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  • [ロンドン旅行記3]ロンドン観光の締めはやっぱり「レ・ミゼラブル」だよね

    [ロンドン旅行記3]ロンドン観光の締めはやっぱり「レ・ミゼラブル」だよね

    キングスクロスのクラウンプラザに無事チェックインした後は、急いで市内に飛び出します。何せロンドン滞在は本日のみだからです。観光とショッピングの後は締めで「レ・ミゼラブル」を観て終了となります。

    まずは自分の用事から。ロンドンのこちらのお店でシェービング・クリームを調達しておきたかったのです。そのお店はBond Streetにある「Taylor of Old Bond Street」です。久しぶりに訪ねましたが、お店はそのままですね、安心しました。横にはかの有名な「EDWARD GREEN」が出来ていました。

    Bond Streetを散策して驚いたこと。あの「グローブ・トロッター」の本店が移転していたのには驚きました。新しいお店、少しこじんまりしていないか。銀座店の方が本店ぽいよ。今回はSmythonに立ち寄るのを忘れてしまいました。

    昼食はイタリア戦線でパスタを堪能したので、ロンドンでは中華にしようかなと。チャイナタウンへ。もう馴染みのお店もなくなったので、よさげなお店を探します。まあ、どれもそんなに違いはないのかなと。

    そして、選んだのが中華街のメインロード中頃にある「Ruyi Restaurant」です。まずは駆けつけのビールです。青島ビールで喉を潤します。注文したものは

    • 小籠包
    • 肉饅頭
    • ローストダック(Portion)11ポンド
    • 揚州炒飯

    自分としては、気軽に“ローストダック”とビールをいただければ幸せです。だけどいつも思うに、どうして外国のチャイニーズ・レストランは注文が終わると愛想なくなるね、極端に。

    お味はまあ普通に美味しかったよ。お会計は53.60ポンドです。約1万円ですね。

    今のロンドンではこんなもんでしょう。バンコクなら4,000円だね。

    次はハロッズに行っておみやげを散策。続いて連れが行きたいという近くのロンドン自然史博物館のカフェでお茶とスコーンを。

    そんなこんなでそろそろあの公演開始の19時30分が近づいてきました。

    6時45分にSondheim Theatre(ソンドハイム劇場)へ。劇場前はたくさんの人が集まっています。ちなみにこのチケットをネットで予約したのが1週間前。2列目が2席、4列目が1席空いていました、チケット代は計55,000円ぐらい、直接劇場のオンラインサイトで購入しました。

    レミゼの舞台を観るのは、ニューヨーク以来、20年ぶりかな。もちろん劇場は満席のようでしたが、こちらのソンドハイム劇場は小ぶりな舞台だね。

    連れが言うには役者のつばが飛んできたと言っていました、本当かな。やっぱり本場のレミゼ、よかったね。今回はエポニーヌ役の人が際立っていたね、歌も美味し

    芝居が終わった後です。もうこの時間帯はこのあたりでは観光客はタクシーを拾えないね。近くのバス停からバスでホテルへ。30分で着いたよ。

    慌ただしいロンドンの1日観光の終了です。

    ロンドンで買ったシェービングクリームが実に良い感じ「SANDALWOOD SHAVING CREAM」、Bond Street近く

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  • 名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    2023年9月4日(月)

    本日は名古屋めしと言えばこれ、“ひつまぶし”の食レポです。

    名古屋には丁度2年前の8月に来て、“ひつまぶし”を食べたのです。その時のお店はこれも老舗の「しら河」というお店でした。

    今回は朝めしとお昼はかき氷にして、夕食の“ひつまぶし”に万全の体制で望みます。

    そして、今回訪問するお店は“ひつまぶし”発祥のお店で商標登録もしてある老舗中の老舗の「あつた蓬莱軒 本店」さんに伺います。

    情報誌によれば、行列必至という言葉が並びます。というわけで、18時頃にお店に電話して混雑状況を確認します。今は大丈夫ですよ、とのこと。

    早速、電車で向かいます。

    • 「あつた蓬莱軒 本店」
    • 愛知県名古屋市熱田区神戸町503
    • TEL 052-671-8686
    • 地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」下車 徒歩7分

    宿泊先の金山駅のクラウンプラザからは3駅目です、近い。

    近くに行って驚いたのですが、住宅街の一角に本店はあるのね。地下鉄の駅からは大きな道路渡った先がお店なのですが、もう対面の道路手前から、うなぎを焼いている匂いがするのです。付近はマンションもある住宅地です。毎日、この匂いを嗅がされると、住んでいる人はたまったものではありませんね。衣服に香ばしいうなぎの蒲焼のニオイが、まずい状況だろうな。

    お店の門構えは一流料亭のようです。何か敷居が高そうな感じがします。風情があるとも言うのかな。門を開ければ、下足番の方がおられ、番号札を渡されます。何か、人形町の「今半 本店」みたいだな。

    そして、本日は2階席の座敷席です。かなり広い2間です。8割方は埋まっています

    まずはキリンラガーの大瓶(633ml)をいただきます。つまみは「骨せんべい」(300円)で。

    ビールと骨せんべい、もうたまりませんね。そして、こちらのお店はつまみも含め、天麩羅やらお造りなど沢山の一品料理があるのね。

     

    ビールが来てから、うなぎの注文です。やっぱり、よいお値段しますが、ここまで来たなら、3名ともにこれしかありませんね。

    • ひつまぶし(商標登録済みだよ) 4,600円

    ちなみに、ひつまぶし以外のうなぎの料金はこんな感じ。

    • 鰻丼(3切) 3,100円
    • 上鰻丼(4切)3,800円

    そして、おさらいで、お店推奨の〈ひつまぶしの召し上がり方〉

    1. 始めにお櫃の中を十文字に4等分に分けてください
    2. (1膳目)そのままうなぎの味をお楽しみください
    3. (2膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を掛けてお召し上がりください
    4. (3膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を入れて、おだしを掛けてお茶漬けにして
    5. (4膳目)一番お気に入りのお召し上がり方で

    そして、“ひつまぶし”を注文して誤算が。焼き上がるまで、30分かかると思っていたのですが、それまでビールと骨せんべいでグダグダしようと思っていたのですが。

    注文してからものの5分で着丼です。既に作り置きしているのですね、まあ、こんな大店ですのでしかたがないか。

    お膳はこんな感じです。うなぎは濃厚でうまいね。これで焼き立てであれば最高だね。

    自分の再失態。興奮して山椒を入れ忘れたのはご愛嬌です。ちなみに、お茶漬け用の「たれ」は無料で追加できるようです。

    だけど、ご飯も含め量はかなりのものだよ。男の自分でも食べきれないほどでした。

    これでご飯が少なめでうなぎがパリッとした焼き上がりだったら、最高だね。だけど、“ひつまぶし”発祥のお店に敬意を払って、ごちそうさまでした

    お会計は、15,050円。堪能させていただきました。

    これで名古屋の1泊2日の旅レポートは終わりです。

    [名古屋めし3]山本屋本店であの味噌煮込みうどんを食す。麺は激コシ生めんだよ。ポテチとおしんこが美味いのなんの

     



  • 名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    2023年9月4日(月)

    名古屋に到着して、ホテルに荷物を一旦預けてすぐに食べ歩きです。

    まずは朝食がてら、名古屋の喫茶店です。まずは超有名店の老舗喫茶店の「コンパル本店」を目指します

    金町駅から2駅目の「上前津」で下車です。「大洲 万松寺通り」というすごいアーケード通りがあります。もう、こんなアーケード、東京ではあまり見ないね。このアーケード通りの脇道に「コンパル 本店」はありました。

    時刻は10時55分。店内はほぼ満席ですが、行列はないね。古色蒼然としたレトロな喫茶店です。メニューを見て、既に女性陣が色めき立っています。注文したのは

    • コンパル発祥 名古屋名物エビフライサンド 1,100円
    • 小倉トースト 570円
    • Aランチセット(メンチカツのサンドイッチ)お好きなドリンク+270円
    • コーヒー(アイス・ホット)480円

    女性陣2人で、エビフライと小倉トーストをシェアして食べるようです。自分はおとなしくAランチセットで。サンドイッチの女性陣の感想です。やっぱり美味しいね、たまらないね、やっぱりコンパル最高とのこと。

    そして、アイスコーヒーも変わっているのね。熱いコーヒーと氷の入ったグラスが出てくるのね。コーヒーの作り方も指南があります。

    〈おいしいコンパルのアイスコーヒーの召し上り方〉

    1. お砂糖を入れよく溶かして下さい
    2. 氷の入ったグラスにコーヒーを入れて下さい
    3. クリームを入れて下さい

    自分で作るアイスコーヒー、東京ではまず見ないですね。すごいね名古屋の喫茶店

    自分の誤算です。暑いコーヒーにはたっぷり砂糖を入れた方がアイスコーヒーにした時においしいね。コーヒーカップからグラスにコーヒーを移すときには少し技が必要です。油断するとコーヒーがたれるものね、カップから。これ難しいよ。

    だけど、ひっきりなしにお客さんが入ってくるのね。定員さんに聞いたところ、平日は地元客、土日は観光客で大賑わいとのこと。

    恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    初めて訪れた感想、おもしろかったね、やっぱり本店を訪れるべし。

    経営者はコンパル御殿が建つよね。

    午前の11時にこれだけ食せば、とてもランチに味噌煮込みうどんなどは到底、食べれません。夜のひつまぶしに備えて、休養も必要です。一旦ホテルに引き上げようと金山駅へ。

    その駅の目の前には、かき氷の文字が踊っています。かき氷ならOKです。

    外観の佇まいは老舗感たっぷりです。お店の名前は、「桂新堂」です。

    海老せんべいでは、あの坂角総本舖と並び立つ雄というではありませんか。

    1階でオーダーし、2階に向かいます。

    • 抹茶金時 770円
    • あまおう 660円

    女性陣は2人も抹茶金時です。女性陣が言うには、東京ではこんな値段ではかき氷は食べれないとのこと。(つまり東京はかなり高いとのこと)やっぱり夏にはかき氷ですね。見直しました。

    かき氷を食べたのは10年ぶりぐらいかな。

    明日はいよいよ“ひつまぶし”についてレポートです。

    [名古屋めし1]名古屋めしの代表格きしめん、王道の「宮きしめん 本店」でtheきしめんを食す。天ぷらも美味いね



  • [2023年夏北海道一周9]美瑛で優雅なランチは“フェルム ラ・テール”

    [2023年夏北海道一周9]美瑛で優雅なランチは“フェルム ラ・テール”

    2023年6月の北海道一周の旅もはや5日目に入りました。

    本日の日程は富良野と美瑛の観光地を回り、旭川で宿泊する予定なのです。

    「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野」を9時過ぎにチェックアウトです。まずは再度、南富良野にもどり「富田ファーム」を目指します。何故なら、やっぱり富田ファームでラベンダー水を購入しようと思ってね、昨日は買いきれなかったですが、やっぱり欲しくなったのです。

    富田ファームに行く前に雑誌で紹介されていたラベンダー園にも立ち寄りましたが、やっぱり富田ファームに直行するのが一番ということを知りました。ショボかったり、閉園してたりです。

    次は美瑛を目指します。まずは何はともあれ「白金 青い池」を目指します。3年ぶりの訪問です。人が多いね。駐車場代500円だけが必要です。入場料なしは良心的。そして白樺街道を通り、十勝岳望岳台へ。そろそろよい時間になったので、ランチをと思って美瑛でよさげなレストランをナビに入力して向かったのです。

    目的のレストランに到着する寸前に、前の2台が揃って脇道に入るのです。看板には、

    • 「フェルム ラ・テール」
    • お菓子・パン・レストラン・カフェ
    • 映画「愛を積むひと」ロケ地

    という文字が目に入ります。前の車に引きずられるように追走します。奥まったところに車を置いて建物に入ります。こんな感じで建物前のお庭がすばらしいです。景色の美しさ。映画のロケ地になるはずです。

    建物に入れは右はショップ、左手はレストランです。レストラン前でウェイティングリストに名前を書きます。ガラス張りでガーデンビューを見ながら食事ができます。

    自分たちが選んだのは、

    • ゆめぴりかのリゾット-北海道産アスパラとニラ- (2,860円)
    • 美瑛産ポークと北海道産ポテト モホロホソース (2,860円)

    です。自分はポークを注文したのですが、塩加減もぴったりの肉厚のポークソテーでしたよ。そして、こちら自慢のパンも付いてきますので、楽しめますよ。食後のドリンクはよい子は温かいミルクですね。偶然の出来事で知ったレストランでしたが、こちらは美瑛にこれだけのために来ても損はしないと思うほどのレストランとそのガーデンでした。だけど、みんなよく知っているね。観光バスも1台ほど来て、皆さんおみやげをショップで購入されていました。

    その後は、セブンスターの木と「四季彩の丘」を観光です。それぞれ2回目の訪問ですが、今回は「四季彩の丘」では15分で園内一周できるノロッコ号(トラクターバス) に乗車しました。料金は1人500円です。これラクチンでいいよ。是非、乗ってお花を見た方がいいですね。お花の季節には少し早すぎましたが、十分楽しめました。

    そして、一路、本日の宿泊地、旭川を目指します。

    だけど思い返しても、本日の白眉は美瑛の「フェルム ラ・テール」だったね。

    美瑛での“ケンとメリーの木”も“セブンスターの木”も必見の定番ですが、木ばかりみても、これが飽きるんだな

     





  • 六本木の中国飯店で至福の時を過ごす、やっぱり黒酢酢豚と黒チャーハン

    六本木の中国飯店で至福の時を過ごす、やっぱり黒酢酢豚と黒チャーハン

    土曜日の夕食です。久しぶりにあの店に行きたいな。だけど、なかなか予約が最近とれないんだな。銀座を歩いていても、最近の外人観光客の多さは尋常ではないと思います。

    本題の前に少し脇道を。

    3日前の金曜日のランチにと表参道の大人気店「とんかつ まい泉」に伺ったのです、もうランチのにぎわいも終わったであろう、14時20分ぐらいかな。

    なんと外まで柵が設けられて、並んでいるではありませんか。こんな光景、コロナ前でも見たことがないんだな。これ異常すぎる光景です。

    本題のあの店の話しです。あの店とは、六本木の「中国飯店」なのです。

    そろそろあの黒酢酢豚と黒いチャーハンを食べたくなるんだな。今年の1月以来なのでおよそ3ケ月ぶりの訪問です。念のために2日前に予約の電話です。この土曜日は無事に予約がとれたのです。

    外国からの観光客はここにはまだ来ていないね、中国料理店だから彼の地の人たちか。

    いつものように19時に3名で訪問です。本日はテーブルのいくつか空いていますね。珍しいね。

    まずは喉の消毒からです。やっぱり土曜の夜はサッポロの黒ラベルですね。

    メニューですか?いつものように、我が家の黄金のメニューです。このラインナップは不動なんだな。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(各人2個づつね)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    最初はシャンツァイと押し豆腐の和え物だよね。これビールと合うんだよね。至福の土曜日のこの時間です。だけどいもと少し味付けが違うね。まあ、許容範囲ですね。

    続いてこれも定番の里芋の葱油炒めです。今日は盛りがいいね、ひと目見てわかったよ

    続いて小籠包です。やっぱりこれだよね。鼎泰豐(ディンタイフォン)より美味いと思うのですが、自分の間違いかな。

    はやビールは2本目です。今日はピッチが早いね。

    そしてメインはやっぱりこれだよね。元祖の黒酢の酢豚はここから生まれたんだね。黒い松の実チャーハンに合うんだね、これが。どちらも黒黒コンビだよ。

    本日はビールも3本目に突入です。ピッチが早すぎるよ。

    そして最後の締めは“胡麻団子”でね。ジャスミン茶といただけば最高の締めデザートだよ。

    これでお会計は16,000円なりです。今日はいつもよりちょっぴり高いね。ビールも3本飲んだんだよね、しかたないね。

    今日もおいしゅうございました。ご馳走さまでした。

    銀座の鼎泰豐(ディンタイフォン)で小籠包30個を平らげる。ちまきの注文は失敗だったな





  • 東京は千駄ヶ谷にある「野方ホープ」でラーメンを食す、完璧なラーメンなんだけど、週一リピさせる媚薬は何なんだろうね?

    東京は千駄ヶ谷にある「野方ホープ」でラーメンを食す、完璧なラーメンなんだけど、週一リピさせる媚薬は何なんだろうね?

    一昨日は2023年3月31日。いわゆる企業にとっての年度末です。3月31日は働く人にとっては何となく休みを取りづらい日ですね。昨日からは新年度入りの4月1日です。時の経つのは早いね、いつも言うけど。

    そんな3月31日、自分はと言うと野暮用があってお昼すぎに表参道に行く必要があったのです。その野暮用も終わり、お昼はどうしようかな。今週は1度、上野でとんかつを食べたので「まい泉」はないということで。だけど、この表参道というか青山はラーメンの不毛の地ですね。おしゃれなところだからしょうがないのかな。

    自分的にはあの「九州じゃんがらラーメン」はダメなんだな。

    思案して、本当に久しぶりに千駄ヶ谷にある「野方ホープ」を訪ねてみようと思ったのです。3年ぶりぐらいの訪問かな。表参道交差点から千駄ヶ谷を徒歩で目指します。途中、これも怖いもの見たさで「竹下通り」経由で行こうかと。これが間違いでした。

    平日の13時30分ごろです。あの通りが人で埋まって身動きがとれないのです。あのソウルの梨泰院での雑踏事故を思い出させます。いくら春休み中でもこれは醜い混み様です。完全に失敗しました。

    そんな感じでほうほうの体で「野方ホープ」に到着です。14時過ぎです。

    ちなみに「野方ホープ」はこんなお店です。

    創業1988年からの伝統。
    野方ホープは、昭和63年に中野区・野方に生まれたラーメン店です。
    豚骨をベースに野菜と鶏のスープをブレンドしたスープに醤油ダレを合わせ、
    豚の背脂を浮かせたラーメンは、創業以来こってりしているがしつこくない絶妙なバランスを実現しています。

    こんな時間帯ですので、お客さんは入りは3割程度です。まったりするには最高です。

    まずはビールです。本日はアサヒのスーパードライの瓶ビールをいただきます。本日は年度末なのでビールなのです。だけど、このビールがいけないのです。全く冷えていないのです。ここは昼間にお酒を飲む人がこないのかな。

    これだけは日本の飲食店ではダメです。瓶ビールは冷やさないとね

    つまみは、ランチセットの「ぎょうざ」(150円)を先にもらいます。無料のつまみに辛もやしも自動でサーブされます。温かいビール以外はOK。

    ビールとぎょうざでいい気分になって、ラーメンを注文です。本日は一番オーソドックスな「元(はじめ)」“こってり、だけどあっさり、醤油とんこつ”(850円)を注文です。

    そしてやってきました。チャーシュ、半熟卵、ネギ、シナチク、海苔と完璧な具材です。麺も自分が好きな中太麺です。ラーメンの完成度としてはすばらしい

    だけど、週1回リピするかと言えば、どうかな。要するに媚薬というか、リピさせる決め手がないのかも。あの二郎三田本店で親父さんの指から出るエキスとかね

    変なことを書きましたが、これで850円は美味しです。その媚薬は本当に何だろうね?

    数十年ぶりで伺った国立競技場前の「ホープ軒」の大盛りラーメンは巨大で危険な食べ物だった

     



  • 池波正太郎さんも寄稿していた「銀座百点」という小冊子を初めて知った、読めば粋な大人なれるかな

    池波正太郎さんも寄稿していた「銀座百点」という小冊子を初めて知った、読めば粋な大人なれるかな

    本日は銀座にまつわる雑誌のお話しです。

    2022年の年越しも迫っていた慌ただしい時に、銀座の四丁目交差点近くの老舗喫茶店「トリコロール 本店」で朝食をいただいたのです。

    その朝食のコスパの良さと雰囲気に大満足して、支払いのためレジに向かったのでした。

    レジの前には「銀座百点(2023年1月号)」という小冊子がきれいに山積みされていたのです。自分は無料の小冊子だろうと思いこみ、その小冊子を持って店を出たのでした。

    後表紙を見ねと、275円(税込)とあるではありませんか。(おそらくレジで一緒に精算されたんだな)

    そして、今自宅で読書に励んでいるのが、岩波正太郎先生の「銀座日記」なのです。10数年前に購入し一度完読しているのですが、最近ラジオでロバート・ハリスさんも再読しているという話しを聞き、自分もブログ書きの勉強のためにも再読している最中なのです。

    その「銀座日記」の中で岩波さんが挿絵や文章執筆依頼等々でこの銀座百点のことと思われる記述があるのです。

    これがあの有名な銀座の雑誌なのかと。自分は今まで書店でも銀座のお店で、この雑誌を見たことはなかったんだな。全く銀座の有名なお店と縁のある生活を行っていなかんたんだなと。

    いい年齢をして、これでは“いかん”と思ったのでした。1週間のうち数回は毎週行っているのに。

    この「銀座百点」の創刊は1955年(昭和30年)です。月発行です。発行部数7万部のようです。こんな感じで2023年1月号でも著名な人たちが執筆されています。

    そりゃあ、かの池波正太郎さんも執筆されていたのだから、格式が違います

    だけど、この小冊子どのように毎月手に入れたらよいのでしょうか。HPを見ると手に入れられるお店も掲載されています。だけど、よく見ると定期購読もできるようです。

    確実に手に入れるには定期購読が間違いないな。

    今年から自分も銀座通の男になるために定期購読でこの「銀座百点」を申し込んだのでした。申込みは郵便局からの払込票で申し込む方法のようです。(蛇足ですが、この払込手数料高いのね、窓口・5万円未満・現金で313円でした)

    購読料は1年分(12ヵ月)で4,248円(送料・消費税込)で、更新は1年(12ヵ月)ごとだそうです。

    だけど今まで本当に灯台もと暗しでした。こんな雑誌があるとは。もう少し早くから購読していれば、もっと粋な大人になれたかも

    だけど、池波先生の「銀座日記」、年をとってくるとまた違ったおもしろさがあるね。本当におすすめします。

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  • 銀座の四丁目交差点近くの老舗喫茶店「トリコロール 本店」で朝食を、カフェオレはミルクとコーヒーの割合を聞かれるよ

    銀座の四丁目交差点近くの老舗喫茶店「トリコロール 本店」で朝食を、カフェオレはミルクとコーヒーの割合を聞かれるよ

    2023年明けましておめでとうございます。

    今年の初ブログは突然ですが、銀座にある老舗喫茶店の「トリコロール 本店」について書きたいと思います。先日は家族3名で朝食をとりに、こちらの喫茶店を初めて訪問させていただいたのです。

    場所は銀座四丁目の交差点から徒歩2分ほどのところです。一つ通りをはいったところですね。鰻で有名な竹葉亭横の道を入ったところです。

    時間は朝の9時現地到着です。外に行列がないのでラッキーと思っていたのですが、店内の階段で待つシステムのようです。だけど、運良く待ちの一番手でした。その後お客さんは続々と入ってき、待ちは7-8組となったのです。更に入店してくる人も多数いたのですが、店員さんから1時間待ちと聞くと退散する人が多かったな

    入口の回転ドアがシックで重厚感を醸し出しています。

    自分たちは偶然にビギナーズラックだったようです。店内はクラシックの音楽がかかって、そこはヨーロッパのtカフェような雰囲気です。

    驚いたのは、外国の人が多いことです。旅行ガイドでかなり紹介されているのかな。知らないのは自分だけかな。

    待つこと20分ぐらいだったでしょうか。席に案内されます。

    3名ともに「モーニングセット」(アンティークブレンドコーヒー、トースト、サラダ)(税込930円)を注文です。

    待つこと7-8分。やってきましたモーニングセットです。見た目、結構なボリューム感です。これで930円は安いね。まずはサラダからいただきます。パンも厚く、特注なのでしょうね。サクサクとして美味し。バターといちごジャムがいいね

    特にいちごジャムは優しいお味です。大変気に入りました。

    食べ始めたところで気づいたのでした。モーニングセットでコーヒーをカフェ・オ・レに変更するのを忘れていたことに。

    確か100円ほど上乗せすれば、コーヒーをカフェ・オ・レに変更できることを。

    隣のテーブルでの会話を聞いていると、カフェ・オ・レ注文するとミルクとコーヒーの割合を定員さんから聞かれるのね

    聞いていると、半々とかミルク多めとかが多いのかな。高いところにポットを構えて注ぐのね。演出感はあるね。

    かふぇおれ。だけど、あまりに心地よいのか、長居する人が多そうです。自分たちの横の席では女性が一人コーヒーだけで日記のようなものを延々と書いていたな。

    お会計はクレジットカードも利用できます。

    というわけで、自分にしてはめずらしくリピ決定の喫茶店になったのです。ホテルでの朝食ブッフェのことを考えると、そのコスパの良さにもびっくりです。

    今年2023年もよろしくおねがいします。

     



  • 東京の“ぎょうざの聖地”は亀戸だよ、「亀戸餃子」を巡礼訪問、あいかわらず行列だよ

    東京の“ぎょうざの聖地”は亀戸だよ、「亀戸餃子」を巡礼訪問、あいかわらず行列だよ

    本日は我が家の餃子のアミューズメントパーク、亀戸ぎょうざのお話しです。

    いよいよ年の瀬を迎えました。年末年始を日本で過ごすのは20年ぶりかな。毎年この年末年始はいつも東南アジアのどこかに行っていたのですが(コロナ禍で2020年は四国一周、2021年は京都だった)、今年は家族の1名か1月4日からの出勤で絶対に休めない状態に陥ったので、海外は断念です。

    本当に久しぶりに東京で過ごす2022年から2023年にかけての年末年始なのです。

    そして、昨日は12月29日です。そんな29日の朝に家族2名が禁断の果実の言葉を発したのです。

    「お昼に亀戸ぎょうざを食べに行かないかと」

    我が家で外食で食べる餃子は2つの店しかないのです。田町にある「大連」と「亀戸餃子」だけなのです。だけど、亀戸ぎようざは住んでいるところから少し遠い(電車で40分)なので、ここ7-8年は訪問していなかったのです。

    その“ぎょうざの聖地”の亀戸ぎょうざに行こうという提案とは。こんな恐ろしい申し出、男子たるもの断るわけにはいかないな

    というわけで、暮れも押し詰まった12月29日に家族3名で素っ頓狂に亀戸ぎょうざを訪問することにしたのです。実は30年ほど前に2年間ほど亀戸に住んでいたことが有り、土曜日のお昼は亀戸ぎょうざでビールとぎょうざと競馬という至福の時を毎週過ごさせていただいたのです。当時もカルト的なお店だったのです。

    そして、1時間待ちの行列を覚悟しながら、お店の前に来たのでした。時間は13時30分です。自分の時は大行列ではなく10名ぐらいの行列で約15分待ちだったのです。

    何故、大行列ではないのか。まだ、国やかの国の人たちには知られていなくて、外人が全くいないからだと分かりました。昨日も渋谷に行ってラーメンの一覧なんか40分待ちだったのですから。

    是非、ぎょうざの聖地だけは情報をオープンにして欲しくないな。特にあのC国の人たちには。

    店内に案内されました。本日は一番奥の小上がりです。店内がきれいになって、妙に明るい雰囲気だな。まずは633(町中華で飲ろうぜ風だね)の瓶ビールです。スーパードライだけです。メイン銀行がどこか分かりますね。こんな超優良キャッシュマシーンのお店、銀行の評価は凄いだろうな。

    支店を出すと言えば、いくらでも貸してくれるな。

    こちらのお店は一人絶対に2皿を食べないといけないシステムです。1皿(5個入り)300円です。昔は250円ぐらいだったかな。

    1皿来ました。何か昔と比べると、焼きがあまいような。ラードが少ないのでは。自分はここの“からし”が好きなのです。ソースにこの辛子を溶かして食べます。何か、昔と味が違うのかな。(自分がぼけているんだろうな)

    食べ始めると、止まりません。カルトの新興宗教と同じです。ビールと餃子を交互にひたすら食だけです。633の1本では止まりません。家族の制止をふりきって2本目です。

    結局、自分は5皿、家族2名(女性)は各4皿と計18皿・ぎょうざ80個、お食べ上げです。

    そして、お会計をして気づいたのですが、昔はもっとお金をとられたな。やはりこれでも食べる量が減ったのを実感です。

    とにかく外人には黙っていてね。2時間待ちになったらいやなので。

    あまたあるラーメン中でも唯一無二、熊本発祥の「桂花」、茎ワカメ投入すれば桂花ラーメンワールド炸裂





  • 我が家のレストラン選びの横綱「中国飯店」を再訪、黄金のメニューは別格だね

    我が家のレストラン選びの横綱「中国飯店」を再訪、黄金のメニューは別格だね

    毎週土曜日の夕食のレストラン選びです。1週間前に行った我が家での町中華の最高峰に位置するお店、芝大門にある「味芳斎」が東の横綱なら、西に控える横綱は高級中華の「中国飯店 六本木店」なのです。我が家ではこの両横綱を中心に世界が回っていると行っても過言ではないのです。

    ということは、そろそろ「中国飯店」に行きたいんだな。前回訪問したのが記憶をたどればこの5月下旬だったのです。2ケ月も経過すれば禁断症状も出るわな

    そうゆうわけで今回は誰が言い出すともなく、本日のレストランはすんなりと「中国飯店 六本木店」に決まったのでした。ちなみに当日のお昼に電話して予約したのでした。よかったね。

    当日19時に3名で訪問です。六本木ヒルズを挟んで、中国飯店の妖しいネオンに吸い寄せられていきます。妖しいですね

    だけど一歩お店に入ればそこは高級中華、きわめて快適な空間が待っています。そして、本日は久しぶりに1F奥の間のテーブル席に案内されたのです。お客さんの入りです。あまり入っていないかという感じです。コロナ第7波の影響かな。

    まずは、なにわともあれ、喉の消毒です。サッポロの黒ラベルをいただきます。至福の時です。(何か毎週至福の時だね。)

    そして、注文です。まずは軽く前菜2品です。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 小籠包(本日は各2個づつを3つ)

    いついただいても「シャンツァイと押し豆腐の和え物」にまさる前菜はないな。今からの食欲もつのるし、お口もさっぱりとするんだな。

    自分はこの和え物とビールで十分なつまみです。そして、小籠包の登場です。今日は自分は小籠包はいただかず、連れにさしあげることにしたんだな。太っ腹だね。

    そして、連れは小籠包の肉汁を自分のシャツに飛ばした云々で大騒ぎです。小籠包の肉汁をシャツに飛ばした話しは先日の日経夕刊のエッセイにも出ていたので、うっかりものは気をつけないとね。

    • 里芋の葱油炒め
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    そして、ここからデザートまでは一直線にすすみます。

    「里芋の葱油炒め」をまずは堪能です。これなんとも言えないんだな。いつも言いますが、この料理は亡き邱永漢先生を思い出すのです。

    続いて「黒酢の酢豚」です。もうこの頃には、ビールも2本目の佳境に入ろうとしています。黒酢酢豚はちまたにたくさんありますが、やはり発祥の中国飯店のものが一番よろしいようで

    そして、締めは「黒いチャーハン」をいただきます。松の実がいい味を出しています

    最後のデザートはお決まりの胡麻団子です。ジャスミン茶のお湯を足してもらい、このねっとりした黒餡、たまりません。

    お会計は3名で丁度15,000円でした。

    大変、ご馳走様でした。本日もありがとうございました。

    遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね



     



  • 福岡で有名店「笑楽 本店」でもつ鍋を食す。1人鍋OKのお店を見つけないといけないのですね

    福岡で有名店「笑楽 本店」でもつ鍋を食す。1人鍋OKのお店を見つけないといけないのですね

    福岡のぼっち旅の夕食です。博多の食と言えば、ラーメン&もつ鍋&水炊きといったところでしょうか。というわけで、今日の夕食はモツ鍋にしたのでした。何故モツ鍋にしたかは、やはりモツ鍋の方が安いんだな、これが。

    さっそく旅情報誌の「るるぶ」で調べます。話しは脇にそれますが、サブスクでの雑誌の読み放題ですが、自分は以前は「dマガジン」を契約していたのですが、数ヶ月前に楽天マガジンに変更したのです。その楽天マガジンではるるぶなどの情報誌も無料で閲覧できるのです。

    以前は旅に行く目的地で旅情報誌を購入していたのですが、今では楽天マガジンで追加料金なしで読めるのです。便利な時代になったものです。

    その「るるぶ福岡」に“王道もつ鍋の名店”というコーナーがあります。

    読んでいて分かったのですが、鍋は基本2名からのようで、いわゆる1人鍋OKのお店が雑誌の中で明記されているのですね。

    閲覧した感じでは、半分のお店が1人鍋OKなのかなです。当然、1人鍋ですので、選択の範囲は狭まります。

    そんな中で選んだお店が、「もつ鍋 笑楽 本店」(もつなべ しょうらく)です。

    • 福岡市中央区西中洲11-4
    • 1人鍋OK

    2種の醤油と鶏ガラスープをあわせた醤油味のもつ鍋が看板メニュー。九州産和牛の生もつだけを使用し、シンプルな素材で作るあっさりとした味わいにファンが多い。大きめにカットしたゴボウがほどよいアクセントになっている。

    酢もつ(670円)

    鍋の前菜としておすすめ。ほどよい歯ごたえでさっぱりとした味わい

    天神近くのお店でなかなかの有名店のようです。当然、予約なしで19時過ぎに1人で突撃します。さすがに師走、お客さんは一杯です。15分ぐらい待たされて、2階のテーブルに案内されたのです。

    そして、メニュー表を見る前から、駆けつけの生ビールを注文します。肴は雑誌で紹介されていたあれを注文するしかありません。そう、「酢モツ」(650円)です。

    やってきた酢モツを見てビックリです。650円なのに量がかなりあるのです。これを1人で黙々とつつきます。最初の数口はうまいな、と思ったのですが、だんだん飽きてくるのですね。2人で1つぐらいが丁度よいのかな。

    まあ、東京ではあまりこんな酢モツは見たことないので、やはり新鮮なモツが手に入るふくおかならではななのでしょう。

    酢モツがなくなりかけたころに、モツ鍋を1人前注文します。しょうゆ味・みそ味・しお味から選べるようですが、やはりここは“しょうゆ味”一択でしょう。

    そして、やってきましたモツ鍋です。お兄さんが言うには、野菜がくたっとなってきたら食べごろとのことです。野菜の上の唐辛子が食欲をそそります。

    まずはスープを味見です。かなりニンニクの効いた濃いしょうゆスープです。かなりパンチが効いています。そして、もつがゴロゴロと入っているのには驚きました。まったく臭みがない、食べやすいモツ鍋です。だけど、デートなどでモツ鍋を食べるとかなりニンニク臭くなるのかなと思った次第です。

    一人前のモツ鍋ですが、ぺろりといただけます。福岡流は最後はチャンポン麺を入れて締めにするようですが、さすがにラーメンも食べているし、ここはこれで終了です。

    これで、芋焼酎のお湯割りも1杯飲んで、お会計は3,380円と非常に明瞭、リーズナブルです。

    こちらのモツ鍋、かなり味が濃い目に自分は感じたのですが、福岡はこんな感じなのかな。

    ともかくご馳走様でした。福岡は安くて美味いものがたんさんありますね。

     

  • 東京で最高峰のカレー南蛮と言われる「日本ばし やぶ久」でカレー蕎麦を食す。辛さが増すごとに値段も上がるよ

    東京で最高峰のカレー南蛮と言われる「日本ばし やぶ久」でカレー蕎麦を食す。辛さが増すごとに値段も上がるよ

    2021年8月もあと数日で終わろうとする残暑きびしい日でした。東京の最高温度は35度とか。

    こんな酷暑の中なのですが、突然、今日はカレー蕎麦を食べたくなったんだな、これが。

    そして、東京でもカレー南蛮で最高峰という評価のある蕎麦やさんを数日前からピックアップしていたのでした。そのお店の名前は、「日本ばし やぶ久」です。

    • 東京都中央区日本橋2-1-19
    • 東京メトロ他各線「日本橋駅」B7出口より徒歩2分

    まあ、はっきり言えば、東京の都心のど真ん中にあるのですね。

    酷暑の昼下がり、13時30分に突撃しました。初訪問です。

    老舗なので、もう少し間口の広いドーンとした店構えを想像していたので、お店の前に行ってビックリしたのでした。店構えがショボイのです。(失礼)立ち食いそば屋さんくらいのイメージだったのです。お店の歴史です。

    お江戸日本橋で四代百年

    老舗蕎麦屋の味をご堪能下さい

    東京メトロ日本橋駅から徒歩1分。東京駅 八重洲北口からは徒歩3分。
    素材にこだわり伝統の味を引き継いだ、明治35年(1902年)創業の
    老舗そば屋「日本ばし やぶ久」
    老舗の多く立ち並ぶ日本橋界隈で、創業当時から同じ場所で店を構えてまいりました。
    当店のそばは香り豊かで、切れにくくのどごしの良さが特徴の“外二蕎麦”。
    厚切りの本枯節と宗田節をふんだんに使用した、濃厚なつゆでご賞味下さい。
    看板メニューの「カレー南蛮」も是非お召し上がりいただきたいものです。
    スパイスの効いた後引く旨さで、味は普通・辛口・大辛口・激辛口から、素材は豚肉・鶏肉から、麺はそば・うどんからお選びいただけます。
    建物は昭和35年(1960年)に建てられたもので、いまでは少なくなった急勾配の階段が昭和の名残を感じさせます。

    だけど、幸いに行列もなく、すぐに席につけたのでした。だけど、3階まであるお店のようですが、お客さんがひっきりなしに入ってくるのです。驚きました。

    メニューにはいろいろありますが、頭の中は「カレー南蛮」一本です。カレー南蛮には、入れる肉によって値段が違うのですね。鶏・黒豚・牛の順に高くなります。からそも4段階あり、辛くなるごとに110円づつ高くなります。大盛りは追加250円です。

    まずは新参者ですから、鶏肉で辛さ普通の大盛りで、1,350円を注文します。

    名物カレー南蛮

    当店のカレー南蛮は、普通・辛口・大辛口から、また豚肉・鶏肉からお選び頂きます。スパイスが効いた辛口が人気で、テレビや雑誌にもたびたび取り上げて頂いております。

    待つこと5分。カレー南蛮の登場です。

    見た目は黒々としたスープです。写真でも分かるように、丼からは湯気が立っています。まずは一口。かなりパンチの効いたカレースープで美味しです。蕎麦との相性もよく、丼から立ち上がる熱気は無視してガツガツ食べます。当然、汗も吹き出します。

    テッシュがないので、テッシュ必携と思いました。ただ、食べ進んでいくと、ネギの生っぽさが少し気になったんだな。だけど、1,350円でこれだけのボリュームのうまいカレー南蛮が食べれるなら、大満足かな。

    だけど、自分の中ではゆあの山形の桃山のカレー蕎麦が今まで食べた中で一番という想いは変わらないな、キッパリ。

    だけど、「日本ばし やぶ久」のカレー南蛮、リピ決定ですね。

    ご馳走さまでした。



  • TRYラーメン大賞で激賞、江戸川橋にある「三の寅」の味噌ラーメン、チャーシューごろごろで今までで一番美味い味噌ラーメンかな

    TRYラーメン大賞で激賞、江戸川橋にある「三の寅」の味噌ラーメン、チャーシューごろごろで今までで一番美味い味噌ラーメンかな

    それは何気に「第21回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2020-2021」というムック本を見ていたのでした。何でも“第21回 業界最高権威”というおどろおどろしい副題が付いているムック本です。

    その“TRY新人大賞・総合”の部で堂々の第2位にランクされていたのが、2019年10月29日オープンの東京の江戸川橋にある「三ん寅」(さんとら)さんです。

    • 新宿区山吹町362 プレステージ362 1F 102号
    • TEL 03-6265-3989
    • 地下鉄有楽町線江戸川橋1bより徒歩2分

    「みそ部門で殿堂入りを果たした「大島」の後に、「すみれ」のDNAを継ぐ新星が燦然と降臨」。店主は、17年もの長きにわたって札幌の超名店「すみれ」を支えた人物で、本店の店長も務めていた凄腕。独立にあたって、全国で5軒目となる暖簾分けが許された。その味は、まさに札幌みそラーメンの王道

    「これから常勝店となる貫禄を感じる」「名店みそ部門での入賞も確実」と、来年以降の活躍も確実視されている。首都圏のみそ部門に風穴を開ける、大型新人の登場だ。

    店長の菅原章之さんの経歴です。

    趣味で食べ歩きをしていた20歳の時に「すみれ」と出会い、感動。その後、脱サラしてラーメン職人の道へ。

    暑い夏の盛りですが、こんな紹介記事を見たからには、夏でも“味噌ラーメン”の気分になったのでした。お昼の13時30分過ぎに江戸川橋の「三ん寅」さんを訪問です。

    自分が伺った時には外に行列こそありませんでしたが、店内はほぼ満席の状態です。自分はぼっち席を何とか1つ見つけたのでした。まずは入り口のチケット発券機で食券を購入です。

    本日は一番オーソドックスな“味噌ラーメン(大盛)”(950円)を注文します。煮たまご(150円)も魅力的ですが、今日は自重です。

    だけど、自分が席に付いてラーメンを待つ間に、外では10名程度の行列になったのでした。この場所でこの時間にこの行列とは、相当な人気店です。

    そうこうするうちに、味噌ラーメンが運ばれてきました。

    一見すると、具材も含め非常にオーソドックスです。スープにはかなりの脂も浮いています。

    チャーシューはごろっとした感じです。ソーキというか、二郎のチャーシューから脂身を取り除いたような感じかな。自分は好みだな、これは。

    麺は中太の縮れ麺です。まずはスープを1口。

    味噌と少し動物性の脂身のある美味いスープです。具材の横に刻みしょうがもあります。味噌を食べやすくするのかな。とにかく麺とスープと具材のバランスが良いです。

    チャーシューもこのお値段でこれだけのお肉が入っているとは驚きです。

    あまり東京で味噌ラーメンは食べないのですが、こちらのお店の味噌ラーメンはここ数十年で一番うまいと素直に思いました。超人気店でムック本で絶賛の2位というのも頷けます。

    また、リピートのお店ができました。このお値段でこれだけのものが食べられるとは、驚きです。ご馳走さまでした。

  • イノダコーヒの丸い大テーブルは京都の町衆の朝の重要なたまり場、京都の朝はイノダコーヒの香りから

    イノダコーヒの丸い大テーブルは京都の町衆の朝の重要なたまり場、京都の朝はイノダコーヒの香りから

    2021年1月5日の朝です。いよいよ年末年始の長い旅も最終日です。本日の午後の便で伊丹から東京に戻ります。

    ホテル宿泊ではお楽しみと言えば、朝食ですね。だけど、今回の「ANAクラウンプラザ京都」の予約は朝食なしのプラン予約だったのです。なんたって宿泊代金が13,410円なのです。

    スイートルームにアップグレードされたのだから、朝食もホテル内で優雅に食べたい気持ちをここは押さえます。そして、京都を散策中に見つけたのが、「イノダコーヒ 本店」なのです。何か歴史のありそうで、繁盛してる雰囲気のお店だったのです。

    自分はコーヒーフェチでもないので、この「イノダコーヒ」のことは全く知らなかったのです。「イノダコーヒー 本店」は「ANAクラウンプラザ京都」からは徒歩で10分ぐらいの距離にあります。

    • 京都市中央区堺町通三条下る道祐町140番地
    • TEL 075-221-0507

    というわけで、前日から1月5日の朝食は是非この「イノダコーヒ 本店」で摂ろうと決めていたのでした。朝の8時30分ぐらいに伺えば、ほぼ満席のような状態です。

    恐るべし朝の「イノダコーヒ」です。ちなみに本店から30秒ぐらいのところに「イノダコーヒ 三条店」もあるのです。だけど、やっぱり観光客が狙うのは本店でしょう。

    ここで気づいたのですが、イノダコーヒさんはコーヒーの表記はコーヒと表すのですね。何か深い理由があるのかな。

    メニュー表が運ばれてきました。みななかなかのお値段がする朝食です。

    まずはコーヒのチョイスです。3人共にここは「アラビアの真珠」(600円)しかないだろうということで意見が一致です。「アラビアの真珠」はこんなコーヒです。

    モカコーヒーをベースに、香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げた、ヨーロピアンタイプの深煎りブレンドです。創業より当社のホットコーヒーは、このブレンドを使用しております。コーヒーにはミルク・砂糖を入れてお出しするスタイルを推奨しております

    各々、自分の食べたい朝食を注文します。自分はハムトースト(730円)、連れはフルーツサンド(800円)、トースト(400円)を注文です。

    まずはコーヒーが運ばれてきます。自分は推奨スタイルではなく、ミルクのみ別容器です。東京人だもんで

    まずは朝のコーヒーを一口。確かにコクのある味で酸味も効いているとは思いますが、他のコーヒーと大きく違って美味がどうかは自分の味覚では判別できません。情けないな。

    そして、ハムトーストを食します。印象はハムが少し厚くて、トーストを噛み切るのに少し難儀がいるトーストだったという印象が強く残ったのでした。

    こんな感じのイノダコーヒの邸宅のようなサロンで優雅に朝食をとっているときに変わった光景を見たのでした。自分たちのテーブルの後ろには、かなり大きな丸テーブルがあったのです。そこに老若男女が座って、コーヒーを飲みながら世間話をしているのです。このコロナ禍で朝から密になるようなことをよくしているな、という印象を持ったのでした。

    すると、少しすると全員が一斉に立ち上がり、席を後にしたのでした。すると10分後にまた、新しい人々がほぼ一斉に入って来て、丸テーブルを埋めたのです。そして、また、雑談をするのです。

    ここでようやく理解したのでした。この丸テーブルは何時頃にどこのグループが占有するのか決まっているんだなということです。おそらく町内会ごとに、朝のルーティーンで顔を合わせて、コーヒーを飲む行事ということを

    京都の町衆の日常を見た気がしたのです。東京ではこんな光景、決してお目にかかれません。

    そして、イノダコーヒのお勘定です。3,730円なりです。ホテルでとる朝食の半分以下の料金でした。

    “京都の朝はイノダコーヒの香りから”で決まりだね。お勧めです。

  • 「第一旭本店」から隣の「新福菜館 本店」でラーメンを食すことに、京都ラーメン元祖にして不動の名店

    「第一旭本店」から隣の「新福菜館 本店」でラーメンを食すことに、京都ラーメン元祖にして不動の名店

    2021年は1月4日です。

    「リッチモンドホテル プレミア 京都駅前」をチェックアウトし、最後の1日京都観光の日です。まず、向かったのは泣く子も黙る、定番中の定番の金閣寺です。入館料の支払ってもらう入場券がすごいです。さすが、金閣寺です。

    観光客もほどよく少なく、天気も快晴できれいな金閣寺を堪能できました。おそらく30年ぶりぐらいに見る金閣寺です。

    そして、今日のランチはどうしても行きたい京都ラーメンがあったんだな。京都を代表する有名ラーメンの「第一旭 本店」さんなのです。金閣寺からバスで京都駅に戻ります。

    「第一旭 本店」さんは京都駅から徒歩で5分ぐらいにあります。だけど、何たる不幸でしょうか。1月4日までは年末年始で臨時休業だったのです。明日1月5日から営業すると張り紙が貼ってあったのです。ガッカリです。

    だけど、すぐお隣さんも、これまた有名な「新福菜館 本店」さんがあるではありませんか。京都の2大ラーメン屋さんがこんな位置関係にあるとは、初めて気づいたのでした。そして、こちらは営業中です。当然15人ぐらいの行列です。

    東京にも「新福菜館」さんはあるので、味は分かっていましたが、やはり本店は別格です。気を取り直して、行列に参戦です。20分ぐらい待ったでしょうか。いよいよ入店できます。

    そして、通されたのは2階のテーブル席です。まずは、ビールで喉を潤します。東京とはメニューがやはり違いますね。特に、ラーメンのメニューのバリエーションが豊富です。

    そして、自分たちが選んだのは、“竹入り中華そば(メンマ入り)”です。そして、3人でシェアして食べる名物の黒いヤキメシも1つ注文です。

    そして、待つこと5分です。ラーメンとヤキメシが運ばれてきました。一目見て、メンマが太くてたくさん入っているなと思った次第です。

    まずはスープを一飲み。少しぬるいスープの温度です。東京とは違うな。麺も少し違うようです。チャーシューも少しこちらの方が厚いと思います。全体的には、自分は慣れもあるのでしょうが、東京の支店の方が好きだなと思った次第です。

    まあ、「新福菜館 本店」でラーメンを食せるとは思っていなかったので、十分記念碑的な日となったのでした。そして、レジ横で危険なチラシを見つけたのでした。

    何と「新福菜館 本店の焼飯の素」(税込550円)とのこと。キャッチフレーズは“あの評判のヤキメシ香ばしい味わいをおうちで”とあります。

    思わず購入しようと思ったのですが、家族の冷たい視線を感じて惜しくも断念したのでした。大変充実したランチタイムです。

    お腹も満たし、祇園でのショッピングです。そして、家族がデザートを食べたいと言いだしたので、「グランマーブル祇園」に入店です。

    自分は1階の店舗で“懐紙”4種をお買い上げです。趣味のよいデザートを食し、何と横のマダムたちはお昼の午後からモエシャンドンを1本抜いて、シャンパンタイムのようです。うーん、うらやましいな。

    そして、自分の買い物を三条京阪駅近くにある「内藤商店」で是非買いたいものがあったのです。

    • 京都市中京区三条大橋西詰

    実は、内藤商店で棕櫚小箒ミニを買いたかったのでした。何でも、情報誌には

    使うほどに毛先がさらにやわらかくなる棕櫚箒。キーボードなどの隙間のほこりもきれいに取れる。

    この内藤商店、行ってみるとほんとにシブイお店でした。今時、まだこんなニッチなお店があるなんて京都の底力を感じたのです。

    そして、自分が購入した逸品です。確か1,600円だったと思います。自分のキーボードを掃除して見ましたが、実の当りのやわらかい箒です。大きさも丁度よい感じです。大切にしたいと思います。

    こんな感じで本日も1日が終わったのでした。時間が経つのが早いですね。

    京都東山にある外見は薄汚い町中華の「マルシン飯店」。昼間から驚くべき行列、天津飯と餃子、危険な食べ物だよ

     

     

  • 京都2日目。ランチは錦市場近くの「権太呂 本店」で蕎麦を食す。出汁のきいたスープが秀逸だね。

    京都2日目。ランチは錦市場近くの「権太呂 本店」で蕎麦を食す。出汁のきいたスープが秀逸だね。

    2021年1月2日の夜は「ザ・プリンス京都宝ヶ池」のエグゼクティブラウンジでお正月料理を堪能し、大満足でチェックアウトしたのでした。京都の中心地のホテルも良いですが、少し郊外のホテルで風景を楽しみながらの滞在もありだと再発見できたホテルでした。

    そして、本日は京都駅の近くのホテルに移動します。スーツケースは来たときと反対の手順で京都駅構内にある「プリンスホテル ウェルカムセンター」まで運んでもらっての京都駅でのピックアップです。

    ホテルで11時までに預ければ、ウエルカムセンターでは午後2時から6時までの間にピックアップすればよいので、本日もチェックアウト後は手ぶらで京都観光ができます。

    このサービスは本当に便利ですね。

    そんなわけでホテルを11時にチェックアウトします。まず向かったのは、嵐山です。家族のだれもが行ったことがないのです。地下鉄を乗り継いで嵐山駅で下車します。

    テレビで見慣れた光景が広がっています。本当に京都の郊外にあるのですね。人出もまあまあかな。確かに、数年前にこの桂川が氾濫し、この辺り一帯が水浸しになった光景を思い出します。確かに増水すれば、堤防もあるわけではありませんので、ひとたまりもありませんね。

    メイン通りを進んでいくと、左側に竹林に入る小道があります。小道に入るところの売店でおやつを購入です。家族はこの竹林でインスタ映えするショットを撮ろうとカメラを向けますが、なかなかバッチリの竹林を背景にした写真がとれないんだな、これが。

    嵐山散歩も終え、通りの途中にあった嵐電嵐山本線から電車に乗り込みます。終点の四条大宮を目指します。

    そして、そろそろ2時です。お腹も空いてきました。錦市場付近を散策していると、いかにも老舗という構えのお蕎麦屋さんを見つけたのでした。料亭みたいな構えです。

    店の構えが気にって、どんなお店かも確認せずに、入店します。お店の名前は「権太呂 本店」(ゴンタロ ホンテン)です。後で調べると、創業は明治時代で100年を越える老舗です。

    麸屋町通り四条上ル、錦市場すぐのところにあり、最寄駅は「河原町駅」で、徒歩3分です。

    • 京都市中京区麸屋町通四条上ル
    • TEL 075-221-5810

    店の中もゆったりとしたテーブル配置です。まずは、喉が渇いたということでやっぱりビールなんだな。今日のつまみは“板わさ”(600円)を注文します。そして、この板わさが大当たりです。焼き目がついています。東京ではあまりお目にかかりません。かなりボリュームのある板わさです。これでは、ビールがぐいぐい進むんだな。

    家族は2人仲良く、天ぷらうどん(1,500円)を注文です。海老フライ2本入りです。関西風で出汁がきいていそうなスープです。うまいとのことです。

    そして、ビールと板わさで気分がよくなったあとは、ここは“ざるそば”の大盛(1,300円)を注文です。なかなかうまいお蕎麦ですね。いけます。そして、蕎麦湯も飲めば、今日も一丁あがりという気分なんだな。

    ビールを2本飲んで、これでお勘定は6,200円也です。お昼にしてはチョッピリ高いかな。

    そして、「権太呂 本店」をあとにして近くを散策です。家族が千枚漬「本家 大藤」(だいとう)を発見。こちらも相当な老舗の店構えです。創業慶応元年だそうです。家人がお店の人と話し込んでいます。ここで自宅と友人用のお土産をお買い上げです。

    そして、名前はよく知っている京都の先斗町を散策すれば、ホテルのチェックインによい時間です。そろそろ本日の宿「リッチモンドホテルプレミア京都駅前」に向かう時間です。

    今日もほとんど何もしないうちに時間だけが過ぎていったのです。

     

  • 突然の積雪で祖谷渓は中止。徳島ラーメンの有名店「いのたに」で中華そばを食す。かなり個性的

    突然の積雪で祖谷渓は中止。徳島ラーメンの有名店「いのたに」で中華そばを食す。かなり個性的

    いろいろ大騒動があった2020年も12月31日です。本日は高知市から徳島市への移動です。

    徳島市に行く前に、日本三大秘境のひとつとして知られ、雄大な大自然が織りなす絶景スポットが多い徳島県の祖谷渓を訪問しようと計画していたのでした。

    祖谷(いや)のかずら橋でインスタ映えする写真でも撮ろうと思っていたのでした。ホテルで朝食をとり、9時30分には高知市を出発です。

    天気予報によれば、日本海側の地方は大雪で大荒れの天候のようです。四国の山間部でも一部雪の予報が出ている日でした。高知市を出て、30分は快調なドライブです。

    祖谷渓に向かうには、山間部に分け入って行く国道に入ってからです。雪がしんしんと降ってきています。それでも道に積もることはありません。だけど、対向車線を走ってくる車の屋根に降り積もっている雪の厚みがだんだん半端ではなくなってきたのです。

    高知を出て、1時間のところで山はすべてから白一色の風景になったのです。

    そして、山の頂上のトンネルで出て、出たところからはアイスバーンに変わったのでした。祖谷渓に行くどころではありません。危険を感じて祖谷渓への訪問は中止です。

    ほうほうの体で引き返したという顛末になったのです。

    しかし、この辺り、おもしろい地名があります。小歩危(コボケ)、大歩危(オオボケ)なのです。一生、大歩危町出身です、と自己紹介するのも辛いものがありますね。(出身者の方、申し訳ありません)

    そんなハプニングもありましたが、一路、徳島市でのランチで徳島ラーメンを食すことを夢見て、走ります。

    一般道を走り、徳島市に入ったのが1時過ぎです。まずは、徳島ラーメンの有名店「いのたに」を目指します。店の前の駐車場に車を止めます。だけど、周りを見ると、この周辺「いのたに」の駐車場がたくさんあるのですね。

    初“徳島ラーメン”です。

    ちなみに、情報誌によれば徳島ラーメンのキホンは下記の特徴があるようです。

    • 〈麺〉中細のストレート麺が主流
    • 〈スープ〉豚骨醤油ベースの(茶系)が主流。あっさりとした(黄系)、まろやかな甘みの(白系)
    • 〈肉〉甘辛く煮た濃い味の豚バラ肉が麺の上にたっぷりのる
    • 〈卵〉好みで生卵わトッピング。肉にからめるとすきやき風に、スープに溶かすとまろやかさがプラスされる

    「中華そば いのたに」の紹介文です。

    徳島ラーメンの名を全国に広めた草分け的店。豚骨に魚介と野菜を加えて煮込んだ甘辛いスープは濃厚なのに後味あっさり。細めの自家製麺や濃い味の豚バラ肉との相性もバツグン。

    店に入れば、大きな丸カウンターが2つあります。まずは食券を購入です。“当店のおすすめ品”とポップのある「中華そば 中盛肉多」(700円)を注文します。

    厨房ではテキパキとラーメンが作られています。おばちゃんがテキパキと出来上がったラーメンを配膳していきます。動きがスムーズです。

    そして、自分たちのラーメンが運ばれてきたのです。スープの色も含めて、かなり個性的なラーメンです。肉、ねぎ、メンマ、生卵というトッピングです。この中でメンマの主張が激しいですね。かなり太いメンマです。

    実食です。スープは見た目ほどくどくなく、むしろあっさり口当たりのよいスープです。麺もツルツル麺です。嫌いな麺ではありません。

    だけど、少し甘辛いスープにすき焼き風のお肉は食べ進めていくとラーメンとしては少しくどいのかな。これを食べ慣れていけば、ソウルフードな味になるのかな。初めての徳島ラーメン、初“いのたに”のラーメン、自分には少し合わないのかな、と感じたのでした。

    家族も同じように感じたので、東京で食べ慣れているラーメンとは少し味付けが違うのかなと思った次第です。

    だけど、これがうわさの徳島ラーメン、貴重な体験をさせていただきました。

    壁には、安部元首相の“真実一路”と書かれた色紙が飾ってありました。意味深な文字ですね。

    ご馳走様でした。

     



  • [宿泊記]ホテル日航は帯広駅直結で大変便利、夜は「帯広はげ天 本店」で絶品の豚丼を食す

    [宿泊記]ホテル日航は帯広駅直結で大変便利、夜は「帯広はげ天 本店」で絶品の豚丼を食す

    そして、本日の宿泊ホテルは「ホテル日航ノースランド」です。

    帯広駅前の大変便利に立地のホテルです。帯広駅にほぼ直結している感じです。

    今回、こちらの宿に決めた理由は、珍しいことにベットでのトリプル部屋があり、かつ素泊まりの宿泊料金が一室16,100円と一流ホテルにしては格安料金だったためです。

    帯広駅周辺は名の知れたホテルがたくさんあり、競争が激しそうですね。

    これに温泉でもあれば、最高です。

    そして、今夜の豚丼リベンジの夕食です。

    歩いて5分のところにある「帯広はげ天 本店」へ突撃です。

    • 北海道帯広市西1条南10丁目
    • TEL: 0155-23-4478

    昭和9年に創業した天ぷらと郷土料理のお店「帯広はげ天 本店」
    初代店主の「うまいもの」へのこだわりが今も脈々と受け継がれている老舗です。

    創業当時は、屋台を引いて天ぷらやおでんを売っていたそうです。

    はげ天の看板は初代 矢野省六(しょうろく)氏のホッと和む似顔絵イラストが出迎えしてくれます。

    そして、帯広名物の豚丼にはこんな歴史があるようです。

    帯広と豚丼の縁は古く、開拓時代(明治16年)まで遡ります。

    明治16年、静岡県松崎市から帯広開拓のため、依田勉三率いる晩成社が豚4頭を連れてオベリベリ(当時の下帯広、後の帯広)に入植したのが最初だと言われています。

    開墾とともに農業の路を歩み出し、当時、「牛は牛乳、馬は馬力、豚は食糧」と区別されていました。
    牛肉を食べることがなかった帯広は、次第に豚を食べる土地柄になっていったのだとか。

    昭和初期に誕生した豚丼。豚肉はもちろん、醤油や砂糖もたいへん貴重な時代に当時の料理人が「うなぎの蒲焼き」をイメージし、試行錯誤を重ねて完成させたのが豚丼が世に出たはじまりだと伝えられています。

    それから数十年。開拓精神とともに根づいてきた帯広名物・豚丼は、いまや十勝帯広の食文化に欠かせないものとなっています。

    19時に訪問です。店内は非常に新しく清潔感があります。

    まずは芋焼酎のお湯割りで、乾杯です。

    つまみはまずは、お刺身です。続いて天ぷらの盛り合わせを酒の肴にして楽しい食事です。

    豚丼以外はあまり期待していなかったのですが、この刺身も天ぷらも想像以上のおいしさなのです。料理の質がすばらしいと思います。

    そして、いよいよ豚丼の注文です。こちらのお店では下記の2つあります。

    • 特選 豚丼(4枚) 1,000円
    • 特選 豚丼(6枚) 1,430円

    ここは迷わず豚丼(6枚)は当然です。だけど、家族2名は豚丼はいいや、といって敬遠です。

    そして、やってきました、美しく盛られた豚丼です。

    自分も先日食べた「摩周の豚丼」の駅弁トラウマがあるのです。

    恐る恐るソースがたっぷりからまった豚を食します。

    口に入れた瞬間、なんとうまいのかを実感したのでした。温かいこちらの豚丼は別格のうまさです。家族も1枚づつ食します。

    3名共にうまい、ということで一致したのでした。

    他のお店の豚丼は食していませんが「帯広はげ天 本店」の豚丼は絶品でした。

    そんな豚丼に感激した帯広の夜は更けていくのです。

    翌朝です。今日はホテルでの朝食はなしです。外に食べに行かないといけないわびしさです。

    ネットでも評判のよかった、定食の店「ひかり」に出向きます。こちらもホテルから徒歩5分です。

    こちらのお店、朝からメニューにあるものはすべて作れますよ、とのことです。

     

    注文したのは全員、朝定食(500円)です。それでは少し寂しいので、はらすの焼き物を1つ注文したのでした。これだけ食べてもホテルの朝定食の1名分のお値段です。

    今日の朝食はお財布にやさしい朝食に相成ったのでした。

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇





  • 旭川ラーメンの最高峰、「梅光軒 本店」で醤油ラーメンを食す、男気のあるラーメン

    旭川ラーメンの最高峰、「梅光軒 本店」で醤油ラーメンを食す、男気のあるラーメン

    北海道1周旅行の旅、4日目です。

    本日は、美瑛を観光して、宿泊地の富良野を目指します。

    そして、札幌の京王プラザホテルで豪華な和定食をいただいた直後なのですが、旅行ガイド誌に大々的に掲載されていた旭川ラーメンを食べたくなったのでした。

    「梅光軒 本店」

    誰もが認める旭川ラーメンの最高峰 醤油ラーメン

    創業は昭和44(1969)年。豚骨と鶏ガラ、魚介を丹念に煮込んだダブルスープは、こってりしつつも後味はあっさり。卵を使わない、コシの強い特製中細縮れ麺は、スープとの相性が抜群だ。

    • 0166-24-4575
    • 営業時間: 11:00-15:30、 17:00-20:30

    今回の北海道旅行で食べたラーメンは、1日目の函館の「あじさい 本店」の塩ラーメンだけなのです。

    丁度、旭川は富良野に行く途中です。

    旭川ラーメンだけを食するために、旭川に行きます

    札幌から旭川までは高速道路を利用すれば2時間30分ぐらいですね。

    ナビを頼りに旭川市内に入り、旭川ラーメンの名店「梅光軒 本店」の近くで車を降り、駐車場に入れます。

    自分は地方の老舗のラーメン店は一軒屋という思い込みがあり、「梅光軒 本店」がビルの地下1階に入っているラーメン屋さんとは想像外でした。

    11時過ぎに入店です。

    店内は時間が早いということもあり、先客は数名のみです。

    まずは、お品書きを拝見です。お品書きの初めには、下記のキャッチコピーが踊ります。

    昭和44年の創業時より

    変わらない一杯のために

    変えない思い

    まるであの一蘭のキャッチコピーのようです。

    醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンと揃っています。

    やはりここは一番オーソドックスな醤油ラーメンでしょう。

    連れの一人は味噌バターコーンラーメンのハーフという変化球を注文です。

    壁を見渡せば、たくさんの色紙が見受けられます。

    そして、こちらのお店でもコロナ対策は万全のようです。

    本当はラーメンを待っている間に、サクッとビールをいただきたいのですが、今日は自重です。

    そして、待つこと5分、醤油ラーメンの味玉追加がサーブされました。

    梅光軒さんのメンマは大きく、そんなメンマが3本豪快に入っています。スープも濃い色でうまそうです。少し残念なのが、ネギです。本当はやわらかい九条ネギだと更によいのですが。

    で、こちらのラーメンは麺が特徴ですね。確かに、一口食べて普通の麺とは味も食感も違います

    卵を使わないとこんな麺の味と触感になるのですね。

    ただ、最初はかなりいける麺と思っていたのですが、後半になると今一つという感じに変わってきたのでした。

    チャーシューは1枚だけでしたが、かなり分厚い、しかし、やわらかいチャーシューでかなり気に入りました。

    スープはニンニクがよく効いたスープで、かなりしょっぱい系です。

    全体的には、自分の中ではかなり上位に入るラーメンです。

    さすがに、誰もが認める旭川ラーメンの最高峰というだけあります

    東京にあれば、リピートしたいな。

    最後のお会計で気づいたのですが、無料駐車場もちゃんとあるのですね。

    ともかく、「梅光軒 本店」さん、旨いラーメン、ご馳走様でした。

    旭川に立ち寄って大正解でした。

    充実のランチをとり、次は美瑛・富良野に向かいます。