹メラニー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)の婚約が発表されると知り、内心穏やかでなかった。男たちの憧れの的であり、激しい気性と美しさを併せあわせ持つスカーレットは、自分がアシュリーと結ばれることを心に決めていたのだが―。
若い頃に観た感想と違うね、やっぱり年齢を重ねたということかな。
昔はヴィヴィアン・リーってなんて綺麗なんだろうと思いましたが、あんまりそう思えない自分。ストーリーも何か大雑把な土地に執着する大メロドラマなんだな、そんな率直な感想。
メラニーとスカーレットの対比でキリスト教の宗教臭さも感じるしね。
特に思ったのが、映像とストーリーがストレートすぎて、人物に必要な“妖しさ”がないんだね、(このあたり、アラビアのロレンスのピーター・オトゥールを意識しています)
アラビアのロレンスは今観ても話しの本質に普遍性があるものね。
昔は「風と共に去りぬ」はすごい映画だなとと思っていましたが、自分の進化か退化かはわかりませんでしたが、本質において少し冷めた味方が強いかな。登場人物のキャラクターに深さがないというか、如何にもアメリカンなストレート勝負でね。
映画の構成では、前半はスピーディーな展開で良し、後半は展開が遅く、そこが不満。
いろいろ批判じみたことを書きましたが、すばらしい映画には間違いありません、ぜひ大画面で。
観終わればいつもの「ますたにラーメン」へ。お店は違いますが、今週2回目。
本日はビールとラーメンです。すると定員さんから羞恥プレー炸裂のお言葉が、“今日はキムチチャーシュー頼まなくていいの” と、もう顔覚えられているのね、思わず赤面。
やっぱりラーメンは安定のお味、美味し。
ご馳走様でした。
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