とある先月9月の昼下がり、赤坂でラーメンが無性に食べたくなった。
だけど、赤坂は新橋ほどではないのだが、サラリーマンの街というのにあまりおいしいラーメン屋がないんだな、これが。
自分としてはリピしてもよいのは、溜池山王交差点の担々麺の「はしご」と赤坂見附のこれまた担々麺が有名な「希須林」ぐらいかな。
榮林の酸辣湯麺(すーらーたんめん)も絶品とは聞くが、自分はまだ食したことがない。
昨年もインスパイア系の二郎ラーメンのお店も閉店した、そんな地、赤坂でのラーメンです。
その赤坂で評判が良いのが、「赤坂 一点張」です。50年続くラーメンの老舗だそうです。
「一点張」名前からして、本来は味噌ラーメンのお店です。
ラーメンが美味くて当たり前。スープは北海道味噌と京味噌の合わせ味噌。
50年前からの伝統の味とのこと。
中太麺に絡んでこれがまた美味いという。
しかし店内を見回すとお客さんの半分くらいがラーメンではなくチャーハンを頼んでいます。
ラーメンを頼んでいる人も半チャーハンを付けている人が多いです。『赤坂 一点張』はラーメン店でありながらチャーハンが有名。
カウンターに座ると大きな中華鍋を豪快に振る姿を堪能できます。
そんな土曜日のお昼2時過ぎに「赤坂 一点張」に突撃することにしました。
2名での訪問です。
有名な味噌ラーメンにせめて半チャーハンでも付けて注文したいところですが、糖質をある程度制限している身にとっては、ラーメンにチャーハンは絶対にさけなくてはならない組み合わせです。
ここは、やはり味噌ラーメンは譲れないので、2名で餃子6個入りを注文することに。
注文したものは、
- 赤坂もり 味噌ラーメン 1,100円
- 味噌ラーメン 850円
- 自家製餃子(6個) 500円
- そして、ビール
連れが注文した赤坂盛りとは、焼豚、煮玉子、メンマ増量のお得な豪華盛りとのことです。
自分が食した味噌ラーメンは極めてオーソドックスな味噌ラーメンです。
大変おいしいラーメンでしたが、リピートしたくなるかどうかは微妙かな、という評価です。
だけど、こちらの餃子はかなりいけます。具だくさんの餃子で、特に具がおいしい餃子です。
ただ、一つ残念なところは、自分的には餃子には和辛子が必須と思っています。キッパリ。
こちらには、辛子が置いてないんだな。
餃子と言えば、一番好きな餃子屋さんは亀戸の亀戸餃子です。
狭い店内ですが、たれが入った小皿に、給士のおばさんが多めにつけてくれる和辛子をたれと混ぜて食べる餃子がうまいんだなこれが。
その味を思い出すと、無性に食べに行きたくなる亀戸餃子です。
話しは「赤坂 一点張」に戻りますが、ラーメンのトッピングはみんなかなりよいお値段がしますね。こちらのトッピングに、是非、茎わかめを加えてやってください。お願いします。
ラーメンに茎わかめの組み合わせ、それに目覚めたのが桂花ラーメンです。
味噌ラーメンのシーズンといえば冬です。今冬に「赤坂 一点張」、再訪しようかな。
なにはともあれ、ご馳走様でした。