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  • キャグニー主演の「白熱」はピカレスク映画の大傑作、ぶったまげたよ

    キャグニー主演の「白熱」はピカレスク映画の大傑作、ぶったまげたよ

    2024年6月10日(月)

    はや週末です。1週間が経つのは早いね。 そして週末の過ごし方はほぼルーティーンです。DVDを土日に1本づつ視聴して、土曜日は外食に出かけます。

    今週観た映画はこちら。

    • 工作 黒金星(ブラックビーナス)と呼ばれた男
    • 白熱(原題: WHITE HEAT)

    「工作」はいわゆる韓国から北朝鮮へ入るスパイものです。おそらく描かれているのはかなり事実でしょう。一番興味を持ったのが、金正日に面会する場面だね。おそらくあんな雰囲気の宮殿なんだろうね。端から見ると、北朝鮮のそんな光景がすべて滑稽に見えるよね。

    まあ当事者にしてみれば、すべてが死と裏腹なんだろうね。金正日と目を合わせるな、第2ボタンに視線をね。

    映画としてはどうなのかな、あんまり韓国人以外興味がわかないかな、そもそも金大中の立ち位置がわからないのでね。

    次に観た古い映画の「白熱」は傑作でした。製作は1949年だよ。ジェイムズ・ギャグニーは偉大なり、を再発見しました。

    話しはこんな感じ

    悪事なら何でもござれの偏執的かつマザコンの凶悪犯罪者コディ(ジェームズ・キャグニー)。警察はハンク(エドモンド・オブライエン)をスパイとして彼に接近させていく。一方コディの妻ヴェルナ(ヴァージニア・メイヨ)は手下のエド(スティーヴ・コクラン)と通じて夫を亡き者にしようと図るが…。
    ギャングスターとしての名声をも持つ名優J・キャグニーの戦後を代表するピカレスク映画の大傑作

    ここで彼は映画史上に残る極上のワルを嬉々として演じきっており、その非情さ壮絶さは暴力描写がまかり通る現代の映画でもお目にかかれないほど。名匠ラオール・ウォルシュ監督の演出はシンプルで力強く、過剰なお仕着せもない。現代のバイオレンス映画がもっとも回帰すべき点を如実に示す名作

    監督: ラウール・ウォルシュ

    1949年にこんな凝った映画を撮っていたんだね。ジェイムズ・ギャグニーとバージニア・メイヨ(妻役)の魅力爆発です。話しが凝っていすぎて、びっくりです。大傑作です。

    そして、土曜日の夕食です。本日は1週間前のバンコクを懐かしんで、タイ料理店へ。

    六本木の「ジャスミンタイ 六本木店 」(JASMINE THAI)へ。19時に3名で予約して訪問です。

    お店の雰囲気とメニューを見て、はずれのない典型的な高級タイ料理店ですね。タイ大使館御用達だもんね。注文したのは、

    • 豚肉と野菜のサラダ
    • プーニムパッポンカレー/蟹のカレー炒め
    • 空芯菜炒め
    • フレッシュマンゴと餅米添え

    パッポンカレーは上品な盛り付けで量は少なめかな。空芯菜炒めはさすがの上品さです。

    白ワインも頼んでご機嫌な土曜日の食事でした。3名で9,600円ほどのお勘定でした。

    ご馳走様でした。

    [バンコク旅行記2024-3]新記のローストダックは世界一、もう地上の天国だよ

     



  • 必見のドキュメンタリー映画、「ビヨンド・ユートピア 脱北」北朝鮮ものだよ

    必見のドキュメンタリー映画、「ビヨンド・ユートピア 脱北」北朝鮮ものだよ

    2024年1月14日(日)

    今日もまずは劇場映画の話しから。本日は予告編を劇場で観た時から是非観たいと思った作品なのでした。いわゆる北朝鮮からの脱北もののドキュメンタリーなのです。やっぱり怖いもの観たさだよね、地上の楽園をね(皮肉を込めてね)。

    お金をもらっても決して足を踏み入れたくない国だもんね。

    • ビヨンド・ユートピア 脱北

    映画はこんな感じです。

    脱北を試みる家族の死と隣り合わせの旅に密着したドキュメンタリー

    これまで1000人以上の脱北者を支援してきた韓国のキム・ソンウン牧師は、幼児2人と老婆を含む5人家族の脱北を手伝うことに。キム牧師による指揮の下、各地に身を潜める50人以上のブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す、移動距離1万2000キロメートルにもおよぶ決死の脱出作戦が展開される。

    撮影は制作陣のほか地下ネットワークの人々によって行われ、一部の詳細は関係者の安全のため伏せられている。世界に北朝鮮の実態と祖国への思いを伝え続ける脱北者の人権活動家イ・ヒョンソをはじめ、数多くの脱北者やその支援者たちも登場。「シティ・オブ・ジョイ 世界を変える真実の声」のマドレーヌ・ギャビンが監督を務めた。2023年サンダンス映画祭にてシークレット作品として上映され、USドキュメンタリー部門の観客賞を受賞。

    製作は2023年です。観ての感想。

    さすがに映像素材は乏しいながら、実に緊迫感ただよう映画でした。上映時間の115分は緊迫の中で過ぎます。知らない北朝鮮の逸話が脱北者からも聞けます。

    メインの話しは家族5名が北朝鮮から脱北し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して自主的にタイで警察に捕まり、韓国に行く家族ですね。タイに入国して初めて安心できるという国際情勢。そんな話し初めて知りました。この家族は非常に幸運な家族ですね。製作者側からも金銭の提供があったんだろうね。沢山のブローカーを使うのでね。

    ラオスについて一段落の時の、家族の興味深いコメント

    • (80歳のお婆ちゃん)外国はこんなに発展しているのに、そして金正恩も立派なのに、国(北朝鮮)が発展していないのは国民がダメなのか
    • (10歳くらい子供)金正恩を尊敬しています

    数カ月後、韓国に落ち着いて

    • (80歳のお婆ちゃん)金正恩の北朝鮮はダメなんだね
    • (家族の50代の父)この歳になって韓国を見て、自分の人生を無駄にしてしまった、もう取り返せないよ

    そりゃあ、世界最貧国のラオスを見ても何と豊かだと思うお婆ちゃんです。

    脱北者の話しと映像が記憶に残ります。

    • マスゲームの完璧を見る度に、過酷な膨大な練習に涙するしかない
    • 人間の人糞も農村の肥料、すべて溜めて運ぶ、人糞の出の悪い人は糾弾される

    まあ、すごい世界だね。タイトルも「ビヨンド・ユートピア」(皮肉なのかな)ではなくて、もう少し違う表現があるのでは。

    とにかく一見に値する映画です。

    終われば、日本橋に移動して京都ラーメンの「ますたに」へ。今週、2回目の訪問です。

    映画の余韻に浸りながら瓶ビールを1本。そして渾身のラーメンを1杯。

    今日も充実の一日でした。

    横田めぐみさんは武力で奪還するしかないね、あの国からは。精鋭の自衛隊は行くと思うのですが。岸田ではダメかな。

    赤坂の本格韓国料理「チョンギワ 本館」のフローズンマッコリは危険な飲み物、キムチの値段にビックリ

     



  • 赤坂の焼肉屋「草の家」はレトロな雰囲気、北朝鮮のお店に来たかと思ったよ

    赤坂の焼肉屋「草の家」はレトロな雰囲気、北朝鮮のお店に来たかと思ったよ

    先日、家族2名での夕食となったので、焼肉が食べたいと連れが言い出したので、まずは、赤坂の叙々苑を訪問した。予約なし。土曜日の19時頃。なんと、一杯で入れず。ええ、こんなことあるの。撃沈した。予約は必須のようです。

    焼肉の激戦区の赤坂ですが、赤坂サカスの近くに以前より多少気にはなっていた草の家」を思い出し、行くことにした。ビルの3階。1Fにヤマヤが入っているビル。老舗の焼肉屋。

    こちらは、叙々苑と違って、誰もいなかった。ドン引きしたが、勇気を振り絞って入店

    我々の後、数組が入ってきた。

    雰囲気はコリアン風なレトロな雰囲気と内装。注文したのは、

    • 厚切り特上ハラミ(本日のおすすめ)
    • 塩タン
    • カルビ
    • ホルモン
    • キムチ

    肉類は、どれも一皿1,200~1,500円。後から、カルビとミノを追加

    もちろん、和牛の高いお肉もメニューにはたんさんありますよ。

    ビールと500ミリリットルのマッコリを頼んで、お会計が13,000円程度。

    おいしかったのは、特上のハラミかな。あと、マッコリがこってりしておいしかった

    あと、塩タンと一緒に出てきたのが、塩昆布。この店はタンを焼いて、その上に、塩昆布を置いて食べるのを勧めているよう。これもおいしい。

    マネージャーに聞くと、この店はマッコリは上質なものを置いているとのこと。

    食事は全般的によいが、やはりおしゃれ感がないのが残念。家族で食事をする分にはよいが、接待やデートでは使うのが難しいかな。まあ食事だけを目当てに訪問するのはありかと思う。

    今日も妖しい光を放ちながら営業中の「中国茶房8」。北京ダックのテイクアウトを許して。家北京ダックが夢なんだけど