その衝撃のニュースは家人から聞かされたのです。寝耳に水の衝撃のニュースです。
自分の中で今まで食べたカレー南蛮の中でダントツの1位が山形県を発祥とする「山形肉そば 桃山」の“カレーかけそば”なのでした。
既に過去形になっていますが、都内には2軒の支店があったのです。六本木店と大手町店です。
しかし、六本木店の方はビルの改築に伴って、あえなく2019年1月31日を持って残念なことに閉店となっていまったのです。
それ以来、お昼のランチの定番のカレー南蛮を探す旅が続いているのです。いまだに納得のいくカレー南蛮は見つかっていないのです。
そして、都内に残るのが、大手町店のみとなったのです。
その大手町店は、警視庁の神田運転免許更新センターの大通りを挟んで、丁度、対面に位置しているのです。自分も2年前にこちらで免許更新をした際には、この「桃山 大手町店」でカレーかけそばを食したのでした。
その時も、六本木店のような繁盛ではなかったのは記憶に残ってはいたのですが。
そして、コロナ禍での家人の免許の更新が1ケ月ほど前にあったのでした。
免許更新に行く前には、桃山でカレーかけそばを食べてきたらと声をかけたのでした。
そして、免許更新から帰ってきた家人が言うには、既に閉店しているよ、と言うのです。
驚天動地の言葉です。ついに、「桃山 大手町店」の訃報を聞こうとは思いもよりませんでした。ついに東京から桃山の支店がなくなってしまったのでした。
もうあの、蕎麦が少し太くて発色の良いカレーがかかった「カレーかけそば」が完全にたべれなくなってしまったのでした。
だけど、桃山のHPを見てみると、まだ大手町店が掲載されているのはどうしてなのかな。会社の方もかなり混乱しているようです。
そうするとの桃山グループでのお店は下記の2軒のみということかな。
- 東根本店: 山形県東根市羽入 1774-4
- 熱海店: 静岡県熱海市水口町 2-16-66
お店の情報によれば東根本店を開業したのが、2013年5月19日とあります。
お店のコンセプトはこんな感じでスタートしたのですね。
こだわりの素材と製法で作られる桃山の麺は、
独特のコシと滑らかな食感で食べる方を魅了します。
牛そばや鳥そば、肉そば等、それぞれのスープに合うように考え抜かれた
究極の麺を是非ご賞味ください。
東京に進出して支店を広げていこうという野心があったのでしょうが、おそらく頓挫してしまったのでしょうか?
六本木店があれだけ繁盛していたところを見ると、味は東京の人でも完全に受け入れられていたのは間違いありません。
自分的にはもう少し値段を上げれば良いのにとは思っていました。
あのクオリティーと味のカレーかけそばが650円とは明らかに安すぎると思います。
閉店の理由はコロナの影響があったのかどうかは定かではありませんが、自分の周りの飲食店の訃報では5月の「ますたに 田町店」に続く今年最大級の訃報です。
残念無念です。あのカレールーのレシピ、教えて欲しいな。