カテゴリー: グルメ

  • 映画「普通の人々」、アカデミー作品賞だけど自分にはよくわからないね、繊細すぎ

    映画「普通の人々」、アカデミー作品賞だけど自分にはよくわからないね、繊細すぎ

    2024年5月21日(火)

    週末はいつもの定番、土日は自宅でDVDを1本づつ鑑賞します。観た映画はこちら。

    • 「普通の人々」
    • 「バッド・デイ・ドライブ」

    「普通の人々」は評価の高い映画とは知っていましたが、自分は観たことがなかったのです。1980年のアカデミー賞 作品賞なんですね。監督はあのロバート・レッドフォードです。

    物語はこんな感じ。

    平穏な日常生活を送っていた家族4人の家庭に、長男の事故死、続いて次男の自殺未遂という事件が起こる。この出来事を契機として、愛情と信頼によって固く結ばれていた筈の一家が、激しく揺り動かされ、目に見えない緊張が家の中を支配していく。そして映画はヽ人がそれぞれの苦悩を抱えて噛み合わない歯車のようになったお互いの関係に直面する様子を描いてゆく

    はっきり言って、自分的にはこの映画の良さが全くわかりませんでした。どうしてそんなに悩むのか。非常に繊細な感覚を持っていないとわからないと思うんだな。

    家族のみんながストイックすぎるのではと思います。もっと気楽に生きればいいのに。

    同じ系統の映画では自分的には断然、イタリアの「ジョルダーニ家の人々」の方が秀逸と思うのですが。家族の崩壊と再生を描いています、加え難民問題とジェンダーの問題を巧みに混ぜながらね。

    一方の新作の「バッド・デイ・ドライブ」はリーアム・ニーソン主演で観たさからです。悪くはないけど、DVDで十分かな。2015年のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」をドイツ版「タイムリミット 見知らぬ影」、韓国版「ハード・ヒット 発信制限」に続いてで英語リメイクしたものなんですね。

    だんだんリーアム・ニーソンも年をとってきたねを少し実感させられました。

    そして土曜日の夜は六本木の「おつな寿司」へ。19時に2名で訪問です。1ケ月に1回は定期訪問しないとね。

    今日のつまみは、“ほたるいかの漬け”と“かつおの刺身”です。どちらもビールにバッチリです。つまみで瓶ビールを完飲、早、芋焼酎のお湯割りです。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい
    • さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • いくら
    • 玉子焼き
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは抹茶のアイス最中です。

    今日はカウンターで食べていると、隣に男性が1名。話しかけると何でも明日ドイツのデュッセルドルフに帰るとのこと。その前に初おつなで寿司を食べようとしたとのこと。

    ドイツでこのクラスのお寿司を食べようと思ったら、一人300ユーロするとのこと。びっくりするね。

    というわけで、本日もご馳走様でした。

    「ジョルダーニ家の人々」、これは現在の多様な家族のあり方を描いたイタリアドラマの大傑作

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  • 餃子の新星、新橋の「上の山本」の呑める餃子とは、「山本のハンバーグ」の系列店だよ

    餃子の新星、新橋の「上の山本」の呑める餃子とは、「山本のハンバーグ」の系列店だよ

    2024年5月10日(金)

    GW中の土曜日に行ったレストランのお話しです。そろそろ新規のお店を開拓して、紹介しないとね。そんなことが頭をかけめぐっている時に書店で見かけたのが、「dancyu 2024年5月号」の“餃子の新星”という特集記事です。餃子で良いお店がないのかな。三田の大連の餃子もダメになったし、残すは亀戸餃子のみ。

    雑誌をペラペラめくっていると、見つけました、このお店です。

    • 上の山本」
    • 港区新橋2-4-5 不二ビルディング2階

    キャッチコピーは“青菜水餃子: 香り高い塩だしに青菜の苦味がアクセント”

    ガツンとした挽き肉料理で有名な「山本のハンバーグ」の系列店だけに肉感の強い餃子と思いきや、“青菜水餃子”に意表を突かれた

    スープ餃子のように、れんげで餃子をすくって食べるスタイル。まず塩だしをすすれば、昆布ベースの穏やかな味わいにほっとする。餡は、小松菜や白菜のシャキシャキの食感が心地よい。

    ほのかな苦味が、豚肉の味を引き締めて軽い食べ心地だ。小ぶりのサイズ感と相まってパクパクと食べ進む。

    (中略)

    一方、ビールやサワーに合うのが、にんにくが効いたパワフルな味の“呑める餃子”だ。カリッと焼いた皮の内側には、玉ねぎやキャベツ、豚肉のエキスがキュッ。卓上の赤酢をかけると、まろやかな酸とふくよかな熟成の風味が加わり、食べごたえが増す。餃子で飲みたい日に、ぴったりな一軒だ

    こんな記事を見れば、“呑める餃子”、食べに行くしかないね。前日に予約して訪問してみました。3名です。

    名前の由来は現地に行ってわかりました。1階は予約が取りづらいという「つくね山本」が入っており、その上に系列店を出したので、「上(2階)の山本」というのね

    19時に訪問しましたが、テーブル席もカウンター席もほぼ満席です。自分たちはテーブル席へ。お店の雰囲気はおしゃれな居酒屋(チェーン店系ではない)という感じですね。

    まずは生ビールも。グラスもおしゃれだね。

    まずはジャブの注文です。

    • 塩ホルモンの豆腐煮込み(580円)
    • “名物” 呑める餃子(12個)(880円)
    • 青菜焼き餃子(12個)(880円)

    それから、これもね。

    • “名物” つくねあげ 1本 (250円)

    デープな餃子とは違う、今風の餃子だよね。おいしそうなメニューがたくさん。ディープな餃子を求めた自分たちとは少し違う餃子と雰囲気だよね。だけど、こちらのお店、繁盛すると思います。何せ、料理の平均レベルが高いのだね。少人数の女子会や女性が入る会社の内輪の飲み会には喜ばれるね。自分たちが求めていた油がギトギトに付きそうな餃子とは違い、洗練されています。

    この後は小腹が空いたので、新橋のラーメンの名店「ほりうち」へ行って、渾身の一杯を食す。よい1日でした。

    東京の“ぎょうざの聖地”は亀戸だよ、「亀戸餃子」を巡礼訪問、あいかわらず行列だよ

     



  • 「シェルタリング・スカイ」はモロッコと砂漠の絶景を楽しむ映画、感性でね

    「シェルタリング・スカイ」はモロッコと砂漠の絶景を楽しむ映画、感性でね

    2024年4月22日(月)

    週末はいつもの定番、土日、自宅でDVDを1本づつ鑑賞します。観た映画はこちら。

    • 「シェルタリング・スカイ」
    • 「プレタポルテ」

    結論から言うと、どちらも見ごたえのある映画でした。映画のアプローチは全く違いますが

    まずは「シェルタリング・スカイ」から。自分は一度観たことがあると思っていましたが、観てみると初めてのようです。話しはこんな感じ。

    ベルトルッチ監督による、エキゾチックなラブ・ストーリー。第2次世界大戦後まもない1947年、ニューヨークから北アフリカへある夫婦が旅行にやってくる。かつて2人を取り巻いていた活気が薄れ、愛も夢もなくなってしまったことに気づいた夫婦は、この北アフリカで何かを発見できるのではないかと考えていたのだ。しかし、旅行を続ける内にかえって2人の関係は険悪になってゆく……。

    • デブラ・ウインガー 、 ジル・ベネット 、 キャンベル・スコット 、 ジョン・マルコビッチ

    まあ、モロッコの絶景と砂漠の雰囲気を楽しめばいいのでは、あと坂本龍一の音楽を。この歳になれば、話しもよくわかるのですが、何故、3番目のベドウィンの男とああなったのかは不思議です、自分の体験では理解できませんでした。原作者のポール ボウルズに聞くしかないかな。まあ砂漠だから、当事者でないとわからないね

    「プレタポルテ」です。

    これも話しはたいしたことのない群像劇ですが、よくこれだけの俳優を集めたね、こんなのアルトマンしかできないよ。デザイナー自身もね。

    鬼才R・アルトマンが撮った、パリ・コレクションに纏わる人間模様を描いた内幕もの。パリのプレタポルテ協会の会長オリヴィエは、ある日郵便で派手なネクタイを受け取る。そこには、それを身に着けて出掛けてほしいというメモが一緒に添えられていた。一方、空港ではショーに関わる有名無名の様々な人々が次々と降り立ち賑わいを見せていた。そんな中、空港にやって来たオリヴィエは、自分と同じ柄のネクタイをしているセルゲイと出会う……。

    ジュリア・ロバーツの前後の対比はさすがだね。ローレン・バコールはどの役だったんだろうね。とにかく風刺も効いて、ソフィア・ローレンとマストロヤンニに最敬礼だね。

    そして土曜日の夕食は六本木の「おつな寿司」へ。来週は東南アジアなのでね。

    19時に2名で訪問です。 今日はカウンターもテーブルも外人さんで占められています。

    我々は奥カウンターで大将の握りです。 今日のつまみは、“ほたるいかの漬け”と“くじらの刺身”です。どちらもビールのつまみには危険です。くじら、美味しです。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい(違うと思う、失念)
    • 関さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ずわいがに
    • 大トロ
    • いくら
    • 玉子焼き
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    最後のデザートはアイス最中。本日の白眉は“関さば”と“大トロ”かな。 つまみの“くじら”も美味だったし。本日も美味しゅうございました。ご馳走様でした。

    マラケシュのフナ広場で声をかけられてもついて行ってはダメよ

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  • キム・ユンジン目当で観た「国際市場で逢いましょう」で涙腺が、不覚をとった

    キム・ユンジン目当で観た「国際市場で逢いましょう」で涙腺が、不覚をとった

    2024年4月14日(月)

    週末はいつもの定番、土日、自宅でDVDを1本づつ鑑賞します。今週はキム・ユンジン目当てでのセレクションです。何故なら、先日視聴した「告白、あるいは完璧な弁護」(2022年)で非常に印象に残った女優さんだったのでね。

    この方、すごい有名な韓国系の女優さんなのですね。「シュリ」のヒロイン役が有名みたいですね。自分は観たことはないのですが(汗)それと、日韓ワールドカップ開催時、日韓国民交流年2002の韓国側親善大使を務めたのですね。日本側は藤原紀香だったとのこと。

    脇道にそれましたが、映画の話しに。観たのはこの2本。

    • 「セブンデイズ」
    • 「国際市場で逢いましょう」

    「セブンデイズ」はいわゆる犯罪ものですが、少し細かいプロットに凝りすぎていると思いました。何か話しがうまくできすぎているというかね。もう少しシンプルにした方がわかりやすくていいのに。

    「国際市場で逢いましょう」は過去の韓国の苦労の歴史をさらっと見せてくれます。まるで、阿部寛主演で映画にもなった重松清の「とんび」の韓国版のような話しというか構成だよね。韓国もので言えば「焼肉ドラゴン」のようでもあるし。

    ようはよくある話しのパターンなのですが、この種の映画はいけません。わかっていても感情移入せざるをえない自分がいますね。

    この映画はキム・ユンジンよりあの夫役の方が断然目立つ映画です。「国際市場で逢いましょう」は本当に良い映画でした。

    そして土曜日の外食です。韓国映画を観た影響からか、博多のもつ鍋が食べたくなったのです。それも博多の有名店のをね。

    調べたところ、東京駅のKITTE内に「博多もつ鍋 幸 とりもつえん KITTE丸の内店」というのがあるではありませんか。本日はこちらでモツ鍋をね。2名で訪問です。

    まずはビールで喉の消毒を。ビールの大(980円)をまずは1杯。そしてこちらのお店は福岡だけでなく、九州一円の料理があるんだね。福岡の名物をあてにしていたので、少し拍子抜けです。

    まずは、

    • とりあえずのつまみ三種盛り
    • パリパリ にんじんのサラダ
    • もつ焼

    このつまみの三種盛りはいけるね。大ビールが2杯目に突入です。

    そして、もつ鍋(一人前 1,730円)を2人前を注文します。

    メニューには、「もつ鍋のおいしい食べ方」で“通の食べ方は、ちゃんぽん玉の後に雑炊で〆る「二段締め」です”とあります。本当かいな。

    こんな感じのもつ鍋が用意されました。

    こちらのお店の“もつ”が大きいこと。もう少し小さいモツの方が好みだね。

    自分たちはこの具だけでおなか一杯となり、ちゃんぽん玉も雑炊も遠慮しましたが。

    だけど、本場の博多で食べるもつ鍋はどうしてあんなに美味いのか、不思議です。

    ご馳走さまでした。

    赤坂の本格韓国料理「チョンギワ 本館」のフローズンマッコリは危険な飲み物、キムチの値段にビックリ

     



  • 「ドル3部作」はまさに三方よし(監督・俳優・音楽)の映画、そして「おつな寿司」もね

    「ドル3部作」はまさに三方よし(監督・俳優・音楽)の映画、そして「おつな寿司」もね

    2024年3月28日(木)

    イタリアはナポリへの旅行記が続いていますが、本日は小休止を。帰ってきたからの近況を。

    まずしたことは、あの「ドル箱3部作」と言われる西部劇を観たことです。これは見逃せません。今週観たのは、この2本。

    • 『荒野の用心棒』
    • 『夕陽のガンマン』

    今回のこの企画はこんな感じです。

    不滅のマカロニ・ウエスタン3大傑作、日本初一挙上映! 面白くてカッコいい映画の原点にして頂点、それが《ドル3部作》だ

    《ドル3部作》 The Dollars Trilogy とは、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』という3本のイタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンの総称。

    黒澤明監督の時代劇『用心棒』( をリメイクした『荒野の用心棒』は、1964年9月にイタリアで公開され、当時の興行記録を塗りかえる爆発的なヒットに。その勢いは瞬く間に世界中に広がり、各国でマカロニ・ウエスタンの一大ブームを巻き起こした。

    欧米ではスパゲッティ・ウエスタンと称されたこのジャンルは、70年代半ばまでの約10年間に500本近くが作られ、中でも主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネの出世作となったこの3 本は、3年連続イタリア年間興収NO.1になっただけでなく、マカロニ・ジャンル傑作中の傑作として、初公開から60年近くたった今でも世界中のファンに愛されている。

    さらに『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ、ジョニー・トー 『エグザイル/絆』 、キム・ジウン 『グッド・バッド・ウィアード』 、チャド・スタエルスキ 『ジョン・ウィック』シリーズ といった映画監督たちをはじめ、漫画家、アニメーター、ゲームデザイナーら、世界のサブカルチャーの担い手たちに絶大な影響を与え続けている。

    ただただ、痺れました。音楽よし、俳優よし、監督よしの三方あっぱれです。次は『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』です。名作はいつも観も名作なり。

    しそして、海外から帰ってきたらこれを食べたくなるね。“The すし”です。

    先週土曜日は六本木の「おつな寿司」へ。19時に3名で訪問です。

    入口近くのカウンターには欧米カップルが2組づつ。若大将がお相手です。我々は奥カウンターで大将の握りです。

    今日のつまみは、“ほたるいかの漬け”と“かつおの刺身”です。どちらもビールにバッチリです。つまみで瓶ビールを完飲、早、芋のお湯割りです。つまみから危険な香りがします。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい
    • さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ずわいがに
    • 大トロ
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    後半戦のどこかで玉子焼きはあったのですが、失念。

    最後のデザートは抹茶アイス最中。本日の白眉は“大トロ”でしたね。

    本日も美味しゅうございました。ご馳走様でした。

    「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を鑑賞、天才の仕事場を見れるだけでも奇跡のようなことだよ

     



  • [ナポリ旅行記3]老舗ナポリピッツァ「ダ・ミケーレ」のマリラーナは絶品

    [ナポリ旅行記3]老舗ナポリピッツァ「ダ・ミケーレ」のマリラーナは絶品

    ナポリには夕方に着いて、ホテルに無事チェックインした後は、夕食のことを考えねばなりません。

    ナポリ初日とあらば、食べ物の選択肢はこれとかありませんね、ザ・ナポリピッツァで決まりでしょう。そして、どの旅行ガイド紙にも出ているのが“ピッツァ発祥の地の2大名店”の一つ、

    • 「ダ・ミケーレ」(L’Antica Pizzeria Michele)
    • 住所: Via Cesare Sersale(ナポリ中央駅から徒歩10分)
    • 1870年から代々続く老舗。メニューはシンプルでマリナーラとマルゲリータのほか合計4種類。値段はすべて単一で5ユーロ。ちなみに、こちらのマリラーナは、トマトソース+ニンニク+オレガノのピッツァの元祖

    ホテルからは徒歩20分弱かな。自分たちも街歩きしながら、お店に向かいます。お店に到着は7時30分すぎです。こんな路地を下っていくと、人がたむろしているのでお店はすぐにわかります。すごい多い人が店の前にいます。まずはお店の前でお兄さんから整理券をもらう必要があります。自分たちは20番目ぐらいかな。45分くらいは待ちましたよ。

    お店の入口は狭いですが、中は奥に広い、かなり大振りなお店ですね。

    というわけで何とかテーブル席に着くことができました。お店のシステムはおもしろくて、1つの部屋(テーブルが7-8個)ごとに注文と配膳する人が1人います。その人1人と決まっているようです。よって、すぐに注文を取りには着てくれません。テーブルに着いた順におじさんが回ってきます。

    こんなシステムですので、アルコールは最初に確保した方がよいとの判断で、ペローニを2本頼みました。ピッツァはこの3枚。

    • マルゲリータ(2枚)
    • マリラーナ(1枚)

    ビールをちびちび飲みながら、噂のピッツァを待ちます。注文してから10分ぐらいかかったかな。自分が注文したのは、マリラーナ。食します。

    うーん、トマトの濃さが違うね、味が濃いよ。それに負けないオレガノの風味とニンニク。生地はうすくてペロッといけます。これは今まで食べたマリラーナの中でもダントツですね。マルゲリータも食しましたが、この店では自分としては“マリラーナ”推しだね。

    そして、周りの厚い皮の部分は残すミラノ食べをしました。これで丁度1枚をペロリです。

    ミラノの新興の有名店「Gino Sorbillo」(ジーノ ソルビッロ)よりはるかに美味いと思いました。

    食べきれなかったピッツァは箱に入れてもらって、持ち帰りできるよ。ホテル滞在には厳しいですが。

    食べ終わればお会計です。ビール2本とピッツァ3枚で26ユーロ。カード払いもできます。ただ、担当のおじさんが会計にはチップが含まれていないと、何度も念押しされます。クレカ払いにチップを含ませることはできないようです。チップは現金のみ。おじさんに手渡しです。

    おじさんがキャッシャーまで付いてき、30ユーロの釣り銭4ユーロをチップでお渡ししました。

    だけど美味いピッツァだったよ。

    [シチリア・ミラノ旅行記12]ナポリピザの名店「Gino Sorbillo」でピッツアを食す、うまし、只者ではないよ、東京にもあるとはね

     



  • 何と六本木の「藪そば」が閉店、麻布台ヒルズに「亀戸ぎようざ」がなぜに出店、わからん

    何と六本木の「藪そば」が閉店、麻布台ヒルズに「亀戸ぎようざ」がなぜに出店、わからん

    2024年3月10日(日)

    昨日は3ケ月に1回のルーティーンのある日でした。3ケ月に1回は歯医者さんに行って、歯垢除去などのクリーニングに行っているのです。もう20年通っているね。

    自分の経験値からすれば結局、こうした方が歯にはよいと思うのです。3ケ月毎にお口の中の状態も見てもらえるしね。舌がんなんかも怖いよね、堀ちえみさんのように。

    今回もあのキーンという器具でいたぶられたのです、口の中から少し出血するしね。わかる人にはわかるよね

    朝一で治療が終わり、10時30分の渋谷です。今日は何をしようか。

    事前に考えた選択肢はこの2つ。

    • 日比谷のTOHOシネマズで「デューン 砂の惑星PART2」の先行上映を観るか
    • 渋谷で映画版の「オリガ・スミルノワのジゼル in cinema」を観るか

    まず「デューン」の方は良い席がもうほぼ埋まっているのです。この映画はできれば良い席でゆったりと観たいので、残念ながら旅行から帰ってきて観ることにします。

    「オリガ・スミルノワのジゼル」の方は一般料金が3,700円もするのね。窓口でその値段を聞いて潔く退散です。この料金であれば気軽には観れないよね。チケット窓口で羞恥プレーをしてしまいました。

    というわけで中途半端な午前11時の渋谷で何をするか。

    自分が思ったのはあの「麻布台ヒルズ」に偵察に行こうかなということ。開業してからまだ一度も足を踏み入れたことがないのでね。途中の六本木のドンキ隣の「藪そば」でカレー南蛮を食べればよいかなと。

    そして、本日は衝撃を受けました。六本木で唯一残っていた町蕎麦屋さんの「藪そば」ですが、シャッターが降りているのです。今日は臨時休業かなと思ってシャッターを見ると張り紙が。1月31日で閉店とのこと。理由は書いてありません。かなり繁盛していたと思いますが、いろんな事情があるのです。

    それではすぐに転身して、泉ガーデンタワーにあるとんかつ「和幸」でとんかつとビールにしようと行ってみたら、こちらもすでに撤退済みです。どうしたんだ泉ガーデン

    結局はいつもの赤坂の「赤坂砂場 」で大もりをいただいたよ。

    そして肝心の「麻布台ヒルズ」です。はっきり行って、お上りさんが多数という感じで、レストランも無国籍料理など自分とは志向が違うよねと思った次第です。

    とんかつ屋さんぐらい出店させてよ。自分の好きなブランドのショップもないしね、まあコンランショップはこの界隈ではめずらしいよね。

    だけどこの麻布台ヒルズと対局にあるあの餃子の名店「亀戸ぎょうざ」が出店するのはどうしてなのかね。麻布台ヒルズ中にあの餃子の匂いを充満させて欲しいね

    東京の“ぎょうざの聖地”は亀戸だよ、「亀戸餃子」を巡礼訪問、あいかわらず行列だよ

     



  • 「ダンサー イン Paris」を鑑賞、夜は赤坂の「志乃ぶ寿司」へカワハギ美味し

    「ダンサー イン Paris」を鑑賞、夜は赤坂の「志乃ぶ寿司」へカワハギ美味し

    2024年3月4日(月)

    昨日はひな祭りだったね、3月3日。週末はいつものように、DVDを鑑賞します。観たのはこの2本。

    • ダンサー イン Paris
    • 満員電車

    「ダンサー イン Paris」です。いわゆるバレエダンサーの挫折物語です。話しとしてはこんな感じ。

    名匠、セドリック・クラピッシュ監督が夢を諦めたダンサーの新たな挑戦を描くドラマ。パリ・オペラ座バレエ団のダンサー・エリーズは舞台上で負傷し、バレエができなくなってしまう。実家に帰省したエリーズは、父親から心ない説教を受け…

    主演:マリオン・バルボー

    話しはよくあるものですが、脇役も多士済済で良い映画だね。主演のマリオン・バルボーも等身大で普通の人っぽくて好感が持てます。映画の冒頭の始まり方も少し斬新でいいね。

    続いて2本目は「満員電車」。これは笠智衆が目当てです。話しはこんな感じ。

    市川崑監督による社会風刺コメディ。ビール会社に就職した社会人1年目の青年・民雄は、父親の発病や自身の病気、失業など立て続けにトラブルに巻き込まれる。満員電車から一度降りてしまったら二度と乗れないサラリーマン事情をコミカルに描く。

    製作年: 1957年

    出演: 川口浩 、 笠智衆 、 杉村春子

    なんか皮肉ぽくて少し小難しいね。風刺をきかせ過ぎというか。市川崑ってこんな感じだったかな。お目当ての笠智衆はあまり出てこなくて残念。小津のようなサラッと仕上げた方がよいよね。

    そして、土曜日の夕食です。本日は赤坂の裏路地にある「志乃ぶ寿司」を訪問です。また、あのカワハギの肝あえを食べたくなってね。前日に2名で予約です。

    本日は訪問して驚いたよ。何とカウンターが全部埋まっているよ、自分の1席を残して。商売繁盛で何よりです。

     

    まずはサッポロの黒ラベルをいただきます。まずは光り物を切ってもらいます。

    さば、いわし、コハダの3種です。やっぱり、いわしの脂ののりが良く、美味しです。

    そして、自分のとなりの席の男性、大井競馬場の理事の方らしく、面白い話しを聞けたのでした。(かなりの裏話で打ち明けられないのが残念)

    そして大将に「カワハギあるの」と聞くと、少しだけあるとのこと。というわけで、カワハギの肝あえを造っていただきます。もうこの肴があると、アルコールがグイグイいくので危険ですね。本日はこのあたりから記憶がありのせん。そして、となりのおじさんの前には何故かシーバスリーガルのボトルが。仲良くなってこのシーバスをいただき、ロックで3杯いただいたようです。こんな感じですので、本日はお寿司の写真があまりないんだね。

    お会計は本日はかなり高く19,000円ほどです。あのシーバスがチャージされたのかな、あのお酒はお店のものだったんだろうか

    本日も小津安二郎の「彼岸花」を観る、田中絹代ってこんな顔立ちの人なんだね

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  • アリ・アスター「ボーはおそれている」、自分には監督のメッセージはわからない

    アリ・アスター「ボーはおそれている」、自分には監督のメッセージはわからない

    2024年2月29日(木)

    ここ数日は北風が強く、寒い日が続く都心です。

    今日も評判の高い監督の映画を日比谷のTOHOシネマズに観に行ったよ。その映画とはこちら。

    • 「ボーはおそれている」
    • 監督: アリ・アスター

    話しはこんな感じ。

    「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー

    日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。

    共演は「プロデューサーズ」のネイサン・レイン、「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、「コロンバス」のパーカー・ポージー、「ドライビング・MISS・デイジー」のパティ・ルポーン。

    2023年製作/179分/R15+/アメリカ
    原題:Beau Is Afraid

    観ての感想。監督がこの映画で何を言いたいのか、その意図も全くわかりませんでした。発達障害と母親コンプレックスのこと、はたまた知的障害のことを言いたいのかな

    3時間という長さもすごいね、劇場ではなくDVDだったら途中で放り出していたよ、間違いなく。ただ映像は凝った造りで、妙に感心したのです。あの最後の終わり方はフェリー二的だね。先日観たタルコフスキーの「ノスタルジア」も難解でしたが、こちらのボーもそれに劣らず難解でした。悪口ばかり言っているのですが、劇場での大スクリーンなら、この3時間の大作少しは楽しめるのかな。

    ビルの1Fではアサヒビールの「食彩」という新しいビールの宣伝をしていたので、列に並んで1本いただきました、ラッキー。

    ところで、先日土曜日の夕食です。久しぶりに赤坂の「室町砂場」に行ったよ、夜行くのは久しぶりです。もう暖簾が仕舞われて午後7時。だけど入口のテーブル席に案内していただきました。有り難し。

    駆けつけのビールです。ツマミは卵焼きです。連れはすぐに天ぷらうどんを注文。自分はいつものように“大もり”です。30分のうちにビールの大瓶2本を飲んですばやく退散します。入れてくれてありがとう。年齢的には蕎麦をたぐるぐらいが一番いいね。

    ご馳走様でした。

    タルコフスキーの「ノスタルジア」は自分の脳では理解不能だった、映像はすごいよ

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  • 「生誕120年 安井仲治」の写真展とインディアンカレーの一日だったよ

    「生誕120年 安井仲治」の写真展とインディアンカレーの一日だったよ

    2024年2月28日(水)

    昨日は本当に突風日だったね。そんな日にビル風がものすごいのに、丸の内の写真展にでかけたのでした。何たって、自分にとってのデジタル系のガジェットの師匠である市川渚さんがXで是非見に行かねばと言われていたのでね。

    • 「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」
    • 2024年2月23日(金・祝) – 4月14日(日)
    • 東京ステーションギャラリー
    • 入場料: 一般(当日)1,300円

    はっきり申しまして、自分はこの安井仲治という人を全く知りません。市川師匠が必見というからには行くしかないね。安井仲治という人はこんな人なんだね。

    近代写真の金字塔。「安井仲治」を知らずに日本の写真は語れない!

    日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展。大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していきました。この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。

    安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表しました。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ています。

    この説明を読むと、すごい人だったんだね。というわけで意を決して出陣です。

    こちらのギャラリーは「大人の休日倶楽部カード」を持参すれば、100円引で入場できます、ありがたや。会場内はちなみに写真撮影は禁止です。

    観ての感想。写真は1920年代と30年代ですね。20年代の写真はネガの状態が悪いのか、ボケたような写真も多いね。写真に全く疎い自分には、何がすごいのかはっきり言って全くわかりませんでした。構図とかが斬新なのかな。とにかく38歳という早逝の方だったんだね。

    どんな有名写真家でも画家でもピエロとかサーカスは対象物になりやすいね。

    だけど展示の点数も多くて日本の写真の原点を見れて満足でした。お客さんも割と少なくてゆったりと閲覧できます。

    終わればランチタイムです。13時過ぎです。今日は東京駅近くの大阪では有名な「インディアンカレー 丸の内店」に

    インデアンが大阪に店を出したのが1947年。

    一口食べると、懐かしい甘さが舌の上に拡がり、ホッとした途端に辛さの玉が弾ける、、、お客さまから「口ん中が火事や!」と言われながらもご愛顧いただいてきましたのが、私共のインデアンカレーです。

    大きなビルの地下1階。行列の出来ているお店もある中、こちらの「インディアンカレー」には行列なし。そして、今日の注文はこれ。

    • インディアンスパゲッティ
    • ビール(小瓶)300円

    ビールがあるのは二重丸、この手のカレー屋さんでね。食事は名物のインディアンスパゲッティしかないでしょう。付け合せは“福神漬け”ではなくキャベツの酢漬けなのですね。

    ボリューム的には普通で十分だね。最初は少し甘めのカレーだなと思いましたが、後から辛味がくるタイプだね。この味のカレーは自分的には初めてだね。これが大阪流なのかな。

    欲を言えば、カレールーがもう少し多ければいいね

    この味で東京で生き残れるかですね。

    哀愁漂う写真を撮りたければ、リスボンの裏道に行くべし、哀愁漂いすぎ

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  • ロードムービーの傑作「スケアクロウ」、何とカンヌのパルム・ドール受賞作

    ロードムービーの傑作「スケアクロウ」、何とカンヌのパルム・ドール受賞作

    2024年2月20日(火)

    本日もまずは映画のお話しから。

    「午前十時の映画祭」で先週金曜日から新しいラインナップが始まりました。

    • 「スケアクロウ」

    この映画は1度観たことが確かにあるはずなのに、あらすじも全く記憶にないんだね。最大の見所はジーン・ハックマンとアル・パチーノの共演なのかな。

    ストーリーはこんな感じ。

    ジーン・ハックマン、アル・パチーノ共演の、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作! 男同士の友情を描く、70年代を代表するロードムービーの傑作!

    刑期を終えて出所したマックスには、故郷のピッツバーグで洗車業を始める夢がある。一方、元船員のライオンは 5年前に妊娠中の妻を残して出たデトロイトに戻る途中であった。二人はカリフォルニアの乾いたハイウェイで出会い、奇妙な旅が始まった。だがそれはまた、社会から落ちこぼれた男たちの友情の始まりでもあった。

    カンヌのパルム・ドール受賞作とはこのブログを書くときに初めて知ったよ、すごいね。こんなアメリカン・ムービーにも賞をくれるんだ。

    ここからは観ての自分の感想。話しは淡々と進んでいきます。結局、監督はこの映画で何を言いたかったんだろうという疑問が

    まあ、難しく考える必要はないのかな、メッセージなんて。だけど、最初の出会いから何故一緒に旅をするのか、自分には疑問のままです、話しが出来すぎではないのかな。

    終わりはどうするんだろうと思っていると、あれで終わりなんだね。

    このころのアル・パチーノは精悍な顔つきでいいね。まさに使用前の顔です。「ハウス・オブ・グッチ」では使用後のパチーノだもの。これこそ、マイケル・コルレオーネの顔だよ

    まあなかなか味わい深い映画でした。

    ところで週末は土曜日の夕食です。どこに行くか迷った時の、うなぎなんだね。

    ピッツアとうなぎどっちにする、と聴かれたら日本人ならうなぎでしょう。

    というわけで本日は赤坂の「ふきぬき」さんへ2名で、19時に訪問です。行く直前に電話予約して訪問します。本日は地下1階へ。

    まずはエビスの瓶ビールを。お通しの“うなぎの南蛮漬け”が美味しです。つまみはいつものように“煮凝り”を。煮凝りを肴のアテに飲むビール、至福の組み合わせです。やっぱり“うなぎ”くん、最強です。

    そして、うな重の注文です。一番安価な「梅」のうな重(3,200円)を注文します。その間に瓶ビールは2本目に突入です。飲み終わる頃に、うな重の登場です。

    今日もこんな感じで美しいうな重です。うな重て、どうしてペロリなんだろう

    今日もおいしいうなぎをありがとう。大満足の土曜日でしたよ。

    映画館でゴットファーザー3部作を全観る。至福の時だった。映画館を出る時、どうしてマイケル・コルレオーネの目つきになるんだろうな





  • 「リバー・ランズ・スルー・イット」は実に静謐な傑作、どうして見逃していたのかな

    「リバー・ランズ・スルー・イット」は実に静謐な傑作、どうして見逃していたのかな

    2024年2月11日(月)

    本日もまずは映画のお話しから。

    二週間に一度は「午前十時の映画祭」のラインナップを確認です。今週は自分の全く知らない題名の映画です。今回はこちらの作品を観に劇場に足を運びます。

    • 「リバー・ランズ・スルー・イット」4K

    俳優ロバート・レッドフォードの3本目の監督作品。アメリカ自然文学の名作「マクリーンの川」の映画化。モンタナの美しい大自然を背景に、レッドフォードは家族愛と兄弟の絆を真摯に描き上げた。本作で注目されたブラッド・ピットの美青年ぶりも大きな話題に。アカデミー賞を受賞した名手フィリップ・ルースロの撮影が秀逸。

    知っているのは監督のロバート・レッドフォードとブラピの名前だけです。

    実はそんなに期待していなかったのですが。最初の20分はなんか退屈な宗教臭い映画だなと思ったのですが。観終われば、実に良い映画を観たなという大満足感です。レッドフォードの演出、あえてドラマチックにしないで、淡々と描く演出がすばらしいです。本当に静謐に包まれた映画です。調べると原作がすごいのね。だけど、どうしてこんな良い映画を見過ごしていたのかな。最近の映画との比較では、素材的には「ザリガニの鳴くところ」を好きな人は絶対にはまるね、ブラピ好きの人はこの映画がバイブルなんだろうね。

    そして、話しは変わって先週末の夕食です。本日は満を持して六本木の「おつな寿司」へ。3名でカウンターを予約です。

    まずはサッポロの黒ラベルで喉の消毒です。少し消毒の回数が多くないかね、君。

    本日の前菜は、タコの煮物とイカの煮物です。どちらも初めてで、もう酒のつまみには最高ですね。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • 白身
    • いか
    • ほたて
    • こはだ
    • 赤身まぐろ

    ここまででは、本日は“ほたて”が最高、肉厚でとろりとした食感。茶碗蒸しでしばしの休憩。飲み物はすでに芋焼酎のお湯割りへ。

    後半戦です。だけど今日は酔いの周りが早く、このあたりから記憶が曖昧なのです。

    • ずわいがに
    • 中トロまぐろ
    • いくら
    • 卵焼き
    • いなり寿司
    • 鉄火巻
    • 穴子

    後半戦の“ずわいがに”と“中トロ”は出色でした。良いところを出してもらった大将に感謝です。最後のデザートは抹茶の最中アイスです。

    お会計は2万4千円ほどです。だけど、お会計をした記憶もないほど酩酊したのでした。完全にドボンです。関係者の方々、ご迷惑をおかけしました。

    最近のよい小説をお探しなら「ザリガニたちの鳴くところ」を読むべし、自然描写が素晴らしい



  • 赤坂のピッツェリア「サバス」でブラックガーリックのピザを食す、黒さが食欲を誘うね

    赤坂のピッツェリア「サバス」でブラックガーリックのピザを食す、黒さが食欲を誘うね

    2024年2月9日(金)

    昨日の木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    銀座の絵画教室に出かけます。2時間の実技です。今は全7回(2時間×7回)でF6という少し大き目のキャンバスに展覧会出展用の絵を書きます。本日はこの題目での3回目です。前回まででほぼピグマペンでドローイングが終わり、本日はこの絵を画用紙にコピーし試し塗りを行います。今回の絵はバングラデシュの川沿いの風景です。

    この絵、うまく仕上がるのかな。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。寒い中ですが、まずはビールから。入り口のカウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。やっぱり美味いね。寒い中ですが、温かいラーメンでほっこりです。

    本日の話題は、先週の土曜日の夕食で新規に開拓したレストランをご紹介します。ピッツァのお店だよ。何故にそのお店を選んだか。

    日経新聞に織り込まれていた港区発行の「広報みなと」に“令和5年度港区商店グランプリ”というものを見つけ、

    • 港区商店街連合会会長賞
    • 「SABASU」(サバス)(ピッツェリア)
    • 赤坂6-13-5

    おいおい、この住所ならあの江戸の老舗「室町砂場」のすぐ近くではないですか、全く盲点でした。地図で確認すると砂場と同じあの裏通りにあるではありませんか。新規に開店したんだね。

    というわけで、本日はこの「SABASU」さんへ突撃します。予約はなしで、19時に3名です。結果的には20時までに席を空けてくれればOKということになりました。

    店内は料亭を改装しただけあって、少しアンニュイなおしゃれな空間です。ガラス張りの中庭も眺められます。デートなんかには最適かな、雰囲気のある空間です。メニューもおしゃれです。注文です。2つのピザを注文です。

    • マルガリータ(2,200円)
    • ブラックガーリック(2,800円)

    定番と革新のピザを2種類。飲み物はグラスワインで赤を注文です。

    ピザは小ぶりです。まず来たのは、マルガリータから。やっぱりあつあつ、もちもちのピザを美味しいよね。生地も好みです。小ぶりなのが良い。

    そして、見た目の迫力さが伝わる黒いピザの登場です。こちらも味変で超美味しです。これ日本のピザのカテゴリーなんだね。そして、グラスワインが3杯目です。もうこのピザではワインが止まりません。

    女性陣はデザートにティラミス(1,200円)を注文です。2人で分けて食べるようです。

    そしてそろそろ20時です。お会計は1万円を少し超える額です。少し高いかなと思ったのですが。後でレシートを見ると、グラスワインは1,400円するのね。どうりで喉越しがよいワインと思ったんだね。まあ、しかたないね。

    飲み物さえ気をつければ、雰囲気とお味も最高で、おすすめできるピッツェリアです。

    このお店の前には老舗のイタリアン・ピッツェリアの「エッセドゥエ」さんもあるし、同じ通りにはイタリア料理の「アニコ」さんもあり、この裏通り、イタリアめし通りになってきましたね。

    ご馳走様でした。

    赤坂の「aniko」(アニコ)でオリーブの肉詰めフリットを食べて卒倒、イタリアのふくらはぎ辺りにあるマルケ州料理





  • 「せんべろ」聖地はどこか知っていますか、もつ料理の三種の神器とは?

    「せんべろ」聖地はどこか知っていますか、もつ料理の三種の神器とは?

    2024年1月26日(金)

    いつものとおり、昨日の木曜日は1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    いつものとおり銀座の絵画教室に出かけます。2時間の実技です。今回は全7回(2時間×7回)でF6という少し大き目のキャンバスに展覧会出展用の絵を書きます。描く絵は各自で自由に自分で選んで書きます。自分はこんな絵(バングラデシュの川沿いの風景)を描こうと思います。ピグマペンですね。そして、1回目です。まずは鉛筆でドローイングをしました。今日はこれで終わり。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。だけど、今日は本当に寒い日だね。寒い中ですが、まずはビールから。入り口のカウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。やっぱり美味いね。寒い中ですが、温かいラーメンでほっこりです。

    話題をがらりと変えて酒飲みのお話しです。

    まず1つ目は1月24日の日経新聞の文化面から。

    • 「せんべろの聖地の習俗 -東京・立石の研究30年 もつ焼き、煮込み、刺しは「三種の神器」」

    “せんべろ”を30年研究を続けているとはスゴイ人だね。その人は、谷口榮さん。記事からです。

    「せんべろ」という言葉をご存じだろうか。千円札1枚でべろべろになるまで酔うこと、それを可能にするような飲み屋を指す東京都葛飾区の立石周辺はまさにそういった昔ながらの店が集中するエリアで、「せんべろの聖地」の異名を取ることもある。

    私は葛飾区の学芸員として、下町の文化・歴史を30年にわたって研究してきた。ライフワークの一つとして取り組むのが、飲み屋の習俗だ。考察するのは隅田川以東、特に京成押上線沿線の飲み屋。名物は豚のもつ(内臓)を使った料理に、甲類焼酎を炭酸水で割った「焼酎ハイボール」だ。

    もつ料理は「もつ焼き」「煮込み」「刺し」を「三種の神器」と考えたい。

    スゴいことを研究している人がいるもんだね。30年だよ。もつ料理の三種の神器、肝に銘じたね。そして、「せんべろ」の正式な定義を初めて知りました。だけど、千円ではベロベロには酔えません、間違いなくね。立石、行ってみたいね、昼間っから飲んでいそうな雰囲気、それ自分だよね。

    それと2つ目の話し。

    銀座のロフトで見つけた「角打ち」(かくうち)の定義

    お酒を升の角に口をつけて飲むことを「角打ち」と読んでいたそうです。(諸説あります)今では、酒屋で購入したお酒を店内の一角や店先で楽しむスタイルをそう読んでいます。

    テレビの情報番組などでよく聞くフレーズでしたが、正式な定義を見たのは初めてです。

    今日はお酒にまつわる話しでした。

    「あたり前田のクラッカー」、銀座のニュー鳥ぎんで釜めしの“デッド食い”を目撃したぞ、男前だね

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  • 赤坂 の裏通りにたたずむ「志乃ぶ寿司」へ、カワハギの肝あえにはミシュラン級

    赤坂 の裏通りにたたずむ「志乃ぶ寿司」へ、カワハギの肝あえにはミシュラン級

    2024年1月22日(月)

    週末はいつものようにルーティーンどおりの行動です。今週末に自宅でDVD鑑賞した映画はこの2本です。

    • 瓔珞<エイラク> ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ Vol.8
    • 瓔珞<エイラク> ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ Vol.9

    とうとう「瓔珞<エイラク> 」があまりにも面白い展開になってきたので、たまらず2巻を視聴したのです。だんだん若とエイラクが近づいていくのね。非常に興味深い展開になってきました。

    今週末の首都圏は山沿いでは雪の積雪予想です。こんな週末の土曜日の外食はしっぽりと寿司やのカウンターで寿司でもつまみたいね

    というわけで、本日はいつもの「おつな寿司」ではなく、もう一つの贔屓のお店、赤坂の裏路地にある「志乃ぶ寿司」を訪問です。前日に予約したのですが、当日伺うとカウンター席は予約で埋まっていました。席があってよかったね。

    本日は19時に2名で伺いました。

    まずはサッポロの黒ラベルで喉の消毒です。メニューも値段表もないので、初めての人はビビりますが良心的なお値段なので、ご安心を

    まずはつまみで、光り物を切ってもらいます。“アジ”と“いわし”です。いわしは今がまさに旬。本日のイワシも脂ののりがすばらしく、トロよりうまいよ。写真を見ても脂ののりの良さがわかってもらえると思います。

    そして、大将に“かわはぎ”はあるかと聞くと、あると言われます。かわはぎの一品をお願いします。さしみのカワハギの肝であえです。この逸品は最高だったよ。こんな美味いカワハギの食べ方に超感動です。

    飲み物は芋焼酎のお湯割りです。女将さんが間違えて、2杯分作ってもってこられましたが、どうせ同じことなので、そのまま置いていってもらったよ。

    ほぼお任せで握ってもらったのはこん感じ。

    • いか
    • 中トロ
    • 赤貝
    • 白身
    • 玉子
    • 赤身トロ
    • さば
    • 鉄火巻
    • あなご

    今日の握りで印象に残ったのは、“いか”と“さば”かな。“いか”は肉厚でお味もすばらしい。

    最後のデザートはメロンでね。

    そして、お会計で2度びっくりです。これで12,000円なのです。いつも14,000円ほどなので今日はえらく安かったね。もちろんクレジットカードも使えるよ。

    本日もごちそうさまでした。

    2023年の最後の晩餐は六本木の「中国飯店」で、“黒酢の酢豚”と“黒チャーハン”ね

     



  • 2024年の初笑いは恒例のパルコ劇場の「志の輔らくご」、モモリンには参ったね

    2024年の初笑いは恒例のパルコ劇場の「志の輔らくご」、モモリンには参ったね

    2024年1月17日(水)

    2024年早々の初笑いは1月16日の渋谷パルコホールでの毎年恒例の「志の輔らくご」からです。今年は少しチケットを確保するには苦労したね。セゾンカードの優先抽選で何とか1枚ゲットです。座席は、P列38番席です。かなり後ろの右側でした。

    いつものようにお昼の公演をチョイスです。この歳になると、夜はゆっくりとお酒を飲みたいので、極力、芝居やコンサートの夜公演は避けたいのでね、よる年波には勝てず。

    そして、肝心の「志の輔らくご」です。

    今日の公演も満員御礼です。

    入場後、グッズ売り場をひやかします。今回もあんまりグッズの種類はなかったね、残念。

    本日の演目はこんな感じ

    • 送別会
    • モモリン

    (仲入り)

    • しじみ売り

    師匠の冒頭のあいさつ、志の輔師匠の出身は富山ということで、少し神妙なあいさつから始まりました。そして、いつものように“1月5日から始まったこの「志の輔らくご」の前日までの数日は、本日のためのリハーサルでした”

    今日の出色の噺は、まずは「ももりん」。自分は初めて聞いたよ。

    落語「モモリン」は、2014初演 2014年の「志の輔らくご in バルコ」のために書き下ろした作品。とある都市の人気ゆるキャラ「モモリン」を巡り、いばりんぼうの市長さんが大失敗を・・・! 人情味と笑いにあふれた一作です

    要はゆるキャラの頭を間違えて被ってしまって、とれなくなってしまった噺しです。そして、モモリンの得意芸が“「モモリンフラッシュ”(着ぐるみを着てのバックテン)を行うことになってしまつての顛末。非常にこれはおもしろいね。

    志の輔の演技がコミカルで楽しでした。

    仲入り前は、くまモンが登場してのハイタッチ会。昭和なつかしい逸品をネタとする入場者との交流会。何でも、志の輔師匠の熊本公演ではくまモンが登場して、座布団返しをするとか。

    そして、最後は「しじみ売り」。盗賊のねずみ小僧の噺なのですね。初めて聞きました。噺はこんな感じ。

    義理と人情に熱い江戸っ子の泣ける古典
    あくどい商売をする商人から金を盗み、貧しい農民に金をばらまく義賊の親分とその部下が食べ物屋でしじみ売りの少年に出会う。少年は8歳で家には病気を煩う母と姉がいるという。不憫に思った親分がしじみを全部買い取り、さらに母と姉に5両差し出すのですが、少年は姉から知らない人からお金をもらってはいけないと教えられていました。

    噺の見所は少年が語る理由に親分も関係していることです。昔、この姉に会ったことがありました。もう一つはこの義賊の親分の名前。江戸を賑わし、貧しい農民に金をばらまいた天下の義賊とは

    この手の人情ばなしをさせると当代では志の輔が一番だね。数年前に観た「高瀬舟」同様にね。今日もいいものを聴かせていただきました。

    そして、最後はいつもの三本締めで。これで2024年が始まったね

    落語会が終われば、本日はお絵描き教室の新年会で虎ノ門へ。

    グループで飲むのは2年ぶりで疲れたね。場所は「天然居」。飲み放題でまあこんなものなのかな。

    気忙しい1日でした。

    山本益博さん主催の「COREDO落語会」(第32回)を観に、柳家権太楼の「藪入り」にはまいったね

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  • 佐分利信の「華麗なる一族」、山崎豊子の原作にハズレなし、夜は「グラリック」でお肉を

    佐分利信の「華麗なる一族」、山崎豊子の原作にハズレなし、夜は「グラリック」でお肉を

    2024年1月15日(月)

    週末はいつものようにルーティーンどおりの行動です。今週末に自宅でDVD鑑賞した映画はこの2本です。

    • 華麗なる一族(1974年製作)
    • 瓔珞<エイラク> ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ Vol.7

    山崎豊子の「華麗なる一族」は何回もドラマ化されていると思いますが、今回は初めて映像化されたもの。佐分利信が目当てでこちらを観ることにしたのです。

    出演者は今から見れば、豪華絢爛です。

    • 佐分利信/月丘夢路/仲代達矢/山本陽子/目黒祐樹/中山麻里/酒井和歌子/田宮二郎/香川京子/京マチ子/北大路欣也

    田宮二郎や北大路欣也が脇役とは、驚きですね。だけど京マチ子が一番いいところをさらっていくのかな。少しお年をめされてますが、愛人役にはぴったり。太地喜和子といい、近年こんな感じの女優さんはいなかなったね、残念です。酒井和歌子も若いね。

    映像はいわずもがな。これだけの俳優と山崎豊子の原作ではハズレはないものね。名作でした。

    そして、毎週1巻づつ観ている中国ドラマの「瓔珞」です。よくこれだけ毎回、いろんな出来事が起こるね。感心します。物語はだんだん魏瓔珞がのし上がっていくようで、話しは盛り上がってきました。本当におすすめのドラマです。先週も言いましたが「光る君へ」なんかでは到底太刀打ちできません

    そして土曜日の夕食のです。我が家ではステーキが食べたいとなると、現在、間違いなくこのお店が第一候補になるのです。六本木二丁目の「グラリック」です。何たって店名の由来が、

    • GRALIC[グラリック] は『Garlic』×『Gravy』の造語です 旨みたっぷりの『Gravy(肉汁)』をさらに引き立てる『Garlic(ガーリック)』

    には参ったね。というわけで、雪も降った東京ですが、直前に空席を確認して訪問です。今日は2名でね。カウンター席に陣取ります。

    まずはカラフェで赤ワインをいただきます。久しぶりの赤ワインだね。美味し。

    そして、ステーキの注文です。

    • ハンギングテンダーステーキ 150g(ソースはバター醤油)
    • テンダーロインステーキ 150g(ソースは大根おろし醤油)

    連れがお値段の高いテンダーロインにしたいと言い出しまして。自分は一番お安いハンギングテンダーでね。焼き上る前のお楽しみ。きゃべつのサラダです。上の“にんにくソース”がとにかく絶品なのです。本当にこのソースを単品で販売してくれないかな。間違いなく買います。

    そしてステーキがやってきました。本日もお肉は柔らかく、肉汁がたっぷりです。どうして家で焼くステーキはパサパサなのだろうか。ハナマサで買う肉質が悪いのかな、自分の腕なのか、まあどちらもなのでしょう。

    今日もおいしいステーキをありがとう。お会計は7,500円なり。

    本日もよき1日でした。

    葉加瀬太郎さんはステーキで、マイユの黒トリュフ入りマスタードがないと暴れるぞ、というほどの逸品

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  • 2024年最初の外飯は六本木の「おつな寿司」へ、寿司やの味噌汁はなぜ美味い

    2024年最初の外飯は六本木の「おつな寿司」へ、寿司やの味噌汁はなぜ美味い

    2024年1月7日(日)

    この週末は成人の日を含む3連休ですが、週末はいつものようにルーティーンどおりの行動です。今週末に自宅でDVD鑑賞した映画はこの2本です。

    • 氾濫
    • 瓔珞<エイラク> ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ Vol.6

    まずは「氾濫」の方からです。こちらの古い映画を選んだ理由は、昨年12月に集中的に観た小津安二郎の映画の影響からです。

    主演は佐分利信と若尾文子。特に佐分利信が目当てです。笠智衆と佐分利信では父親像として体格も含め正反対ですが、佐分利信の父親像は昔こんなおやじがたくさんいたよね、と妙に納得できるのです。

    話しはサラリーマン家庭での会社と家族のごたごたの話しですが、やっぱり小津の映像美とは違うね。話しとしても、向田邦子の「阿修羅のごとく」の方が圧倒的だものね。

    だけど、興味深い映画だったよ。

    「瓔珞」<エイラク>は話しがだんだん進展してきました。どうして毎回いろんなことが起こるのかね。いろんな策略を仕掛けられて切り抜けていく魏瓔珞の知恵もすごいね

    これは中国嫌いの人でも素直におもしろいよね。少なくとも2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」より圧倒的に面白いよね

    そして、いつもの土曜日の外食です。

    2024年の最初の外食ですので、やっぱり馴染みの寿司屋のカウンターで美味しい寿司を食べたいね。というわけで、いつものように六本木の「おつな寿司」へ。

    前日でも予約できたよ、2名で19時に訪問です。今日は奥カウンターは先約があり、久々に手前のカウンターへ。というわけでイケメンの若大将の前です。若大将の握りは久しぶりです。

    まずはサッポロの黒ラベルです。

    今日のつまみは、つぶ貝と焼き白子です。“焼き白子”、クリーミーでたまりません。不思議と日本酒が欲しくなるね。危険な食べ物です。レモンを絞って、塩か七味でいただきます。シンプル イズ ベスト。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • たい
    • ほたて
    • いか
    • かに

    ここで仲入り、茶碗蒸しです。飲み物は当然、芋焼酎のお湯割りに移行しています。

    後半戦です。

    • さば
    • 赤身まぐろ
    • 中トロ
    • いくら
    • 玉子焼き おつな名物“いなり寿司”
    • 鉄火巻
    • あなご

    今日の絶品握りは、“いか”と“中トロ”かな。だけど、今日の味噌汁の具材は海老で大変美味しゅうございました

    デザートは百合根の最中アイスです。

    連れはお腹が空いたとかで、いなりを追加注文していたね。本日も美味しゅうございました。お会計は17,000円なり。

    ごちそう様でした。次は2月だね。

    皆に大人気「美登利寿司」、こんなに待っても食べたい寿司なのかな?





  • 2023年の最後の晩餐は六本木の「中国飯店」で、“黒酢の酢豚”と“黒チャーハン”ね

    2023年の最後の晩餐は六本木の「中国飯店」で、“黒酢の酢豚”と“黒チャーハン”ね

    2023年12月31日(日)

    これは2023年12月31日の夕方にガチでブログを書いています。今日は軽い話題を。

    昨日は2023年の最後の土曜日です。どこで食べようかな

    やっぱりいつもの六本木の「中国飯店」しかないという結論になり、最後の晩餐です。

    19時に3名で予約です。

    まずはサッポロの黒ラベルで喉の消毒です。連れ2人は消毒はしませんが。

    そして、メニューは見ずとも注文は決まっています。“我が家の黄金メニュー”です。問題は小籠包を何個にするかです。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(今日は7個、連れ2人が3個づつ食べるようです)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    奥の調理台では上海蟹の解体や北京ダックの巻物が作られていましたよ、皆さん景気がいいよね。自分たちのこのメニューも最強だと思うのですが。

    今日の“黒酢の酢豚”は各人3個づつです。喧嘩しないようにね。

    そして、最後に胡麻団子を食べれば、良い2023年だったねを実感です。お会計は16,000円でした。大満足。変わらない味に感謝です。

    そして、1週間前は芝大門の「味芳斎」へ行ったよ。

    やっぱり3ケ月に1回はレバニラ炒めを食べないとね、鉄分不足を解消のためです。もちろん予約なしで夜7時に突撃です。忘年会シーズンですので、満席だったらイヤだねと思いながら。

    そんな思いとは裏腹に空席も多く拍子抜けの状況でした、びっくり。

    まずはアサヒのスーパードライで喉の消毒です。

    注文はいつもの下記の3つ。

    • レバニラ炒め(大盛り)
    • ヒーマンレバー炒め
    • 肉やさいうま煮

    味芳斎で料理を待ちながらビールを、至福の時です。

    だけど料理がサーブされて、そのお姿を見て、いやな予感が。レバニラのレバーがなんとなくいつもと違うのです。レバの一切れ一切れがなんとなく大きく、カリッと素揚げしている風情がないのです。食してみても、やっぱり少し生っぽいレバーなのです。

    あの味芳斎のレバー臭くないレバニラではないのです。おそらく今日はいつもの料理人ではないのだろう、と判断です。このレバーはいつもの味芳斎ではないね、と判断です。

    本日は残念な味でした。残念無念。

    2023年の最後は食レポになりましたが、お世話になりました。

    餃子だけを目当てに三田の「大連」へ、皮が厚くなり大陸風に変わってしまった、残念無念

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  • 小津の「東京暮色」は悲劇的な作品と言われるが、笠智衆の存在が救いだな

    小津の「東京暮色」は悲劇的な作品と言われるが、笠智衆の存在が救いだな

    2023年12月16・17日(土・日)

    土日はいつもと同じルーティーンです。DVDを1本づつ鑑賞します。今週観た映画はこの2本。「エイラク」は毎週1本づつ観ています。観るごとに話しが盛り上がっていきますね。

    まずは小津安二郎の「東京暮色」です。実は先日の劇場での小津安二郎フェアの時に観れなかったのでね。主な俳優陣は原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴ですね。

    • 東京暮色
    • 瓔珞<エイラク> ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ Vol.4

    ストーリーはこんな感じ。

    心に傷を抱えた登場人物がおりなす、異色の家族ドラマ
    銀行に勤める周吉(笠智衆)には、妻の喜久子(山田五十鈴)が自分の部下と駆け落ちして以来、男手ひとつで育ててきた二人の娘がいる。

    姉の孝子(原節子)はしっかり者だが不幸な結婚に苦しみ、幼子を連れて実家に戻って来る。妹の明子(有馬稲子)は不実な大学生にだまされ妊娠してしまう。そんなある日、周吉の妹・重子(杉村春子)が兄と子供を捨てたはずの喜久子を街で見かける。明子もまた、自分の母とは知らずに喜久子と出会う。
    いったい、彼女の過去に何があったのか…。

    それは、壮絶な暴力と復讐の物語の始まりだった

    小津作品の中でもユーモアは影を潜め、最も暗い、悲劇的な印象の作品と言われていますが、笠智衆が主演だとそんなお話しも和らげてくれるよね。やっぱりこの映画は有馬稲子が光っているよね。本来は小津は岸恵子を熱望したそうてすが、岸恵子ではこんな感じにはならなかったと思うのです、そこはキッパリ。

    山田五十鈴と杉村春子はやっぱり大女優だけあって存在感は半端ありません。

    だけど笠智衆、この人に尽きるよね。佐分利信では怖い感じがありありだもんね。

    そして、毎週2話づつ観ている「エイラク」は面白さ継続中です。

    そして、土曜日の夕食です。本日は2名ということで。

    久しぶりにあの牛タンの「ねぎし」に行こうかなということに。「ねぎし」は本当に久しぶり、2年振りかな。メニューもいろいろ変わっているね。

    何はともあれ、まずは赤ワインです。つまみはミニ牛タン(400円)です。これだけでもうご機嫌ですね。ワインがグイグイ進みます。そして、今日の注文です。

    • まるねセット 白たん+赤たん(1,800円)
    • ブラッキーセット(1,600円)

    やっぱり牛タンはお店に限るね。スーパーの牛タンはペラペラだもんね。小さいボトルワインも3本いただいて、お会計は6千円です。

    ご馳走様でした。

    そして、このブログは今、羽田の第3ターミナルのTIATラウンジで書いています。本日日曜日の深夜便でタイのバンコクに行きます。

    というわけで明日からはバンコクの旅行記になる予定です。

    中国ドラマの瓔珞(エイラク)は陰謀渦巻く紫禁城の話し、主演はチャン・ツィイー似