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  • 札幌は中島公園近くの味噌ラーメン専門店「狼スープ」はネーミングで勝ちだな

    札幌は中島公園近くの味噌ラーメン専門店「狼スープ」はネーミングで勝ちだな

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。

    今回の旅で食べたラーメンは3回です。すべて味噌ラーメンだったのです、札幌だもの(相田みつを風)。但し、小樽のあんかけ焼きそばは除きます。これは麺料理ですが、ラーメンではありません。

    そして本日のブログ記事にするラーメンは最後に食した、味噌らーめん専門店の「狼スープ」なのです。名前からして、勝負あり、食べる前からして勝ったという店名ですね。

    何故、このラーメン店を訪問することになったかは、家族の一人が知り合いに札幌に行くと打ち明けたところ、“それじゃあ、狼スープは外せないねと言われたのがきっかけだったのです。

    • 札幌市中央区南11条西1丁目5-1

    自分たちは札幌駅周辺の駅から散歩がてら歩いて伺いましたが、すすきのを経て、徒歩30分ぐらいかな。ちなみに「狼スープ」はこんな感じのお店です。自分はこちらのお店は全く知りませんでした。情報誌にも出てないしね

    ABOUT OHKAMI SOUP

    札幌でも珍しい味噌ラーメン専門店。豚ゲンコツの旨味とコラーゲンを取り出した円やかな清湯スープ。 ニンニク、生姜、ジャガイモなどの根野菜とスパイスを効かせたスープは身体(内臓)の芯から熱くなります。

    FOOTPRINT OF OHKAMI SOUP

    狼スープというワイルドな店名から強い味の主張をイメージされるかもしれません。創業21年、屋号に込めた力強いスープのイメージは変わませんが、現在は安易に化学調味料や既製品に頼りません。 味噌ラーメンを突き詰めた結果、疲れた体や例えば風邪を引いた時に欲するようなラーメンを目指しています。ワイルドなイメージの狼から一転、自然本来の神秘的な味の狼へと想いが変わりました。

    期待にワクワクさせながら、13時過ぎに中島公園近くのお店に到着したのでした。お店の前に並んでいるのは2名ほどで、長い行列と思っていたので拍子抜けしたのです。(だけど帰りには長い行列になっていたのには、ギョッとしたのですが)

    数分待って、店内へ。店内の待ち椅子でも10分待ったかな。待たされる要因はラーメンを作るのにかなり時間がかかるようです。まさに“渾身の一杯”という様相です。

    ようやくテーブル席に案内です。厨房は男性一人、サービスは女性一人という体制です。

    まずは喉の消毒です。こちらはサッポロ・クラッシックです。一緒に三人とも味噌ラーメン(900円ぐらいだったかな)を注文です。丁度、ビールを1本飲み終わったところで、ラーメンの登場です。席についてから、10分強かかるかな

    一見、お肉が大きくワイルド感はありますが、繊細なラーメンのようです。麺も中太麺でスープとよくマッチしています。スープは内蔵に染み入る味噌のうまさが味わえますね

    お肉は分厚くて柔らかくて、非常にうまいチャーシューです。このお肉を数枚重ねたチャーシュー麺のメニューにあれば良いな。いや、邪道か。

    「狼スープ」の味噌ラーメン、シンプルにして極上の味噌ラーメンを味わせていただきました。

    ご馳走さまでした。

    ラーメン二郎を超える麺があるとは。それは小樽の「龍鳳」のあんかけ焼きそば。恐るべし小樽ローカルフード

     



  • ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    SNSでラーメン情報を発信してくださる方で、自分がTwitterで唯一フォローしている方に渡辺樹庵さんがいます。

    “今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という高田馬場「渡なべ」などをプロデュースしている方です。

    そんな方からこんな紹介があったのです。

    四谷「ラーチャン専門 我武者羅 四谷店」でラーチャンセット。いろいろな意味で、良く出来ています。削るところは削って、かけるところにはかけて

    にしても、これで850円というのはすごいです。

    自分にとってはラーチャンとは初めて聞く言葉です。ラーメンとチャーハンが一緒に出てくるのね、と理解するのに少し時間がかかりました。その専門店というではありませんか。

    渡辺さんの言う、“いろいろな意味でよく出来ている”というラーチャンに挑戦してみようということになったのでした。平日の13時30分に四谷のお店に伺いました。

    お店の前には行列もなく、券売機で食券を先に購入するタイプのようです。食券を持って、奥のカウンターに提出し、出来上がりを待つ、いわゆる“富士そば”タイプのセルフ式のようです。そして、今回は一番定番の「ラーチャンセット」(850円)を試食します。

    待っている間にテーブルにはこんなことが書いてありました。

    我武者羅の「新潟ラーチャン」

    ふんわりと優しい醤油をきかせた煮干だしスープのラーメン各種。もっちりとした新潟米でつくるチャーハンはしっかり味をつけ、しっとりと仕上げています。

    「麺を啜ってスープをひとくち、チャーハンを頬張ってスープをひとくち」

    交互に食べてその相性の良さを楽しむのが、美味しいオススメの食べ方。セットで食べても食べ疲れしない、なるべく身体が喜ぶものを目指しています。

    我武者羅では新潟のラーチャン店にもあるラーメン、背脂ラーメン、タンメンに加え、つけ麺やカレーライスとのセットもご用意しました。

    毎日食べても飽きのこない豊富なメニューをお楽しみ下さい。

    そして、待つこと3分。噂の「ラーチャンセット」の出来上がりです。調理は非常にスムーズです。まずはスープです。煮干しのスープですが、少し甘めの感じの味付けかな。塩っぽいものより自分には好みかな。チャーシューが2枚、小さい海苔も1枚乗っています。気になったのは、デフォルトでの黒胡椒は少し控えたほうがよいのかな。

    ラーメンも普通に美味いですね。このラーメンを背脂入りにすると50円アップしますが、次からは背脂ラーメンにしようかな

    チャーハンも紅生姜も添えられ、普通に美味いチャーハンです。現在はラーメン屋さんでチャーハンも一緒に注文することは皆無ですが、このラーチャンセットはありですね。

    渡辺さんが言うように、まさしく手を抜くところと抜かないところを使い分けていますね。だけど、この850円という金額は驚異ですね。まさしくサラリーマンの味方のような食べ物でした。新潟恐るべし、ラーチャン恐るべしですね。

    そして、器の下には“ラーチャンは文化です”という文字が見えるまで、スープは飲み干しましょう。

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

     



  • 粋なオリジナルの“前掛け”を作られている会社「エニシング」、インテリアでもプレゼントにも

    粋なオリジナルの“前掛け”を作られている会社「エニシング」、インテリアでもプレゼントにも

    今日の話しは、昨日のブログで紹介したロバート・ハリスさんがナビゲーターされている「Otona no Radio Alexandria」という番組絡みの話題です。

    その番組を数週間前に聞いている時に、ゲストで来られた方がいたのです。オリジナルの前掛けを専門に作られている会社「エニシング」の社長の西村 和弘(にしむら かずひろ)さんがゲストで前掛けにかける熱い情熱をハリスさん相手に繰り広げておられたのでした。

    米屋さん、酒屋さん、など商店の人達が仕事の時に腰に巻く、日本伝統の仕事着「帆前掛け」
    太い綿の糸で織られる丈夫な帆前掛けは、厚手の綿織物に分類されます。

    日本の前掛けの起源は15世紀にさかのぼると言われています(諸説あり)。
    体の前に掛ける(垂らす)ことから、「まえかけ MAEKAKE」「まえたれ MAETARE」と呼ばれ、働く人たちの腰を守り、衣類の破れやけがを防止することから実用として重宝されてきました。

    江戸時代に今の「形」になり、明治時代から「屋号」が染め抜かれ、ユニフォームや広告宣伝としても使われるようになりました。
    日本一の前掛けの産地、愛知県豊橋では、戦後、1950〜70年代かけてに爆発的に広まり、豊橋帆前掛振興会会長でもある、杉江秀介氏のお話では「多い時には1日に1万枚が出荷された時期もあった」とのこと。
    日本の経済成長とともに、前掛けの製造も急激にアップし、全国の酒蔵さんを皮切りに、お米屋さん、味噌屋さん、醤油屋さん、肥料屋さん、食品メーカーなどあらゆる業種で次々と会社やお店の屋号、社名が入った前掛けが作られ、全国に広がりました。

    綿の糸で厚く織られた長方形の生地に、紅白の紐が付いている、というシンプルな形ですが、この中に先人たちの様々な知恵が隠されています

    このエニシングさん、現在はオンラインショップも展開されています。自分は仕事でも家庭でも前掛けとは全く縁はないのですが、そのデザインの良さに惹かれて思わずものは試しということで1枚ポチッたのでした。

    外国では前掛け本来の使い方以外に、タペストリーとして飾ったりされる方もいらっしゃるようです。それぐらいデザイン性がすばらしいです。

    そして、自分が選んだのはこちらです。軽くてしなやかな「2号生地」を使用した逸品です。

    • 浮世絵「写楽・江戸兵衛」 ロング前掛け 4,180円(税込み)

    届けられたパッケージも大変おしゃれです。目下の悩みどころは、“どこでこの前掛けを使おうか”ということです。贈った人に“あっと”言わせたい時などに重宝するプレゼント品です。

    大変おすすめです。

    宮城県仙台市の松川だるまは実に凜々しい男前のだるま

     



  • 伝説のレストランクリエイターのアラン・ヤウのYAUMAY/丘如春を訪問、すごものを見た

    伝説のレストランクリエイターのアラン・ヤウのYAUMAY/丘如春を訪問、すごものを見た

    土曜日の夕食です。本日のレストラン選びは家族から要望されたのです。インスタ映えするレストランがあるからそこにしようというのです。場所は丸の内です。

    • YAUMAY
    • 東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエアビル2階
    • TEL 03-6269-9818

    YAUMAY/丘如春

    丘(yau)はレストランクリエイター アラン・ヤウ氏の姓より

    春(may)は物事の、そして人生のはじまりを意味する春

    丘如春

    人々の幸福を祈る中国の詩的な組み合わせ

    アラン・ヤウ氏の世界観をここ丸の内に表現し、日本のおもてなしを世界中の方にご提供するため、ヤウメイは2018年11月 三年の準備期間経てうまれました。

    そして、そのアラン・ヤウ氏とはこんな人なのです。

    伝説のレストランクリエイター ALAN YAU氏

    世界各国で数々の有名店プロデュースを手掛ける、カリスマレストランター。
    現在18か国で展開している日本食レストランチェーン「wagamama」の創業を皮切りに、ロンドンの伝説的レストラン「HAKKASAN」や高級飲茶店「Yauatcha」など幅広い業態のプロデュースを行う。
    2006年には外食業界への貢献度が評価され、イギリス大英帝国勲章を受賞。

    そして、当日はこんな情報も知らずにレストランに赴いたのです。予約は18時45分です。入り口で感じた印象はド派手なエントランスだな、品がないなと思った次第です。

    中は相当に広いです。テーブルに案内される前にオープンキッチンの中で点心が湯気を拭き上げている光景を目にしたのでした。活気がある厨房です。

    そして、テーブル席について、店内を見渡して驚くべき光景を目にしたのでした。何とほぼ満席です。コロナ禍のレストランでは考えられません。こんな光景久しぶりに目にしたのでした。

    店内は入り口と違ってシックそのものです。雰囲気は上海バンスキングの世界です。まるで上海の外灘(バンド)の高級レストランです。照明もほどよく、上海の雰囲気を醸し出しています。食べる前から、本当に感心しました。

    そして、メニューを見てびっくりです。実にシンプルなメニューです。メニューはA4 1枚です。まずは、ビールを1本注文して、今日はアラカルトで注文です。ビールのジョッキ、実にユニークです。

    自分の大好きな鶏足があるんだな。注文したのは、下記の5品です。

    • 鶏足 豆鼓ソース
    • 海老蒸餃子
    • 揚げ湯葉と海老の腸粉
    • ハニーローストポーク
    • 蓮の葉ちまき

    腸粉以外は納得のお料理です。腸粉はやっぱりもう少し細めで、もっちりした下品な方が好きなんだな、これが。

    だけど、ドリンクは結構値段がはるので、呑助の人と行く時には注意が必要です。

    自分はビールのあとは白のグラスワインを2杯飲んだのです。好きなイメージを言って、グラスについでくれるスタイルです。値段は1杯1,500円ぐらいかな

    だけど、久しぶりに驚嘆するレストランに出会いましたメニューのシンプルさも凄いし、雰囲気が抜群です。コロナ禍でレストランは大変ですが、力のあるレストランはこんな時勢でも満席になるのですね。

    経営者として見習いたいですね。

    そして、本日のお会計は3名で16,000円なりです。リピ決定のレストランになりました。

    だけど、アラン・ヤウはすごい人だな。





  • 押切もえさん絶賛のソルロンタン、“赤坂に来たら『一龍』だよね”がロケ終わりの合言葉、メニューも男前

    押切もえさん絶賛のソルロンタン、“赤坂に来たら『一龍』だよね”がロケ終わりの合言葉、メニューも男前

    週末の日経新聞と一緒に配達された「日経REVIVE2020(9月号)」に赤坂・溜池の特集が組まれていた。タイトルは「押切もえさんと歩く元気がみなぎる街 赤坂」というもの。

    その中の記事で、押切もえさん曰く、「“赤坂に来たら『一龍』だよね”がロケ終わりの合言葉」とのこと。そんなに絶賛されては、行くしかない。

    この週末の土曜日の夕食に家族3名で訪問。赤坂駅から徒歩3分の好立地。

    ここの名物がとにかく「ソルロンタン(各種おつまみ、キムチ、カクテキ、ライス付き 1,620円税込み)」。1年中火を止めず、数十年注ぎ足し煮込み続けているのだそうです。ですから、当然24時間営業。

    コクとうまみの詰まった優しいスープに、ホロホロと柔らかいお肉。自宅ではぜったいにまねできない味とのこと。

    スプーンにキムチとごはんをのせ、スープと一緒にいただくのがこちらのお店のママのおすすめだそうです。

    行ってみておどろいたのが、メニュー。なんとこのお店、4品しか品数がない。なんと男前なメニュー。ソルロンタンを漢字で書くと、雪濃湯。簡単に言うと、牛頬肉スタミナスープ。

    • 一押しのソルロンタン
    • スユック(和牛の蒸し肉)
    • チヂミ
    • チャプチェ

    注文したのが、蒸し肉とチヂミとソルロンタン2つ。蒸し肉(2,100円)は普通以上においしい。これでお酒のつまみになる。味はさっぱりとした味。チヂミは普通かな。

    そしてソルロンタン。いろいろなお店で食べていないので他のお店との比較はできないが、やっぱりパワーがつく味かな。疲労感のある時などに食べれば、元気になるかも。お塩を入れて味を調整するようです

    マッコリも頼んで、ごきげんな夕食になりました。

    これだけ注文して、9,000円ぐらい。お財布にもやさしいお店ですね。持ち帰りもできるようなので、テイクアウトも有りですね。ボッチの方もお見かけしたので、1人でも気楽に入っていけます

    再訪決定のお店ですね。

    赤坂の本格韓国料理「チョンギワ 本館」のフローズンマッコリは危険な飲み物、キムチの値段にビックリ