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  • モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!

    モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!

    2006年10月に初めてモンゴルのウランバートルを訪れた

    理由は外資の証券会社に勤める友人からモンゴルの株式市場といくつかの会社を見に行かないかということで、3名で行った。

    10月のモンゴルははや雪景色です。

    この雪の中を、モンゴルで唯一株式を上場(しかも上場直後)していた証券会社を訪問した。タクシーに連れていってもらったが、住所を教えてもなかなかたどりつけなかった思い出。要は建物がぼろくて、建物が小屋みたいなので、普通の人には判りづらかったという話し

    その証券会社が入っている建物が下記の写真です。その後、こんな会社になりました。使用前、使用後の写真です。

    ものすごいショボい建物でした。その証券会社の名前はBDSec(こちらの会社、2023年の今でも健在です、モンゴルでは大手証券会社会社訪問で対応してくれたのが、何と社長さん。

    モンゴル人で初めて会った人がこの人。まあ、何かの縁ということで、数か月前に株式公開したこの会社の株式を買いたいと申し出た。

    すぐにOKと相成った。即決ができたのは、社長の持ち株から分けてもらったからかな

    その場ですぐに口座開設して、株主となった。買った金額は10万円分

    この時の、この証券会社の時価総額は1億円だったと記憶している。

    それから2年後、何と資源ブームが来て、この会社の株式も買値から35倍まで行った

    ああ、100万円買っておけばよかった。後悔は後の祭り。

     

    それから、いくつかの上場株式を買ってみたが、まあまあかな。

    リーマンショックの時には、自分が持っていたモンゴルの銀行も倒産してしまったし

    また、自宅をさがしてみたら見つかったモンゴルの未公開会社に投資した株券。

    その当時、日本でもネット通信のADSLビジネスが活況を呈していた。

    モンゴルでもベンチャーとして「ヨコズナネット」というADSL会社ができるので投資しないかと証券会社から勧められた。名前の良さでモンゴルでもきっとADSLが普及すると確信し、300万円投資してみた。

    あの証券株の35倍の再来を夢見て。1億円はかたいと思っていた。

    その後、株主総会等の連絡が来ていたが、数年後、何も連絡が来なくなった

    ヨコズナから平幕へ転落どころではない。相撲取り人生をあきらめられたらしい。

    チーン。ご愁傷様でした。

    そもそもモンゴルの未公開株なんかに投資するのが間違いでした。

    また、この投資旅行では土地やマンションを購入しないかと薦められた物件もありました。

    その時、購入していれば少なくとも数倍にはなったと思います。売り時を間違えなければ。

    私が初めてウランバートルを訪れてから数年間が一番のゴールドラッシュの時だったと思います。その後、資源ブームの終焉、リーマンショックなども経て、遂に2017年、モンゴルはIMFへ支援要請となりました。こちらも、チーンですね。

    先日、新聞記事で読んだのですが、モンゴルの新空港も空港ターミナルはできているが、周辺道路完成の遅れなどで2年後の開港予定となったそうです。

    やっぱり、投資家に危険な香りをばらまいている極寒のモンゴルのウランバートルですね

    そう言えば、不祥事で破綻した不動産開発のスルガコーポレーションが開発中だったジャパンタウンを思い出しました。マンションを販売していたのでね。買っていれば、どうなったのだろうか。

    モンゴル株式投資の光と影、ゴールドラッシュか否かは人の見方次第だよ

    モンゴル株式投資 実践法、口座開設に現地に行く必要有り?



  • 中金持ちを目指す④ 保険は都民共済と不動産ローンの団体信用生命保険でよいのでは、死亡保険は必要?

    中金持ちを目指す④ 保険は都民共済と不動産ローンの団体信用生命保険でよいのでは、死亡保険は必要?

    みなさんはどんな保険にはいっていらっしゃるでしょうか。

    私も親が入ってくれた保険なども引き継いでいますが、今現在考えているのは、保険は2つでよいのではということです。

    つまり、病気になったり入院が必要な場合には、都民共済の保険(それも、入院保障型だけで十分)

    家族のための死亡保険は、不動産ローンや住宅ローンを組む時にほぼ100%の人が入るであろう団体信用生命保険」の2つだけです。

    何も、高い民間の保険や郵便保険に入る必要はないのではということです。

    不動産ローンや住宅ローンを借りるときには、原則として「団体信用生命保険」というものに加入します。一部例外はありますが、団体信用生命保険の加入率はほぼ100%に近い数字です。

    団体信用生命保険とは、ローンの借主が死亡したり、身体障害になったりして、ローンの支払いを行うことができない状態になった場合、そのローンの残額を肩代わりしてくれる保険です。

    つまり、借主が団体信用生命保険に加入していたら、借主が死亡した場合、その時点で残っている借入金はその保険金で支払われます。

    ただ、住宅ローンの場合は、自分が住んでいる自宅のローンがなくなるだけで、お金が入ってくるわけではないので、投資用の不動産ローンであれば、その返済のローンがなくなる、家賃分がまるまる手元に残ることになるので、できれば投資用の不動産ローンの方が死亡保険の代わりとしては良いとは、個人的にも思います。私は、現在は自分は賃貸に住み、投資用の不動産ローン(団体信用生命保険入り)のポジションを組んでいます

    ただ、最近はスルガ銀行の問題等もあり、不動産ローンについてはイメージはあまり良くはありませんが。

    また、前述の病気や入院時の保険としては、都民共済などの共済だけで十分かと思います。毎年、使われなかった掛け金が戻ってくる返戻金も20-30%程度ありますし、高額医療の場合は健康保険でカバーもしてくれるし(高額医療費制度)、自分の家族が病気になった今年、病気や入院の保険は共済だけで十分ということがよくわかりました。

    私の尊敬する故邱永漢先生が言われていた言葉があります。「どうして保険会社はあんなに大きくなったのか。それは皆さんの掛ける保険料が会社経費や支払われる死亡保険金よりも大きいからですよ」。けだし名言ですね。

    バフェットも保険会社投資は好きですよね、保険会社の待機キャッシュ狙いなのかな。

    よく考えないと保険貧乏になってしまう時代ですね。今も昔も同じか。