今日は怖い話しだよ、何の話しかというと、人生で初めてこのブランドのホテルに泊まったよ。今まで恐ろしくて近づけなかったのでね。泣く子もだまるあの変わった女オーナーのいる「アパホテル」のことなのです。
何故近づかなかったかと申しますと、壁が薄いとか、名前がヘンだとかという噂の他に、あの女オーナーの顔を見たくないからなのです。
だけど、選択肢がない北海道の地方都市・帯広です。値段的にリーズナブルだったために、こちらを仕方なく選んだのでした。(3年前はホテル日航だったんだけどな、何か都落ち感を感ずるな)
ホテルの正式名は、
- アパホテル 帯広駅前
チェックインは17時過ぎです。まず車寄せがないので、路駐してスーツケースを下ろします。駐車場もわからないので、フロントに聞きに行きます。何かシステムが悪いね。最初から相性悪しです。
フロントに駐車場を聞くと、近くの駐車場に入れてくれとのこと。1泊600-700円なので。
車を駅前の「第一興商のザ・パーク」に駐車です。24時間で最大600円とのこと。
まずはホテルのチェックインです。こんなチェックイン風景を見るのは20年ぶりかな。お客さんが十数名行列してチェックインを待っているのです。すごいことになっているのね、アパホテル。出張のサラリーマンに大人気のようです。20分待って何とかチェックイン完了です。
お部屋はいたって普通なのね。ベットもよさげです。だけどデスクの上の女社長の書籍が邪魔だな。気持ち悪いので、表紙を反対にして置きました。これがアパかあ。
今夜はランチを食べ損ねたので、豚丼ですね。ということは帯広の名店「はげ天」に行くしかないね。時間は早めの18時30分です。小上がりの座敷が空いていました。だけど、ものの20分しないうちに全席満席となり、これからは待たないといけないようですね。
3年ぶりの「はげ天」です。つまみは、
- 野菜天ぷら盛り合わせ(1,230円)
まずは喉の消毒です。ビールはサッポロの黒ラベルです。野菜の天ぷらで至福の時です。
ここで何故に店名が「ハゲ天」かです。
「失礼だが省六さん、しかし見事なはげっぷりだネ、お店もその頭を売り物しちゃあ。天ぷらの店だからここそう、“はげ天”なんかピッタリだよ。」
「はげ天・・かあ。なるほど。おれの店にピッタリだ。」
親ゆずりのはげ頭をトレードマークに、「天ぷらのはげ天」で名をとどろかす、名代ののれんはこうして決まった。
なかなかいい話しだね。そして、本日の注文です。自分はやっぱり豚丼一本です。
- 花むすび弁当(小皿アラカルト)(1,850円)
- 特選 豚丼(4枚)(1,100円)
ビール2本と天ぷらでお腹の具合からすると、豚丼(4枚)かな。ちなみに、6枚だと1,580円だよ。やっぱり出来立ての豚丼に勝るものはなしですね。豚丼は絶対にお弁当では食べてはいけないのが自分の教訓です。
東京にも進出すればいいのにね。ごちそうさまでした。
アパホテルの思いもよらない快適なベットで朝をむかえたのです、驚きだね。
今回の宿泊は朝食込みプランにしていました。ちなみに朝食バイキングは前売りで1,700円、当日は1,900円のようです。
驚いたことにあれだけチェックインで並んで宿泊は大盛況なのに、朝食は皆さんほとんどこちらで食べないのね。数名で静かに朝食です。
バイキングには豚丼の具だけもありましたよ。品揃えも全く悪くなく、いたって普通なラインナップです。但し、駅前という立地とサラリーマンが主体では駅前のファーストフードやコンビニでみなさん済ませるのかな。
これで、朝食込みで11,296円/室であらば、コスパはいいよね。ホテルの名前とあの女オーナー以外は気に入りました。だけど、泊まらないんだろうな、アパホテル。
こんな恐怖の初アパホテル体験でした。