アルゼンチンと言えば泣く子も黙るタンゴです。
ブエノスアイレスには有名なタンゲリーア(タンゴ生演奏の店)がいくつもありますが、その代表的なお店「エル・ケランディ」に行きました。地球の歩き方での紹介文は下記のとおりです。
町の中心という立地に加え、料理の質、タンゴのクオリティ、見やすさなど、すべてにおいて申し分がない。ブエノス・アイレス屈指のタンゲリーア。連日多くの観光客が訪れにぎわっている・要予約。昼はレストラン(ランチは12:00-16:00)として営業。食事付きUSD110、ショーのみUSD45。
予約はエクスペディア経由で日本で行った。エクスペディアでもホテルや航空券以外に現地ツアーが予約できます。今回いつも使うVELTRA(ベルトラ)でなぜ予約しなかったかと言うと、値段がずいぶんと違っていたので、エクスペディアで予約した次第です。
自分たちが予約した値段は、4名で40,688円でした。一人約10,000円です。これには行き帰りともお店の車での送迎が付いています。
一方、ベルトラの方は日本語を話せるドライバーがピックアップに来てくれるようです。
そして、自分たちのホテルでのピックアップ時間は20時15分でした。
この「エル・ケランディ」はインターコンチネンタルからすごく近いところにあり、車で5分、徒歩で10分のところにあります。
お店に着くと、他のテーブルでは食事が始まっています。
日曜日でしたが、客の入りは6割程度です。空いているテーブルもあります。
まずはプリフィックスの食事です。前菜・スープ・メイン・デザートでいずれも3-4皿からチョイスできるシステムです。
そして、我々のテーブルにもワインが1本置かれています。
選挙は終わったのかな。昼間はレストランでアルコール禁止でしたが、夜もダメかなと少し思っていたので、ワインが置いてあって一安心しました。
まあ、食事とワインはこんなものかな。あまり食事に期待すると少しがっかりするかな。
地球の歩き方には昼はレストランとしても営業していると書かれてあるが、自分は食事だけのためには来ないな。キッパリ。
そして、10時頃からショーは始まります。
タンゴの歴史を初期から現代にかけて紹介していくストーリーの華やかなステージです。唄あり、アルゼンチンタンゴの踊りありとテンポよく見せてくれます。
純粋なしっとりしたアルゼンチンタンゴに期待すると少し違うのかなとは思いました。
だけど、これはこれで家族でも言葉がわからなくても楽しく見れるショーですね。まさしく、一種の華やかなショーだと思います。
我々はタンゴと言えば、あのカミニート地区のレストランの前で踊っていた男女のカップルの踊りを思い浮かべてしまいますね。
そして、ショーで一番印象に残っていたのは、一番年配らしいバンマスぽいピアノのおじいさんでしたね。よい味を出している演奏とたたずまいです。
そして、ショーは11時30分に終了です。
外にはお店の車が待機しており、手際よく、帰り客をホテルまで送って行ってくれます。
タンゴとフラメンコ、全く比較の対象ではありませんが、自分はスペインのグラナダかセビリアのどちらかのタブラオで見たフラメンコの方に軍配を上げるな。フラメンコを唄うオヤジの哀愁が今でも耳に残ってしまいます。