カテゴリー: 東南アジア

  • [2022年夏ホーチミン旅行記6]地元民で賑わうお店にブン(BUN)を食べに行ったよ。だけど、フォーとの違いがイマイチ分からないんだな。味覚オンチかな

    [2022年夏ホーチミン旅行記6]地元民で賑わうお店にブン(BUN)を食べに行ったよ。だけど、フォーとの違いがイマイチ分からないんだな。味覚オンチかな

    ホーチミンの旅のブログに戻ります。今日は軽い話題から。

    6日間もホテルに滞在すれば、毎朝、ホテルの朝ビュッフェにも飽きると思うのです。やっぱり地元民と一緒に朝食を食べてみたいんだな

    自分的にはホーチミンでの庶民の朝食と言えば、朝フォーか旅のガイド誌に出ている定食屋のイメージなのです。あの、手差しでチョイスして盛り付けてもらう定食屋に非常に興味があるのです。こんな店に入りたかったのですが。

    だけど、連れがベトナム通のように、ベトナムではフォーよりブンよ、というのです。どうしてもそのブンに行きたいと言うのです。

    ちなみに自分はフォーとブンがどう違うのか、さっぱりわかりません。フォーとブンはこのように違うようです。

    ブンもフォーと同様米粉から作られた麺ですが、切り麺のフォーに対して、ブンは押し出し麺という特徴があります。 また、フォーは平麺が一般的ですが、ブンはストレート麺や縮れ麺と調理によって使い分けることができるため、料理の幅が非常に広いのが特徴

    要は、フォーはフォー麺は蕎麦やうどんのように生地を包丁などで切って作った麺、ブンは機械などで押し出して作った麺ということでよいのかな。自分的には、この製法の違いによって味や食感にどのような違いが出るか想像できませんが。

    ただ、地元民に親しまれているのは丸麺の「ブン」だそうです。

    そして、ホーチミン市内を見てみると、フォーのお店はきれい系(観光客が多いのかな)、ブンのお店は地元密着系のお店が多いかな。そして、ドンコイ周辺を外ずせば、こんな感じで、「BUN」というお店の看板がよく見られますね

    というわけで、自分たちも朝散歩をしながら良さげな地元民が食べているブンのお店を探します。インターコンチから徒歩7分ぐらいのところに、地元民が入っている「BUN BO HUE 31」を見つけました。今日はここでブンをいただくことに家族全員の意見が一致したのです。

    行きましょう。

    訳のわからない観光客にもベトナムの人は親切だね。

    メニュ表のビーフのブンを手差しで注文です。定員さんは何とか分かってくれたようです。1杯 VND 75,000(約400円ぐらい)だったかな。

    別皿できた野菜の盛り合わせがローカル色があっていいね。周りは地元のサラリーマンやおじさんおばさんばかりです。観光客はいません。

    そして、やってきました。ビーフのブンです。お肉がかなりワイルドです。麺は少し太めの丸麺です。やっぱり自分にはフォー麺との違いが分かりません。だけど、ベトナムのフォーでもブンでも日本人の舌にはよく合いますね。このあたり、何を食べても普通においしく食べられるのはありがたいです。

    ガチで地元のブン屋さんに行ったのは今回がこれ1回でしたが、店によってスープや麺が違うんだろうな。ロコの人たちはこだわりがあるんだろうな。

    まあ、観光客にしてみれば、ホテルの朝食ビュッフェ1人分で3名分合計のブンの方が安いとは、財布に優しいね

    だけど、日本円で1杯400円ということは日本の吉野屋の朝食とほぼ同じです。決して、ベトナムの物価が格安でないことを実感した次第です。

    だげと、フォーとブン、日本人の自分にとって、味と食感がどう違うかわかりません、永遠の謎だな。日本のラーメンのように違いがはっきりでれば、わかりやすいのですが。



  • [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

    [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

    ホーチミンの旅のブログは続きます。今回から数回は、訪れたレストランについて書きたいと思います。原則、今回の旅で2回以上リピートしたお店です。 前回の「シークレット・ガーデン」に続いて、2番目に紹介するのは「Dim Tu Tac」というお店です。

    おそらくホーチミンでは超有名な中華料理屋さんなのかな。何たって、日本人観光客御用達の高島屋ショッピングセンターにも入っているし、シェラトンホテルの前にとてもドーンとお店を開いています。

    ホーチミンに観光で行ってまあ無難?ではずれのない中華と点心を食べたくなったら、このお店に行くことが間違いがなくよいと思われます。

    自分たちは、ホーチミン滞在中に夜に1回、お昼に2回、の計3回訪問したのでした。

    シェラトンホテルの前が一番の旗艦店だと思いますので、まずそちらから。こちらは夜のディナータイムに訪問です。予約なしで訪問すると、入口付近では待ち人たくさんいます。ウェイティングリストに名前を記入して、約20分待ったかな。

    店内はいかにも大陸風の中華といった感じでテーブルと椅子も仰々しいですが、チープ感ありありです。サービスの質は大陸程度と思ってください。

    そして、夜は点心メニューは頼めません。夜メニューからの選択になります。ほとんどが一品料理になります。

    そんな中で自分たちが注文したものは、まずは北京ダック(半羽)です。何せ、連れ2人が本当の北京ダックを食べたいと言い出したもので。(汗)何故ここで本物の北京ダックが食べられると勘違いしたのかは定かではありません。

    まずはつまみがてら“きくらげの炒め”を注文です。こんな炒めものは食べたことがないので、注文です。こりこりとして普通にうまいね。まさに、ビールのおつまみです。

    そんなこんなで、ダックの登場です。テーブルの横で解体作業が始まります。作ってくれたのは、計6本の北京ダックの巻物です。たっぷりとソースが塗られています。皮の色は茶色になっています。パクリ。

    味は濃いですね。自分的には多少下品な北京ダックかな。連れは旨いといってパクパクしています。解体が終わった肉は、チャーハンとして提供されるようです。選択はこれ1択のようです。チャーハンが来たら食べきれないと思い、追加の注文はせず、ひたすら待ちます。30分ぐらい待ったかな。チャーハンの登場です。量はハンパありません。味は良いのですが、自分たちは半分残しました。地元の人なら、パックに入れて持ち帰りますね。

    そして、別日のランチタイム時に2度ほど訪れました。

    但し、サービスは大陸系でかなり大雑把と思ってください。

    営業は通し営業のようですが、ランチタイムとディナータイムの切り分けは3時なのかな。我々は午後3時すぎに入店すると、すでに点心メニューではなく、ディナーメニューのみと言われましたので。

    まあ、ホーチミンでは店構えと味を考えれば一番にオススメできる中華かな。だけどサービスはいただけないと思いますが。まさに大陸系ですね。

     



  • [2022年夏ホーチミン旅行記4]裏路地の妖しいネオンの「シークレットガーデン」は超絶うまし

    [2022年夏ホーチミン旅行記4]裏路地の妖しいネオンの「シークレットガーデン」は超絶うまし

    ホーチミンの旅のブログは続きます。今回から数回は、訪れたレストランについて書きたいと思います。原則、今回の旅で2回以上リピートしたお店です。

    一番最初に紹介するのは「シークレットガーデン」(Secret Garden)というお店です。

    • 158 Pasteur, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh

    一言で言うと、“妖しすぎ、だけど、超絶うまし、雰囲気バツグン、まさにここはサイゴン”

    こちらのお店は実は怪我の功名で見つけたお店だったのです。自分たちはおそらくガイド誌等で紹介されている超人気店の「Nha Hang Ngon」を目指したのです。現地、土曜日の夜7時です。お店の外観と内装はジャングル風で非常に雰囲気がよいお店だったんだな。

    だけど、お店の前には入店待ちの人でごった返しています。予約なしでの訪問が間違いでした。予約待ちもウェイティングリストに記入する待ちではなく、なんとなく雑然と待つという状態です。こんなアバウトな待ち行列ではいつ席に案内されるか、定かではありません

    連れが近辺のレストランで良さげなものを検索し始めます。その時に引っかかったのが、今回紹介する「シークレットガーデン」なのです。「Nha Hang Ngon」から徒歩30秒にある薄暗い路地の崩れそうなビルの5階にあるお店です。

    自分が偵察に行って、雰囲気が超よかったのですぐにスマホで呼び寄せた次第です。だけど、エレベーターはありませんので、階段を登っていく苦行です。その階段の怪しさもハンパありません。赤坂の中国茶房8 (エイト)の地下階段などはこちらと比べれば健全そのものです。

    だけど、5階に上がれば、もう外人やらでほぼ満席です。怪しい提灯もいいね

    席はオープンテラス席が半分かな。

    1日目のオーダーです。すべてメニューの写真が出ている品を注文です。

    • 定番の生春巻き
    • 海老の味付け蒸し物
    • 牛と野菜の炒め(写真あり)
    • 焼き飯

    この4品ともすべて旨いです。特に、「牛と野菜の炒め」のこの独特の野菜は超絶品、単なるこの焼き飯もガーリックがゴロゴロ入ってパラパラで超絶に旨しでした。(この焼き飯は翌日には2皿注文したほどです)

    そして、この炒めものの野菜は調べたところ、 Tokin Flowersという野菜なんだな。日本名は「トンキンカズラ」という名前だそうです。ティエンリー、夜来香(イエライシャン)とも呼ばれ、料理のほか香水の原料にも使われるそうです。東南アジアでとれる花の蕾だそうです。

    空芯菜の炒めより数倍うまかったな。

    そして、このレストランを大変気に入り、帰りには翌日も予約したのでした。今度はテラス席をということで

    翌日の2日目も満席です。日曜日の夜でも関係なしです。

    2日目のオーダーです。

    • ベトナム風 Sweet & Sour Shrimp Soup
    • fried rice w/ garlic (旨すぎてこれを2皿)
    • Stir-fried Tokin Flowers with garlic(この野菜が旨すぎて、今日はあえて肉なし)

    3名で1人はアルコールをたらふく飲んで、あと2名はデザート等を注文して4-5千円というお会計かな。

    だけど、気をつけておかないといけないのは、初めに注文しておかないと追加はなかなかオーブーが通らないところかな。特に食事系は。早くサーブできる品とサーブできない品があると思う。それと違って、店員のしつけの問題もあるのかな。アルコール関係はすぐにサーブされますのでご安心を。

    まあ、いろんな不備もありますが、雰囲気と味(少なくとも自分たちがチョイスしたもの)は最高レベルでした。中国飯店でも対抗できる味レベルです。

    また、ホーチミンに行ったら、必ず再訪するね。なんたって、この妖しさと味のギャップの雰囲気の良さはたまらないね。これだから、“東南アジア恐るべし、ホーチミンの裏路地恐るべし”です。

    [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

     



  • [2022年夏ホーチミン旅行記3]インターコンチネンタル サイゴンでは何とクラブフロアへアップグレード、IHGでは驚いた

    [2022年夏ホーチミン旅行記3]インターコンチネンタル サイゴンでは何とクラブフロアへアップグレード、IHGでは驚いた

    今回のホーチミンの旅で宿泊は6日です。初日は深夜着なのでホテルライフは楽しめずと判断し、価格重視でマリオットBonvoy系の「ルネッサンス・リバーサイド・ホテル・サイゴン」に宿泊したのでした。そして、次のホテルは連続4日間ほど「インターコンチネンタル サイゴン」(INTERCONTINENTAL SAIGON)に宿泊したのでした。

    話しは脇道にそれますが、ホーチミンというよりサイゴンという呼び名の方が郷愁が感じられて良いね。脱線。

    本来はヒルトン系がホーチミンにあれば修行宿泊をするのですが、残念ながらベトナムのヒルトン系はダナンのみなのです。残念無念。

    ちなみにIHG系での自分のホテルステイタスは最上位のダイヤモンドエリート(旧スパイアエリート)なのです。だけど、IHGはこのランクでも今までは特筆すべきベネフィットを受けられなかったのですが、なんでも朝食が2名無料が自動付帯になったとのこと、まあその確認と選択肢がないのでインターコンチをチョイスした次第です。

    予約は2つ2泊ごとに分けて行いました。一つ目の予約はマスターカード割引を効かせて、もう一つは利用期限が迫っていた「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」を絡ませての予約です。

    1部屋3名、エキストラベットを1台リクエストしての宿泊です。13時にチェックインです。すでに部屋が用意されていました。カウンターで説明を受けたのは、1名分はエキストラベット代と朝食代で別途1人 US 40ドル/日かかるよ、との説明を受けたのです。英語での説明だったので、これで間違いないと思うのです。

    そして、あてがわれた部屋は19Fのラウンジフロアだったのです。ということはラウンジアクセスもできるようです。シブチンのIHGにしては珍しいな。通常はラウンジアクセスは上級会員でも自由にアクセスできず、IHGではラウンジ利用付きの予約宿泊をしないとダメと確信していたので、この待遇には驚きました

    ラウンジに訪問した限りでは、カクテルタイムでも程よい混雑感で雰囲気は良いな。ヒルトンのようなラウンジに人が殺到するようなことはなく好感がもてました。

    そして、家族が言うには午後のラウンジタイムにはアフタヌーンティーも供されるという情報をネットで知ったようです。これを目的にアフタヌーンティータイムにも訪問してみました。

    全員、アフタヌーンティーセットを注文です。本格的なすごいものが来ました。驚きました。これが無料なの?狂喜乱舞の世界です。

    食べ終わった後で説明を受けたのは、ラウンジアクセスは1人30ドル/日かかるが、このセットを含めれば70ドルだよと。チェックイン時で説明を受けた追加の1人分40ドルが70ドルになるのは分かるのですが、デフォルトの2名はこの費用として単純に30ドルチャージされるのかがよくわからなかったのです。IHG系は複雑なシステムです。

    まあ、カロリー過多のこともあるし、アフタヌーンティーはこれ一度きりで十分かな。

    肝心のお部屋です。高層階で眺めもよく、ベットも広く申し分ないです。このベットなら、エキストラベットは必要ないな、家族なら。小柄な日本人女性なら成人でも1台のベットでも十分快適で広いです。自分の娘もエキストラベットを利用せず、親のベットで寝ていました。

    水回りも完璧で、浴槽は大変オシャレです。徒歩数分の距離にパークハイアットがありますが、コスパも考えれば、ホーチミンではインターコンチは最強でしょう。

    プールも良しです。

    朝食も毎日同じメニューでしたが、非常に充実していました。特に朝フォーがうまかったな。毎日2杯おかわりしていました。但し、朝シャンは有料でした。残念。驚いたのが、各種ソーセージをライブで焼いていた演出です。

    ちなみに、最後の精算で全宿泊料金はすべてひっくるめて、VND 15,951,032(約92,000円)でしたので、まあ良しでしょう。朝食も全部付いてで。

    この時期に東京の都心の一流ホテルに泊まると、最低でもこの2倍ぐらいはかかるでしようから。ホーチミンのインターコンチは今まで何回か利用していますが、今回が一番良いおもてなしを受けました。立地と快適さを考えれば、ホーチミンで一番お薦めのホテルかな。

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  • [2022年夏ホーチミン旅行記(番外編)]ベトナムでの日本入国用コロナ陰性証明書入手状況。町中の「Diag」が非常に便利。費用もリーズナブルだよ

    [2022年夏ホーチミン旅行記(番外編)]ベトナムでの日本入国用コロナ陰性証明書入手状況。町中の「Diag」が非常に便利。費用もリーズナブルだよ

    2022年8月お盆期間中のベトナムはホーチミンへの旅のブログは続きますが、先に昨日の朝にホーチミンより無事帰国できましたので、現地での新型コロナ状況や帰国用の陰性証明書に入手情報については、その方が有用と思いますので、先にブログ記事にしたいと思います。

    日程は8月10日成田→ホーチミン、帰国は8月16日ホーチミン→羽田(17日早朝着)でANA機利用です。

    当該便のエアラインについてはビジネスクラスを除いてほぼ満席状態です。日系のエアラインということもあり、機内では飲食時以外、マスクの着用求められます。マスク着用でトラブルになっている状況はありませんでした。

    ホーチミン入国状況です。10日は夜10時着でしたが、入国審査の列は長蛇でした。約40分はかかったかな。ベトナム入国にあたってのコロナ規制は全くありませんので、入管の係官から何も聞かれることはありません。ただ、今回の旅は1週間の観光目的でビザなどは必要ありませんが、ホーチミンの入管係官からはビザはどうしたの、とは聞かれました。

    1週間の観光だけだからと返事して、その後係官はすぐにスタンプを押してくれました。それは成田の搭乗時にもANAの地上係官からも指摘されたので、まだ、ガチの観光だけで行く人は少ないのかなという印象は持ちました。

    驚いたのはホーチミンの空港です。入国すれば、到着時でも出発時でも空港外は見送りと到着待ちの人でごった返しています。もう完全にコロナ前の状況です。

    ホーチミンのホテル、レストランや施設などでの入館時にマスク着用を指摘されることはありません。もう、すべてが自主規制の範囲です。現地の人もそうだと思います。外人は“いつでもどこでも”マスク着用していない人も多いです。

    その意味では、2021年の10月に行ったイタリアとは大違いです。その時はロコのレストランでも接種証明等がなければ入店拒否されましたので。

    そして、海外に行く日本人なら一番肝心の「陰性証明書」です。自分たち家族3名は一番ポピュラーと思われる証明書の入手先である「Diag」というところで検査と陰性証明書を入手しました。とにかくポスポートを持参してその検査場所に行けば半日後には証明書をゲットできます。

    この施設はホーチミン市内にはいくつもありますが、自分たちの宿泊ホテルの「インターコンチネンタルホテル」のすぐ横(徒歩30秒)にあるのは助かりました。

    検査登録と検体採取は午前中はかなり混み合っています。入口の係官から受付番号カードを入手してその番号順での受付になります。自分たちの場合は日曜の朝9時で受付から検体採取まで約1時間かかりました。検査結果は翌日の朝。

    前日の夜6時に検査した家族は、待ち時間なしで10分ですべて完了です。この場合、検査結果は翌日の正午。

    PCR検査の費用は、VND 550,000(約3,200円)なので、非常にリーズナブルです。クレカも問題なく使えるよ。

    検査証明書はDiag用フォーマットと必要であれば日本入国フォーマット(こちらが必要であれば事前にプリントアウトして、必要事項を記入して持参する必要あり)の2つをもらえます。日本入国フォーマットにスタンプしてもらっても追加料金は全くなし。

    検査を受ける人は韓国人が多く、次は日本人といった印象かな。

    自分たちはどちらも入手しました。My SOS登録用としては日本フォーマットの方が通過ラクチンなので。

    ここからはこのDiagでのコロナ検査の印象です。全くの私見です。“検体採取の際の鼻に入れてのグリグリがかなり弱いな”と感じました。家族3名ともにそのような印象を持ちました。これで陽性反応が出るのであれば、相当な確信陽性者だと思いました。キッパリ

    そして、現地でのコロナ陽性難民になることなく無事帰ってこれて何よりでしたが、羽田の降機から入国までの導線には参ったな。まるでターミナル全体を1周するような導線です。

    だけど、こんな無駄なこと、早くやめればいいのに。現地国でもこの陰性証明書を出すだけで儲かるビジネス、羽田などの空港でもこれに携わるアルバイトや派遣の人の膨大な数、利益を貪っている企業があるんだろうな、という光景を目撃しました。



  • [2022年夏ホーチミン旅行記2]市内のルネッサンス・リバーサイド・ホテルに宿泊。全く不満なし、リバービュー良し

    [2022年夏ホーチミン旅行記2]市内のルネッサンス・リバーサイド・ホテルに宿泊。全く不満なし、リバービュー良し

    ホーチミンのタンソンニャット国際に到着して、思いのほかの入国審査の行列に時間がかかったのです。到着ロビーに出てきたのは、夜の10時半過ぎです。

    どちらにしても夜遅く到着することを見越して空港近くのホテルを探したのですが、あまりよさげなホテルはなく、お値段も結構するので、結局はホーチミン市内のホテルを予約したのでした。そして、ホテルライフを楽しむ時間もないと判断し、1泊のみのポイント宿泊です。

    そして、選んだホテルはマリオットBonvoy系の「ルネッサンス・リバーサイド・ホテル・サイゴン」(Renaissance Riverside Hotel Saigon)に12,800ポイントで宿泊です。

    ちなみに空港からこちらのホテルまでは、グラブでVND 142,000(空港入場料 VND 10,000含む)(約 810円)でした。ホテルからの約20分ぐらいかな。

    これぐらいであれば、夜遅い到着でも選択肢の多い市内にホテルを予約した方がよいな、と思った次第です。

    「ルネッンス・リバーサイド・ホテル」はサイゴン川のおとりに建つ高層ホテルですね。近くには有名なホテル マジェスティック サイゴン→ルネッサンス→ロッテホテル→メリディアンと川沿いに順番に建っているのですね。

    チェックインも非常にスムーズです。ホテルは内部に天井までの吹き抜きがあり、それを囲むように客室が配置されているのですね。一度宿泊した記憶が蘇ってきました。

    お部屋は9階の川沿いの部屋です。マリオットはゴールド会員ですので、特に期待していませんでしたが、リバービューのお部屋でラッキーでした。そして、深夜着でしたので、チェックアウトも14時のレイトチェックアウトに変更していただきました。

    エキストラベッドも既に1台セッティングされています。

    部屋の広さもベッドも全く問題はありません。水回りは若干古いですが、特に問題もありません。快適なホーチミン初日のホテル滞在でした。ただし、朝食は付いていませんでしたので、街中散策も兼ねて、翌朝はホテル外で朝食を取ることにしました。

    散歩も兼ねてベンタイン市場に向かいます。近くの食堂で朝食を物色です。まあ、初日の朝食は安全にキレイ目なPho屋さんをチョイスです。選んだのは市場横の「Pho 2000」です。3名共にビーフフォーです。VND 79,000(450円)です。朝ビールもいただきます。自分お疲れ様です。日本の物価と比べて格別に安いとは思えない価格に少しビックリです。

    有名人も来店しているようで、無難なフォー屋でした。

    ベンタイン市場ですが、ブランド品のコピー屋さん天国の市場ですね。ほとんど食指にかなうものはなく、市場を後にしたのでした。

    ホテルに帰ってチェックアウトです。エキストラベッド代もチャージされず、本当にポイントのみの宿泊でOKだったのです。ラッキー。

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  • [2022年夏ホーチミン旅行記1]ANAラウンジは激込みで驚いたな、NH831便で久々のエコノミニークラスは満席

    [2022年夏ホーチミン旅行記1]ANAラウンジは激込みで驚いたな、NH831便で久々のエコノミニークラスは満席

    2022年8月中旬お盆休みの夏休み旅行です。本来はこの時期に旅行すべきでないのですが、家族のうち1名がこの時期しか夏季休暇がとれず、最繁忙期に旅行します。

    旅行1ケ月前に決まった日程であり、特典航空券での海外旅行は無謀というものです。海外は帰国時のコロナ陰性証入の入手というハードルもありますし。

    だけど、そんな苦難の時期の海外旅行?ですので、1ケ月前でもベトナムのホーチミンだけは3名分の特典航空券のチケットを確保できたのです。そして、ベトナムだけは燃料サーチャージと税金が安く、3名分合計でも10万円を切る追加料金で済むのも魅力なのでした。

    往路はエコノミークラスの非常口席(いわゆる庶民のファーストクラス)、復路はプレミアムエコノミークラスです。まあ、6時間程度のフライト時間ですので、マイルの浪費は極力避けなければなりませんので。

    というわけで、こんな経緯で2022年のお盆はホーチミンで1週間ほど過ごすことになったのです。ホーチミンは約5年ぶりの訪問です。だけど、帰りのコロナ検査で陰性と出るのが一番の心配ごとなのですね。果たして無事に延泊などせずに帰れるのか?

    往路は成田発のフライトです。いつもは成田空港まではバスを利用するのですが、今回は時間に余裕があるので、電車で移動です。千代田線の関谷駅で京成線に乗り換えて一路向かいます。

    感想としては、都心から成田空港までは格安の電車移動でもよいですね。あえて、高い成田エクスプレスなどを利用する必要はありません。

    10ケ月ぶりの成田空港ですね。いつもの繁忙期の混雑はありませんが、長い待ち行列のあるカウンターもあります。自分たちは荷物はすべて機内持ち込みですので、自動チェックイン機で簡単にできるのですね。初めて利用しました。ANAも進歩していますね。

    今回のフライトです。

    • NH831 NRT(17:25) – SGN(22:15) 2022年8月10日

    制限エリア内に入れば、やっぱり閉まってい店もあり少し寂しい感じです。だけど、早速ANAラウンジに行って驚くべき光景を見たのでした。まさにお客さんだらけで、空いたテーブルを確保するのも難しいぐらいなのです。それも日本人らしき人はほとんどおらず、外人さんだらけの成田トランジットらしき人ばかりなのです。

    というわけで乗り換え便の出発ラッシュ時の17時にはさっとお客さんはいなくなるのです。そんなラウンジでワインとかき揚げそばでご機嫌です。

    そして、定刻どおり、テイクオフです。非常口席だったので、CAさんと話したのですが、この便は満席とのことです。日本人らしき人はまばらです。

    そして、久しぶりのエコノミーの機内食です。お酒のおかわりがしづらいことを除けば大満足のフライトです。そして、定刻より早く21時30分にホーチミン空港に到着です。

    そして、この時間でも入国審査には長蛇の列です。通過するまで、30分かかったかな。コロナ関係の規制はまったくなしです。

    空港でグラブアプリで車をピックアップして市内に向かいます。グラブのピックアップ場所は到着ロビーを出で、一番外側のレーンで捕まえるのですね。

    ホーチミンは東京と比べると涼しくていいね。

     



  • 自宅で美味い“豚の角煮”は作れないものか?台湾の万能調理器「大同電鍋」と小磨坊でトライ

    自宅で美味い“豚の角煮”は作れないものか?台湾の万能調理器「大同電鍋」と小磨坊でトライ

    ここ半年の間で購入した家電製品で家族と両親からも大変お褒めの言葉をいただいた製品があるのです。自分がこの家電製品を発見したのは、半年以上前のことです。

    永遠の命題である、自宅で本当に美味い“豚の角煮”は作れないものか、というのです。究極のお手本はある中華料理店のこんな角煮が理想なのです。(この角煮は東京は麻布台にある美林華飯店のもの、本当にうまいよ)

    自宅で何回も試みましたが、どうしても再現できません。(当たり前か!)

    そして、その解決法を調理道具に求めたのでした。そんな中で台湾では60年間ある昭和レトロな家電が超有名で一台で炊く・蒸す・煮込む・温めるの4役の家電があるよ、という情報に目が入ったのです。その商品とは、

    • 大同電鍋(電気釜) 炊飯器 電源コード脱着式 外鍋アルミ製 (M, L)

    炊飯や蒸し調理、煮込み調理に使えて同時調理もできる台湾製の万能調理器「大同電鍋(大同電気釜)」が、ここ数年日本でも評判。なんと台湾では1960年の発売以降、60年近く一般家庭で愛用されており、台湾好きの間では以前から話題となっていて、台湾旅行の際に買って持ち帰る人も少なからずいたようです。2015年に日本向けの電気鍋を発売し日本での販売法人も立ち上がり、日本での認知度がより高まりました。

    だけどこの台湾家電、家族に話すと絶対に却下されると思い、胸の中におさめていたのです。ただ、このお正月に帰省した際に何気に家族や母親に話すと、ぜひ欲しいと言い出すのです。

    妻いわく、友達も持っているよ。早速、購入に至ったのです。購入しての感想、日本でも各家庭に必須です。お値段も手頃だし。自分たちは、この大同電鍋では海南チキンライスや蒸し物に重宝しています。

    そして、本日はこの話しではないのです。そんな経緯があるのですが、先日、日本橋のCOREDO室町テラスの2階に何気にお邪魔したのです。

    この2F、まるで台湾ワールド炸裂のフロアなのです。台湾食材、大同電鍋の実物も販売しているのです。こんなところがあったんだ。本当に感激したのです。

    そこで、本日紹介したいのが、そこで見つけた台湾の味付けが完璧に出来るという万能出汁の素を見つけたのでした。

    • 〈小磨坊〉 萬用滷包 36g(万能スープの素パック)

    商品の説明 ■

    • 台湾煮込み料理の万能出汁の素!
    • 八角、シナモン、カルダモン、クミン、バジル、月桂樹の葉
    • 保存期限:24ヶ月
    • 内容量:36g

    これと「大同電鍋」があれば、あの八角の効いた角煮も完璧にできるのではないかと。することは豚バラ肉の塊を購入するだけです。ここ数ヶ月の週末は究極の家角煮をこれで再現したいと思います。

    兄弟商品で、“台湾式煮卵のスープの素パック”もあったよ。“恐るべし台湾食材・台湾家電”

    究極の“家”肉うどんの作り方、「吉野家の牛丼の具」で肉うどんを作れば良いよ



  • 8月のホーチミン旅行での万一に備えて、コロナワクチン4回目を接種。今までで一番スムーズだった

    8月のホーチミン旅行での万一に備えて、コロナワクチン4回目を接種。今までで一番スムーズだった

    新型コロナウィルスの第7波が到来ということで、ここ数日は全国的に1日あたりの罹患者の数が過去最高を毎日更新しているような状況です。

    自分は東京の港区に在住しているのですが、数週間前に第4回目のコロナワクチンの接種案内が届いていたのでした。まあ、そんなにすぐに接種する必要もないと判断し、脇に置いておいたのです。

    今からの予定としは来月8月の中旬にはホーチミンに1週間滞在する予定なのです。そろそろ世相も世相だし、旅行のために第4回目の接種を予約しようと思い立ったのです。

    海外で隔離か何かあったときに少しでも役に立つかと思ってです。

    ネットで予約です。当日の当日は予約できませんが、翌日以降であればほぼどの時間帯でも選べるような状況です、少なくとも港区の第4回目接種はです

    というわけで、予約日の翌日のお昼に予約を入れたのです。ちなみに、ファイザーとモデルナ好きな方を選べるようになっており、自分はファイザーを選択したのです。

    当日の会場風景です。明らかに案内の係りの人の方が接種者より数倍多いという万全の体制です。(人件費大丈夫なのかな?)

    受付から医師の面談し、接種までは10分かかりません。凄いスムーズです。接種後は15分待機後に解放されます。コロナワクチン接種で今までで一番はやかったな。

    15分の待機中はポカリスエット缶をお好きなだけ飲んで下さいというサービスぶりでした。

    そして、接種後の翌日には新型コロナワクチンの「接種証明書アプリ」に登録をしておかなければなりません。3回までは既に登録していますが、半年振りのアプリへの接種登録です。登録の仕方、忘れたのです。

    まずはスマホからアプリを開いて、

    1. 右上の再発行をクリックします
    2. 次の「用途の選択」と日本国内用と海外用(自分の場合はこちらも)を選択
    3. 暗証番号の入力
    4. マイナンバーカードの読み取り
    5. パスポートの読み取り
    6. 市町村の選択(確認だけ)
    7. ワクチン接種記録を検索で4回目接種を登録

    という手順です。慣れれば超簡単ですね。だけど5回目接種はあるのかな。

    そして、やっぱり心配なことがあるのです。家族3名でホーチミンに1週間滞在すれば、誰かが確率的には現地での帰国時のコロナ検査で陽性になる確率は、現状の日本の状況を考えれば結構な確率でありそうと思う今日このごろです。

    その場合、ホーチミンで陰性になるまで帰国できないわけですが、ホテルの確保、航空券の確保など結構やっかいなことになるなと思うのです。

    旅行も迫ってきました。本当にどうしようかな?

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  • 2022年の夏休みの旅行、繁忙期でも東南アジアの特典航空券を確保、あきらめないで

    2022年の夏休みの旅行、繁忙期でも東南アジアの特典航空券を確保、あきらめないで

    首都圏は梅雨に逆戻りしたような天候ですが、確実に夏休みが近づいてきています。夏休みと言えば旅行です。自分はすでに自由な身なので、夏休みの旅行などあえて混雑する時に行きたくはないのですが、長年家族で旅行してきた関係でやっぱり家族で出かけようとする自分です。

    そして、家族の中で一番日程の融通がきかない者の夏休みの日程が確定したのでした。言うには、“8月10日から16日まで”と。おいおい、お盆の一番激混みの時期にガチンコではありませんか。

    こんな時期、国内のホテル・旅館はバカ高くて検索する気も起こりません。

    円安と航空会社の燃料サーチャージで海外旅行に行くには大変な時期ですが、どうしても海外に目が向いてしまうのです。

    日程も日程なので、欧米は諦め、東南アジア一本に絞って検索します。7月の第1週のことでした。さすがにお盆時期はコロナあけでも、特典航空券の予約は難しいんだろうな。コロナ前であれば、どう考えても無理な予約時期と旅行期間です。

    マイルが溜まっているANAで特典航空券を検索するという無謀さです。それも3人分なのです。一番メジャーなシンガポール、バンコクは全滅です。シンガポールで1名エコノミーならどうかなという検索結果だったのです。運行する便と都市も限られる中で、東南アジアと言えども困難を極めます。

    穴場のカンボジアのプノンペンもだめです。ベトナムのハノイは全滅でしたが、何故か奇跡的にホーチミンに空きがあるのです。行きはエコノミーでしかも非常口席が3名並びでとれるのです。帰りは少し厳しく前後の日程でプレミアムエコノミー席を確保です。

    そして、ベトナムはサーチャージと税金が少し安く、1名33,000円程度です。

    自分的には、バンコクもシンガポールもホーチミンもそんなに違いはない東南アジアの大都市なんだな。こんな一番の夏休みの激混み最盛期にホーチミンの特典航空券が確保できたのは奇跡です。それも旅行の1月半前にです。

    ホーチミンの不満は唯一ホテルなのです。ヒルトンの修行をして少しでも宿泊数を稼ぎたいのですが、ベトナムにあるヒルトン系ホテルはダナンのみなのです。

    フランスの植民地だったからしょうがないかな。

    ホテルはIHGとマリオット Bonoyに頼るしかありません

    ちなみに、IHG One Rewardsでは現在次のキャンペーンを展開中です。ベトナムももちろん入っていました。

    • 「日本を含むアジア太平洋地域での滞在をマスターカードを利用すると15%割引」
    • 対象滞在期間: 2022年6月18日から2023年1月3日まで
    • 予約期間: 2022年6月15日から2022年12月30日までの間に予約のこと
    • 料金プランは前払いではなく、到着予定時刻の72時間前までは無料で変更またはキャンセル可能

    かなり長い期間にわたるキャンペーンですね。自分はこれを利用させていただきました。

    予約はこちらから

    というわけで、かなりバタバタになりましたが、何とか夏休みの旅行を確保した顛末でした。

    [2022年夏ホーチミン旅行記1]ANAラウンジは激込みで驚いたな、NH831便で久々のエコノミニークラスは満席





  • [改悪]マレーシア政府、長期滞在ビザプログラムを刷新、資産要件引き上げ、大ショック

    [改悪]マレーシア政府、長期滞在ビザプログラムを刷新、資産要件引き上げ、大ショック

    海外の移住先としてタイと人気を二分するマレーシアです。

    そのマレーシアですが、1年以上停止していた長期滞在ビザにあたる「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」が2021年10月より再開するとの発表がありました。再開自体は大変喜ばしいことですが、それに伴い取得要件が大幅に変わることが大きな話題となっています。

    マレーシア国外で得る収入要件です。

    • (従来)月額1万リンギット(約26万円)
    • (変更後)月額4万リンギット(約104万円)

    何と一気に4倍に引き上げられました。そして、この収入要件は手取りベースということになります。夫婦であれば収入は合算できますが、このハードルはチョモランマ級のハードルの高さです。

    資産要件も大幅に変更です。

    • (従来)50歳未満なら50万リンギット(約1300万円)以上の資産を持ち、うち30万リンギット(約780万円)をマレーシアで定期預金すればよい
    • (変更後)150万リンギット(約3900万円)と3倍の資産が必要となり、それに伴って必要な定期預金額も100万リンギット(約2600万円)と3.3倍。 保有を証明する約3900万円の資産は、株や債券や預金などの金融資産であって、不動産を含まないものです。

    この他に、マレーシア在住日数が年間90日以上となります。

    それ以上に問題なのは、この新しい収入や資産要件が既存のMM2H保有者に対しても更新時に適用されるということです。

    この改正要件は、8月11日に内務省からの発表後すぐに見直し要求の世論が高まりました。 そして直後の8月16日にはなんと内閣が退陣という政治的空白が生じてしまったため、本当にこのまま実施されるかどうかわからない状況であります

    参加者数の上限は、マレーシア国民の総人口の1%以下とする。2019年現在のマレーシアの人口は3,195万人で、この数字から外国人を差し引いた人数の1%で、30万人規模になるとみられます。

    マレーシアは、物価の安さや安定した気候、治安の良さなどから、リタイア後のシニアの移住先として人気があり、日本国籍者には、査証なしで90日の滞在を認めています

    仮に資産を持っていても、為替の問題等もあり、多額の資金移動を望まない人もいると思うので、そのハードルは思っている以上に高いです。

    かの国の人たちを除いて、これが本当に厳格に遵守されるのなら、日本人がそこまでマレーシアに固執して移住する人は本当に少なくなると思われます。

    お金を持っていない人は定住するなというぐらいの強気な政策ですね。

    まあ、しばらくは様子見ですね。

     

  • 宮本亜門さんいわく、インドは誰かに導かれていくところ、バナラシはインドの混沌、ここに極めり

    宮本亜門さんいわく、インドは誰かに導かれていくところ、バナラシはインドの混沌、ここに極めり

    こんなときだから、海外の旅の話しをしようと思います。

    先週2021年3月7日の日本経済新聞の朝刊に宮本亜門さんのエッセイでハタッと気付かされたのです。その宮本亜門さんのエッセイの要旨はこんな感じだったと思います。

    インドは誰かに導かれて行くところという話を、自分は画家の横尾忠則さんから聞いた。自分がインドを訪問したきっかけは、横尾さんが是非行きなさいと背中を押してくれて、訪れたとのことです。

    そして、その横尾忠則さんにインドに行きなさいといってくれたのが、かの三島由紀夫さんだというのです。

    そして、皆さん(読者)も是非インドに行きなさいと私が導きます。

    まあ、こんなエッセイだったと思うのです。実に興味深い話しです。

    自分の場合の初インドは2009年の夏だった。この旅は誰かが導いてくれたわけではないのですが、自分の好奇心からの旅だったのです。家族4人で10日間ぐらいの旅だったのです。

    確か訪れたところは、ムンバイ、デリー、タージマハール、そしてあのガンジス川の沐浴で有名なバナラシです。一度はあのバナラシでガンジス川の沐浴をこの目で見てみたかったのです。そして、すべて個人で手配して旅立ったのです。

    バナラシの第一印象は、まあ埃っぽくて、小さな小道がたくさんあり、一見客にはかなりハードルが高いんだな。その小道に平気で大きな牛も入り混じり、一言で言えば“インドの混沌ここに極めり”といえるものです。

    当時の写真を見ても、このバラナシの街角の写真は埃っぽい写真なのです。

    やっとのことで、迷いながらも小道を抜けると、写真などでよく見かけるガンジス川の川辺に出たのでした。川辺では何箇所も火葬が行われています。沐浴する人、混沌とした川辺の景色です。

    家族で小舟を一層チャーターして15分ぐらいガンジス川に小舟を浮かべたのでした。

    バナラシでのホテルは確か「ホリディイン」だったと思います。ホテルに帰れば、外の喧騒と暑さとは無縁の世界です。本当にクーラーが効かないホテルだったら、大変だったと思います。今思い出しても、バナラシの混沌は強烈な思い出です。

    それからインドからは足が遠のいていましたが、2019年3月に家族を連れてある目的のために、コルカタ(カルカッタ)に赴いたのが2回目のインド訪問です。

    目的とは、故マザー・テレサのところで奉仕活動を行うことだったのです。

    コルカタの印象は、大きな都市ですが、都市版のバナラシという印象を受けたのでした。バナラシほど埃っぽい街だと思いませんが、ここも“インドの混沌、ここに極めり”という街でした。コルカタでは、「ケニルワースホテル」というホテルに宿泊したのでした。

    本当にインドではできるだけ良いホテルに泊まることをおすすめします。

    そんな自分が感じたインドの印象です。

    混沌の町、コルカタ来て、感じたこと。なぜ、ドミニク・ラピエールは「歓喜の街」と呼んだのか?





  • タイのエリートビザがコロナ禍で販売が好調で値上げとのこと、来年には1000万バーツでマンションを1物件購入した人に5年間の在留ビザを無料とは

    タイのエリートビザがコロナ禍で販売が好調で値上げとのこと、来年には1000万バーツでマンションを1物件購入した人に5年間の在留ビザを無料とは

    日本経済新聞社が発行する週刊投資金融情報紙の日経ヴェリタスの2020年12月13日号の中に以前も紹介したことのある、タイのエリートビザで気になる記事を見つけたのでした。

    NIKKEI ASIAから記事です。内容はこんな感じです。

    タイ、「エリートビザ」需要増で値上げ

    外国人向けビザ「エリートカード」を運営するタイ政府観光庁(TAT)の直営企業、タイランド・プリビレッジ・カード(TPC)が入会金を2021年1月から20%値上げする。今年、同プログラムを使って、新型コロナウィルスの感染が少ないタイへの在留資格を求める需要が急増したためだ。

    TPCによれば、9種類あるエリートビザプログラムの1つ、「イージーアクセス」の入会金を1月1日から60万バーツ(約210万円)に値上げする。(現在は50万バーツ)TPCは2020年9月度に前年度比24.8%増の2,674人な新会員を獲得。新規入会者の6割以上がイージーアクセスの会員だ

    イージーアクセスはタイランドエリートでは最も安価で、5年間継続してタイに滞在できる点が魅力だ。TPCのソムチャイ社長は今年、資格取得者数が過去最高に達した原動力として、タイが新型コロナウィルス感染の抑制に成功している点を挙げる。

    実際、タイでの感染者数は累計4,000人をわずから上回る水準にすぎない。9月30日時点で、エリートビザ会員数は1万1100人以上に達した。その大半は中国人や日本人、韓国人、英国人、米国人が占めている。TPCは21年9月期に2,700人以上の新規会員獲得を目指している。実現すれば、過去最多になるという。

    11月の第1週時点で、タイ当局は1,000人近い外国のエリートビザ会員の入国を承認。その後も約200人が入国している。ソムチャイ社長は9月の申請の6割は外国からの申し込みで、3月の2倍に達しており、タイのコロナ対策への信頼を示す結果だと分析する。

    エリートビザは当初、1回100万バーツのに入会金を支払い、タイへの「生涯」在留権を望む富裕層向けのプログラムとして2003年に導入されたが、現在は異なる価格帯の9種類のビザがある。5年、10年、20年の在留権が得られ、価格は50万-200万バーツだ。

    TPCは21年1-3月期、国内の不動産開発会社と提携し、富裕層のマンション購入者を対象とする10番目のエリートビザプログラム「フレキシブル・ワン」を開始する予定だ。1000万バーツ(約3,500万円)のマンションを1物件購入した人が5年間の在留ビザを無料、もしくは割安な価格で取得できる仕組みとなる見通しだ。コロナ禍の消費低迷により、タイの不動産市場は落ち込んでおり、需要促進も期待する。

    何故、タイが新型コロナウィルスの抑制で成功しているかはよくわかりませんが、気候やほど良い大都市感はバンコクなどは結構住みやすいと思うのです。

    不動産を買わせて、ビザも付けてやるとは究極の景気テコ入れ策ですね。

    日本もこれぐらいしないと、人口減少に歯止めがかからないのかな。

    まあ、このビザ、よくウォッチしておいておくことが大事と思うのでした。

  • シニアの夢は海外長期滞在、バンコクのハイアットリージェンシーが1年間宿泊プランを発売 料金は100万バーツ (約347万円)とは

    シニアの夢は海外長期滞在、バンコクのハイアットリージェンシーが1年間宿泊プランを発売 料金は100万バーツ (約347万円)とは

    仕事を退職すれば、1年間ぐらい海外で住むように滞在したいと考えるのです。

    そんな時に、ビザの問題もありますが、アパートなどを借りて住むか、まずはどのように住居を確保するかが最初の大きなハードルです。

    映画の解説で有名だった故淀川長治さんは、当時のテレビ朝日にも近い現在のANAインターコンチネンタルホテルの一室に住んでいらっしゃったと記憶しています。

    ホテルも長期契約の話しを相談すれば、おそらくディスカウント価格で長期滞在も可能だと思います。

    そんなホテルを自分の住まいにするという選択肢もある中で、微笑みの国のタイの有名ホテルからこんな年間契約プランが発表されたようです。

    ハイアットリージェンシー・バンコク・スクンビット(Hyatt Regency Bangkok Sukhumvit)は、同ホテルのクラブルームに1年間宿泊できるプラン、ワンミリオンバーツクラブ(One Million Baht Club)の予約受付を開始しているとのことです。

    365泊分の宿泊料金はプラン名通り100万バーツ(約347万円)。主な特徴・特典は以下。

    • クラブルーム365泊
    • クラブラウンジでの飲食(朝食、スナック類、カクテルなど)
    • クラブラウンジ内の会議室使用
    • 館内の飲食施設・ルームサービスで利用可能な20万バーツ(約69万円)分のクレジッ
    • クリーニング及びドライクリーニングは毎日6枚
    • コンシェルジュサービス
    • バンコク都内リムジンサービス10回
    • フアヒン、サムイ島、プーケットにあるハイアット系列ホテル宿泊10泊分
    • バムルンラード病院での健康診断
    • タイマッサージ10回(各1時間)
    • サイアムパラゴン、サイアムセンター、サイアムディスカバリー、アイコンサイアムでのショッピング特典

    こちらのクラブルームはウォークインシャワーと独立したバスタブのあるバスルーム、ワークスペース、バンコクを見渡すモダンなタイ風の装飾が施された機能的な35〜37平方メートルの客室とのことです。

    そして、クラブラウンジが利用ですので、朝食はもちろん夕方にはイブニングカクテルでお酒類も無料で飲めます。

    価格的には1年間で約347万円ですので、1日約1万円ということになります。それで、朝食も付いて、その他の付帯するサービスを考えてみても、夫婦2人で滞在する住居コストでは非常に優秀なのではないかと、個人的には思います。

    問題のビザですが、タイでのロングステイするにあたって、長期滞在できるビザを申請する必要があります。30日以上のロングステイの場合、就労や永住を目的としないノンイミグラントビザ-O(Non-immigrant Visa-O)を取得することで1年間滞在できます(タイ国内での延長も可能)。

    このビザを取得するためには、年齢が満50歳以上であることや、タイ国内銀行発行預金残高証明書または日本の銀行の残高証明書が必要で、最新月のもので預金残高が800,000バーツ(約240万円)以上あることが確認できるものなどが必要とのことです。その他の要件でも申請可能ですので、チェックが必要です。

    まあ、このホテルプラン、コロナ禍でのやむを得ないプランなのか、今後も継続されるのか、要ウォッチかと思います。

  • さとなおさんも薦める本格“家カレー”のスパイスセット、これで十分及第点ではないか

    さとなおさんも薦める本格“家カレー”のスパイスセット、これで十分及第点ではないか

    おいしい本格的な家カレーを作るのは、日本人とインド人なら共通の夢です。

    だけど、本格的なスパイスの香り漂うカレーを作るのは、日本人には至難の業です。何故なら、日本の家庭にはカレーのスパイスが常備されていないのです。

    一方、インド人は家庭でもスパイスが常備されていて、家で本格的なカレーを毎日作っていますね。

    自分はスパイスを買ってきて、配合してスパイス豊かな家カレーを作るまでの境地にはまだ達してしないのです。

    本格的なカレーを食べたければ、インド料理屋でテイクアウトするか、屋台のアジアンキッチンで購入するのが常なのです。

    そんなカレー、たかがカレーですが、コミュニケーション・ディレクターで高名なさとなお(佐藤尚之)さんのツィッターのつぶやきを見てこの商品を知ったのです。

    アマゾンで販売しているESAアジア教育支援の会が販売するオリジナルスパイスミックスが大変良いということだったのです。

    この記事を見て、自分も週末の家カレー用に早速「バターチキンカレー・スパイスミックス (4人分)」を購入してみたのです。本体価格は450円で送料が別途250円、合計700円でバターチキンカレー用のスパイスが一式揃っています。

    このブランドのスパイスミックスはいろんな種類があります。キーマカレー用やナスとひき肉のカレー用などもあります。

    そして、先日の4連休で早速このスパイスミックスを使って、バターチキンカレーを作ってみたのでした。

    商品の中にレシピもありますので、そのとおりにつくればよいだけです。

    自分が食材で購入したのは、とりもも肉とヨーグルトとパクチーぐらいかな。

    まずはもも肉を1口大に切って、ヨーグルトとマリネ用のスパイスでお肉をマリネします。

    その間に玉ねぎをよく炒め、ホールトマトも炒めてペースト状にします。

    そして、その中にマリネしたお肉とソース用スパイスを入れて火が通れば完成です。

    このレシピでおもしろいのは、バターと塩をけちることなく投入することと書かれていることです。

    というわけで、マリネを除くと30分あれば本格家カレーの出来上がりです。

    家族の試食では、十分満足できるバターチキンカレーだと好評を得たのでした。継続もありという評価です。

    ところでカレーのスパイスと言えば、有名な方がカレー研究家の水野 仁輔(ミズノ ジンスケ)と言う方がいらっしゃいます。

    この水野さんが展開しているのがこちらの「AIR SPICE」というサイトがあります。毎月、定期的に水野さんが薦めるカレースパイスセットが送られてきます。

    「AIR SPICE」とは、毎月あなたのお手元にレシピ付きのスパイスセットをお届けするサービスです。

    ご自宅にたくさんの新鮮なスパイスを常備しておく必要はありません。

    新しいレシピを探し求め続ける必要もありません。

    ちょっとした好奇心さえあれば、さまざまなカレーやスパイス料理を楽しめます。

    おいしくてからだにいいスパイスライフをはじめてみませんか?

    ちなみに、3ケ月分のセットが毎月送られてくる3ケ月コースは2,940円(税込み・配送手数料込み)ですね。

    話しは変わりますが、10年前にインドを旅した時にインド国内線で乗ったLCCの名前がスパイスジェットでした。機内はスパイスの匂いが香るのか心配だったのですが、名前だけだったようでした。

    まあ、こんな航空会社もあるインド人にはカレーではかないませんね。

    コルカタの「アルサラン」のビリヤニはジャガイモ入りで絶品ソウルフード、インド人の食いっぷりが半端ないぞ



  • タイに長期滞在めざし ビザ付きカード申し込み急増とは、そんなカードの名称はタイランド・エリート・カード

    タイに長期滞在めざし ビザ付きカード申し込み急増とは、そんなカードの名称はタイランド・エリート・カード

    2020年7月5日(日)の日本経済新聞の記事で日経と提携しているASIAN REVIEW誌からの翻訳記事が出ていて、非常に興味を引く記事だったのです。

    ちなみに自分はタイのこんなビザのシステムは全く知らなかったのです。

    タイトルは、「タイに長期滞在めざし ビザ付きカード申し込み急増 中国富裕層 コロナの避難先に」です。

    新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、タイに最長20年滞在可能なビザを取得できる外国人向けのカードの申し込みが急増している。

    特に多いのは中国人の富裕層による申し込みだ。

    感染抑制で一定の成果をあげたタイを国外の避難先と捉え、別荘を探す動きも出てきている。

    カードの名称は「タイランド・エリート・カード」でタイ国政府観光庁の子会社、タイランド・プリビレッジ・カード社が発行している。

    一定の審査を経てカード会員になると、5年以上、最長20年にわたって滞在できるビザを取得できる。再入国も可能という。

    他にも様々な特典がある。例えば、空港から宿泊先などへのリムジンによる無料送迎、入国審査や税関の迅速サービス、一定のゴルフ場やスパの無料利用などだ。

    条件にもよるが、入会金は50万バーツ(約173万円)から200万バーツ程度だ。(1バーツ=3.40円程度)

    バンコクで同カードを扱う複数の代理店によると、2月から問い合わせや申し込みが増え始め、6月中旬ごろに急増した。

    代理店に勤務するボビー・ヒー氏は、「これまで一度もタイを訪れたことのない中国人からも申し込みがあって驚いている。タイに別荘を探している人も多い」と話す。

    (中略)

    タイランド・プリビレッジ・カード社の内部資料によると、カード会員は2月末時点で9千人超と18年末から3千人程度増えた。

    会員の国籍は全体の20%を占める中国人が最も多く、このほか、英国人が6%、日本と米国がそれぞれ5%に上った。

    自分はタイにこんなビザ制度があるのを初めて知ったのでした。

    そして、タイランド・プリビレッジ・カード社のHPは日本語版もしっかりとあります。

    会員プランは7つほどあります。イージーアクセスから最強のアルティメット・プリビレッジのラインナップが揃っています。

    この「タイランド・エリート・カード」の一番のポイントは、エリート会員になると、5年のマルチプル滞在査証(ビザ)が発給されます。

    マルチプルとは、タイ国内と国外を何度でも往来できる権利のことです。

    通常一度でもタイ国外に出てしまうとビザは失効してしまいますが、エリートビザの場合は最初から何度でも内外を往来できる権利が付いているということです。

    また、1回入国すると1年間連続で滞在することが可能です。有効期限は5年です。会員権が20年の場合ですと5年マルチプルビザの発給が初回も含めて合計で4回発給されます。「最初の5年+5年+5年+5年=合計20年」ということになります。

    観光ビザで入国すると最長でも3ケ月であり、一度国外に出て再入国するのもあまりに頻繁であれば入国拒否される可能性もあります。

    そんな中で1年間連続で滞在できるこのビザは重宝するかもわかりません。

    ちなみにアルティメイトで20歳以上という年齢制限はありますが、それ以外は年齢の制限は設けられていません。

    興味ある方は、タイランド・プリビレッジ・カード社のHPを覗いてみられてはいかがでしょうか。

  • 世界に先駆けて発行のカンボジア中央銀行のデジタル通貨「バコン」、日本人が開発に貢献。そして、日本のEdyの名前の由来は壮大だった

    世界に先駆けて発行のカンボジア中央銀行のデジタル通貨「バコン」、日本人が開発に貢献。そして、日本のEdyの名前の由来は壮大だった

    丁度3ケ月前の年末年始はカンボジアのプノンペンとシェムリアップに滞在していたのでした。それからわずか2ケ月後に、こんなに旅行ができない世界がやってくるとは、露にも思いませんでした。大変な激動の時代です。

    そんなカンボジアですが、2019年に世界に先駆けて実用化されたカンボジアの中央銀行デジタル通貨「バコン」については、ほとんど知られていません。

    そして、この「バコン」という中央銀行デジタル通貨を開発を手掛けたのは日本企業ソラミツの宮沢和正特別顧問なのです。この方、現在は2019年に入って、社長に就任されています。

    この宮沢さんですが、電子マネーの草分け「Edy(エディ)」の立ち上げメンバーだったのです。

    この「Edy」ですが、2001年にソニーグループ、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、さくら銀行(現・三井住友銀行)、トヨタ自動車、デンソー、ディーディーアイ(現・KDDI)、三和銀行・東京三菱銀行(いずれも現在の三菱東京UFJ銀行)など11社の出資により設立された「ビットワレット株式会社」が導入した、日本で初めて全国規模で導入された非接触型決済による電子マネーですね。

    ソニーが開発した非接触ICチップFeliCaを搭載したカードや、携帯電話(おサイフケータイ)等で利用できますね。

    名称はユーロ (Euro) ・アメリカドル (Dollar) ・円 (Yen) に次ぐ第四の基軸通貨になってほしいとの願いから、各々の頭文字を取る形で付けられた。

    自分は日頃よりEdyは利用しているのですが、この名前の由来まではしらなかったな。なかなか壮大な名前の由来ですね。

    決済音は特徴的な「シャリーン」という音も知られています。

    そして、この宮沢和正さんの記事が日刊新聞夕刊のフォーカスというコラムで紹介されていたのです。

    記事から引用しますと、

    エディは決済手段として広く使われるようになったが、国内でも有力な電子マネーはほかにもある。

    「利用者からすれば統一されるのが望ましいが、それができなかった」。

    悔しさも感じていた16年、ソラミツの経営陣と出会う。技術の将来性や経営陣の熱意に引かれ、入社を決めた。

    エディでぶつかった汎用性やグローバル化の壁をデジタル通貨で突破したいと意気込む。

    米フェイスブックや中国が独自のデジタル通貨導入に動くなど世界の変化は早く、「日本が取り残される」と危機感を持つ。

    カンボジアでの経験を逆輸入し、日本でもデジタル通貨の普及に臨む。

    カンボジアの通貨はリエルです。自分が滞在した時は、どこのお店でもデジタル通貨という「バコン」というものは見かけなかったのです。

    そして、QRコードなどのスマホ決済も利用できなかったのです。特に困ったのが、Uberのような配車アプリはあるのですが、決済手段は提供されておらず、決済は専ら現金というなんともアナクロなのです。

    むしろ、カンボジア国内では旅行者はリエルでなく、米ドルの方が使い勝手が良いというお国柄なのです。

    そんな国、カンボジアで本当に庶民にこのデジタル通貨「バガン」というものが流通するのか、かなり懐疑的ですね。

    今日はそんなデジタル通貨の話しでした。

  • 新型コロナウイルスでANAとJALの国際線も手数料なしでキャンセル可能になった。だけど、まだGWのフライトには適用されず、残念

    新型コロナウイルスでANAとJALの国際線も手数料なしでキャンセル可能になった。だけど、まだGWのフライトには適用されず、残念

    自分の次の旅行は2ケ月後のGWの韓国・釜山発のインドネシア・バリ島への旅行なのです。

    こちらのチケットですが、数か月前にシンガポール航空の釜山とバリ往復のビジネスクラスのチケットが10万円未満で格安との情報が流れてきて、必死に確保したチケットなのです。

    そして、日本から釜山へのチケットは別途、調達したのでした。

    そして、この新型コロナ騒動真っただ中の今日です。

    航空会社からは頻繁に、フライト時間の変更のお知らせが届きます。

    特に日本と釜山の間のチケットのフライト時間が当初より大幅に変更になっています。

    中国以外では韓国が一番大変な状況になっているので、これも止む無しかなとは思います。

    そして、新聞を眺めていると、ANAとJALは3月2日より、国際線のキャンセルや変更の手数料を無料にすると発表したとの、記事に目が留まったのでした。

    まず、ANAですが、国際線で手数料なしで払い戻しできる航空券は以下のとおりです。

    (対象航空券)

    日本発着全路線(中国発着を除く)

    • 発券日 2020年2月28日発券分まで
    • 搭乗日 2020年3月19日搭乗分まで(3月6日現在、4月5日搭乗分まで延長)

    中国空港発着路線(香港・マカオを含む)

    • 発券日 2020年2月26日発券分まで
    • 搭乗日 2020年4月30日搭乗分まで

    上記条件をすべて満たすANAで発券された国際航空券

    航空券番号が205で始まる航空券

    一方、JALも基本、ANAと同じですが、現時点では中国路線については、搭乗予定日が2020年月20日(月)まで(3月6日現在、4月5日搭乗分まで延長)となっています。

    ANAでは払い戻しについては、専用フォームより申請いただくことにより、手数料無しで承ります、とのことです。

    ANAウェブサイトより払い戻しの手続きをした場合は手数料免除となりませんので、注意が必要です。よって今回は、ANA予約・案内センターに電話してキャンセルした方がよさそうかな。

    今のこの騒動が3月中に収束していくとは思われませんので、おそらく中国便以外の国際線のキャンセル手数料なしというのが4月の搭乗便にも延長されるという公算が強いと思いますが、GWはどうなるのか、目下、よくわかりません

    だけど、これだけダメージの後の、フライトです。機材繰り等でフライトが頻繁に変更される公算も大きく、乗り換えがたくさんある旅行はリスクが高いと思われます。

    自分の場合は、釜山とシンガポールでの乗り換えが入る嫌なフライトです。

    GWに旅行に行くにしても、日本発着で1フライトで目的地に行ける旅行先にしようか思案中なのです。

    だけど、シンガポール航空のビジネスクラスにも乗ってみたいのです。

    平時であれば、本当にプラチナチケットになったのにです。

    まあ、フライトのキャンセルは4月に入ってからの様子見というのが妥当な判断かな。

    それにしても、こんな時に韓国発着のフライトが入る旅行の計画とは、運がありませんね。

    だけど、今年のGWはあまり日並びが良くありませんが、まだ、特典航空券もとれるフライトがあるなんて、とびっくりする次第です。

  • 上海は南京路近くの「老客勒酒楼」というお店、グラムの中国表記が読めなくて大苦戦

    上海は南京路近くの「老客勒酒楼」というお店、グラムの中国表記が読めなくて大苦戦

    2020年の1月3日から1月5日までは上海に滞在していました。

    この新型コロナウィルス騒動で上海のメインストリートの南京東路も、その時はいつものようにたくさんの人でにぎわっていましたが、現在はどうなのでしょうか。

    おそらく賑わいはないと想像できますが。

    自分たちもあと20日帰国が遅れていたらと思うと、ぞっとします

    そして、1月4日のお昼に南京東路に下しらべもしていない状態でランチできるところを探したのでした。

    そして、見つけたのが「老客勒酒楼」というお店です。

    • 住所:福建中路374-376号

    選んだ基準は、高そうでもなく、観光客向けでないような中華料理屋ということで、こちらを選んだのでした。

    1階のお店は6割程度の入り。2階と3階にもお店はあるようです。調理場は2階なのかな。

    まずはビールを注文して、料理選びに入ります。

    こちらで出てきたビールが青島ビールの純生という瓶ビールでした。

    そして、メニューを見ていると、家人がいつもと違うことを言いだしました。

    いつもと違う料理が食べたいと。大きい海老の揚げたような料理を指さして、これが良いといいます。女性の定員さんに、これ注文できる、と言うと無視されたのでした。

    そして、もう1度、これ注文したいのだけれどと言うと電卓を持ってきて、9,000円と言ったのでした。

    メニューをよく見ると、克という単位の表示があります。この料理は100グラム単位で時価ということと判断した次第です。

    どうりで最初に店員が無視したのが判った次第です。高いから、止めといた方がいいよ、という忠告でしょう。

    中国の重さの表示は、下記のとおりになるようです。

    • 克(グラム)
    • 千克、公斤(キログラム)
    • 吨(トン)

    これを知らなかったために、恥をかいた次第です。

    そして注文したものは、

    • 黒酢酢豚
    • 蟹肉入りの煮込み(のようなもの)
    • 小籠包
    • 卵と青菜のスープ

    中国で初めて黒酢酢豚を食べましたが、日本で見かける酢豚とは少し違っているところが、ご愛敬ですね。こちらの上海版は肉が細切りですね。味は黒酢酢豚ですので、ご安心を。

    小籠包も変わっています。したの部分に焦げ目がついています。蒸した後に、少し焼くのでしょうか。

    まあ、これでビールを2本飲んで、5,000円程度だったと思います。

    気になったのが、奥のテーブルでは地元の中年カップルが蒸した蟹を5-6個、大人食いをしていたところかな。

    そして、決済で焦ったのでした。何と、VISAもMasterのクレジットカードも、アリペイも使えないと言われたのでした。キャッシュオンリーとのことです。

    近くのATMで現金をおろしてこいと言われる始末です。

    だけど、若い男性定員がわざわざATMに案内してくれたのです。そして、にこにこ現金払いです。これぐらいの店構えをしているのですから、VISAぐらいは使えるようにしてくれよ、と思った次第です。

    結局、今回、駆け足で駆け抜けた上海市内での外食はこれ1回だけとなったのでした。少し残念。

    上海は浦東地区にあるインターコンチルンタルは手ごろな宿泊料金で泊まれるところが魅力のホテル





  • 上海は浦東地区にあるインターコンチルンタルは手ごろな宿泊料金で泊まれるところが魅力のホテル

    上海は浦東地区にあるインターコンチルンタルは手ごろな宿泊料金で泊まれるところが魅力のホテル

    2泊3日の上海の短い滞在の2泊目は「インターコンチネンタル・ホテル」にしました。

    何といっても、値段が魅力的だったからです。1泊 741元(約11,500円)程度で宿泊できるとは驚きです。

    そして、前日に宿泊したダブルツリーよりも、立地と客室はインターコンチネンタルの方が上だったのです。その上に、宿泊料金が安いとは。

    場所はどちらも上海の浦東地区ですが、ホテル周辺にお店がたくさんあるのが、インターコンチネンタルの方ですね。

    当方、インターコンチネンタルも傘下に持つIHGグループの最上級会員のスパイア・ステータスを保有していますが、今回、この部屋がアップグレードされた部屋かは定かではありません。前日のダブルツリー同様、中国本土ではホテル上級会員に少し冷たいようです。

    ホテル自体は少し古い気はしますが、水回りも含めて、特に大きな不満はありません。

    ただ、チェックインの際のホテルマンの手際が悪いと思いました。チェックインできるカウンターの数が少ない気がします。

    そして、スパイア会員にはチェックインの際にバーでのウエルカムドリンク券がもらえるのですが、これ、本当に会員のみの1杯しか飲めないのですね。

    ヒルトンの方は家族全員のフリードリンクがもらえるのと比べすると、インターコンチネンタルの方がサービスが少しせこい気がします。

    そして、明日は浦東空港の飛行機の時間が朝8時のANA機なのです。

    すると朝5時過ぎにはホテルをチェックアウトしなければなりません。ホテルでの朝食もなしです。それもあって、上級会員でも朝食が無料が必須のヒルトンではなく、インターコンチネンタルにした理由もこれにあるのです。

    こんな状況では夕食を外のレストランで取るという気がおこらないんだな。

    ホテル2階の中華レストランで点心でも少し食べようということに相成りました。名前は「オリエンタル・レストラン」です。お客さんは少なかったな。テーブルが3つぐらい埋まっている程度です。

    自分はビールとローストダックを注文です。こちらのビールは「ステラ」というあまりなじみのないブランドです。だけど、ローストダックをつまみにすれば、文句はありません。

    連れは、小籠包です。小腹もすきそうなので、一番シンプルなチャーハンを注文してみました。

    そして、メニューを見ると、替わりだね点心があるのですね。中国の人もおもしろいことをしますね。

     

    こんな感じで今回の旅行、7泊8日の東南アジアの旅は終わったのでした。そして、この中国をあとにして、3週間後には、あの新型コロナウィルス騒動が始まるのです。

    もう少しタイミングが悪かったら、大変なことになっていましたね。