クアラルンプールの旅の報告を始めたばかりなのに本日は中断を。
新作の映画の話しです。先週の金曜日から上映が始まったこの映画についです。
日経新聞の映画批評でも相当に褒めていたのでね、殺陣のこととか、映画のスケールをね。
- 「室町無頼」
クアラルンプールから帰ってきて、真っ先に観たかったんだね。垣根涼介のベストセラーだもんね。劇場で観て知ったのは、これ東映なんだね、観に行ったのは六本木のTOHOシネマズですので、興行には相当力が入っているんだね、東映を東宝だものね。
話しはこんな感じ。
垣根涼介の時代小説を大泉洋主演で実写映画化した戦国アクション。「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠が監督・脚本を手がけ、日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描く。
1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛はひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。
一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。
大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、剣の達人である蓮田兵衛を熱演。アイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙杜が才蔵、堤真一が骨皮道賢を演じるほか、柄本明、北村一輝、松本若菜が共演。
2025年製作/135分/PG12/日本
配給:東映
観ての感想。日経新聞での評価は高いのですが、自分的には作り込み感が強すぎて評価は低いかな、話しも結構単純でストーリーの面白さもないしね、原作は違うんだろうか。
あと大泉も堤真一も当たり前の配役すぎてつまんなかった。それと気になったのは、音楽でモリコーネの西部劇音楽のパクリのような曲が2つあったもんね、あれ誰にでもわかります。
東映的には満を持しての対策なんだろうけど、あの低予算の「侍タイムスリッパー」の方が映画的には面白いと思います。リアルっぽさがあるもんね。
観終われば、14時55分。麻布十番の「新福菜館」に向かったのですが、チケット販売機の前にはシャッターが、15時にはもう食券は買えないんだね。
すぐに転身です。すぐ近くの「麻布ラーメン 麻布十番店」へ。
瓶ビールと“正油ラーメン”(1,000円)です。スープはこくが合って、中太麺との相性も良し。ラーメンは優秀ですが、店内が少し雑然としているのがマイナスかな。
ご馳走様でした。
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