その映画は劇場での事前の予告編もなしに公開されたのです。自分だけが知らなかったのかもわかりませんが。
その映画とは日本映画の「グッバイ・クルエル・ワールド」(Goodbye Cruel World)です。その告知を見た途端に、劇場ではほとんど日本映画は見ないのだけど、観たくなったんだな。
いわゆる犯罪ものの映画なのかなという知識しかありません。ちなみに、「cruel」とは、“残酷な、残虐な、むごい、非情な”、という意味ですね。
映画のキャッチはこんな感じなのですね。

西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和。
豪華俳優陣の出演と監督・⼤森⽴嗣、脚本・高田亮のオリジナルで贈る本作は、大森監督の⽣々しいまでに抉る⼈物描写はそのままに、暴力と銃をスタイリッシュな映像で魅せる。さらにソウルやファンク、⾳楽やファッションのジャンルを超えた組み合わせ、銃の構え⽅、タバコの吸い⽅・・・。
キャラクターからアイテムまで、どこまでもクルエル・ワールド全開!
という訳で、今週は「靴ひものロンド」に続いて2回劇場に足を運んだのでした。
観ての感想です。かなりクエンティン・タランティーノの初期の映画を意識した演出というか作り方ですね。レザボアからジャッキー・ブラウンまでを。
全編にわたり音楽もタランティーノ好みのソウル音楽を挿入しています。
話しはヤクザの金を盗んで、それからの出来事が中心の映画です。自分としては、準主役級の宮沢氷魚、玉城ティナの2人は初めて知ったのです。ほとんどテレビのドラマは見ないので。

脚本で残念だったのは、リアリティが乏しすぎたところかな。あれだけの乱射事件と銃をぶっ放し、スタンドを爆破すれば大勢の警察がすぐに来るだろう!
あんな血まみれになって、どうして遠くに移動できるの!ツッコミというか、このあたりも丁寧に脚本づくりしないと現実味がないと思うんだな。
大森南朋の刑事も日本の警察機構の中であれだけの目に見える堕落は決して野放しというか、刑事の資格剥奪されているだろう。
役者では狂気さでは斎藤工がよい演技をしています。リアリティありすぎです。西島秀俊はやっぱり悪人役にはなりきれないと思いました。
最後の終わり方も、少し?マークかな。あそこまで無事にたどり着けないだろう。
比較する日本映画では、「孤高の血」があると思います。こちらの方がリアリティがあるな。原作があるからかな。
SEXシーンはなくて暴力シーンが過激なのでR15指定なのか。
だけど、この手の日本映画は珍しいので、ツッコミどころはありますが、劇場で是非お楽しみください。だけどやっぱり、宮沢氷魚の最後の演技もよくわかりませんでした。
やっぱり、タランティーノは偉大なりを実感した次第です。やはり脚本の妙ですね。









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