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  • 数十年ぶりで伺った国立競技場前の「ホープ軒」の大盛りラーメンは巨大で危険な食べ物だった

    数十年ぶりで伺った国立競技場前の「ホープ軒」の大盛りラーメンは巨大で危険な食べ物だった

    ラーメンのお話しです。

    表参道というかあのあたりには当然ながら、おしゃれな雰囲気のお店やレストランばかりで美味しいラーメンやさんがないのが残念なんだな。そんなことを残念に思っているのは自分ぐらいかな。

    そして、あの界隈で異彩を放っているのが、名前にどちらもホープが付いている「野方ホープ」と「ホープ軒」があるのです。そして、自分的にはこの2つが頭の中ではいつも同じになっているのです。

    北参道にあるのが「野方ホープ」、国立競技場の前にあるのが「ホープ軒」。先日、このホープ軒の創業者の方のインタビューをテレビで見ていて、そういえば何十年もこのホープ軒のラーメンを食べていないことに気づいたのです。どんな感じのラーメンだったか、全く記憶にありません。

    そんな訳で先週の平日の昼間にホープ軒にうかがったのです。

    こんな感じのお店なのですね。

    千駄ヶ谷駅徒歩5分、
    昭和35年より創業の背脂入りラーメン「ホープ軒」
    当店の発祥は屋台から。1杯のラーメンをお客様に提供し、いろいろなお客様のアドバイスをもらい、皆様に支持され、愛されるラーメンへとなりました。

    スープや今の背脂を使ったものも屋台時代とは変わらず、それをさらに進化させ、今の若い方から当時のファンの方など、幅広い方に支持をされております。
    また、麺はスープによく絡み、食べ応えのあるものにした結果、製麺所を作り、こだわり抜いたもののみを使用しております。
    メニューは定番の1杯から、自家製のワンタンを使用したワンタンメンなど、大道のメニューにてご用意しております。
    背脂は、多めや少なめなど、お客様のお好みに合わせて調整ができます。また、当店ではネギを席のすぐ近くに置き、入れ放題にてご提供しております。
    そのほか、無料のトッピングも多数席の近くにご用意しておりますので、あなただけの1杯を作ってみてはいかがでしょうか。
    神宮球場や国立競技場にも程近く、スポーツ観戦後にもご利用いただけます。
    店内は3階建てで、1階はお急ぎの方に便利な立ち食いスタイル、 2階と3階はテーブル席をご用意しておりますので、団体様でもご利用ください。
    積み重ねてきた歴史と今とを融合させた、
    この1杯をお楽しみください。

    12時過ぎに訪問です。そして、初めて新装なった国立競技場を見たのでした。緑が一杯飾ってあってよい雰囲気ですね。そして、こちらのホープ軒は券売機で先に食券を購入するスタイルです。

    本日は、軽い気持ちで「大盛りラーメン」(1,000円)と缶ビール(350円)を注文します。1階は立ち食いスタイルなので、2階に向かいます。だけど、食券は1階で渡すのね。

    2階の国立競技場が見えるカウンター席に座ります。前にはボウルに入ったネギです。

    ビールで喉の消毒です。2階フロアを仕切っているおじさんが、1階に向かってお客をどんどん上げろ、詰めて座らせるから大丈夫、と威勢の良い掛け声が飛びます。

    そして、待つこと5分。自分の想像外の大きさの器でラーメンが登場です。沼の中に麺とチャーシュー1枚とシナチクという超シンプルなラーメンです。心を落ち着かせ、ネギを投入します。

    スープを一口。スープは普通にうまい豚骨スープです。だけど、少しパンチのない、薄めという感じのするスープです。そして、麺はかなり硬めのシワシワ中太ストレート麺です。この麺の量とスープの量が半端ないのです。ラーメンやに来て、久しぶりに大盛りにしたことを後悔したのでした。

    ホープ軒の“大盛りラーメン”は今の自分にとっては頼んではいけない危険な食べものへと変わっていたのです。

    今の自分には合わないな、を悟ったランチでした。

    ご馳走様でした。

     

  • ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    SNSでラーメン情報を発信してくださる方で、自分がTwitterで唯一フォローしている方に渡辺樹庵さんがいます。

    “今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という高田馬場「渡なべ」などをプロデュースしている方です。

    そんな方からこんな紹介があったのです。

    四谷「ラーチャン専門 我武者羅 四谷店」でラーチャンセット。いろいろな意味で、良く出来ています。削るところは削って、かけるところにはかけて

    にしても、これで850円というのはすごいです。

    自分にとってはラーチャンとは初めて聞く言葉です。ラーメンとチャーハンが一緒に出てくるのね、と理解するのに少し時間がかかりました。その専門店というではありませんか。

    渡辺さんの言う、“いろいろな意味でよく出来ている”というラーチャンに挑戦してみようということになったのでした。平日の13時30分に四谷のお店に伺いました。

    お店の前には行列もなく、券売機で食券を先に購入するタイプのようです。食券を持って、奥のカウンターに提出し、出来上がりを待つ、いわゆる“富士そば”タイプのセルフ式のようです。そして、今回は一番定番の「ラーチャンセット」(850円)を試食します。

    待っている間にテーブルにはこんなことが書いてありました。

    我武者羅の「新潟ラーチャン」

    ふんわりと優しい醤油をきかせた煮干だしスープのラーメン各種。もっちりとした新潟米でつくるチャーハンはしっかり味をつけ、しっとりと仕上げています。

    「麺を啜ってスープをひとくち、チャーハンを頬張ってスープをひとくち」

    交互に食べてその相性の良さを楽しむのが、美味しいオススメの食べ方。セットで食べても食べ疲れしない、なるべく身体が喜ぶものを目指しています。

    我武者羅では新潟のラーチャン店にもあるラーメン、背脂ラーメン、タンメンに加え、つけ麺やカレーライスとのセットもご用意しました。

    毎日食べても飽きのこない豊富なメニューをお楽しみ下さい。

    そして、待つこと3分。噂の「ラーチャンセット」の出来上がりです。調理は非常にスムーズです。まずはスープです。煮干しのスープですが、少し甘めの感じの味付けかな。塩っぽいものより自分には好みかな。チャーシューが2枚、小さい海苔も1枚乗っています。気になったのは、デフォルトでの黒胡椒は少し控えたほうがよいのかな。

    ラーメンも普通に美味いですね。このラーメンを背脂入りにすると50円アップしますが、次からは背脂ラーメンにしようかな

    チャーハンも紅生姜も添えられ、普通に美味いチャーハンです。現在はラーメン屋さんでチャーハンも一緒に注文することは皆無ですが、このラーチャンセットはありですね。

    渡辺さんが言うように、まさしく手を抜くところと抜かないところを使い分けていますね。だけど、この850円という金額は驚異ですね。まさしくサラリーマンの味方のような食べ物でした。新潟恐るべし、ラーチャン恐るべしですね。

    そして、器の下には“ラーチャンは文化です”という文字が見えるまで、スープは飲み干しましょう。

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

     



  • なに~、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させた末廣ラーメンとは、初めて知ったぞ

    なに~、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させた末廣ラーメンとは、初めて知ったぞ

    自分は秋田に全く縁もゆかりもないのですが、本日は秋田の話しです。

    先日の日本経済新聞の記事で秋田の名物“いぶりがっこ”を使った料理のレシピが紹介されており、それをどうしても作りたくなったのでした。

    ということで、まずは東京の普通のスーパーでは手に入りにくい“いぶりがっこ”を手に入れるために有楽町にある東京交通会館1階の「末廣ラーメン」に急いだのでした。

    お目当てのいぶりがっこを手にし、店内をなんとはなしに見回っていると、琴線に触れる商品が目についたのです。

    乾麺の表紙の黒いラーメンに反応する自分です。パッケージを手に取ると、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させてラーメンの表記です。あの秘伝の味を。

    京都の「新福菜館本店」の名前を出されては、引き下がれません。そして、秋田で進化させたとは、ただ事ではありません。まさに掟破りです。

    こんなストーリーがあるようです。

    創業昭和十三年、長い歴史と変わらぬ繁盛が 美味しさを約束します

    末廣ラーメン本舗は京都駅前の屋台『新福菜館』が発祥の中華そば専門店です。京都は様々な中華そば店が凌ぎを削っている日本でも有名なラーメン激戦区。『新福菜館』は京都では最も古い屋台なのですが全国でも3本の指に入る歴史の古さだそうです。

    全国各地のラーメン店を食べ歩いた先代が『新福菜館』の味に惚れ込み「修行させてください」と飛び込みました。最初は門前払いを受けましたが、何度も何度もお願いをしに通ううちに熱意が伝わり、修行させていただくことになりました。 「やるからには徹底的に教えてやる。ビデオを持ってこい!なんでも教えてやる」との有難いお言葉を、親方から頂きました。直伝頂いたこの味をベースに先代が雪国である東北に合うようにと改良して今の味となりました。

    なんとすごい話しです。話しは続きます。

    末廣ラーメンのこだわり/おいしさの秘密

    特徴のある真っ黒な中華そばは、『新福菜館』直送の京都の溜り醤油を用いた返しの色です。そのこだわりの返しに加えるスープは、豚骨に頼らず、たくさんの豚肉を使っております。更に鶏、沢山の野菜を加え、たっぷり時間をかけて煮込みます。

    店舗は複数ございますが、それぞれの地域にあるお肉屋さん、八百屋さんから仕入れをし、昔ながらの羽釜で仕込む製法を取っております。店舗で一から仕込むため、混雑時などスープ調整のお時間をいただく場合がございますが、妥協せず毎日スープと向き合っております。

    また、この返しを使った同じく真っ黒な「ヤキメシ」も人気商品でございます。黄身を乗せるのが、人気のある食べ方です。

    そして、パブロフの犬のごとく、ラーメン2袋とヤキメシの素をお買い上げです。そして、土曜日のお昼に実食です。

    家族が試食します。評価的には、これはこれでありということのようです。

    見た目的には、スープは○、麺はやっぱり細すぎかな。乾麺だからしょうがないかな。

    リピしたいと思います。我が家の定番になりそうな予感の秋田の「新福菜館」のラーメン

    北の地での進化、恐るべし秋田の末廣ラーメン。

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  • 渡辺樹庵さん指摘の“資本のあるところにこのクオリティでやられると厳しい”とは。その虎ノ門の「ロビンソン」で実食

    渡辺樹庵さん指摘の“資本のあるところにこのクオリティでやられると厳しい”とは。その虎ノ門の「ロビンソン」で実食

    本日は久しぶりに純粋に新着ラーメンのお話しなのです。

    それはTwitterを何気なしに見ていたときです。

    高田馬場「渡なべ」などのラーメン店をプロデュースし、ラーメンコンサルタントという肩書を持っていらっしゃる有限会社 渡なべスタイルの代表である渡辺樹庵さんがツイートされていたのです。ちなみに、この渡辺さん、“今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という強者なのですね。
    その渡辺さんが紹介されていたのが、東京は虎ノ門にある「ロビンソン」での、中華そば(小盛り)のことだったのです。

    「これは個人店ではないなぁ」という雰囲気のお店です。コンセプトがわりとしっかりと出来ていて、わりとしっかりと作り込まれているお店です。資本のあるところにこのクオリティのものをやられると、今後、個人店はかなり厳しくなってくる気がします。

    プロの人から見て、味的にもすぐに個人店ではないなと思わせるとは、どんな味なのか興味がわくのです。

    ちなみにこの「ロビンソン」ですが、こんなお店なのですね。

    虎ノ門にラーメン店「自家製麺 ロビンソン」打ちたて麺を提供

    料理年歴約20年の田中恵大さんと伊藤浩二さんが営む同店。以前、田中さんは元麻布の日本料理店で、伊藤さんは西麻布のイタリアンで働いていたという。2人は互いの店を行き来し合う友人で「いつか2人で店を開きたい」という夢を今回実現させた。

    座席はカウンター8席。

    メニューは、「中華そば」「つけめん」「中華そば細麺」の3種類(以上850円~)。

    • 「中華そば」には打ち立ての手もみ中太つづれ麺
    • 「つけ麺」には打ち立てのストレートの細麺
    • 「中華そば細麺」には熟成したストレートの細麺

    を使う。それぞれ「小盛」「並」「大盛」から麺の量を選べ、ワンタン2個と「味玉」1個をトッピングした「特製バージョン」も用意する。

    田中さんと伊藤さんは「当店のラーメンの特徴は、店内で毎朝手打ちしている打ち立ての麺。北海道産の“春よ恋”や九州産の“宝いずみ”など5種類の国産小麦をブレンドしている。打ちたて麺ならではのプルッとした、ツルモチ食感をぜひ味わってほしい。スープには、京都産の“京紅地鶏”や鳥取産の“大山鶏”、北海道産“日高昆布“羅臼昆布”などを使っている。鶏と魚介の調和するバランス型で、飲み干せる優しいスープ”」と話す。

    営業時間は11時~14時。日曜・祝日定休。

    こんな記事を読んだからには、訪問して実食せざるをえません。

    年末年次の京都旅行から帰ってすぐに、2022年1月初旬に伺ったのでした。お店は虎ノ門ヒルズ近くのビルの1階です。13時30分頃に伺ったのですが、お店の前には行列はありません。

    だけど、中に入って驚きました。入って右側に待機場所があって、そこに10名ほどが待機しているのです。まずは食券機で食券を購入です。そして、本日は手打ち麺はないようですね。

    お客さんの回転は結構よいかな。20分ほどでカウンター席に案内されたのです。そして本日は、次のとおりです。

    • 中華そば細麺(900円)
    • 味玉(100円)

    店内は完全オープンキッチンスタイルです。待つこと3分。きれいな上品なな中華そばが出てきたのです。大判の海苔も添えられています。

    チャーシューがまるで牛肉のように見えます。スープはやさしい味ですが、少しパンチもあるのかな。完全な魚介系とも違うな

    麺は手打ち麺であればもっと違った感じなんでしょうが、今日の麺はまあまあかな。

    全体の印象としては、見た目通り上品で落ち着いた感じのラーメンかな。何かこれといったパンチがほしいのも事実ですね。

    渡辺さんが指摘された、これは個人店の味ではないなというのは、どこで見分けられるのか分からずです。プロの目は冷徹ですね。

     

  • 福岡到着1食目は有名店「博多らーめん Shin-Shin 天神本店」で全部入りらーめんを食す、美味し。替玉はなしよ

    福岡到着1食目は有名店「博多らーめん Shin-Shin 天神本店」で全部入りらーめんを食す、美味し。替玉はなしよ

    はや師走の12月中旬の日曜日の午後に久しぶりの福岡に降り立ったのでした。福岡に来るのは10年ぶりぐらいかな。なにぶんにも来福する目的がなかったためです。

    そして、本日のホテルは天神です。まだチェックインはできないというので、ホテルに荷物を預け、まずは遅めのランチです。なにはともあれ、1食目は博多ラーメンでしょう。

    天神であれば、まずは雑誌での露出度の高いこちらのお店を訪問します。

    有名店「博多らーめん Shin-Shin 天神本店」さんです。

    • 福岡市中央区天神3-2-19

    麺は福岡の中でも“極細”、芳醇スープとの絡みがハツグン!

    屋台で腕を磨いた店主が営むラーメン居酒屋で、多くの支持を受ける天神エリアの名物店。自慢のスープは骨の髄から出るコクと甘さが引き立ち、福岡での細めのストレート麺との絡みが抜群。とんこつスープで作る、中華鍋仕上げのチャンポンもオススメ。

    訪問したのは14時半過ぎでしょうか。お店の前に行くと、通りを挟んで整然とこの時間帯でも十数名の行列です。お店の回転は良さそうです。だけど、次から次えと行列に人が加わるのです。

    お店の前の看板には、“お持ち帰りやっています”と。餃子も肉と野菜の炒めものもあります。こちらでテイクアウトして、ホテルに持ち帰って夕食もありだなという妄想が駆け巡ります。

    待つこと15分。いよいよ店内に案内されます。カウンター席を確保です。

    メニューを眺める前に喉の消毒のために生ビールを注文して、心を落ち着かせます。

    メニューを見ての第一印象です。つまみからチャンポン、焼きそばまでメニユーの品目が多いな。自慢のラーメンは大丈夫かと不安がよぎります。今どきの東京のラーメン店では考えられません。

    雑誌が薦めていたのは“煮たまごラーメン”です。だけどメニューを見て思ったのは、一期一会です。ここは思い切って、“全部入りラーメン”(950円)に行くしかないと

    ビールを飲み干したバツグンのタイミングでやってきました。今回初の博多ラーメンです。

    紅しょうのトッピングはテーブルにあるのですが、定番のごまはないのですね。

    実食です。麺も細麺と書いてありましたが、博多ラーメンならこんなもんでしょう。

    スープもラーメンも平均以上にうまいです。トッピングも満足度の高い具材です。そして東京の博多ラーメンでは必ず替玉をするのですが、麺もかなりの量で替玉なしでもOKでしたね。

    ただ博多ラーメンは博多ラーメンであり、大きな差別化要因は見つからず(専門家に言わせればちがうのでしょうが)です。だけど、大変美味しくいただきました。

    ご馳走様でした。

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  • 東京は八重洲地下街の「東京ラーメンストリート」で熊本で大人気という「天外天」の特製ラーメンを食す

    東京は八重洲地下街の「東京ラーメンストリート」で熊本で大人気という「天外天」の特製ラーメンを食す

    久しぶりに東京のラーメン店の紹介です。

    東京駅の八重洲口の「東京ラーメンストリート」に新しいお店が出来たと聞いて気になっていたのでした。

    東京駅八重洲口の『東京駅一番街』(東京都千代田区丸の内1-9-1)にあるラーメン施設『東京ラーメンストリート』

    「東京で真っ先に食べたいお店」をコンセプトに、これまでは東京に店舗を構える店が出店していたが、2021年7月より東京以外の名店が出店する期間限定店舗企画『ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート』が展開されている。

    第1弾は神奈川の名店『支那そばや』が出店し、連日行列を作る人気を得ていたが、第2弾として現在出店して早くも話題を集めているのが、熊本ラーメンの人気店『ラーメン天外天』(本店:熊本県熊本市中央区安政町2-15)だ。こちらは2022年2月24日までの期間限定店舗となる。

    自分は数ヶ月前、上記の“ラーメンの鬼”と言われた故佐野実さんゆかりの「支那そばや」にも行ったのですが、いまいちピンとこなかったんだな。

    第二弾は熊本で人気の「ラーメン天外天」とのこと。自分的には、熊本ラーメンでは「桂花ラーメン」に勝てるところはないと思っているのですが。

    そんなこんなで、恐る恐る平日の14時に訪問したのでした。ちなみに「天外天」はこんな感じのお店です。

    熊本ラーメンは豚骨ラーメンだが、豚の他に鶏の旨味も合わせていることと、ニンニクを効果的に使うのが特徴。豚ゲンコツに鶏ガラを合わせたスープは口当たりこそ軽めながらも旨味の濃度が高く、グイグイと飲み進めさせるパワーがある。

    さらにスープの上には大量の自家製ガーリックパウダーを浮かべることで、パンチの効いた味わいに。翌日を気にしない人にはスライスしたニンニクの醤油漬けもオススメだ。

    平日の14時だと言うのに、十数名の行列です。先に食券を購入して、列に並びます。

    そして本日注文したラーメンは「特製天外天ラーメン」(1,170円)と替え玉(150円)です。初来店記念にと特製ラーメンをチョイスです。

    テーブルの上にも面白いものが置いてあります。熊本の味・元祖ふりかけの素「ご飯の友」です。箸立てには、“ニンニク醤油漬け・紅生姜”を用意してあります、と書かれています。注文を取りに来られたお姉さんにこのセットをお願いします。

    待つこと5分、ラーメンの登場です。まず、スープを一口。典型的な博多の豚骨ラーメンの味ですね。麺も同じ感じです。少し変わったところでは、海苔が1枚とニンニク風味に少しパンチがあるところかな。まあ、これはこれで一種の完成しているラーメンとお見受けしました。

    だけど、個性的かなというとどうなのかな。自分も数十年前に熊本に3年住んだことがありますが、当時はこんなラーメン店さんはなかったと思うのです。

    自分的には熊本ラーメンなら断然「桂花ラーメン」と思った次第です。

    ともかく、ご馳走様でした。

     

  • 「麺や七彩」前代未聞の煮干しラーメンだった、麺も手打ちで肉は二郎並み

    「麺や七彩」前代未聞の煮干しラーメンだった、麺も手打ちで肉は二郎並み

    本日はある方のブログを拝見して、是非、訪問してみたいラーメンのお店があったのです。そのお店の名前は「麺や 七彩」というお店なのです。なんでも、煮干し系と自家製麺で東京でも非常におすすめするお店と太鼓判を押されていたのです。

    こんな情報を目にしたからには、急行するしかありません。

    • 東京都中央区八丁堀2-13-2
    • TEL 03-5566-9355

    平日の13時30分に伺いました。人気店ですので、行列を恐れていましたが、自分は運良く席にすぐにつけたのでした。

    まずは、券売機でチケットを購入です。何の情報もなく訪問したのですが、一見してかなり高いお値段だなと思った次第です。特製ラーメン(醤油・煮干)で何と1,600円もするのです。これには少し怖じけたのでした。

    そして、自分が選んだのが、

    • 喜多方肉そば(1,470円)

    です。そして、席に付くと、お兄さんが麺の量を聞いてくるのです。並・中・大でどれにしますかと。そして、自分は思わず大と応えたのでした。大でも追加の料金は必要ありません、良心的。後で調べるとこんな感じの量ですね。

    • 並(150g)
    • 中(200g)
    • 大(250g)

    そして、どのラーメンにも醤油と煮干があるようなのですが、ここはお兄さんには聞かれず、後で出てきたのは煮干しだったので、ディフォルトは煮干し推奨ということでよいのかな

    だけど、メニューを見ると肉そば以外はすべてラーメン表示なのですが、どうして肉ラーメンだけは肉そばと呼ぶのかな

    厨房を見ると、お兄さんがガチで麺を作っていらっしゃいます。よって通常のラーメン屋さんと比べてラーメンが出てくるのは時間がかかりますね。10分以上ぐらい待つ覚悟が必要です。

    そして、出てきたラーメンがこちらです。見た目は黒々としたスープに肉がぎっしりです。麺ももちもちのガチの手打ち麺です。きしめんを更に手作りしたような麺です。

    まずはスープです。見た目はギトギトしたように見えますが、純粋に煮干したっぷりのうま味全開のスープです。煮干しの苦味は一切ありません。自分が似ていると思ったのは、斑鳩の濃口スープとの比較ですが、こちらの方があっさりと煮干しのうまみだけで美味しです。

    そして、お肉が柔らかいこと。これだけのお肉があれば十分です。

    極めつけは、やはり麺ですね。ラーメン屋でこんな麺は食べたことはありません。少し柔らかめでスープと馴染む度合いが半端ではありません。シナチクも細切りですね。

    今日は煮干しの肉そばでしたが、自分が食べた煮干し系のラーメンでは最高峰だと思った次第です。これなら醤油の方もさぞかし美味しいのだろうな。

    だけどこちらのラーメン、癖になるうまさです。値段さえ気にしなければ、煮干し肉そば、ここに極まり、の感です。そのお値段もこれだけ手間ひまかけた麺とスープではしかたないと、素直に納得です。

    ご馳走さまでした。恐るべし、さすがは激戦区の東京です。

    そして、帰りには空を見上げれば本日のパラリンピックを祝してのブルーインパレスが!

    30年ぶりに渋谷の「喜楽」を訪問、ほぼ二郎ラーメンらしき中華そばが出てきたよ

     

     



  • 30年ぶりに渋谷の「喜楽」を訪問、ほぼ二郎ラーメンらしき中華そばが出てきたよ

    30年ぶりに渋谷の「喜楽」を訪問、ほぼ二郎ラーメンらしき中華そばが出てきたよ

    本日はお昼に全然別のところに行こうと思って、自宅を出たのでした。だけど、夏の熱い日差しにうんざりして、突然、表参道で髪でもカットしたいな、という気持ちがふつふつと湧いてきたのです。

    なんたって、今週末から東海と関西に小旅行するので、やっぱり身なりをすっきりしたいんだな、これが。

    ということは、ランチは渋谷界隈で取ることになったのです。

    馴染みの「桂花ラーメン」に行きたい気持ちを抑えて、今日もラーメンの新規開拓です。ふと、頭に浮かんだのが、渋谷の道玄坂の路地にある中華そばの「喜楽」だったのです。自分としてはあっさりの中華そばを食べたくなったのでした、老舗の。

    渋谷「喜楽」は昭和27 (1952) 年創業。後数年で創業70年を迎える中華料理の老舗です。

    確か、前回訪問したのは30年ぐらい前だったと思います。随分月日が経過したな。よって、喜楽のラーメンの記憶は全くありません。

    緊急事態宣言を無視するかのように、人が多いスクランブル交差点を渡り、道玄坂を目指します。時刻は13時頃です。路地に入ると、記憶のとおり、ストリップ小屋の前に喜楽はありました。外には8名ぐらいの行列です。7-8分待って、入店です。お店は1階のカウンターと2階があるのですね。外の看板で、今日は“チャーシューワンタン麺”(1,050円)に決めました。

    仕切りは、中国系のお姉さんです。お姉さんがオーダーを取ります。そこでやっぱり、この一言が出たのでした、大盛りで

    1階の一番奥のカウンターに案内です。厨房は4名です。中にはインド系らしき男性の方もいらっしゃいます。オーダーはよどみなく、処理されていきます。

    そして、待つこと5分。自分のカウンター越しに、30年ぶりの“チャーシューワンタン麺”がドド-ンと置かれたのでした。

    見た目は、煮玉子が乗ったまさしく二郎ラーメンですないですか。こんなラーメンだったかな。まあ、いいや。自分の記憶違いか、長い年月の間にスタイルが変わったかの、どらかでかす。

    麺も中太麺です。麺も少しごわごわとした二郎系ですね。渋谷で二郎のインスパイアが食べれるとは夢にも思いませんでした。老舗の喜楽さんに、申し訳ありません。チャーシューもすごい量です。これはこればまずまずのラーメンだと思いますが、中華そばからはぶっ飛んでいると思った次第です。これなら、あえてワンタンはいらないな、と思ったね。

    次に来るときは、素直にチャーシュー麺の普通盛りにしようかな。だけど、他のお客さんはもやし麺を注文している人が多かったのが、印象深かったです。これが、名物メニューなのかな?

    だけど、今日の喜楽のチャーシューワンタン麺にはやられました。何たって、心構えがない中でドド-ンと二郎系ラーメンが登場したのですから

    (追記)

    以来、2週間に一度の割合で通っていますよ。やっぱり中毒になるんだね。注文するのは「チャーシュー麺」(950円)だよ。家二郎なら、通販でやっぱりこれだよね。

    これが究極の家二郎だと確信した。桔梗庵さんのセットを知らないと人生の損失。ニンニク入れますか?

     



  • 東京の中華そばはここに極まり、東銀座の「萬福」、“ザ・王道の中華そば”を堪能

    東京の中華そばはここに極まり、東銀座の「萬福」、“ザ・王道の中華そば”を堪能

    それは、「絶品!東京の町中華-通いたくなる、あの店の一皿-」というムック本を見ている時だったのです。“こだわりが詰まった一杯を「麺」”というページをめくっていたのです。その先頭で紹介されていたのが、東銀座の「萬福」(まんぷく)というお店です。

    • 中央区銀座2-13-13
    • TEL 03-3541-7210

    “3代受け継がれる、ザ・王道の中華そば”

    関東大震災後間もなく、初代の笠原福次郎さんが、屋台で中華そばを売り出したのが始まり。歌舞伎座の裏手に暖簾を掲げたのは1929年(昭和4)のことだ。洋食出身の初代は「西支料理」として西洋と中華の料理を提供していたが、客の嗜好や時代の流れとともに中華が中心の構成になった。

    3代目の久保秀恭さんは幼少期から家業を手伝い、祖父から受け継いだ味を今も守っている。看板メニューは屋台時代から変わらない「中華そば」だ

    特徴的な三角形の薄焼き卵をはじめ、チャーシュー、ナルトなどの具材は位置も当時のまま。秘伝のスープは飲み干せるほどうまい。唯一残った洋食の「ポークライス」も、店の歴史を伝えるひと皿。銀座で100年近く愛される名店に出かけよう。

    おすすめは、当然、中華そば

    今もレシピが守られている初代考案の醤油味のスープは、すっきりとして味わい。ストレートの細麺は特注品。

    何故、この「萬福」というお店に反応したかは、銀座の中華そばの名店「共楽」を知った時、銀座の中華そばでは、その「共楽」と今回紹介した「萬福」が歴史的にも2大巨頭ということが頭に入っていたのです。

    こんなお店紹介を見たなら、突撃するしかありません。平日のランチ時に訪問します。時刻は13時30分過ぎです。外までの行列はありませんが、中では待っている人もいます

    お店の外観は、少しハイカラな町中華の佇まいです。

    中はこの時刻でも満席です。そして、お客さんがひっきりなしに入ってくるのです。驚きました。そして、本日、自分が注文したのはまずは王道の“ワンタンメン(大盛)”(990円)です。待つこと5分強というところで、ワンタンメンの出来上がりです。

    共楽のスープと比べると色は明らかに濃い色ですね。まずはスープを1口。うまみたっぷりのスープです。少し塩気を感じられるスープです。

    具材は、薄焼き卵とほうれん草が少し変わっているところです。厚めのチャーシューが1枚です。麺は細麺ですね。やっぱり老舗の味、うましです。麺とスープと具材のバランスが絶妙ですね。ワンタンもたっぷりと、ほっこりします。

    ただ、少し気になったのは、スープを飲み進んでいくとやっぱり塩気を感じるんだな。自分としては、少し魚介系の香りがする薄めの共楽の方が好みかな。

    だけど、銀座でまたリピートしたいお店ができたのでした。ご馳走様でした。

    やっぱりうますぎるよ、芝大門の味芳斎は。最近ハマっているのが麻婆豆腐、絶品だよ

     



  • 〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    日本経済新聞の2021年7月17日土曜日の夕刊の記事です。「くらし探検隊」という特集記事でした。タイトルは“「リトルヤンゴン」高田馬場のいま~増える中華・ベトナム系店舗~”というものです。

    「リトルヤンゴン」とも呼ばれる東京・高田馬場。民主化運動の弾圧から逃れてきたミャンマー人が1990年代後半に集まったとされるが、近年目立つのは中華系やベトナム系の店舗。変わりゆく街を歩いてみた。

    リトルヤンゴンは線路に囲まれている、という。

    JR山手線と東京メトロ東西線も、西武新宿線の結節点でもある高田馬場。街に出てもミャンマーの香りはしない。そこで、日本ミャンマー・カルチャーセンターのマヘーマー所長と落合清司理事長に案内されたのが、駅前にあるタックイレブン高田馬場ビルだ。

    電車の音が鳴り響くビルの表にはスナックなどの日本語の看板が連なる。普通の雑居ビルに見えるが、中にはいるとそこはミャンマーだった。

    アウン・サン・スー・チーさんが描かれたマスクに辛そうなスパイス-。

    上層階には輸入食品や雑貨がところ狭しとならぶ店が多数ある。5ケ月分の食材を買い込んだという技能実習生の女性(24)は「懐かしい故郷の食事を作れる」と満面の笑みを見せた。

    (中略)

    リトルヤンゴンがタックイレブンという「点」ならば「面」として広がるのが中華系の店舗だ。駅から早稲田通りを落合方面に5分歩くと中華系の料理店や雑貨店、台湾スイーツの店などが15点ほどあった。背景には中国人留学生の急増がある。

    駅周辺ではタックイレブンを含め数々のビルに掲げられる「行知学園」という真っ赤な看板が目に付く。中国人留学生を対象とした予備校だ。

    (後略)

    そして、自分がミャンマーを観光で家族旅行したのが、2011年の年末年始です。丁度10年前です。このころは、スー・チーさんは軟禁状態だったのです。

    こんな記事を見たからには、カズ散歩ならぬ、現場を見に行くしかありません。真夏のお昼にでかけます。散歩の前にますばランチです。

    今日は高田馬場で高評価のラーメンや「渡なべ」さんを訪問です。

    • 東京都新宿区高田馬場2-1-4

    入り口も主張のない、知らなければ見逃すであろう店構えです。店内はカウンター席だけの10席ぐらいのお店です。お客さんはほぼ一杯です。

    初めてのお店なので一番オーソドックスな「ラーメン」(850円)と替え玉を注文です。

    待つこと5分。ラーメンの登場です。非常に濃厚そうな魚介系のスープに中太麺です。シナチクでかし。豪快にでかいチャーシュー1枚。見た目ほど濃厚ではなく、麺がうまいです。温かいつけ麺を食べている感じかな。だけど、替え玉が変わっています。一転して、博多ラーメンのような細麺に変わるのです。これもしっかりしたコシで美味しです。

    個性的なラーメンですが、これはこれでありという魚介系のラーメンです。

    そして、本日の散歩の目的の高田馬場のタックイレブンビルを目指します。確かに、駅前の雑居ビルという感じです。ビル内は昼間なのに妖しい雰囲気がプンプンと伝わってきます。

    1階には「ノングインレイ」というミャンマー料理のお店です。在日のミャンマーの人が見れば、郷愁さそう料理の数々です。自分ももう、モヒンガーの味は忘れたな。

    分かりにくいエレベーターで6階まで、中華食材点さんをひやかしで訪問です。

    だけど、記事のとおりビルの外はミャンマーの香りはしないですね。

    自分は中華食材店で、押し豆腐を手に入れたのです。あの中国飯店の定番、“干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物”を作ってみたくなったのでした。

    妖しい光を放つ高田馬場のタックイレブンビル、恐るべしですね。

     

     

  • 「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店!看板メニューの「醤油らぁ麺」を食す。感想は?

    「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店!看板メニューの「醤油らぁ麺」を食す。感想は?

    最近なんだかランチ時のラーメンの話しが多くなってきており、ラーメンブログのようになったきました。そんなおりですが、またまた、是非訪問しなければいけないラーメン屋さん情報を見つけたのでした。

    見つけた情報のタイトルは“「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店”というものです。

    「ラーメンの鬼」と呼ばれた佐野実さん(享年63)が創業した人気ラーメン店「支那そばや」(横浜市戸塚区)が東京に初出店する。

    東京駅八重洲南口地下1階にある「東京ラーメンストリート」に15日から11月4日まで期間限定で出店。佐野さんの妻しおりさん(60)は「支那そばやの看板である醤油らぁ麺を用意したので、お店に来られた方々にまずは味わってほしい」と話している。

    しおりさんはオープンに先立ち、14日に同所で行われた内覧会に出席。佐野さん自身も生前、東京進出を計画したことがあったが、新横浜ラーメン博物館からのオファーと重なり、断念したことがあったという。

    東京ラーメンストリートはこれまで東京を中心とする人気店が中心だったが、新たに「ご当地ラーメンチャレンジ」として全国の名店が期間限定で出店することになった。その第1弾が「支那そばや」

    佐野さんと親交の深かった人気ラーメン店「せたが屋」(本店・東京都世田谷区)の前島司代表が今回の企画に協力しており、しおりさんは「前島さんから1番目に声を掛けていただいた」と感謝。佐野さんの弟子らの協力を得て人員も確保することができ営業のめどがついたという。

    看板メニューの「醤油らぁ麺」は1杯1000円

    現在、中華そばにはまっている自分ですが、こんな記事を見ると突撃するしかありません。

    そして、本日伺ってきました。オープンしてすぐということもあり、お昼時を外して14時に訪問です。既にこの時間でも10名程度が外で行列をしています。

    チケットを先に購入して、列に並ぶスタイルのようです。

    そして、本日自分が選んだものは「チャーシュー麺大盛り」(1,530円)というものです。

    行列に並ぶこと、15分で店内に案内です。待つこと10分、ようやく佐野実氏の支那そばとご対面です。ファーストインプレッションはシンプルで良さげです。

    スープの最初の一口は上品なスープです。魚介系の匂いもまったくしません。クセのないスープです。麺は少し柔らかめかな。もう少し硬めの方がよいと思った次第です。

    トッピングは、シャーシューとネギとシナチクと海苔のシンプルな中華そばです。

    だけど、食べ進めていくうちに、器が深過ぎでダメなのです。麺をとるのに少し苦労するのですね。チャーシューももう少し噛みやすいというかくずれる感じの方が食べやすいと思った次第です。スープも飲み進めていくと、少し塩っぱさが残る感じかな。

    今回は器も含めてのラーメンと気付かされました

    自分としては中華そばは、やっぱり銀座の共楽とソラノイロの方が美味いと思った次第です。

    辛口のコメントで失礼しました。

    ちなみに、東京ラーメンストリートにはソラノイロもありますよ。

     

  • 秋葉原の二郎インスパイア系の「らーめん影武者」でラーメンを食す。野菜増しは失敗だったな

    秋葉原の二郎インスパイア系の「らーめん影武者」でラーメンを食す。野菜増しは失敗だったな

    それは、2日前の復讐戦かもわかりません。

    ちょうど2日前に“ラーメン二郎食べたい病”に罹患して、目黒のラーメン二郎に血走って向かったのでした。だけど、丁度、定休日にぶち当たり撃沈したのでした。

    頭の中も、やはり“二郎病”が抜けきれないのです。やはり、麻薬のような食べ物ですね。

    そんな時です。丁度、秋葉原に行く野暮用ができたのでした。秋葉原には、絶対“インスパイア系”の二郎があるなと思ったのでした。

    早速、検索です。やはりオタク系の街です。ラーメンと秋葉原で検索すると、二郎系のラーメンばかり出てくるのです。二郎率は非常に高そうです。

    だけど、今日は何故、秋葉原なのかなのです。自分の持っている「プルーム・テック」を売却したかったのです。ネットではメルカリもヤフオクもすべて出品禁止品目になっているのです。どうしてなのかな、理由はわかる気もするのですが、年齢確認などを厳格にすればよいと思うのは自分だけでしょうか。

    結局は秋葉原でも買い取ってくれるお店は見つからず、よさげと思って決めたラーメン屋さんへ直行します。そのお店の名前は「らーめん影武者」というものです。

    昌平小学校の近くなのですね。13時30分に入店です。

    食券を購入するスタイルです。今日は“ぶた増し”(880円)にしました。こちらのお店、豚1枚(150円)で追加できるという、おもしろいシステムです。

    そして、ニクニクは辞めましたが、野菜増しと脂増しをお願いしました。後で判明しましたが、増しはやめておいた方がよかったですね。

    横の壁を見ると、影武者らーめん(全部のせ)というものもあります。だけど、二郎系でなぜ辛ネギとのりが乗っているのか不明です。なにか、嫌な予感がするのです。

    そして、待つこと5分、ぶた増し+野菜増し+脂増しの登場です。野菜増しというより、もやし増しといったところです。豚は豪快です、チャーシューというより肉塊です。

    まずはもやし軍団を片付けなければ、麺まで到達できないのです。ぶた肉は見た目ほどゴツクなく、食べてみれば、やわらかいお肉ですね。これはこれでありかな。

    麺とスープはまあまあの二郎系ラーメンというところでしょうか。だけど、やっぱり最初に申したとおり、もやし増しは間違いでした。これもやしが多すぎだな。

    まあ、スープ以外は完食しました。もう少し全体的な底上げを期待したいところです。

    久しぶりの本家の三田の二郎に突撃したくなったんだな、これが。

     

  • 目黒にある「支那そば かづ屋」を久しぶりに訪問。“中華そば”の王道を見たな!ルーロー飯もうまいのなんの

    目黒にある「支那そば かづ屋」を久しぶりに訪問。“中華そば”の王道を見たな!ルーロー飯もうまいのなんの

    本日(本当は7月14日)は月1回のかかりつけ医に伺う日なのでした。麻布十番にある医院で診察を済ませれば、ちょうど12時です。血液検査の結果もまあまあ年齢相応でしょう、という診断を聞き、俄然強気になったのでした。

    “そうだ、二郎に行こう”と反射的に思ったのでした。麻布十番からは聖地の三田の二郎本店に行くしかないと思うのですが、今から急行すると丁度、長い行列に並ばないといけないことを思うと心が萎えるのです。

    それを避けて、お弟子さんの目黒の二郎に行こう、と決めたのでした。南北線一本で行けるのです。目黒駅から権之助坂を下ります。時刻は13時頃です。

    記憶にあるお店の近くに行っても、行列らしきものが遠目にも見当たらないのです。思わず、ラッキーと思ったのでした。

    だけど、お店の前に行くと張り紙が。本日水曜日は定休日のようです、とほほ。失敗をこきました。

    だけど、こちらの目黒店はテイクアウトできるようです。

    • 特製チャーシュー 1本 2,000円
    • 生麺 1袋約3人前 1,000円
    • スープも希望の方は鍋かタッパー持参(ペットボトルは不可)

    スープまで持ち帰ろうと思うのなら、車で乗り付けるか、本当のご近所さんしかありませんね。

    というわけで、急遽、転進です。近くに中華そばの名店「かづ屋」さんがあることを思い出し、またまた急行します。

    自分の記憶のとおり、「かづ屋」さんがありました。正確には“支那そば”なのですね。自分がこちらのお店に来たのは、10年以上前のことなのです。暖簾をくぐれば、こんなお店だったかなという印象です。もっと、モダンだった印象だったと思うのですが。

    だけど、お店はほぼ満席のような状態です。お客さんが出ていっても、ひっきりなしにお客さんが訪れるのです。大変な繁盛店です。

    そして、注文したのは最近ハマっている“ワンタンメン”(1,120円)なのです。注文したあとにメニューを見れば、ランチタイムのセットメニューで“ルーロー飯”(台湾風豚肉煮込み丼)が200円で注文できるではないですか。

    ワンタンメンも大盛りではないし、すかざず“ルーロー飯”を注文します。

    すると、すかさずルーロー飯とキャベツのお新香が先に出されたのでした。この2つが、美味いのなんの。結局、ワンタンメンが来たときには、ルーロー飯は完食です。

    そして、満を持して、“ワンタンメン”の登場です。

    一見したところ、中華そばの王道という風情です。澄み切ったスープと中太の麺、シンプルな具材です。スープを1口。銀座の共楽と麹町のソラノイロのスープの丁度中間ぐらいの濃さかな。非常にうまいスープです。麺もなんの不満もない王道です。

    感心したのは、チャーシューがたっぷりと何枚も入っているところです。そして、ワンタンもたっぷりと入っています。

    中華そばの王道をいっています。目黒駅から少し距離はありますが、お客さんがひっきりなしに訪れるのも頷けますね。

    ご馳走様でした。また、間をおかずに伺います。

     

     

  • 代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    本日の散歩は何となく帰りは徒歩で帰ってこれるということで、代々木上原に行くことにしたのです。なんとなく良さげなランチを食べるお店があるような気がしたので。

    散歩に出る前にネットでチェックです。まずはラーメンを検索です。だけど、これと言った触手がのびるお店が見当たらないのです。その中でピンと来たお店があったのです。

    お店の名前は「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」です。

    • 東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原 B1F
    • TEL 03-6416-8666
    • 営業時間: 11:00-15:00(火-日)
    • 代々木上原駅から徒歩2分

    自分が訪れてみたいと思わせたのは、やはり「ミシュラン」の一つ星というところです。こんな受賞歴なのです。

    [ミシュランガイド東京]

    • 2015年 ビブグルマン
    • 2016年 一つ星
    • 2017年 一つ星
    • 2018年 一つ星
    • 2019年 一つ星

    こちらのお店は最初、巣鴨にあってラーメン店として世界初のミシュランガイドの一つ星を獲得したお店だそうです。そして、現在はお店を代々木上原に移転して、営業なさっています。

    お店のコンセプトと蔦という由来はこんな感じです。

    蔦のコンセプト Concept

    ラーメンの無限の創造性と可能性をテーマに置き、日本のUMAMIの食文化と世界中の様々な食材を融合。 スープ、タレには化学調味料を使用せず食材の持つ本来の旨味を幾重にも濃密に重ねています。麺は自家製粉や独自の製法なども意欲的に開発し、調理法も蔦にしか出来ない事に注力しました。 一つの食材をあらゆる角度から見る事で生まれる一杯は、今までにはない素晴らしいラーメンの世界を創造しています。

    ​蔦の由来

    日本のラーメンの歴史は100年余で蕎麦やうどんの歴史には敵わないが、同じ日本を代表する麺料理として名付けました。Sobaは中華そば支那そばからの名残りからです。蔦は大西家の家紋から先祖に対しての敬意で名付けました

    訪問する前ですが、味の特徴はこんな感じです。

    来客の8割が注文するという看板メニューである醤油そばのダシには青森シャモロックとあさりや白身魚の切り身を使用。タレには和歌山県の生揚げ醤油、油にはイタリア産黒トリュフと鶏油を使用している。麺は国産小麦をブレンドしたものを使用している。

    能書きは別にして、平日の13時に訪問です。行列も予想していましが、行列はありませんし、店の埋まり具合は7割ぐらいでしょうか。地下1階の店内はかなり大振りかな。

    ラーメン店というより、イタメシ屋さんというおしゃれな雰囲気です。

    メニューを見てみると、ラーメンでもこのくらいの価格差があります。

    • 特製ラーメン 2,200円
    • ラーメン   1,200円

    ラーメンの他には、担々麺やつけ麺、冷やし中華などもあります。

    そして、今回自分が選んだものは、ラーメンと青森シャモロック味玉(200円)です。さすがに昼間から2,200円のラーメンは頼む度胸はありません。そして、5分後にラーメンが出来上がりです。

    見た目のスープはかなり濃くで醤油でも濃厚そうな色合いです。まずは、スープを1口。ふつうのラーメンとは全く違います。味が複雑系で醤油入のコンソメスープのような、それに動物系の油が入ったような味わいです。

    麺も変わっています。ラーメンというよりラーメンと蕎麦の中間のような味わいです。中太なコシのある麺です。チャーシューも2種類入っているようです。

    スープを飲んでいると、何か小さな塊のようなものが入っています。これがかなり気になったのでした。そして、帰りに階段を見ると、スープの中身も書いてあります。

    各種醤油の他に、ムール貝、牛肉、ポルチーニ茸、乾物、魚介等です。あり小さなものはムール貝だったのでしょうか。どおりで、かなり個性的なスープです。

    だけど、外国人には受ける味かなと思った次第です。

    とにかく、かなり凝ったラーメン屋さんです。人によって向き不向きはあるかと思いますが、かなり個性的な味わいのあるラーメンでした。

    一つ残念だったのは麺の大盛がなかったのですが、あるのかな?おしゃれな人は、そんなにことはしないのかな。

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

     



  • 新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

    平日のランチのお昼時です。散歩を兼ねて、本日は四谷三丁目にある京都のラーメン屋を目指したのでした。だけど、丸の内線では、四谷三丁目では下車せず、次の新宿御苑前駅で下車します。何故なら、少しでも散歩の距離を延ばしたほうが良いと思った次第です。目的は歩くことなのですから。

    そして、下車を1駅延ばしたことで、“幸運の女神”が降臨したのでした。新宿御苑前から目的の四谷三丁目交差点を目指します。ほとんど来たことのない場所です。土地勘もありません。

    少し歩くと横道がありました。何気にその通りを見ると、「第一旭」という目にしたことのある看板に目が止まったのでした。「第一旭」と言えば、あの京都の行列必至のラーメン屋さんです。だけど、時刻は12時40分過ぎなのに、行列もないのです。

    店の前まで行って確認です。確かに、京都の第一旭の支店もしくは暖簾分けしたお店のようです。

    「第一旭」と言えば、苦い思い出があるのです。今年の年始に京都に家族で滞在した折、確か1月5日のお昼に第一旭のラーメンを食べに行ったのです。だけど、年始は1月6日から営業開始でお店はクローズド。泣く泣く、隣接する「新福菜館 本店」の行列に並んだのでした。

    ちなみに、自分は今までに「第一旭」のラーメンを食したことがないんだな、これが。

    いよいよリベンジする時が来たようです。

    第一旭はこんなラーメン屋さんなのです。

    50年前に、京都で生まれた「のれん」です。

    現在、皆様にご愛顧いただいております「たかばしラーメン」の源流「第一旭」は、昭和22年京都駅近く、通称「たかばし」に中華そば専門店として誕生しました。屋台しかない当時には珍しく、またラーメンがご馳走という時代でもありました。コクがあるのに澄んでいるスープと鉢一杯の焼豚はあっという間に知れ渡り、いつの間にやら京名物といわれるようになりました。
    時代に流されず基本的な味は変えないという方針にこだわり続け、専門店として本来の「ラーメン」を築いてきたのです。京都たかばしに生まれて約半世紀、完成目指して精進します。

    本来のラーメンとは

    洒落たつくりの「ラーメン屋」があります。多彩なメニューをそろえた「ラーメン屋」もあります。最近では180円の「ラーメン屋」も出てきました。本来のラーメンとは、汗をかき、鼻をすすりながらでも食べてしまう、食べ終わった瞬間に「はぁー」と熱い息がこぼれる、そんな迫力のあるものではないでしょうか?私どもの店には、たいして洒落た雰囲気もハイカラなメニューもありません。しかし、どこから見ても「ラーメン屋」だとわかるようにしてあります。そして、私ども自身の納得のいく「ラーメン」があります。お客様は「うまい」ラーメンが食べたいのですから。

    お店の中を見ると、すぐに食べれそうです。ここは、突撃するしかありません。予定変更です。

    外の券売機で購入です。最初の訪問、ご祝儀ということでここは“特製ラーメン(チャーシュー特大)”(1,000円)一択です。プータローの身ですので、昼間から生ビールもいきます。

    店内に入ると、かなり小ぶりなお店ということがわかります。まずは、ビールで散歩の汗を流します。昼間のビールは五臓六腑に染み渡ります。

    平日の昼間のビール、何と美味いのでしようか。座席の間隔もかなり狭いですね。

    そして、待つこと5分。初めての第一旭のラーメンとご対面です。

    第一印象はスープが少し濁っているというか、澄み切ったスープとは違いますね。チャーシュー特大だけあって、チャーシューがゴロゴロと入っています。

    まずスープを一口。少ししょっぱい系かな。「新福菜館」のコクのあるスープとは違うな。

    麺も中太麺ですね。嫌いな麺ではありません。チャーシューは食べごたえあります。少しバラ肉系のチャーシューなのかな。だけど、スープを食べ進めていくと、そのしょっぱさが少しきになるな。但し、この味が好きな人にはクセになるラーメンとお見受けしました。

    自分的には、年齢のせいかもわかりませんが、2日前に食した銀座の老舗「中華そば 共楽」が現在の好みかな。

    そんなファーストインプレッションでした。だけど、また再訪するのでしょう。

    気になるのは、発券機で見た“シロミ”(100円)おすすめ、とは何者なのでしょうか?

  • 銀座の老舗中華そばの「共楽」で食す。ワンタン麺の旨さに驚愕した。世にも奇妙な発券システムとは知らなかったな

    銀座の老舗中華そばの「共楽」で食す。ワンタン麺の旨さに驚愕した。世にも奇妙な発券システムとは知らなかったな

    平日のお昼です。本日は築地でしなければならない野暮用があったので、築地にまず出向いたのでした。そして、ちょうどお昼時ということもあり、自分は築地場外市場に行ったことがなく、よいお店があればランチでもしようと、ひやかしがてら場外市場を散歩したのです。

    だけど、大多数が当然のことながら、お寿司屋さんなのです。さして、値段もかなり高いのです。初めてその事実を知ったのです。ランチで普通に3,000円から5,000円程度はするのですね。驚きました。分かったことは、観光客相手のお店なのでしょう。もちろん、よいネタを使っていらっしゃるのでしょうが。

    築地場外でのランチを諦めて、銀座の方に足は向くのです。通りすがりに、よいお店があれば、そこでランチしようと。

    だけど、築地から東銀座へ、歌舞伎座周辺を回ってもなかなかこれはというお店がないのです。そして、とうとう銀座まで来てしまいました。銀座のJRAの近くです。

    何か見た目が老舗ぽい雰囲気を醸し出している中華そばやさんを見つけたのでした。

    そのお店の名前は、「中華そば 共楽」さんです。さっそく、店の前でネット検索したのでした。銀座で長く親しまれているラーメン屋さんのようです。ワンタン麺が有名なようでした。

    今日のランチはこの中華そばやさんで決まりです。

    そして、銀座の「中華そば 共楽」さんはこんなお店なのです。

    1956年(昭和31年)に創業し、昭和から平成にかけての銀座の中心部(銀座二丁目)の成長と発展を見守り続けてきた「中華そば共楽」。

    同店は、同じく銀座二丁目に店舗を構える「中華そば萬福(大正時代に創業)」とともに、「銀座」を代表する老舗ラーメン店として、数多くの人々から愛され続けてきた。

    そんな「共楽」だが、2016年3月、店舗が入居しているビルの建て替え工事のため、休業を余儀なくされ、長期休業へと突入。

    2019年春先になって、どこからともなく「どうも近々、営業を再開するかもしれない」という噂が流れ始め、同年5月30日、噂どおりに待望の復活。

    「共楽」が提供するのは、基本メニューの「中華そば」と、そのバリエーション。入店、着席した後、口頭でスタッフに所望の品目を告げ、スタッフが客の代わりに発券機で食券を購入するという「世にも奇妙なシステム」は復活後もなお健在

    おすすめしたいのは、復活前からの人気メニューで、再開に当たって更なるブラッシュアップを遂げた「ワンタン麺」

    煮干し等の乾物を大量に用い、日本人であれば誰もが安心感を覚える「和風味」を高らかにフィーチャー。鶏・豚等の動物系素材のコクをじっくりと丁寧に抽出し、魚介のうま味&薫りの土台として下支えさせるなど、半世紀以上かけて培ってきた技も冴えわたる。

    さらに特筆すべきは、ワンタンのクオリティの高さ。

    そして、いざ入店です。初めてのお店はドキドキします。そして、自分はこの世にも奇妙な注文のシステムを知らず、カウンター席に座ったのでした。すると、やさしいおばちゃんが、「何にします」と聞いてくるので、うわさの“ワンタン麺 大盛”(1,050円)とビールを注文したのでした。おばちゃんに2,000円を渡し、発券してもらうのですが。

    だけどやっぱり、ビールの注文が通らないのです。こいつは昼からビールを飲むタイプではないと思われたのかな。

    そして、待つこと5分。見た目は非常にシンプルなラーメンが登場です。具は、チャーシュー・めんま・ネギというトッピングです。

    スープを一口。初めては非常に魚介系のうま味が強いスープです。麺はツルツルの中太麺です。麺は非常に自分の好みです。スープも飲み進めていくと、動物系の油の旨さを堪能できます。合間にワンタンを食べれば、至福の中華そばと断言できます。ワンタンは3つはいっていました。この“中華そば”気に入りました。

    銀座で長年続く老舗の味は強いです。銀座ではうまいラーメン屋を見つけられずにいましたが、リピ決定です。

  • 鹿児島のソウルフード、ざぼんラーメンのレトルトで“家ざぼん”を堪能したぞ

    鹿児島のソウルフード、ざぼんラーメンのレトルトで“家ざぼん”を堪能したぞ

    先日、銀座に買い物に出かけた時でした。丁度、かごしま物産館の前を通った時にビビッと来たのです。前を通った瞬間にあの「ざぼんラーメン」を売っていないかなと妄想したのでした。店内を探しても、ラーメンコーナーがないんだな、これが。

    だけど、ひっそりと店の隅に置かれているざぼんラーメンのレトルトを発見したのでした。1袋1人前で300円と結構なお値段がするのです。

    これを3つ購入し、週末のお昼に家“ざぼんラーメン”と洒落込もうというあんばいなのです。

    そして、この週末の土曜日です。いよいよ仕込んでおいたざぼんラーメンの登場です。そして、ざぼんラーメンとはこんなラーメンなのです。

    1952創業より地元「鹿児島」で変わらぬ味で老若男女から愛されています。

    豚骨ベースのマイルドなスープに野菜・昆布・煮干し・干し椎茸等を加え、ストレート中太麺を合わせた「鹿児島ラーメン」です。

    このレトルトのざぼんラーメンを作っているのは、イシマル食品という会社だそうです。

    イシマル食品について
    鹿児島の麺を作り続けてもうすぐ1世紀。イシマル食品は大正5年より鹿児島のラーメンを支え続ける老舗の製麺所です。鹿児島の人気ラーメン店にイシマル食品の麺あり。自慢のツルツルとした食感で、今日も「あたたかい一杯」をあなたへお届けします。

    そして、別途、トッピングを用意します。そして、ざぼんラーメンになくてはならないのが、キャベツ盛り盛りと焦がしニンニクです。但し、焦がしニンニクはこちらのレトルトには付いてきますので、用意は不要です。

    チャーシュー、シナチク、煮玉子があれば具材は完璧です。

    添付のソースを器に入れ、お湯300mlを注げばスープの完成です。で、こちらのざぼんラーメンですが、麺の茹で時間は1分半-2分という短さです。

    麺硬めが好みですので、茹で1分で取り出します。トッピングを添えれば、あっという間に“家ざぼんラーメン”の完成です。

    実食です。

    まずスープを一口。ざぼんラーメンの味です。遜色ありません。麺も少しちゃんぽんぽい、あの独特の麺です。そして、やっぱり焦がしニンニクです。これが入れば、まさしくあの与次郎にあるさぼんラーメンになるのです。不思議です。

    このざぼんラーメンのレトルト、かなり気に入りました。銀座にお出かけの際は、リピ決定ですね。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    鹿児島 ざぼんラーメン
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  • 日本橋“ふくしま館”で見つけた「牛乳や」のミルク味噌ラーメンを自宅で食す

    日本橋“ふくしま館”で見つけた「牛乳や」のミルク味噌ラーメンを自宅で食す

    その家ラーメンのパッケージは日本橋の“ふくしま館”で偶然に発見したのでした。

    何故、“ふくしま館”かと言うと、これがあの京都ラーメンの名店の“ますたにラーメン 室町店”の横にそれがあるから、ますたにラーメンを食した後にふらりと立ち寄ったのでした。

    福島県で有名なラーメンと言えば泣く子も黙るあの“喜多方ラーメン”です。

    だけど、ふくしま館で最もプッシュされて大きな存在感を放っていたのは、会津ラーメンの「牛乳や」のラーメンだったのです。

    誰もが思う、何故、牛乳やと言う名前のラーメンなのかということです。強烈なインパクトのある名前です。こんな由来があるそうです。

    「牛乳屋」から「食堂」へ。

    大正14年、上三寄駅(現:芦ノ牧温泉駅)に鉄道が開通することになり、馬車宿を営んでいた幸美じいちゃんとキヨノばあちゃんが駅前で牛乳の販売をはじめました。

    鉄道の開通に伴い、駅には人々が集いました。

    そこで、人々の食を満たすために、初代の女将となるキヨノばあちゃんが、当時隣に住んでいた中国人から本場の「支那そば」の作り方を教わり食堂をはじめると、「牛乳屋食堂」と呼ばれるようになりました。
    それがそのまま、現在まで受け継がれています。

    牛乳屋はラーメン屋ではなく、食堂です。

    以来、地域の人たちに外食の美味しさと便利さを提供し、今でも宴会に使われ、出前を続け、誰もが思い描くあたたかい食堂を営んでいます。

    初代キヨノがつくった牛乳屋食堂の味は、代々の嫁が引き継いでいます。現在は四代目の美紀が任され、その味を守りながら進化させています。

    • 福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343
    • 会津鉄道芦ノ牧温泉駅からすぐ

    こうゆう講釈は別にして、こんな名前のラーメンを見ると、どうしても食しないわけにはいかないんだな。早速、興味津々で「ミルク味噌ラーメン」(300円/個)を3つ購入して、GW初日のお昼に家族で実食です。

    別途、自分で用意したものはチャーシュー、シナチク、九条ネギ、煮玉子です。

    そして、この「ミルク味噌ラーメン」ですが、かなり重い、ずっしりとした存在感があるパッケージです。麺はかなりの太麺で自分の好みなんだな、これが。

    だけど思うのは、味噌ラーメンはわかるのですが、その前にミルクとつくのは何故かな。

    祝日のランチに興味津々で作り始めます。スープの素を器に入れ、お湯を注げば濃厚なミルク味噌スープの出来上がりです。麺を茹でで、固めに仕上げます。

    トッピングを盛り付ければ、家牛乳やラーメンのミルク味噌ラーメンの出来上がりです。

    実食タイムです。

    率直な感想です。家で食べる味噌ラーメンとしては評価は高いです。麺は太麺でかなり良い(相当に良い)です。ミルクの味はするかどうかは自分の舌では判別できませんが、たしかにおいしい味噌ラーメンです。

    家で食べる味噌ラーメンとしてはかなり推薦できます。癖になるかどうかは別にして、こちらの牛乳やの味噌ラーメン、いけることがわかりました。

    大変おすすめです。

    [祝]1ケ月強の東京から“ますたにラーメン”が消えて、新店「京都銀閣寺 ますたに室町店」でラーメンを食す。都心の超一等地に出店とは

     



  • 「第一旭本店」から隣の「新福菜館 本店」でラーメンを食すことに、京都ラーメン元祖にして不動の名店

    「第一旭本店」から隣の「新福菜館 本店」でラーメンを食すことに、京都ラーメン元祖にして不動の名店

    2021年は1月4日です。

    「リッチモンドホテル プレミア 京都駅前」をチェックアウトし、最後の1日京都観光の日です。まず、向かったのは泣く子も黙る、定番中の定番の金閣寺です。入館料の支払ってもらう入場券がすごいです。さすが、金閣寺です。

    観光客もほどよく少なく、天気も快晴できれいな金閣寺を堪能できました。おそらく30年ぶりぐらいに見る金閣寺です。

    そして、今日のランチはどうしても行きたい京都ラーメンがあったんだな。京都を代表する有名ラーメンの「第一旭 本店」さんなのです。金閣寺からバスで京都駅に戻ります。

    「第一旭 本店」さんは京都駅から徒歩で5分ぐらいにあります。だけど、何たる不幸でしょうか。1月4日までは年末年始で臨時休業だったのです。明日1月5日から営業すると張り紙が貼ってあったのです。ガッカリです。

    だけど、すぐお隣さんも、これまた有名な「新福菜館 本店」さんがあるではありませんか。京都の2大ラーメン屋さんがこんな位置関係にあるとは、初めて気づいたのでした。そして、こちらは営業中です。当然15人ぐらいの行列です。

    東京にも「新福菜館」さんはあるので、味は分かっていましたが、やはり本店は別格です。気を取り直して、行列に参戦です。20分ぐらい待ったでしょうか。いよいよ入店できます。

    そして、通されたのは2階のテーブル席です。まずは、ビールで喉を潤します。東京とはメニューがやはり違いますね。特に、ラーメンのメニューのバリエーションが豊富です。

    そして、自分たちが選んだのは、“竹入り中華そば(メンマ入り)”です。そして、3人でシェアして食べる名物の黒いヤキメシも1つ注文です。

    そして、待つこと5分です。ラーメンとヤキメシが運ばれてきました。一目見て、メンマが太くてたくさん入っているなと思った次第です。

    まずはスープを一飲み。少しぬるいスープの温度です。東京とは違うな。麺も少し違うようです。チャーシューも少しこちらの方が厚いと思います。全体的には、自分は慣れもあるのでしょうが、東京の支店の方が好きだなと思った次第です。

    まあ、「新福菜館 本店」でラーメンを食せるとは思っていなかったので、十分記念碑的な日となったのでした。そして、レジ横で危険なチラシを見つけたのでした。

    何と「新福菜館 本店の焼飯の素」(税込550円)とのこと。キャッチフレーズは“あの評判のヤキメシ香ばしい味わいをおうちで”とあります。

    思わず購入しようと思ったのですが、家族の冷たい視線を感じて惜しくも断念したのでした。大変充実したランチタイムです。

    お腹も満たし、祇園でのショッピングです。そして、家族がデザートを食べたいと言いだしたので、「グランマーブル祇園」に入店です。

    自分は1階の店舗で“懐紙”4種をお買い上げです。趣味のよいデザートを食し、何と横のマダムたちはお昼の午後からモエシャンドンを1本抜いて、シャンパンタイムのようです。うーん、うらやましいな。

    そして、自分の買い物を三条京阪駅近くにある「内藤商店」で是非買いたいものがあったのです。

    • 京都市中京区三条大橋西詰

    実は、内藤商店で棕櫚小箒ミニを買いたかったのでした。何でも、情報誌には

    使うほどに毛先がさらにやわらかくなる棕櫚箒。キーボードなどの隙間のほこりもきれいに取れる。

    この内藤商店、行ってみるとほんとにシブイお店でした。今時、まだこんなニッチなお店があるなんて京都の底力を感じたのです。

    そして、自分が購入した逸品です。確か1,600円だったと思います。自分のキーボードを掃除して見ましたが、実の当りのやわらかい箒です。大きさも丁度よい感じです。大切にしたいと思います。

    こんな感じで本日も1日が終わったのでした。時間が経つのが早いですね。

    京都東山にある外見は薄汚い町中華の「マルシン飯店」。昼間から驚くべき行列、天津飯と餃子、危険な食べ物だよ

     

     

  • 「祝移転」京都銀閣寺ますたにラーメン日本橋本店がついに移転オープン。視察も兼ねて訪問。お店は少し小さくなったかな

    「祝移転」京都銀閣寺ますたにラーメン日本橋本店がついに移転オープン。視察も兼ねて訪問。お店は少し小さくなったかな

    この2ケ月間は意気消沈していたのでした。

    何故なら、自分の贔屓にしているラーメン屋さんの「京都銀閣寺ますたにラーメン日本橋本店」が日本橋の再開発にかかり、一時閉店されたのです。

    そしてその間、11月初旬には新店舗として「ますたにラーメン室町店」がオープンしたのでした。

    そして、待ちに待った日本橋本店が新しい日本橋の地にこの度、移転オープンしたのでした。

    • 「京都銀閣寺ますたにラーメン日本橋本店」
    • 東京都中央区日本橋2-10-3 エグゼトゥール日本橋1F
    • 営業時間:
      • 10:30~23:00(月~金)
      • 10:30~22:00(土・日・祝)
      • 10:30~15:00(第一日曜日)

    そして、本日はその新しい日本橋本店に視察を兼ねて、ランチに訪問したのでした。

    最寄り駅は、銀座線の日本橋駅ですね。これは旧店舗と同じです。

    そして、地下鉄の駅からは徒歩5分でしょうか。昭和通りという大通りに面しているおです。入口で食券を買うスタイルに変化はありません。

    まだ移転オープンしてから数日です。やはりお店の前には行列です。13時15分ぐらいに伺ったのですが、約10名ほど並んでおりました。

    そして、お店のキャパシティは以前の店舗よりかなり小さいですね。お客さんの回転も悪く、15分ぐらいの待ち時間となりました。

    同じ行列でも、室町店の方がお客さんの回転は速いです。次からは、室町店を利用した方がよいかなと思った次第です。

    そして、こちらの日本橋店も固い煮玉子はないのです。室町店と同じです。

    行列の後ろでチケットを買った人が、定員さんに固い煮玉子を置いて下さいとリクエストされていたのが印象的でした。定員さんは、お店の者に伝えておきます、と答えていました。

    そして、自分が買ったチケットはいつものとおりです。

    • 半熟玉子、ねぎ多め、ますたにラーメン(1,050円)
    • おしんこ(50円)

    お店の中は、厨房が中央に位置し、周りをテーブル席がぐるっと配置されています。

    2名掛けのテーブル席も1つあります。

    ライスは半分で、おしんこと一緒にラーメンを待ちます。待つこと数分、ラーメンの登場です。室町店と日本橋本店は兄弟店なので、ラーメンの盛り付けも具材もおしんこもすべて同じですね。

    やはり、“元祖!京都背脂鶏ガラ醤油”スープはうまいですね。麺との絡みも良く、するするといけます。そして、ラーメンと交互に食べる、おしんこ付きのライスがこれまた合うんです。

    ネギも九条ネギで柔らかくて、これも良しです。

    本日も充実したランチをいただいたのです。

    だけど、この東京のますたにラーメンのオーナーはどうして日本橋地区にこだわるのかな。

    まあ、これでめでたく東京では「京都銀閣寺ますたにラーメン」が2店体制になり、大変喜ばしいことになりました。

    ラーメン1杯、ご馳走様でした。