先日の行ってきたばかりの2021年夏の飛騨高山と伊勢志摩への旅です。東京からレンターカー(ちなみにトヨタレンタカーさんです)を借りて、出かけたのでした。
出発日は丁度、東京オリンピックの開会式の朝でした。首都高に乗るために新宿あたりを走っていたのでした。天候も悪くなり、かなりの量の雨が降っていたのです。オリンピックのためか、警官の数が以上に多い風景です。
何やら、パトカーが後ろに来て、先に止めろというアナウンスです。何も違反していないのにと思ったのですが、指示に従います。
警察官の方が言うには、「車線変更禁止(黄色い線)のところで、車線変更したでしょ、違反です」とのことです。「だけど、この強い雨と台風接近の暗さで黄色い車線なんか見えませんでした」と言ってもダメです。免許証を出せ、とのことです。
後ろに止めたパトカーに戻って、おそらく違反きっぷを切っているのでしょう。
今度は別の警察官が来ます。本当に雨で黄色い線が見えなかったのか、と聞きます。この雨では見えませんよ、と応えます。すると、警察官は、「今回は指導ということにします」とのことです。おそらく、自分の免許がゴールドカードで今まで違反らしきものをしていないからかな、と思った次第です。まあ、何とか助かりました。ここで違反キップをもらっては、旅の不吉な予感がしますので。
だけど、この不吉な出来事は、その事故の前兆というか警告だったんだな。
その翌日は、ある東海の観光地の村を訪問したのでした。道を間違えたと思って、車を反転させようと思って、脇の小路に車を入れた時です。何が起こったかよくわからなかったのですが、小道脇の土蔵のシャッターに車ごと突っ込んでしまったのでした。シャッターもグネっと曲がり、車にも傷と凹みができてしまったのでした。
よく事故を起こした人が言う、ブレーキとアクセルを間違えたのでしょうか。
30年ぶりに起こした事故です。最寄りの警察署に出頭します。
その村の駐在の警察官に事故を説明し、免許証と自賠責保険証を提示します。そのコピーに事故の経緯をメモされています。
そして、車の横に立ってくれと言われ、車と自分の写真をパチリです。事故を起こした人は何も調書などにサインしなくて良いのですね。
そして、警察官と現場に行きます。警察官の人が言うには、「シャッター、派手に壊しましたね」と。そして、この蔵の持ち節を探しましょうとのことです。小さな村ですので、すぐに所有者がわかり、事故現場に持ち主が来られたのでした。
その方とは、自分の責任ですべて修理しますと伝えると、相手もすぐに了承です。
このやり取りを見ておられた警察官は、後は民民でやって下さい、ということでその場から立ち去られたのでした。事故証明は、本省の方に回すので、20日ぐらいかかるかもと言われたのでした。自分はレンタカー会社に出す事故証明なりをすぐに手渡されるのかなと思っていたので、なんか肩透かしを食らったような対応だったのです。出頭してから、時間にして40分ぐらいですべて終了したのでした。
あとで、この事故の顛末をレンタカー会社に説明したときも何も問題なかったので、この処理でよかったのでしょう。
この後の顛末は明日に続きます。レンター会社への支払いです。