2020年の1月3日から1月5日までは上海に滞在していました。
この新型コロナウィルス騒動で上海のメインストリートの南京東路も、その時はいつものようにたくさんの人でにぎわっていましたが、現在はどうなのでしょうか。
おそらく賑わいはないと想像できますが。
自分たちもあと20日帰国が遅れていたらと思うと、ぞっとします。
そして、1月4日のお昼に南京東路に下しらべもしていない状態でランチできるところを探したのでした。
そして、見つけたのが「老客勒酒楼」というお店です。
- 住所:福建中路374-376号
選んだ基準は、高そうでもなく、観光客向けでないような中華料理屋ということで、こちらを選んだのでした。
1階のお店は6割程度の入り。2階と3階にもお店はあるようです。調理場は2階なのかな。
まずはビールを注文して、料理選びに入ります。
でこちらで出てきたビールが青島ビールの純生という瓶ビールでした。
そして、メニューを見ていると、家人がいつもと違うことを言いだしました。
いつもと違う料理が食べたいと。大きい海老の揚げたような料理を指さして、これが良いといいます。女性の定員さんに、これ注文できる、と言うと無視されたのでした。
そして、もう1度、これ注文したいのだけれどと言うと電卓を持ってきて、9,000円と言ったのでした。
メニューをよく見ると、克という単位の表示があります。この料理は100グラム単位で時価ということと判断した次第です。
どうりで最初に店員が無視したのが判った次第です。高いから、止めといた方がいいよ、という忠告でしょう。
中国の重さの表示は、下記のとおりになるようです。
- 克(グラム)
- 千克、公斤(キログラム)
- 吨(トン)
これを知らなかったために、恥をかいた次第です。
そして注文したものは、
- 黒酢酢豚
- 蟹肉入りの煮込み(のようなもの)
- 小籠包
- 卵と青菜のスープ
中国で初めて黒酢酢豚を食べましたが、日本で見かける酢豚とは少し違っているところが、ご愛敬ですね。こちらの上海版は肉が細切りですね。味は黒酢酢豚ですので、ご安心を。
小籠包も変わっています。したの部分に焦げ目がついています。蒸した後に、少し焼くのでしょうか。
まあ、これでビールを2本飲んで、5,000円程度だったと思います。
気になったのが、奥のテーブルでは地元の中年カップルが蒸した蟹を5-6個、大人食いをしていたところかな。
そして、決済で焦ったのでした。何と、VISAもMasterのクレジットカードも、アリペイも使えないと言われたのでした。キャッシュオンリーとのことです。
近くのATMで現金をおろしてこいと言われる始末です。
だけど、若い男性定員がわざわざATMに案内してくれたのです。そして、にこにこ現金払いです。これぐらいの店構えをしているのですから、VISAぐらいは使えるようにしてくれよ、と思った次第です。
結局、今回、駆け足で駆け抜けた上海市内での外食はこれ1回だけとなったのでした。少し残念。