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  • トーキング・ヘッズの伝説のライブ「ストップ・メイキング・センス」を観たよ、ただ凄かった

    トーキング・ヘッズの伝説のライブ「ストップ・メイキング・センス」を観たよ、ただ凄かった

    2024年2月8日(木)

    本日はまずは映画のお話しから。観に行った映画はこちら。

    • 「ストップ・メイキング・センス」

    泣く子もだまるあのトーキングヘッズのライブを劇場で映画で今観れるなんて奇跡でしょ、生きててよかった。

    1980年代の音楽シーンに変革をもたらしたアメリカのロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年に行った伝説のライブを記録したドキュメンタリー

    キャリア絶頂期にいた彼らが全米ツアー中の83年12月にハリウッドのパンテージ・シアターで敢行したライブの模様を収録。バンドのフロントマンであるデビッド・バーンの躍動感あふれるパフォーマンスに、彼を象徴する衣装「ビッグ・スーツ」、エキセントリックなダンスとエキサイティングな演出による圧巻のステージを映し出す。

    後に「羊たちの沈黙」でアカデミー賞を受賞するジョナサン・デミが監督を務め、「ブレードランナー」のジョーダン・クローネンウェスが撮影を担当。2023年には、1992年から眠っていた本作のネガを基に、バンドメンバーのジェリー・ハリスン自らサウンド監修を手がけた4Kレストア版としてリマスターされた。

    1984年製作/89分

    1年前に観た現在のデビット・バーンの「アメリカン・ユートピア」も凄かったですが、こちらも若さゆえのパワーがみなぎり、“正にすごいものを観た”体験でした。

    ほぼ40年前のステージですが、全く古さを感じさせす、現在でもその最先端の音楽を聞いているようでした。唯一違ったのは、デビット・バーンが若すぎるところかな。

    こんなライブ、若いときに観ていたら、音楽人生変わるよね。自分はトーキング・ヘッズのライブ映像を初めて観たのですが、このバンドのスゴいところはリズム隊です。

    クリス・フランツ(ドラム)、ティナ・ウェイマス(ベース)の奏でるリズムが確固としているのであのグルーブが生まれるんだろうね。この二人は夫婦でもあり、あのトム・トム・クラブの中心人物なんだね。

    セットリストも捨て曲なしの、アフリカンビートとポリリズムでグイグイ来るよ。歌詞はよくわかならい歌詞ですが。まさに文學界のガルシア・マルケスの黒魔術にかかったようなステージです。客席も全員立ち上がって踊りまくっていますもんね。

    ステージもシンプルで大道具は使っていませんが、光の使い方とか小物の使い方がうますぎます、バーン自身がキャラ立ちですが。

    全ミュージシャン必観の映画だと思います。音楽が進歩していないのがわかります。今、東京ドームであのテイラー・スウィフトが4日間連続のコンサートを開催していますが、観るならこっちだよね。

    終われば、日本橋の室町にある「ますたにラーメン」へ。あのグルーヴ感に浸りながらのビール、美味しです。ラーメンで締めれば、今日も最高さ!

    ロイ・ハーグローブのドキュメンタリー映画を観たよ、すごいトランペッターだったんだね

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  • 小津の「晩春」を映画館で初鑑賞、原節子の顔立ちは派手なんだね、ビックリ

    小津の「晩春」を映画館で初鑑賞、原節子の顔立ちは派手なんだね、ビックリ

    2023年12月12日(火)

    本日もまずは映画の話しから。数日前のブログで渋谷のル・シネマで小津安二郎を初めて観たという報告をしました。その時の映画は「早春」でした。今、渋谷のル・シネマでは“4Kデジタル修復版<小津安二郎:モダン・ストーリーズ>”という特集をやっており、今週木曜日までのかなり限定された企画なんですね、調べてわかったことですが。毎日2本ずつ、それぞれの作品が1回限りの上映です。そんな貴重な映画会なんですね。

    というわけで、本日ものこのこ渋谷に出かけたのでした。

    本日の上映は「晩春」です。主演は笠智衆と原節子ですね。親子を演じています。

    話しのすじはこんな感じ。

    妻を亡くして久しい大学教授の周吉は、27歳になっても未だに嫁に行こうとしない娘の紀子のことが心配でならない。周吉の妹まさが縁談を持ち込んでも、なかなか首を縦に振らない紀子。一方でまさは茶会で知り合った未亡人の秋子を周吉の再婚相手に薦めるが、常々男が後妻をもらうことに嫌悪感を抱いていた紀子の心は、そのことで揺れ始めていく。それを察知した周吉は、彼女と再婚すると紀子に告げた……。

    公開が1949年というのにまずビックリですね。自分にとっては原節子を映画の大スクリーンで観るのは初めてです。話しのすじはさておいて、原節子さんはかなり派手なお顔なんですね。自分としてはしっとりとした姿かたちの女優さんと思っていましたので、そのギャップが激しすぎたのが驚きでした。

    やっぱり笠智衆は戦後を代表する大俳優だね。三船とは正反対でね。あの独特の間のとり方は特筆もの。小津も風景を切り取る絵が本当にいいよね、センスの良さがでています。あの能を観ている時の2人のシーン、一服の絵のようです。すばらしいと思いました。

    杉村春子の役は、あんなおばさん、昔はよくいたよね。

    そして本日も映画館の入りは上々でした、こんなにお客さんが入っている映画館は久しぶりに観るよね。終われば、多数の拍手だもんね。

    小津さん自体の問題ではありませんが、この小津テイストを現代まで引きずっている日本映画の方が問題だと思うんだな。まったく進歩していないと思います。

    終われば、12時30分です。昨日は「喜楽」にいったので、今日は渋谷では「桂花ラーメン」にしようと。今日は券売機の前に行列はありません。

    まずは定番の瓶ビールと茎わかめです。もうお店の方が覚えていて、食券を購入する前から席の前にビールがあるという羞恥プレー炸裂です。

    ビールが五臓六腑に染み渡ります。(大げさな表現だね)

    ビールを飲み終えれば、桂花ラーメンです。今日も大変充実な1日でした。

    阪妻版と三船版の「無法松の一生」を劇場で観たよ、阪東妻三郎を初めて観たが、迫力あるね、あの故田村正和のお父さんだものね



  • 東京ステーションギャラリーで開催中の佐伯祐三展に行ったよ、驚いたのは絵よりその人出の多さ、シニアは絵画がブームなのかね

    東京ステーションギャラリーで開催中の佐伯祐三展に行ったよ、驚いたのは絵よりその人出の多さ、シニアは絵画がブームなのかね

    今日は絵画展のお話しです。自分も小学校以来、お絵書きから離れていたのですが、現在絵画の教室に毎週行っているので、絵の勉強の一貫として絵画展に足を運ぶことも多いのです。

    そして、先日伺ったのが「佐伯祐三~自画像としての風景」at 東京ステーションギャラリーです。この東京ステーションギャラリーには初めて伺ったのですが、東京駅の中にあるのね。ビックリしました。東京駅の丸の内側だね。会場は東京駅の古いレンガ造りで非常に趣のある会場です。

    自分はこの佐伯祐三という画家は初めて知ったのです。こんな感じの人なのね。

    街に生きた伝説の洋画家 佐伯祐三

    およそ100年前、「大阪」「東京」「パリ」の3つの街に生き、短くも鮮烈な生涯を終えた画家、佐伯祐三(1898-1928)。1924年に初めてパリに渡ってからわずか4年余りの本格的画業の中で、都市の風景を題材とする独自の様式に達しました。特に、一時帰国を挟んだ後の2回目の滞仏期に到達した、繊細で踊るような線描による一連のパリ風景は、画家の代名詞とされ、その比類ない個性は今でも多くの人を魅了し続けています。私たちは、佐伯の絵画に向き合う時、風景に対峙する画家の眼、筆を走らせる画家の身体を強く想起させられます。そして、描かれた街並の中に、画家の内面や深い精神性を感じ取ります。それゆえ作品はしばしば、画家自身を映したもの―自画像にたとえられます。

    本展では、佐伯が描いた「大阪」「東京」「パリ」の3つの街に注目し、画家が自らの表現を獲得する過程に迫ります。最大級の質と量を誇る大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションを中心に、画家の代表作が一堂に集結。展覧会初出品となる作品も出展されます。15年ぶりの回顧展となる本展は、佐伯芸術の魅力を再発見する機会となることでしょう。

    この絵画展では膨大な数の絵が出品されています。パリと日本の風景の絵が多いのですが、断然パリの風景の方がいいね。東京の新宿(彼が暮らしていたあたり)界隈の絵はとにかく風景に趣がないね。自分としてはパリの絵の中で気に入ったのも数枚ありました。

    ポスターなどに取り上げられているこの「郵便配達夫」もあったよ。

    驚いたのは絵画そのものより、その人の多さです。平日のお昼に伺ったのですが、展示室は多くのシニアで一杯なのです。ルーブルより人が多いよ。この佐伯祐三という人が有名なのか(繰り返しますが、自分は今まで知らなかった)、日本のシニア層で絵画鑑賞が爆発的に多くなっているか、度肝を抜く人の多さでした。展示室は芋の子を洗うように、大混雑です。

    ビックリするね、日本のシニア。それともすることがないので、大挙して押し寄せているのかな。

    ちなみに東京は4月2日までです。興味がある方はお早めに。

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  • そうだその手があったか、ミニマルで高級感のあるポケットサイズの手帳は「モレスキン」で決まりだね、来年の手帳はこれで

    そうだその手があったか、ミニマルで高級感のあるポケットサイズの手帳は「モレスキン」で決まりだね、来年の手帳はこれで

    はや10月中旬です。2022年もあと2ケ月半です。時の過ぎるのは早いですね。世の中は全国旅行支援一色ですが、本日は違う話題を。

    この季節になると考えなければいけないのが、来年度の手帳をどうするかです。今まではずっとバイブル型の厚い手帳を持ち、毎年リフィルを交換して使用していたのです。

    だけど、カバンを毎日持つ日常生活から離れると、バイブルサイズの手帳はでかすぎて、重すぎるのです。やっぱりポケットに気軽に入れられるサイズの手帳がいいね。それも高級感がある方がよいね。家人は手帳については“手帳は高橋”と言っているのですが。自分的には絶対に許せません。

    そんな時に、「InterFM897」でお昼の11時から13時までの2時間ほど、ロバート・ハリスさんがナビゲーターされている「Otona no Radio Alexandria」という番組を聞いていると「モレスキン」の手帳の話しがあったのです。このモレスキンのハードカバーのポケットサイズの手帳をハリスさん自身も長年愛用しているという話しなのです。

    モレスキンはこんな歴史を持っているのです。

    伝説的ノートブック

    何年も前、この素晴らしい伝説的ノートブックである、1冊の黒いポケットサイズのノートから全てが始まりました。

    Moleskine®は2世紀の間、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャットウィンなどの、芸術家や思想家に愛されてきた伝説的ノートブックの相続人であり継承者です。

    丸い角を持つ黒のシンプルな長方形、ノートを束ねるゴムバンド、そして内側のマチ付きポケット。 無名だけれどもそれだけで完成された品は、小さなフランスの製本業者によって1世紀以上もの間作られ、世界中の革命的芸術家や作家が訪れて購入した、パリの文房具店に納品されていました。 旅のお供にぴったりな大きさの頼れる存在。 このノートブックは、有名な絵画や人気小説が世に出る前の貴重なスケッチ、走り書き、ストーリーやアイディアを記録してきたのです。

    そして、このポケットサイズのハードカバーには手帳(ダイアリー)もあるのですね。自分的にはそうだ、この手があったのかと思った次第です。これなら服のポケットに入るし、ゴムバンドにペンを挟めば理想の手帳ではないかと。もちろん高級感というか、スノッブ感もあるしね。

    だけど、値段はお高めです。自分は実店舗で商品を確認してネットで注文しました。表紙には自分の名前を入れてもらってね

    やっぱり時代は限りなくミニマルなのかな。よい買い物ができました。モレスキンのポケットダイアリーお薦めです。時代はいつのまにか予定をたくさん詰め込むほうがダサイ時代になったのです。

     

  • 向田邦子への賛辞。あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です

    向田邦子への賛辞。あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です

    自分のブログでは何回かあの向田邦子さんのことについて書いています。例えば、「あうん」など。年代もずれるので直接的な接点はないのですが、接点と言えば向田邦子さんが購入され最後まで住まわれていたか表参道の交差点の「青山第一マンション」の徒歩1分のところに自分も数年前まで住んでいたところかな?

    そんなどうでもいいところは別にして、2021年7月18日の日本経済新聞の日曜版に向田邦子さんの特集に目が留まるのは条件反射的だったのです。

    タイトルは、“向田邦子「伝説」の誕生と展開”です。副題は、“あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です”なのです。実に刺激的な副題です。

    1. 僧敲月下門
    2. マミオ
    3. 人参のピリ煮
    4. 「映画ストーリー」
    5. 鹿児島市立山下小学校

    いきなり判じ物みたいに並べてみたが、おわかりだろうか。ピンときん読者も少なくないはずである。今年で没後40年。脚本家として多彩なドラマを送り出し、直木賞作家でもあった向田邦子をめぐるキーワードだ。

    1. 自宅マンションの玄関にあった中川一政の書。
    2. 飼っていたシャム猫の名だ。
    3. 妹の向田和子さんが営んでいた「ままや」の人気メニュー
    4. 雄鶏社の雑誌で、かつて邦子はその編集部にいた。
    5. 戦前、父親の転勤にともなって通った母校である。

    (中略)

    作品だけでなく、ライフスタイルやエピソードがここまで愛され続ける作家はまずいない。ほとんど「伝説」である。

    (中略)

    都心にひとり暮らす、仕事を持った女性。趣味の良い家具や器に囲まれ、手っ取り早く料理で客をもてなす。さりげなくオトナなので。「そうゆう生き方の方が読者に絶対受けると思っていました。時代とシンクロしていましたから」と柿内さん(マガジンハウスの元編集者で、邦子と親交のあった柿内さん)は言う。

    (中略)

    これだけ時が流れたのに多くのファンが「向田さん」と呼ぶ。この作家の現代性がそうさせるのである。

    (中略)

    それにしても、邦子は不世出の文章家であった。見事に引き締まったエッセーなどを読み返すたびに「昭和のホンモノ」の練度を痛感する。その自在な暮らしぶりの裏側には、仕事にかけるどれだけの苦心があったことか。

    (中略)

    人参のピリ煮はなんとか再現できても、言葉を紡ぐ力は、とうてい凡人の追随を許さないのである。

    自分の向田邦子さんに対するイメージは、やっぱり映画の「あうん」なんだな。初めてこの映画を見た時に、よい映画とは思いましたが、男女の機敏さをわかるには歳が若すぎたのか、成熟していなかったんだと思います。そもそも“あうん”という言葉の深い意味さえ分かっていなかったのですから。

    社前にある、こま犬。左が阿「あ」右が吽「うん」。意気が合う

    それを思うと、そんなおとなの男女の心の動きを書けるのは、やはりオトナだったのかな、向田さん。

    やっぱり惜しい人をなくしましたね。



  • キャピトルホテル 東急のオリガミであの伝説の排骨拉麺(パーコー麺)を食す

    キャピトルホテル 東急のオリガミであの伝説の排骨拉麺(パーコー麺)を食す

    そして、毎週土曜日がやってくるのです。

    自分がよく通うお店、日本一の街中華の「味芳斉 支店」、にっぽんの洋食の「津つ井」、表参道のとんかつ屋さんの「まい泉」と、全店、新型コロナウイルスで休業に入ってしまったのです。全店、討ち死にの状態になってしまいました。

    このままでは自分も討ち死にしてしまいそうです

    こんな状態の時は、ホテルしかないな。

    ホテルと言えば、永田町にある「ザ・キャピトルホテル 東急」のオールデイダイニングのオリガミ(Origami)です。

    そして、19時予約をして出かけたのでした。

    やはり、土曜日のホテルのレストランと言えども、お客さんは少ないですね。

    そして、テーブルを少し間引いて、テーブル間の距離をとっているようです。

    今日はいつも食べるプリフィックスコースではなく、単品であの食べ物を注文してみたのです。

    それは、排骨拉麺(パーコー麺)です。なんと、税とサービス料込みで3,146円するのです。恐るべしパーコー麺です。

    そして、このパーコー麺にはこんな歴史があるのです。

    ザ・キャピトルホテル 東急の前身、東京ヒルトンホテルの総支配人リチャード・ハンデルが日本で人気があるメニューをゲストに発信したいと考案されました。

    パーコーは国産豚ロースを2時間半秘伝のタレにつけ2度揚げすることで、外はさっくり、中はジューシーに仕上げています

    スープは鶏と豚のガラで約4時間かけて煮込んだものにオリジナルのタレを加え、麺はお箸に慣れていない外国の方が時間をかけて召しあがっても大丈夫なよう伸びにくい工夫がされています。

    白ネギ、万能ネギ、ラー油、七味唐辛子をお好みでトッピングし、一度に色々な味わいを楽しめる時代を超え愛されるメニューです。

    そして、連れは、「アメリカンクラブサンドウィッチ」と「マリネサーモン、グリエールチーズ、レタス、トマト、アボガトのライブレッドサンドウィッチ」にしたようです。

    飲み物は、いつもきまって頼むワインが3杯で3,000円というセットメニューにします。

    シャンパン、白ワイン、赤ワインを1杯づついただいたのです。そして、今回、白ワインのリストの中にカプコンの藤本憲三会長のワインがあったのでした。

    藤本さんがカリフォルニアのナパで生産されているワインですね。

    白ワインはケンゾー エステイトにしてみました。飲んだ感想は、果樹みがたっぶりあり、あまりアルコール臭のない、濃厚な白ワインでした。ワインの名前は忘れたのでした。350mlの小さな瓶だったのが、印象的でした。

    次に伺う時も、白ワインはこれにしようと思った次第です。気に入りました。

    そして、まったりワインを楽しんでいると、頃合いを見計らって、パーコー麺がサーブされたのです。薬味もふんだんにあります

    スープは本当に澄んだ綺麗なスープです。2年ぶりぐらいに食べる、オリガミのパーコー麺です。パーコーも上品です。素直にうまいです。

    パーコー麺がこんな上等でいいのか、という疑問が頭をよぎります

    下世話な話しですが、この排骨拉麺(パーコー麺)の単体でのお値段は、3,542円です。目が飛び出ますね

    だけど、自分の感想は麺がもう少し中華麺ぽい方が好きなんだな。

    ザ・キャピトルホテル 東急の近くには志那麺の「はしご」さんがあります。首相官邸の前です。そこの、排骨だんだん麺の方が好きなんだな。あの辛さと排骨のからみ具合が最高なのです。下品さがたまらないね

    こんな厳しい時でも営業されているホテルの方には頭が下がります。

    そして、忘れてはならないのが、東急の株主優待券です。これで、飲食代が10%割引になります。これ、必携ですね。そして、先日届いた「Kyash Card」ですが、ちなみに利用できませんでした。備忘録として。

    久しぶりに食べたオリガミの排骨拉麺(パーコー麺)、次はいつ食べれるかな。

    ご馳走様でした。



  • カルロス・クライバー指揮のベートーヴェンの交響曲4番と7番はすごいよ、クライバーが火を吹いたぞ

    カルロス・クライバー指揮のベートーヴェンの交響曲4番と7番はすごいよ、クライバーが火を吹いたぞ

    先日、J-WAVEからカルロス・クライバーが指揮する「ベートーヴェン交響曲 第7番」の第4楽章がラジオから流れてきた。

    改めて良い指揮だと思った次第です。そりゃあ、カルロス・クライバーだもの。

    自分が保有しているCDの中で、若い頃のLP時代にも購入したのが、カルロス・クライバー指揮の名盤中の名盤の誉れが高い「ベートーヴェン交響曲 第4番」(バイエルン国立管弦楽団 )です。

    そして、全LPを売却した後も、CDとして買い戻したのが、同版だけかな。

    このカルロス・クライバーの第4番のLPを初めて聞いたのが、大学生の頃です。

    初めて聴いたときは、すごいものを聞いたと思った。これ、もうロックンロールじゃないの、と思った次第。下手なロックより、クラシックがロックンロールしています。

    当時のLPの帯のタイトルにも、確か、「クライバーが火を吹いた」云々の表現があったと思うが。

    当時、ヒットしていたブルース・スプリングスティーンの「Born to Run」と同じくらい、ロックしていると思った次第です。

    それをきっかけに、カルロス・クライバーのCDやDVDはすべて購入してきたつもり。

    やっぱり、この人の指揮は流麗でエレガントだと思う。そして、オーケストラの音に艶を出す指揮をすると思います。疾走感もたまらないですね。

    そして、クライバーの指揮で頂点に立つのが、ベートーヴェンの「交響曲 4番」と「交響曲 7番」だと思う

    この演奏を聴くと、カラヤンでも誰でもこの楽曲に関してはかなわないと思う。

    「交響曲 4番」の方はライブ録音ですが、多少のオーケストラのミスなどはどうでもいいようなライブ感で疾走していきます。

    そして、今回は定番のスタジオ録音の「交響曲7番」は保有していたのですが、ライブ盤もあることを知り、アマゾンでポチッしました。

    YOUTUBEにはカルロス・クライバーが来日した時に、人見記念講堂で指揮したベートーヴェンの第7番の第4楽章の映像が見られるのですね。

    やっぱり、エレガントで踊るようなカリスマ的な指揮が見られます。

    自分の人生で、来日したアーティストでそのライブを見ておけばよかったと思える人は2人だけです。ボブ・マーリーとカルロス・クライバーだけかな。

    ボブ・マーリーは渋谷の渋谷公会堂で見たかったな。残念。

    クライバーは若い頃はチケットが高すぎて、おそらく行けなかったかな。

    だけど、話はまたベートヴェンの赤いジャケットの「交響曲第4番」のCDに戻ります。

    第4楽章が終わった後の少し間のある空白の時間がおもしろいですね。

    聴衆の皆さん、ものすごい演奏を見てしまったと、終わったあと、言葉が出なかったのですね。間がかなり空いてからから、万雷の拍手とブラボーの声が収録されています。

    ベルリンフィルの常任指揮者のカラヤンの後任は、カラヤンがカルロス・クライバーを指名したという話がありますが、クライバーはベルリンフィルでもウィーンフィルでも、クライバーが振ればクライバーの音になるから、あまり関係ないのかな、とは思います。

    しかし、自分の中ではクラッシックでは最高の指揮者はカルロス・クライバーで決まりです。キッパリ。

    追悼 エンリオ・モリコーネさん91歳で死去。20世紀後半の一番偉大な作曲家を失くしました





  • キャピトルホテル 東急の「星ヶ岡」はメニューにあるものが何でも注文できる、高級中華料理のブュッフェだよ

    キャピトルホテル 東急の「星ヶ岡」はメニューにあるものが何でも注文できる、高級中華料理のブュッフェだよ

    土曜日の夕食は、先日入会した「三井住友ビジネスカード for Owners」の利用特典によるVISAギフトカード(8,000円分)が手元に届いたので、それを利用するために、ホテルで食事をするのが一番と思い、ザ・キャピトルホテル 東急の中国料理「星ヶ岡」を予約した次第。

    いわゆる高級ホテルの高級中華レストランです。

    いつもの「Origami」の方が無難かとは思ったが、今回は初めて訪問する「星ケ岡」をチョイスした次第。一度は経験しないと何も言えないので。

    そして、 キャピトルホテル 東急でのレストラン利用であれば是非利用しなければならないものがある。

    • 東急電鉄の優待券(飲食代金が10%割引、但し5,000円以上の会計が必要)
    • 東急ホテルのコンフォートメンバーカード

    コンフォートメンバーズ会員は、宿泊やレストラン、バーの利用料金100円に付き、5ポイントが貯まります。ポイント還元率で見ると5%と魅力的です。そして、貯まったポイントは、1ポイント=1円として、ホテルでのレストラン支払にも使えます

    そして、今回は机の中を探ってみると、キャピトルホテル東急で使える「ドリンク券」が出てきました。食事を注文する方に1人1杯のドリンクがサーブされます。ラッキー!

    土曜日の7時30分に訪問。「星ケ岡」はほぼ満席です。

    まずは、メニューです。メニューを見ているとウエイターと方と話す機会がありました。こちらの星ケ岡では多くの人がブュッフェを選択されるとのこと。確か1人11,000円だったと思います。

    理由はコスパがよいから。何故なら、メニューにある料理をどれでも注文できるシステムだからそうです。但し、ふかひれの姿煮だけは例外で一人1枚しか注文できません。このシステム、名付けて「オーダー式バイキング」と言うそうです。

    このブュッフェがあるので、ディナーが1部と2部に分けられているのですね。1部と2部とも2時間制です。

    あとは、ツバメの巣でもあわびでも、蟹や北京ダックでも一品料理が頼み放題とのことです。

    自分たちはそんなにお腹がへってもいないので、おとなしくアラカルトで注文です。

    • 蒸し鶏の葱ソース掛け
    • 黒酢の酢豚
    • 肉まんじゅう
    • 青椒肉絲
    • なすと挽肉の味噌炒め
    • 五目チャーハン
    • デザート

    この中で一番おいしかったのは、蒸し鶏の葱ソースの一品かな。黒酢の酢豚と青椒肉絲は定番中の定番ですので、他店との比較をする上で注文した次第。自分は、中国飯店の方がおいしいと思う。キッパリ。

    なすと挽肉の味噌炒めは、味が少しくどすぎると思った。五目チャーハンはパラパラチャーハンでおいしい一品でした。そして、なにげにチャーハンにスープとザーサイを添えてくれるのはポイント高いですね。

    これで、芋焼酎のお湯割りも注文して、クーポンの10%引きで16,000円でした。

    そして、VISAギフト券も利用して、実際に支払ったお金は8,000円です。

    そして、料理の写真で量が少ないのは、ウェイターの方がすべて3名に取り分けてくれたものだからです。

    また、麺メニューのところに見つけました。パーコーメン(星ヶ岡スタイル)。確認したところ、「ORIGAMI」のパーコーメンとは少し違うそうです。いつかの機会に、「星ケ岡」のパーコーメンも実食したいところですね。

    このキャピトルホテル 東急の中国料理「星ヶ岡」はお腹を十分に空かして、ブュッフェを注文するのが一番良い使い方かな、と思った次第です。なんたって、メニューにあるもの何でも頼んでよいとは、いやはや太っ腹ですね。

    この「オーダー式バイキング」、考えてみればすごいシステムだな、挑戦しがいがあるというものです。

    キャピトルホテル 東急のオリガミであの伝説の排骨拉麺(パーコー麺)を食す





  • カイロの有名スーク、ハンハリーリは眺めるだけでよい、買い物は郊外のモールのスターズセンターがGood

    カイロの有名スーク、ハンハリーリは眺めるだけでよい、買い物は郊外のモールのスターズセンターがGood

    ハン・ハリーリは数百年の歴史を誇るカイロ屈指の巨大な市場です。

    現地ではカンーン・エル・カリーリと呼ばれるこの一帯は、かつて隊商宿が数多くあった場所です。14世紀後半にスルタンの側近エル・ハリーリという人物が建てた隊商宿を中心に発展した、カイロ屈指の巨大スークです。

    地元客と観光客が入り乱れる、活気ある一大ショッピングゾーンです。

    そんな中に、ノーベル賞作家も通ったという老舗カフェ「エルフィシャウィ」があります。物売りがひっきりなしに通る雑踏にあります。メイン通りから脇に入る小道にあります。

    観光バスの観光客の乗り降り場の近くです。ちなみに、そのノーベル賞作家とはアラブ界初のノーベル文学賞を受賞したナギーブ・マフムーズです。

    だけど、ガイド誌の写真とは違って、少し寂れ感はあるかな。実物はそんなにキラキラしていません。自分たちが支払ったときはミントティーが1杯15エジプトドル(約100円)だったかな。ガイド誌のるるぶにはもう少し安い値段と記載があったが、値上がりしたか、少しぼられたかのどちらか。赤シャツの人が店員です。

    だけど、物売りがどんどん店内に入ってきますので、あんまり落ち着かない雰囲気かな

    引っ切りなしに、物を買え買えとうるさいです。

    このスーク自体も同じような土産物を売っており、自分たちには魅力的に映る商品は置いてありません。まあ、このハン・ハリーリ、少し散策して雰囲気を感じればよいと感じた次第です。だけど、このスークでUberの待ち合わせをしたのですが、人が多すぎて、渋滞も激しく、ピックアップの場所も判りずらいので、結局数台逃して、何とかUberを捕まえることができたという体験をしました。

    ショッピングと言えば、郊外型の巨大モールの「スターズ・センター」(Stars Center)にも行ってきました。地元では大人も子供もお喜びのショッピングパラダイスとのこと

    ホテルやレジデンス、オフィスビルが集まる複合施設シティ・スターズにある巨大モールです。カイロ中心地からは車で40分ぐらいです。カイロ空港の近くです。

    このモールのメインエントランス横にはホテルのHoliday Innがあります。だから、帰りのUberを拾うのにも、このホテルのエントランスに来てもらえばよいので、移動が簡単だと思います。

    モールもきれいでお店もたくさん入っています。レストランも多々あるので、エジプトでのおみやげやショッピングはこちらのモールでした方がよいのではと思った次第です。

    そしてモール内のレストランでランチです。トルコ料理の専門店に行ってみました。お店の名前はそのものずばり「BOSPORUS」。極めて清潔でおいしいトルコ料理です。こちらでのランチ代は、577エジプトポンド(約3,800円)でした。

    当然のことながら、アルコールはなしでした。カクテルもありましたが、すべてノンアルコールのカクテルでした。ランチはおいしいのに、ビールがないのは何とも残念ですね。