カテゴリー: グルメ

  • あの「男と女」の続編は製作してはいけなかったよ、年老いた主人公は観たくない

    あの「男と女」の続編は製作してはいけなかったよ、年老いた主人公は観たくない

    2023年11月11・12日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末もDVDを2本鑑賞し自宅でまったりです。その2日間で自宅で鑑賞したDVDは次の2本です。

    • ラウンダーズ
    • 男と女 人生最良の日々

    まずは「ラウンダーズ」はInterFMでロバート・ハリスさんが迫真のポーカーゲームを描いていると推奨していたので興味を持って鑑賞です。主演は若きマット・デイモンです。素直な感想ですが、非常に良いエンターテイメントもある映画です。普通に観て普通におもしろい映画は貴重です。これ最大限の褒め言葉です。この普通に製作するのが難しいんだな、これが。

    マット・デイモンの彼女役のグレッチェン・モルですが、いいよね、これも普通に。だけどあんまり映画に出ていないのは残念だね。よい女優さんなのにね。

    続いて「男と女 人生最良の日々」です。あの名作「男と女」の続編です。先週の水曜日に“午前十時の映画祭”で日本橋で「男と女」を鑑賞した感激で、その勢い余ってその続編を観たのです。あの「男と女」から53年経過しているのですね。

    鑑賞して、はっきり申します。これは制作してはいけませんでした。関係者のいろいろな事情と損得があるのでしょうが、「男と女」が名作だっただけに、悔やまれます。誰もこんな陳腐な年老いた有名俳優の老後を観たくないと思うんだな。これをOKした監督のクロード・ルルーシュもどうかしているよね。ゴッドファーザーのパート3以下の評価しかありません。

    年老いたアヌーク・エーメとトランティニャンと過去の映画の残像を流して映画にするなんて、映画に対する侮辱しかありません。

    そして、話しは変わって土曜日の夕食です。本日は半年ぶりに六本木の「中国飯店」です。前日でも予約がとれたのでね。上海蟹の季節ですが、自分たちはいつもの黄金メニューで攻めます。まずしサッポロの黒ラベルで喉を潤します。そして、オーダーはこちら。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包7個(自分1個、連れ2名は各3個づつ)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    周りを見渡すと今日はカップルが多いようです。みんな上海蟹目当てなのかな。

    そしてサーブされたお皿を見ると、今日はどれも量が多いような気がします。小籠包も少し大きめです。“里芋の葱油炒め”がこんなに多かったのは記憶にありません。

    そして、最後ややっぱり胡麻団子で締めます。この胡麻団子も心持ち大きいような

    お会計は16,000円です。今日も、ご馳走様でした。

    映画館でゴットファーザー3部作を全観る。至福の時だった。映画館を出る時、どうしてマイケル・コルレオーネの目つきになるんだろうな





  • ロン・ハワード に外れなしの格言に間違いなし、ビューティフル・マインドも素敵な映画

    ロン・ハワード に外れなしの格言に間違いなし、ビューティフル・マインドも素敵な映画

    2023年11月4・5日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末もDVDを2本鑑賞し自宅でまったりです。但し土曜日の夕食にはいつものように外食に出かけたけどね。だけど金曜日も休みで3連休ですので、いつものリズムが壊れるね、サラリーマンを脱した今の心境です。今週の2本はこれ。

    • ビューティフル・マインド
    • ビッグゲーム 大統領と少年ハンター

    何故この2本かと言いますと、理由があるのです。「ビューティフル・マインド」はInterFMの番組でナビゲーターのロバート・ハリスさんが取り上げてコメントをされていたのです。監督があのロン・ハワードでハリスさんは最後あたりがいま一歩という評価であり、これに自分は関心を持ったのです。自分としては、ロン・ハワードに外れなしだろうという思いがあるのです。

    ストーリーはこんな感じ。

    1947年9月、プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ。彼の頭にあるのは「この世のすべてを支配する真理を見つけ出したい」という欲求のみ。ひとり研究に没頭するナッシュは次第にクラスメートからも好奇の目で見られるようになる。

    しかし、ナッシュはついに画期的な“ゲーム理論”を発見する。やがて希望するMITのウィーラー研究所に採用され、愛する人と結婚もしたナッシュ。しかし、米ソ冷戦下、彼の類い希な頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され、彼の精神は次第に大きなプレッシャーに追いつめられていく

    主演:ラッセル・クロウ 、 ジェニファー・コネリー 監督:ロン・ハワード

    自分の感想としては感動ドラマとして映画はよく出来ているな、と素直に思ったのでしたが。題材的には難しい地味な話しをサンペンスタッチにも思える演出は秀逸だと思います。

    やっぱりロン・ハワードに外れなしかな。

    次の「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」をチョイスした理由は先週劇場で見た「SISU/シス 不死身の男」に大感激したので、その監督の過去作を見たくなったのでね。その監督とはヤルマリ・ヘランダー。

    この「ビックゲーム」も楽しめるよい映画だとは思いますが、監督がまだ吹っ切れていないね。あのサミュエル・L・ジャクソンがこんなフィンランド映画に出るんだというのが印象強いです。

    そして、土曜日の夜は銀座の「ニュー鳥ぎん」へ。予約は19時30分でなんとか確保です。出向けば、お店の前には数名の行列が。

    本日は珍しく1Fです。隣は欧米人の男性4人組。奥は大阪のおばちゃん観光客です。おばちゃん、うるさいです。自分は砂肝と鶏皮があれば、他の串焼きはいりません。ビールはサッポロの黒ラベル633です。至福の3連休の中日です。

    そして、釜飯はいつものように鳥釜めしを2つです。3人でこの量が丁度よい塩梅です。

    怪しい銀座の裏通りで素敵な時間を過ごさせていただきました。ご馳走様でした。

    「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね



  • ドミノを鑑賞、ロバート・ロドリゲスがクリストファー・ノーランになっちゃったよ

    ドミノを鑑賞、ロバート・ロドリゲスがクリストファー・ノーランになっちゃったよ

    2023年11月1日(水)

    とうとう本当に11月になってしまいました。

    本日もまずは劇場で映画を1本です。本日の映画は劇場での予告編から是非観るべしと確信していた映画です。

    • 「ドミノ」(原名: Hypnotic)

    原名の読み方は「ヒプノティック」です。意味は「催眠術的な」ぐらいの意味でしょうか。自分にとって是非観るべしと思ったのは、監督と脚本があのロバート・ロドリゲスだからです。タランティーノの盟友です。なんたってあの世紀の傑作「マチェーテ」他を作った人間だよ。

    だけど少しマイナーな感じのするロバート・ロドリゲスですが、今回の「ドミノ」の日本公開は配給会社が力が入っていますね。東宝シネマズでもやるし、SNSでの広告宣伝量が半端ありません。映画配給関係の方、何を血迷ったのでしょうか

    出演俳優で知っているのは、主演のベン・アフレックのみです。映画の宣伝文句はこんな感じ。

    想20年、ロバート・ロドリゲスの仕掛ける多重構造のストーリー&世界観。

    想像は、必ず覆される

    選んだ脚本に外れなし:ベン・アフレック×映像の魔術師:ロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだ本作は、公開されるやいなや、瞬きさえも許さないその挑戦的なストーリーと革新的な映像で一気に話題を浚った

    刑事:ダニー・ロークは、最愛の娘の行方不明に、心身のバランスを崩しているが、正気を保つために仕事に復帰。 そんな彼のもとに、銀行強盗の予告のタレコミが入る。現場で不可解な動きをする容疑者が、娘の行方に関与している手がかりを見つけたロークは、ふたりの警官を伴って屋上まで男を追い詰めるも、警官は突然暗示をかけられたようになってお互いを撃ち殺し、男は屋上から飛び降り姿を消す。

    決して捕まえられない男を追い、現実と見紛う〈世界〉に踏み込み追い詰められていくロークはやがて─。 次々に、はまっていくどんでん返しのドミノの連鎖。ラストに待ち受けるのは、想像の3周先を行く驚愕のラスト。 必ず、もう1度観たくなる。世紀のアンリアル・エンターテインメント

    観ての感想。ロバート・ロドリゲスがクリストファー・ノーランになったかと思ったよ。この一言がこの映画を言い表しています。ノーランの「インセプション」とか「テネット」のように時間軸をさわるから結構難しい映画ですね。日本名のドミノもよくないね。英語のタイトルの方が映画を表しているね。

    ロドリゲスぽいのはやっぱりメキシコが出てくるところくらいかな。自分としてはロドリゲスにはもう少し単純で痛快な映画が良いと思うのですが。

    そして、終わればあの東京都の魚の幸キャンペーンに再度、参戦します。今日の決済は「d払い」でね。本日は渋谷のテアトルシネマで鑑賞したので、渋谷の「寿司清」へ。瓶ビールとバラちらしをカウンターでいただきます。ここは空いていていいね。

    このお店の横にはすごい行列の「蒙古たんたんめん 中本」があるのですね。自分は食したことはありませんが、この行列を見れば上手いのかな、一蘭よりも並んでいるよね。

    俄然、興味を持ちました。だけど、渋谷にはなじみの喜楽と桂花があるしね。

    どうなんだろう。

    タランティーノが激賞の「影の軍団」を視聴中、昔はコンプライアンスなんて関係ないね、よき時代



  • 「K.G.F: CHAPTER 2」、あのRRRを抜きインドで興収1位でも自分にはダメ

    「K.G.F: CHAPTER 2」、あのRRRを抜きインドで興収1位でも自分にはダメ

    2023年10月28・29日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末もDVDを2本鑑賞し自宅でまったりです。但し土曜日の夕食にはいつものように外食に出かけたけどね。今週の2本はこれ。

    • K.G.F: CHAPTER 2
    • ハイ・ヒート その女 諜報員

    最初に結論を。はっきり言ってこの2本はダメですね。

    インド映画の「K.G.F: CHAPTER 2」はその1を半年前に劇場で観てもダメと思ったのですが、怖いもの見たさでその2もDVDで借りたのです。どうしてこれがインドで歴代1位のヒットしたのかわかりません。

    インド映画界から新たな傑作が上陸する!「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語の映画だ。
    インド全域で大ヒットする作品がなかったが、2018年に『K.G.F: CHAPTER 1』が公開されると全国的に人気爆発
    発禁処分となったある書物を巡る思わせぶりなイントロから始まる「K.G.F」こと「コーラーラ金鉱地区」と主人公ロッキーの物語だ。
    サンダルウッドのスーパースター・ヤシュ扮する長髪で髭面のロッキーが、マフィアたちを凄まじい破壊力でせん滅し、観客を興奮の渦に巻き込んだ!
    更に2022年に公開された続編『K.G.F: CHAPTER 2』は、あの『RRR』を抜きインド国内で興収No.1、世界興収でも上回る快挙を成し遂げた

    「ハイ・ヒート その女 諜報員」は主演がオルガ・キュリレンコということのみで視聴です。はっきり言って、B級どころかC級ですね。もう脚本からメタメタです。

    最初にエグゼクティブ・プロデューサーが延々と流れた時点でもうこれはダメだと思ったのでしたが。さすがにオルガ・キュリレンコも出る映画は厳選した方がよいと思います。

    そして、土曜日の夕食です。本日はお肉を食したくなったんでね。

    というわけで六本木にあるGRALIC[グラリック](旧名: ステーキてっぺい)を肉を喰らいに行きます

    ちなみにこのGRALIC[グラリック]は、「Garlic」×「Gravy」の造語です 旨みたっぷりの「Gravy(肉汁)」をさらに引き立てる「Garlic(ガーリック)」、目指す美味しさの原点を象徴して名付けたとのこと。いかにガーリックが強烈がわかります。まさにニンニクいれますか?、です。

    訪問直前に3名で予約して訪問です。テーブル席を確保です。

    ここでは、ビールはなしで赤ワインをデカンタでいただきます。注文です。

    • ハンギングテンダーステーキ(150g)創業時からのメニュー
    • グラリックハンバーグ(シングル)

    ソースはそれぞれ、“大根おろし醤油ソース”と“バター醤油ソース”にしました。

    そして、最初に名物のニンニクソースがたっぷりかかったキャベツが登場です。このソースがうまいのなんの、市販では味わえないニンニクソースです。これで赤ワインがグイグイ進みます。ステーキもこの一番安価なハンギングテンダーステーキで十分です。

    今日もおいしいお肉をありがとう。

    コルカタの「アルサラン」のビリヤニはジャガイモ入りで絶品ソウルフード、インド人の食いっぷりが半端ないぞ



  • 「⽣誕120年 棟⽅志功展」を訪問、やっぱりすごかったぞ、世界のムナカタ

    「⽣誕120年 棟⽅志功展」を訪問、やっぱりすごかったぞ、世界のムナカタ

    2023年10月25日(水)

    本日は美術展のお話しです。銀座の画廊などでよく展示されているあの“棟方志功”です。このおじさんの描く絵と版画は断片的に目にはしているのですが、ちゃんと系統立てて見たことはないのです。菩薩の版画のイメージなんだね。

    だから生い立ちもまったく知りません。数ヶ月前に見た山下清と同じ知識なのです。

    そんな棟方志功ですが、今回、東京で大きな回顧展を開催しており、のこのこと出かけてきました。

    [開催概要]

    • 「⽣誕120年 棟⽅志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」
    • 会場: 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
    • 会期: 2023年10月6日(金)−12月3日(日)
    • 開館時間: 午前10時〜午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
    • 観覧料: 一般:1,800円  ※消費税込

    webでチケットを購入しての訪問です。この国立近代美術館は初めて訪れます。上野ではなく大手町にあるのね。お昼の12時ぐらいに訪問しましたが、かなりの混雑です。明らかに年配の人が多いです。

    感想です。やっぱり圧倒されるね。版画もいいけど油絵もいいよ。東北出身の方で後期には外国でも高い評価を受けたんだね。やっぱり菩薩をはじめとする宗教色の強いものもありますが、それだけでは終わりません。宇宙とか書いたものはメキシコのタマヨに通じるものがあるよね。やっぱり天才ですね。色使いでは赤と青の色使いに特色があります。

    油絵はルオーとかゴッホのタッチに似ているよね。

    やっぱり欧米で人気になるのもわかります。この年代、山下清といいすごいね。メキシコの土着のアートに通じるものがあります。

    こんなに一同に揃うのは貴重なのでしょう。やっぱりすごかったぞ、世界の棟方志功

    本日は画録は購入しまい(なるべく紙本は避けたい)と心に誓ったのですが、あの棟方先生の作品に圧倒されて購入です、2,800円なり

    鑑賞が終われば、1時前です。この竹橋界隈は全く地の利がありません。だけど棟方志功を観たあとは、“とんかつ”を食べたくなったんだね。ビールとキュッとね

    検索すると大手町界隈から竹橋界隈は「とんかつ まるや」の勢力圏のようです。全く知らない屋号です。地元の有力店に行くべし、これ鉄則です。

    というわけで、毎日新聞社ビルの地下の「とんかつ まるや」へ直行します。時間帯的に行列を意識していましたが、何とかカウンター席に1席確保です。外の文句を見れば、こんな都心なのに“ローカかつ定食”(750円)の文字が。すごいね

    まずは瓶ビール(650円)を1本いただきます。周りはサラリーマンだらけ、その中に混じってビールをグビッとする優越感、たまりません。(あなたマゾだね)

    注文はもちろん“ローカかつ定食”です。ビールを1/3残した所で登場です。これが750円、ボリューム的には驚きです。但し、お塩はありません。とんかつソースだけです。その代わりに、ねりからしは壺入りです、一番好きなタイプ。

    これで750円、信じられません。これで十分じゃないか、ランチのとんかつは。

    ビールを1本飲んでお会計は1,400円、本当に信じられません。その跡は気分も良くなり、江戸城散策でした。

    裸の大将「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」、貼絵を見て驚愕



  • フランス映画「私はモーリーン・カーニー」は意識高い系のサンスペンスだよ

    フランス映画「私はモーリーン・カーニー」は意識高い系のサンスペンスだよ

    2023年10月23日(月)

    本日は週初めの月曜日。いつものようにお昼に映画を1本。何か生活が池波正太郎先生のようになってきたね。

    本日は渋谷のル・シネマ渋谷宮下で意識高い系の映画を見てきたよ。フランス映画です。イザベル・ユペール主演の社会派サスペンス

    • 私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

    フランス原子力発電会社の労働組合代表として働くモーリーン・カーニーは、中国へのハイリスクな技術移転に関する内部書類を手にする。会社の未来と従業員5万人の雇用を守るために告発を決意するが、その行為を警告するように自宅で何者かに襲われる。さらに、襲撃はモーリーンの自作自演だと疑われ――。 「エル ELLE」に続き、主演のイザベル・ユペールがまたも強烈な熱量をスクリーンに放つ本作。傷つきながらも闘い続けるモーリーンを、強く繊細に演じます。実際にフランスで起きた国家的陰謀渦巻く「モーリーン・カーニー事件」を描き本国で大ヒットを記録した社会派サスペンスが、ついに日本公開です。

    後味がすっきりする映画ではありませんが、日本人から観てもおもしろいサスペンスタッチの映画です。原子力というかエネルギー関係、フランスの政界を含む闇も深いね、警察という行政機関も含めてね。まあナポレオンを産んだ国、権謀術数極まるですね。

    主演のイザベル・ユペールは自分は知りませんが、この役、ジェシカ・チャステインにやらせたらもう少し怖い感じで適役だよね、もっと真っ赤な口紅をさせてね。

    おもしろい映画ですよ。

    終われば13時過ぎの渋谷です。行く手は松坂町ならぬ、道玄坂の「喜楽」しかありません

    13時20分ぐらいに行列に参戦です。7-8名の行列です。これなら余裕で待機です。自分は「喜楽」ではビールを絶対飲まないのです。ニ郎系にビールは毒だと思うのでね。

    そして、本日は体調も回復していつもの“チャーシューめん”を。ご馳走様でした。

    そして本日は旅行に役立つ小物を。

    ファイスブックのビームス(BEAMS)の広告で見つけた逸品です。

    • Matador / Waterproof Travel Canister 40ml キャニスター ¥1,430 (税込)

    アイテム説明

    中身をドライにキープ!

    サプリメントやマッチなどを水や砂から守ってくれる、アルミ製キャニスターです。1mまでの水中に30分間浸かっても問題がない、IPX7の保護等級に適合。シリコン製のキャップに付いているリリースタブを引き上げることで、簡単に開けることができます。軽量なアルミニウムを使用しているうえ、BPAフリーで食品安全な素材を採用。ミニマムで機能的なトラベルアイテムです。 【仕様・詳細】

    • 容量:約40ml
    • 保護等級:IPX7
    • BPAフリー
    • 重量:約17g

    ありそうでなさそうな逸品です。無印良品だとプラスチック製になりそう。旅先でコーヒー粉を入れて持参してもよさそうです。まずは薬入れかな。

    ビームスも変わったものを輸入・販売しているね。思わず2個ポチッ。

    禁断のイヤホンを発見、ルイ・ヴィトンのホライゾン ライト・アップ



  • 緊迫のイスラエルものなら「特攻サンダーボルト作戦」を観て死ね、夜は六本木の「おつな寿司」

    緊迫のイスラエルものなら「特攻サンダーボルト作戦」を観て死ね、夜は六本木の「おつな寿司」

    2023年10月21・22日(土・日)

    今週の週末もいつものルーティーンです。今週末は日曜日にDVDを1本鑑賞しただけです。その1本とは中東の国際情勢が緊迫していますが、イスラエルをめぐる映画です。76年のエンテベ空港ハイジャック事件です。人質に取られたイスラエル人を救出すべくイスラエル軍が急襲し、救出する話しです。

    • 特攻サンダーボルト作戦

    主演はチャールズ・ブロンソンです。

    1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機139便が、アテネ空港出発30分後にハイジャックされた。乗客は245人。飛行機はリビアを経て、ウガンダのエンテベに着陸。イスラエル人(ユダヤ人)以外の人質全員が解放され、テロリストたちは世界各国に拘留されているゲリラの釈放を要求する。要求のタイム・リミットは7月4日午前11時。イスラエルのラビン首相はショムロン准将を司令官に精鋭部隊を組織、決死の救出作戦を展開する・・・。 実際の事件を重厚な演出で映画化したテレビ・ムービー超大作。当時、日本では政治的理由から公開が見送られ、10年後の1987年に初めて公開されたいわくつきの作品である。

    この題材では何回も映画化されていますが、自分はおそらく一番古いであろうこの「特攻サンダーボルト作戦」は初めて見るね。題材があれなので、一定以上にはおもしろいです。ブロンソンは後半の少ししか出ませんが、一番いい役をさらっていくね。

    ちなみにこの時に殺されたイスラエルの将校は殉死してもなお超英雄です。この弟が今の首相ののネタニヤフです。こんな生き様からネタニヤフが右派というのも理解できます。

    国際情勢緊迫ではおすすめの1本です。

    そして、土曜日の夜は2名で六本木の「おつな寿司」へ。前日に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝とぶりのしゃぶしゃぶです。至福の時ですね。

    本日の板前さんは若い衆の前で。大将以外の人は2年ぶりぐらいかな。楽しみです。本日は店の奥座敷で10名以上の宴会のようです。お店の中はもう一組しかいませんが、忙しそうです。

    早速、にぎりです。

    • たい
    • ほたて
    • いか
    • かに(かにの卵のせ)

    前半、最後の“かに”は大変美味でしたよ。握り手が違うと握りの順番も微妙に変わって少しとまどうね。

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • 赤身まぐろ
    •  中トロ
    •  こはだ
    •  いくら
    • 玉子焼き
    •  おつな名物“いなり寿司”
    •  鉄火巻
    • あなご

    後半戦は“中トロ”だったね。おつな寿司で“こはだ”は珍しいね。今日は珍しく芋焼酎のお湯割りは2杯で打ち止めです。まだ病み上がりの体なのでね。

    デザートは栗のアイス最中だったよ。お会計は今日は少しお高めで16,000円なり。連れがいなり寿司を追加で食っていたもんね。

    今日もご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて



  • [カレー南ばん放浪記]六本木は薮そばのカレー南ばん、味・麺・値段・雰囲気の四拍子揃いぶみ

    [カレー南ばん放浪記]六本木は薮そばのカレー南ばん、味・麺・値段・雰囲気の四拍子揃いぶみ

    2023年10月20日(金)

    本日は財津一郎さんの訃報の話から。

    ネットに流れる情報を見ると、財津一郎さんの記憶ではタケモトピアノのCMとか「てなもんや三度笠」での役どころ。だけど自分にとっての財津一郎はもうこれしかありません。決して主役ではないのですが。

    あの伊丹十三の第一作「お葬式」での侘助夫妻のマネージャー役自分の親の葬儀に向かう場面で財津一郎が腕に黒い喪章をしたとき、宮本信子が発声、「よぉー、葬儀委員長」

    財津一郎さんのお葬式で是非、宮本信子さんに弔事を読んでもらいたいな。

    だけど財津さんの顔を見るたびにフランキー堺さんと間違える自分。

    ともかく、合掌。

    話変わって、今日はカレー南ばんのお話しからです。

    六本木で映画を見終わって午後3時。今日はラーメンではなくなんとなくカレー南ばんが食べたくなったんだな。六本木は蕎麦屋の“不毛の地”なんだよね。街の蕎麦屋がない街なのです。

    だけど何とか思い出したのが、ロアビルの対面の先に蕎麦やがあったよねと。店の前まで来て看板を見れば、“藪そば”系なんだね。今までは入ったことがなかったのは店構えがパリッとしていて何となく意識高い系なのかなと思っていました。少しの盛りのざるそばで1200円ぐらいするのかなと思って足が向かなかったのです。今日は思い切って入店です。

    まずはメニューを見て一安心です。実にリーズナブルなメニューなのでした。ビール中瓶が580円です。何と良心的。

    そして、まずはビールを1本。五臓六腑に染み渡ります。そして余裕ができて店内を見れば、なんとなく家族経営なのかな。給士の方も高齢の奥さんですもんね。

    そして、頃合いを見計らって注文です。本日は当然のごとく

    • カレー南ばん(そば)900円

    六本木のこの門構えの薮そばでカレー南ばんのこの価格、安すぎです。ビールを塗終わった頃にカレー南ばんの登場です。

    カレー南ばんは、まずは麺からです。こちらのおそばは少し太めでかなりアルデンテです、少し驚きました。ちまたのカレー南ばんの麺はかなり柔らかめが大半なのでね。スープは普通のうまいスープです。豚肉が少し変わっているね。少し厚めの一旦冷凍したものだね、この豚肉は初めてです。カレー南ばんの評価です。お味、麺、お値段、雰囲気の四拍子揃っているね

    リピ決定です。

    最後に映画の話しを。あの大作、監督はスコセッシ、ディカプリオ、デ・ニーロが組んだ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」です。上映時間は3時間26分。スコセッシの大作は駄作もあるので腰が少し引けていたのですが。

    感想は、話しは淡々としていますが、肩に妙に力が入っていなくて、よかったよ。長さも感じさせないぐらい。リリー・グラッドストーンが最高にいい表情と雰囲気を醸し出しているね。普通にいけば、アカデミーでの主演女優賞なのでしょう。ディカプリオの役はジョニーデップだったらどうだったんだろう。何か凄みがあって、良かったと思うね。

    とにかく映画館で観る一作です。

    「アラビアのロレンス」を二度観み、ピーター・オトゥールの妖しさはLGBTぽい



  • [マニラ旅行記3]フィリピン料理なら「manam」、中華なら「楽天皇朝」がおすすめ

    [マニラ旅行記3]フィリピン料理なら「manam」、中華なら「楽天皇朝」がおすすめ

    2023年10月14日(日)

    今回は先週に初上陸したフィリピンというかマニラの食事情について書きたいと思います。

    まず特筆すべきことは、日本食のレストランチェーンが市場を席巻しているということです。確かに地元資本のバーガー店のジョリービーが一番お店が多いと思いますが、日本のチェーンもすごいよ。特にモールで丸亀製麺をよく見るね。そしてここが一番お客さんが入って繁盛しているのです。妻に言わせれば、うどんのこしが日本とはくらべものにならない、と嘆いていました。こちらのスープは日本より甘めだと思いますが、全体的には海外で食べるうどんとしてはよく出来ていると思いました。値段は日本とほぼ同じです。

    レストランで食べる食事は日本と同じぐらいの価格と思っていた方がよいね。

    そして、もうひとつ驚いたのは、外国の食事で困った時には中華ですが、その中華料理店をあまり見かけないのです。圧倒的に日本勢がすごいです。もちろんディンタイフォン(鼎泰豐)などは目に付きますが。

    こんな光景はマニラならではのかな。

    そして、自分たちが行ったお店を3店紹介します。

    まず1件目です。モールのTHE PODIUMの確か4Fにある中華料理のお店です。

    • 楽天皇朝(PARADISE DYNASTY)

    こちらで注文したのは写真で一押ししていた「Stir-hried pork in Black Sauce with Crepes」(488ペソ)を注文です。豚を細切りにして炒めたものを北京ダックのように小麦の皮で包んで食べます。日本円で1,200円ぐらの一皿です。

    こちらのお店は一皿の量が日本人に丁度良く、2人であれば3皿注文すれば十分満足できます。2回目は名物らしい小籠包を注文しましたが、大陸風の厚い皮でなく薄くてジューシーなこぶりな小籠包でした。サービスは愛想ないですが、店内は清潔でオススメできるレストランです。

    2件目はチャイナタウンでの中華です。

    マニラのチャイナタウンは中華料理店がひしめくチャイナタウンではないのね。その中で、大ぶりのお店を選択。

    • 裕幸大酒樓

    チャイナタウンでなかなかお店を見つけられず、こちらを選択。中は大陸系の広々としたお店です。注文したのがチキンロースト(半身)、ブロッコリー炒め、揚州炒飯です。だけどこの炒飯の量がすごすぎて。これ5人で来てシェアで丁度いいよ。

    というわけでマニラはあえてチャイナタウンに行く必要なし

    そして、もう1店。フィリピンの地元料理ぽいものを。

    ハイアットや三越に近いモールで見つけた「manam」というファミレスかと思う造りです。

    注文したのが、

    • House Crispy Sisig(メニューで一番のイチオシだったから)
    • これもフィリピン料理の名物らしい豚の揚げ物(豚足がすごいよ)

    ここの料理はサイズがS・M・Lと選べて良いね。House Crispy Sisigは砂肝を骨ごと細かく潰したような料理でした。ここは貴重な体験でした。サービスも立地もいいしおすすめです。

    だけど決して最初はLサイズを頼まない方がいいよ。

    そしてもう1店はホテル横の「丸亀うどん」へ。マニラで大変な進化を遂げているのね。これにはびっくりです。日本と同じように行列だよ、信じられる?

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  • 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は本当に静かなよい映画、夕食は芝大門の「味芳斎」へ

    「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は本当に静かなよい映画、夕食は芝大門の「味芳斎」へ

    2023年10月7・8日(土・日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。だけどこの週末は世の中は3連休ですが、自分たちは月曜日の深夜便にマニラに行く予定なんだね。

    まずは今回観た映画はこの2本です。今週は我ながら渋い映画を見たよ。

    • ツィゴイネルワイゼン
    • マンチェスター・バイ・ザ・シー

    まずは鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」です。いわゆる難解な文芸物と思っていたのでした。何故この映画を選んだかは、先日の渋谷のユーロスペースで鈴木清順の特集をするとかでこの映画の予告を見て興味を持ったのです。

    まあ面白かったかな。女優陣では大谷直子が懐かしかったよね。あの旅芸人の3名がいい味を出しています。文芸と商業主義の真ん中で綱渡りをしている映画だね、自分にはそんなに難解とは思いませんでした。よい映画です。

    次は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」です。マンチェスターと行ってもアメリカのボストン近くの街のことだよ。非常に淡々としている話しです。

    • ケネス・ロナーガン (監督)
    • ケイシー・アフレック (出演)
    • ミシェル・ウィリアムズ (出演)

    何と行っても主演のケイシー・アフレック(あのベン・アフレックの弟とは知りませんでした)が出色の出来です。何か、あのサム・シェパードのような渋い演技をします。寡黙で何か悩みを抱えた男を静かに演じます。

    地味な映画ですが、結構な賞をとってるのね。観てよかった映画です。

    そして、土曜日の夕食です。本日は4名で伺うので、久しぶりに芝大門にある町中華の王様「味芳斎 支店」を訪問です。コース料理以外での予約しか受け付けしなくなったので、少し足が遠ざかりました。そのため本日はガチでの突撃です。

    19時に訪問です。外には“空席あり”との表示で一安心です。入口近くのテーブル席に陣取ります。まずはスーパドライの瓶ビールで喉の消毒です。

    本日は4名ですので、鉄板の3皿以外に、“茄子と挽肉の辛子うま煮”を加えてみました。大盛りはニラレバと野菜のうま煮です。前回心配していたピーマンレバーのお味ですが、今日はいつもどおりの美味しさでした。

    • ピーマンレバー炒め
    • ニラレバー炒め(大)
    • 豚肉と野菜のうま煮(大)
    • 茄子と挽肉の辛子うま煮

    本当は麻婆豆腐も食べたかったのですが、みんなの意見で却下されたのです。だけどやっぱりどのお皿も絶品の美味しさでした。ご馳走様でした。

    ちなみに、エスビー食品から味芳斎の麻婆豆腐が販売されています、こちらも絶品ですよ。

    そして、本日の深夜便でマニラに向かいます。朝にはマニラ到着です。

    今日も妖しい光を放ちながら営業中の「中国茶房8」。北京ダックのテイクアウトを許して。家北京ダックが夢なんだけど



  • 1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    1980年代の音楽で歴史に残ったのはアバとクイーンだけだったね、「アバ ザ・ムービー」を観て

    2023年10月3日(火)

    フィンランドのヘルシンキから帰ってきて翌日のことです、丁度1週間前かな。

    帰ってきて翌日ですが、慌ただしく映画館に駆け込んだのです。何故なら、もうその日しかあのアバの「アバ ザ・ムービー」を1回限りしかやってないので、急遽参戦です。

    こんな感じの映画です。

    「アバ ザ・ムービー」は、「ショコラ」などで知られるスウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督が、ABBAのオーストラリアツアーを、一人のジャーナリストがインタビューのために追う設定で描いたセミドキュメンタリー。舞台上のABBAだけでなく舞台裏の彼らの素顔も捉えたカルト的な人気を誇る映画だ。

    今回のリマスター版公開は、ロンドンで驚異的な成功を収めたショー「ABBA Voyage」(現在、世界中の100万人以上のファンが鑑賞)の舞台裏や、ストックホルムのABBA The Museumの短編映像、映画館で身も心も踊りだすように楽しめるヒット曲のMV、1977年ツアーの超貴重映像など、多数の特別映像が世界中の映画館に同時上映される究極のファンイベントとなる。

    今回は北欧から帰ってきたばかりなので、感慨もひとしおです。自然の風景はフィンランドでそっくりです。

    1980年代に青春時代を送ったものとしては、当時、アバとQueenのファンはバカにされたものです。軽薄でミーハーな軽い音楽だとね。だけど、今に残ってビックネームはこの2つだよね。映画を観ながら思ったのは、歌詞も哲学的でない、曲もそんなにというアバが生き残ったかについて考えたんだね。ディスコ的にはビーズーズやアース・ウインド & ファイアーだよね、アースはミュージカル的だしね。でも何故、アバなのかです。やっぱり楽曲を大事にしたからかなと思うのです。映画でも感じたけど、アバの音楽を聞いた後の多幸感はあるよね。

    当時を同世代で生きたものとしては感慨もひとしおでした。

    そして、話しは突然変わり、先週土曜日の夕食です。実はSNSで知ったのですが、赤坂にある中華料理「たけくま」のオーナーが競争馬のオーナーの西山さんというのを初めて知ったのです。(古くはニシノフラワーね)

    その投稿者は「たけくま」の五目あんかけ焼きそばが絶品とのこと。となれば急行するしかありません。土曜日のよる7時に3名で予約なしで突撃です。運良くテーブル席が1つ空いていました。

    まずはサッポロの黒ラベルです。本日の注文です。

    • 豚肉ときくらげの玉子炒め(1,500円)
    • 茄子と挽肉の辛子煮込み(1,500円)
    • 小籠包(5個)
    • チャーシュー炒飯(1,300円)

    この中で少し不満なのは、茄子と挽肉の辛子煮込みはもっと茄子がクタクタになるまで煮込んだ方が美味しいと思うな、あの味芳斎のようにね。これだけ食べて、「五目あんかけ焼きそば」(1,350円)もまだいけるということになり、これも注文です。まあまあかな。

    本日はこんな感じで。

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ



  • 久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    2023年10月2日(月)

    本日は映画とせりカレー蕎麦のお話しです。

    その前に本日最初の一仕事は、あの狭い機械の中に入る苦行を行ったのでした。そうMRI検査です。心臓のMRI検査をしてこいとかかりつけ医よりの指令です。4年ぶりのMRIです。30分穴蔵に体を入れました。この苦行を乗り切る唯一の方法は目を絶対に開けないこと、これにつきます

    終われば日比谷のTOHOシネマズへ直行です。今日観たのはこれ「BAD LANS バッド・ランズ」です。これを観に行ったのは日経新聞の映画欄でかなり褒められていたからです。

    安藤サクラのキャラ立ちがすごいと。いわゆる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)ものです。全く眼中に入ってなかった映画です。結論から先に言うと、久々に日本映画で快作を観たね

    こんな感じの映画です。

    第151回直木賞を受賞した『破門』や、『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の重厚な傑作小説を、名匠・原田眞人監督が待望の映画化。監督の熱意が伝播し、歳月を懸け実現した本作の主演は、第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。日本映画界を牽引する両名が初タッグを組み、大胆かつ疾走感ある映像をスクリーンに焼き付ける

    そして、安藤サクラ演じる主人公ネリの弟・ジョー役には山田涼介。映画『燃えよ剣』以来の原田監督作品に出演し、気迫のこもった演技で新境地を魅せる。
    ネリの“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を映し出す安藤サクラと、ジョーの抱える異常な愛と衝動に狂う姿を表現した山田涼介の二人が魅せる化学反応。さらに犯罪組織や警察といった姉弟の周囲で蠢く登場人物に、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった多くの豪華俳優陣が脇を固め、名実ともに日本映画界の最前線を駆け抜ける傑作が誕生した

    西成の映像もおもしろいし、とにかく安藤サクラだね、いつも思うになんでこの人と思う女優さんですが、今回ははまっていました。今のふりこめ詐欺の分業体制(おそらく本当だろうね)はすごいよ、これを知るだけでも映画を見た価値はあるよ。

    最後の終わり方もナイスです、ここであの巫女の役割がわかるのね

    あの何とかコーポレーションの社長はちょっとどうかな、今どきあんなやついるのかな。

    だけどこれを監督・脚本・プロデュースした原田眞人は能力あるね。安藤サクラを主人公にしたのは眼力というものです。驚いたのはあの岡田准一があの端役で友情出演していたのね、すごいね、思わず目をこらしたもの。

    とにかく久々に観たね、日本映画の怪作を。

    そして終われば日比谷でランチです、10月の“せり”のシーズンに入ったのであそこに「せりカレー蕎麦」を食べに行こうかな。日比谷の蕎麦やと言えばこの「泰明庵」でしょう。

    昼間っから、身なりのいいジャケットを着た定年をかなり過ぎたおやじがくだを巻いています。昔の会社の悪口を言いながら。

    まずはサッポロの黒ラベルで安藤サクラの悪を流します。そして、「せりカレー蕎麦」です。もうせりの根っこは入っているよ。(せりの根っこが入るのは10月から3月のシーズンだけだよ)今日もご馳走様でした。楽しかった!

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画



  • 週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    週末はブラピとオードリーを観て、六本木の「おつな寿司」へ、最高の土曜日の夜

    2023年9月16日(土)・17日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。今週は月曜日も休日で調子が狂うね。

    • ジェシー・ジェームズの暗殺
    • 昼下りの情事

    「ジェシー・ジェームズの暗殺」は2週間ほど前の週刊文春の映画コラムで激賞されていたので、鑑賞した次第です。演は皆様の恋人、ブラッド・ピットです。何でも原作をブラピが大変気に入り、自分も製作に加わり完成させたもの

    あらすじはこんな感じ。

    それほどまでにブラッド・ピットを本気にさせた男―それが、合衆国史上もっとも有名なアウトロー、ジェシー・ジェームズだ。南北戦争(1861-65年)後、仲間を率い、25件以上の強盗と17件もの殺人を犯した重罪人でありながら、民衆からは英雄とさえ称えられた男。さらにその悲劇的な死が、ジェシー・ジェームズを今なお語り継がれる伝説の人物へと押し上げた。

    破格の懸賞金をかけられ、常に追われる身だった彼を最後に仕留めたのは、もっとも信頼すべき仲間の一味。アメリカ一卑怯な男として人々に記憶されることになるその暗殺者は、誰よりも臆病で、誰よりもジェシーに憧れていた20歳の若者だった。

    “憧れ”と“殺意”―そのあいだに一体何があったのか?

    ひとりの臆病者が、憧れてやまなかったヒーローの背中に向かって引き金を引くまでのドラマを描いた、息詰まる緊迫の心理劇。

    観ての感想。アメリカ人には超超有名人なのでこのあたりのあやは日本人にはわかりにくいね。非常に地味な映画でした。時代的にも知名度からして日本で言えば、坂本龍馬になるのかな。対峙するケイシー・アフレック (ベン・アフレックの弟)はいい役者だね、顔も端正で。

    次の「昼下りの情事」は天下無敵のオードリー様とビリー・ワイルダーが監督の映画です。自分は今まで観たことがなかったのです。不覚です。

    あまり大したことのない脚本を2時間の映画にするビリー・ワイルダー、やっぱりうまいよね。ただ、恋愛の相手がケイリー・グラントでは歳の差がありすぎてね。やっぱりペック様でないとね。

    そして、土曜日の夜は3名で六本木の「おつな寿司」へ。2日前に予約してカウンター席を確保です。まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。今日のつまみはつぶ貝といわしの煮物です。至福の時ですね。

    早速、にぎりです。

    • いか
    • ほたて
    • 金目鯛
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで中入りで茶碗蒸しです。飲み物は既に芋焼酎のお湯割りに。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • 玉子焼き
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは桃入りのアイスクリームもなかでしたよ。

    今日もご馳走様でした。

    劇場で「ローマの休日」を観たよ、解説は何と淀川さんの名調子、喜楽でチャーシュー麺を



  • 日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画

    2023年9月13日(水)

    本日も新作の劇場映画の話しからです。

    9月1日から全国公開された日本映画の「バカ塗りの娘」です。

    ちなみにタイトルで気になる“バカ塗り”とは、こんな意味があります。

    バカ塗り”は、津軽塗のことを指す言葉で、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返すことから来ています。

    • 主演: 堀田真由 (娘役)、小林薫(父役)
    • 監督: 鶴岡慧子
    • 原作: 髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」

    シネスイッチ銀座にお昼の回に伺いました。思ったよりは観客がおられ、やっぱり高齢の方が多いね。

    観ての感想です。久しぶりにまさに“静謐”という言葉が似つかわしい映画を見ました。自分が知っている俳優は小林薫だけですが、主人公の娘役の堀田さんも凛としてすばらしいね。

    がさつな言葉で言えば、ガチャガチャしていない映画です。本当に日本映画では最近ないね。昔の小津とか黒澤の映画みたい。言葉を詰め込めしない美学があるよね。

    津軽塗の工程もよくわかるし、是非映画館に観に行ってほしい映画です。

    あのお兄ちゃんのことは今風だね。もう少し予算があって、あの母親役は適切な人だったらもっとよかったね。

    ちなみにあらすじはこんな感じ。

    青森県弘前市。津軽塗職人の青木清史郎(小林薫)と父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)が、年季の入った工房で作業をしている。工房からは漆が何度も塗られ、研がれ、その音だけが響いている。美也子は、高校卒業後、特にやりたいことが見つからず、家計を助けるために近所のスーパーで漫然と働きながら家業を手伝っていた。

    幼い頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、恋人や仲のいい友人もおらず、家とスーパーを往復する毎日。唯一心を開ける存在は隣に住む吉田のばっちゃ(木野花)だ。父・清史郎は、文部科学大臣賞を獲ったこともある津軽塗の名匠だった祖父から津軽塗を継いだが、今は注文も減ってしまい、さんざん苦労しているようだ。そんな青木家は、工房の隣に建つ自宅で父娘の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かして、数年前に家を出ていった母(片岡礼子)。父と祖父の「津軽塗を継いでほしい」という期待を裏切り家業を継がないと決め、美容師となった兄・ユウ(坂東龍汰)。気づけば家族はバラバラになっていた。

    幼い頃から漆に親しんできて、津軽塗の仕事が好きだが、堂々とその道に進みたい、と公言できずにいた美也子だったが、ある日、父に久しぶりの大量注文が入り、嬉々として父の手伝いをすることに。そして、花屋で働く青年・鈴木尚人(宮田俊哉)との出会いをきっかけに、漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。しかし、清史郎は津軽塗をやっていくことは簡単じゃないと美也子を不器用に突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――

    自分もバカ塗りのお箸とお椀で食べたくなりました。そんな余韻を残す映画ですよ

    そして本日も昨日に続いて、ランチは日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。あなたも毎日好きだね。

    そして、本日も同じ1杯です。本日も充実した1日でした。

    沢木耕太郎原作の「春に散る」を観たよ、邦画では久々に硬派で良い映画、観るべし



  • 「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    「アーティゾン美術館」のサンサシオン展での山口晃、すごものを観たよ

    2023年9月12日(火)

    本日は美術展の話しだよ。

    朝、思い立って京橋というか日本橋にある「アーティゾン美術館」を訪問することにしたのでした。石橋財団というかあの天下のブリジストンさんの創業家の美術館ですね。

    メインの展示会はこれですね。

    • ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

    タイトルを見ても自分には何のことかまさにチンプンカンプンなのですが。山口晃という人も全く知らないのでね。入場料も1,200円だしまあいいか、というぐらいの軽い気持ちで出かけたのでした。

    お昼の12時からの回をweb予約してね。

    ちなみに山口晃という人はこんな人なんですね。

    1969年東京生まれ、群馬県桐生市に育つ。96年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。13年『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞受賞
    日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。絵画、立体、漫画、インスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。国内外での展示多数。東京メトロ日本橋駅のパブリックアート、東京2020パラリンピック公式アートポスターを制作

    そしてこの展示会を観ての素直な感想。すごいものを見てしまった、自分が今まで知らなかったのが恥ずかしいぐらいです。

    展示された中で一番の大作はこの2点なのかな。

    • 馬からやヲ射る(2019年)
    • 東京圖1・0・4輪之段》2018-2023年

    東京圖1・0・4輪之段》はよくこんな巨大な精密画をかけたね、どうしたら描けるんだろう。相当な根気が必要です。そりゃあ、ニューヨークの美術館が黙っていないだろう。

    圧倒されました。

    ちなみにサンサンシオンとは

    サンサシオンはセザンヌが制作について語るときによく用いた語

    絵描きが目を開いたときにビビッとくる、そんな感情のこと

    ちち山口晃さんは大のセザンヌ好きとのこと。会場に飾られたセザンヌの解釈の話しはおもしろいね。特にセザンヌとキュビズムの関係での山口さんの解釈。

    天才にしかわからない境地だね、残念ながら絵画教室に通っているレベルではわかりません。

    今東京で開かれている絵画展では、ホックニーと並んで絶対に行かないといけない展覧会だと思いました

    そして、美術館所蔵のマティスの「オダリスク」とピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」もありましたよ、やっぱり名画です。パチリです。

    終われば、お腹もすく13時30分です。日本橋にある「京都銀閣寺ますたにラーメン」に直行です。まずはビールで喉の消毒を。たくあんをつまみにビールがグイグイと。

    そして、本日の1杯です。

    山口晃を観てしまった興奮がこれで落ち着いたのでした。

    東京都現代美術館の「デイヴィッド・ホックニー展」に衝撃を受けた、現代美術の最高峰



  • フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    フランス映画「ふたりのマエストロ」は終わりの後味が良いね、そして渋谷の「喜楽」へ

    2023年9月11日(月)

    本日は新作映画の話しからです。

    今週は劇場で観たいと思うような映画をやっていないんだね。というわけで、数週間前から上映されている軽い映画を観に行ったのです。お昼にはあのラーメンも食べたくてね。

    まずは映画です。その映画とはフランス映画の「ふたりのマエストロ」です。予告篇を観た時には、もうだいたいあらすじが分かったので、敢えて観に行くのを控えていたのですが。

    指揮者の父子が最悪の依頼間違いをきっかけに互いの心と向きあう姿をつづったフランス製ヒューマンドラマです。話しはこんな感じです。

    父も息子も、指揮者の親子。父・フランソワ・デュマール(ピエール・アルディティ)は、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマール(イヴァン・アタル)は指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高峰<ミラノ・スカラ座>の音楽監督就任の依頼だった

    しかし、ドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られるーーー。

    監督: ブリュノ・シッシュ

    観ての感想。話しは単純ですが、実に後味の良い映画です。観に行ってよかったよ。最後のモーツァルトの「フィガロの結婚」の演奏シーンは本当にいいね、演奏もだよ

    劇中の会話の中であの小澤もミラノ・スカラ座に初登場して指揮をしたとき酷評を浴びたとか、小澤の指揮をDVDで見たりするところがありますが、監督は小澤フリークなのかな。

    スカラ座の指揮者の控室やバックヤードのシーンもあったりして、通にはたまらないだろうね。やっぱりミラノ・スカラ座の常任指揮者になるのって、すごいステータスなんだね。

    自分にとってミラノ・スカラ座と言えば、その横道にある老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」なのです。

    あの映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言う由緒ある髭剃りやさんです。

    近くに行ったら、是非お立ち寄りを。

    映画が終われば、渋谷は道玄坂の中ほど、古き良き風情が残る百軒店商店街にある「喜楽」に直行です。丁度12時だというにの待ちもなく、本日は2階席です。

    注文はチャーシー麺(1,000円)。チャーシューは5枚入りだよ。

    今日も美味しゅうございました。良い1日だったね。

    そして、帰りに表参道のスウォッチ直営店へ。9月9日から売り出されたBlancpain X Swatchのコラボ時計ですが、全デザインとも売り切れたとのこと。また、入荷も随時あるらしいですが。すごいね。

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ



  • オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    オードリー・ヘプバーンの一番有名なドレスが「ティファニーで朝食を」の黒いドレスとは

    2023年9月9日(土)・10日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • オードリー・ヘプバーン
    • ブラックライト

    まずは「オードリー・ヘプバーン」の方からです。

    今なお世界中の人々から愛される永遠の映画スター、オードリー・ヘプバーンの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。幼い頃の辛い戦争体験や父親との関係、後年のユニセフ国際親善大使としての活動など、華やかな女優としての活躍の一方で、一人の女性として人生を全うしたオードリーの生い立ちを辿りつつ、彼女をよく知る関係者へのインタビューを通してその本当の姿を明らかにしていく。

    監督: ヘレナ・コーン

    オードリーは第二次世界大戦でドイツ占領下で幼少時代をすごしていたのね。特に、父親が家を出て言ってしまい、父親コンプレックスというか、愛情に飢えていたのです。

    そして、享年は63歳。早すぎる死でした。ジバンシーと組んだドレスで一番有名なのが、あの「ティファニーで朝食を」の冒頭、ティファニーのお店の前でクロワッサンを食べるシーンで着ていた黒いドレスとは知りませんでした。確かに、今見ても超シックだものね。

    ホリー役は最初はマリリン・モンローに決まりかけたとか。おもしろいドキュメンタリーでしたよ。

    次は「ブラックライト」です。

    これはリーアム・ニーソン主演ということで、これ一つを楽しみに観たのですが。リーアム・ニーソンの中ではハズレになるのかな。脚本が悪いというか、話しと演出につっこみどころ満載といったところかな

    そして土曜日の夕食です。本日は2名ということで予約なしで訪問です。お店は最近赤坂にできたとんかつ屋さん「とんかつ 神楽坂 さくら」です。19時に訪問したところ、先客が数名です。地下1階のお店です。

    メニューで確認するとこのお店はあの「牛角」を運営するレインズインターナショナルのお店ですね。

    ビールで喉の消毒です。アサヒスーパードライです。つまみは、単品でポテトサラダです。このポテチ、お値段も安く、量も多いし、なかなかいけるよ

    メニューを覗けば、いろいろな銘柄のとんかつを展開しているのね。こんなに揃えると厨房は大変そうですね。そして、自分たちが選んだのは、一番安い豚くんの“ハーブ三元豚”です。

    • ヒレかつ定食 120g 1,628円
    • ロースかつ定食 140g 1,408円

    そして、定食を注文すれば1個110円というメンチコロッケを1つ頼んでみました。

    このメンチコロッケはジューシーで非常に美味でしたよ。

    だけど、とんかつはロースもヒレもどちらもダメですね。肉のおいしさが伝わってこないというか…..。ごはんは一人づつお櫃に入ってくるのね、変わっています。

    そしてレストランで配膳ロボットが働いているのを初めて見たのでした。

    ごちそう様でした。

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼




  • 名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    2023年9月4日(月)

    本日は名古屋めしと言えばこれ、“ひつまぶし”の食レポです。

    名古屋には丁度2年前の8月に来て、“ひつまぶし”を食べたのです。その時のお店はこれも老舗の「しら河」というお店でした。

    今回は朝めしとお昼はかき氷にして、夕食の“ひつまぶし”に万全の体制で望みます。

    そして、今回訪問するお店は“ひつまぶし”発祥のお店で商標登録もしてある老舗中の老舗の「あつた蓬莱軒 本店」さんに伺います。

    情報誌によれば、行列必至という言葉が並びます。というわけで、18時頃にお店に電話して混雑状況を確認します。今は大丈夫ですよ、とのこと。

    早速、電車で向かいます。

    • 「あつた蓬莱軒 本店」
    • 愛知県名古屋市熱田区神戸町503
    • TEL 052-671-8686
    • 地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」下車 徒歩7分

    宿泊先の金山駅のクラウンプラザからは3駅目です、近い。

    近くに行って驚いたのですが、住宅街の一角に本店はあるのね。地下鉄の駅からは大きな道路渡った先がお店なのですが、もう対面の道路手前から、うなぎを焼いている匂いがするのです。付近はマンションもある住宅地です。毎日、この匂いを嗅がされると、住んでいる人はたまったものではありませんね。衣服に香ばしいうなぎの蒲焼のニオイが、まずい状況だろうな。

    お店の門構えは一流料亭のようです。何か敷居が高そうな感じがします。風情があるとも言うのかな。門を開ければ、下足番の方がおられ、番号札を渡されます。何か、人形町の「今半 本店」みたいだな。

    そして、本日は2階席の座敷席です。かなり広い2間です。8割方は埋まっています

    まずはキリンラガーの大瓶(633ml)をいただきます。つまみは「骨せんべい」(300円)で。

    ビールと骨せんべい、もうたまりませんね。そして、こちらのお店はつまみも含め、天麩羅やらお造りなど沢山の一品料理があるのね。

     

    ビールが来てから、うなぎの注文です。やっぱり、よいお値段しますが、ここまで来たなら、3名ともにこれしかありませんね。

    • ひつまぶし(商標登録済みだよ) 4,600円

    ちなみに、ひつまぶし以外のうなぎの料金はこんな感じ。

    • 鰻丼(3切) 3,100円
    • 上鰻丼(4切)3,800円

    そして、おさらいで、お店推奨の〈ひつまぶしの召し上がり方〉

    1. 始めにお櫃の中を十文字に4等分に分けてください
    2. (1膳目)そのままうなぎの味をお楽しみください
    3. (2膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を掛けてお召し上がりください
    4. (3膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を入れて、おだしを掛けてお茶漬けにして
    5. (4膳目)一番お気に入りのお召し上がり方で

    そして、“ひつまぶし”を注文して誤算が。焼き上がるまで、30分かかると思っていたのですが、それまでビールと骨せんべいでグダグダしようと思っていたのですが。

    注文してからものの5分で着丼です。既に作り置きしているのですね、まあ、こんな大店ですのでしかたがないか。

    お膳はこんな感じです。うなぎは濃厚でうまいね。これで焼き立てであれば最高だね。

    自分の再失態。興奮して山椒を入れ忘れたのはご愛嬌です。ちなみに、お茶漬け用の「たれ」は無料で追加できるようです。

    だけど、ご飯も含め量はかなりのものだよ。男の自分でも食べきれないほどでした。

    これでご飯が少なめでうなぎがパリッとした焼き上がりだったら、最高だね。だけど、“ひつまぶし”発祥のお店に敬意を払って、ごちそうさまでした

    お会計は、15,050円。堪能させていただきました。

    これで名古屋の1泊2日の旅レポートは終わりです。

    [名古屋めし3]山本屋本店であの味噌煮込みうどんを食す。麺は激コシ生めんだよ。ポテチとおしんこが美味いのなんの

     



  • 名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    名古屋めし〈1〉恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    2023年9月4日(月)

    名古屋に到着して、ホテルに荷物を一旦預けてすぐに食べ歩きです。

    まずは朝食がてら、名古屋の喫茶店です。まずは超有名店の老舗喫茶店の「コンパル本店」を目指します

    金町駅から2駅目の「上前津」で下車です。「大洲 万松寺通り」というすごいアーケード通りがあります。もう、こんなアーケード、東京ではあまり見ないね。このアーケード通りの脇道に「コンパル 本店」はありました。

    時刻は10時55分。店内はほぼ満席ですが、行列はないね。古色蒼然としたレトロな喫茶店です。メニューを見て、既に女性陣が色めき立っています。注文したのは

    • コンパル発祥 名古屋名物エビフライサンド 1,100円
    • 小倉トースト 570円
    • Aランチセット(メンチカツのサンドイッチ)お好きなドリンク+270円
    • コーヒー(アイス・ホット)480円

    女性陣2人で、エビフライと小倉トーストをシェアして食べるようです。自分はおとなしくAランチセットで。サンドイッチの女性陣の感想です。やっぱり美味しいね、たまらないね、やっぱりコンパル最高とのこと。

    そして、アイスコーヒーも変わっているのね。熱いコーヒーと氷の入ったグラスが出てくるのね。コーヒーの作り方も指南があります。

    〈おいしいコンパルのアイスコーヒーの召し上り方〉

    1. お砂糖を入れよく溶かして下さい
    2. 氷の入ったグラスにコーヒーを入れて下さい
    3. クリームを入れて下さい

    自分で作るアイスコーヒー、東京ではまず見ないですね。すごいね名古屋の喫茶店

    自分の誤算です。暑いコーヒーにはたっぷり砂糖を入れた方がアイスコーヒーにした時においしいね。コーヒーカップからグラスにコーヒーを移すときには少し技が必要です。油断するとコーヒーがたれるものね、カップから。これ難しいよ。

    だけど、ひっきりなしにお客さんが入ってくるのね。定員さんに聞いたところ、平日は地元客、土日は観光客で大賑わいとのこと。

    恐るべし名古屋の喫茶店、恐るべしコンパル、恐るべしエビフライサンド

    初めて訪れた感想、おもしろかったね、やっぱり本店を訪れるべし。

    経営者はコンパル御殿が建つよね。

    午前の11時にこれだけ食せば、とてもランチに味噌煮込みうどんなどは到底、食べれません。夜のひつまぶしに備えて、休養も必要です。一旦ホテルに引き上げようと金山駅へ。

    その駅の目の前には、かき氷の文字が踊っています。かき氷ならOKです。

    外観の佇まいは老舗感たっぷりです。お店の名前は、「桂新堂」です。

    海老せんべいでは、あの坂角総本舖と並び立つ雄というではありませんか。

    1階でオーダーし、2階に向かいます。

    • 抹茶金時 770円
    • あまおう 660円

    女性陣は2人も抹茶金時です。女性陣が言うには、東京ではこんな値段ではかき氷は食べれないとのこと。(つまり東京はかなり高いとのこと)やっぱり夏にはかき氷ですね。見直しました。

    かき氷を食べたのは10年ぶりぐらいかな。

    明日はいよいよ“ひつまぶし”についてレポートです。

    [名古屋めし1]名古屋めしの代表格きしめん、王道の「宮きしめん 本店」でtheきしめんを食す。天ぷらも美味いね



  • 1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    2023年9月2日(土)・3日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • ミッション
    • おしゃれ泥棒

    「ミッション」は現在、DVDで視聴しにくい名作になっていね。自分はTSUTAYA ディスカスで約1年ほど待ってようやくレンタルできました。なんたって、デニーロとモリコーネだもんね。もう一人の主役はあのジェレミー・アイアンズです。あの超名作「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」の法皇ではないですか。

    映画の内容は宗教色が強く、スペインとポルトガルの南米への侵略の話しなのね。だけど、モリコーネ本人も言っているとおり、音楽が群を抜いてすごいね

    この音楽にアカデミー賞をあげなかったのは、アカデミーのまさに不覚というか錯乱ですね。

    「おしゃれ泥棒」は先週2回観たローマの休日のオードリーを懐かしんでね、それとウィリアム・ワイラーだもね。映画としてはワイラーにしてはかなり軽いコメディータッチになっています。オードリーもさすがに少し年齢を感じさせるね

    だけど土日に観る映画としてはいいよね、気持ちがハッピーになるもの。

    そして、土曜日の夕食は久々にここに行きたくなったんだね。奥まった赤坂にある老舗名店「志乃ぶ寿司」だよ。こちらのお店は、あの港区発行のスマイル商品券が使えるので、実質20%引きで食べれるということになります。半年ぶりの訪問かな。ちなみに前回はドボンでした。

    当日のお昼に予約の電話を。運よくカウンター席の2名が確保できました。

    19時に2名で訪問です。

    先客は3名ほど、後から外人のカップルと数名が来店です。

    まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。つまみは、まずは光ものを切ってもらいました。あじ、いわし、さんまです。中でも群を抜いてうまかったのが、いわしです。脂がのっており絶品でした、大将もうまいでしょう、と合いの手です。

    ビールを飲みながらのこの刺身、至福の時です。相方は、にぎりをおまかせで大将に言っています。

    本日の自分の握りです。

    • 赤貝
    • 白身(これ何かな)
    • かつお
    • いわし
    • かんぱち
    • 玉子
    • あなご

    これに連れの鉄火巻きを2切れいただいかな。つまみにしても握りにしても、本日の白眉はやはり“いわし”だったね。

    最後のデザートは季節柄、メロンです。大将曰く、こちらのお店でも外人さんが多くなってきたとのこと、よくこんなところのお寿司屋を見つけてくるね。

    ちょっと小話を。大将に聞いたのですが、先日、永ちゃんも来たとか。近くに彼所有のリハーサルスタジオのodenスタジオがあるものね

    これで芋焼酎のお湯割りを数杯飲んで(何杯飲んだか記憶にない)、お勘定は14,000円です。

    今日もご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて