投稿者: 管理人はだかず

  • 上野の国立西洋美術館で開催中の「キュビスム展」へ、ピカソとブラックだね

    上野の国立西洋美術館で開催中の「キュビスム展」へ、ピカソとブラックだね

    2023年10月4日(水)

    本日は秋にしては冷え込みも激しく、雨の一日です。ヘルシンキと同じような体感温度です。初めて長袖を着たよ。ところで本日の話しは、美術展です。雨の日は絵画です。

    先日から始まった興味深い美術展はこれです。上野まで意を決して行ってきました。何たって泣く子も黙る「キュビスム」だよ。

    • 展覧会名: パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
    • 会期: 2023年10月3日[火]~2024年1月28日[日]
    • 開館時間: 9:30 ~ 17:30(毎週金・土曜日は20:00まで)
    • 休館日 月曜日:
    • 会場: 国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)

    キュビスム・レボリューション——フランス・パリ発、世界を変えた美の革命

    20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出されたキュビスムは、西洋美術の歴史にかつてないほど大きな変革をもたらしました。その名称は、1908年にブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来します。伝統的な遠近法や陰影法による空間表現から脱却し、幾何学的な形によって画面を構成する試みは、絵画を現実の再現とみなすルネサンス以来の常識から画家たちを解放しました。キュビスムが開いた視覚表現の新たな可能性は、パリに集う若い芸術家たちに衝撃を与え、瞬く間に世界中に広まり、それ以後の芸術の多様な展開に決定的な影響を及ぼしています。

    この度、パリのポンピドゥーセンターからキュビスムの重要作品が多数来日し、そのうち50点以上が日本初出品です。主要作家約40人による絵画や彫刻を中心とした約140点を通して、20世紀美術の真の出発点となったキュビスムの豊かな展開とダイナミズムを紹介します。日本でキュビスムを正面から取り上げる展覧会はおよそ50年ぶりです。

    ちなみにチケット代は2,200円です。いいお値段するね。

    平日の12時に伺いましたが、込み具合はまあまあかな。そして入れば、最初からセザンヌ、ピカソ、ルソー、ゴーギャンが登場です。だから入り口付近は混み合っています

    自分的に気に入った作品はこの3点かな。これだけブラックの絵が揃っているのは初めて観ました。セザンヌとルソーはいいよね。

    • ジョルジュ・ブラック《大きな裸婦》 1907年冬-1908年6月
    • パブロ・ピカソ《女性の胸像》 1907年6-7月
    • ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年

    キュビズムの絵を描き始めた頃のピカソとブラックの絵は似ているよね。ピカソの「アビニヨンの娘たち」も1907年の作、結局これがキュビスムの代表作なのかな。だけどずっとキュビスム絵を見ていくとだんだん飽きてくるよね、構図や色使いが同じになっていくということで。

    だからピカソも次の段階に進んだんだね。ドローネーの「パリ市」は大作だね、よく日本に持ってきたね。非常に勉強になった今回のキュビスム展でした。思うにやっぱりルソーて不思議な神秘的な絵を書くね、ピカソはやっぱり見る目があったんだね、そりゃそうですね。

    会場を後にすれば、ランチです。上野まで来たならこれだよね。

    世界最強のロースカツ定食の上野の「とんかつ山家」(ヤマベ)でいただきます。行列もほどほどで助かりました。5分で入店です。まずはビールで喉の乾きを癒やします。

    今日のとんかつは少し豚肉のニオイがしたのが気になったのですが。失念して定食の写真を失念しました。

    ご馳走様でした。美とグルメ、最高の一日となりました。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰



  • 1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    2023年10月3日(火)

    フィンランドのヘルシンキから帰ってきて翌日のことです、丁度1週間前かな。

    帰ってきて翌日ですが、慌ただしく映画館に駆け込んだのです。何故なら、もうその日しかあのアバの「アバ ザ・ムービー」を1回限りしかやってないので、急遽参戦です。

    こんな感じの映画です。

    「アバ ザ・ムービー」は、「ショコラ」などで知られるスウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督が、ABBAのオーストラリアツアーを、一人のジャーナリストがインタビューのために追う設定で描いたセミドキュメンタリー。舞台上のABBAだけでなく舞台裏の彼らの素顔も捉えたカルト的な人気を誇る映画だ。

    今回のリマスター版公開は、ロンドンで驚異的な成功を収めたショー「ABBA Voyage」(現在、世界中の100万人以上のファンが鑑賞)の舞台裏や、ストックホルムのABBA The Museumの短編映像、映画館で身も心も踊りだすように楽しめるヒット曲のMV、1977年ツアーの超貴重映像など、多数の特別映像が世界中の映画館に同時上映される究極のファンイベントとなる。

    今回は北欧から帰ってきたばかりなので、感慨もひとしおです。自然の風景はフィンランドでそっくりです。

    1980年代に青春時代を送ったものとしては、当時、アバとQueenのファンはバカにされたものです。軽薄でミーハーな軽い音楽だとね。だけど、今に残ってビックネームはこの2つだよね。映画を観ながら思ったのは、歌詞も哲学的でない、曲もそんなにというアバが生き残ったかについて考えたんだね。ディスコ的にはビーズーズやアース・ウインド & ファイアーだよね、アースはミュージカル的だしね。でも何故、アバなのかです。やっぱり楽曲を大事にしたからかなと思うのです。映画でも感じたけど、アバの音楽を聞いた後の多幸感はあるよね。

    当時を同世代で生きたものとしては感慨もひとしおでした。

    そして、話しは突然変わり、先週土曜日の夕食です。実はSNSで知ったのですが、赤坂にある中華料理「たけくま」のオーナーが競争馬のオーナーの西山さんというのを初めて知ったのです。(古くはニシノフラワーね)

    その投稿者は「たけくま」の五目あんかけ焼きそばが絶品とのこと。となれば急行するしかありません。土曜日のよる7時に3名で予約なしで突撃です。運良くテーブル席が1つ空いていました。

    まずはサッポロの黒ラベルです。本日の注文です。

    • 豚肉ときくらげの玉子炒め(1,500円)
    • 茄子と挽肉の辛子煮込み(1,500円)
    • 小籠包(5個)
    • チャーシュー炒飯(1,300円)

    この中で少し不満なのは、茄子と挽肉の辛子煮込みはもっと茄子がクタクタになるまで煮込んだ方が美味しいと思うな、あの味芳斎のようにね。これだけ食べて、「五目あんかけ焼きそば」(1,350円)もまだいけるということになり、これも注文です。まあまあかな。

    本日はこんな感じで。

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ



  • 久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    2023年10月2日(月)

    本日は映画とせりカレー蕎麦のお話しです。

    その前に本日最初の一仕事は、あの狭い機械の中に入る苦行を行ったのでした。そうMRI検査です。心臓のMRI検査をしてこいとかかりつけ医よりの指令です。4年ぶりのMRIです。30分穴蔵に体を入れました。この苦行を乗り切る唯一の方法は目を絶対に開けないこと、これにつきます

    終われば日比谷のTOHOシネマズへ直行です。今日観たのはこれ「BAD LANS バッド・ランズ」です。これを観に行ったのは日経新聞の映画欄でかなり褒められていたからです。

    安藤サクラのキャラ立ちがすごいと。いわゆる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)ものです。全く眼中に入ってなかった映画です。結論から先に言うと、久々に日本映画で快作を観たね

    こんな感じの映画です。

    第151回直木賞を受賞した『破門』や、『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の重厚な傑作小説を、名匠・原田眞人監督が待望の映画化。監督の熱意が伝播し、歳月を懸け実現した本作の主演は、第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。日本映画界を牽引する両名が初タッグを組み、大胆かつ疾走感ある映像をスクリーンに焼き付ける

    そして、安藤サクラ演じる主人公ネリの弟・ジョー役には山田涼介。映画『燃えよ剣』以来の原田監督作品に出演し、気迫のこもった演技で新境地を魅せる。
    ネリの“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を映し出す安藤サクラと、ジョーの抱える異常な愛と衝動に狂う姿を表現した山田涼介の二人が魅せる化学反応。さらに犯罪組織や警察といった姉弟の周囲で蠢く登場人物に、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった多くの豪華俳優陣が脇を固め、名実ともに日本映画界の最前線を駆け抜ける傑作が誕生した

    西成の映像もおもしろいし、とにかく安藤サクラだね、いつも思うになんでこの人と思う女優さんですが、今回ははまっていました。今のふりこめ詐欺の分業体制(おそらく本当だろうね)はすごいよ、これを知るだけでも映画を見た価値はあるよ。

    最後の終わり方もナイスです、ここであの巫女の役割がわかるのね

    あの何とかコーポレーションの社長はちょっとどうかな、今どきあんなやついるのかな。

    だけどこれを監督・脚本・プロデュースした原田眞人は能力あるね。安藤サクラを主人公にしたのは眼力というものです。驚いたのはあの岡田准一があの端役で友情出演していたのね、すごいね、思わず目をこらしたもの。

    とにかく久々に観たね、日本映画の怪作を。

    そして終われば日比谷でランチです、10月の“せり”のシーズンに入ったのであそこに「せりカレー蕎麦」を食べに行こうかな。日比谷の蕎麦やと言えばこの「泰明庵」でしょう。

    昼間っから、身なりのいいジャケットを着た定年をかなり過ぎたおやじがくだを巻いています。昔の会社の悪口を言いながら。

    まずはサッポロの黒ラベルで安藤サクラの悪を流します。そして、「せりカレー蕎麦」です。もうせりの根っこは入っているよ。(せりの根っこが入るのは10月から3月のシーズンだけだよ)今日もご馳走様でした。楽しかった!

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画



  • [ヘルシンキ旅行記6]雑記編 ヘルシンキでは現金を全く使うことはない、VISAタッチだけ

    [ヘルシンキ旅行記6]雑記編 ヘルシンキでは現金を全く使うことはない、VISAタッチだけ

    2023年10月1日(日)

    先のヘルシンキ旅行については一通り書いたのですが、本日は雑記ということで回想したいと思います。

    まずはキャッシュについてです。お金は大事だよ。今回は手持ちにユーロの現金がない状態でヘルシンキ空港に到着したのです。そして、いつもどおり空港の現地ATMでキャッシングです。とりあえず30ユーロを引き出したのです。

    ここで少し気になったのは他の空港ならATMがたくさんあるはずなのですが、あまり見かけなかったんだね。この時点では気にならなかったのですが。

    そして、この話しの結論から。この3泊5日のヘルシンキ旅行で結果的にはキャッシュを一度も使わなかったのです。空港でおろした30ユーロがそのまま財布に残って帰ってきました

    何故かは、ここヘルシンキではすでにキャッシュを使わなくても暮らしていける社会です。あんまりチップを渡す文化でもないしね。自分はもっぱらVISAのタッチ決済一本でした。公共機関はすべて既にクレカで購入しているデイチケットで無双状態ですのでね。

    あと街の様子ですが、少し郊外の住宅はみな裕福そうな、そんな立派な邸宅がたくさんあります。皆、緑に包まれてね。豊かな国だと思いました。そんな住宅なのにみんな食にはこだわらないのかな。日本のような選択肢の多い飽食の国から見るとかなり食に関して多様性がないと思います。美味しいお寿司屋さんを出せばはやりそうです。

    あと交通機関ですが、ヘルシンキ市内は本当に公共交通機関がくまなくはりめぐらされています。電車、地下鉄、トラム、バスがきめ細かく配置されていますので、どこでも手軽に移動できます。大きな荷物を持っての移動以外はタクシーやウーバーの必要性は全く感じません。

    こんな公共交通機関が乗り放題になるデイチケットを滞在期間中分買っておけば都度の交通費の出費は全く必要ありません。自分は丸4日この公共交通を乗り倒しましたが、チケットの確認には一度も出会わなかったのですが。

    そしてヨーロッパにしては、浮浪者や物乞いのたぐいの人が極めて少ないと思ったね。

    ブランド品などを購入しようと計画している人には失望する街だよ、ハイブランドのお店はほとんど見かけませんでした。

    これでロシア上空が飛べるようになったら、一番近いヨーロッパですね、空港も小回りが効いて便利だし、街への交通のアクセスもいいしね。

    だけど現状のエコノミークラスでの14時間はやっぱりつらいね。

    だけどまた近々訪問しそうなヘルシンキ。

    というわけで1回目のヘルシンキ訪問のブログは本日で終了です。

    [ヘルシンキ旅行記2]ヘルシンキのヒルトン・カラスタヤトロッパは癒しのホテル



  • [搭乗記]ヘルシンキ-羽田 エコノミークラス JL048便 2023年9月(復路)

    [搭乗記]ヘルシンキ-羽田 エコノミークラス JL048便 2023年9月(復路)

    2023年9月に安い航空券が手に入り急遽ヘルシンキへ飛んだぼっち旅も最終日です。

    夕方のフライトなので、午前中はサクッと行けるテンペリアウキオ教会に行ってホテルに帰れば、そろそろ空港に向かう時間です。チェックアウト前にホテルでさくっとシャワーを浴び14時間の長旅のフライトに備えます。

    訳あって早めに空港に向かいます。(予約確認のためです)

    ヘルシンキ中央駅から電車で向かいます。空港までは40分弱かな。ヘルシンキ中央駅の出発プラットホームは都度変わるようですが、掲示板でチェックします。一番端の方のプラットホームが多いようです。10分間隔で運行されています

    早めに空港着です。ヘルシンキの空港は国際空港なのに小さくで便利だね。JALのカウンターはきっちりと出発の2時間40前に開くそうです。さすがに日系、このあたりはきっちりしています。だからあまり早く空港に行ってもダメですね。

    自分は無事チケットを入手できました。満席だったら弾かれる自分の予約なんでね。つなみにチェックインカウンターではプレミアムエコノミーへのアップグレードを330ユーロで募っていました

    することもないので制限エリア内のラウンジでくつろごうと思います。

    保安検査場を通るともう気持ちがゆるんで、ラウンジを探しますが、ここはまだEU内路線だということを忘れていました。そうだ、まだパスポートコントロールを通ってないんだ、だからラウンジも見つからないのね。

    国際線の制限エリアに入れば、まずはお土産屋をひやかします。自分はてっきりお土産用にサーモンやキャビア関係の現地ぽいお土産があるものと思っていましたが、皆無でした。ここでもマリメッコとイッタラです。お気をつけてください。

    そして、プライオリティ・パスで入室できる「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を目指します。受付で、プライオリティ・パスの資格で入室するか、JALステイタスで入室するか聞かれました。今回は訳あって「プライオリティ・パス」資格で入室です。ここはJAL兼用のラウンジでもあるので、この時間帯は日本人の方がたくさんいらっしゃいます。

    食事もこんな感じでお味の良い、日本人好みのものがありました。ただ、アルコール類はカウンターの人にその都度もらいに行かないといけないので、少し恥ずかしいね、回数が多いとね。外に出しておけばいいのに。

    こんな感じでまったりと1時間過ごさせていただきました。

    搭乗時は何とバス移動です。いわゆる沖止め。長距離の国際線で珍しいね。

    座席は中央通路側です。エコノミーくらいは7-8割の搭乗率かな。

    復路と同じ月なので映画も同じで少しつまらないね。

    1回目の食事はこんな感じで、牛肉のシチューとポテトをチョイスしました。まあこんなものかな。そして到着前の食事は今回はオムレツとソーセージです。往路の意識高い系よりこっちの方がいいよね。

    往路は北極上空を飛びましたが、復路は下に降りてこんな感じのルートをとるのね。だから時間かかるよね、14時間。

    そして無事、到着です。また次の旅行が待っています。

    [ヘルシンキ旅行記4]食事は不味くて高いが、お寿司の量り売りには驚いたよ



  • [ヘルシンキ旅行記5]市内観光では湾内クルーズがおすすめ、素敵な別荘が見られ圧巻

    [ヘルシンキ旅行記5]市内観光では湾内クルーズがおすすめ、素敵な別荘が見られ圧巻

    2023年9月28日(木)

    昨日は食についてブログを書きましたので、本日は観光のことを。今回はずっとヘルシンキ市内にいましたが、観光名所で訪れたのは下記の5箇所です。

    • クルーズ船で湾内1周 1時間30分
    • テンペリアウキオ教会 中央駅から徒歩15分
    • ヘルシンキ大聖堂 中央駅から徒歩10分
    • オールドマーケットホール見学
    • フィンランドを代表するアテネウム美術館(Ateneum)

    まずは一番楽しかったアクティビティはこれ

    〈クルーズ船で湾内1周〉

    当初はこのクルーズ観光に参加する予定はなかったのですが、やっぱり海上からヘルシンキを眺めてみたいなという欲望がムラムラと湧いてきたので。

    代表的なクルーズは2ルートあるようですが、今回は一番遠くまで出て湾内の島々を観ながら1周するというもの。

    • 料金 26ユーロ
    • 時間 1時間30分
    • 1日3回ほど出航 自分は14時30分の回に乗船

    2ルートあり、自分が参加したのは「Beatiful Canal Cruise」(赤ルート)

    これで何が面白かったかは、島や海岸際に大変美しい別荘などが点々とかなりあるということ。どれもすばらしくお金がある人は海辺の絶景に住むんだね、もちろん家の前にはボートが。船を通すために橋が跳ね上がります。運河の橋の下ギリギリで通過していきます。

    このハイソな風景、サンフランシスコのサウサリートみたいです。だけと、この時期、ルートトップに1時間もいるとかなり寒いです。船には毛布の用意もあります。飲食は高いよ。350mlのビールが1,000円するよ。

    これはおすすめです。次回は青ルートに乗りたいね。

    〈テンペリアウキオ教会〉

    最終日のフライト前に立ち寄りましたが、石をくり抜いてすごい空間の教会だね。こんなのは初めて観たよ。こればすばらしいと素直に思いました。入場料は5ユーロで市内中心部にありますので、サクッと立ち寄ります。必見

    〈ヘルシンキ大聖堂〉

    どのガイドブックにもヘルシンキの代表的な観光名所と記載されています。外観は白亜の建物で教会内部はかなり質素です。大聖堂前の市場がにぎわっていてこれが面白いかな

    〈オールドマーケットホール〉

    有名なマーケットで2列の両脇にお店が並んでいます。海鮮などの食料品系のお店やカフェや軽食をつまめるセンスのよいお店が並びます。自分はキャビアを試食した程度かな。港の中心にありますのでどうぞ。その港は「かもめ食堂」で“もたいまさこ”さんが立ってたとこだよ

    〈アテネウム美術館(Ateneum)〉

    滞在中1日ほど雨に降られた日があったので、中央駅前のこちらの美術館へ。フィンランドを代表する美術館とか。自分が知っている画家ではゴーギャンが1枚あったかな。だけどこんな感じで見ごたえのある絵が並んでいます。

    自分が観た限りでは、港の横にある茶色の変わった教会には次は行ってみたいと思いました。

    こんな感じですのでヘルシンキの旅は2泊でも十分楽しめると思います。ショッピングと言えば、独断と偏見で言えば、マリメッコと陶器のイッタラ/アラビアしかないものね。あとはショッピングの楽しみはないよ、キッパリ。

    帰りに空港でサーモンのお土産を買って帰ろうと思いましたが、そんなものはありませんでした。キャビアもね。

    [ヘルシンキ旅行記4]食事は不味くて高いが、お寿司の量り売りには驚いたよ





  • [ヘルシンキ旅行記4]食事は不味くて高いが、お寿司の量り売りには驚いたよ

    [ヘルシンキ旅行記4]食事は不味くて高いが、お寿司の量り売りには驚いたよ

    2023年9月27日(水)

    本日もヘルシンキの話しです。そして今日は食についてのお話しです。できるだけ皆さんに参考になるような情報をね。

    自分が海外に何十回も旅した中で、街のレストランに入らなかったのは今回が初めてだったのです。3泊5日という短い期間とぼっち旅というのも理由にはありますが、次の2つが大きいね。

    • 飯がまずい
    • 値段が高すぎ

    この2点に集約されます。これを各々説明していきます。

    〈飯がまずい〉

    これについては、外食をしていないのに何故そう思ったか。ヒルトンとホリディインの朝食を食べて確信したのです。ホディインが不味いのは判りますが、ヒルトンで不味いのはダメでしょう。その朝食が何故不味いか説明します。

    まず卵料理です。簡単につくれるスクランブルエッグですが、色も白っぽいし卵の本来の味がしません。北欧特有のミートボールですが固くて肉がジューシーではありません。(イケアのミートボールの方が断然においしい、キッパリ)

    唯一まあまあと思ったのが、ヒルトンでの生サーモンかな。(これ料理といえるのかな)

    そして、こうゆうシチュエーションは外国では多々あります。この場合は中華料理店に行けばまあまあ救われます。だけど、ヘルシンキの中華店はそんなに多くもないし、自分が入店に気後れしたのが、「中華風」と看板に書いてあるのです。この中華風とはなんぞや、腰がひけるね、自分は。

    〈値段が高すぎ〉

    もちろん円安の影響が大だとは思いますが、現地の食事インフレはすごいね。ランチでも外食は最低2,000円かかります。12ユーロ以下のお店はないね。港のそばのテントのお店でもね。これにビールでも飲もうなら、1人3,000円です。

    何故そう思ったかは、トムフォードのサングラスなどは日本と同じ価格だったのでね、食事系のインフレはすごいね。おそらく人件費も高騰しているよね。

    ヘルシンキのスーパーでそこら中にあるスーパー「K CityMarket」でも、パックに入ったサーモン中心の寿司が2,000円、おにぎりも2個入って「1,000円」します。今は何と北欧でも平気でおにぎりを売っています。そして、お寿司コーナーはいつも人がいますね。

    そんな状況で自分はどうしたか。

    今回は念のためにセブンイレブンのフリーズドライの「豚汁」3つとJALUXの「そばですかい」2つをバックパックに忍ばせていたのです。

    それとお寿司パックとクノールなどのスープを現地で購入し、食していました。スープにパンでもいいよね。

    だけど、この豚汁とそばですかいが一番美味しいよね。

    だけど、ヘルシンキの食で関心したことも書きますよ。ホリディイン前の「K CityMarket」の寿司売り場はすごかったよ。何とネタでの価格差はなく、重さでの量り売りです。

    要はこんな感じ。自分の好きなお寿司をアラカルトテーブルから取って容器に入れ、秤に乗せて精算ボタンを押せば、金額がプリントアウトしたシールが出てきて、レジで精算です。

    これは画期的だと思いました、すごいよフィンランド

    このお寿司は見た目通りパサパサしていなくて美味でした。パックで売っているのは美味しそうでないものね。うなぎもどきも美味でした、外国で食べることを思うとね。

    だけどよこにあった醤油の小皿も100円です。日本ではもちろん無料の代物、レジに持っていくのは控えました。

    やっぱり日本は食の天国だよね。いくら自然に癒やされると言っても、長期には住めないね、自炊は別だけどね。

    [ヘルシンキ旅行記1]到着ロビーを出ればラウンジ、横にはデイチケット販売のキオスクあり



  • [ヘルシンキ旅行記3]ホリデイ イン ウエスト・ルオホラハティは立地と自然が共存でおすすめ

    [ヘルシンキ旅行記3]ホリデイ イン ウエスト・ルオホラハティは立地と自然が共存でおすすめ

    2023年9月26日(火)

    話しは前後しますが、フィンランドはヘルシンキの3泊5日の旅からは昨日に帰ってきましたが、ヘルシンキの旅のブログは数話続きます。

    本日の話も昨日に続いてホテルの話しです。今回の3泊のうち1泊は昨日の郊外のヒルトン、2泊はよりヘルシンキの街の中央に近いHoliday Inn Helsinki – West Ruoholahti(ホリデイ イン ヘルシンキ ウエスト・ルオホラハティ)にしたのでした。口コミを見ると景色がすばらしい云々のコメントもあり、こちらもダイヤモンド会員であり、朝食も無料だしね。そして、宿泊料金も1泊85ユーロとヒルトンよりもお安いのでこちらに2泊です。

    こちらの最寄り駅はトラム8番線の「Kabelfabriken」から徒歩5分、地下鉄の「Ruoholahti」から徒歩6分ぐらいです。この地下鉄の駅はヘルシンキ中央駅から2駅目なので街に極めて近いことがわかってもらえると思います。

    そして、周辺環境はホテルの前の道を挟んで地下には巨大な食品スーパーがあります。24時間だったと思います。だから食べ物に困ることはありません。バーガーキングなどのお店もあります。ホテルは片面が建物が見える風景、もう一方が海と緑が見える側となります。海が見える側のお部屋の方が断然良いです。

    そして、自分は午後3時にチェックインです。最上階の9階の海側の905号室でした。アップグレードされています。ダイヤモンド特典のチョイスを聞かれて、迷わず朝食無料にしました。

    昨日の郊外のヒルトンと比較してラグジュアリー感はありませんが、こちらも清潔感と立地は申し分ありません。地下にはサウナがあるようです。プールはありません

    お部屋はこんな感じです。おそらく海側に面しているどの部屋も前の道路が前面に見えるはずです。その背後が海と森の緑が見える風景はきれいです。だけど道路がやっぱり邪魔なんだね。部屋はこんな感じで北欧調のインテリアでスマートです。テレビはCNNとNHKの国際放送はありません。

    そして、バスタブはありません。シャワーのみです。おそらく全室そうだと思います。自分にとっては全く問題なしです。そして、男性の方なら髭剃りもありません。(前泊のヒルトンでは歯磨きセットさえありませんでした)

    朝食ですが、こんなカジュアルなダイニングです。ヒルトンの方がシックだったな。

    食べ物は生サーモンがありませんでしたが、ハムや卵料理などの一般的な洋風ビュッフェです。ここでもあのミートボールがありますが、どうして美味しくないのかな。ヒルトンも同じだったのですが。肉がジューシーでないし、味もどうかな。

    まあ満足度は中ぐらいかな。

    立地(便利の方という意味)ではこのホリディイン、少し中心地から離れてもフィンランドらしい自然を味わいたいなら前泊したヒルトンかな。どちらも100ユーロ以下では優秀です。

    ホリディインは中央駅近くにホリディイン・シティセンターがありますがこちらの方は少しお高いようで。

    結論としては、こちらのホリデイ イン ヘルシンキ ウエスト・ルオホラハティもおすすめですよ。

    [ヘルシンキ旅行記1]到着ロビーを出ればラウンジ、横にはデイチケット販売のキオスクあり



  • [ヘルシンキ旅行記2]ヘルシンキのヒルトン・カラスタヤトロッパは癒しのホテル

    [ヘルシンキ旅行記2]ヘルシンキのヒルトン・カラスタヤトロッパは癒しのホテル

    2023年9月24日(日)

    本日はヘルシンキで宿泊したホテルの話しです。

    今回の旅はボッチ旅ですので、ホテルもコスパが求められます。そして当然にホテル修行のタスクも求められます。というわけで1泊目はヒルトン系をチョイスです。

    ちなみにヘルシンキのヒルトン系は以下の3つがあります。エアポートを除けば2択です。

    • Hilton Helsinki Strand(ヒルトン・ヘルシンキ・ストランド)
    • Hilton Helsinki Kalastajatorppa(ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパ)
    • Hilton Helsinki Airport

    ヒルトン・ストランドの方が街の中心地にあり、値段も当然高いです。というわけで今回選んだのが「ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパ」です。金曜日の1泊料金が95ユーロです。自分はダイヤモンドなので朝食が無料でお部屋のアップグレードもあればこの値段は優秀です。

    立地は本当にすばらしいです。ヘルシンキの街の中心地(中央駅周辺)から路面電車のトラムで25分ぐらい離れています。だけど、ホテルの前には大きな湖と緑に囲まれた高級住宅が並びます。

    ホテルから一番近い公共交通機関はトラムの4番線の「Bastuviksvagen」です。ホテルからは徒歩3分です。この4番線で市内の中心地まで1本で行けます。この路線のトラムの運行間隔は10分に1本ぐらいと思います。自分は何回も利用しましたが、10分も待ったことはありません。デイチケットがあれば完全無双です。

    周りにはスーパーなどのお店はありませんが、2駅先には大きいスーパーが2つほどあります。

    有名なAALTO邸(アアルト邸)は徒歩10分かな。自分は邸宅の前まで行ってみました。普通の高級邸宅です、外観はね。

    肝心のホテルです。15時前にチェックインです。お部屋もアップグレードされ、別棟の410号でした。(絶景のレストランがある同じフロア、4階が1階相当、眼前には湖があるため)湖に面している棟です。チェックインカウンターのあるメイン棟は湖には面していません。

    チェックイン時にはラウンジがないらしく、ポイントかワイン等の選択を提示され、自分はワインをチョイスです。こんな紙袋をいただきました。

    そしてお部屋はこんな感じ。景色が絶景すぎです。正にザ・フィンランドという景色です。

    ロビーには日本人のツアー客もいらっしゃましたよ。このホテルは日本人に喜ばれると思います。夕食は自分は外のスーパーで購入してきたお寿司とワインで堪能しました。

    朝食です。フィンランドらしいものは、生サーモンとミートボールぐらいかな。つなみにオムレツコーナーはなかったよ。紅茶のサービスが充実していたよね。この朝食ブュッフェが無料だなんて、何と素敵でしょうか。但し、お味はまあまかな。これでガチの朝食代はいくらするのかな。31ユーロ/人とのこと。(約5,000円、どう考えても信じられません)

    情報が少ないヘルシンキのホテル事情と思いますが、こちらのヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトロッパ、もちろん値段次第ですが100ユーロぐらいであれば、非常におすすめのホテルかと思います。フィンランドにいるのだなを体感できます。正しく癒しの空間のホテルです。

    シニアや女性の方には特におすすめですよ。

    [搭乗記]羽田-ヘルシンキ エコノミークラス JL047便 2023年9月(往路)



  • [ヘルシンキ旅行記1]到着ロビーを出ればラウンジ、横にはデイチケット販売のキオスクあり

    [ヘルシンキ旅行記1]到着ロビーを出ればラウンジ、横にはデイチケット販売のキオスクあり

    2023年9月23日(土)

    というわけで、フィンランドのヘルシンキ空港に早朝に到着です。時刻は朝6時30分。JAL便です。窓から見る外の景色からすると寒そうな感じです。

    空港はこじんまりとして非常に綺麗だね。だけど、到着の案内に従って歩く人が少ないね。皆んな乗り継ぎで次のヨーロッパの目的地に向かうのかな

    こんな時間に到着するエアラインも皆無の感じです。そのままパスポートコントロールに向かいます。入国審査場に行列もなければ、人がいません。待ち時間なしでそのまま入国審査ブースに行きます。審査官からはボッチ旅だったので、ビジネスではないのか、ミーティングもしないのかと聞かれましたが、1人で観光のために来たとキッパリです。

    そして、そのままバゲージクレイムに行っても荷物をピックアップする人が誰一人いません

    この同じ光景をコロナ全盛時のローマの空港で見たね。デジャブです。

    当然、到着ロビーに出てもプラカードを持って待つ人も1人いたかな程度。

    そして、何と到着ロビーを出た左側に「PLAZA PREMIUM LOUNGE」の文字が。カウンターのお兄さんにプライオリティ・パスは利用できるかと聞くとOKとのこと。時刻はまだ7時前ですので、こちらで軽食とコーヒーをいただくことにしたのでした。

    食事もこんな感じでかなりありのしたよ。そして卵料理も頼めばこんな感じで作ってくれます。これで本日どうするか作戦が練れますね。少なくとも飛行機の朝食よりはいいのかな。おいしいカプチーノも飲めるしね。そしてここでもお客は誰もいません。貸し切りのラウンジ初体験です。このヘルシンキ空港の到着ロビーのこのラウンジ情報は貴重だと思うのですが。

    まずは何はともあれヘルシンキの公共交通機関が乗り放題になる「デイチケット」の入手だね。到着ロビーのツーリストインフォメーションで購入できるとのこと。だけど、「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を出て横を見ると「R-kiosks」というキオスクがあるではありませんか。ここで購入すればいいのか。

    実に便利に出来ているね。到着ロビーを出てすぐに購入できるキオスクがあるという情報は皆無だったのですが。空港から市内に向かうABC路線をカバーする4日間のデイチケットは28.40ユーロ。(情報では30ユーロのはずだが)

    ヘルシンキはこのデイチケットがあれば本当に完全無敵の移動手段です。地下鉄・トラム・バス網が非常に便利に出来ているので、ウーバーやタクシーを利用する必要は全くなしです。どこに行くにもこのカードだけ

    そして、早速このデイチケットを利用して本日の宿泊ホテルの郊外のヒルトン・カラスタヤトロッパに向かいます。荷物を預けるためだけにね。市内中心部に向かうことなく、電車とバスで50分で到着です。

    皆の服装はもう秋もしくは早冬の装いだね。東京都とは大違い。

    [搭乗記]羽田-ヘルシンキ エコノミークラス JL047便 2023年9月(往路)



  • [搭乗記]羽田-ヘルシンキ エコノミークラス JL047便 2023年9月(往路)

    [搭乗記]羽田-ヘルシンキ エコノミークラス JL047便 2023年9月(往路)

    2023年9月22日(金)

    今、このブログはフィンランドのヘルシンキの1泊目のヒルトンホテルで書いています。

    何を思い立ったのか、安い航空券が手に入ったもので(JAL便使用制限)JAL直行便が飛んでいる都市、ヘルシンキに突然3泊5日の一人旅に飛び立ったのです。

    自分にとっては初めての北欧です。当然、ヘルシンキも初めてです。

    往路はこんな深夜便です。

    • 羽田(22:50)-ヘルシンキ(06:35+1)9/21/2023

    旅の始まりは今回は水天宮にあるTCATからのリムジンバスで羽田空港の第3ターミナルに行きます。何故に敢えてリムジンバスを利用するのか。念のためにクレジットカードの利用付帯のためなのです。これが証明書には一番良いと思ってね。

    水天宮の箱崎と言えば、山口は萩のソウルフードの「どんどん」があるではありませんか。日本離陸前の最後の食事が「どんどん」の肉うどん、たまりません。この気持ち分かってくれるかね。

    TCATから羽田はすぐだね、体感30分ぐらいの乗車時間です。これは超便利。

    約1年ぶりの羽田の第3ターミナル。そして本当に久しぶりのJAL便です。ここ10年は青組さんだったのでね。

    もうチェックインカウンターも変わっているね。基本、エコノミーなどは自動チェックインです。カウンターが並んでチェックインする光景はもうないのね。だけど、自分は訳あって対人カウンターでチェックインです。通路側の席を確保です。

    そして本日は大人の事情でJGCなのですがサクラウンジは使えないのです。涙

    初めてですが、カードラウンジを目指します。TIAT/SKY LOUNGです。夜の9時頃です。すごいことになっています。入室までに行列に並んで、15分待ったかな。中は素朴だね。有料でこんな食事やビールも飲めるのね。勉強になりました。

    室内はゆったりとした優雅な雰囲気はないのが残念。

    そして、10時30分に搭乗です。エコノミークラスは8割ぐらいかな。

    自分は中央4列席の通路側、横2列は空席でまさしくラッキーです。快適な13時間45分の空の旅を過ごせそうです。

    離陸して2時間すればまず夕食です。豚の照り焼きかチキンの味噌のチョイスでしたが、自分は豚を選択です。メイン以外も和食ぽい機内食です。前菜はもう少しお肉系が欲しいかな。まあ、ワインをもらえばご機嫌になるのですが。ハーゲンダッツのアイスクリームがいいね。

    半ばでの間食はミルクティーパンが配られたよ。分かっていたけど、ロシア上空を避けて北極圏の上を飛んでいくのね。映画は「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を、もう筋なんか関係なく殺戮の映画だね。

    そして、到着2時間前の食事は「タニタカフェの“噛む”チキンと雑穀のショートパスタボウル」です。かなり意識高い系のメニューです。ここまでこだわらなくてもいいのに、素直にオムレツで十分と思いました。

    そして、無事到着です。初フィンランド、初ヘルシンキ上陸です。この後の続きは明日へ。

    [シチリア・ミラノ旅行記1]初エバー航空(BR95便)で台北・桃園経由でミラノへ。エコノミーのロングフライトはつらいね



  • 「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を観て、どうしてドア開けないのかな

    「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を観て、どうしてドア開けないのかな

    2023年9月20日(水)

    今日も映画の話しからです。明日夜便でフィンランドはヘルシンキに行くので、数日は映画を観られないのでね。だけど、何故にフィンランドなのかです。JAL便で一番座席が確保しやすい路線という理由しかないのですが。自分にとっては初めての北欧上陸です。

    そんなことより、まずは映画です。渋谷のテアトルシネマで上映している「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」です。何故にこの映画か。予告編でその緊迫感ある場面を観たのでね。一種の怖いもの見たさかな。

    衝撃の実話!無実の黒人が白人警官に殺害された緊迫の90分間――

    リアルタイム進行型サスペンス

    製作総指揮:モーガン・フリーマン

    2011年11月19日午前5時22分。双極性障害(躁うつ病)を患う黒人の元海兵隊員ケネス・チェンバレンは医療用通報装置を誤作動してしまった。その後まもなく、白人の警官が到着した。

    ケネスは緊急事態ではなく、間違いであると伝えたにも関わらず、警官には聞き入れてもらえない。家のドアを開けるのを拒むケネスに対して、警官は不信感を抱き、更には差別的な表現で侮辱し始める。

    そして、警官到着から90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に撃たれ、死亡する。何の罪も犯していないケネスは、なぜ警官に殺されなければならなかったのか。今こそ知るべき世界の実態がここにある

    監督・脚本・プロデューサー :デヴィッド・ミデル

    観ての感想。アメリカの人種対立というか警官の黒人への暴力でたまに目にする事件を描いているのね。この事件の発端は偶然でただ自宅に居て始まります

    住んでいる場所も悪かったようです。治安の良くない古いアパート。

    確かに警官側が一方的に悪いのですが、日本人である自分から見てしっくりこないのは、どうして黒人の老人が頑なにドアを開けないのかが、わからないのです。警備会社からの通報で警官が安否確認に来たのなら、素直に開けて顔を見せれば一見落着ではと思うんだね。

    この辺の空気感はアメリカの当事者でないとわからないのかな。まあ、話しは単純ですが、初回見る時は臨場感は味わえる映画と思います。

    製作総指揮がなんたって、モーガン・フリーマンだものね。有名俳優などの出演は皆無で、撮影場所もアパートの1角というまさにシチュエーションものの映画の局地です。

    興味深くは観れたよ。意識高い人が見れば、高所見地から意見がたくさんあるんだろうな。

    終わった後は、「桂花ラーメン」へ。外国人が多く、券売機は外国人専用、日本人は口頭で注文するという変則的になっています。

    まずはいつものようにビールと茎わかめで。今日は普通盛りの桂花ラーメンです。

    ちょっとお腹で出が気になる年頃でね。

    ご馳走様でした。

    明日から数回ははフィンランド旅行記になる予定です。

    ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

     



  • 2023年9月にインターネット回線をGMOの光アクセスに変更、いつでも解約自由

    2023年9月にインターネット回線をGMOの光アクセスに変更、いつでも解約自由

    2023年9月19日(火)

    本日はインターネット回線についての話しです。それもマンションタイプの光回線です。

    今まで自分が利用していたのがSo-net光でした。丁度3年間利用しました。サービスに何の不満もありませんでしたが、3年利用すれば解約が無料でできる期間に入り、これを機に見直しをしようと思って。3年経過すれば、世界も全く違っていますので。(So-net光を契約した時にはウクライナ紛争はまだ勃発していなかったのね)

    まずは業者の選定です。

    自宅のインターネット回線はインフラ中のインフラですから慎重に選びたいものです。料金が格安なのもあるけれど、やっぱり会社の信用度も大事だよね。このバランスの問題です。

    そして、自分が候補として選択した業者は次の3つ。

    • ahamo光
    • GMOとくとくBBのGMO光アクセス
    • スターリンク(あのイーロママスクのね)

    スターリンクを割高でも敢えて考慮したのは、日本中・世界中のどこでもこれを持っていけばインターネット回線が確保されるのは魅力。少し割高ではあるけれど。何せ衛星を利用したインターネット接続だよ。イーロン・マスクだしね。

    ahamo光はつい最近始まったばかりの光サービスでahamo回線を契約している自分としては非常に魅力的なんだね。この光回線は携帯でahamo回線を契約してないと光は契約できません。大手で価格も最安値付近というすぐれものです。(マンションタイプ:3,630円)

    だけどこのahamo光はルーターにOCNバーチャルコネクト対応製品が必要になるんだね。自分が現在利用しているルーターはこれに対応していないんだよね。ここが少し変わっています。

    そして、最終的に選んだのは「GMO光アクセス」だったのです。理由は下記の3点。

    • 月額料金も比較的安い 4,290円
    • 現在高額キャッシュバックキャンペーン 最大59,000円
    • 契約期間の縛りなし、解約違約金0円(これ大きいよね)
    • 業者も信頼できるしね

    手続きはこんな感じ

    1. まずは解約先のSo-netに連絡して、まずは“事業者変更承諾番号”を入手する
    2. 移転先のGMOに新規の申し込み手続きをする

    So-netの場合は、事業者変更承諾番号さえ入手すれば、何も解約などの手続きは必要なし。新しい接続が開始されれば自動的に解約になるとのこと。

    だけど、この移転の手続きは結構日数かかるのね。1日に申し込んで回線が切り替わったのが18日です。当然、ルーターは同じなので、いつの間にか自動的に回線が切り替わったという感じです。だけど、少し心配なのはどうゆう形でGMOからキャッシュバックされるのかな。もしかしてクレジットカード払いなのでそこに返金かな。

    わかりません。だけど、いつでも違約金なしで解約できる状態は心地よくていよね

    GMO光アクセス、おすすめです。

    Office 365を格安で利用するには「お名前.com」から申し込んで、GMOインターネットの株主優待を利用するのがベスト





  • マーク グリーニーの「グレイマン」、やっぱり小説の方が王道でした

    マーク グリーニーの「グレイマン」、やっぱり小説の方が王道でした

    2023年9月18日(月・祝日)

    本日は敬老の日で祝日です。毎日が日曜日の自分にとっては祝日は必要ないのですが。

    そして、本日の話しはまずは小説からです。

    ここ数ヶ月、古い冒険小説「シャドー81」や「深夜プラス1」などを再読した際に、最近の冒険小説で話題になっているものはないかと物色している際に、自分のアンテナにひっかかったのが、マーク グリーニーのグレイマンシリーズだったのです。

    この人のグレイマンシリーズはたくさん出ており、すべて翻訳されているのね、素直にすごいね。だけど、自分は一度も読んだことがないのです。

    というわけで2週間ほど前からシリーズ第1作目の「暗殺者グレイマン」を読んだのです。

    読んだ感想。

    ジョン ル カレやギャビン・ライアルのように渋くはないのね。やっぱりアメリカ人の作家です。どちらかと言えばボーン・シリーズの原作者のロバート・ラドラムに近いのかな。ラドラムの方がわかりにくいけれどね。

    グレイマンはかなり不死身ぽいキャラクターです。敵に囲まれても絶対に死なないです。かなり傷つくけど。今はシリーズ2作目の「暗殺者の正義」を読んでいるけど、これで打ち止めかな。アメリカのアクション映画を観ているようでね。端的に言うと、CIAとMI6との違いなのかね。

    そして、数日前にこの「グレイマン」がNetflixにあるのを知ったのです。しかも主演はあのライアン・ゴズリングです。アナアルマスも出ているのではありませんか。

    これは、本日観るしかありません。

    ライアン・ゴズリング主演のNetflix映画版が記録的大ヒット

    シリーズ原作小説第1巻が決定版で登場。 凄腕の暗殺者「グレイマン」の命を狙い、各国から刺客が放たれた! 巧みな展開と迫真のアクションの連続で現代冒険小説に金字塔を打ち立てたシリーズ第1作。 2012年に刊行した旧版の訳文を全面的に見直し、書評家・北上次郎氏による詳細な〈グレイマン〉シリーズの巻末解説を新たに増補する形で収録した決定版!

    観ての感想。小説とは大筋では同じでもかなり違う設定になっているね。最後の決戦の地は小説ではフランスだけど映画ではクロアチアか。

    小説ではアナアルマスの役割はないものね。だけど、動けるアナ・デ・アルマスはいいよね。007でも思ったのですが、色気のあるスパイ役には最適だね、アクションもできるしね。

    アナアルマスのアクションを観ただけでも映画はよかったよ。だけどこのライアン・ゴズリングの「グレイマン」シリーズは続くのでしょうか。

    ちなみにグレイマンとは、“灰色で人目につかずミッションを実行するエージェントのこと”だよ。

    ネットフリックスの超話題作、アナ・デ・アルマス主演のマリリン・モンローの生涯を描いた映画「ブロンド」を観たよ、監督の力量かな?



  • 週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    2023年9月16日(土)・17日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。今週は月曜日も休日で調子が狂うね。

    • ジェシー・ジェームズの暗殺
    • 昼下りの情事

    「ジェシー・ジェームズの暗殺」は2週間ほど前の週刊文春の映画コラムで激賞されていたので、鑑賞した次第です。演は皆様の恋人、ブラッド・ピットです。何でも原作をブラピが大変気に入り、自分も製作に加わり完成させたもの

    あらすじはこんな感じ。

    それほどまでにブラッド・ピットを本気にさせた男―それが、合衆国史上もっとも有名なアウトロー、ジェシー・ジェームズだ。南北戦争(1861-65年)後、仲間を率い、25件以上の強盗と17件もの殺人を犯した重罪人でありながら、民衆からは英雄とさえ称えられた男。さらにその悲劇的な死が、ジェシー・ジェームズを今なお語り継がれる伝説の人物へと押し上げた。

    破格の懸賞金をかけられ、常に追われる身だった彼を最後に仕留めたのは、もっとも信頼すべき仲間の一味。アメリカ一卑怯な男として人々に記憶されることになるその暗殺者は、誰よりも臆病で、誰よりもジェシーに憧れていた20歳の若者だった。

    “憧れ”と“殺意”―そのあいだに一体何があったのか?

    ひとりの臆病者が、憧れてやまなかったヒーローの背中に向かって引き金を引くまでのドラマを描いた、息詰まる緊迫の心理劇。

    観ての感想。アメリカ人には超超有名人なのでこのあたりのあやは日本人にはわかりにくいね。非常に地味な映画でした。時代的にも知名度からして日本で言えば、坂本龍馬になるのかな。対峙するケイシー・アフレック (ベン・アフレックの弟)はいい役者だね、顔も端正で。

    次の「昼下りの情事」は天下無敵のオードリー様とビリー・ワイルダーが監督の映画です。自分は今まで観たことがなかったのです。不覚です。

    あまり大したことのない脚本を2時間の映画にするビリー・ワイルダー、やっぱりうまいよね。ただ、恋愛の相手がケイリー・グラントでは歳の差がありすぎてね。やっぱりペック様でないとね。

    そして、土曜日の夜は3名で六本木の「おつな寿司」へ。2日前に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝といわしの煮物です。至福の時ですね。

    早速、にぎりです。

    • いか
    • ほたて
    • 金目鯛
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは桃入りのアイスクリームもなかでしたよ。

    今日もご馳走様でした。

    劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を



  • スペイン映画の「ミツバチのささやき」は独裁政治への反抗メッセージとは

    スペイン映画の「ミツバチのささやき」は独裁政治への反抗メッセージとは

    2023年9月15日(金)

    本日も映画のお話しから。ようやく“午前十時の映画祭”も夏休みモードから通常モードに戻ってめでたしです。

    そして、本日はその映画祭シリーズから、「ミツバチのささやき」という1973年に製作されたスペイン映画です。今回の上映では、町山智浩氏による解説映像付き上映会とのことです。

    解説付きということは、説明の必要な映画なのかな。

    タイトルからしてメルヘンチックな映画なのか。自分は初めて観る映画です。

    あらすじはこんな感じです。

    一人の少女が体験する現実と空想の交錯した世界を繊細に描き出した作品。スペインのある小さな村に『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってくる。6歳の少女アナはスクリーン上の怪物を精霊と思い、姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、ある日、その家を訪れる。そこで一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会い……。

    監督:ビクトル・エリセ

    何も先入観を持たずに観ての第一印象。ヨーロッパ映画の意識高い系の映画なのかな。妖精が何か意味しているのかな。メルヘンチックな映画と思った次第です。これがどうしてそんなに高い評価を受けるのか全く分からずじまいです。

    上映後の町山さんの解説を聞いてこの映画を味方が180度変わったのでした。

    これはスペインのフランコ将軍による独裁弾圧政治に対する反抗と未来への希望を表しているというのです。氏によれば、この解釈はフランコ死後のスペインが民主化されて監督や脚本家が真の意味を語っているとのこと。

    このお父さんは養蜂を営んでいるのですが、ハチ箱はスペイン、ハチはスペイン人のことを暗喩しているとのこと。主要登場人物は4人。

    • (父)知識があり富裕層だが弾圧を恐れ、政権から目をつけられないように振る舞う人
    • (母)フランコ以前の昔の普通のスペインに思いを馳せている人、現実逃避の人
    • (長女・イザベラ)フランコ独裁政権が当たり前と思っている世代、焚火を飛び越えるシーンなどで表している
    • (次女・イザベラ)フランコ政権の悪が理解できない無垢な人、未来のスペイン人

    このような役割が、わかる人にはわかるように映画の中の描写に託しているとのこと。この映画のもうひとつの鍵はフランケンシュタインですが、無垢なイザベラは何の先入観もなくフランケンシュタインと対峙しているのも、イザベラのキャラクター作り。

    そして、傷ついた兵士はキリストを暗示しているとのこと。

    そして、製作・公開された時(フランコ存命時)には検閲がを逃れるために、一見すれば子供向けのお化け映画(フランケンシュタイン)にしたとのこと。だから、フランケンシュタインも登場。

    だけど反フランコのスペイン人は映画を観て、この反フランコのメッセージを理解した。但し、スペイン以外ではこんな解釈は後になって知ったとのこと。当然、日本公開時もヒットしたけど、メルヘンチックな映画ということで話題になったとのことでした。

    今日はこの解説を聞けただけでも劇場に足を運んだかいがありました。

    ギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」はこの物語を分かりやすくリメイクしたものということです。

    終われば、当然ここは日本橋、「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。

    今週3回目だよ。何故なら、来週後半からフィンランドのヘルシンキに急遽遊びにいくことになったのでね。何せ、航空券が安かったもので。

    政治家よ、外遊する暇があれば「シモーヌ – フランスに最も愛された政治家」を観ろよ



  • 今回は買えたよ、国立商店のダブルファスナーペンケース、即決したのが勝因

    今回は買えたよ、国立商店のダブルファスナーペンケース、即決したのが勝因

    2023年9月14日(木)

    木曜日は1週間で唯一、いつものルーティーンのある日です。

    絵画の勉強をするために銀座にお出かけです。13時から2時間の教室です。今回はこんな絵を書いています。ピグマペンでのスケッチ画の書き方です。3回で仕上げるのですが、本日はその2回目です。次回で水彩で色付けして完成となります。

    終わった後もいつもの銀座の老舗のラーメンの「共楽」さんに行って、“ワンタンメン”(1,000円)を食します。 先週も今週も中国人のお姉さんはいませんでした。もう日本へ帰ってこないのだろうか、少し心配になってきました。

    そして、本日の主題です。実は数日前に文房具フェチにはたまらないEメールが届いたのでした。2ケ月前に瞬間蒸発した国立商店のあの革小物が再度入荷したとのことなのです。その商品とは

    • ダブルファスナーペンケース \12,800
    こんな商品です。
    • ボールペンもシャープペンもお気に入りの筆記具をまとめて持ち運びたい ー でも大切な1本は個別に持ち運びたい ー その希望叶います

    左右のコンパートメントにそれぞれ好きなペンや小物を入れて、二つに折りたたむことで機能を発揮するペンケース。 折りたたんだ内側には個別に挿せるペンホルダー付き。左右のポケット数を変えたことで、折りたたんだときにペンが互い違いに重なり、傷がつきづらいのが特徴です。

    • 内側には個別に挿せるペンホルダーがずらり Apple Pencilにも専用ホルダーあります

    ダブルファスナーペンケースを開くと、中には一本挿し用のペンホルダーを備えています。 左側には2本、右側には3本、中央にApple Pencil専用ホルダーが1本。合計6本のペンを個別に挿すことができます。

    このEメールを見つけてすぐにHPを見ると、すべての革で在庫がある状態でした。1晩寝て購入するかどうか迷ったのです。だけど、この機を逃すとまた買いそびれるかもという不安の方が大きかったのです。もう迷わず、その場でポチッしたのでした。カラー(革種)はこれしかないでしょう。

    • グリーンブライドルレザー

    ポチッして心が穏やかになったね。後悔の念は全くなし。そして、翌日にお店を除いて見ると何と全部が売り切れていました。自分の決断は間違ってなかったね

    そして、数日後に商品到着です。同梱の品の中にうれしいものが入っていたのでした。自分には完全に不意打ちです。

    当店のレザースリーブを使ってほしい、そして革の良さも味わってほしいということで、レザースリーブと同じ革を使ってカップスリーブを製作しました。
    1度のご注文につき1個必ずプレゼントします。

    今年で5回目となる今回のキャンペーンも、基本的には以前と同じ商品(賞品)です。
    当店のレザースリーブと同じ革を用いて、職人が抜き出して作っています!


    使っている革は主に英国産ブライドルレザーです。「ブリティッシュグリーン」、「ネイビー」、「クラシックブラック」、「レッド」、「ダークブラウン」。一番人気の「ブリティッシュグリーン」は特に多く作ってあります
    あれほど入手困難とか仕入れ価格が暴騰したと伝えておきながら、まさかのブライドルメインです。復活させることができた嬉しさ半分、やけくそ半分です

    カップスリーブも手に入って大喜びの自分。

    大人の鉛筆入れにはこのケースだよね、伊東屋のツールケース FLAT



  • 日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    2023年9月13日(水)

    本日も新作の劇場映画の話しからです。

    9月1日から全国公開された日本映画の「バカ塗りの娘」です。

    ちなみにタイトルで気になる“バカ塗り”とは、こんな意味があります。

    バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返すことから来ています。

    • 主演: 堀田真由 (娘役)、小林薫(父役)
    • 監督: 鶴岡慧子
    • 原作: 髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」

    シネスイッチ銀座にお昼の回に伺いました。思ったよりは観客がおられ、やっぱり高齢の方が多いね。

    観ての感想です。久しぶりにまさに“静謐”という言葉が似つかわしい映画を見ました。自分が知っている俳優は小林薫だけですが、主人公の娘役の堀田さんも凛としてすばらしいね。

    がさつな言葉で言えば、ガチャガチャしていない映画です。本当に日本映画では最近ないね。昔の小津とか黒澤の映画みたい。言葉を詰め込めしない美学があるよね。

    津軽塗の工程もよくわかるし、是非映画館に観に行ってほしい映画です。

    あのお兄ちゃんのことは今風だね。もう少し予算があって、あの母親役は適切な人だったらもっとよかったね。

    ちなみにあらすじはこんな感じ。

    青森県弘前市。津軽塗職人の青木清史郎(小林薫)と父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)が、年季の入った工房で作業をしている。工房からは漆が何度も塗られ、研がれ、その音だけが響いている。美也子は、高校卒業後、特にやりたいことが見つからず、家計を助けるために近所のスーパーで漫然と働きながら家業を手伝っていた。

    幼い頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、恋人や仲のいい友人もおらず、家とスーパーを往復する毎日。唯一心を開ける存在は隣に住む吉田のばっちゃ(木野花)だ。父・清史郎は、文部科学大臣賞を獲ったこともある津軽塗の名匠だった祖父から津軽塗を継いだが、今は注文も減ってしまい、さんざん苦労しているようだ。そんな青木家は、工房の隣に建つ自宅で父娘の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かして、数年前に家を出ていった母(片岡礼子)。父と祖父の「津軽塗を継いでほしい」という期待を裏切り家業を継がないと決め、美容師となった兄・ユウ(坂東龍汰)。気づけば家族はバラバラになっていた。

    幼い頃から漆に親しんできて、津軽塗の仕事が好きだが、堂々とその道に進みたい、と公言できずにいた美也子だったが、ある日、父に久しぶりの大量注文が入り、嬉々として父の手伝いをすることに。そして、花屋で働く青年・鈴木尚人(宮田俊哉)との出会いをきっかけに、漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。しかし、清史郎は津軽塗をやっていくことは簡単じゃないと美也子を不器用に突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――

    自分もバカ塗りのお箸とお椀で食べたくなりました。そんな余韻を残す映画ですよ

    そして本日も昨日に続いて、ランチは日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。あなたも毎日好きだね。

    そして、本日も同じ1杯です。本日も充実した1日でした。

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし



  • 「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    2023年9月12日(火)

    本日は美術展の話しだよ。

    朝、思い立って京橋というか日本橋にある「アーティゾン美術館」を訪問することにしたのでした。石橋財団というかあの天下のブリジストンさんの創業家の美術館ですね。

    メインの展示会はこれですね。

    • ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

    タイトルを見ても自分には何のことかまさにチンプンカンプンなのですが。山口晃という人も全く知らないのでね。入場料も1,200円だしまあいいか、というぐらいの軽い気持ちで出かけたのでした。

    お昼の12時からの回をweb予約してね。

    ちなみに山口晃という人はこんな人なんですね。

    1969年東京生まれ、群馬県桐生市に育つ。96年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。13年『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞受賞
    日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。絵画、立体、漫画、インスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。国内外での展示多数。東京メトロ日本橋駅のパブリックアート、東京2020パラリンピック公式アートポスターを制作

    そしてこの展示会を観ての素直な感想。すごいものを見てしまった、自分が今まで知らなかったのが恥ずかしいぐらいです。

    展示された中で一番の大作はこの2点なのかな。

    • 馬からやヲ射る(2019年)
    • 東京圖1・0・4輪之段》2018-2023年

    東京圖1・0・4輪之段》はよくこんな巨大な精密画をかけたね、どうしたら描けるんだろう。相当な根気が必要です。そりゃあ、ニューヨークの美術館が黙っていないだろう。

    圧倒されました。

    ちなみにサンサンシオンとは

    サンサシオンはセザンヌが制作について語るときによく用いた語

    絵描きが目を開いたときにビビッとくる、そんな感情のこと

    ちち山口晃さんは大のセザンヌ好きとのこと。会場に飾られたセザンヌの解釈の話しはおもしろいね。特にセザンヌとキュビズムの関係での山口さんの解釈。

    天才にしかわからない境地だね、残念ながら絵画教室に通っているレベルではわかりません。

    今東京で開かれている絵画展では、ホックニーと並んで絶対に行かないといけない展覧会だと思いました

    そして、美術館所蔵のマティスの「オダリスク」とピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」もありましたよ、やっぱり名画です。パチリです。

    終われば、お腹もすく13時30分です。日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。

    そして、本日の1杯です。

    山口晃を観てしまった興奮がこれで落ち着いたのでした。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰



  • フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    2023年9月11日(月)

    本日は新作映画の話しからです。

    今週は劇場で観たいと思うような映画をやっていないんだね。というわけで、数週間前から上映されている軽い映画を観に行ったのです。お昼にはあのラーメンも食べたくてね。

    まずは映画です。その映画とはフランス映画の「ふたりのマエストロ」です。予告篇を観た時には、もうだいたいあらすじが分かったので、敢えて観に行くのを控えていたのですが。

    指揮者の父子が最悪の依頼間違いをきっかけに互いの心と向きあう姿をつづったフランス製ヒューマンドラマです。話しはこんな感じです。

    父も息子も、指揮者の親子。父・フランソワ・デュマール(ピエール・アルディティ)は、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマール(イヴァン・アタル)は指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高峰<ミラノ・スカラ座>の音楽監督就任の依頼だった

    しかし、ドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られるーーー。

    監督: ブリュノ・シッシュ

    観ての感想。話しは単純ですが、実に後味の良い映画です。観に行ってよかったよ。最後のモーツァルトの「フィガロの結婚」の演奏シーンは本当にいいね、演奏もだよ

    劇中の会話の中であの小澤もミラノ・スカラ座に初登場して指揮をしたとき酷評を浴びたとか、小澤の指揮をDVDで見たりするところがありますが、監督は小澤フリークなのかな。

    スカラ座の指揮者の控室やバックヤードのシーンもあったりして、通にはたまらないだろうね。やっぱりミラノ・スカラ座の常任指揮者になるのって、すごいステータスなんだね。

    自分にとってミラノ・スカラ座と言えば、その横道にある老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」なのです。

    あの映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言う由緒ある髭剃りやさんです。

    近くに行ったら、是非お立ち寄りを。

    映画が終われば、渋谷は道玄坂の中ほど、古き良き風情が残る百軒店商店街にある「喜楽」に直行です。丁度12時だというにの待ちもなく、本日は2階席です。

    注文はチャーシー麺(1,000円)。チャーシューは5枚入りだよ。

    今日も美味しゅうございました。良い1日だったね。

    そして、帰りに表参道のスウォッチ直営店へ。9月9日から売り出されたBlancpain X Swatchのコラボ時計ですが、全デザインとも売り切れたとのこと。また、入荷も随時あるらしいですが。すごいね。

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ