新型コロナウイルスで苦境の中にいるJALですが、こんな時でもJALから情報誌「AGORA」(アゴラ)6月号が届いたのでした。
但し、来月からは2ケ月に一度の発行に変更になるようです。
そして、その雑誌の中から気になる情報を見つけたのでした。
「背広」の語源になったともされるロンドンの中心地サヴィル・ロウ周辺には、スーツを仕立てるテーラーから、靴、帽子、シャツ、タイとさまざまな紳士用品を扱う店が集まっている。
いずれもこのエリアに店を構える英国王室御用達の老舗三店は、それぞれ個性的な紳士用のフレグランスをを製造している。
一番目は「フローリス」です。
英国最古の香水商、1730年創業の「フローリス」のフレグランス「No.89」は、本店の住所であるジャーミン・ストリート89番地に由来するものだ。
オレンジとヴェルガモットのシトラスノートにシダーウッドのウッディノート、相反する個性を併せもつこの香りは、映画「007」の原作者イアン・フレミングが愛した香りとして、今も同社を代表する製品となっている。
次は「ペンハリガン」です。
一方で、バーリントン・アーケードに店を構える創業1870年の「ペンハリガン」には、調香師ベルトラン・ドュショフール氏が、サヴィル・ロー16番地のビスポーク・テーラー「ノートン&サンズ」とコラボレーションして作った香り「サルトリアル」がある。
イタリア語でテーラーを意味する「サルトリア」にちなみ、温かみのあるオークモスの香りをベースに、スーツを愛用する男性をイメージして作られたモダンな香りだ。
最後は「D.R.ハリス」というお店です。
こうしたロンドン紳士の香りの歴史に新たに登場したのが、創業1790年、ロンドン最古の薬局「D.R.ハリス」のコロン「No.14」である。
このコロンは、昨年末に英国のメンズウェアブランド「ハケット ロンドン」が、サヴィル・ロー14番地に旗艦店をオープンすることを記念して発売されたものだ。
ハケット氏好みのベティバーをベースにレモンを配合、ジン&トニックを思わせるジュニパーアクセントとなった爽やかなコロンは、万事控えるをよしとする英国紳士の哲学を彷彿させる。
加えて、その爽やかさからユニセックスで穏やかな香りを好む女性の愛用者も増えているという。
やはり、この3つの香水の中で一番興味を持ったのは、「フローリス」のフレグランス「No.89」かな。あの007の原作者が好んだという香りに興味があるんだな。
日本では、ハウス オブ ローゼが取り扱っているようです。
だけど、ロンドンでも有名な香水があるとは全く知らなかったな。
香水と言えば、フランスかイタリアのイメージなのです。
で最近、自分が好んでいる香りは、「ACQUA DI PARMA」(アクア ディ パルマ)なのです。2年前にミラノに行った際、偶然、モンテ・ナポレオーネ通りで堂々とした店構えのお店で見つけたのです。
場所はカルティエの前にありますね。
何でも、「メンズ―スーツにエレガントさを加える最後のエッセンス」として多くの高級ブランドで使用されることにより成功してきたブランドだそうです。
そして、この「ACQUA DI PARMA」はルイ・ヴィトン等の多くの有名ブランドを持つLVMHグループの系列なのです。
次にロンドンにいったら、是非また、サヴィル・ローにも足を運んでみたいな。紳士が作る香り、興味深いです。
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