ナポリには夕方に着いて、ホテルに無事チェックインした後は、夕食のことを考えねばなりません。
ナポリ初日とあらば、食べ物の選択肢はこれとかありませんね、ザ・ナポリピッツァで決まりでしょう。そして、どの旅行ガイド紙にも出ているのが“ピッツァ発祥の地の2大名店”の一つ、
- 「ダ・ミケーレ」(L’Antica Pizzeria Michele)
- 住所: Via Cesare Sersale(ナポリ中央駅から徒歩10分)
- 1870年から代々続く老舗。メニューはシンプルでマリナーラとマルゲリータのほか合計4種類。値段はすべて単一で5ユーロ。ちなみに、こちらのマリラーナは、トマトソース+ニンニク+オレガノのピッツァの元祖。
ホテルからは徒歩20分弱かな。自分たちも街歩きしながら、お店に向かいます。お店に到着は7時30分すぎです。こんな路地を下っていくと、人がたむろしているのでお店はすぐにわかります。すごい多い人が店の前にいます。まずはお店の前でお兄さんから整理券をもらう必要があります。自分たちは20番目ぐらいかな。45分くらいは待ちましたよ。
お店の入口は狭いですが、中は奥に広い、かなり大振りなお店ですね。
というわけで何とかテーブル席に着くことができました。お店のシステムはおもしろくて、1つの部屋(テーブルが7-8個)ごとに注文と配膳する人が1人います。その人1人と決まっているようです。よって、すぐに注文を取りには着てくれません。テーブルに着いた順におじさんが回ってきます。
こんなシステムですので、アルコールは最初に確保した方がよいとの判断で、ペローニを2本頼みました。ピッツァはこの3枚。
- マルゲリータ(2枚)
- マリラーナ(1枚)
ビールをちびちび飲みながら、噂のピッツァを待ちます。注文してから10分ぐらいかかったかな。自分が注文したのは、マリラーナ。食します。
うーん、トマトの濃さが違うね、味が濃いよ。それに負けないオレガノの風味とニンニク。生地はうすくてペロッといけます。これは今まで食べたマリラーナの中でもダントツですね。マルゲリータも食しましたが、この店では自分としては“マリラーナ”推しだね。
そして、周りの厚い皮の部分は残すミラノ食べをしました。これで丁度1枚をペロリです。
ミラノの新興の有名店「Gino Sorbillo」(ジーノ ソルビッロ)よりはるかに美味いと思いました。
食べきれなかったピッツァは箱に入れてもらって、持ち帰りできるよ。ホテル滞在には厳しいですが。
食べ終わればお会計です。ビール2本とピッツァ3枚で26ユーロ。カード払いもできます。ただ、担当のおじさんが会計にはチップが含まれていないと、何度も念押しされます。クレカ払いにチップを含ませることはできないようです。チップは現金のみ。おじさんに手渡しです。
おじさんがキャッシャーまで付いてき、30ユーロの釣り銭4ユーロをチップでお渡ししました。
だけど美味いピッツァだったよ。
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