カテゴリー: 夕食

  • 銀座のインド料理屋「バンゲラズキッチン」のラムミントカレー、世界一の美味しさ

    銀座のインド料理屋「バンゲラズキッチン」のラムミントカレー、世界一の美味しさ

    2025年4月22日(火)

    この週末もいつものとおりです。DVDを2本観て、土曜日は外食へ。観たのはこの2本。

    最近、若尾文子ずいているのでネ。

    • 「しとやかな獣(けだもの)」
    • 「黒の報告書」

    まずは「しとやかな獣」から。

    芸能プロ会計係三谷幸枝は肉体をエサに男たちから金を巻き上げるしたたかな女。
    男から男を渡り歩き金を巻き上げる、それもすべて長年の夢である旅館開業を実現させるためだった……。

    監督: 川島雄三 原作・脚本: 新藤兼人 撮影: 宗川信夫
    1962年

    設定というかストーリーもかなり野心的、こんな変わった映画をよくその当時で撮れたね。森田芳光のあの名作「家族ゲーム」から毒気を抜いて、パロディタッチにしたみたいかな、もちろんこの映画の方が古いしね。多分に歌舞伎も意識しているしね。

    この若尾文子は髪はIKKOだよ。これはこれで面白かった

    続いて「黒の報告書」です。

    検事も策謀し、弁護士もスパイする!
    血みどろの決め手を秘めた逆転の報告書!

    ある夜、食品会社社長・柿本高信が自宅の応接間で殺された
    青銅の花壷が兇器で、死体の周囲には赤い曼珠沙華と白菊が血痕と共に散乱していた。
    現場に立ち会った千葉地検の若い検事・城戸明は次席検事から必ず有罪の判決を取るように命じられ、張り切ってこの事件に取り組むのだが……。

    出演 ‏ : ‎ 宇津井 健, 叶 順子, 神山 繁

    監督 ‏ : ‎ 増村保造

    いわゆる裁判ものですが、主演の検事役の宇津井健は肩に力が入り過ぎの演技。観ていてこちらも肩が凝るもの。そして気になったのが宇津井健だけ、声が大きすぎるのです

    脇役は個性派で固めて良いのだから、もう少し周囲と合わせないとね。

    そして、土曜日の夕食です。本日は先週から続けてのインド料理屋さんです。連れの強いおすすめです。場所は有楽町です。

    • 「バンゲラズキッチン」

    席だけ2名をwebで予約して19時に訪問です。インドでも南の港町の“マンガロール料理”というもの。

    まずは、飲み物です。本日も赤ワインでボトルは高いのでデカンタで注文です。

    まずはつまみです。

    • イエティダチャット二ー(810円)干しエビの旨味が凝縮された旨辛おつまみ

    これ美味しそうだったので。カレーは魚カレーが一番有名みたいですが、すべて時価。6種類ほど魚カレー、どれも3,500 – 4,000円くらいでした。黒板に書いたものを見せてくれるよ。だけど自分たちが頼んだカレーは

    • ラムミントカレー(3,010円)

    あまりにも写真が美味しそうだったので。そして、ナンではなくて、“ビリヤニ”にしてみました。2人でカレーはこの1種類のみ。

    だけど、このカレー、強烈に美味かった、今まで食べたカレーで最高峰かも、濃厚でね

    この素のビリヤニでちょうど良し。このカレーだけでも2人で十分。少し残したぐらいだもの。それほど濃厚だったということ

    先週の「オールドデリー」に続き、またリピ決定のお店ができました。絶対にインドで食べるカレーよりも旨いね、中でも銀座は超激戦地だね。

    宮本亜門さんいわく、インドは誰かに導かれていくところ、バナラシはインドの混沌、ここに極めり

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  • 銀座の「オールドデリー」で“ゴルゴンゾーラ入りチーズナン”を食す、これ絶品、これだけ食べに行く価値あり

    銀座の「オールドデリー」で“ゴルゴンゾーラ入りチーズナン”を食す、これ絶品、これだけ食べに行く価値あり

    2025年4月15日(火)

    この週末もいつもと同じルーティーン。自宅でDVD鑑賞です。観たのはこちらの2本。

    • 「妻は告白する」
    • 「正体」

    「妻は告白する」は若尾文子目当てです。

    北穂高の岩壁で遭難した三人のパーティー。
    岩にしがみついた若い男の体に宙吊りになった二人の体重がかかる。
    一番下に夫、真中に妻、そして若い男は妻の愛人。
    妻はナイフを取り出しザイルを切り離す。
    妻と愛人は助かり事件は法廷へ持ち込まれる。
    殺人か! 自己防衛か! 夫にかけられた五百万円の保険金。
    妻と愛人の情事の確証、果たして有罪なのか、無罪なのか!? 微妙に動く女心。
    法とモラルと真実を追う増村保造監督、若尾文子主演の異色の文芸作品

    監督:増村保造、原作:円山雅也、脚本:井出雅人

    若尾文子の美貌は認めるのですが、川口浩では釣り合いがとれないのでは。話しは面白いのですが、さすがに設定などが古臭いね。

    最近の映画「正体」は映画館で観ていなかったので、話題作だね

    染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星の主演、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。

    日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。鏑木を追う刑事の又貫征吾は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……

    これまでも「ヴィレッジ」や「パレード」で藤井監督とタッグを組んできた横浜が、姿を変えて逃亡を続ける鏑木を熱演。鏑木が日本各地の潜伏先で出会う人々を吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、山田孝之が鏑木を追う刑事の又貫に扮した。第48回日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞(横浜流星)、最優秀助演女優賞(吉岡里帆)、最優秀監督賞(藤井道人)の3つの最優秀賞を受賞した。

    2024年製作/120分/PG12/日本
    配給:松竹

    面白かったけれど、後から考えるにあまりにも都合の良い展開だという気が。普通、警察にあれだけ包囲されて逃げ出せないのでは、捜査一課長が2人で訪問することはないのでは、普通あれだけ失敗するとクビだよね。

    そして土曜日の夕食。本日は何故か銀座でインドカレーを。評判が良い名店だというので。

    • 「オールドデリー」

    2名で訪問です、予約してね。銀座のど真ん中のビルの7階。インド料理さんとは思えないモダンな内装で、店内は満席。これ予約しないとダメだね。

    まずはワインを1本、リーズナブルな価格設定で良し。つまみは“インドの代表的な国民食”と解説のあった「サモサ」。じゃがいもを詰めた揚げ物なんだね、スパイスたっぷり

    カレーは2種、マトンとシュリンプバターを。ナンは“ゴルゴンゾーラ入りチーズナンwith ハニー”です。カレーはベースが同じであまり感動はなかったけれど、この“ゴルゴンゾーラ入りチーズナン”は絶品でした。これだけ食べに行く価値アリの逸品でした。これはアイデア商品。

    銀座でリピートできるインド料理屋さんを見つけて感動です。

    ご馳走様でした。

    首都圏暑すぎて、赤坂の南インド料理の「エリックサウス」に突撃。暑い夏には、南インドのミールスだよ、キリッと冷えた赤ワインで

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  • 急遽「おつな寿司」さんへ、「みな得ポイント還元キャンペーン」で20%ポイントバック

    急遽「おつな寿司」さんへ、「みな得ポイント還元キャンペーン」で20%ポイントバック

    2025年4月7(月)

    トランプ砲が炸裂で、本日の日経平均の下げがキツイね。そんな大混乱の中ですが、週末はいつものDVD鑑賞を、土日で1本づつね。今週末に観た映画はこちら。

    • 「黒の試走車(テストカー)」
    • 「刺青」

    まずは、「刺青」から。

    背に彫られた女郎蜘蛛さながらに、近寄る男を次々と破滅させ死へ追いやってゆくお艶…。故・宮川一夫の流麗なカメラワークを得て、美しく激しい情念の世界を見事に映像化した。

    若尾文子目当てでのチョイスです。原作は谷崎潤一郎なんだね。刺青を巡る話しの展開なのですが、ちょっとストーリーが安易過ぎないのかな。自分的にはあまり好みの映画ではないね。若尾文子の美しさには目を見張るものがありますが。

    「黒の試走車(テストカー)」はもちろん、田宮二郎目当てです。原作は梶山季之です。

    サラリーマンよ、スパイになれ!
    出世、金儲け、恋愛の成功のために

    タイガー自動車企画部の豊は、出世コースを夢みるやり手サラリーマン。
    商売敵ヤマト自動車の情報を入手するため自分の恋人・昌子をスパイとして差し向けた。
    華やかな新車売り出しの陰に渦巻くスパイ合戦の勝敗は意外な結末へ……

    うーん、時代を感じさせるストーリーと映像ですね。ちょっと話しが荒っぽ過ぎないか。2作品とも監督は増村保造という人なんだね。田宮二郎の役、少し正義感が強すぎるのでは、やっぱりあの悪でニヒルな田宮二郎の方がいいよね

    そして土曜日の夕食です。本日は月1回のローテーションで通っている六本木の「おつな寿司」さんですが、このキャンペーンが終わらないうちにと、2週間ぶりに再訪問です。

    そのキャンペーンとは、港区とPaypayの「みな得ポイント還元キャンペーン」です。港区商店連合会の加盟店舗なら20%のポイント還元なのです。

    そして、「おつな寿司」さんは貴重な加盟店舗なのです。このキャンペーンは4月30日までなのですが、間違いなく早期終了すると思って、急遽訪問です。

    まずは黙ってサッポロの黒ラベルからです。本日のつまみは、まずは“ホタルいか”です。2品目は旬の魚、“サワラの刺身”です。この刺身、肉厚で超うまし

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • ホタテ
    • ひらめ
    • あじ
    • 炙ったマグロ赤身

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。ここでもう1品のおつまみ、煮白子です。もう焼酎が止まりません。後半戦です。

    • 金目鯛
    • 大トロ
    • いくら
    • 玉子焼
    • おつな名物“いなり寿司”
    • 穴子

    最後は“アイスもなか”で締めです。 今日も豪華なラインナップでした。今日の白眉は大トロ・金目鯛・あじでした。うまかったな。良い1日でした。

    「ドル3部作」はまさに三方よし(監督・俳優・音楽)の映画、そして「おつな寿司」もね

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  • 高知で餃子とはいかに、赤坂の「高知名物屋台餃子 一屋」、皮の薄さでパクパク

    高知で餃子とはいかに、赤坂の「高知名物屋台餃子 一屋」、皮の薄さでパクパク

    2025年3月21日(金)

    昨日は春分の日で祝日です。

    祝日でも木曜日のルーティーンは同じです。 銀座にある絵画教室は13時から2時間です。さすが趣味の講座、祝日でも平常通りに教室は行われます。

    今回は今進めている“アクリルで描く アンティーブ 4/5”です。アクリル画は時間がかかりますね。グリザイユ→下地塗り→固有色を塗っていく作業になります。今回は全5回の4回目です。こんな感じに仕上がっていっています。果たして次回で完成するのでしょうか。

    絵画教室が終わればいつもの銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんなのですが、祝日は休みだと思うのですが、やっぱり行ってみました。シャッターが降りていました、残念無念。木曜日の祝日は困るね。すぐに近くのラーメン屋さんへ転身です。

    • 「つじ田 銀座店」

    こちらは以前、一度訪問したことがあるお店です。“濃厚豚骨魚介つけ麺のパイオニア”というキャッチフレーズの通り王道はつけ麺なのでしょうが、自分は濃厚ラーメンを選択しました。そして、やっぱりビールもね、こちらは缶ビール。

    そして変なところに感心したのですが、出てきたのが「スーパードライ 生ジョッキ缶」です。コップはなし。このジョッキ缶なら、コップは必要なしなんだね、細かい節約術です。

    ラーメンです。具は“チャーシュー”、“シナチク”と“のり”の超シンプル。麺もスープも独特ですね。麺かかなりのシコシコなのね。

    今の自分にとっては少し個性の強すぎるラーメンかな、定期的に通うほどでもないのかな。

    そしそて、先週の土曜日の夕食のことです。

    久しぶりの新規開拓店です。誰かが東京・赤坂でお気に入りと勧めていた高知餃子のお店にしてみました。高知で餃子とはいかに

    • 「高知名物屋台餃子 一屋」

    当店の「焼餃子」最大の特徴であるクセになる食感が生まれる訳のひとつに、使用されている皮の薄さが挙げられます
    わずか0.4mmという業界最薄とも言われる皮を使用するため、作り置きや冷凍は不可能なので、注文が入ってから餡を包み、焼き上げるというのも高知餃子の特徴です。
    手間はかかるが、ここが美味しさのポイントになります!

    2名で19時に訪問です。お店はビルの2階です。ネットで予約して訪問です。

    まあ何はともあれビールからです。最初のオーダーは下記の通り。

    • 焼餃子と水餃子 各一皿づつ
    • かつおの藁焼きたたき
    • 酒盗

    酒盗とビールが揃えばビール2本はいけるね、だけど毎晩、酒盗は体に良くないね、危険な食べ物。“たたき”は肉厚でもうお肉のようです、さすが高知の“かつおのたたき”

    そして肝心の餃子くんです。焼と水ですが、これはもう圧倒的に“焼餃子”をオススメします。こんな皮の薄い餃子は初めて、大陸系の皮の厚い餃子とは真逆です。

    もうスナック感覚でパクパクいける逸品でした。自分たちは追加で焼餃子を3皿パクり

    “いけるよ高知餃子”

    ご馳走様でした。

    「赤坂 一点張」は味噌ラーメンのお店だが、チャーハンがうまいんだな。だけど、餃子に和辛子は必須と思うのだか

     



  • 丸の内の静嘉堂で浮世絵を観る、国貞は天才だね、そして焼肉は赤坂の新兄夫苑へ

    丸の内の静嘉堂で浮世絵を観る、国貞は天才だね、そして焼肉は赤坂の新兄夫苑へ

    2025年3月14日(金)

    コタキナバルへの旅ブログが完結したので、通常モードに戻ります。

    2日前にはこんな美術展に行ったよ。絵を勉強中の身では、“浮世絵”と言われれば、観に行くしかないね。丸の内にこんな美術館があるとは知りませんでした。さすが“三菱”。

    • [豊原国周生誕190年] 歌舞伎を描く ―秘蔵の浮世絵初公開!
    • 2025年1月25日(土)~2025年3月23日(日)
    • 静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
    • 入館料一般 1500円

    美人画と並ぶ浮世絵二大ジャンル・役者絵

    本展では近世初期風俗画の優品「歌舞伎図屏風」を皮切りに、初期浮世絵から錦絵時代、明治錦絵まで、静嘉堂所蔵品のみで役者絵の歴史をたどります。幕末明治は浮世絵円熟期、歌舞伎界では「団菊左」の時代です。浮世絵界の重鎮・国貞でなければ描けない肉筆画帖「芝居町 新吉原 風俗鑑」、その弟子で明治の写楽・国周らの「錦絵帖」10冊余りを初公開します。

    三菱二代社長・岩﨑彌之助(1851~1908)の夫人・早苗(1857~1929)が愛玩した、今摺ったような「錦絵帖」をご堪能ください。

    歌舞伎に詳しい人ならたまらないだろうね。自分でもいいと思いました。

    五世尾上菊五郎の大磯の絵はいいね、面白い構図。浮世絵にしては、モダンで斬新

    すべて撮影可というのも素晴らしい。図録は買うまいと思っていましたが、あまりの素晴らしさに購入。東京の都心にこんな美術館、すてきですね。内装も天井高くて空間が素晴らしい。

    そして先週の土曜日の夕食のことです。

    連れ2人がここが最近のランチのお気に入りということで、自分は初めてのお店ですが、韓国料理屋さんに行ったよ。

    • 「韓国焼肉 新兄夫苑」(シンヒョンブエン)  赤坂店
    • 港区赤坂2丁目14−8 赤坂SKビル 1F

    予約なしで19時に3名で訪問です。店はほぼ満席状態。何とか空テーブルを見つけたよ。

    まずは何はともあれマッコリです。生マッコリ750ml(2,500円)を注文です。マッコリは自分には危険な飲み物、飲みやすいので、グイグイ行ってしまうもの。

     

    焼肉は、

    • カルビ 2人前
    • ホルモン 3種を皿づつ

    お肉はこれだけで十分でした。ホルモンは味噌味にしましたが(連れの要望で)、やっぱり塩味が一番いいと思うんだよね、キッパリ

    焼肉の他は、

    • 浅漬けのキムチ
    • チヂミ

    赤坂の本格韓国料理「チョンギワ 本館」のフローズンマッコリは危険な飲み物、キムチの値段にビックリ

    キムチは浅漬けより、深漬けの方が好みかな。そしてこちらのお店では、サービスのつまみは小皿に3種類のみ、おとなしいね。

    これでお会計は1万円。焼肉、格安で食べられるのは貴重だね。向かいの元祖兄夫食堂もありますが、こちらの新の方がオススメですね。

    ご馳走様でした。

     



  • 映画「マグノリアの花たち」はジュリア・ロバーツのブレイク直前の傑作、そして「おつな寿司」へ

    映画「マグノリアの花たち」はジュリア・ロバーツのブレイク直前の傑作、そして「おつな寿司」へ

    2025年2月24日(月)

    3連休だね。2月は2度目、毎日が日曜日になってから改めて思うのですが、こんなに祝日の多い日本、本当に大丈夫なのかね、大丈夫じゃないよね。

    週末は自宅でDVD鑑賞です。今週の2本はこちら。

    • 「マグノリアの花たち」
    • 「斬る」

    まずは、マグノリアの花から。お勧めする方が多いので。

    ルイジアナ州の小さな町の6人の女性たちの心の交流と友情を描くドラマ

    アメリカ、ルイジアナ州の小さな町。

    イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。

    ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミー(ケヴィン・J・オコナー)と恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。

    ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった

    最初の展開では観るのを中止しようと思っていましたが、最後まで観て、確かに傑作でした。シャーリー・マクレーン、掛け値なしに上手いね、ジュリア・ロバーツの出世作ですね

    ここから伝説が生まれるような綺羅びやかさです。

    市川雷蔵主演の「斬る」ですが、少し話しが回りくどいよね、やっぱり「ぼんち」には敵いません。

    そして週末の土曜日の食事です。今週は月一で通ういつもの六本木の「おつな寿司」さんへ。今回は3名で訪問し、大将の前のカウンター席です。

    まずはサッポロの黒ラベルです。そして今回のつまみも大当たりです。

    “つぶ貝”と “イワシの煮付け”です。もうこの2品だけでビールは無くなるよね。そして芋焼酎のお湯わりに。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ひらめ
    • 貝(いつものホタテではなく、この貝の名前は失念)
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ほたん海老
    • 大トロ
    • いくら
    • たまご
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    本日の白眉は大トロでしたね、もうお肉だもんね。

    最後は“アイスもなか”で締めです。今日もご馳走様でした。

    「シェルタリング・スカイ」はモロッコと砂漠の絶景を楽しむ映画、感性でね

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  • ジョージ・クルーニー監督の「グッドナイト&グッドラック」は日本人は難しいね

    ジョージ・クルーニー監督の「グッドナイト&グッドラック」は日本人は難しいね

    2025年2月17日(月)

    本日からいよいよ確定申告の受付開始ですね。だけどこの時期はその関係も合ってそわそわするよね。ちなみに自分は自宅で税務調査を受けたのは2回、ここ10年で

    • 「水で書かれた物語」
    • 「グッドナイト&グッドラック」

    まずは「水で書かれた物語」です。

    石坂洋次郎の同名小説を映画化

    近親相姦や異母兄妹といったテーマを、スタイリッシュな映像の中に描き出す。平凡なサラリーマンである松谷静雄は、美しい母との二人暮らし。病弱な父は入院がちで家を空けることが多い。母は町の権力者である橋本伝蔵と不倫関係にあるが、静雄は母を憎むことができない。

    静雄は伝蔵と母から、伝蔵の娘ゆみ子との結婚を勧められる。しかし静雄は、ゆみ子と自分が異母兄妹なのではないかと思い始めていた

    岡田茉莉子と浅丘ルリ子が目当てで、このDVDをチョイスしたのですが、これはハズレでした。なんか身内の暗い題材を暗く重黒しく撮ったような映画ですね。小説自体も悪いのだと思います。自分的には最後まで見られず、途中で投げ出しました。

    次は「グッドナイト&グッドラック」です。

    “赤狩り”の猛威が吹き荒れた1950年代を舞台に、危機に瀕した自由を守るため、時の権力に敢然と立ち向かったキャスター、エド・マローと番組スタッフたちの姿を描いたジョージ・クルーニー監督作

    1953年、米ソの冷戦が激しさを増す中、アメリカ国内ではマッカーシー上院議員を旗頭に、国内の共産主義者の徹底した排除活動が行なわれていた。その標的は、いまや政府に少しでも楯突く者すべてに及んでいた。一般の市民はおろか、マスコミさえもが恐怖の前に沈黙してしまう。

    そんな中、CBSの人気キャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーはある重大な決断をする

    これはジョージ・クルーニー 、製作にスティーヴン・ソダーバーグが加わっており、今、テアトルシネマでも上映しているしね。映像は引き締まって非常にカッコいい映画だとは思います。だけど、この題材は日本人にはちょっと向かないし、地味すぎると思います。

    しかしエド・マロー役のデビッド・ストラザーンは雰囲気ありありの人ですね。まるでサム・シェパード に匹敵する渋さですね。

    そして週末土曜日の夕食はこちらのお店です。もう40年来のお付き合いです。

    銀座百名店の「鳥ぎん」さんへ。もう外の行列は当たり前ですね。本日は4名で。

    まずはサッポロの黒ラベルです。

    串は、皮・ねぎま・レバー・つくね・砂肝・手羽先などを。こんな感じだよ。

    串が運ばれたら、すかさずここで”とり釜飯”を3つ注文です。ここで注文しとかないとダメだよ

    本日は興奮して、鳥釜飯の写真はなし。

    お会計は1万円なり。あー、美味しかった。ご馳走様でした。

    銀座の裏通りに妖しい光を放つ「ニュー鳥ぎん」さん、予約の段階ですでに羞恥プレー炸裂

     



  • やっぱりヨルゴス・ランティモスは天才で大変態、今宵も六本木の中国飯店にて

    やっぱりヨルゴス・ランティモスは天才で大変態、今宵も六本木の中国飯店にて

    2025年2月10日(月)

    まずは先週に観た映画のお話しから。

    自分がここ数年で一番才能のある監督ヨルゴス・ランティモスの映画とあってはね。今から15年前の映画です。やっぱりこの監督、変態で天才だよね。その映画とはこちら。渋谷のル・シネマにて。

    • 「籠の中の乙女」

    「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」などで知られるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモスが、2009年に手がけた長編第3作。妄執にとりつかれた両親と純真無垢な子どもたちを主人公に、極限の人間心理を描く

    ギリシャ郊外に暮らすある裕福な一家は、外の汚らわしい世界から守るためと、子どもたちを家の中から一歩も出さずに育ててきた。厳格で奇妙なルールの下、子どもたちは何も知らずに成長していくが、ある日、年頃の長男のために父親が外の世界からクリスティーヌという女性を連れてきたことから、家庭の中に思わぬ波紋が広がっていく。

    2009年・第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞し、第83回アカデミー賞ではギリシャ映画として史上5本目となる外国映画賞にノミネートされた。日本では2012年に劇場公開され、ランティモス監督作の劇場初公開作品となった(長編1、2作目は日本では劇場未公開)。2025年1月、4Kレストア版でリバイバル公開。

    2009年製作/96分/R18+/ギリシャ
    原題または英題:Dogtooth

    超変態映画で監督が何を訴えたいのかもわからない映画ですが、最後まで観させる力技、まさしく変態です。映画は訳がわかりませんが、天才だと思いました。この魔力であのエマ・ストーンも闇に落ちたのかな。傑作だとかの論評はできない作品ですが、監督のダークな才能を見せつける作品です。まあ、良い悪いは別にして現代No.1の変態監督です。

    そして、週末の土曜日の夕食です。我が家の定番の本格中華のお店と言えばここ。六本木の「中国飯店」です。半年ぶりの訪問から。どうしてこんなにインターバルが空いたのかな。

    19時に3名で訪問です。まずはサッポロの黒ラベルです。

    そして、注文はいつもの我が家の黄金メニューのはずだったのですが。

    定員さんから、春節で調理人がまだ帰ってきていないので、小籠包と胡麻団子はできないとのこと。というわけで本日はこんなメニューになりました。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 焼売と餃子(これ小籠包の代わり)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 白玉団子(胡麻団子の代わり)

    やっぱり厨房が平常モードでないからか、豆腐の和え物のシャンツァイの切り方が違っていたものね。それと焼売は大ぶりで大変美味でした。定番メニュー無に入れていいかもレベルです。最後はやっぱり胡麻団子でないと閉まらないね。

    本日も美味しゅうございました。ご馳走様。

    日本で一番うまい小籠包は「中国飯店」かな、リー・マーヴィンの渋さに参ったね

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  • 主治医からコレステロール値の警告、アルコールをやめれないかと打診、ダメです

    主治医からコレステロール値の警告、アルコールをやめれないかと打診、ダメです

    2025年2月7日(金)

    木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    本日は予定外の行動が午前中に。

    1ケ月に行く主治医から呼び出しが。採血の結果が悪く、コレステロールが高いのでMRIと薬を1つ追加です。“本当はアルコールをやめればいいんだがな”とのご卓越、“だけどやっぱり無理だよな”で落ち着きました。というわけで来週はMRI検査です。腹回りのね。

    そして、次は銀座にある絵画教室は13時から2時間です。

    今は展覧会出品用に自分で選んだ景色を全8回で描いているのですが、本日はその5回目。デッサンをコピーし、水彩で試しの塗りです。こんな感じの絵になったよ。まだ、試しですが。本当は“”永沢さとし先生のような鮮やかな色調にしたいのですが、先生から注文です。

    来週から2回をーで本番の絵に絵塗りをします。

    お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。本日も行列なしです。いつものようにビールとサービスの“たけのこ”で喉を潤します。 ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。

    だけど今月初めから麺類はすべて50円の値上げです。しかたないね。

    本日も渾身の一杯でした。

    土曜日の夕食です。

    先々週の土曜日は、毎月定点観測のように月一で通っている六本木の「おつな寿司」さんへ。19時に2名で訪問です。本日も大将の前のカウンター席です。

    だけど本日は大将も若大将もその雰囲気が違うんだね。今月からマスクを外すことにしたとのこと。それで雰囲気が変わったんだね。

    そんなことはさて置いて、まずは黙ってサッポロの黒ラベルからです。

    本日のつまみは、まずは“魚の子の煮付け”です。これ、自分は子供の頃からの大好物なんだね、萩出身なので。ビールといただく煮付け、超美味しです。2品目は“イカの煮付け”です。中に詰め物がしてあります。ビールが進む肴2品でした。握りに入る前から、芋焼酎のお湯わりになっています。危険なつまみです。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ひらめ
    • ホタテ
    • 炙りキンメ
    • 赤身

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ボタン海老
    • 大トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • 鉄火巻(中は大トロ)
    • おつな名物“いなり寿司”
    • 穴子

    最後は“アイスもなか”で締めです、芋焼酎は3杯でした。

    今日はつまみ2品と大トロが出色でした。ご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて

     



  • 10年ぶりの銀座の「煉瓦亭」、スパゲティナポリタンに涙したよ、あの空間変わってないよ

    10年ぶりの銀座の「煉瓦亭」、スパゲティナポリタンに涙したよ、あの空間変わってないよ

    2025年2月6日(木)

    本日もまずは映画のお話しから。

    先週末から新しいラインナップになった「午前十時の映画祭」ですが、今回はこのお目当ての映画を観に行ったよ。

    • 「戦場にかける橋」

    日本軍捕虜収容所を舞台に、人間の誇りと尊厳、戦争の虚しさを訴えた大作。

    『逢びき』(45)、『大いなる遺産』(46)、「午前十時の映画祭」でも上映された『旅情』(55)などで、すでに世界的な評価を受けていたデヴィッド・リーン監督は、この作品の大ヒット、アカデミー賞・作品賞、監督賞ほか7部門の受賞により、真の巨匠の地位を確立した。

    1943年、ビルマ。ニコルソン大佐(アレック・ギネス)率いる英国軍捕虜が収容所に移送されてきた。所長の斉藤大佐(早川雪洲)は、彼らに米軍捕虜のシアーズ中佐(ウィリアム・ホールデン)らと共にクワイ河に架ける橋の建設現場で働くことを強要する。捕虜たちに生き甲斐を与えようと考えていたニコルソンはこれを承諾、工事は着々と進んでいたが、収容所を脱走したシアーズの手引きによって、連合軍による橋の爆破計画が進行していた

    おそらく20年ぶりぐらいに観ましたが、いろいろ忘れているところがあって大変新鮮でした。前半は収容所での心理戦なんだね。やっぱりアレックス・ギネスは名優だと確信しました。

    最後は橋が爆破されるところは忘れていませんでしたが、登場人物はああなるのね。

    デヴィッド・リーンの最高作は「アラビアのロレンス」だと思いますが、堪能させていただきました。現代にはこれだけの格調ある作品を作れる監督はいなくなったね、「大いなる西部」のワイラー然り

    話題は変わって、週末の土曜日の夕食の話題です。

    思うところがあって今回は銀座の「煉瓦亭」に行きました、10年ぶりぐらいかな

    2名で訪問です。土曜日の19時でしたが、1階のテーブル席に空きがありました。もう地下は閉鎖されたんだね、荷物置き場になったとのこと

    まずはビールです。瓶ビールはサッポロの赤星なんだね。老舗の矜持

    本日の注文は煉瓦亭ならド定番の王道のこの3つ

    • ポークカツレツ
    • スパゲティナポリタン
    • 元祖オムライス

    こんな感じでテーブルに勢揃い。まずはナポリタンから。普通のナポリタンとは違うソース味を強く感じさせるお味です、これは美味いね。具のハムの大きいのも変わっています。

    このナポリタンは他の店では味わえないね。

    そしてポークカツレツ。これも肉厚のカツでとんかつ専門店にも負けない上質のカツレツです。

    それに比べてオムライスは王道のオムライスですが、あまり感動はなかったかな、味の違いのインパクトがなかったのでね。

    ビールも2本飲んでお会計は1万円です。久しぶりに銀座の老舗レストランの矜持を感じました。だけど、やっぱり内装は昭和感があるよね、それが味と言えば味ですが。

    “だけどナポリタン、美味し”

    「アラビアのロレンス」を二度観み、ピーター・オトゥールの妖しさはLGBTぽい

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  • 12月入り、六本木「おつな寿司」へ、つまみの“フグの骨の天ぷら”に参ったね

    12月入り、六本木「おつな寿司」へ、つまみの“フグの骨の天ぷら”に参ったね

    2024年12月2日(月)

    とうとう12月になったね、今年もう1回バンコクにでも行こうかな、妄想中。

    週末はこの映画を2本ね。今週はバツを引いたかな。

    • 「エージェント:アンヌ」(amazon prime)
    • 「GT MAX」(NETFLIX)

    まずは「エージェント:アンヌ」から。話しはこんな感じ。

    2008年。かつて諜報員だったアンヌは、スイスの山荘で身を潜めて暮らしてた。しかし、誰も知るはずがないその住処で、盗聴器を発見する。そんな中、多国籍メディアのNGOからアンヌ宛てに極秘の連絡が入る。米大統領候補オバマ氏の選挙顧問カン博士が、実はロシアのスパイだったというネタを突き止めたという。そして、その真相を知っているはずであるアンヌに対して、協力を要請してきたのだ。世界を揺るがす告発に関わったら命の危険に晒されると判断したアンヌは、その要請を断る。時を同じくして、アンヌがひとりで暮らす山荘に、何者かの気配が近づく―。それは、アンヌのかつての同僚であり恋人だった―。

    感想はバツでした。とにかくストーリーも分かり辛く、ドラマチックな演出もなしです。登場人物もほぼ主人公一人だけなんです。低予算映画なのかな

    続いて「GT MAX」、バイク好きにはたまらない映画なんだろうけど、自分的にはストーリーが少し陳腐すぎやしないか。まあ、パリが舞台なので、映画は華やかなんだろうけど。

    これもバツかな。この週末の2本はダメだったね、こんな週末もあるさ。

    そして、土曜日の夕食です。月も変わったので3週間ぶりに六本木の「おつな寿司」さんへ。本日はカウンター席で2名。本日はテーブル席も含めて満員御礼でした。

    まずは黙ってサッポロの黒ラベルからです。本日のつまみは、まずはマグロの煮付けです。これは前回と同じ。2品目はかなり貴重なものを出してもらったよ。“フグの骨の天ぷら”です。

    骨の周りにフグの身が付いていて、これがうまいの何の、正にしゃぶり尽くしです。

    これと芋焼酎のお湯わりで大満足の出足でした。美味し。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ひらめ
    • 貝(何貝か失念、いつもはホタテなんだけどね、サービスで)
    • たまご(丁度、焼き上がったところだったので)
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ボタン海老
    • 大トロ
    • いかの塩辛(これサービス)
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”

    本日は穴子の写真が見つからないのです。食べたかな。

    最後は“アイスもなか”で締めです。

    今日も豪華なラインナップでした。大トロ、うまかったな

    映画「ザ・ユニオン」の舞台、アドリア海の奥に位置するイストリア半島の素晴らしさ

     



  • アラン・ドロン 追悼特集「太陽がいっぱい」の舞台が架空の街だったとは

    アラン・ドロン 追悼特集「太陽がいっぱい」の舞台が架空の街だったとは

    2024年11月12日(火)

    週初めはまずは映画のお話しからです。

    先週末から1週間ほど、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下でこの特集をやっています。

    • アラン・ドロン 追悼上映 Adieu(さらば) アラン・ドロン

    というわけで先週金曜日と昨日はこの2本を観に行ったよ、何回も観ていますが、劇場の大画面では初めて観ます。

    • 「太陽がいっぱい 4Kレストア版」
    • 「冒険者たち」

    まずは「太陽がいっぱい」からです。新しい発見があるよね。

    この映画の主舞台とも言うべきイタリアの「モンジベッロ」(mongibello)は実在しない街なのですね。調べたところによると、ナポリ近郊の港町と設定されており、リゾート地ポジターノがモデルとのこと。何か親近感が湧いてきました、アマルフィ・ポジターノとくればね。

    因みにmongibelloはエトナ火山のシチリア方言で“美しい山”という意味だそうです。

    ということはローマ・テルミニからモンジベロまでのあの時刻表は映画のために作ったのか、思いました。そして、原作がパトリシア・ハイスミスだけあって、細部の細かいプロットには感心しました。やっぱり良い映画

    次は「冒険者たち」。監督のロべール・アンリコの代表作ですね。原作はジョゼ・ジョヴァンニ。これはやっぱり主役はリノ・ヴァンチュラだね。存在感がすばらしい。

    パリの大空、煌めくアフリカの海、そして海底に眠る財宝…… 三人の男女の愛と友情を描いたロマンあふれる青春レクイエム!

    やっぱり後味の良い映画はすばらしい。

    同じロべール・アンリコ監督なら、「追想」も超おすすめだよ。

    そして週末の土曜日の夕食です。1ケ月に1回定期的に通う六本木の「おつな寿司」です。

    本日は珍しく4名で訪問です、ちょっと訳ありでね。というわけで初めてのテーブル席です。

    まずはサッポロの黒ラベルからです。そして本日のつまみ2品は“マグロ煮”と“ブリしゃぶ”です。自分の好きな貝系はなかったね、少し残念。

    今日の握りです。カウンターではないのでお皿に2貫づつの提供です。

    まずは前半戦。

    • ひらめ
    • いか
    • ホタテ
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ずわいかに
    • 大トロ
    • いくら
    • たまご
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    最後はいつものように“アイスもなか”だよ。本日は話しに夢中になり、芋焼酎のお湯割りは2杯、お会計もいつもより若干安め、酒の功名でした。

    [ナポリ旅行記4]ナポリからアマルフィ日帰り観光、サレルノ経由がベスト

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  • 「ジョイランド わたしの願い」は良質な映画、パキスタンの社会は窮屈だね

    「ジョイランド わたしの願い」は良質な映画、パキスタンの社会は窮屈だね

    2024年10月29日(火)

    本日は毎月恒例のANAのキュンの日だね。

    そんなことはさておいて、まずは映画のお話しから。

    昨日、渋谷のテアトルシネマに観に行った映画はこちら。

    • 「ジョイランド わたしの願い」

    めずらしいパキスタンを舞台にした映画です。

    パキスタンで伝統的な価値観に縛られながら暮らす若い夫婦が、自分らしく自由に生きたいと願い揺れ動く姿を描いたドラマ

    パキスタンで2番目の大都市である古都ラホール。保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは失業中で、メイクアップアーティストの妻ムムターズが家計を支えている。ハイダルは家父長制の伝統を重んじる厳格な父から、早く仕事を見つけて男児をもうけるようプレッシャーをかけられていた。そんなある日、ハイダルは就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、そのパワフルな生き方にひかれていく。

    監督は、本作が長編デビューとなる新鋭サーイム・サーディク。本国パキスタンではLGBTQを描いたことで保守系団体の反発を受けて政府から上映禁止命令が出されたが、監督・出演者たちの抗議活動やノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイらの声明によって撤回された。2022年・第75回カンヌ国際映画祭にパキスタン映画として初めて出品され、「ある視点」部門審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。

    2022年製作/127分/G/パキスタン
    原題または英題:Joyland

    非常に上質で余韻を引く映画でした。予告編は観た限り、もう少しドラマ性のない同性愛を描いた映画かなと思っていましたが。展開もおもしろく、パキスタンの家族社会の窮屈な姿がよくわかりました。インドと隣接していますが、インド映画恒例の踊りと歌はないのね、パキスタン。

    上映館は少ないですが、意識高い系の人には絶対おすすめの映画です。自分は意識高くないですが、非常に好感を持ちました。

    そして週末は土曜日の夕食です。本日は新しく出来た赤坂のスペイン料理のバルへ

    • 「PINCHOS TIGER」
    • 港区赤坂2-12-13

    1週間前を通った時、感じがよさそうだったので。2名ですが、予約して訪問しました。

    店内はテーブル席が3つとカウンターだれの小さいバルです。男性1名で料理とホールを担当されています。ちょうど良い感じかな。

    まずは生ビールです。最初に注文したのはこの3品。

    • おまかせピンチョス3種盛り
    • ハモン・セラーノ(400円、メニューに原価出しと記載あり)
    • 海の幸のフリット

    突き出しで、日本で言う魚の南蛮漬けが出ます。(1人500円)これもビネガーが効いて、うまし。だけど出色なのは“ハモン・セラーノ”です。これ普通のレストランなら1,800円でもOKなのでは。ボリュームといい味といいすばらしい。お店の横で切り出しです。これはあまりの美味にもう一皿注文です

    サクッとワイン2杯飲んで、このハモン・セラーノ、たまりません。

    リピ必死のお店になりました。2人でお会計は6,900円。すばらしいです。

    別所哲也さんもお薦めのスペインのギタリスト、カニサレス。ほぼコンサート完売とは日本の観客はすごいな。

     



  • ウォン・カーウァイの「恋する惑星」、自分には響かなかったよ、どうしてかな

    ウォン・カーウァイの「恋する惑星」、自分には響かなかったよ、どうしてかな

    2024年10月21日(月)

    週末はいつものように自宅でDVDを2本鑑賞です。そして観た映画はこちら。

    どちらも旧作です。

    • 「マンボ・キングス/わが心のマリア」
    • 「恋する惑星」

    「マンボ・キングス」の方は確か先日のラジオでロバート・ハリスさんが自分の恋愛映画のベスト2に挙げられていたのでね。まあ、アントニオ・バンデラスに外れなしの自分の格言を信じて

    だけど、主演はお兄ちゃん役のアーマンド・アサンテなのかな。

    ’53年、キューバからNYへやって来たセサールとネスターのカスティーヨ兄弟は当地のクラブ・シーンに喰い込み、徐々に頭角を現す。歌手の兄はタフなセックス・アピールと美声を武器に、アメリカを楽園のように思い、享楽の人生を望むが、トランペッターで作曲担当の弟は違う。かつてキューバで激しく愛しあい、冷たくつき放されたマリアの面影に縛られながら、新生活で出会ったドロレスと堅実な家庭を育むことでそれを断ち切ろうとしていた。いつしか兄弟は何かと反目しあうようになる……。

    まあストーリーは安易でリアルさがないのが残念です。音楽はすばらしいですが。若いアントニオ・バンデラスを見れるだけでもいいか、だけど若い頃から面魂はいいよね。

    一度はキューバに行ってみたいもんだね。

    一方「恋する惑星」はかのウォン・カーウァイ先生の出世作。自分はまだ観ていなかったのでね。

    香港を舞台に若者たちのすれ違う恋模様をスタイリッシュに描き、ウォン・カーウァイ監督の名を一躍世界に知らしめた群像ラブストーリー

    エイプリルフールに失恋した刑事223号は、振られた日から1カ月後の自分の誕生日までパイナップルの缶詰を毎日買い続けている。恋人を忘れるため、その夜出会った女に恋をしようと決めた彼は、偶然入ったバーで金髪にサングラスの女と出会う。一方、ハンバーガーショップの店員フェイは、店の常連である刑事633号あての手紙を店主から託される。それは刑事633号の元恋人からの手紙で、彼の部屋の鍵が同封されていた。彼に淡い恋心を抱くフェイは、その鍵を使って部屋に忍び込むが……。

    刑事223号を金城武、刑事633号をトニー・レオンが演じる。第14回香港電影金像奨で最優秀作品賞など3部門を受賞した。1995年に日本初公開。

    1994年製作/100分/G/香港
    原題または英題:重慶森林 Chungking Express

    自分的にはあまり響かなかったね、この映画は。スタイリッシュさと音楽だけが目立って、ストーリーというストーリーはないんだね。自分的にはウォン・カーウァイは傑作と凡作の振れ幅が大きい監督だと思います。

    観終われば、1ヶ月ぶりに六本木の「おつな寿司」へ

    まずはサッポロの黒ラベルで喉の渇きを潤します。本日のつまみは、“まぐろ煮付け“と“ぶりしゃぶ“です。ビールと美味いつまみ、これだけで来た甲斐があります。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たまご(焼き上がったのが来たので、順番を変えてね、熱々を)
    • たい
    • さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ボタンエビ
    • 大トロ
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    最後のデザートはアイスもなかで。

    本日もご馳走様でした。美味しかったー

    「花様年華」は香港映画の超傑作、ウォン・カーウァイの才能に最敬礼、小津だね

     



  • 映画「 アウトレイジ 最終章」、何だかトーンダウンしていくよね、ゴットファーザーと同じ

    映画「 アウトレイジ 最終章」、何だかトーンダウンしていくよね、ゴットファーザーと同じ

    2024年10月7日(月)

    週末はいつものように恒例のDVD視聴です。今週はこの2本。

    • 「さらば復讐の狼たちよ」
    • 「 アウトレイジ 最終章」

    「さらば復讐の狼たちよ」を選んだのは、ただチョウ・ユンファが目当てです。中国で大ヒットしたというしね。

    中国では「レッドクリフ」などを抑え歴代興行収入ナンバーワンに輝いたというエンターテイメント作品。「鬼が来た!」「陽もまた昇る」のチアン・ウェンが監督と主演を務めている。もう一人の主役はハリウッドでも活躍中のチョウ・ユンファ

    だけど、この映画は大失敗。シリアスなアクションものではなく、コメディタッチなのね。さすがの自分でも冒頭15分で諦めて視聴中止です。

    続いて、「 アウトレイジ 最終章」です。話しはこんな感じ。

    《関東【山王会】vs.関西【花菱会】》の巨大抗争後、大友(ビートたけし)は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長(金田時男)の下にいた
    そんな折り、取引のため韓国出張中の【花菱会】幹部・花田(ピエール瀧)がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。
    これをきっかけに、《国際的フィクサー【張グループ】vs.巨大暴力団組織【花菱会】》が一触即発の状態に
    激怒した大友は、全ての因縁に決着をつけるべく日本に戻ってくる。時を同じくして、その【花菱会】では内紛が勃発していた……。

    まあ悪くはないけど、1と2に比べるとスケールがだんだん小さくなるね。しかし名高達男、なんか迫力のないボスだよね。

    そして、「さらば復讐の狼たちよ」のかわりに観たのがamazonプライムでのこちら。

    • 「キラーヒート 殺意の交差」

    この作品は現代的なノワール・スリラーだ。ギリシャのクレタ島で起きた不審死の調査に、外国人の私立探偵(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が雇われる。被害者の有力な家族の間には、根深い嫉妬が渦巻いていた。

    ジョセフ・ゴードン=レヴィット, シェイリーン・ウッドリー, リチャード・マッデン

    まあクレタ島が綺麗で、まあまあの映画かな。舞台は素晴らしいね。悪くない映画です。

    土曜日の夕食はこちら。久々に赤坂でうなぎです。「ふきぬき」さんへ。本日は2名でね。

    まずはビールで喉を湿らせます。本日のつまみは”煮凝り“です。ビールによく合うんだね

    そして、鰻重はいつものように一番お安い「梅」です。自分たちにはちょうど良い量加減なのでね。今日は店員さんと楽しいおしゃべりをしながらの夕食と相成りましたよ。

    ご馳走様でした。

    荻上直子が監督の「波紋」、伊丹十三亡き後、もっとも才能のある監督、西加奈子の「サラバ」だね

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  • 一ツ木通りの「赤坂中華 わんたん亭」は深夜の小腹空きの締めには最高だよ

    一ツ木通りの「赤坂中華 わんたん亭」は深夜の小腹空きの締めには最高だよ

    2024年9月27日(金)

    木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    銀座にある絵画教室は13時から2時間です。 今回も価格の高い水彩用紙(ウォーターフォード)を使って、水彩画の“にじみ”や“かさね”の技法で空を描く練習が続いています。

    本日は全3回のコース、「空の表現 応用」の2回目です。写真を選んで、自分の感性で描いていきます。本日も小さい絵ですが、こんな感じの絵を2つ描きました。だんだん袋小路に入るね。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。 これもルーティーン、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。今日は一番奥のカウンター席です。今日は注文をとってくれる中国のおばちゃんがいません。中国へ帰省なのかな。ヘルプの女性の方が大変そうでしたね。そんな時でも、まずはビールから。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。 今日も渾身の一杯でした。

    今日の本題は先週末の土曜日の夕食のレストランです。

    新規開拓のお店に言ってみたよ。そのお店とは、赤坂は一ツ木通りに今年2月にオープンしたこちら。

    • 「赤坂中華 わんたん亭」

    いつも赤坂を歩いていると気になっていたのでね。チープ感漂う店構えは最高。これに入口にダックが数匹吊るされていれば、もうこれ以上は望みませんの世界です。

    当然、ガチ訪問です、2名で19時に訪問です。責任者らしいフロアの男の人が日本人らしく、あとは厨房も含め中華系の人なのかな。

    注文はすべてQRコードを読み取ってスマホからです。

    まずはビールと定番の蒸し鶏です。メニューは非常に厳選されていて、一品料理は数品のみ。基本は点心と麺なのかな

    蒸し鶏(590円)は一番シンプルなものにしてみました。ビールのつまみとしては及第点感かな、この値段だもんね。そして点心を3点注文してみました。

    • 皿わんたん5個(636円)
    • 小籠包2個(409円)
    • 焼餃子3個(409円)

    お味の方はお値段も考えれば、まずまずかな。そんなに皮厚系の大陸風でもないしね。ビールは当然2杯目ももうすぐ終わりの頃。

    お腹も膨れてきたので、最期はこちらの名物らしい“鶏清湯わんたんスープ(醤油)10個”(954円)を注文です。2人でシェアです。

    まあ、これも及第点かな。飲んだ後の小腹に何か入れたい時のお店としては重宝しそうです。朝の4時まで営業しているしね、但し、お昼時は営業なし。

    ビール3杯飲んで、お会計は5千円ぴったり。

    繰り返しますが、これにダックの焼き物があればリピ必死だね。店長、お願いしますよ。

    代々木八幡の「宝味八幡」でダック・鶏足・排骨を喰らう、まるで香港の裏通りの夜だね、最高!

     



  • 「おつな寿司」で日本プロ野球の至宝とお並びカウンター、運動の大切さを力節し赤面

    「おつな寿司」で日本プロ野球の至宝とお並びカウンター、運動の大切さを力節し赤面

    2024年9月16日(月)

    世の中は3連休の真っ只中です。まあ自分たちには関係ありませんが。いつもと同じように過ごします。自宅で土日にDVDを1本づつ。

    • 「暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ」
    • 「ザ・ガーディアンズ 報復」

    まずはこちらのロベール・アンリコ監督の「暗殺の詩」からです。話しはこんな感じ。

    ある国家機密を知ったデビッド(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、保安機関に追われる中、山村に暮らすトマス(フィリップ・ノワレ)と妻のジュリア(マルレーヌ・ジョベール)に助けられる。
    夫婦はデビッドが無実であることを知り、彼の逃走に加担する。国境を越え、三人を乗せた車は走る、が…。

    監督:ロベール・アンリコ
    ●脚本:パスカル・ジャルダン
    音楽:エンニオ・モリコーネ
    出演:ジャン=ルイ・トランティニャン/マルレーヌ・ジョベール/フィリップ・ノワレ

    製作国:フランス、102分、1973年

    ロベール・アンリコの観ていない作品を探していたら、こちらを見つけたのでね。だけど観ている時に気づいたのですが、数年前に観たね、ボケたのかな。ロベール・アンリコと言えば、やっぱり「冒険者たち」。

    こちらの「暗殺の詩」もサスペンスフルで興味深い映画です。

    だけどどうしてフランスはデブ系の名優が多いのかね フィリップ・ノワレしか、ドパルデューしかり。やっぱり音楽にモリコーネの名前があると、その映画の品格が上がるね。

    「ザ・ガーディアンズ 報復」はオルガ・キュリレンコとハーヴェイ・カイテル狙いです。

    話しはこんな感じ。

    オルガ・キュリレンコとハーヴェイ・カイテルが初共演したアクション。ある日突然、闇組織に娘を誘拐されてしまったシングルマザーのカリーナ。同じ犯人により息子を人質に取られたインターポールの汚職検察官と協力し、子どもたちの奪還を試みるが…。

    イタリアの都市、バーリで展開する話しですが、あまりにも都合の良いアクション映画かな。オルガ・キュリレンコにはもっと上質なお金のかかった映画に出て欲しいな。

    そして土曜日は六本木の「おつな寿司」へ。19時に2名で訪問です。

    我々は一番奥カウンターです。まずは黒ラヘルの瓶ビールです。今日のつまみは、“煮貝”と“煮魚”です。このつまみは軽くていいね。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • ひらめ
    • いか
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • 大きな海老
    • 大トロ
    • たまご
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    そして今日の白眉の話しは、自分たちのお隣の2人組です。軽いお話しもしながら歓談します。

    その2人組はもう食べ終わり、30分ほどて帰られたのです そして、大将が言うにはあの人〇〇さんだよと。これには驚愕しました。日本人なら誰でも知ているあの人です。 プロ野球界の至宝。連れはその方に運動の大切さを力説していました。人生最大の赤面事件です。

    ご馳走様でした。

    モリコーネ大先生の最新刊の大著、「あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る」を読破、タイトルからしびれるね

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  • 日本で一番うまい小籠包は「中国飯店」かな、リー・マーヴィンの渋さに参ったね

    日本で一番うまい小籠包は「中国飯店」かな、リー・マーヴィンの渋さに参ったね

    2024年9月9日(月)

    まずはどうでもいい話しから。9月9日と入力してピンと来たのです。

    今日はTOTOの日ではないですが(トイレの方ではないよ)。

    あの名曲「99」の日だね。

    脇道に逸れましたが、この週末をルーティーンのとおり2本のDVD鑑賞です。観たのはこちら。

    • 「特攻大作戦」
    • 「北国の帝王」

    主演はどちらもリー・マーヴィンです、そのとおり、今週は渋い俳優のリー・マーヴィン特集にしてみました。特に「特攻大作戦」は先週の日経の土曜日の映画欄で一押しされていたのでね。

    まずは「特攻大作戦」から。話しはこんな感じ。

    1944年、ヨーロッパ大陸侵攻直前のこと。米軍のライスマン少佐は、死刑、または無期懲役を宣告された凶悪な囚人たちによる部隊を編成し、敵軍のかく乱を行なうという特別作戦の指揮を命ぜられる。選ばれた12人はいずれも一筋縄ではいかない荒くれ者ばかり。そんな囚人部隊も、ライスマンの厳しい特訓のもと、次第に結束していく。そしてついに出撃の時が……。ロバート・アルドリッチ監督の代表作として知られる豪快な戦争アクション。リー・マービン以下、個性的なキャストが集結

    1967年製作/145分/アメリカ・イギリス合作
    原題または英題:The Dirty Doze

    まあ悪くはないけど、名作ではないね。何故なら、戦場にかける橋のようなスペクタルがないよね。ナチスのところに行くのは後半あと40分だし、囚人を鍛えるところが多すぎるのかな。もう少しスペクタクルな映画にした方がよいと思った次第。

    「北国の帝王」は題名倒れかな。リー・マーヴィンもボーグナインも存在感はあっていいのですが、どうしてあそこまで無賃乗車を取り締まるのか、その気持ちがわからないので、何か空虚な感じがするんだね。車掌もサラリーマンなんだから、適当なところで落ちどころを見つければいいのにね。

    そして週末は土曜日の夕食です。3ケ月ぶりにあのお店に行こうかな、六本木の中国飯店さんへね。そろそろ美味い黒酢酢豚も食べたいしね

    前日に電話して予約完了です。3名で19時に訪問です。なかなかの繁盛ぶりですね。

    まずはサッポロの黒ラベルからです。注文はいつものように我が家の定番メニューです。上海蟹の季節ですが、浮気はなしです(財布的にもね、こちらの方が大きいか)。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(今日は5個)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    本日は“シャンツァイと押し豆腐の和え物”の盛りがよかったのが印象的かな。どのお皿も安定のすばらしいお味です。小籠包なんか、ここが一番おいしいのではと思います。

    お会計はビール2本飲んで、15,000円なり。

    ご馳走様でした。

    上海でミシュラン2つ星「CANTON8」の銀座店で点心を食す、美味いものを食べたね

     



  • 上海でミシュラン2つ星「CANTON8」の銀座店で点心を食す、美味いものを食べたね

    上海でミシュラン2つ星「CANTON8」の銀座店で点心を食す、美味いものを食べたね

    2024年8月30日(金)

    台風が九州に上陸しても何のその、木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンは中止しません。教室は13時から2時間です。 価格の高い水彩用紙(ウォーターフォード)を使って、水彩画を描く練習です。本日は全2回で描く「空の表現 タヒチ」の2回目で仕上げます。こんな感じの絵になりました。 基本は水彩の“にじみ”の技法で、4色で描いたことになります。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。 これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。教室から「共楽」さんまで徒歩5分。雨が止んでいてラッキー。今日はテーブル席で相席です。まずはビールから。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。

    今日はさすがに天候不順なのでお客さんは少なめでした。

    そして、本日は食のお話しを。先週の土曜日の夕食で久しぶりに新規開拓したレストランのご紹介を。前日からどうしてもあの“ローストダック”を食べたくなってしまった自分。北京ダックではなくてローストダックなんです

    というわけで検索スタート。その中で自分の守備範囲で引っかかったのが、有楽町のコリドー街にある「CANTON8」というお店です。間違いなくローストダックを食べさせてくれるようです。こんなお店です。

    世界で最もリーズナブルなミシュランガイド2つ星と言われる中国上海本店の香港料理レストラン「CANTON8/喜粤8号(カントン・エイト)」

    日本初上陸 / 東京銀座にOPEN

    • 東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル8F

    値段もそんなに高くなさそうなので、テーブルのみ予約して2名で19時に出かけたのでした。

    入口はこんな感じ。内装は中国ぽいですが、そんなにゴージャスではありません。だけと雰囲気はいい感じ。店内もそんなに広くないしね。

    今日はアラカルト注文なので、まずはメニューです。おっと、その前にビールを確保です。プレミアムモルツの生ビール(880円)。これで落ち着きました

    お目当てのローストダックは半羽で5,000円。本日は2名なので泣く泣く注文を断念。すぐに点心系に転身です。

    • 蟹入り小籠包
    • 海老蒸し餃子
    • 叉焼入りのチョウフン
    • チャーシュー

    小籠包も蒸し餃子も絶品。海老もプリプリで美味し、1人前2ピースしかありませんが、これは久々のヒット点心。チョウフンも変わっていますよ、味はうまい。

    特筆すべきはチャーシュー、4切れで1,500円ほどですが、お味は絶品でした。ローストダックならどれだけ美味いんだろうね?

    そして、食事系は黒酢酢豚とチャーハンです。食事系も美味いよ。最後はいつもの胡麻団子でね。

    お会計はビールを3杯いただいて、これで11,000円ほど

    また、リピートしたいお店が有楽町に出来ました。点心はいけるよ、本当にね。

    代々木八幡の「宝味八幡」でダック・鶏足・排骨を喰らう、まるで香港の裏通りの夜だね、最高!

     



  • やっぱりヤクザものは配役の妙がすべてだね、映画「アウトレイジ」を観て確信

    やっぱりヤクザものは配役の妙がすべてだね、映画「アウトレイジ」を観て確信

    2024年8月20日(火)

    2024年の夏のお盆もはや終わりの週末です。自分たちは東京でまったりといつもの週末を過ごします。そしてこの土日で観たdvdはこの2本。

    • 「鬼畜」
    • 「アウトレイジ」

    この2本を選んだ理由は、最近読んでいる経営学者(この言葉は好きではないのですが)の楠木建氏の影響です。「鬼畜」は松本清張の原作ですが、清張を激賞していたのでね。

    「アウトレイジ」は北野武監督でこれは映画を楠木さんが激褒めしていたのでね。自分は恥ずかしながら、これは観ていませんでした。北野武にあまり魅力を感じていなかったのでね。

    まずは「鬼畜」、監督は野村芳太郎、主演は岩下志麻と緒形拳、そして原作は松本清張と役者は揃っていますが、話しが映画向きではないんだろうなと、思わせました。小説ではおもしろいんだろうな。

    岩下志麻の役も地味すぎてこの人の魅力が半減しています。やっぱり小津の「秋刀魚の味」のような役どころでないと映えないよ

    続いて「アウトレイジ」です。これは残虐シーンもありますが、掛け値なしに面白かったね

    ストーリーはこんな感じ。

    関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す

    そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた

    監督・脚本・編集:北野 武/音楽:鈴木慶一

    衣装デザイン:黒澤和子/大友組組長衣装:山本耀司

    まあ、話しはヤクザものなので話しは単純ですが、この手の映画は配役の妙が一番大切です。

    自分的には椎名桔平より、加瀬 亮がいい味を出しています。いわゆるインテリ経済ヤクザ。北野武は加瀬 亮が好きだよね。最新作の「首」でも信長をやらせたし、これもよかったよ。

    だけど、あんなに簡単に指を詰めていたらダメでしよう、指が何本あっても足りないよ

    「アウトレイジ」は3作作られていますので、あと2本観れるという楽しみが出来ました。

    そして、週末の夕食です。酷暑です、久しぶりに「牛タン」でも食べに行こうかなと

    牛タンにこだわりはないので、「ねぎし」で十分です。「ねぎし」の赤坂見附店へ。1年ぶりの訪問かな。

    まずは赤ワインです。つまみはこの小さい牛タンが6枚入っているものを(400円)。ワインと合うつまみです。

    メニューはどんどん変わっていきますね。自分は“まるねセット”という牛タンのセット(1,800円)です。連れは“ねぎしブラッキーセット”ですね。多少肉は小さくなっていても、やっぱり麦飯と“とろろ”があれば最高ですね。

    2名で訪問でお会計は6千円台です。今日もご馳走様でした。

    「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね

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