カテゴリー: グルメ

  • 週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    2023年9月16日(土)・17日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。今週は月曜日も休日で調子が狂うね。

    • ジェシー・ジェームズの暗殺
    • 昼下りの情事

    「ジェシー・ジェームズの暗殺」は2週間ほど前の週刊文春の映画コラムで激賞されていたので、鑑賞した次第です。演は皆様の恋人、ブラッド・ピットです。何でも原作をブラピが大変気に入り、自分も製作に加わり完成させたもの

    あらすじはこんな感じ。

    それほどまでにブラッド・ピットを本気にさせた男―それが、合衆国史上もっとも有名なアウトロー、ジェシー・ジェームズだ。南北戦争(1861-65年)後、仲間を率い、25件以上の強盗と17件もの殺人を犯した重罪人でありながら、民衆からは英雄とさえ称えられた男。さらにその悲劇的な死が、ジェシー・ジェームズを今なお語り継がれる伝説の人物へと押し上げた。

    破格の懸賞金をかけられ、常に追われる身だった彼を最後に仕留めたのは、もっとも信頼すべき仲間の一味。アメリカ一卑怯な男として人々に記憶されることになるその暗殺者は、誰よりも臆病で、誰よりもジェシーに憧れていた20歳の若者だった。

    “憧れ”と“殺意”―そのあいだに一体何があったのか?

    ひとりの臆病者が、憧れてやまなかったヒーローの背中に向かって引き金を引くまでのドラマを描いた、息詰まる緊迫の心理劇。

    観ての感想。アメリカ人には超超有名人なのでこのあたりのあやは日本人にはわかりにくいね。非常に地味な映画でした。時代的にも知名度からして日本で言えば、坂本龍馬になるのかな。対峙するケイシー・アフレック (ベン・アフレックの弟)はいい役者だね、顔も端正で。

    次の「昼下りの情事」は天下無敵のオードリー様とビリー・ワイルダーが監督の映画です。自分は今まで観たことがなかったのです。不覚です。

    あまり大したことのない脚本を2時間の映画にするビリー・ワイルダー、やっぱりうまいよね。ただ、恋愛の相手がケイリー・グラントでは歳の差がありすぎてね。やっぱりペック様でないとね。

    そして、土曜日の夜は3名で六本木の「おつな寿司」へ。2日前に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝といわしの煮物です。至福の時ですね。

    早速、にぎりです。

    • いか
    • ほたて
    • 金目鯛
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは桃入りのアイスクリームもなかでしたよ。

    今日もご馳走様でした。

    劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を



  • 日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    2023年9月13日(水)

    本日も新作の劇場映画の話しからです。

    9月1日から全国公開された日本映画の「バカ塗りの娘」です。

    ちなみにタイトルで気になる“バカ塗り”とは、こんな意味があります。

    バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返すことから来ています。

    • 主演: 堀田真由 (娘役)、小林薫(父役)
    • 監督: 鶴岡慧子
    • 原作: 髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」

    シネスイッチ銀座にお昼の回に伺いました。思ったよりは観客がおられ、やっぱり高齢の方が多いね。

    観ての感想です。久しぶりにまさに“静謐”という言葉が似つかわしい映画を見ました。自分が知っている俳優は小林薫だけですが、主人公の娘役の堀田さんも凛としてすばらしいね。

    がさつな言葉で言えば、ガチャガチャしていない映画です。本当に日本映画では最近ないね。昔の小津とか黒澤の映画みたい。言葉を詰め込めしない美学があるよね。

    津軽塗の工程もよくわかるし、是非映画館に観に行ってほしい映画です。

    あのお兄ちゃんのことは今風だね。もう少し予算があって、あの母親役は適切な人だったらもっとよかったね。

    ちなみにあらすじはこんな感じ。

    青森県弘前市。津軽塗職人の青木清史郎(小林薫)と父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)が、年季の入った工房で作業をしている。工房からは漆が何度も塗られ、研がれ、その音だけが響いている。美也子は、高校卒業後、特にやりたいことが見つからず、家計を助けるために近所のスーパーで漫然と働きながら家業を手伝っていた。

    幼い頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、恋人や仲のいい友人もおらず、家とスーパーを往復する毎日。唯一心を開ける存在は隣に住む吉田のばっちゃ(木野花)だ。父・清史郎は、文部科学大臣賞を獲ったこともある津軽塗の名匠だった祖父から津軽塗を継いだが、今は注文も減ってしまい、さんざん苦労しているようだ。そんな青木家は、工房の隣に建つ自宅で父娘の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かして、数年前に家を出ていった母(片岡礼子)。父と祖父の「津軽塗を継いでほしい」という期待を裏切り家業を継がないと決め、美容師となった兄・ユウ(坂東龍汰)。気づけば家族はバラバラになっていた。

    幼い頃から漆に親しんできて、津軽塗の仕事が好きだが、堂々とその道に進みたい、と公言できずにいた美也子だったが、ある日、父に久しぶりの大量注文が入り、嬉々として父の手伝いをすることに。そして、花屋で働く青年・鈴木尚人(宮田俊哉)との出会いをきっかけに、漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。しかし、清史郎は津軽塗をやっていくことは簡単じゃないと美也子を不器用に突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――

    自分もバカ塗りのお箸とお椀で食べたくなりました。そんな余韻を残す映画ですよ

    そして本日も昨日に続いて、ランチは日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。あなたも毎日好きだね。

    そして、本日も同じ1杯です。本日も充実した1日でした。

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし



  • 「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    2023年9月12日(火)

    本日は美術展の話しだよ。

    朝、思い立って京橋というか日本橋にある「アーティゾン美術館」を訪問することにしたのでした。石橋財団というかあの天下のブリジストンさんの創業家の美術館ですね。

    メインの展示会はこれですね。

    • ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

    タイトルを見ても自分には何のことかまさにチンプンカンプンなのですが。山口晃という人も全く知らないのでね。入場料も1,200円だしまあいいか、というぐらいの軽い気持ちで出かけたのでした。

    お昼の12時からの回をweb予約してね。

    ちなみに山口晃という人はこんな人なんですね。

    1969年東京生まれ、群馬県桐生市に育つ。96年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。13年『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞受賞
    日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。絵画、立体、漫画、インスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。国内外での展示多数。東京メトロ日本橋駅のパブリックアート、東京2020パラリンピック公式アートポスターを制作

    そしてこの展示会を観ての素直な感想。すごいものを見てしまった、自分が今まで知らなかったのが恥ずかしいぐらいです。

    展示された中で一番の大作はこの2点なのかな。

    • 馬からやヲ射る(2019年)
    • 東京圖1・0・4輪之段》2018-2023年

    東京圖1・0・4輪之段》はよくこんな巨大な精密画をかけたね、どうしたら描けるんだろう。相当な根気が必要です。そりゃあ、ニューヨークの美術館が黙っていないだろう。

    圧倒されました。

    ちなみにサンサンシオンとは

    サンサシオンはセザンヌが制作について語るときによく用いた語

    絵描きが目を開いたときにビビッとくる、そんな感情のこと

    ちち山口晃さんは大のセザンヌ好きとのこと。会場に飾られたセザンヌの解釈の話しはおもしろいね。特にセザンヌとキュビズムの関係での山口さんの解釈。

    天才にしかわからない境地だね、残念ながら絵画教室に通っているレベルではわかりません。

    今東京で開かれている絵画展では、ホックニーと並んで絶対に行かないといけない展覧会だと思いました

    そして、美術館所蔵のマティスの「オダリスク」とピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」もありましたよ、やっぱり名画です。パチリです。

    終われば、お腹もすく13時30分です。日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。

    そして、本日の1杯です。

    山口晃を観てしまった興奮がこれで落ち着いたのでした。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰



  • フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    2023年9月11日(月)

    本日は新作映画の話しからです。

    今週は劇場で観たいと思うような映画をやっていないんだね。というわけで、数週間前から上映されている軽い映画を観に行ったのです。お昼にはあのラーメンも食べたくてね。

    まずは映画です。その映画とはフランス映画の「ふたりのマエストロ」です。予告篇を観た時には、もうだいたいあらすじが分かったので、敢えて観に行くのを控えていたのですが。

    指揮者の父子が最悪の依頼間違いをきっかけに互いの心と向きあう姿をつづったフランス製ヒューマンドラマです。話しはこんな感じです。

    父も息子も、指揮者の親子。父・フランソワ・デュマール(ピエール・アルディティ)は、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマール(イヴァン・アタル)は指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高峰<ミラノ・スカラ座>の音楽監督就任の依頼だった

    しかし、ドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られるーーー。

    監督: ブリュノ・シッシュ

    観ての感想。話しは単純ですが、実に後味の良い映画です。観に行ってよかったよ。最後のモーツァルトの「フィガロの結婚」の演奏シーンは本当にいいね、演奏もだよ

    劇中の会話の中であの小澤もミラノ・スカラ座に初登場して指揮をしたとき酷評を浴びたとか、小澤の指揮をDVDで見たりするところがありますが、監督は小澤フリークなのかな。

    スカラ座の指揮者の控室やバックヤードのシーンもあったりして、通にはたまらないだろうね。やっぱりミラノ・スカラ座の常任指揮者になるのって、すごいステータスなんだね。

    自分にとってミラノ・スカラ座と言えば、その横道にある老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」なのです。

    あの映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言う由緒ある髭剃りやさんです。

    近くに行ったら、是非お立ち寄りを。

    映画が終われば、渋谷は道玄坂の中ほど、古き良き風情が残る百軒店商店街にある「喜楽」に直行です。丁度12時だというにの待ちもなく、本日は2階席です。

    注文はチャーシー麺(1,000円)。チャーシューは5枚入りだよ。

    今日も美味しゅうございました。良い1日だったね。

    そして、帰りに表参道のスウォッチ直営店へ。9月9日から売り出されたBlancpain X Swatchのコラボ時計ですが、全デザインとも売り切れたとのこと。また、入荷も随時あるらしいですが。すごいね。

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ



  • オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    2023年9月9日(土)・10日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • オードリー・ヘプバーン
    • ブラックライト

    まずは「オードリー・ヘプバーン」の方からです。

    今なお世界中の人々から愛される永遠の映画スター、オードリー・ヘプバーンの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。幼い頃の辛い戦争体験や父親との関係、後年のユニセフ国際親善大使としての活動など、華やかな女優としての活躍の一方で、一人の女性として人生を全うしたオードリーの生い立ちを辿りつつ、彼女をよく知る関係者へのインタビューを通してその本当の姿を明らかにしていく。

    監督: ヘレナ・コーン

    オードリーは第二次世界大戦でドイツ占領下で幼少時代をすごしていたのね。特に、父親が家を出て言ってしまい、父親コンプレックスというか、愛情に飢えていたのです。

    そして、享年は63歳。早すぎる死でした。ジバンシーと組んだドレスで一番有名なのが、あの「ティファニーで朝食を」の冒頭、ティファニーのお店の前でクロワッサンを食べるシーンで着ていた黒いドレスとは知りませんでした。確かに、今見ても超シックだものね。

    ホリー役は最初はマリリン・モンローに決まりかけたとか。おもしろいドキュメンタリーでしたよ。

    次は「ブラックライト」です。

    これはリーアム・ニーソン主演ということで、これ一つを楽しみに観たのですが。リーアム・ニーソンの中ではハズレになるのかな。脚本が悪いというか、話しと演出につっこみどころ満載といったところかな

    そして土曜日の夕食です。本日は2名ということで予約なしで訪問です。お店は最近赤坂にできたとんかつ屋さん「とんかつ 神楽坂 さくら」です。19時に訪問したところ、先客が数名です。地下1階のお店です。

    メニューで確認するとこのお店はあの「牛角」を運営するレインズインターナショナルのお店ですね。

    ビールで喉の消毒です。アサヒスーパードライです。つまみは、単品でポテトサラダです。このポテチ、お値段も安く、量も多いし、なかなかいけるよ

    メニューを覗けば、いろいろな銘柄のとんかつを展開しているのね。こんなに揃えると厨房は大変そうですね。そして、自分たちが選んだのは、一番安い豚くんの“ハーブ三元豚”です。

    • ヒレかつ定食 120g 1,628円
    • ロースかつ定食 140g 1,408円

    そして、定食を注文すれば1個110円というメンチコロッケを1つ頼んでみました。

    このメンチコロッケはジューシーで非常に美味でしたよ。

    だけど、とんかつはロースもヒレもどちらもダメですね。肉のおいしさが伝わってこないというか…..。ごはんは一人づつお櫃に入ってくるのね、変わっています。

    そしてレストランで配膳ロボットが働いているのを初めて見たのでした。

    ごちそう様でした。

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼




  • 名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    2023年9月4日(月)

    本日は名古屋めしと言えばこれ、“ひつまぶし”の食レポです。

    名古屋には丁度2年前の8月に来て、“ひつまぶし”を食べたのです。その時のお店はこれも老舗の「しら河」というお店でした。

    今回は朝めしとお昼はかき氷にして、夕食の“ひつまぶし”に万全の体制で望みます。

    そして、今回訪問するお店は“ひつまぶし”発祥のお店で商標登録もしてある老舗中の老舗の「あつた蓬莱軒 本店」さんに伺います。

    情報誌によれば、行列必至という言葉が並びます。というわけで、18時頃にお店に電話して混雑状況を確認します。今は大丈夫ですよ、とのこと。

    早速、電車で向かいます。

    • 「あつた蓬莱軒 本店」
    • 愛知県名古屋市熱田区神戸町503
    • TEL 052-671-8686
    • 地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」下車 徒歩7分

    宿泊先の金山駅のクラウンプラザからは3駅目です、近い。

    近くに行って驚いたのですが、住宅街の一角に本店はあるのね。地下鉄の駅からは大きな道路渡った先がお店なのですが、もう対面の道路手前から、うなぎを焼いている匂いがするのです。付近はマンションもある住宅地です。毎日、この匂いを嗅がされると、住んでいる人はたまったものではありませんね。衣服に香ばしいうなぎの蒲焼のニオイが、まずい状況だろうな。

    お店の門構えは一流料亭のようです。何か敷居が高そうな感じがします。風情があるとも言うのかな。門を開ければ、下足番の方がおられ、番号札を渡されます。何か、人形町の「今半 本店」みたいだな。

    そして、本日は2階席の座敷席です。かなり広い2間です。8割方は埋まっています

    まずはキリンラガーの大瓶(633ml)をいただきます。つまみは「骨せんべい」(300円)で。

    ビールと骨せんべい、もうたまりませんね。そして、こちらのお店はつまみも含め、天麩羅やらお造りなど沢山の一品料理があるのね。

     

    ビールが来てから、うなぎの注文です。やっぱり、よいお値段しますが、ここまで来たなら、3名ともにこれしかありませんね。

    • ひつまぶし(商標登録済みだよ) 4,600円

    ちなみに、ひつまぶし以外のうなぎの料金はこんな感じ。

    • 鰻丼(3切) 3,100円
    • 上鰻丼(4切)3,800円

    そして、おさらいで、お店推奨の〈ひつまぶしの召し上がり方〉

    1. 始めにお櫃の中を十文字に4等分に分けてください
    2. (1膳目)そのままうなぎの味をお楽しみください
    3. (2膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を掛けてお召し上がりください
    4. (3膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を入れて、おだしを掛けてお茶漬けにして
    5. (4膳目)一番お気に入りのお召し上がり方で

    そして、“ひつまぶし”を注文して誤算が。焼き上がるまで、30分かかると思っていたのですが、それまでビールと骨せんべいでグダグダしようと思っていたのですが。

    注文してからものの5分で着丼です。既に作り置きしているのですね、まあ、こんな大店ですのでしかたがないか。

    お膳はこんな感じです。うなぎは濃厚でうまいね。これで焼き立てであれば最高だね。

    自分の再失態。興奮して山椒を入れ忘れたのはご愛嬌です。ちなみに、お茶漬け用の「たれ」は無料で追加できるようです。

    だけど、ご飯も含め量はかなりのものだよ。男の自分でも食べきれないほどでした。

    これでご飯が少なめでうなぎがパリッとした焼き上がりだったら、最高だね。だけど、“ひつまぶし”発祥のお店に敬意を払って、ごちそうさまでした

    お会計は、15,050円。堪能させていただきました。

    これで名古屋の1泊2日の旅レポートは終わりです。

    [名古屋めし3]山本屋本店であの味噌煮込みうどんを食す。麺は激コシ生めんだよ。ポテチとおしんこが美味いのなんの

     



  • 名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    2023年9月4日(月)

    名古屋に到着して、ホテルに荷物を一旦預けてすぐに食べ歩きです。

    まずは朝食がてら、名古屋の喫茶店です。まずは超有名店の老舗喫茶店の「コンパル本店」を目指します

    金町駅から2駅目の「上前津」で下車です。「大洲 万松寺通り」というすごいアーケード通りがあります。もう、こんなアーケード、東京ではあまり見ないね。このアーケード通りの脇道に「コンパル 本店」はありました。

    時刻は10時55分。店内はほぼ満席ですが、行列はないね。古色蒼然としたレトロな喫茶店です。メニューを見て、既に女性陣が色めき立っています。注文したのは

    • コンパル発祥 名古屋名物エビフライサンド 1,100円
    • 小倉トースト 570円
    • Aランチセット(メンチカツのサンドイッチ)お好きなドリンク+270円
    • コーヒー(アイス・ホット)480円

    女性陣2人で、エビフライと小倉トーストをシェアして食べるようです。自分はおとなしくAランチセットで。サンドイッチの女性陣の感想です。やっぱり美味しいね、たまらないね、やっぱりコンパル最高とのこと。

    そして、アイスコーヒーも変わっているのね。熱いコーヒーと氷の入ったグラスが出てくるのね。コーヒーの作り方も指南があります。

    〈おいしいコンパルのアイスコーヒーの召し上り方〉

    1. お砂糖を入れよく溶かして下さい
    2. 氷の入ったグラスにコーヒーを入れて下さい
    3. クリームを入れて下さい

    自分で作るアイスコーヒー、東京ではまず見ないですね。すごいね名古屋の喫茶店

    自分の誤算です。暑いコーヒーにはたっぷり砂糖を入れた方がアイスコーヒーにした時においしいね。コーヒーカップからグラスにコーヒーを移すときには少し技が必要です。油断するとコーヒーがたれるものね、カップから。これ難しいよ。

    だけど、ひっきりなしにお客さんが入ってくるのね。定員さんに聞いたところ、平日は地元客、土日は観光客で大賑わいとのこと。

    恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    初めて訪れた感想、おもしろかったね、やっぱり本店を訪れるべし。

    経営者はコンパル御殿が建つよね。

    午前の11時にこれだけ食せば、とてもランチに味噌煮込みうどんなどは到底、食べれません。夜のひつまぶしに備えて、休養も必要です。一旦ホテルに引き上げようと金山駅へ。

    その駅の目の前には、かき氷の文字が踊っています。かき氷ならOKです。

    外観の佇まいは老舗感たっぷりです。お店の名前は、「桂新堂」です。

    海老せんべいでは、あの坂角総本舖と並び立つ雄というではありませんか。

    1階でオーダーし、2階に向かいます。

    • 抹茶金時 770円
    • あまおう 660円

    女性陣は2人も抹茶金時です。女性陣が言うには、東京ではこんな値段ではかき氷は食べれないとのこと。(つまり東京はかなり高いとのこと)やっぱり夏にはかき氷ですね。見直しました。

    かき氷を食べたのは10年ぶりぐらいかな。

    明日はいよいよ“ひつまぶし”についてレポートです。

    [名古屋めし1]名古屋めしの代表格きしめん、王道の「宮きしめん 本店」でtheきしめんを食す。天ぷらも美味いね



  • 1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    2023年9月2日(土)・3日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • ミッション
    • おしゃれ泥棒

    「ミッション」は現在、DVDで視聴しにくい名作になっていね。自分はTSUTAYA ディスカスで約1年ほど待ってようやくレンタルできました。なんたって、デニーロとモリコーネだもんね。もう一人の主役はあのジェレミー・アイアンズです。あの超名作「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」の法皇ではないですか。

    映画の内容は宗教色が強く、スペインとポルトガルの南米への侵略の話しなのね。だけど、モリコーネ本人も言っているとおり、音楽が群を抜いてすごいね

    この音楽にアカデミー賞をあげなかったのは、アカデミーのまさに不覚というか錯乱ですね。

    「おしゃれ泥棒」は先週2回観たローマの休日のオードリーを懐かしんでね、それとウィリアム・ワイラーだもね。映画としてはワイラーにしてはかなり軽いコメディータッチになっています。オードリーもさすがに少し年齢を感じさせるね

    だけど土日に観る映画としてはいいよね、気持ちがハッピーになるもの。

    そして、土曜日の夕食は久々にここに行きたくなったんだね。奥まった赤坂にある老舗名店「志乃ぶ寿司」だよ。こちらのお店は、あの港区発行のスマイル商品券が使えるので、実質20%引きで食べれるということになります。半年ぶりの訪問かな。ちなみに前回はドボンでした。

    当日のお昼に予約の電話を。運よくカウンター席の2名が確保できました。

    19時に2名で訪問です。

    先客は3名ほど、後から外人のカップルと数名が来店です。

    まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。つまみは、まずは光ものを切ってもらいました。あじ、いわし、さんまです。中でも群を抜いてうまかったのが、いわしです。脂がのっており絶品でした、大将もうまいでしょう、と合いの手です。

    ビールを飲みながらのこの刺身、至福の時です。相方は、にぎりをおまかせで大将に言っています。

    本日の自分の握りです。

    • 赤貝
    • 白身(これ何かな)
    • かつお
    • いわし
    • かんぱち
    • 玉子
    • あなご

    これに連れの鉄火巻きを2切れいただいかな。つまみにしても握りにしても、本日の白眉はやはり“いわし”だったね。

    最後のデザートは季節柄、メロンです。大将曰く、こちらのお店でも外人さんが多くなってきたとのこと、よくこんなところのお寿司屋を見つけてくるね。

    ちょっと小話を。大将に聞いたのですが、先日、永ちゃんも来たとか。近くに彼所有のリハーサルスタジオのodenスタジオがあるものね

    これで芋焼酎のお湯割りを数杯飲んで(何杯飲んだか記憶にない)、お勘定は14,000円です。

    今日もご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて



  • ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

    ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

    2023年9月1日(金)

    本日は少し古い(約20年ほど)映画の話しだよ、それも中国映画です。

    丁度2週間前に目黒駅近くにある目黒シネマに「バクダット・カフェ」と「パリ、テキサス」を観に行った時です。その時に、9月初めの数日間、“ジャ・ジャンクーの初期傑作選2本立て”という告知を観たのです。その2本とは、

    • 長江哀歌(2006年)
    • 世界(2004年)

    自分はこの映画を数年前にどちらもDVDで観たことがあるのですが、劇場で上映されるとあっては見逃せません。

    はやセプテンバー(これ竹内まりや)の初日に出かけてきました。

    まずは2本立てで「長江哀歌」からです。自分はこの映画の方が「世界」より後の製作だと思っていましたが、確認すると「世界」のあとに「長江哀歌」を撮ったのね。

    特に世界は35ミリフィルム上映だったのでザラザラ感がたまりませんでした。

    まずは、「長江哀歌」から。

    これはもう主演の、ハン・サンミンだよね。この風貌と雰囲気、出せる人はこの人しかいないね。いかにも、出稼ぎの肉体労働者役やらせたら、たまらないね。これだけ白のランニングシャツが似合う男はいないよ

    途中でチャオ・タオの方に話しが振られるのは、庶民も中流階級もみんなこの三峡ダムで時代に巻き込まれるというか生活が引き裂かれていくということなのかな。

    驚いたのは、飛行物体とあの発射と綱渡りの映像、もうフェリーニの世界だね。セリフとセリフの間のとり方が絶妙だよね。もう日本の監督でこんな映画とれる人いないよね。

    この映画は“ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞グランプリ”です。

    中国の一番イケイケの時代にこんな映画を撮るむジャ・ジャンクーという人、ただものではないね。ただただ再び関心しました。

    2本目は「世界」です。

    こちらは主役は完全にチャオ・タオです。ジャ・ジャンクーにとってのチャオ・タオは、伊丹十三での宮本信子と同じだね。この人なくして、この人の映画はなりたたない。

    この映画も視点はすごいよね。なんたって、“北京から出なくても世界は見れる”という強烈な皮肉というか中国社会を揶揄しているのかね。アニメも入れるという斬新な演出でした。

    だけど、チャオ・タオのキーキーと聞こえるセリフがちょっと日本人には辛いね、まあ中国語の特徴だからしようがないか。

    だけど、終わりの方の場面でThe ランニング男のハン・サンミンが出ていたのにはニヤッとしたよね。この映画も監督の才能を感じさせます。

    ジャ・ジャンクーに酔った後はランチです。目黒に来たなら第一ターゲットは、「支那そば かづ屋」ですね。14時30分に到着。今日もまずはビールから。今日は財布にお金が入っていなかったので、つまみはなし。

    そして、本日の麺は「支那ソバ」(900円)です。やっぱり、美味いよ中華そば

    今日も楽しかったよ。

    「お葬式」を観て伊丹十三の偉大さを再確認、結局、日本映画は黒澤と伊丹だけじゃないのかな



  • 2023夏休み読書、「シャドー81」は傑作冒険小説 、“これを読まずに死ねるか”

    2023夏休み読書、「シャドー81」は傑作冒険小説 、“これを読まずに死ねるか”

    2023年8月31日(木)

    本日は1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    絵画の勉強をするために銀座にお出かけです。13時から2時間の教室です。今はこんな絵を書いています。今回の絵はピグマペンを使い始め計3回でこんな絵を仕上げました。

    ピグマペンの水彩画では永沢まことさんが有名かと思いますが、永沢さんの本を読んでも、鉛筆とピグマペンの使い分けがわからないままでした

    今回、教室で習ったのは風景画のような建物というかカチッとした対象物の時にはピグマペン、それ以外の時は鉛筆の方がよいのではという、先生からコメントがありました。

    永沢さんは人物画などでもピグマペンを使用していますが…。

    まあ、人それぞれの個性なのかな。今回の自分たちの教室では、最初にラフに鉛筆で下書きをし、その上から0.5と0.8ミリのピグマペンで上書きをし、水彩の着彩をする方法でした。

    ピグマペンで上書きをして、不要になった鉛筆の線は消しゴムで消したのですが。

    終わった後もいつものルーティーンです。絵画教室から徒歩7-8分のところにある銀座の老舗のラーメンの「共楽」さんに行って、“ワンタンメン”(1,000円)を食します。

    先週も今週も中国人のお姉さんはいませんでした。まだ故郷の海南島から帰っていないのかな。まずはビールで喉の消毒を。飲み終わったところで、声をかけてワンタンメンを食します。これで毎週木曜日のルーティーンの終わりです。

    そして、本日は8月は最終日の31日です。この夏の読書を振り返りたいと思います。古典の冒険小説を再読したよ。

    • シャドー81(ルシアン ネイハム著)
    • 深夜プラス1(ギャビン・ライアル著)
    • もっとも危険なゲーム(ギャビン・ライアル著)
    • 約束の地(スペンサー・シリーズ)  (ロバート B.パーカー著)

    やっぱり娯楽性というか卓越した奇抜性では「シャドー81」が群を抜いて面白いかな。多少無理筋の感のあるプロットですが、奇抜性では今でも貴重だと思います。ハードボイルド的ではないけどね。

    「深夜プラス1」はあの“これを読まずに死ねるか”の故内藤陳氏のイチオシだよね。ライアルのこの2冊はどちらも硬質な感じ(ニヒルとも言う)が好きな人にはたまらないんだろうね。

    そして、20年前であれば一番好きな探偵物はスペンサー・シリーズだったのです。そのためスペンサーシリーズは全作読んだもの。今回20年ぶりになつかしくて代表作の「約束の地」を読んだのでした。スペンサーはもちろん銃も使うけれど、その少しマッチョ腕っぷしの強さとあのおしゃべり(特にスーザンやホークとね)に特徴が。

    今の自分には少しナンパに感じたのは自分の歳のせいかな

    今、スペンサーシリーズを映画化すれば、誰が一番スペンサー役かな。ジェイソンステイサムに髪をつけさせ、もう少し若替えさせたらいいかな、またはライアン・ゴズリングかな。(だけどバービーに出たから、そのイメージじゃあないんだよね)

    だけど、結論は「シャドー81」は傑作、“これを読まずに死ねるか”

    ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を読了、現代世界文学の最高傑作というが自分には理解できず



  • また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    2023年8月30日(水)

    本日も映画のお話しから、それも懲りずに2回目の鑑賞です、同じ映画ね、2日前に観たばかりなのに。

    その映画とは、

    • 「ローマの休日 製作70周年 4Kレストア版」を朝の9時25分から毎日1回のみ。

    やっぱりいい映画だなと再認識し、次の製作80周年には生きていられるだろうかと思い、この機会を逃したくなかったのです。

    本作の原案(ストーリー)は実際にはダルトン・トランボが執筆です。当時のマッカーシー旋風による赤狩りでトランボはハリウッドを追われていたため、当時は名義を借用したのであるのですが、既に映画では修正されていますすね。

    やっぱり脚本が最高にいいよね。映画のお手本となるような脚本、演出、撮影だよね。時間も118分に収めており、完璧ですね。

    これは淀川長治さんの解説から拝借です。

    オードリーは英国で6本の脇役の映画に出演した後に、シドニー=ガブリエル・コレットの小説「ジジ」の舞台に作者自らがオードリーを気に入り、舞台でジシ役で主演させたのこと。その舞台が米国でそのまま行われることになり、その舞台をニューヨークで観たウィリアム・ワイラーがこの「ローマの休日」のアン王女役はこの人と舞台を観て決めたとのこと

    その「ジジ」が映画化されたのが、「恋の手ほどき」(英語: Gigi)で、1958年のアメリカ映画。映画でのジジ役はオードリーではありません。

    だけど、当時でもおそらく大作に新人を起用する監督の眼力もすごいものがあるよね。

    脚本で気に入ったのは、最後の方でペックのアパートの部屋をノックするシーン。アン王女が帰ってきたと思わせるシーンの心配りは憎い脚本・演出だよね。

    それとライターの使い方がキーだよね。最後のあの場面にライターを持っていく演出もあんたらそんな気配りが出来るのか、アメリカ人にね。

    2日後に観てもほっこりするよね、2時間があっという間です、筋が分かっていても。

    最後にもう一つ。最初の各都市を紹介する場面でパリのところでロベール・ドアノーのあの有名なカット、凱旋門の上から撮った同じシーンが流れたのを見過ごさなかったよ、自分。

    というわけで2日前と同じ11時30分にランチ選びです、渋谷でね。

    違うところは本日は水曜日。水曜日はあの「喜楽」は定休日なのです。ということは、ここしかありませんね。センター街にある「桂花ラーメン」に直行します。

    公園通り前の「一蘭」の行列を横目に観ながらね、外国人好きだね。

    「桂花ラーメン」はすぐにカウンター席を確保。ここでは、

    • 桂花ラーメン+大盛(替玉ではないよ)何故なら煮玉子が1個つくので
    • 茎わかめ(これビールのつまみ用)
    • ビール

    絶対にこの3点セットが必須です。間違っても自分には一番人気の「太肉麺」の選択はなしです、キッパリ。ビールと茎わかめ、これだけで今日は良い日だったなと、しみじみ思うのです。ビールが終われば、「桂花ラーメン」です。つまみで残った茎わかめを投入。

    このラーメンだけは本当に唯一無二だと思うね、お店の言う通り、3回通わないとこのスープとしわしわ麺は分からないよね、納得。

    帰りに原宿の「スウォッチ」に行ってみると、今日から発売の新作のmoon watchは既に待つこともダメな状態でした。

    だけど、映画を観て今年の秋、2年ぶりにローマに行きたくなったのです、行こうかな。

    オードリー・ヘプバーンの幸せな時間(1)住んでいたスイスの街はビュルゲンシュトックだよ



  • 西池袋の熊谷守一美術館でほっこり、人気ラーメン店「中華そば しながわ」に大満足

    西池袋の熊谷守一美術館でほっこり、人気ラーメン店「中華そば しながわ」に大満足

    2023年8月29日(火)

    本日は、画家の熊谷守一さんのことを。

    はっきりとした輪郭線と鮮やかな色彩を特徴とする作風で、身のまわりの生きものや風景を描いた画家・熊谷守一。1977年に97歳でお亡くなりになりました

    そんな、熊谷守一さんの美術館が池袋近くにあるのです。自分は知りませんでした。

    85年に次女で画家の榧(かや)が旧居跡に熊谷守一美術館&ギャラリー榧を創立した。2007年に所有する守一の作品153点(うち油絵23点)を豊島区に寄贈し、同年11月5日より豊島区立 熊谷守一美術館として所蔵作品の展示を行っており、榧は22年2月に逝去するまでの36年間、館長を務めた(没年齢92歳)。

    • 東京都豊島区千早2-27-6
    • 東京メトロ有楽町線・副都心線 要町駅 or 千川駅 徒歩8分
    • 観覧料: 一般 500円

    お昼の12時にこの熊谷守一美術館に出かけてきました。このメトロの要町駅に降りたのは人生初めてです。この美術館、本当に住宅の中にあります。そりゃあ、本人の旧居跡ですものね。

    外観はこんな感じでコンクリート打ちっぱなしでオシャレです。閲覧室は1Fから3Fまでの3フロアです。3Fのみ写真OKでした。

    若い頃の油絵はいかにもという絵もありますが、やっぱり年取ってからの枯れた絵に特徴がありますね。自分が特に気に入ったのはこの2点かな。

    • 熊谷萬像 1947年 クレパス
    • アゲ羽蝶 1976年 油彩(これが絶筆)

    そして、守一さんの好きで書く字はこんな字だそうです。

    • 無一文
    • 五風十雨(5日に1度風がふき、10日に1度雨がふる、これ以外の意味は全くなし)
    • 獨楽
    • 人生無根帯

    なんか脱力系でいいよね。ここまでくると、もう天才かどうかの紙一重。

    絵はこんな感じで評価を確率したようです。

    「モリカズ様式」の確立

    多くの人に支えられ、守一さんの画業は段々と充実していきました。自分の表現を追求し、70歳を過ぎた頃から線の運びや色の付け方はよりシンプルに。はっきりした輪郭線を用いた表現は「モリカズ様式」とも呼ばれ、とても人気になったのです。

    自宅の庭の木々や鳥、虫たちを愛し、その眼差しでじっくりと見つめ、多くの友人に支えられながら、絵を描き続けた守一さん。

    あの白洲正子も熊谷守一さんを先生と読んで対談もあるのですね。おもしろかったよ。

    時刻は13時20分。ランチはどうしようかな。

    要町駅近くに食べログ百名店やラーメンアワード受賞のほか、ミシュラン・ビブグルマンを獲得している人気ラーメン店「中華そば しながわ」があるというのです。そこに急行です。

    運良く待ちは2名ですぐにカウンター席へ。先に店内の券売機でチケット購入後、並ぶのね。

    どれにするか悩みましたが、最初の訪問ですので、一番オーソドックスに

    • 中華そば(930円)
    • 瓶ビール(600円)

    となりの人は“のり”の単品を頼んでおり、うまそうでした。ビールのつまみにも良さそう。

    お店の人に麺はあとでと言ったら、快く受け付けてもらえました。これが初めての店はドキドキするんだな。瓶ビールは“サッポロラガー”(いわゆる赤星)でした。何と突き出しも無料で出してくれたよ。ゴマ油の効いた“めんま”です、嬉しいね。

    そして、中華そばの登場です。チャーシューは2枚で肉厚だよ。麺は中太のストレート麺です。スープ、麺、具材のバランスがすばらしい、人気店というのも頷けるね

    近くにあればリピ必死のお店です。

    ごちそうさまでした。

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  • 劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を

    劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を

    2023年8月28日(月)

    本日も映画のお話しから。

    渋谷にあるヒューマントラストシネマ渋谷で何とあの「ローマの休日」を上映しているではありませんか。

    「ローマの休日 製作70周年 4Kレストア版」を朝の9時25分から毎日1回のみ。

    この情報を見たからには参戦するしかありません。お休み明けの月曜日に急遽駆けつけたのでした。お客さんは20名ほどかな、少ないね。

    そして、本編開始の時に驚いたのでした。最初にあの淀川長治先生が出てこられたのでした。こんな趣向のようです。

    今回の4Kレストア・ロードショーにあたっては本編の前後に、テレビ朝日「日曜洋画劇場」での放送時、映画評論家・淀川長治氏が本作を紹介した貴重な解説映像を付属して上映

    上記のとおり、本編終了後にも淀川さんは出てこられます。斬新な試みで、これいいよね。名画の再上映時には淀川さんに出てきてもらう趣向、最高です。

    淀川さんの話しの中で、この映画をご成婚前の美智子様がニューヨークでご覧なされた解説、よかったよ。

    監督はウィリアム・ワイラー、出演はご存知、オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック,エディ・アルバートです。これオードリーの初主演映画でアカデミー主演女優賞を取ったのね。これ作品賞に何故しなかったのかな。

    ちなみにこの時のアカデミ作品賞は「地上(ここ)より永遠に」です。後世だからわかるのですが、映画の永遠性では「ローマの休日」だったね

    自分は「ローマの休日」を映画館で観るのは初めてでしたが、やっぱりいいよね。

    オードリーが髪を切るシーンの変身、やっぱりこのひとにはかなわないと思ったよ。最後のシーンでエディ・アルバートは写真を渡すのね。ローマには何度も行っていますが、あの真実の口には行ってないんだな、あまりにもベタすぎるのですね。

    繰り返しますが、淀川長治さんの名解説を聞いての「ローマの休日」、やっぱりほろりとくるよね

    観終わったのが、11時30分。早めのランチをどうするかです。

    渋谷ならここしかないよね。約2週間ぶりの訪問になるのかな。渋谷のラーメンの老舗「喜楽」さんへ直行します。お店に着いたのが、11時45分、十数名の行列です。だけど当方はこの後予定なし、なのでこれに並びます。約20分して入店です。1Fのカウンター席でね。

    このお店ではビールはなしです。何故なら、ラーメンは後でが言いにくいので、何せこの行列だもの。注文はいつもの「チャーシュー麺」(1,000円)です。

    5分で着丼です。硬めのチャーシューが5枚で、心がほっこりなるね。やっぱり焦がしネギのスープが絶品。渋谷ではシンプルながら一番美味しいラーメンだと思う、キッパリ。

    ここはまだ外人さんが大挙して来ていないので、良いよね。彼の国の人たちに知れ渡ると大変なことになると思うな。

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  • カトリーナ・カイフ様を観て、銀座のローマイヤレストランへ、飲むメルセデスとは

    カトリーナ・カイフ様を観て、銀座のローマイヤレストランへ、飲むメルセデスとは

    2023年8月26日(土)・27日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • 「人生は二度とない」
    • 「ローマ法王の休日」

    まずは「人生は二度とない」というインド映画から。

    あらすじは単純です。結婚を控えた主人公の独身さよなら旅行としてスペイン縦断の旅に出た親友3人組の葛藤と友情を、美しいスペインの自然や名所の数々とともに描き出すというものです。見始めて、何故このDVDを借りたか思い出しました。何と、あのカトリーナ・カイフ様が出演しているではありませんか。それで借りたんだな。主人公の男性3人組の一人があの「バンバン!」でカイフ様と共演したリティック・ローシャンです。

    制作は10年前ですので、まだまたカトリーナ・カイフ様の全盛期ですね。スキューバダイビングで美しいお姿が拝見できます。まあ、それだけの映画かな。少し辛口かな。

    スペインの下の方を旅する人にはガイド映画として役に立ちます。

    次はナンニ・モレッティ監督の「ローマ法王の休日」です。

    話は、カトリックの総本山“ヴァチカン”を舞台に、人間味溢れる聖職者たちを登場させて描くヒューマン・コメディですが、なかなか何を言いたいのか分かりづらい映画でした。結局、最後のあのセリフを聞くための映画だったのかな。評価しずらい映画です。

    “ヴァチカン”ものなら、やっぱり「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」が最高にしておもしろいよ。

    そして、土曜日の夕食はこちらへ。

    • ローマイヤレストラン 銀座店
    • 東京都中央区銀座5丁目9−17 銀座あづまビル 2F

    何故こちらのお店かと言うと、AMEXで絶賛展開中のキャンペーン「SHOP SMALL 街のお店でキャッシュバック」(2023/09/13まで)の該当店なのです。だけど、このキャンペーン、該当するお店が少なく、利用するのに苦労します。

    • 20%をキャッシュバック、キャッシュバックの総額は期間中合計2,000円

    というわけで19時に3名で予約して訪問です。ドイツビールとドイツ料理の老舗ですね。

    まずはビールを注文です。エールビールから。

    1本目は「シュナイダー・アヴェンティヌス」(1,650円)

    高いアルコールとワインのような芳醇な香り、

    ヴァイスビアの切れのよさを兼ね備えた、まさに「飲むメルセデス」です

    「飲むメルセデス」のキャッチコピーで自分的には悩殺です。これは、コクがあって、一口飲んでうまいと思いました。

    2本目トゥーハー・ドゥンケル・へーフェ ヴァイツェン(1,320円)

    そして、つまみで下記2品を。

    • ローマイヤコールドミート half (1,200円)
    • パテ・ド・カンパーニュ

    これをつまみに濃厚なドイツビール、至福の時間です。最高だね。

    メインはこちらで。ラザニアは量が多いと言われたので、2人でシェアです。

    • ローストビーフ
    • ラザニア

    これで、お会計は1万円を切りました。本当に濃厚なビールは量があまりいけないのでね。きっちりAMEXカードで20%のキャッシュバックです。

    初めて訪れましたが、銀座のど真ん中で非常にリーズナブルで美味しい料理を堪能させていただきました。ご馳走様でした。

    お前も悪よのう、「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」は是非見るべしのドラマ、チェザーレがこんな人物だったとは



  • 沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし

    2023年8月25日(金)

    本日は新作映画の話しだよ、それも邦画ね。

    映画館の予告で流れていたトレーラーを観て楽しみにしていたのが「春に散る」という邦画です。何故なら、原作はあの沢木耕太郎だから。沢木耕太郎の本が映画になるのは久しぶりでは。基本、ノンフィクション作家なのでしかたないのかな。

    もちろん本は購入済みですが、まだ読んでいないのです。(汗)

    やっぱり夏休み期間中はガキンチョ映画やアニメばかりでうんざりします、そんな中で一服の清涼剤です。

    というわけで本日劇場公開初日に六本木の東宝シネマズに出向いたのでした。11時40分の回です。5割ぐらいの入りかな。

    主演は佐藤浩一と横浜流星、監督は瀬々敬久、自分は佐藤浩一しか知らないのですが。デラ富樫も歳をとったね。(分かる人にはわかるよね)

    観ての感想。かなり男臭いボクシング映画ですが、べたべたした恋愛がなく、すがすがしい映画だよ、ボクシングシーンも迫力があり、久々に日本映画では良い映画だと素直に思いました。

    やっぱり佐藤浩一のもとに横浜流星が弟子入りするシーン、あまりにも出来すぎてそこが少し違和感あるね。(おそらく小説ではもっと深いんだろうね)

    配役では、山口智子も久しぶりに観たよ、顔が少しぽっちゃりし、リングサイドで叫んでいる姿は政治家の野田聖子かと思いました、よく似てきたね。(これ決して褒め言葉にならないか、失礼)

    橋本環奈はこの役では少し線が細いと思った。そして、顔は分かっているのですが、エンドロールで名前が分かったのが哀川翔、役作りをしたのかな。

    最後の半年後のシーンは必要なかったのではと自分は思ったよ。だけど、この映画も興行という面では難しいんだろうね、今の日本のマーケットでは。

    男臭い良い映画だよ、ボクシングシーンは迫力あるので是非、劇場の大画面でね。

    観終われば、14時です、ここは六本木。ランチはここしかありません。ラーメンの「一風堂」さんへ直行です。待ちもなくすぐにカウンター席へ。

    まずは瓶ビールです。つまみは無料の高菜ともやしの2品をいただきます。これで映画の興奮が落ち着くね。至福の金曜日の昼下がりです。ビールを飲み終われば、“白丸”のバリカタを。もうこの歳ではあっさりの白丸だよね、一風堂ではね。

    このあと、どうするか。やっぱり本日は気になる「Herno 青山」に行ってあの商品を見てみようかな。「青山店10周年コラボG-SHOCK」が本日から青山店で先行販売されるのです。

    六本木から表参道までてくてくと徒歩で移動です。約25分。青山店に到着です。

    お目当ての「青山店10周年コラボG-SHOCK」は店内中央に鎮座していました、完売ではないらしいですね。うーん、やっぱり購入決断できなかったのです。理由はやっぱり、G-SHOCKなので少しゴツいかな。

    沢木耕太郎さんの見知らぬ土地でのおいしいお店の見つけ方、旅の師匠には頭が上がりません



  • 皆に大人気「美登利寿司」、こんなに待っても食べたい寿司なのかな?

    皆に大人気「美登利寿司」、こんなに待っても食べたい寿司なのかな?

    2023年8月19日(土)・20日(日)

    本題に入る前に、やっぱりこの話題です。一昨日の三笘さんのあの衝撃のドリブルゴールはすごかったね。世界中の空港であのシーンが流れているだろうね。やっぱりプレミアが世界で一番流れるコンテンツだものね。

    暑いので、土日は基本的には部外活動はなしです。自宅でDVD鑑賞をしながら、土曜日の夕食に出かけるだけのいつもの週末です。

    そして、観たDVDはこの2本です。

    • 砲艦サンパブロ
    • 私は死にたくない

    やっぱり監督のロバート・ワイズに敬意を表してです。

    まずは「砲艦サンパブロ」です。主演はあのスティーヴ・マックィーンです。映画は3時間の超大作です。だけどやっぱり鬼門の中国です。大巨匠でも駄目だったね。話しのすじがあまりにつまらなくて、いくらマックィーン主演でもこれではどうしようもないね。

    少なくとも、もっと派手なドンパチを入れないとね。

    続いて「私は死にたくない」です。これも監督はロバート・ワイズです。社会派ものですね。そしてモノクロで、実は実話というもの。これは十分におもしろいと思うのですが、もう少しワルでないと何かさまにならないというか。まあ、これを映画にするのがアメリカの良心なのかな。

    そして、恒例の土曜日の夕食です。昨日のランチで利用した、赤坂サカスの「美登利寿司」です。何故なら、昨日勉強したLineでの予約システムが十分便利と知ってね。実は受付(機械式)だけして、自分の番がきそうになったらお店に行こうと思ってね。

    だけどやっぱりすごいことになっているね、美登利寿司。夕方の18時に受付をします。待ちは10組ぐらいかな。19時ぐらいには案内されるかな、と思っていましたが入店できたのは19時30分過ぎです。

    皆んなこの待ち時間、退屈だろうね、赤坂はショッピングするところもないのでね。

    自分たちは自宅でテレビを観ながら待機です、楽でいいね。この方法を知ったら、「美登利寿司」率が高くなりそうで、怖いね。

    まずはアサヒのスーパードライを瓶でいただきます。家族は握りのセットです。ランチと違って結構よいお値段するのね。セットの中には、“うに”も“いくら”も入ってといる。

    そして、自分はこれだけ夜メニューの中で以上に安かった“バラちらし”(1,150円)です。

    酒飲みにはこれぐらいで丁度よいね。ビールも2本飲んで、ご機嫌な土曜日の夕食タイムでした。自宅にも近いしね。

    こんな感じでまったりした週末を過ごしたのでした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて



  • 新宿の老舗「すずや」で“とんかつ茶づけ”を食す、何でも裏メニューから表へ

    新宿の老舗「すずや」で“とんかつ茶づけ”を食す、何でも裏メニューから表へ

    先週は既にご報告のとおり、新宿のSOMPO美術館に「山下清展」を訪問して、その圧倒的な作品に魅了されて、会場を後にしたのです。時はお昼13時30分です。アウェーの新宿ではなじみのお店がないんだな。ランチはどこにしようかな

    ラーメン店には食指が動くお店がなかったので、とんかつのキーワードで検索です。なんと近くに老舗の“とんかつ茶づけ”で有名な「すずや」さんというものがあるではありませんか。自分は全くのノーマークのお店です。

    ランチにしては少しお高めですが、本日はこちらで。

    なんと、SUZUYAビルの5階に入っているのね。とんかつで当てて新宿の一等地にビルが一棟建ったのね。恐るべし“とんかつパワー”

    • 新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビル5階

    ちなみに「すずや」さんの名物“とんかつ茶づけ”にはこんな物語があるようです。

    多くのお客様に親しまれて60年あまり・・・

    それは私ども、料理人のまかないから始まりました。 1950年代のまだ電子レンジもない時代、すずやが惣菜屋だった頃、冷えてしまったとんかつをなんとか暖かくして食べようとお茶をかけたのが始まりです。

    やがてそれは当時のお客様に「裏メニュー」として拡がり、また育てられ、月日をかけて商品化されました。

    「美味しいものを楽しく食べる、だから身体に良い」をモットーに現在も研究は重ねられ、今なお「とんかつ茶づけ」は進化を続ける一番のゆるぎない人気メニューです。

    そんなことは別にして、平日の14時に店内に突入です。初めてのお店は緊張するね。ランチタイムは過ぎていますので、ほどよいお客の入りです。1人ですので、眺めの良い窓側のカウンター席に陣取ります。まずは瓶ビールを1本。アサヒのスーパードライです。自分お疲れ様です。

    ビールと窓越しの新宿の雑踏を見ながらメニューを拝見。

    そりゃあ、ここは名物の「とんかつ茶づけ」しかないよね。予算オーバーでも。ちなみにランチメニューはなかったよ。

    • 普通サイズ 1,680円
    • 大サイズ  1,930円
    • 小サイズ  1,400円

    名刺代わりに「普通サイズ」を注文です。(ご飯、お味噌汁、キャベツ、お漬け物はお替り自由)

    ソースは下記の3つから選択です。

    • 定番醤油味
    • からし醤油味(創業当時のなつかしい洋からし味)
    • にんにく生姜醤油味
    • (夏季限定)とうがらし醤油味

    自分は少し変化球で、“からし醤油味”にしました。

     

    食べ方もメニューに書いてありますね、こんな感じが一番良いようで。

    1. まずはご飯のおかずとして、とんかつと炒めキャベツを食す
    2. シメをお茶漬けでどうぞ、とんかつ2-3切れ、炒めキャベツ少々、お茶は静岡県川根の番茶、ご飯少量、高菜がよく合うとのこと

    ちなみに店員さんも食べ方はご存ですか、と聞いてくれますよ。

    待つこと10分、「とんかつ茶づけ」の着丼です。定員さん曰く、お茶漬けにしたい時に声をかけてもらえれば、番茶を持ってくるとのこと

    まずはビールととんかつを。薬味にからしなどはありませんので、そのまま食べるスタイルです。ソースもかかっていますので。だけどこの炒めたキャベツからして、変わっているね

    とんかつは一口サイズに切ってあり、ソースはの味はかなりしっかりと付いていますね。ご飯が進むね。本来のとんかつですが、まあこんなものなのかな。

    だけど、香の物のセンスが光るね。よい漬物です。お替りをしたのは香の物とお味噌汁でしたね。

    そして、最後はとんかつを3切れ残して、ご飯の上へ。番茶をかけます。まずは一口。まあ味変はないかな。とんかつとお茶漬けですね、まあ食べやすいけどね。やっぱりひつまぶしに軍配は上がるかな。

    とにかくご馳走様でした。ビールとで2,370円のランチでした。

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

     



  • 夏の酸っぱい食べ物とスマイル商品券が揃えば、六本木の「おつな寿司」だね

    夏の酸っぱい食べ物とスマイル商品券が揃えば、六本木の「おつな寿司」だね

    恒例の土曜日の夕食です。こんなに酷暑が続くと、人間やっぱり、冷たい麺かお酢をきかせたさっぱりした食べ物を欲するのは人間のサガなのでしょうか。

    そして、話しは変わりますが、例の港区発行の新しいプレミアム付商品券(スマイル商品券)も数日前にゲットしており、準備は整いました。

    何の準備かと申しますと、スマイル商品券が使えて酸っぱいものと言えばここしかありません。六本木の老舗寿司屋さん「おつな寿司」さんなのですね。

    前日の金曜日に予約の電話です。直前でもカウンター席2つが確保できました。ラッキーです。そして、当日、昼間の灼熱の余韻が残る中、19時におつな寿司に到着です。

    入り口には、“本日は満席です”ですの掲示が。こんな掲示はここ数年間は見たことなかったね。本日も一番奥の大将の前のカウンター席に相成りました。

    まずはビールです。本日はアサヒのスーパードライにしてみました。なんとなくね。

    夏のこの季節に寿司やのカウンターでビールを一口、日本人に生まれてよかったよ、を実感です。コースはいつものこちらです。

    そして、本日のつまみの一品目は、ツナです。こちらのツナはボリュームがあり、自分にとっては若干苦手なのですが。二品目はかつおくんです。冷やしたジュレが添えてあります。まさにこの季節の一品だね。

    おつまみ2つでビール1本を完飲です。ここから芋焼酎のお湯割りに移ります。

    いよいよ本日の握りです。

    • いか
    • ひらめ
    • ほたて(かんぱち)
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ホタテまでは塩できりっといただいたよ。“あじ”は脂がのっていたね。連れはホタテが苦手なので、大将がかんぱちに差し替えてもらいました。赤身まぐろまでで、中入りで茶碗蒸しをいただきます。飲み物は芋焼酎が2杯目に突入。

    そして、後半戦はこんなラインナップだよ。

    • かに
    • 中トロ
    • いくら
    • 玉子焼き
    • おつな名物“いなり寿司”
    • 鉄火巻(今日は反対に巻いてみたとのこと、中は中トロだね)
    • あなご

    そして、本日のお味噌汁はエビだったよ、美味しです。そして、最後は桃入りのアイス最中だったよ。これも夏を感じさせるね

    お会計はニコニコでスマイル商品券を利用させていただきました。差し引き2割引きで食べれるのは超うれしです。

    だけど本日のカウンターの隣席のおばあちゃん、話しを何気に聞いていると、上皇様の学習院の初等科から大学まで御学友だったとのこと、その食欲も含めて驚きでした。

    本日もご馳走様でした、おかげで英気を養いました。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて





  • 東京で唯一の水天宮の「どんどん」へ聖地巡礼、やっぱりカルト“うどん”

    東京で唯一の水天宮の「どんどん」へ聖地巡礼、やっぱりカルト“うどん”

    数日前に清澄白河にある東京都現代美術館に「デイヴィッド・ホックニー展」を見に行った帰りです。時刻はお昼の1時30分過ぎです。生まれて初めて降り立った清澄白河でご当地のラーメンを食べて帰ろうかと思ったのでした。

    自分が調べた限り、清澄白河はラーメンの不毛の地でした。すぐに諦めて、転身です。考えてみると、清澄白河から水天宮は半蔵門線で1駅ですよね。そして、自分にとっての水天宮と言えば、箱崎のバスターミナル近くにあるあの店なんだね。

    山口県の萩出身の自分にとっての萩のカルトな食べ物はやっぱり「どんどん」のうどんしかないよね。この感覚は萩の人でないとわからないと思います。

    というわけで本日は水天宮の「どんどん」へ聖地巡礼してランチを食そうと思ったのでした。

    話しは脇道にそれますが、この箱崎に二十数年前はソフトバンクの本社があったのです。自分もそこに通っていたのです。その時には「どんどん」は出来ていなかったんだよね。

    ちなみに関東圏での唯一の「どんどん」はこの水天宮だけです。

    というわけで、本日のランチは水天宮(箱崎)の「どんどん」です。電車で1駅ですが、電車で急行します。

    2時入店です。お客さんはまばらです。こちらはセルフの店なので、カウンターに並びます。「丸亀製麺」では天ぷらを選択しますが、ここ「どんどん」では肉うどん以外は邪道と思うのです、萩出身の自分的にはね。肉うどんの大Lは620円です。わかめむすびに触手が伸びますが、ここは自重します、炭水化物攻撃になるのでね。

    そして、薬味台で、セルフねぎをたっぷりと乗せ、一味を振りかけ、準備万端整いました。

    この太めの茹で加減がフニャフニャのうどん、もうたまりません。これに甘辛いスープに絡んで、何とも至福の時です。このお店でアルコールがあったらな。つみまみで野菜のかき揚げとビールを飲んで、最後にまた列に並んで肉うどんが食べれたら最高だな。これは夢だな。

    ここで、ねぎをたっぷりと盛った効果が出てきます。スープと絡んだねぎとのマリアージュです。一気に完食です。

    そして、食べながら思案したのです。ここでテイクアウトして夕食も家どんどんにしようかと。悪魔のささやきです。そして決断したのです。家族3食分、テイクアウトしようと。

    そしてレジ横で見つけた、「わかめむすびの素」も合わせてゲットです。このわかめむすびの素が美味しいのなんの。白米の上にかけるだけで至福のわかめむすび体験ができます。これはすごいよ。家族にLineで報告すると、“よくやったと”激励が

    というわけで、夕食は家どんどんを実食です。そして、誤算が。テイクアウトは麺とスープを一緒にしないでね。セパレートしてテイクアウトできれば最高だよ

    改善してほしいな、是非。だけど、美味しゅうございました。

    萩で食べる「どんどん」の“肉うどん”はミシュラン三つ星級だよ、甘いスープと柔らかいうどん



  • 2023年夏、日本一の町中華「味芳斎 支店」のピーマンレバーに異変

    2023年夏、日本一の町中華「味芳斎 支店」のピーマンレバーに異変

    今日は食べ物の話しだよ。連日、死人が出るほどの酷暑の続くここ東京で、これに打ち勝つ食べ物は「うなぎ」か「四川料理」しかないね。独断と偏見だけど。

    そして、我が家で四川料理と言えば、泣く子も黙る日本一の町中華の(我が家ではそうだよ)

    「味芳斎 支店」なのですね。

    • 住所: 東京都港区芝大門1-4-4 ノア芝大門 B1F
    • 最寄り駅: 大門駅より徒歩2分、浜松町駅より徒歩5分
    • 電話予約: 03-3433-1095
    • 営業時間: 昼11:00-15:00 /夜 17:30-22:00(L.O.21:00)※土・祝は21:00まで
    • 定休日: 日曜・年末年始

    そして、前回訪問したのが4月の前半でした。その間、2週間の北海道一周旅行もありましたが、我が家にしては訪問のインターバルが空いたのには他にも理由があったのです。

    お店の方針として、土曜日でも予約はコース料理を注文した方のみ予約可能ということになったのです。だから、一品料理をアラカルトで食べる人は予約不可になったのです。ということは、予約なしでガチ突撃するしかないのです、厳しいね。

    ちなみに、コース料理はこんな感じです。

    • 3,500円コース (前菜,エビチリ,本日のオススメ,麻婆豆腐 お食事,デザート)
    • 5,000円コース (
    • 前菜,揚げ物盛り合わせ,エビチリ,紅焼牛肉,麻婆豆腐本日のオススメ,お食事,デザート)
    • 7,500円コース (前菜,油淋鶏,大正エビチリソース,紅焼牛肉,麻婆豆腐本日のオススメ2品,おこげ,デザート)
    • 飲み放題プラス2,000円

    金額的にはコース予約するのに目くじら立てるほどではありませんが、3,500円のコース料理でもお腹一杯になり、あの料理が注文しても食べれないよな。あの料理とは、

    • ピーマンレバー炒め (1,400円)
    • ニラレバー炒め (1,400円)
    • 豚肉と野菜のうま煮 (1,700円)

    まあ、当日に予約なしで席が空いていれば一品料理だけでもOKとのことなので、予約なしでガチ土曜日の19時に3名で訪問したのでした。テーブル席が空いててよかったよ。交通費かけて遠征するのでね

    まずはアサヒのスーパードライで汗を拭います。酷暑のスーパードライ、うまいね、日本の夏だね。早速、我が家の黄金の三皿(ピーマンレバー炒め・ニラレバー炒め・豚肉と野菜のうま煮)を注文です。ビールを呑みながら、余裕の待機です。

    まずは、ピーマンレバー炒めくんがやって来ました。大盛りだよ。一口食べて、何か違和感が。味が変わったのかなという予感。カリッとしたコクが味にないのです。ピーマンも少し炒めが弱いのかな。こんなパンチのない“ピーマンレバー炒め”は初めてです。思わず、厨房の料理人を見入ってしまいました。今日だけの違いだったらいいなと。

    “ニラレバー炒め”と“豚肉と野菜のうま煮”はいつもどおりかな。食べ終わった後も、ピーマンレバーだけが心配だな。この夏、もう一度来て、味をチェックしないといけないと思った次第です。おそらく常連さんが多い店なので、気づいていると思うのですが。

    ちなみに、下記の「ひみつの町中華レシピ」に味芳斎の絶品“麻婆豆腐”のオリジナルレシピが公開されているよ。自分も自宅で作りましたが、絶品だったよ。

    令和5年3月の最終土曜日は、赤坂の「ふきぬき」さんでうな重を食す、なじみの鰻屋さんはいいよ