現在、自分が大好きな日本橋にあるラーメン屋さんの「京都銀閣寺ますたにラーメン」は絶賛、11月中旬の移転での新規開店で閉店中なのです。
今年の5月には「ますたに 田町店」も閉店です。
閉店と移転が相次ぐ中ですが、どこかでランチを物色しなくてはいけなくなりました。
以前1度いったお店ですが、再訪したくなったのです。
雑誌の週刊新潮の「外国籍の著名人が日本で見つけた飲食店-異邦人のグルメ-」というのページの特集で、フランス出身のフローラン・ダバディさんという人が紹介していたお店なのです。 この名前を見て、すぐにピンときた人はかなりのサッカー通ですね。 元サッカー日本代表監督を務めたトルシエさんに仕えた人です。通訳兼アシスタントとしてサポートしていた人です。
トルシエさんも一緒に行ったことのある蕎麦屋さんの創業50年の現在は港区の赤羽橋にある「志な乃」さんを紹介されていました
食べログなどには、お客さんのコメントとして、「志な乃」のお客さんは9割方、合盛のけんちん汁のセットを頼むとのことです。
- 住所: 東京都港区芝3丁目14−6
前回伺ったのが、2019年6月です。約1年4ケ月ぶりの再訪です。
コロナ禍でもしっかりと生き残っていらっしゃいました。自分の周りでは蕎麦屋さんが2店も閉店しているのを見ていましたので、若干不安があったのです。
13時過ぎに訪問です。入口のドアは開けられ、外には消毒液、4人掛けのテーブルには透明なアクリル板が設置してあります。こんな町のお蕎麦屋さんですが、コロナ対策はバッチリです。
なじみ客らしき人が、お店の人と「コロナで心配していたよ、開いててよかった」という会話を聞きながら、まずは注文です。
こちらの名物は合盛とけんちん汁です。前回来たときは、普通の合盛(1,150円)を注文したのですが、量がかなり多かったことが気になっていたのでした。
メニュー表を見ると、小盛があるではありませんか。そんな訳で、下記を注文したのでした。
- 合盛 小盛 (1,050円)
- けんちん汁 (350円)
まずは薬味とそばつゆが運ばれてきました。こちらの薬味は普通の蕎麦屋さんでは珍しいいろいろな薬味が盛られています。
そして、待つこと5分。合盛の登場です。そばとうどんが綺麗に盛り付けられています。
そうこうするうちに、あつあつのけんちん汁が運ばれてきます。
最初に来た時は、けんちん汁は単発で食べるのか、それでも蕎麦かうどんを入れて食べるのがよいのか迷ったのですが、要は自分の好きなように食べればよいことにはたと気づいたのでした。
そばつゆにつけて食べる、そばもうどんも絶品です。時に味をかえるために、けんちん汁にうどんを入れたりと味が変わっておもしろいですね。
だけど、気を付けないといけないのは、こちらのけんちん汁は本当にあつあつです。大根を1口で食べて、口の中がやけどしそうになりました。
自分には、合盛の量は小盛で丁度よいなと思った次第です。
メニュー表にある“大皿盛-四人前家族向き”(4,200円)というものがあります。どんな盛り付けでくるのかな。一度食べてみたいな。
美味しい合盛とけんちん汁、堪能しました。ご馳走様でした。