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  • [2023年夏北海道一周・総括]ドライブ旅で訪れたいグルメとホテルと場所

    [2023年夏北海道一周・総括]ドライブ旅で訪れたいグルメとホテルと場所

    本日は2023年夏(6月中旬から6月下旬)に行った北海道一周のドライブ旅行の総括を行ってみたいと思います。この北海道1周の自分なりの定義は、函館・札幌・富良野・稚内・知床・根室・釧路・帯広を周遊し、かつ、3つの大きな岬・宗谷岬(稚内)・納沙布岬(根室)と襟裳岬を完全制覇して北海道1周ということです。

    これを車で最短で回ろうとすると昨日も書きましたように、最速でも9泊10日必要かな

    今回はそんな旅の総括をしてみたいと思います。今回の旅は函館 inの札幌 outでした。

    避暑地でやっぱり一番活気があり洗練されているところはやっぱりダントツでニセコだね。ヒルトンホテルが北海道で唯一あるのも意味がわかります。昔は富良野からも近いトマムだったのかもわかりませんが、今回は初めてトマムを訪問してもう完全に太刀打ちできないね。いくら星野リゾートが再生しようとしても、昔のバブルの避暑地の開発の仕方だねと思った次第です。

    それと知床の観光地としての地盤沈下も激しいね。やっぱりあの事件が響いているのかな。観光のピークシーズンに夜にホテル外で食事できるレストランが見つからないのはどうなのかな。

    印象に残ったホテルは何と言ってもこの町営の清里町の「ホテル緑清荘」です。安くてキレイでツインベットが指定でき、温泉もあれば知床観光には最適です。こちらの「ホテル緑清荘」は行くまでほとんど口コミの情報がなかったので不安でしたが、私の一押しです。

    次にまた知床や摩周湖あたりに観光することがあれば、迷わずにこちらのホテルにします。やっぱり他の知床のホテルはこのピークシーズンは強気の価格設定なのでね。

    そして、別の意味ですが、紋別は「紋別セントラルホテル」に宿泊し、有名なはまなす通りを歩いたのですが、その哀愁漂う通りに風情には参ったよ

    それと、道の駅併設で今どんどん建設が進んでいるフェアフィールド・バイ・マリオットですが、南富良野で初めて宿泊したのでした。非常にコンパクトで人気が出るのもわかるね。朝も含めて食事提供なしという割り切り方もよいですね。

    レストランで思い出深いのはやっぱり稚内の樺太食堂で“無敵のうに丼”を食したことかな。なんたって3年越しの思いだもの。だけど、その“無敵のうに丼”ですが、3年前に側の「みなとや」さんで食べたウニ丼の方が盛りがすごかったよ、値段も安いし。

    レストランと言えば、美瑛で偶然見つけた(前の車が2台続けて入っていった)、「フェルム ラ・テール」も忘れがたいね。美瑛の絶景を見ながらのランチ、たまりません。また富良野・美瑛に行く機会があったら是非再訪したいね。

    だけど根室の納沙布岬以降、釧路や帯広は観光地としてはどうなんだろう。その意味は個人的には見どころも少なくて、楽しみは豚丼だけを堪能するのもどうかと

    今回の連れは自分の母親(80歳後半)でしたが、全く問題なく疲労も残らず一周旅行できたよ。果たして人生で3回目の次の北海道一周旅行はあるのでしょうか。まあ、何かの特別なきっかけがないとしないかな。
    https://kazuohada.com/post-12292/





  • [2023年夏北海道一周12] サフィールホテル稚内は稚内で一番おすすめ

    [2023年夏北海道一周12] サフィールホテル稚内は稚内で一番おすすめ

    3年間願っていた「樺太食堂」での“無敵の生うに丼”を食し、宗谷岬を観光すれば早夕方の5時です。本日の予約ホテルに向かいます。自分が今回予約したホテルは「サフィールホテル稚内」です。3年前もこちらに宿泊しました。数年前まではANAクラウンプラザの名前でしたが、こちらの現名に変更になったのです。

    そして、批判を承知で断言します。稚内はホテルの選択肢がありません。快適なベッドを求めるなら、この2つしかない思います。

    • サフィールホテル稚内
    • 天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内

    どちらも街の中心にあり、ホテル間は徒歩2分ぐらい離れています。外観と立地と押し出しは「サフィールホテル稚内」に軍配が上がりますが、こちらは温泉なし。お部屋のユニットバスです。温泉を求めるなら「ドーミーイン」一択になりますね。

    そして、この時期だけかもわかりませんが、今回の北海道一周で一番高いホテル代金が稚内でした。朝食付きのツインベットルームで1泊26,000円ほど。稚内では考えられない料金です。ドーミーインもほぼ同料金でした。どちらを選ぶかは好み次第です。

    日本鉄道の最北端の稚内駅はこの光景が有名ですね。ここから先はレールがありません。サフィールホテル稚内から駅までは徒歩1分です。

    夕食はホテルでもらった地図をたよりに物色です。ドーミーイン近くの2つの通りが飲食街かな。だけど、お店が限られています。(違う言葉で言えば、寂れています、北端でのこの寂寥感たまりません)

    その中で外観が良さげな北の味処「竹ちゃん」へ。時間は6時30分。数組の待ちです。20分待って店内へ。まずはサッポロの黒ラベルで乾杯です。“また来たぞ、最北端の街、稚内”

    つまみの注文です。

    • 利尻産 あわび (1,800円)
    • 刺身盛り合わせ(5種盛り)(1,600円)

    アワビがこの値段、東京ではありえませんね。そして鮮度バツグンです。連れはカニクリームコロッケのようです。自分はビールから“こんぶ焼酎”のお湯割りです。こんぶの風味はあまりしなかったのですが(汗)。

    最後は稚内では不似合いな“あなご”の握りで締めました。「竹ちゃん」、稚内でおすすめできるお店だよ。店内は地元の人も含め、大賑わいでした。

    こんな感じで最北端での稚内の夜は過ぎていったのです。

    朝です、朝食です。ビュッフェと和御膳を提供する2つのレストランからチョイスできます。自分たちは和御膳の方へ。

    焼き魚はほっけだよ。参ったな。自分はやっぱり朝はアジの方が好きなんだけど。北海道だから、ホッケでしかたないか。ここでもやっぱり、イカの塩辛は付いてきます

    まあ季節によって稚内のホテル料金はダイナミックに変動すると思いますが、これで15,000円未満だったら、非常にコスパが良いね。

    だけど、まあ、選択肢がないのでしょうがないね。

    だけど、サフィールホテル稚内は自分として稚内では第一候補のホテルだと確信しています。

    つづく

    日本最北端の宗谷岬に到着、“ラーメンは北に来るほどうまくなる”という間宮堂の帆立ラーメン





  • [2023年夏北海道一周11]稚内の樺太食堂で“無敵のうに丼”を食す、感涙

    [2023年夏北海道一周11]稚内の樺太食堂で“無敵のうに丼”を食す、感涙

    2023年6月の北海道一周の旅の5日目です。本日は、旭川から留萌を経由して北の果ての稚内を目指します。旭川から稚内に向かうのは、鉄道の線路と同様に名寄などの内陸を通っていく道が最短・最適だとは思うのですが、やっぱり北海道一周に外側の海沿いを走らなくてね

    旭川からは今回の北海道一周でここだけ有料の高速道路を利用しただけでした。留萌まで出れば、あとはひたすらオロロンラインを北上するだけです。そして、前回との違いはお天気に恵まれ、日本海も凪で荒ぶる日本海の風景ではなかったのが救いでした。まさにドライブ日和です。よって稚内に入る前の湿原地帯でも全く幻想的な風景とも出会わずです。前回はこの湿原が霧に覆われまるて映画の「ミスト」のような怖い風景だったので。

    もう一つ前回との違いは、留萌を過ぎてからも道沿いに結構なドライブインを見つけたことでした。前回は全く目に止まらなかったので。

    そして、今回は午後の2時30分までのなんとか稚内に到着したかった理由は、ノシャップ岬にあるライダー御用達の「樺太食堂(からふとしょくどう)」で“無敵の生うに丼”を食べたかったからでした。最終オーダーはきっちりと2時30分なので。ちなみに前回はこの時間に間に合わず、隣の「みなとや」さんでうに丼を食したのでした。

    そして、今回の「樺太食堂」です。

    中はかなりこぶりですね。お店では地元の御婦人4名ほどで厨房とホールを運営されています。まずはメニューです。

    係の人が来た、大と小のどんぶりの違いを実物を見せて説明してくれます。

    (大きいどんぶり)

    • 生うに三色丼 3,630円
    • うにだけうに丼 4,950円
    • 樺太丼 3,900円
    • 二段式生うに丼 5,500円

    (小さいどんぶり)

    • 生うに丼 2,880円
    • ほたて満喫丼 1,600円
    • お好み二色丼 1,580円
    • いくら丼 2,850円

    ちなみに「生うに三色丼」とは、生うに・カニ、生ホタテ・漬けホタテが乗った人気定番メニューとのこと。

    自分たちの注文です。まずは丼の選択は“小”ですね。自分は「生うに丼」、連れは「ほたて満喫丼」です。そして、待つこと5分。

    これが噂の「無敵の生うに丼」なのか。ちょっと自分が想像していたとのは少し番うね。生ホタテと漬けホタテが2つづつのっています。その横に生うにです。これで2,880円。

    ちなみに3年前に食べた隣の「みなとや」さんの“うに丼”は3,000円でウニだけのまさにウニ丼でした。インフレが激しいのかな。

    樺太食堂さんの“生うに丼”を実食です。まずはホタテです。漬けホタテの方が自分の好みかな。そして、生うにの美味しさは言わずもがなです。

    “無敵のうに丼”をペロリと食べてしまいました。ビールが飲めれば最高だったのに。

    そして、“無敵のうに丼”を食べた人だけがもらえるワッペンです。うに丼を食べないともらえないようです。3年間待ち望んでいた“無敵のうに丼”をとうとう食べることができました。まさに感涙ものです。

    その後は日本最北端の宗谷岬に行って、本日の予定はすべて完了です。

    つづく。

    稚内は樺太食堂の“無敵のうに丼”を目指したが、閉店時間を過ぎ、隣の「みなとや」で食べたうに丼、人生で最高

     





  • 稚内から網走へ宗谷国道(238号線)をひたすらドライブ。途中、岬町の「う美蔵」さんの海鮮丼の旨さにびっくり仰天。これは何だ!

    稚内から網走へ宗谷国道(238号線)をひたすらドライブ。途中、岬町の「う美蔵」さんの海鮮丼の旨さにびっくり仰天。これは何だ!

    宗谷岬で予定外の醤油帆立ラーメンも食べ、網走に向かってロングドライブです。

    網走までの道は宗谷国道(238号線)で延々1本道です。(予定では5時間強のドライブです。)

    地図等には道が一本あるだけで、事前にどんな道なのかわかりませんでしたが、本当に整備された道が続きます。

    ほとんど信号もないし、快適なドライブです。

    そして、この238号線には、旅行ガイド誌の“北海道で一度は走りたい!憧れの絶景ロード”のひとつである道があるのです。その名は、

    • エヌサカ線(浜頓別-猿払)

    エサヌカ線は稚内市の南東部に位置する猿払村にある村道。

    道沿いにはエサヌカ原生花園があり、クッチャロ湖・ベニヤ原生花園・モウケニ沼・ポロ沼が近い。

    正式名称は猿払村道エサヌカ線。

    全長約16kmで、そのうち約4kmと約8kmの道路が一直線に牧草の中を突っ切り、北海道らしい雄大な景色がライダーや観光客に人気があります。

    恐らく道路を使用している人の8割は観光客なのではないでしょうか。

    道路沿いには電柱や看板もなく、視線を遮るものがありません。ありのままの地平線が楽しめるスポットです。

    特に観光施設はなく、ただ走るのみ。もしくは写すのみ。何もないことが贅沢に感じる場所です。

    この素晴らしい景色は旭化成・トヨタ自動車・いすゞ自動車のCMにも登場。

     

    そんなエサヌカ線の猿別町で、運転の一休み。

    猿別町の道の駅で休憩です。そこで、こんなものを見つけたのです。「さるふつ牛乳」です。小さい方で200円です。それにしても、北海道の道の駅にはどこでもご当地牛乳があるのには驚きました。

    だけど、牛乳フェッチでない自分には味の違いがわからないんだな。腰に手をあてて、ゴクコクと飲み干します。

    そして、この238号線ですが、こんな感じの眺めの良い場所もあります。

    だけど、丁度ランチ時ですが、沿道には食事をできるところが見当たらないのです。

    車を走らせても食事処がないのです。

    次の大きな街は紋別市です。車の中で紋別市に評判の良いレストランを探してもらいますが、なかなか出てこないんだな。

    そんな時です。何か食指に止まるお店を発見したのです。

    • 「う美蔵」
    • 北海道枝幸郡枝幸町岬町531-1
    • TEL: 0163-64-7655

    外観は非常にしゃれたレストランの様子です。まず、家人が店内偵察のために入店です。

    家人が聞くところによると、漁師さんが経営しているお店でよさそう、という評価です。

    それでは、この先も良いレストランは見つからないと判断し、こちらの「う美蔵」でランチです。

    店内もきれいで、すべてのテーブルが個室形式です。

    メニュー表を見て、やっぱり海鮮丼でしょう

    店員さんにご飯を極力少なくといったところ、それではミニ海鮮丼(815円)の方がよいですよ、海鮮の量はそんなに変わりませんとのこと。

    親切な店員さんです。というわけで、ミニ海鮮丼を3つ注文です。

    で、この海鮮丼が大当たりなのでした。特に、まぐろを食べたとき、今までで一番おいしかったのでした。さば、ほたい、貝、いくらもバッチリです。

    お世辞ではなく、すべての海鮮の具材が一級品なのです。まさに卒倒ものの、海鮮丼です。

    今回、北海道旅行で食べた海鮮丼の中では、ダントツの1位です。

    後で、店員さんに、まぐろは本マグロですか、と聞いたところ、そのとおりですとの答えです。

    こんな海鮮丼が815円なら毎日通うこと間違いなしです。

    で、連れは食後はソフトクリームを注文です。これがまた恐ろしくうまいとのこと。今回、10個以上食べたソフトクリームの中で2番目にうまかったとのこと。

    ちなみに、1位は厚岸の道の駅のソフトクリームだそうです。

    美味しいランチも終え、幸せ気分でドライブです。紋別を通過し、無事、網走に到着したのでした。





  • 日本最北端の宗谷岬に到着、“ラーメンは北に来るほどうまくなる”という間宮堂の帆立ラーメン

    日本最北端の宗谷岬に到着、“ラーメンは北に来るほどうまくなる”という間宮堂の帆立ラーメン

    北海道一周旅行の六日目です。

    本日も長丁場のドライブです。稚内から網走を目指します。

    だけど、稚内に来たからにはあの場所を訪問しないわけにはいきません。

    そうです。日本最北端の地、宗谷岬です。

    旅行ガイドにはこんな紹介がされています。

    北海道の突端に位置する日本最北の岬。「日本最北端の地の碑」が立ち、周辺には間宮林蔵の立像やモニュメントが点在する。ライトアップされる夜も幻想的だ。

    「日本最北端の地の碑」

    北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に立つモニュメント。北極星の一稜をモチーフとし、北を示す「N」と、平和と協調を表す円形の台座を組み合わせたデザインとなっている。

    稚内から宗谷岬までは車で30分ぐらいです。

    宗谷岬に近づくにつれて、いろんな看板が目につきます。

    “日本最北端のコンビニ”や“日本最北端の旅館”等々なのです。

    なんでもかんでも、日本最北端の○○なのです。

    こんなコロナ禍でも、観光客は少しはいます。さすがに、大型バスでの乗りつけはありません。日本最北端の岬の海はおだやかな海だったのが印象的です。

    もう少し荒々しいところかと思っていました。

    まあ、なかなか来れるところでもありませんので、日本最北端の地の碑の前では写真のパチパチタイムです。

    海とは反対側には小高い丘があります。自動車でも行けますが、自分たちは徒歩で登ります。

    丘からは岬を一望できるスポットがあります。

    「旧海軍望楼」という施設もあります。1902年に設営され、ロシアのバルチック艦隊の動きを監視するための施設と書かれています。

    そんな宗谷岬の丘ですが、1軒の気になるお店があるのです。

    お店の名前は「間宮堂」と書かれています。

    お店の前の写真スポットには、“ラーメンは北に来るほどうまくなる”と書かれています。ホンマかな?

    旅行ガイドを見ると、

    宗谷産のホタテからダシを取ったまろやかなスープに、新鮮なホタテがまるごと入ったホタテラーメンが人気

    つい1時間ほど前に朝食を食べ終えたばかりですが、宗谷岬にはもう来ることもないでしょう、ここは1杯味見をしないわけにはいきません

    3名でラーメン1杯だけを食べるということで、意を決して入店です。

    メニュー表には、

    • 塩帆立ラーメン(800円)
    • 醤油帆立ラーメン(800円)
    • 帆立カレーライス(800円)
    • いくら丼(2,500円)
    • うに丼(3,000円)

    と書かれいます。

    帆立ラーメンだから、やっぱり塩かなと思ったのですが、注文を取りに来られたおばさんに聞くと、「人気は醤油の方だよ」と教えていただきました。

    ということで、醤油帆立ラーメンを1杯注文です。

    待つこと5分。

    やってきました、醤油帆立ラーメンです。非常にシンプルな東京ラーメンのような外観です。

    トッピングにお麩がのせられているのが変わっています。大きな帆立も1つ、ゴロッと入っています。

    実食です。

    スープはしっかりとした帆立味に仕上がっています。醤油とうまくマッチングして、非常においしいです。

    麺も及第点で、全体で見れは、こちらの間宮堂の帆立醤油ラーメンはお薦めです。

    分量も小ぶりなので、おやつ代わりに1杯いけます。

    今まで行った最〇端では、やっぱりユーラシア大陸の最西端のポルトガルのロカ岬が一番印象深いかな。

    さあ、これから網走に向けて出発です。

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇





  • [宿泊記]稚内のホテルは「サフィールホテル稚内」に。少し高めですが、立地よし。夕食のあわびの刺身には驚愕。稚内恐るべし

    [宿泊記]稚内のホテルは「サフィールホテル稚内」に。少し高めですが、立地よし。夕食のあわびの刺身には驚愕。稚内恐るべし

    稚内到着後のランチで人生最高の“うに丼”を食した後は、今夜のお宿にチェックインです。

    今夜の宿泊先は「サフィールホテル稚内」というあまり聞きなれないホテルです。だけど、こちらのホテル旧名はANAクラウンプラザホテル稚内というIHG系のホテルだったのです。

    2019年1月に現ホテル名にリブランドされたようです。

    今回のお部屋は1室3名で朝食付で28,000円なのでした。稚内なのでホテル代も安いものだと思い込んでいたので、結構高いという印象です。

    だけど、ホテルの選択肢があまりないのです。立地等を考えて、こちらのホテルを予約した次第です。

    お部屋は全く問題ありません。窓の外には港と海が見れる高層階のお部屋をあてがってくれたようです。

    少し残念なのは、こちらのホテルには温泉がないんだな。部屋のバスとシャワーを利用するしかないです。

    立地としては、JR稚内駅まで徒歩2分ぐらいで、全く申し分ありません。JR稚内駅には道の駅も併設しています。

    そして、夕方に見物がてらそのJR稚内駅に行ったところ、カメラを持った人がたむろしているところがあったのです。

    見てみると、列車がに到着しつつあるようです。そして、線路の看板には“最北端の線路”の文字です。ここが、JR稚内駅が最北端の駅で列車がその終着駅、稚内に到着したようです。

    どうりでカメラを持った鉄ちゃんがたくさんいるわけです。よい写真が取れました。

    そして、夕食です。何せ、何の情報もありません。そして、ここでは例のAMEXの中小企業支援のための30%キャッシュバックのお店に行こうと思っていたのでした。

    稚内市内で登録されている飲食店は4-5店です。

    その中でホテルから一番近い「うろこ市」さんというお店に訪問したのでした。基本は炉端もある海鮮料理屋さんです。

    ホテルからは歩いて20分、車で3分ぐらいの距離です。

    お店の中はかなりお客さんがいて驚いたのでした。注文したものは

    • 海鮮の五種盛り
    • あわびの刺身
    • いか刺し
    • ほっけの焼き物

    うに丼(むらさきウニ)2,800円もありますが、さすがに今回は食指が動きませんでした。

    で今回注文した中で驚愕したのが、あわびの刺身(1,400円)です。新鮮な大きなあわびのまるごと刺身です。こんなにコリコリとしたアワビの刺身、いつ食べたのかは思い出せません。

    値段とその量でこのお値段、恐るべし稚内の海鮮です。

    そして、これらを肴にして芋焼酎のお湯割りたまりません。

    稚内の至福の夜です。

    女性陣は何と、ソフトクリームを注文しています。掟破りのソフトクリームです。

    そして、これだけ食べて飲んで、お会計は6,500円。これからAMEXからの請求時には30%引きです。二度ビックリです。

    そんな驚愕の夜も空けて、朝食タイムです。

    こちらのホテルはビュッフェは中止で、和定食と洋定食が準備され、会場がそれぞれ違います。

    自分たちのチョイスは和定食で、an-nonという会場です。

    そして、若干期待していたのですが、“朝うに”も“朝いくら”もない、極めてオーソドックスな和定食の御膳なのでした。

    そして、ホテルの近くにはこんな感じの海産物屋さんもあります。

    何せ、こちらのホテルは海と漁業の近くのあるのです。

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  • 稚内は樺太食堂の“無敵のうに丼”を目指したが、閉店時間を過ぎ、隣の「みなとや」で食べたうに丼、人生で最高

    稚内は樺太食堂の“無敵のうに丼”を目指したが、閉店時間を過ぎ、隣の「みなとや」で食べたうに丼、人生で最高

    オロロンラインを休みなく北上して、どうしても営業時間内に寄りたい食堂が稚内にはあったのでした。

    稚内のノシャップ岬(根室の納沙布岬と発音が似ていますね)というところにあるライダー絶賛の“無敵のうに丼”を提供する有名な「樺太食堂」でその無敵のうに丼をどうしても食べたかったんだな。

    旅行ガイド誌による「樺太食堂」の紹介文です。

    キャッチフレーズは“無敵のうに丼”。指定メニューを食べた人にステッカープレゼント

    • 稚内市ノシャップ2-2-6
    • TEL 0162-24-3451

    そして、樺太食堂の店の前に到着したのが、15時過ぎだったのです。

    そして、何とお店は閉まっているのです。悔しい~。途方に暮れたのでした。

    ドアのところの張り紙を見ると、2020年8月現在の営業時間は朝9時~午後15時まで、そしてラストオーダーは閉店の30分前までと書かれています。

    つまり、樺太食堂の無敵のうに丼を食べるには、午後14時30分までに入店する必要があります。まあ、来た記念に店の前で記念写真の撮影タイムです。

    そして、どうしようかと思案ですが、丁度、「樺太食堂」と並びに「みなとや」という海鮮のお店があります。だけど、不安なのはお客が誰もいないのです。

    そこでネットで検索です。「樺太食堂」の近くに「漁師の店」のうに丼も評判が良いのを見つけて、店の前までいったのです。

    家族で重要な作戦会議です。やっぱり思い切って、樺太食堂横の「みなとや」に行こうという判断になったのでした。

    お店に入ると、安めのパイプ椅子と机が並んでいます。奥には小上がりの座敷もあります。

    壁のお品書きを見ると、うにラーメン(1,800円)という文字が目に入ります。いろんなラーメンもあります。このラーメンの文字を見て、失敗だったかなという気持ちが湧いたのでした。

    もう一方の壁を見ると、“地元の浜で獲れたばかりの新鮮な生をつかったウニ”「うに丼」(3,000円)が目に入ります。

    ウニ+(カニ・イクラ・ホタテ・イカのいづれか)という二股丼(2,400円)という変わり種もあります。

    そして、家族3名のうち、うに丼が2名、1名がウニ・カニ・イクラの3つがのった「海鮮巴丼」(3,000円)です。

    お店はおそらく母親とその子供と思われる男性で切り盛りされている様子です。

    丼ぶりはごはんを極めて少な目にしてもらって注文です。

    ビールは飲まないつもりだったのですが、そこはやはりうに丼を待つにはビールで喉を清めておくしかありません。

    運転は家人に任せることにし、ビールを注文します。

    そして、待つこと10分、形の整った“うに”がてんこ盛りになったうに丼が来ました。

    こんなに贅沢に乗ったうに丼、初めて食べます。これが3,000円は相当安いと思います。

    ウニだけ食べていっても、相当なボリュームです。

    ビールを飲みながら、ウニをつまむ幸せ、たまりません。

    一方、家人の海鮮巴丼は失敗だったようです。カニの足が大きく、場所を取りすぎです。

    お店を出た後、家人は自分も素直にうに丼にしとけばよかったと、後悔の念です。

    まあ、思うのはどの店も同じところで獲れたうにを使うのですから、基本、味はどこも同じと思われ、購入原価もほぼ同じ考えればどこで食べても、同じかなと思った次第です。

    何も樺太食堂だけが無敵のうに丼ではないぞ、キッパリ。

    そして、うに丼でお腹を満たした後は、すぐ横のノシャップ岬で写真の撮影会です。

    東に宗谷岬、西に礼文島、南西に利尻島、はるか北にはサハリンを見晴らせる岬ということです。また、夕日の美しい景勝地としても知られているようです。

    そして、自分にとって少し誤算だったのは、稚内から知床の中盤戦の旅はどこでもウニが食べられると思っていたのですが、網走や知床でシャケなどに変わるのですね。

    だけど、稚内でいただいた“うに丼”は人生最高のうに丼でした。東京で食べたら、いったいいくらするのでしょうか。

    [宿泊記]稚内のホテルは「サフィールホテル稚内」に。少し高めですが、立地よし。夕食のあわびの刺身には驚愕。稚内恐るべし





  • オロロンラインは稚内に着く直前のサロベツ原野の幻想的な風景が印象深し、ただ、留萌近くのうに丼の「すみれ」には要注意

    オロロンラインは稚内に着く直前のサロベツ原野の幻想的な風景が印象深し、ただ、留萌近くのうに丼の「すみれ」には要注意

    ブログはまた、北海道一周旅行に戻ります。

    旅に出て五日目はひたすらドライブの一日です。新富良野プリンスホテルを後にして、一般道を走ったのち、道央自動車道で深川ジャンクションから留萌に向けて走ります。

    深川西ICを出て留萌までの無料の道は快適ですね。高速道路に近い道を無料で走れるなんて北海道は道がすごく整備されていますね。

    そして、留萌市からは通常オロロンライン(小樽-稚内)と呼ばれている日本海沿いの一本道を稚内目指していきます

    ちなみに旅行ガイド誌には、“北海道で一度は走りたい!憧れの絶景ロード”として下記の5つが挙げられています。もちろん、今日のオロロンロードはその一つです。

    • 三国峠(上川-上士幌)
    • 天に続く道(斜里)
    • エヌサカ線(浜頓別-猿払)
    • 静内二十間道路桜並木(静内)
    • オロロンライン(小樽-稚内)

    オロロンロードとはこんな感じの紹介がされています。

    • 小樽市から留萌市、天塩町までの日本海沿いのルート。晴れた日には利尻の島影も見える。

    自分たちは小樽からではなく、途中の留萌からオロロンルートを北上します。

    留萌を右折して、普通の一般道を走っている時に、外まで並んでいる飲食店を見つけたのでした。車で出向通り過ぎた後に、車中で調べると、「すみれ」という人気の店だということです。

    自分たちが車で通った平日12時20分頃には、店の前の3台の駐車場は満車、店の外には10名以上のお客さんが椅子に座って並んでいるという北海道にしては異様な光景です。

    何でも、ウニ丼ならこの「すみれ」を目指すべし、と言われるぐらいだそうです。

    まあ、この道は海沿いを走っていくので、うに丼のお店なんて道沿いにたくさんあるだろうぐらいに考えていたのでした。

    その後に街道で発見できたたウニ丼は「すみれ」から20分ぐらいのところにあったドライブインのみでした。

    たかがウニ丼、されどうに丼です。あまり安易に考えてはいけません。

    だれど、このオロロンラインの白眉は、稚内内まで1時間というところからの道が相当に幻想的なのでした。道の横には、風力発電(オトンルイ風力発電所)が回り、晴天の午後にも関わらず湿原(サロベツ原野と言うのかな)の中に霧がかかり、恐ろしいぐらいの光景の道なのです。

    一人で運転している車ではいやだな、という雰囲気です。こんなところで車でも故障したらどうするのでしょうか。

    光景こそ違え、こんな怖い風景の道を運転したのはアメリカの西海岸のデスバレーの火星の風景のようなところを運転して以来だと思います。

    このオロロンルート、まだまだ車も少なく、海沿いにのんびりと走るドライブルートは大変お薦めです。

    そして、9時に富良野を出発して、稚内に到着したのが午後3時なのでした。

    本日は約6時間のドライブでした。