2024年9月4日(水)
昨日の火曜日は3ケ月に1回の歯のクリーニングで、渋谷へ。もう30年ほど通っている歯科医さんです。院長はお父さんから息子に代は変わりましたが。
いつも歯のクリーニングが終われば、3ケ月先の予約を入れて帰りますので、自動的に3ケ月に1回のクリーニングをすることになります。やはり歯垢などは歯科医さんでクリーニングしないとね。3ケ月にいつもルーティーンをしてまいりました。
終われば10時30分。今日は何をするか。
文京区の根津に行こうかな。お目当ては根津にある「竹久夢二美術館」です。
この美術館、東大の敷地横に隣接してあります。弥生美術館と一体運営なのですね。こちらでは今、こんな展覧会をしています。
- 弥生美術館 大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと
- 竹久夢二美術館 生誕140年記念 竹久夢二の軌跡
全く関係ない話しですが、東大の敷地に入ったのは人生初めてでした。何も変化はありませんが。自分的には“竹久夢二”という名前は聞いたことがある程度です、その絵も思い浮かびません。
予約なしで伺って、入場料は1,000円です。ちなみに竹久夢二とはこんな人です。
「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二(たけひさ・ゆめじ)。
1884(明治17)年に岡山県で生まれた夢二は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と称される叙情的な美人画によって人気を博しました。
グラフィックデザイナーの草分けとしても活躍し、本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、暮らしの中の美を追い求めました。夢二の作品は、没後90年を経た今もなお多くの人々を魅了し続けています。
本展は、生誕140年を記念して、最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどります。
導線的にまずは弥生美術館の高畠華宵の絵です。絵を見て大正ロマンの画風がすぐに分かりました。昭和で言えば、手塚治虫級の人気画家だったんですね。
解説と絵を見ていくと、華宵がどれだけの人気と実力をもっていたか如実にわかります。すごい人がいたもんだね。
その系譜で竹久夢二があるのね。少し時代が進んでいますので、華宵より少し洗練されています。千疋屋の模様のデザイン、今でも通じる普遍性のある絵ですね。晩年ではなく、若い頃海外に行っていたらすごいことになっていたね。だけど、女性遍歴も面白いよ。
そして、この延長上に先日、松濤美術館で見た中原淳一があるのね、更に洗練されてね。
観終われば、ランチへ。本日は仕込んだ情報でこちらへ、「湯島らーめん」さんへ。
記事のとおり、“ワンタンメン”を食べようかと思って。初訪問のお店は緊張するね。
お店はご夫婦らしき人とおばあちゃんですね。ラーメンはおばあちゃんが作っているのね。
まずはエールの交換から。瓶ビールとつまみで“メンマ”をオーダー。
湯島で昼間からビール、いいね。周りはそんな人いません。
ラーメンは一番シンプルな醤油の“湯島ラーメン”を注文です。
これはというインパクトには欠けるかな、だけど珠玉の一杯でした。次は塩のワンタンメンかな。ご馳走様でした。
本日も実りの多い1日でした。
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