早朝の伊勢神宮詣でを終わると、一旦、チェックアウトのために宿泊先の「鳥羽国際ホテル」に帰ります。通常のチェックアウトタイムは11時ですが、一休のダイヤモンド会員は12時ということで、少しはダイヤモンド会員のメリットを享受できたかな。
1泊2日の慌ただしい伊勢志摩の滞在を終え、一路、今日の宿泊先の名古屋を目指します。名古屋に行くのは20年ぶりかな。
伊勢志摩から名古屋までは高速を利用して2時間30分ぐらいかな。
車中で名古屋めしの打ち合わせが始まります。本日のお昼をどこで食べようかという相談です。お昼ですので、麺ものでということに。ならば、名古屋と言えば、「きしめん」か「味噌煮込みうどん」ということになるのかな?
そして、車中談義で決まったのは、やはり、まずは王道の“きしめん”ということになったのでした。きしめんでしたら、「宮きしめん 伊兵衛」に決まりと家族が言うのです。
ランチは14時で終了ということなので、本店に急行します。
- 名古屋市熱田区沢上二丁目5番24号
名古屋めしの代表格きしめんは、昔から名古屋めしだった。
今も“名古屋めし”の代表格のひとつであるきしめんですが、その歴史は意外と古く、江戸時代にはすでに食されていたことが複数の書物にも記載されていますので、当時から名古屋めしの代表だったことがうかがえます。
大正12年に創業した宮商事株式会社は、そうした歴史を持つきしめんを製造する会社です。熱田神宮を発祥の地としており、宮司様より熱田神宮の『宮』の字を頂戴し、“宮きしめん”と命名していただきました。
そうした背景一つひとつを大切にしながら、今日も美味しいきしめんを提供いたしております。
ぎりぎり何とか間に合ったのでした。そして、こちらのお店は門構えからして、かなり格調高いお店のようです。
純粋に名古屋で食べる人生初の“きしめん”体験かな。
そして、まずは注文です。メニューを見て、“カレーきしめん”の名前に心惹かれるものがあふるんだな。だけど、ここは心を鬼にして、一番オーソドックスなきしめんを食べないと味覚がわからないと思ったのでした。
そして、家族全員、“宮きしめん”(880円)を注文です。そして何と、連れ二人は揃って、エビフライを1尾づつと言うではありませんか。確かに、天ぷらのバリュエーションが半端ではありません。自分も思わず、“穴子(ハーフ)”(400円)を注文です。
そして、“宮きしめん”の登場です。何と、トッピングに別皿でかつお節があるではありませんか。粋ですね。
きしめんは思い描くどおりのthe“きしめん”です。
具材よい、麺よし、スープよし、見た目よしの4拍子揃った既に既に完成形のきしめんでした。スープの加減もバッチリです。
そして、天ぷらです。塩をつけて食べる穴子の天ぷら、きしめんのつゆと相まって美味ですね。本当は天ぷらをつゆに浸す、下品な食べ方が一番おいしいのなんだろうな。
とにかく、宮きしめん、美味しゅうございました。
|