ハン・ハリーリは数百年の歴史を誇るカイロ屈指の巨大な市場です。
現地ではカンーン・エル・カリーリと呼ばれるこの一帯は、かつて隊商宿が数多くあった場所です。14世紀後半にスルタンの側近エル・ハリーリという人物が建てた隊商宿を中心に発展した、カイロ屈指の巨大スークです。
地元客と観光客が入り乱れる、活気ある一大ショッピングゾーンです。
そんな中に、ノーベル賞作家も通ったという老舗カフェ「エルフィシャウィ」があります。物売りがひっきりなしに通る雑踏にあります。メイン通りから脇に入る小道にあります。
観光バスの観光客の乗り降り場の近くです。ちなみに、そのノーベル賞作家とはアラブ界初のノーベル文学賞を受賞したナギーブ・マフムーズです。
だけど、ガイド誌の写真とは違って、少し寂れ感はあるかな。実物はそんなにキラキラしていません。自分たちが支払ったときはミントティーが1杯15エジプトドル(約100円)だったかな。ガイド誌のるるぶにはもう少し安い値段と記載があったが、値上がりしたか、少しぼられたかのどちらか。赤シャツの人が店員です。
だけど、物売りがどんどん店内に入ってきますので、あんまり落ち着かない雰囲気かな。
引っ切りなしに、物を買え買えとうるさいです。
このスーク自体も同じような土産物を売っており、自分たちには魅力的に映る商品は置いてありません。まあ、このハン・ハリーリ、少し散策して雰囲気を感じればよいと感じた次第です。だけど、このスークでUberの待ち合わせをしたのですが、人が多すぎて、渋滞も激しく、ピックアップの場所も判りずらいので、結局数台逃して、何とかUberを捕まえることができたという体験をしました。
ショッピングと言えば、郊外型の巨大モールの「スターズ・センター」(Stars Center)にも行ってきました。地元では大人も子供もお喜びのショッピングパラダイスとのこと。
ホテルやレジデンス、オフィスビルが集まる複合施設シティ・スターズにある巨大モールです。カイロ中心地からは車で40分ぐらいです。カイロ空港の近くです。
このモールのメインエントランス横にはホテルのHoliday Innがあります。だから、帰りのUberを拾うのにも、このホテルのエントランスに来てもらえばよいので、移動が簡単だと思います。
モールもきれいでお店もたくさん入っています。レストランも多々あるので、エジプトでのおみやげやショッピングはこちらのモールでした方がよいのではと思った次第です。
そしてモール内のレストランでランチです。トルコ料理の専門店に行ってみました。お店の名前はそのものずばり「BOSPORUS」。極めて清潔でおいしいトルコ料理です。こちらでのランチ代は、577エジプトポンド(約3,800円)でした。
当然のことながら、アルコールはなしでした。カクテルもありましたが、すべてノンアルコールのカクテルでした。ランチはおいしいのに、ビールがないのは何とも残念ですね。