マチュピチュ行き観光列車のこと、2時間の出発遅延でも社内で車内販売のファッションショーとは、驚きのペルーレイルでした

2019夏の南米旅行ではクスコに2泊宿泊して、マチュプチュ観光の現地ツアーに入ってマチュプチュ遺跡を訪問しました。

クスコのヒルトンガーデンインでのピックアップ時間が朝の5時30分でした。

そこからツアー客を乗せた小型のバスでクスコから1時間30分以上かけて、オリャンタイタンボ(OLLANTAYTAMBO)駅まで移動した。この経路は道がアンデスの中を縫うようにしてかなりのスピードを出して疾走しますので、車酔いに弱い人は気を付けた方が良いと思いました。

但し、アンデスの厳しくて威厳のある風景を朝焼けの中で見られますので、観光には良いかな。

7時10分ごろにはオリャンタイタンボ駅に到着しました。

ペルーレイルの我々の列車の出発は朝8時です。

出発時間までは駅に併設のカフェで軽い食事もできます。

列車のチケットはこんな感じです。

座席がしっかりと指定され、名前とパスポート番号まで入っています

我々の列車は車両の上部がガラス張りになっており、開放感抜群のいわゆるビスタドームシートです。

料金はマチュプチュ駅までUSD 74ドルです。

列車のシートのテーブルはかわいらしいアンデス柄のクロスが敷かれています。

列車の進行方向の左側にはずっと急流の川が流れています。

アンデスの自然を見ながらマチュプチュまで約1時間強というところでしょうか。

そして、我々の列車は途中、ケーキのようなお菓子と乗り物が全員に無料でサーブされました。

マチュプチュ駅を出るところには、現地ツアーガイドと合流するところなので、ごったがえしています。我々もツアーガイドとここで待ち合わせるというシステムとは知らなかったので、少し戸惑いました。

マチュプチュ遺跡とマチュプチュ村の観光を終えて、帰りの列車は17時23分の列車でした。そして、この列車が2時間の遅延ということになり、マチュプチュ駅で2時間の待ちぼうけをくいました。

帰りの列車も同じビスタドームシートでしたが、あたりは既に真っ暗で風景を楽しむどころではありません。そして、帰りもお菓子と飲み物のサービスがあります。

行きの出発駅とは違って、この列車の終着駅はPOROY(CUSCO)というところです。

そして、2時間遅れた列車で奇怪な出来事が起こりました。何かと言いますと、乗員による社内販売をするためのファッションショーです。しかも、列車を停車させて、30分以上もするのです。

アンデス柄のセーターなどを男女の乗員が音楽に乗って列車内を練り歩き、販売するのだからたまったものではありません。

欲しい商品でもないので、全く関心は起こりませんでしたが、乗客の中には手拍子している人もいるからびっくりです。

2時間も遅延した列車で、列車をストップさせての社内販売には驚きました

こんなこともあって、クスコのPOROY駅に着いたのが夜の11時10分過ぎとなったマチュプチュ1日観光ツアーでした。帰りは何と、3時間30分かかったことになります。

まあ、この時間になっても、無事、駅でピックアップされてホテルに無事についたのだから、文句は言えないのかな。

そして、後で今日のチケットを見返して驚きました。列車のチケットとマチュプチュ遺跡入場とチケット、バスの往復チケットすべてに名前とパスポート番号などが入っています。

大変システマチックに出来ているツアーですね。

(こちらがマチュプチュ遺跡の入場チケット)

(こちらがマチュプチュ遺跡へのバスチケット)

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