アルゼンチンと言えば、お肉です。年間消費量は日本人の10倍。アルゼンチン人にとってステーキは主食と言われています。
そして、アルゼンチンステーキの主役は、脂ではなく赤身です。
そんなアルゼンチンの肉事情ですが、ブエノスアイレスのステーキのレストランでもかなり有名な「ラ・エスタンシア」(La Estancia)というお店に滞在中に突撃しました。
レストランの入り口から肉がぶら下がり、綺麗なレストランですが異様な光景です。
入り口の両脇では、でかいナタみたいなもので、焼きあがった肉をぶつ切りにしている光景が目に入ります。
そして、下記が地球の歩き方に紹介されている紹介文です。
ガウチョ姿のスタッフが店先でダイナミックにアサードを焼く姿が目を引く。壁一面に牧場の絵が描かれた店内では、牛、鶏、羊、豚など各種のアサードが味わえる。ソーセージをはじめとする名物のパリシャーダは1人前で$430。ほかにビッフェ・デ・チョリソが$365。
自分たちが伺ったレストランは街の中心です。
住所: Lavalle 941
そして、お店はかなり大振りです。
お昼の2時ぐらいに伺ったのですが、お客さんでテーブルの半分程度埋まっていました。
まずは、付き出しでミンチを包んで揚げたようなものが出てきました。おいしいのですが、これを食べると肉が食べれなくなると思い、自重しました。
メインは肉ですが、ここまで来てアサードの鶏、羊、豚を食べてもしようがないので、我々家族は牛肉一本です。そして、注文したのが、1人を除いてみんなはからずもTボーンステーキと相成りました。
肉が食べられない人にはパスタなどの料理もあるのでご安心下さい。
ワインもマルベックのハウスワインがドーンと来ました。豪快です。
そして、きました。Tボーンステーキです。かなりでかいです。
まさに至福の時です。だけど、でかすぎてなかなか完食できません。多少苦戦しました。
連れの女性陣は食べきれませんでしたね。
だけど、このTボーンステーキの値段が800アルゼンチン・ペソ(約1,900円)というから驚きです。まさに主食の値段ですね。
4名で行って、ハウスワインをかぶかぶ飲んで、会計はUSD 61ドルとは驚きの価格です。
お店の格から言っても全く問題のないステーキレストランです。
ニューヨークで食べれば、1人分のTボーンステーキ代にも足りないと思います。
アルゼンチンのステーキ恐るべしですね。
今回の旅行でもアルゼンチンに滞在した時はできるだけステーキを食べるようにしましたが、一番おいしかったのは、イグアスのメルキュールホテルのステーキだったかな。
何もでかければ美味しいわけでもないですね。
だけど、ブエノスアイレスに行かれる方はステーキを食べるならば大変お薦めのレストランです。さすが、“ガウチョ”の国だね。