「ジョイランド わたしの願い」は良質な映画、パキスタンの社会は窮屈だね

2024年10月29日(火)

本日は毎月恒例のANAのキュンの日だね。

そんなことはさておいて、まずは映画のお話しから。

昨日、渋谷のテアトルシネマに観に行った映画はこちら。

  • 「ジョイランド わたしの願い」

めずらしいパキスタンを舞台にした映画です。

パキスタンで伝統的な価値観に縛られながら暮らす若い夫婦が、自分らしく自由に生きたいと願い揺れ動く姿を描いたドラマ

パキスタンで2番目の大都市である古都ラホール。保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは失業中で、メイクアップアーティストの妻ムムターズが家計を支えている。ハイダルは家父長制の伝統を重んじる厳格な父から、早く仕事を見つけて男児をもうけるようプレッシャーをかけられていた。そんなある日、ハイダルは就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、そのパワフルな生き方にひかれていく。

監督は、本作が長編デビューとなる新鋭サーイム・サーディク。本国パキスタンではLGBTQを描いたことで保守系団体の反発を受けて政府から上映禁止命令が出されたが、監督・出演者たちの抗議活動やノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイらの声明によって撤回された。2022年・第75回カンヌ国際映画祭にパキスタン映画として初めて出品され、「ある視点」部門審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。

2022年製作/127分/G/パキスタン
原題または英題:Joyland

非常に上質で余韻を引く映画でした。予告編は観た限り、もう少しドラマ性のない同性愛を描いた映画かなと思っていましたが。展開もおもしろく、パキスタンの家族社会の窮屈な姿がよくわかりました。インドと隣接していますが、インド映画恒例の踊りと歌はないのね、パキスタン。

上映館は少ないですが、意識高い系の人には絶対おすすめの映画です。自分は意識高くないですが、非常に好感を持ちました。

そして週末は土曜日の夕食です。本日は新しく出来た赤坂のスペイン料理のバルへ

  • 「PINCHOS TIGER」
  • 港区赤坂2-12-13

1週間前を通った時、感じがよさそうだったので。2名ですが、予約して訪問しました。

店内はテーブル席が3つとカウンターだれの小さいバルです。男性1名で料理とホールを担当されています。ちょうど良い感じかな。

まずは生ビールです。最初に注文したのはこの3品。

  • おまかせピンチョス3種盛り
  • ハモン・セラーノ(400円、メニューに原価出しと記載あり)
  • 海の幸のフリット

突き出しで、日本で言う魚の南蛮漬けが出ます。(1人500円)これもビネガーが効いて、うまし。だけど出色なのは“ハモン・セラーノ”です。これ普通のレストランなら1,800円でもOKなのでは。ボリュームといい味といいすばらしい。お店の横で切り出しです。これはあまりの美味にもう一皿注文です

サクッとワイン2杯飲んで、このハモン・セラーノ、たまりません。

リピ必死のお店になりました。2人でお会計は6,900円。すばらしいです。

先日、いつものようにJ-Waveの別所哲也さんがナビゲートしている朝の番組「TOKYO MORNING RADIO」で、スペインのギタリスト...



スポンサーリンク
レクタングル(大)広告