本日(2020年2月4日)申請分から新デザインのパスポートに切り替わります。葛飾北斎の「富嶽三十六景」。素直にいいね

政府は2月にも新しいデザインの旅券(パスポート)を発行するということは、先日、新聞報道されて知っていました。

なんでも、2019年度のパスポート発行数が想定を上回り、当初は3月に予定していたデザイン変更を前倒ししたのでした。

新たなデザインは、査証(ビザ)欄に葛飾北斎の「富嶽三十六景」を図柄として取り入れ、各ページ異なるデザインと相成るのでした。

この新パスポートは、デザインを複雑にし、パスポートの偽造を難しくしているそうです。

但し、表紙は現在と変わらないものの、査証欄を開いていくと富士山など各ページを異なる浮世絵の図柄を見ることができるそうです。

富嶽三十六景は日本らしいを強調でき、世界的にも知られているので、この図柄を採用したのだということです。

10年旅券(赤色)に「凱風快晴(がいふうかいせい)(赤富士)」など24点、5年旅券(紺色)に16点をそれぞれ印刷。複雑な絵柄や透かし、特殊インキ、高度なICチップを使うことでさらに偽造しにくくしたそうですね。

そして、本日(2020年2月4日)の日本経済新聞の報道によると、外務省は旅券(パスポート)について、2月4日以降に受理する申請から新しいデザインに切り替えると発表したとのことです。

この基本デザインの選定は、海外通信・放送・郵便事業支援機構会長の高島肇久氏を代表とし、元マラソン選手の有森裕子氏、慶応義塾大学文学部享受の荻野アンナ氏、俳優の関口知宏氏、東京芸術大学名誉教授の中林忠良氏から構成される次期旅券冊子デザイン選定準備会合メンバーが、「日本的なデザイン」をコンセプトに検討を行い、決まったそうです。

どうして、このメンバーなのかは不思議な人選ですね。

そして、自分のパスポートをチェックすると有効期限は2021年12月までとなっています。

ちなみに、パスポートを更新できるタイミングは、基本的には残存有効期間(有効期限までの残り期間)が1年未満になってからとなります。

よって自分が申請できるのは、今年2020年の12月からとなります。少し心が躍りますね。

パスポートと言えば、鬼門なのがイスラエルの入国です。まあ、スタンプを押さずにも入国できるらしいのですが、あえて行くチャンスとすれば、この2020年度ということになります。

夏の旅行が終われば、年末年始の旅行が決まっているだけです。記念にイスラエル入国のスタンプが欲しいのです。

イスラエルと言えば、同国のナショナルフラッグのエルアル・イスラエル航空(ELY/LY)はテルアビブ-成田線の直行便を、現地時間2020年3月11日から運航しますね。成田発の初便は翌12日から運航を開始。イスラエルから日本への定期便は初就航となります。

スケジュールは夏ダイヤ(20年3月29日から)なら

  • LY91 テルアビブ(20:45)→成田(翌日14:15)運航日:月水土
  • LY92 成田(16:15)→テルアビブ(22:45)運航日:日火木

このエルアルは、どこのアライアンスにも属しておらず、カンタス航空、アエロメヒコ航空、アラスカ航空の3社と個別にマイレージパートナーとしていますね。

そして、パスポートのネタと言えば、政府は、この新たなデザインの旅券(パスポート)について、出入国の際にスタンプを押す査証(ビザ)欄に余地がなくなった場合に旅券のページを追加する「増補」の制度廃止を検討しています。

偽造・変造防止効果を高める狙いがあり、導入までに旅券法改正案の国会提出、成立を目指しているそうですね。

そして、やっぱりどうしよう、イスラエル。


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