必見のドキュメンタリー映画、「ビヨンド・ユートピア 脱北」北朝鮮ものだよ

2024年1月14日(日)

今日もまずは劇場映画の話しから。本日は予告編を劇場で観た時から是非観たいと思った作品なのでした。いわゆる北朝鮮からの脱北もののドキュメンタリーなのです。やっぱり怖いもの観たさだよね、地上の楽園をね(皮肉を込めてね)。

お金をもらっても決して足を踏み入れたくない国だもんね。

  • ビヨンド・ユートピア 脱北

映画はこんな感じです。

脱北を試みる家族の死と隣り合わせの旅に密着したドキュメンタリー

これまで1000人以上の脱北者を支援してきた韓国のキム・ソンウン牧師は、幼児2人と老婆を含む5人家族の脱北を手伝うことに。キム牧師による指揮の下、各地に身を潜める50人以上のブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す、移動距離1万2000キロメートルにもおよぶ決死の脱出作戦が展開される。

撮影は制作陣のほか地下ネットワークの人々によって行われ、一部の詳細は関係者の安全のため伏せられている。世界に北朝鮮の実態と祖国への思いを伝え続ける脱北者の人権活動家イ・ヒョンソをはじめ、数多くの脱北者やその支援者たちも登場。「シティ・オブ・ジョイ 世界を変える真実の声」のマドレーヌ・ギャビンが監督を務めた。2023年サンダンス映画祭にてシークレット作品として上映され、USドキュメンタリー部門の観客賞を受賞。

製作は2023年です。観ての感想。

さすがに映像素材は乏しいながら、実に緊迫感ただよう映画でした。上映時間の115分は緊迫の中で過ぎます。知らない北朝鮮の逸話が脱北者からも聞けます。

メインの話しは家族5名が北朝鮮から脱北し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して自主的にタイで警察に捕まり、韓国に行く家族ですね。タイに入国して初めて安心できるという国際情勢。そんな話し初めて知りました。この家族は非常に幸運な家族ですね。製作者側からも金銭の提供があったんだろうね。沢山のブローカーを使うのでね。

ラオスについて一段落の時の、家族の興味深いコメント

  • (80歳のお婆ちゃん)外国はこんなに発展しているのに、そして金正恩も立派なのに、国(北朝鮮)が発展していないのは国民がダメなのか
  • (10歳くらい子供)金正恩を尊敬しています

数カ月後、韓国に落ち着いて

  • (80歳のお婆ちゃん)金正恩の北朝鮮はダメなんだね
  • (家族の50代の父)この歳になって韓国を見て、自分の人生を無駄にしてしまった、もう取り返せないよ

そりゃあ、世界最貧国のラオスを見ても何と豊かだと思うお婆ちゃんです。

脱北者の話しと映像が記憶に残ります。

  • マスゲームの完璧を見る度に、過酷な膨大な練習に涙するしかない
  • 人間の人糞も農村の肥料、すべて溜めて運ぶ、人糞の出の悪い人は糾弾される

まあ、すごい世界だね。タイトルも「ビヨンド・ユートピア」(皮肉なのかな)ではなくて、もう少し違う表現があるのでは。

とにかく一見に値する映画です。

終われば、日本橋に移動して京都ラーメンの「ますたに」へ。今週、2回目の訪問です。

映画の余韻に浸りながら瓶ビールを1本。そして渾身のラーメンを1杯。

今日も充実の一日でした。

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