映画「リリー・マルレーン」、テンポ良いミステリータッチでナチス物の傑作

2024年9月5日(木)

昨日は凄い映画を観たと思ったね、渋谷のル・シネマさんへ行ってね。

観に行った映画はこちら。

  • 「リリー・マルレーン」

リリー・マルレーン、かなり懐かしい名前です。曲の名前とマレーネ・ディートリッヒとナチス・ドイツとの結びつきであまり良く知らない中での劇場鑑賞です。

今回観たのはこの企画でね。“ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024”

こんな映画です。

ドイツを代表する映画監督ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、第2次世界大戦中のドイツの流行歌「リリー・マルレーン」を題材に、時代に翻弄された実在の女性歌手の半生をエネルギッシュに描いたドラマ

ナチスドイツの勢力が拡大するヨーロッパ。売れない歌手ビリーはユダヤ系名門一家の音楽家ロバートと愛し合っていたが、ビリーがスイスへの入国を拒否され、2人は離ればなれになってしまう。歌手としての成功を夢みるビリーはナチス高官ヘンケルに気に入られて酒場で歌う仕事を始め、レコードに吹き込んだ曲「リリー・マルレーン」が兵士たちの間で人気を集めて一躍スターとなる。ある日、ロバートが偽造パスポートでドイツに密入国してくるが……。

ファスビンダー監督作の常連俳優ハンナ・シグラが主人公の歌手ビリー、「ハンニバル」のジャンカルロ・ジャンニーニがロバートを演じ、ファスビンダー監督の盟友ダニエル・シュミット監督がカメオ出演。「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」にて4Kデジタルリマスター版を上映。

1981年製作/120分/G/西ドイツ
原題または英題:Lili Marleen

伝説の「リリー・マルレーン」という話しがよくわかりました。

何故か第二次世界大戦のナチス・ドイツで流行った歌なのですね。ヒトラーからも気に入られてね。ゲッペルスは死臭の匂いがする曲で言っていたね。確かに歌詞も含め物悲しい曲だものね

映画は敢えて格調高くせず、ミステリータッチでテンポよく展開していくので、楽しく観れました、もちろん面白かった。ただ一点、劇中音楽が少しわざとらしく雑だったかな。すぐにでもミュージカルにすればヒットする展開だと思うのですが、ナチスをかなり連想するからダメなのかも。

最後の指揮者、誰を暗示かな、ユダヤ系であの時代となるとバーンスタインなのかな。

だけど再観しても良い映画でした。リリー・マルレーンの曲、確かにディートリッヒの廃退した雰囲気によく合うね

終われば、急に思い立って渋谷の東急ハンズ前にあるハンバーグの「ゴールドラッシュ」へ。

原宿店があった時にはよく通っていましたが、10年ぶりぐらいの訪問です。

まずは“赤ワイン”をカラフェ(890円)です。昼間から幸せな時間。

ハンバーグは予算の関係で“ゴールドラッシュ ハンバーグ 150g”(1,050円)です。あの懐かしい光景、紙エプロンをあげて、ソースをかけてもらう儀式です、今も健在なり。

ハンバーグのお味は普通かな。だけど、あまりに興奮してハンバーグの写真は失念してしまいました。

今日も良い1日でした。

2024年6月1日(土) バンコクの旅のブログが始まっていますが、今日は急遽、映画の話しを。 バンコクから帰国してすぐに観に行き...



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