2024年8月20日(火)
2024年の夏のお盆もはや終わりの週末です。自分たちは東京でまったりといつもの週末を過ごします。そしてこの土日で観たdvdはこの2本。
- 「鬼畜」
- 「アウトレイジ」
この2本を選んだ理由は、最近読んでいる経営学者(この言葉は好きではないのですが)の楠木建氏の影響です。「鬼畜」は松本清張の原作ですが、清張を激賞していたのでね。
「アウトレイジ」は北野武監督でこれは映画を楠木さんが激褒めしていたのでね。自分は恥ずかしながら、これは観ていませんでした。北野武にあまり魅力を感じていなかったのでね。
まずは「鬼畜」、監督は野村芳太郎、主演は岩下志麻と緒形拳、そして原作は松本清張と役者は揃っていますが、話しが映画向きではないんだろうなと、思わせました。小説ではおもしろいんだろうな。
岩下志麻の役も地味すぎてこの人の魅力が半減しています。やっぱり小津の「秋刀魚の味」のような役どころでないと映えないよ。
続いて「アウトレイジ」です。これは残虐シーンもありますが、掛け値なしに面白かったね。
ストーリーはこんな感じ。
関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す。
そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。
監督・脚本・編集:北野 武/音楽:鈴木慶一
衣装デザイン:黒澤和子/大友組組長衣装:山本耀司
まあ、話しはヤクザものなので話しは単純ですが、この手の映画は配役の妙が一番大切です。
自分的には椎名桔平より、加瀬 亮がいい味を出しています。いわゆるインテリ経済ヤクザ。北野武は加瀬 亮が好きだよね。最新作の「首」でも信長をやらせたし、これもよかったよ。
だけど、あんなに簡単に指を詰めていたらダメでしよう、指が何本あっても足りないよ。
「アウトレイジ」は3作作られていますので、あと2本観れるという楽しみが出来ました。
そして、週末の夕食です。酷暑です、久しぶりに「牛タン」でも食べに行こうかなと。
牛タンにこだわりはないので、「ねぎし」で十分です。「ねぎし」の赤坂見附店へ。1年ぶりの訪問かな。
まずは赤ワインです。つまみはこの小さい牛タンが6枚入っているものを(400円)。ワインと合うつまみです。
メニューはどんどん変わっていきますね。自分は“まるねセット”という牛タンのセット(1,800円)です。連れは“ねぎしブラッキーセット”ですね。多少肉は小さくなっていても、やっぱり麦飯と“とろろ”があれば最高ですね。
2名で訪問でお会計は6千円台です。今日もご馳走様でした。
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