カテゴリー: 絵画

  • ヒカリエで見た「吉田樹保」展、“古典とポップの合体”、次の奈良美智

    ヒカリエで見た「吉田樹保」展、“古典とポップの合体”、次の奈良美智

    2025年6月21日(土)

    昨日の金曜日の午前は都議会選挙のお手伝いで、午前は拘束です。そして、昨日が最後のお勤め、期日前投票もついでに済ませてきました。これでスッキリ。

    お昼すぎにお勤めが終われば、本日は渋谷に行こうかな。

    まずは「パリミキ」で先日仕込んだblancのサングラスに調光ガラスを入れてもらいます、渋谷のパリミキは初めてです。なかなか街に合わせて、ポップな内装です。

    今回のグラス交換は2つ。パリミキでメガネの購入やレンズ交換をする場合は、株主優待をお忘れなく。10%と20%割引の2つの優待割引があります。本日は20%割引を利用

    合計で40,000円弱だったので、約8,000円の割引、これは大きいね。

    出来上がりは1週間後のお楽しみ。

    パリミキの後はランチです。13時過ぎならば、やっぱりここだね。道玄坂の「喜楽」さんへ。今週はまだ訪問していなかったのでね。

    行列は4名ほど。5分でカウンター席へ。ここではビールなしの“チャーシューめん”が鉄板

    本日もチャーシューが1枚多くサービスで、美味しゅうございました。

    そして本日、何故渋谷に来たか。ヒカリエで開催中のこの人の個展を見たくて。告知で絵を見た瞬間にぜひ原画を見たくてね。

    • 「吉田樹保 個展 INDUCTION」

    吉田樹保の制作のテーマは「文化の継承と変異」。各地域で根付いた文化的な情報が、「人と人との相互作用」を経て現代に伝わる様子を調べることで、その時、その場所にいた人の本質や業のようなものが垣間見えると彼女は考えます。制作においては、文化的、土俗的な題材について自ら現地調査を行い、これにより着想を得られた「昔話」を、キャンバスへと描き出します。

    「昔話」という媒体を介して、人間の本性に迫る吉田樹保の表現は、とてつもなくポップでヴィヴィッドで、絶対的にキュート。油絵の具で細密に描かれたどこかレトロな風景と、アクリル絵の具で描かれた「kawaii」キャラクターたちによって物語が展開されます。

    本展では、彼女の代表作「新訳風土記集」を新たなシリーズも加え展覧販売いたします。

    吉田樹保(Yoshida Mikiho)さんは女性、1997年生まれですので、現在28歳?。

    自分は知らない人ですが、絵は素晴らしいね。“古典とポップの合体”かな。

    感想は、この人が描いたと印象に残る絵を描くね、毎日、この絵を見ていると飽きるかも分かりませんが、とにかく印象的

    ほとんど全ての絵が販売済のシール。一番大きいこの絵はまだ売れていなくて、143万円

    自分のインスピレーションも刺激する面白い絵を拝見しました。

    次の奈良美智や村上隆になるんだろうね、この人の絵を1枚持っておくといいかも。下世話か。

    「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

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  • 「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」、展示物小さく、観客多しで観づらいね

    「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」、展示物小さく、観客多しで観づらいね

    2025年5月15日(木)

    昨日は某テレビ局の大河ドラマで話題のこの人の展示会に行ってきたよ、会期が迫ってきたのでね。

    • 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
    • 会場:  東京国立博物館 平成館(上野公園)
    • 会期:  2025年4月22日(火)~6月15日(日)
    • 観覧料金:  一般 2,100円

    江戸時代の傑出した出版業者である蔦重こと蔦屋重三郎(1750~97)は、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。本展ではその蔦重の活動をつぶさにみつめながら、天明、寛政(1781~1801)期を中心に江戸の多彩な文化をご覧いただきます。

    蔦重は江戸の遊郭や歌舞伎を背景にしながら、狂歌の隆盛に合わせて、狂歌師や戯作者とも親交を深めるなど、武家や富裕な町人、人気役者、人気戯作者、人気絵師のネットワークを縦横無尽に広げて、さまざまな分野を結びつけながら、さながらメディアミックスによって、 出版業界にさまざまな新機軸を打ち出します。

    蔦重はその商才を活かして、コンテンツ・ビジネスを際限なく革新し続けました。 そこに根差したものは徹底的なユーザー(消費者)の視点であり、人々が楽しむもの、面白いものを追い求めたバイタリティーにあるといえるでしょう。

    この展覧会では、蔦屋重三郎を主人公とした2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)とも連携し、江戸の街の様相とともに、蔦重の出版活動をさまざまにご覧いただきながら、蔦重が江戸時代後期の出版文化の一翼を担っていただけでなく、彼が創出した価値観や芸術性がいかなるものであったかを体感いただきます。

    お昼の12時過ぎの上野公演は花見時期と違って、人はあまりいないね、今は修学旅行生が目立ちます。こんな感じだと「蔦屋重三郎」もすぐに入れるのだろうね。

    甘かった、外で20分待ちの大盛況。展示会場も人が多くて近くでなかなか見れないね、展示も大きな絵をないので、現物を見るのが大変な状況

    そんな中でも、やっぱり、写楽・喜多川歌麿は違うね、これだけを見れたので、十分

    だけどみんな熱心に小さい当時のマンガ本まで見入っています、すごいね探究心。

    最後はドラマと合体しての江戸の町並みなどの再現コーナーです。

    自分はテレビを見ておらず知りませんでしたが、蔦屋重三郎は日本橋に“耕書堂”を開いていたんだね、初歩の初歩か

    最後は図録(3,300円)を仕込んで終わり。

    そして、ここは上野。上野でランチならここ、とんかつ「山家」で決まりだね。

    13時で10人ほどの行列。15分待ち。

    カウンターに陣取れば、まずは瓶ビールを、上野まで遠征したのでね。

    本日もロースかつ定食(850円)を。安定の旨さと安さ、驚愕ブルブル

    ご馳走様でした。

    丸の内の静嘉堂で浮世絵を観る、国貞は天才だね、そして焼肉は赤坂の新兄夫苑へ

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  • 国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験」、やっぱりル・コルビュジエだね

    国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験」、やっぱりル・コルビュジエだね

    2025年5月1日(木)

    昨日の東京は夏を思わせる晴天。

    陽気に誘われてこんな企画展に行ってきたよ。

    • 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」
    • 場所: 国立新美術館(六本木)
    • 会期: 2025年3月19日(水) ~ 2025年6月30日(月)
    • 観覧料: 一般1,800円

    家具フェチの自分に参考になると思ってね、是非、足を運びたいと思ってね。

    本展覧会では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作14邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィックなどを通じて多角的に検証します。

    1920年代以降、ル・コルビュジエ(1887–1965年)やルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886–1969年)といった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人々の暮らしを大きく変えていきました。


    本展覧会は、当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920年代から70年代にかけて建てられたそれらのモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住まい手の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。

    やっぱり一番共感したのが、ル・コルビュジエが両親のために建てたレマン湖畔の「小さな家」ですね、この設計思想は今でも斬新ですね。アルプスと湖畔を写景にしたコンパクトな家、理想形ですね。

    あと一つは、ブラジルのリナ・ボ・バルディ「ガラスの家」(1951年)かな、サンパウロ郊外の自邸。ジャングルの中にコンパクトな眺めの良い比較的小さい家、見るだけですばらしい。

    空中に浮かんでいる設計で階段を使うのがネックかな。

    あとの家はどれもデカすぎます、もちろんセンスはすばらしいのですが、現代的でないと思いました。そしてまた買ってしまった図録集(3,800円)なり。

    建築に興味のある人は是非行くべし。

    観終わればここは六本木、2週間ぶりに麻布十番の「新福菜館」へ

    本日もビールとラーメン(並)で締めました。昼間っから締めてどうするんだ

    ご馳走様でした。

    テレワークにはマラルンガソファとセダス社のワークアシスタントの組み合わせが最高

     



  • 東京都写真美術館の「ロバート・キャパ 戦争」へ、戦場で人にフォーカスしているんだね

    東京都写真美術館の「ロバート・キャパ 戦争」へ、戦場で人にフォーカスしているんだね

    2025年4月24日(木)

    昨日の水曜日は東京は一日中、小雨舞う少し寒い日でしたね。そんな足元の悪い日は雨に濡れない施設に出かけたよ。

    恵比寿の東京都写真美術館へこの人の写真展です。泣く子も黙る、“ロバート・キャパ”

    「ロバート・キャパ 戦争」

    戦後80年、いまあらためてキャパの写真証言を見直すことの意義

    20世紀が生んだ偉大な写真家のひとり、ロバート・キャパ。「カメラの詩人」と言われ、またすぐれた「時代の証言者」でもあります。その写真の背景には苦闘するヒューマニストの眼があります。戦争の苦しみをとらえるとき、そこにキャパの人間としてのやさしさ,ユーモアがあります。キャパは人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしようという強い信念と情熱をもって状況に身を投じましたが、それだけでなく写真のもつ衝撃力を見分ける確かな眼を持ち合わせていました。
    1930年代ヨーロッパの政治的混乱、スペイン内戦でドイツ・イタリアのファシスト政権に支援されたフランコ将軍の反乱軍によって次第に圧倒されて敗北する共和国政府軍、日本軍による中国の漢口爆撃、第二次世界大戦で連合軍の対ドイツ反攻作戦の始まる北アフリカから、イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦などの戦闘現場に立会い、命がけの取材写真は眼に見える確かな記録として報道されました。それらの多くは時空を越えて、後世の人びとにも訴えかける強いメッセージとなっています。
    本展は、東京富士美術館が所蔵するキャパの約1000点のコレクション・プリントから、“戦争”に焦点を当てた作品約140点を厳選して展示します。

    • 会場:東京都写真美術館
    • 開催期間:2025年3月15日(土)~5月11日(日)
    • 料金:一般 1200円

    ロバート・キャパの有名な写真は何枚か見たことはあっても、その多くの写真は見たことなかったのでね。館内は写真撮影禁止です。

    非常に感銘を受けました。彼は戦場で多くの一般の写真を撮っているんだね。それも人のアップはあまりなし。有名人では、周恩来や蒋介石、ド・ゴール将軍の写真が目につきました。まあんなに戦地に赴けば、命は短し。享年40才。

    イングリッド・バーグマンと恋愛関係だったとは、知りませんでした、いい男だものね。

    館内はあまり多くの人はいませんが、外人率(それも欧米系)高しでした。

    いつも忘れるんだけど、“大人の休日倶楽部カード”持参すれば、割引が受けられるんだね。

    そして久しぶりの恵比寿でランチです。

    怖いもの食べたさで久しぶりの二郎インスパイア系です。

    • 「ラーメン豚山」

    恵比寿駅から徒歩0分。場所は最高。注文は“小ラーメン”(1,000円)、麺の量は250g、厚いチャーシュー2枚。トッピングは“ニンニク”のみ。こんな感じで着丼

    感想としては、麺はいいと思うのですが、スープはもう少しスープスープした方が今の自分の好み。あまりにドロ系だよね

    中性脂肪とコレステロールの数値が怖いね。

    ご馳走様でした。

    「生誕120年 安井仲治」の写真展とインディアンカレーの一日だったよ

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  • 「ヒルマ・アフ・クリント展」、神秘的な抽象画が展開、訳わからないが圧巻の絵

    「ヒルマ・アフ・クリント展」、神秘的な抽象画が展開、訳わからないが圧巻の絵

    2025年3月27日(木)

    昨日の東京は初夏を思わせる陽気です。主治医の突然の死の知らせで、動揺が続いていますが。

    本日は陽気につられてこの絵画展に行ったよ。場所は東京の真ん中、竹橋なので千鳥ヶ淵界隈を歩きました。こんな感じで桜がきれいだよ。

    抽象画の人らしいのですが(予備知識はこんなもので出かけた)、このキャッチフレーズに心惹かれてね。

    “2018年にグッゲンハイム美術館(アメリカ、ニューヨーク)で開催された回顧展は同館史上最多となる60 万人超もの動員を記録”だもの。

    • 公演: ヒルマ・アフ・クリント展
    • 会場: 東京国立近代美術館
    • 入場料: ¥2,300

    抽象絵画の先駆者、ヒルマ・アフ・クリント(1862–1944)のアジア初となる大回顧展です。スウェーデン出身の画家アフ・クリントは、ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンら同時代のアーティストに先駆け、抽象絵画を創案した画家として近年再評価が高まっています。彼女の残した 1,000点を超える作品群は、長らく限られた人々に知られるばかりでした。1980 年代以降、ようやくいくつかの展覧会で紹介が始まり、21世紀に入ると、その存在は一挙に世界的なものとなります。2018年にグッゲンハイム美術館(アメリカ、ニューヨーク)で開催された回顧展は同館史上最多となる60 万人超もの動員を記録しました。

    本展では、高さ3mを超える10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ、すべて初来日となる作品約140点が出品されます。代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–15年)を中心に、画家が残したスケッチやノート、同時代の秘教思想や女性運動といった多様な制作の源の紹介をまじえ、5章立ての構成により画業の全貌をご覧いただきます。

    先入観なしで観ましたが、神秘的でもう訳がわからない絵画でした、良い意味で。普通の表現では表せないその世界観、特に10点あった大きな抽象画は圧巻の一言

    ピカソもそうだけど、抽象的な絵を描く人はその前段階でのデッサンや普通の絵があまりにもうますぎるよね、この人にも当てはまります。

    そして、この人の場合、一番油の乗ったときは抽象画なのですが、また、水彩の精緻な写実にも戻ってきていることですね。

    いやー、圧巻の絵画展でした。モネやマチスのように混雑していないのも特筆ものです。

    観終われば、ここは竹橋。毎日新聞社ビルのここに行くしかないでしょう、とんかつの「まるや」さんへ。13時過ぎの入店です、まずは瓶ビールからね。

    そして注文は“ロースかつ定食”(800円)です。こんな感じで肉厚で中はほのかなピンク色のトンカツが提供されます。まさに、“こんな安い値段で大丈夫か”レベルですがとこのクオリティです、たまりませんね、東京のグルメ。

    ご馳走様でした。

    [パリ旅行記2024秋-4] オルセー美術館は事前予約必須だよ

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  • かかりつけ医の突然の死のお知らせ、ここ10年で一番驚いた日、ロスト感が甚大

    かかりつけ医の突然の死のお知らせ、ここ10年で一番驚いた日、ロスト感が甚大

    2025年3月26日(水)

    昨日は自分にとって驚愕する1日でした。

    外で絵を描いているとスマホに着信が。かかりつけ医からの電話だったので、明後日の木曜日の通院のリスケかなと思って電話に出ると、事務の人から自分の主治医の◯◯先生がお亡くなりになったので、リスケして欲しいとのこと。

    身内の訃報以外でここ十年こんなに驚いたことはありません。ここ数十年、毎月1回定期的に通っていた医院の先生。つい1ケ月前の受診時にも軽口を叩きながら会っていたのに

    おぼろげな情報では5月末には病院を閉めるとのこと。

    話しのわかる循環器系のいい先生だったものね、残念無念。これからどうすればいいのか、病院難民になってしまいました。喪失感というかロスト感が甚大での、残念無念

    ご冥福をお祈りします。だけど、人はこんなに簡単に亡くなっていいのかな。

    まあそんな驚愕な出来事があった昨日ですが、いつもとは違う行動を。

    港区立生涯学習センターで催された、「イタリア公園での写生会」に参加してみました。

    • 講師: 大見 伸
    • 場所: イタリア公園
    • 費用: 500円

    画用紙はセンターの方で用意されており、画材や筆記具は各自持ち寄るというものです。小学生から高齢者までバラエティで総勢20名ほどかな。

    昨日は暑い1日でした。外での写生には大変。自分は外での写生は30分ほどで切り上げ、教室に戻ってピグマペンを使って描きます。画材は水彩をチョイスです。

    まあ水彩が一番手軽だものね。

    そして、3時間でこんな絵を描きました。

    描いた絵はどこかに飾られるらしく、自分の元に戻ってくるのは数ヶ月後かな。どこに飾られるんだろう。

    という昨日はイレギュラーな日程の日だったので、ランチは「富士そば」で天ぷらそばをサクっと。

    やっぱり先生の死で相当に動揺して寝不足の夜と相成りました

    主治医からコレステロール値の警告、アルコールをやめれないかと打診、ダメです

     



  • 国立西洋美術館の「西洋絵画、どこから見るか?」、ヴェネツィアの絵は超オススメ

    国立西洋美術館の「西洋絵画、どこから見るか?」、ヴェネツィアの絵は超オススメ

    2025年3月17日(月)

    先週の金曜日は前売り券を購入していた美術展へ。その美術展とはこちら。

    はるばる上野までお出かけです。上野公園の桜はまだ咲いていないね、だけどすごい人出。桜の季節になると、桜見物がてら美術展に来る人が多くなると思って、その前にね。

    • [東京展]西洋絵画、どこから見るか? ールネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館
    • 会場: 国立西洋美術館

    本展は、米国のサンディエゴ美術館との共同企画により、同館と国立西洋美術館の所蔵する作品計88点を組み合わせ、それらの対話を通じてルネサンスから19世紀に至る幅広い西洋美術の魅力とその流れを紹介する展覧会です。

    サンディエゴ美術館は、主に1930年代を通じ、当時のアメリカ合衆国西部では随一の質と規模を誇るヨーロッパ古典絵画のコレクションを築きました。サンディエゴという土地の歴史・文化性や、篤志家たちの趣味を色濃く反映したユニークな内容を誇り、初期ルネサンス絵画やスペイン17世紀絵画などに多くの傑作を有しています

    一方国立西洋美術館は、松方幸次郎の収集した印象派を中心とするコレクションに基づいて1959年に設立され、1960年代末から古典絵画の体系的な収集を開始しました。以降、歴代の館長や研究員の調査研究に基づいて、西洋美術史の主要な流派やジャンルを網羅にカバーする総合的なコレクションの形成を目指して収集活動を続けています。

    本展は、両館の所蔵する作品をペアや小グループからなる36の小テーマに分けて展示、比較に基づく作品の対話を通じ、ルネサンスから印象派に至る西洋美術史の魅力を分かりやすく紹介することを目指します。また両館は非ヨーロッパ圏においてヨーロッパ美術を収集した点においても共通します。その点に着目し、両館の持つ傑作を比較対照させながら、それぞれ西洋絵画がどのような目的や理想に基づいて収集されていったのかについても、紹介する予定です。

    2月に行った「モネ展」とは打って変わってむ、本日は行列もなく、すぐに入れました。だけど、中はそこそこ混んでいました。日本のシニア、美術展が好きだね。

    今回の展示会で自分的に圧倒されたのは、「ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁」です。もう写真より精密で、これだけ描ければ画家は楽しいね。でも、あまりにも写実が完璧すぎて、名画にはならないのかな。

    この企画展も良かったのですが、このチケットで無料で入れる常設展の方がすごかった

    ピカソ、ルノワール、モネですもんね。これだけでも価値があります

    観終われば、ここは上野、外人さん多し。いつもの「とんかつ山家」へ。13時過ぎでしたが、10分で入店でした。注文はいつもの“ロースカツ定食”(900円)です。

    その前にビールで喉の消毒を。本日は“ロースカツ定食”に興奮して、写真を失念。

    失礼しました。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰

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  • 丸の内の静嘉堂で浮世絵を観る、国貞は天才だね、そして焼肉は赤坂の新兄夫苑へ

    丸の内の静嘉堂で浮世絵を観る、国貞は天才だね、そして焼肉は赤坂の新兄夫苑へ

    2025年3月14日(金)

    コタキナバルへの旅ブログが完結したので、通常モードに戻ります。

    2日前にはこんな美術展に行ったよ。絵を勉強中の身では、“浮世絵”と言われれば、観に行くしかないね。丸の内にこんな美術館があるとは知りませんでした。さすが“三菱”。

    • [豊原国周生誕190年] 歌舞伎を描く ―秘蔵の浮世絵初公開!
    • 2025年1月25日(土)~2025年3月23日(日)
    • 静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
    • 入館料一般 1500円

    美人画と並ぶ浮世絵二大ジャンル・役者絵

    本展では近世初期風俗画の優品「歌舞伎図屏風」を皮切りに、初期浮世絵から錦絵時代、明治錦絵まで、静嘉堂所蔵品のみで役者絵の歴史をたどります。幕末明治は浮世絵円熟期、歌舞伎界では「団菊左」の時代です。浮世絵界の重鎮・国貞でなければ描けない肉筆画帖「芝居町 新吉原 風俗鑑」、その弟子で明治の写楽・国周らの「錦絵帖」10冊余りを初公開します。

    三菱二代社長・岩﨑彌之助(1851~1908)の夫人・早苗(1857~1929)が愛玩した、今摺ったような「錦絵帖」をご堪能ください。

    歌舞伎に詳しい人ならたまらないだろうね。自分でもいいと思いました。

    五世尾上菊五郎の大磯の絵はいいね、面白い構図。浮世絵にしては、モダンで斬新

    すべて撮影可というのも素晴らしい。図録は買うまいと思っていましたが、あまりの素晴らしさに購入。東京の都心にこんな美術館、すてきですね。内装も天井高くて空間が素晴らしい。

    そして先週の土曜日の夕食のことです。

    連れ2人がここが最近のランチのお気に入りということで、自分は初めてのお店ですが、韓国料理屋さんに行ったよ。

    • 「韓国焼肉 新兄夫苑」(シンヒョンブエン)  赤坂店
    • 港区赤坂2丁目14−8 赤坂SKビル 1F

    予約なしで19時に3名で訪問です。店はほぼ満席状態。何とか空テーブルを見つけたよ。

    まずは何はともあれマッコリです。生マッコリ750ml(2,500円)を注文です。マッコリは自分には危険な飲み物、飲みやすいので、グイグイ行ってしまうもの。

     

    焼肉は、

    • カルビ 2人前
    • ホルモン 3種を皿づつ

    お肉はこれだけで十分でした。ホルモンは味噌味にしましたが(連れの要望で)、やっぱり塩味が一番いいと思うんだよね、キッパリ

    焼肉の他は、

    • 浅漬けのキムチ
    • チヂミ

    赤坂の本格韓国料理「チョンギワ 本館」のフローズンマッコリは危険な飲み物、キムチの値段にビックリ

    キムチは浅漬けより、深漬けの方が好みかな。そしてこちらのお店では、サービスのつまみは小皿に3種類のみ、おとなしいね。

    これでお会計は1万円。焼肉、格安で食べられるのは貴重だね。向かいの元祖兄夫食堂もありますが、こちらの新の方がオススメですね。

    ご馳走様でした。

     



  • 展覧会「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合」、確かに歴史上、建築と芸術で認められた人はこの人だけ

    展覧会「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合」、確かに歴史上、建築と芸術で認められた人はこの人だけ

    2025年2月8日(土)

    昨日の金曜日は“泣く子も黙る”この人の展覧会に行ったよ。その人とはあの“ル・コルビュジエ”です、建築史に燦然と名前を残す人です。

    • 「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」
    • 展覧会会期: 2025年1月11日(土)〜 3月23日(日)
    • 入館料: 一般:1,200円(ウェヴサイト割引があるので是非HPから入手してね)

    展覧会概要

    建築家ル・コルビュジエ(1887‒1965) は活動の後期において、建築の指揮のもとで絵画や彫刻をつなぐ試みを「諸芸術の綜合」と言い表しました。そしてそれ以上に、「諸芸術の綜合」とは統 一、調和、普遍的法則の理想主義に導かれた彼の芸術観全体を示すスローガンでもありました。

    ル・コルビュジエは近代建築の巨匠として世界的に知られていますが、視覚芸術の他分野においても革新をもたらしました

    本展は1930年代以降に彼が手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーをご覧いただき、さらに彼が求め続けた新しい技術の芸術的利用にもスポットをあてます。そして後期の建築作品も併せて紹介することで、はるかに伝統的な枠組みを超えたル・コルビュジエの円熟期の芸術観を明らかにします。 楽観的で歓喜に満ちたこれらの作品は、「住宅は住む機械」という彼のよく知られた言葉に集約される機能主義者のイメージを超えた、あらたな像を結びます。

    また、レジェ、アルプ、カンディンスキーといった同時代を生きた先駆的な芸術家たちの作品を対峙させることで、当時の芸術潮流における彼の立ち位置も浮かび上がらせます。

    お昼の12時過ぎに訪問です。ここは人も少なくゆったり観れて本当にいいよね。(但し、本展は全部カメラ撮影禁止でした)

    ル・コルビュジエの絵画とタペストリーと彫刻が展示されています。絵はキュビズム的というのか、独特のものがあります。その絵画の系譜は生涯ほとんど変わっていないね。

    ル・コルビュジエは自分の絵画に世間や美術界が生前ほぼ無視だったことに相当に不満だったのですね。個展を開いてても、作品が全く売れなかったとのこと。建築だけが名声を得ていくことに不満が。そりゃあそあだね、本人は芸術の綜合を考えているんだもん。

    その点ではピカソも超える人です、他の著名な画家は建築設計までした人は皆無

    自分のル・コルビュジエの個展に行っていれば、作品は買っていたね、その慧眼は持っているつもり、きっぱり。

    非常に感銘を受けた展覧会でした。

    観終われば、ここは新橋。

    やっぱり「一蘭」に行くか。13時すぎの一蘭・新橋。30分待ちの行列です。だけど、中国人の行列時のマナーの悪さ、こいつら本当にどうしようもないね、日本に来るな、キッパリ。

    一蘭ではビールを飲まないので健康にいいね。

    今日も美味しゅうございました。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰

     



  • 国立西洋美術館の「モネ 睡蓮のとき」、入場にこんな行列初めて、日本人いつからモネ好きに

    国立西洋美術館の「モネ 睡蓮のとき」、入場にこんな行列初めて、日本人いつからモネ好きに

    2025年2月4日(火)

    クアラルンプールの旅行記も終わり、ブログは通常モードに戻ります。

    先週の1月末の金曜日には久しぶりにこの絵画展を見に行ったのです。数日前に天皇陛下もこの展覧会を訪れたというニュースでこの絵画展を知ったのです。

    東京では2月11日までで、2月に入ると“全日程 日時指定券”になるので1月末に急遽、参戦です。

    • 「モネ 睡蓮のとき」
    • 場所: 国立西洋美術館
    • 会期: 2024年10月5日[土]-2025年2月11日[火・祝]
    • 入場料: (一般)¥2,300

    印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)

    1890年、50歳になったモネは、ノルマンディーの小村ジヴェルニーの土地と家を買い取り、これを終の棲家としました。そして数年後には、睡蓮の池のある「水の庭」を造成します。この睡蓮の池こそ、以降の画家の心を占め続けた、最大の創造の源にほかなりません。本展は、〈睡蓮〉連作を中心に、モネ晩年の芸術をご紹介するものです。 モネの晩年は、家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そんななかでやがて彼は、睡蓮の池の水面を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆う、「大装飾画」の構想を抱きます

    本展の中心をなすのは、この「大装飾画」の制作過程で生み出された大画面の〈睡蓮〉の数々です。未完の構想を外に出すことを嫌ったモネは、それらの作品の大部分を最期までアトリエに残しましたが、彼が生前に唯一、〈睡蓮〉の装飾パネルを手放すことを認めた相手が、日本の実業家で収集家の松方幸次郎(1866-1950)でした。松方はジヴェルニーのモネの家を訪れて画家と交流し、最終的に30点以上ものモネの作品を収集しました。それらは今日、国立西洋美術館のコレクションの白眉をなしています。

    本展では、パリのマルモッタン・モネ美術館の所蔵作品およそ50点に、国立西洋美術館をはじめ日本各地に所蔵される作品を加えた、計64点のモネの絵画を展覧します。日本においては過去最大の規模で、モネの〈睡蓮〉が一堂に会する機会となります。

    お昼の12時に美術館を訪れました。もちろん入場券はwebで購入済みです。まず、現地に行って大変驚愕しました。何故なら、園外まで伸びる長蛇の列です。美術館に行ってこんな行列を見たのは初めてです。諦めようかと心がくじけましたが、1時間ほど並ぶことに。

    “いつから日本でモネがこんなに大人気になったんだ”と叫びたくなります。

    絵自体はすばらしかったです、だけど人が多すぎてこれだけはダメでした。

    モネって、同じ構図で何枚も絵を描く人なんだね、飽きないのかな。

    見終われば、ここは上野、ランチはここしかないね。「とんかつ 山家」

    13時んのに、待ちは5名程度、ラッキー。

    いつものようにまずは瓶ビール、ローつかつ定食、ご飯半分です。

    お客さんの半分以上が外国人ではないかと思われる盛況ぶりです。

    ご馳走様でした。

    東京都美術館の「マティス展」に行ったよ、やっぱりドローイングの天才だよね

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  • 「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」は圧倒的な没入感の映像、後世に多大な影響

    「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」は圧倒的な没入感の映像、後世に多大な影響

    2024年12月19日(木)

    昨日は渋谷のヒカリエホールで絶賛開催中のこの展覧会を観に行ったよ、絵画からも刺激を得ないとね。

    • 「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」
    • 開催期間:  2024/12/3(火)~2025/1/19(日)
    • 会場:  ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)  東京都渋谷区渋谷2-21-1
    • 入場料:  鑑賞券 【平日】一般 2,900円

    ミュシャにおぼれる、 圧倒的イマーシブ空間

    19世紀末から20世紀初頭にかけてパリで活躍した画家、アルフォンス・ミュシャ(1860–1939)。アール・ヌーヴォーの代表的存在であるミュシャの作品は、洗練、エレガンス、モダニズムの象徴となり、世界中のアーティストにインスピレーションを与え、今なお人々を魅了し続けています。

    本展は、世界中のアートファンから注目を集めるグラン・パレ・イマーシブとミュシャ財団が、パリで2023年に開催したイマーシブ展覧会「Éternel Mucha」を日本向けにアレンジしたものです。偉大な芸術家ミュシャが生涯にわたり創作した傑作を、高解像度のプロジェクションを通してイマーシブならではの空間で堪能いただく新感覚の没入体験型展覧会が、いよいよ日本に初上陸します。

    展覧会の目玉となるイマーシブ映像を中心に、ミュシャの人生、画業、後世への影響などを、学術的な視点と多彩な演出で紹介。この冬、新たな展覧会の楽しみ方をお届けいたします。

    自分的らはこのミュシャという画家の絵はいくつか見たことある程度の知識なので、この企画展に行きました。本展はすべてデジタル作品の展示で本物はないのですが、この画家の偉大さを知りました

    この企画展の唯一の見どころは20分ほど繰り広げられるデジタル映像ですが、お金がかかっています。Apple Vision Proで観たあのイマーシブ映像が大画面で展開されます。

    これは一見の価値があるね。

    イマーシブとは? 「没入感」を意味する言葉。本展では高解像度で迫力ある映像と音楽などを用い作品の魅力を体験します。

    その後の展示でミュシャの絵が現代にも多大な影響を与えているかわかる展示です。マンガからイラストレーター、絵画までね。本人は第二次世界大戦勃発の数ヶ月前になくなったんだね

    チェコ出身だけあって、名声を確立した後のスラブ民族の鼓舞はすごいよね、デジタル映像ではこれが描かれます。それとパリ万博とかね。この万博にはピカサのゲルニカも出展です。

    非常に勉強になった企画展でした。是非、お薦めします。

    観終われば、最近足繁く行く表参道の「一蘭」へ。行列に並ぶスタイルから受付番号をもらっての呼び出しに変わったのね。いつもの通り、ラーメン+替玉は1つ。

    ご馳走様でした。

    「デ・キリコ展」には参ったね、その独創性はまさに20世紀の天才だよ

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  • アーティゾン美術館の「ひとを描く」、凄い名画のオンパレードだよ、超おすすめ

    アーティゾン美術館の「ひとを描く」、凄い名画のオンパレードだよ、超おすすめ

    2024年11月30日(土)

    昨日はかかりつけ医の紹介状を持って広尾の日赤病院へ

    この時期の年1回のこれもルーティーンです。内視鏡検査を受けるための医師と面談と下剤をもらいにね。自分はここ10数年は胃と大腸の検査でバリウムと便検査をしていません。

    何故なら直接、内視鏡で見てもらったほうが早いから。自分のかかりつけ医曰く(循環器系の名医です)、胃は毎年見てもらったほうがよいが、大腸はアメリカでは3年に1回を薦めているよと

    自分的には、胃は毎年、大腸は大事をとって2年に1回というルーティーンです。

    いつも日赤の同じ先生です、みんなが苦痛という内視鏡で自分は全く苦痛を感じません、やっぱり名医なんだと思います。

    というわけで朝一で日赤に行ってまいりました。

    その後はどうするかな。時間も中途半端なので、美術館に行って名画鑑賞としゃれこみました。行ったのは京橋のこちらの美術館。ここはやっぱり、ゆったりと鑑賞出来ていいよね。

    • アーティゾン美術館
    • 展覧会名: 「ひとを描く」&特集コーナー展示「マティスのアトリエ」

    古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえばエドゥアール・マネやポール・セザンヌの自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。ピエール=オーギュスト・ルノワールの手がけた肖像画は、画家にとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品もあります。
    この展覧会では石橋財団コレクションから、古代ギリシア陶器と近代ヨーロッパの絵画作品などの合計85点で、人物表現の豊かさをご紹介します。

    やっぱりマティスはいいよね、特にデッサン画は素晴らしい。自分もこんなデッサンが出来たらね。そして、ここで勉強したことが一つ、マティスがよく描く”オダリスク”とは、「イスラム世界で君主のハレムに勤める女性」とのことです、お妾さんのことかな。

    ちなみに

    • ハレムとは、イスラム教徒の邸宅の奥にある、女性専用の居間。後宮。

    ピカソの「画家とモデル」は初めて見たけど、これはどうかな。

    モディリアーニも1点、「若い農夫」。絵を見ればすぐに分かるというには強みだよね、ルソー然り。

    ルオーも数点あったけどさすがルオーです、すごい絵を描くよね

    セザンヌの「帽子をかぶった自画像」は気に入り、ポストカードを購入。

    ルノワールの珍しい風景画「カーニュのテラス」、これも大好き

    こんなに素晴らしいのに、何故にみんな来ないのかね、田中一村も素晴らしいけど、アーティゾン美術館も凄いよ

    「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は大混雑、オルセーのゴッホよりすごい人だよ

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  • パナソニック美術館の「ベル・エポック―美しき時代」、パリ華やかし時代だね

    パナソニック美術館の「ベル・エポック―美しき時代」、パリ華やかし時代だね

    2024年11月1日(金)

    とうとう11月になりました。年の瀬まであと2ケ月です。早いね。

    昨日は東京は快晴で、芸術の秋の日としました。

    訪問した展覧会はこちら。

    • 「ベル・エポック―美しき時代」
    • 会場: パナソニック汐留美術館
    • 展覧会会期: 2024年10月5日(土)〜 12月15日(日)
    • 入館料 一般: 1,200円

    8

    こんな感じの展覧会です。

    19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。

    本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。
    会場には、トゥールーズ=ロートレックやジュール・シェレによるポスター、当時のブルジョワたちが身にまとった衣服に装身具、エミール・ガレやルネ・ラリックの工芸作品に加えて、芸術家同士の交流がうかがえる書簡や稀覯本など、その頃のパリの繫栄や活気を鮮明に伝える、多様な分野の作品が並びます。

    とりわけ、展示の中核をになう、デイヴィッド・E.ワイズマン氏とジャクリーヌ・E.マイケル氏の絵画コレクションは、往時のモンマルトルの世相を色濃く反映した珠玉の作品群です。本邦初公開の同コレクションにもご注目ください。

    2週間前までパリにいたので、なんとなく雰囲気がよくわかりますね。

    ベル・エポックは今から約120年前でパリが都市として栄え、華やいだ時代ですね。第一次世界大戦でその時代は終焉なのかな。当然、若きピカソもいたんだろうね。

    自分はあまり知識のない時代なので、展覧会は楽しめました。ムーラン・ルージュなどのキャバレーとブルジョワの台頭と大衆芸能華やかし頃

    展覧会も興味を引く絵も多数あり。ルノールのこのアクリル画は気に入りました。お客さんも程よい入りでしたよ。

    だけどこちらの美術館が保有しているルオーの絵画はやっぱりいいよね、ルオーも20代から60代までがこのベル・エポックの時代と同世代だそうです。

    そして、観終われば遅いランチです。どうして本日、汐留に来たかった訳は銀座のあの老舗に行きたいからだったのです。毎週木曜日のルーティーンを崩したくなかったのでね。

    銀座の超老舗ラーメン店の「共楽」さんを訪問です。

    15時過ぎですが、5名ほどの行列です。

    やっぱり“いつもの”で通じる幸せ。ビールと“たけのこ”のつまみです。

    今日はこの時間でも行列が絶えないようです。飲み終えれば、“麺お願いします”コールです。

    やっぱり“ワンタン麺”、超絶うまいよね

    ご馳走様でした。来週からまた絵画教室が再開しますね。

    東京都美術館の「マティス展」に行ったよ、やっぱりドローイングの天才だよね

     



  • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は大混雑、オルセーのゴッホよりすごい人だよ

    「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は大混雑、オルセーのゴッホよりすごい人だよ

    2024年10月25日(金)

    早くパリ旅行記に戻りたいのですが、毎日、話題が多すぎるんだね。

    本来は木曜日は銀座の絵画教室に出かける日なのですが、本日は秋のスケッチ会開催(ちなみにスケッチする場所は上野公園)のために教室はなし

    だけど朝一で毎月のかかりつけ医の所へ。中性脂肪の値を低くすることに思案中なのです。

    まあ、まだ元気に生きていることに感謝です。

    そして、本日は1ケ月前から前売り券を仕込んでいたこちらの展覧会へ。奇しくも上野公園にお出かけです。その展覧会とはこちら。

    • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
    • 会期: 2024年9月19日(木)~12月1日(日)
    • 会場: 東京都美術館
    • 観覧料: 一般 2,000円

    展覧会はこんな感じ。

    自らの芸術の探究に生涯を捧げた画家・田中一村(たなか・いっそん/1908-1977)
    本展は、一村の神童と称された幼年期から、終焉の地である奄美大島で描かれた最晩年の作品まで、その全貌をご紹介する大回顧展です。
    世俗的な栄達とは無縁な中で、全身全霊をかけて「描くこと」に取り組んだ一村の生涯は、「不屈の情熱の軌跡」といえるものでした。
    自然を主題とする澄んだ光にあふれた絵画は、その情熱の結晶であり、静かで落ち着いた雰囲気のなかに、消えることのない、彼の魂の輝きをも宿しているかのようです。
    本展は、奄美の田中一村記念美術館の所蔵品をはじめ、代表作を網羅する決定版であり、近年発見された資料を多数含む構成により、この稀にみる画家の真髄に迫り、「生きる糧」としての芸術の深みにふれていただこうとする試みです。

    見どころです。

    みどころ
    1. 最大規模の回顧展!
      絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫ります。
      奄美で描いた代表作《不喰芋(くわずいも)と蘇鐵》、《アダンの海辺》はじめ、未完の大作も展示。近年発見された初公開作品も多数出品し、未知の軌跡もたどります。
    2. 一村ゆかりの地、上野での展覧会がついに実現!
      現在の東京藝術大学に東山魁夷等と同級で入学したものの、2ヶ月で退学。
      その後は独学で自らの絵を模索した一村。
      「最後は東京で個展を開いて、絵の決着をつけたい」と述べたその機会が訪れます。
    3. 奄美の文化や自然を体感!
      展示空間の中で、一村が魅了された奄美の自然を高精細映像で紹介。
      会期中に奄美の文化を紹介する関連イベントも実施します。

    田中一村の今見れる絵画がすべて集結している感じでボリュームはすごかった。もちろん絵画がすごかったね。若い頃は掛け軸も相当書いていたのですね。幼年期の絵のうまさ、負けました。人の多さもすごかったよ。平日のお昼にうかがったのですが、絵の前には3重ぐらいの人垣が。2週間前に行ったオルセーのゴッホやルノアールより人が溢れていたよ、田中一村

    自分的には構図と絵の具の使い方がすごく参考になりました。自分の主観ですが、良い絵と自分の好みでない絵の対比がかなりあるね

    見終われば、ここは上野、とんかつの「山家」に突撃です。

    13時過ぎでも10分の待ちで入れたよ。まずはビールです。ロースカツ定食850円は出色ものでしょう。

    ご馳走様でした。本日の遠征も楽しかったね。

    SOMPO美術館の「ゴッホと静物画」展に行った、ゴッホも大したことない絵もあるんだね

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  • 根津にある「竹久夢二美術館」を訪問、大正ロマンの絵とはこうゆうことか

    根津にある「竹久夢二美術館」を訪問、大正ロマンの絵とはこうゆうことか

    2024年9月4日(水)

    昨日の火曜日は3ケ月に1回の歯のクリーニングで、渋谷へ。もう30年ほど通っている歯科医さんです。院長はお父さんから息子に代は変わりましたが。

    いつも歯のクリーニングが終われば、3ケ月先の予約を入れて帰りますので、自動的に3ケ月に1回のクリーニングをすることになります。やはり歯垢などは歯科医さんでクリーニングしないとね。3ケ月にいつもルーティーンをしてまいりました。

    終われば10時30分。今日は何をするか。

    文京区の根津に行こうかな。お目当ては根津にある「竹久夢二美術館」です。

    この美術館、東大の敷地横に隣接してあります。弥生美術館と一体運営なのですね。こちらでは今、こんな展覧会をしています。

    • 弥生美術館 大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと
    • 竹久夢二美術館 生誕140年記念 竹久夢二の軌跡

    全く関係ない話しですが、東大の敷地に入ったのは人生初めてでした。何も変化はありませんが。自分的には“竹久夢二”という名前は聞いたことがある程度です、その絵も思い浮かびません。

    予約なしで伺って、入場料は1,000円です。ちなみに竹久夢二とはこんな人です。

    「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二(たけひさ・ゆめじ)。
    1884(明治17)年に岡山県で生まれた夢二は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と称される叙情的な美人画によって人気を博しました。
    グラフィックデザイナーの草分けとしても活躍し、本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、暮らしの中の美を追い求めました

    夢二の作品は、没後90年を経た今もなお多くの人々を魅了し続けています。

    本展は、生誕140年を記念して、最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどります。

    導線的にまずは弥生美術館の高畠華宵の絵です。絵を見て大正ロマンの画風がすぐに分かりました。昭和で言えば、手塚治虫級の人気画家だったんですね。

    解説と絵を見ていくと、華宵がどれだけの人気と実力をもっていたか如実にわかります。すごい人がいたもんだね。

    その系譜で竹久夢二があるのね。少し時代が進んでいますので、華宵より少し洗練されています。千疋屋の模様のデザイン、今でも通じる普遍性のある絵ですね。晩年ではなく、若い頃海外に行っていたらすごいことになっていたね。だけど、女性遍歴も面白いよ。

    そして、この延長上に先日、松濤美術館で見た中原淳一があるのね、更に洗練されてね

    観終われば、ランチへ。本日は仕込んだ情報でこちらへ、「湯島らーめん」さんへ。

    記事のとおり、“ワンタンメン”を食べようかと思って。初訪問のお店は緊張するね。

    お店はご夫婦らしき人とおばあちゃんですね。ラーメンはおばあちゃんが作っているのね。

    まずはエールの交換から。瓶ビールとつまみで“メンマ”をオーダー

    湯島で昼間からビール、いいね。周りはそんな人いません。

    ラーメンは一番シンプルな醤油の“湯島ラーメン”を注文です。

    これはというインパクトには欠けるかな、だけど珠玉の一杯でした。次は塩のワンタンメンかな。ご馳走様でした。

    本日も実りの多い1日でした。

    松濤美術館「111年目の中原淳一」に感動、自分の人物画の水彩画の師匠だよ、繊細なタッチとセンス

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  • 松濤美術館「111年目の中原淳一」に感動、自分の人物画の水彩画の師匠だよ、繊細なタッチとセンス

    松濤美術館「111年目の中原淳一」に感動、自分の人物画の水彩画の師匠だよ、繊細なタッチとセンス

    2024年8月8日(木)

    昨日は美術展に行ったよ。だけど、昨日夜8時頃の首都圏の雷はすごかったね、人生であんな強烈な稲妻を見たのは初めてかな。

    そして、その美術展はこちら。

    • 「111年目の中原淳一」
    • 会期: 2024年6月29日(土)~2024年9月1日(日)
    • 開催: 渋谷区立松濤美術館
    • 入館料: 一般1000円(入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみ)

    自分はこのり中原淳一さんを全く存じ上げていませんでしたが、その絵は記憶の彼方にあるんだな、昔々、少女雑誌とかでよく見た絵だよね。

    こんな企画展です。

    イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)

    彼は、戦前に雑誌『少女の友』でデビューをし、挿絵や表表紙を手がけ人気を博したほか、編集にも関わっていきました。1937年に日中戦争が勃発すると、戦時色が強まる中で同誌を去ることを余儀なくされます。しかし、中原の雑誌制作への情熱は絶えることはなく、終戦の翌年の1946年には自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊。その後も『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』、『女の部屋』などの雑誌を手がけていきました。


    中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

    観ての感想。生の原画を観ると、タッチの繊細さがよくわかります、そして原画はほとんどが水彩画です。この人、ある意味で天才だと思いました。自分にとって人物画を描くうえでそのタッチと繊細さ、女性の描き方は本当に参考になりました

    あのオードリー・ヘップバーン的な女性の描き方はこの人が最右翼ですね、だれでも知っているあの色使いと構図。水彩画を勉強している人は絶対に観に行った方がよいです。

    自分は図録は絶対買わないだろうという思い込みで行ったのですが、思わず勉強のために買ってしまいました、それほどすばらしい企画展でした。

    油絵も1点ありましたが、この方は絶対に水彩画だよね、あんな発色、あの時代にどうしてできるんだろうね。

    観終われば、麻布十番へ。向かうは「新福菜館」しかありません。

    中原淳一と天候の熱にやられて、思わずビールから入ります。

    やっぱりここの黒ラーメンは最高。夜もチャーシューを買って帰り、ご飯のともに

    今日も充実した一日でしたよ。

    企画展「和田誠 映画の仕事」は映画ファンなら行くべし、本当に堪能させていただきました

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  • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    2024年7月31日(水)

    昨日は久しぶりに美術展に行ってみたよ。皇居横の竹橋にある東京国立近代美術館で開催されているこちらです。

    • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」

    開催は8月25日までなので、そろそろ行っておかなくては、と思って出かけました。だけど、今日の東京都心も暑かったね。

    こんな展覧会です。

    パリ、東京、大阪-それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結

    セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。

    時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。

    総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、それをテーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。

    入場料は2,200円と少し高いですが、しかたないね。

    入口から佐伯祐三の「郵便配達人」です。佐伯の作品は3点ほどあったかな。どれも独特なタッチがあるよね。油彩をたっぷりに使った絵画、いい絵だと素直に思いました。

    ピカソ、バスキア、ルソー、モディリアーニも1点づつ。今回の目玉はラウル・デュフィの連作の絵かなとは思ったね。あと、萬鉄五郎の存在感のある人物画。あと、ラウル・デュフィの「家と庭」の緑の描き方は絵を習っている自分には参考になりました。

    お客さんそれほど混んでいなくて、おすすめですよ。

    鑑賞が終われば、美術館横の毎日新聞のビルにある「とんかつまるや 竹橋店」へ、これが楽しみなんだね。

    とんかつまるやは創業以来「日本一のとんかつ屋」を目指しています。
    オフィス街を中心に現在23店舗を出店し、日々お客様の満足度向上のため精進しています。

    創業からお客様への約束として 「ローコストハイクオリティ」「鮮度にこだわり一つ一つ手作りで提供」を一貫して続けて参りました。

    改めて思ったのは、脅威のコスパです。

    今回、自分が注文したのが、こちら。

    • ロースカツ定食 800円
    • 瓶ビール 650円

    これで1,450円には参ったね。とんかつも厚くて、とても800円で出せるとは思えません

    こんなに安くて、どのように儲けているんだろうね。上野の「とんかつ山家」と並んで、東京都心ではコスパ最強のとんかつですね。そして「とんかつまるや」と都内で20数店舗のお店があるしね。

    ご馳走様でした。

    上野の「とんかつ山家」(ヤマベ)で世界最強のロースカツ定食に遭遇、これで800円、気絶したよ

     



  • 「デ・キリコ展」には参ったね、その独創性はまさに20世紀の天才だよ

    「デ・キリコ展」には参ったね、その独創性はまさに20世紀の天才だよ

    2024年6月20日(木)

    昨日は一転、真夏のような日差しがもどり、カンカン照りの中、はるばる上野まで出かけたよ。今日の予定は美術展へ行くことです。

    上野の東京都美術館で現在、絶賛開催中の「デ・キリコ展」に行ってきたのです。

    • 展覧会名: デ・キリコ展
    • 会 期: 2024年4月27日[土]~8月29日[木]
    • 休室日: 月曜日
    • 開室時間: 9:30~17:30、金曜日は20:00まで
    • 会 場: 東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
    • 観覧料金(税込): 一般2,200円

    自分が訪問したのが平日水曜日の正午過ぎです。土曜・日曜・祝日及び8月19日(月)までは日時指定予約はなしで入室できます。自分も予約なしでガチ訪問です。

    場内はほどよい人数でゆったりと観れます。そして、自分にとってのデ・キリコ氏ですが、はっきり言って全くノーマークの画家でまったく知識はありませんでした。

    行ってビックリです。20世紀絵画の巨人ですよ、本当に驚愕しました

    20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家!

    イタリア人の両親のもとギリシャで生を受けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法、脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。

    後に「形而上絵画」と名付けた1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました

    1919年以降は伝統的な絵画技法に興味を抱くようになり、古典絵画の様式へと回帰していきます。それと同時に以前の形而上絵画の題材を取り上げた作品も頻繁に制作するなど、90歳で亡くなるまで創作を続けました。 本展はデ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの絵画を余すところなく紹介。さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本では10年ぶりの大規模な回顧展です。

    デ・キリコ芸術の全体像に迫り、その唯一無二の表現力を堪能できるまたとない機会となるでしょう。

    入室するとまず自画像4点と人物画です。天才は普通の絵を書いてもうますぎです。特に大きい赤いスペイン服をまとった自画像はいいね。

    時に印象派に傾倒した時もあったらしく正にルノワール張りの裸婦像もあったよ。このもろにルノワール、ダリの原型もあったりしてね。

    マヌカンを描いた時あたりが独創性では最高潮なんだろうね、建物の上に数枚の旗を描くのが好きだね。20世紀で言えば、ピカソは別格としてもデ・キリコの才能もすごいね。

    晩年のローマのスペイン広場が見える邸宅の風景は見るに値するよ

    本当にみんな、観に行った方がいいよ、この感動はデビット・ホックニー以来かな。

    というわけで、感動したついでに図録(3,000円)も買わずにはいられませんでした

    終われば、お腹も空きます。上野ならここの“とんかつ”でしょう。

    • とんかつ「山家」

    13時30分に訪問して、待ちは1名のみ、超ラッキー。

    ロースかつ定食が870円だよ、そして、ロースかつはこの厚さ。ビールも飲んで1,450円は東京一、いや日本一のコスパでしょう。

    ほろ酔い気分で上野を後にする自分。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰

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  • 六本木の国立新美術館「マティス 自由なフォルム」、巨匠はやはり素晴らしい、マティスだもの

    六本木の国立新美術館「マティス 自由なフォルム」、巨匠はやはり素晴らしい、マティスだもの

    2024年3月7日(木)

    今日の東京も雨も振り、寒い一日だったね。今日はホッコリする話しを。こんな日なので、優雅に芸術をね。

    • 「マティス 自由なフォルム」
    • 2024年2月14日(水)~5月27日(月)
    • 会場: 国立新美術館 企画展示室 2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
    • 観覧料(税込) 一般 2,200円

    20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。

    本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。

    本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。

    そして、小ぶりの雨の中、国立新美術館へ向かいます。六本木駅から徒歩7分ぐらいでしょうか。当日券2,200円を支払います。スマホ決済もできますよ。

    平日の12時過ぎですが、ほどよい混み具合かな。欧米人の多さにはびっくりしたね。

    1900年初頭のフォーヴィスム(野獣派)と呼ばれた時代の絵や一連のオダリスクを描いた絵がマティスらしくてやっぱりいいよ。今回で印象残ったのはこの大きな絵です。

    • パペーテ – タヒチ (1935年)

    構図、色彩とも代表的なマティスぽい絵ですね。写真禁止のエリアの絵でした。

    それて、デッサンのうまさはやはり特筆ものですね。線が優雅というか滑らかなんだよね。今回もたくさんのデッサンがありましたよ。それと珍しくマティスの使っていた絵具パレットも数点展示されていました

    写真が撮れるのは後半の展示だけですね。最後はヴァンス礼拝堂の内部が再現されていました。グッズコーナーもかなり種類があり、充実していました。

    自分が購入したのは、やはり「展覧会公式図録」(3,300円)です。何たってマティス大先生だもの。

    そして終われば、六本木の「一風堂」へ。絵画鑑賞で高まった体温をビールで冷まします。そして、この歳になれば、“白味”“バリカタ”を食します。

    勉強になった1日でした。巨匠めざして、絵画教室もがんばります。

    Bunkamuraの「ミロ展-日本を夢みて」、どうして天才は幼稚園児みたいな絵を書くんだろう

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  • 「生誕120年 安井仲治」の写真展とインディアンカレーの一日だったよ

    「生誕120年 安井仲治」の写真展とインディアンカレーの一日だったよ

    2024年2月28日(水)

    昨日は本当に突風日だったね。そんな日にビル風がものすごいのに、丸の内の写真展にでかけたのでした。何たって、自分にとってのデジタル系のガジェットの師匠である市川渚さんがXで是非見に行かねばと言われていたのでね。

    • 「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」
    • 2024年2月23日(金・祝) – 4月14日(日)
    • 東京ステーションギャラリー
    • 入場料: 一般(当日)1,300円

    はっきり申しまして、自分はこの安井仲治という人を全く知りません。市川師匠が必見というからには行くしかないね。安井仲治という人はこんな人なんだね。

    近代写真の金字塔。「安井仲治」を知らずに日本の写真は語れない!

    日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展。大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していきました。この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。

    安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表しました。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ています。

    この説明を読むと、すごい人だったんだね。というわけで意を決して出陣です。

    こちらのギャラリーは「大人の休日倶楽部カード」を持参すれば、100円引で入場できます、ありがたや。会場内はちなみに写真撮影は禁止です。

    観ての感想。写真は1920年代と30年代ですね。20年代の写真はネガの状態が悪いのか、ボケたような写真も多いね。写真に全く疎い自分には、何がすごいのかはっきり言って全くわかりませんでした。構図とかが斬新なのかな。とにかく38歳という早逝の方だったんだね。

    どんな有名写真家でも画家でもピエロとかサーカスは対象物になりやすいね。

    だけど展示の点数も多くて日本の写真の原点を見れて満足でした。お客さんも割と少なくてゆったりと閲覧できます。

    終わればランチタイムです。13時過ぎです。今日は東京駅近くの大阪では有名な「インディアンカレー 丸の内店」に

    インデアンが大阪に店を出したのが1947年。

    一口食べると、懐かしい甘さが舌の上に拡がり、ホッとした途端に辛さの玉が弾ける、、、お客さまから「口ん中が火事や!」と言われながらもご愛顧いただいてきましたのが、私共のインデアンカレーです。

    大きなビルの地下1階。行列の出来ているお店もある中、こちらの「インディアンカレー」には行列なし。そして、今日の注文はこれ。

    • インディアンスパゲッティ
    • ビール(小瓶)300円

    ビールがあるのは二重丸、この手のカレー屋さんでね。食事は名物のインディアンスパゲッティしかないでしょう。付け合せは“福神漬け”ではなくキャベツの酢漬けなのですね。

    ボリューム的には普通で十分だね。最初は少し甘めのカレーだなと思いましたが、後から辛味がくるタイプだね。この味のカレーは自分的には初めてだね。これが大阪流なのかな。

    欲を言えば、カレールーがもう少し多ければいいね

    この味で東京で生き残れるかですね。

    哀愁漂う写真を撮りたければ、リスボンの裏道に行くべし、哀愁漂いすぎ

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