タルコフスキーの「ノスタルジア」は自分の脳では理解不能だった、映像はすごいよ

2024年2月10日(土)

本日はまずは映画のお話しから。

昨日は怖いもの見たさからと言うのですが、本当に難解な映画を渋谷で観たんだよ。

その映画とはこちら。

  • 「ノスタルジア」

監督と脚本は、あのアンドレイ・タルコフスキーです。劇場の予告編で観て、難解そうな映画と直感したのですが、タルコフスキーの映画は観たことがなかったのでね。

この映画の能書きはこんな感じです。

この色、この美しさが本当の『ノスタルジア』だ!

後期タルコフスキーの最高傑作
映画史における最重要作家アンドレイ・タルコフスキー晩年の傑作がついに最高画質と音質で再現!

『惑星ソラリス』(1972)、『ストーカー』(1979)他、54年の短い生涯に遺したわずか8本の長編が、いずれも高い評価を得ている鬼才アンドレイ・タルコフスキー。
その彼の最後から2番目に当たり、イタリアで撮影した唯一の作品がこの『ノスタルジア』である。

彼ならではの妥協なき映像美、長回しという映像スタイル、難解ながらも強烈な印象を残すストーリーテリングはいよいよ円熟の境地を見せ、1983年のカンヌ国際映画祭で「創造大賞」「国際批評家賞」「エキュメニック賞」を受賞。

「惑星ソラリス」は名前こそ知っていますが、観たことはありません。そして、この「ノスタルジア」のストーリーはこんな感じ。

自殺したロシアの作曲家の取材のためにモスクワからイタリアに旅行に来ている作家アンドレイ・ゴルチャコフは、温泉の街バーニョ・ヴィニョーニで老人ドメニコに出会う
ドメニコは世界の終末を信じ、7年間にもわたって家族を幽閉したため周囲からは奇異な目で見られていた。
彼はアンドレイに「ロウソクに火を灯し、それを消すことなく温泉の広場の端から端まで渡れたら、世界が救済される」と言い残し、ローマに発つ。
マルクス・アウレリウス像の下で人々に目を覚ませとアジテーションを行ったドメニコは人々の見守る中で焼身自殺。
その頃、アンドレイはドメニコの言葉通り、ロウソクに火を灯し温泉を歩き出していた……。

観た感想ですか?、はっきり言って監督が何を言いたいか全く分かりませんでした。ただ、映像は耽美ですごい映像の連続です。結局、何を言いたい話しなんだろうか。体制批判なのか、人間の存在についてなのか、ただ、最後に“母に捧ぐ”という監督の謝辞があったので、ロシアに対する郷愁なのかな。だけどよく分かりません。

まるでガルシア・マルケスの小説のようで難解。まあこれはこれで良いのかな

渋谷で観終わればランチタイム。

久しぶりにセンター街の「桂花ラーメン」に直行です。久しぶりに2階に案内。

ビールと茎わかめで固く硬直した頭を解きほぐします。ビールを飲み終われば、桂花ラーメンです。横のテーブルには欧米人のグループがいましたが、“あなた達、この味わかるの”と思ったね。だけど桂花ラーメン、やっぱり美味いよ。

丁度2日前に「午前十時の映画祭」でフェデリコ・フェリーニの名作「8 1/2」を日本橋の“TOHOシネマズ”の大きなスクリーンで初めて観たので...
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