カテゴリー: レストラン

  • [2023年夏北海道一周9]美瑛で優雅なランチは“フェルム ラ・テール”

    [2023年夏北海道一周9]美瑛で優雅なランチは“フェルム ラ・テール”

    2023年6月の北海道一周の旅もはや5日目に入りました。

    本日の日程は富良野と美瑛の観光地を回り、旭川で宿泊する予定なのです。

    「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野」を9時過ぎにチェックアウトです。まずは再度、南富良野にもどり「富田ファーム」を目指します。何故なら、やっぱり富田ファームでラベンダー水を購入しようと思ってね、昨日は買いきれなかったですが、やっぱり欲しくなったのです。

    富田ファームに行く前に雑誌で紹介されていたラベンダー園にも立ち寄りましたが、やっぱり富田ファームに直行するのが一番ということを知りました。ショボかったり、閉園してたりです。

    次は美瑛を目指します。まずは何はともあれ「白金 青い池」を目指します。3年ぶりの訪問です。人が多いね。駐車場代500円だけが必要です。入場料なしは良心的。そして白樺街道を通り、十勝岳望岳台へ。そろそろよい時間になったので、ランチをと思って美瑛でよさげなレストランをナビに入力して向かったのです。

    目的のレストランに到着する寸前に、前の2台が揃って脇道に入るのです。看板には、

    • 「フェルム ラ・テール」
    • お菓子・パン・レストラン・カフェ
    • 映画「愛を積むひと」ロケ地

    という文字が目に入ります。前の車に引きずられるように追走します。奥まったところに車を置いて建物に入ります。こんな感じで建物前のお庭がすばらしいです。景色の美しさ。映画のロケ地になるはずです。

    建物に入れは右はショップ、左手はレストランです。レストラン前でウェイティングリストに名前を書きます。ガラス張りでガーデンビューを見ながら食事ができます。

    自分たちが選んだのは、

    • ゆめぴりかのリゾット-北海道産アスパラとニラ- (2,860円)
    • 美瑛産ポークと北海道産ポテト モホロホソース (2,860円)

    です。自分はポークを注文したのですが、塩加減もぴったりの肉厚のポークソテーでしたよ。そして、こちら自慢のパンも付いてきますので、楽しめますよ。食後のドリンクはよい子は温かいミルクですね。偶然の出来事で知ったレストランでしたが、こちらは美瑛にこれだけのために来ても損はしないと思うほどのレストランとそのガーデンでした。だけど、みんなよく知っているね。観光バスも1台ほど来て、皆さんおみやげをショップで購入されていました。

    その後は、セブンスターの木と「四季彩の丘」を観光です。それぞれ2回目の訪問ですが、今回は「四季彩の丘」では15分で園内一周できるノロッコ号(トラクターバス) に乗車しました。料金は1人500円です。これラクチンでいいよ。是非、乗ってお花を見た方がいいですね。お花の季節には少し早すぎましたが、十分楽しめました。

    そして、一路、本日の宿泊地、旭川を目指します。

    だけど思い返しても、本日の白眉は美瑛の「フェルム ラ・テール」だったね。

    美瑛での“ケンとメリーの木”も“セブンスターの木”も必見の定番ですが、木ばかりみても、これが飽きるんだな

     





  • [2023年夏北海道一周5]ニセコと札幌の移動、余市のかきざき食堂は寄るべし

    [2023年夏北海道一周5]ニセコと札幌の移動、余市のかきざき食堂は寄るべし

    北海道に上陸して3日目です。本日は積丹半島の「神威岬」を見学して小樽から札幌を目指す行程を考えています。ニセコ町内は自転車のロードレースの「ニセコクラシック2023」を絶賛開催中ですが、大した交通規制の影響も受けず、ニセコを脱出できたのです。

    ナビに神威岬を入力すると、余市経由で行くルートを表示するのね。ちなみに自分は今まで一度も積丹半島には足を踏み入れたことはないのです。一度はシャコタンブルーを拝まないとね。連れも高齢なので、余市のワイナリーには今回は目もくれません。

    余市から左折し積丹半島に入ります。最初の町「古平町」を通った時でした。交通表示をみればここから神威岬までかなりのキロ数なのです。札幌までいくことを考えると、ここで転身です。あっさりと神威岬はあきらめたのでした。

    古平町の黄金岬を見学しただけです。だけど、この町、うに丼を食べさせるお店がたくさんあるね。ちなみに値段をチェックするとこんな感じです。

    • 食事処やまとみ
    • うに丼 (3,850円) うにいくら丼 (3,300円) いくら丼 (2,200円)

    うにの本場なのにかなりお高いお値段なのね。この金額であればチョッと食べれません。ここは潔くパスです。

    ということは本日のランチは余市の人気店に決まりだね。連れは高齢なので“小樽のあんかけ焼きそば”はあり得ないので。

    • 海鮮工房「かきざき」
    • 余市町黒川町7-25
    • TEL: 0135-22-3354

    13時に到着です。行列が恐ろしいことになっています。1階の階段下まで行列です。まあしかたないので並びます。入店まで30分かかったでしょうか。みんな好きだね“かきざき”。

    ちなみに、自分たちは車は近くの市営駐車場を利用します。駐車で苦労したくないので。

    ここにくればやっぱりビールとかごに入った“ぼたんえび”(880円)を注文したいのですが、本日はドライバー一人なので自重です。残念無念。本日の注文はこちら。

    • 自分: イトコ丼 1,780円(サーモンといくらの組み合わせ)
    • 連れ: かに丼 2,300円

    そして、酢飯 50円増しと、半ライス 120円引きです。ちなみにこちらのうに丼は本日は2,870円でした。すごく良心的だね。

    1年前と同様に、ここのサーモンは脂の乗りが最高。回転のよさがわかりますね。

    大満足のランチでした。ニセコから札幌への移動でこの“かきざき食堂”でのランチは絶対はずせないね。余談ですが、今の季節(6月)は余市はさくらんぼなのね。道の横でさくらんぼの直売所がたくさんあります。

    そして、小樽を目指します。車で市内を流して、アーケードを徒歩でひやかすします。1年前と比べてますます閉店している店が増えているね。時代だね。(中島みゆきチック)

    こんな状況では長居は無用です。一路、本日の目的地の札幌を目指します。やっぱり札幌に来ると心が落ち着くね。本日はほぼ車での移動でした。

    余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間





  • [2023年夏北海道一周3]函館からニセコへ、八雲町熊石の「寿司処かきた」は超おすすめ

    [2023年夏北海道一周3]函館からニセコへ、八雲町熊石の「寿司処かきた」は超おすすめ

    北海道一周旅行の2日目です。本日は函館からニセコを目指します。ヒルトンのホテル修行も兼ねてニセコに1泊するのは必須なのです。単純に函館からニセコを直線で目指すルートは安易すぎているので回避です。もしその直線ルートを選択していたら、あのバスとトラックの衝突した事故に遭遇したのかな。

    自分たちのルートは函館を出発して途中から日本海側に出て回り込んでニセコを目指そうと思ったのです。

    北海道八雲町熊石あたり(日本海側の町)に来て、このまま行けばニセコに何時に到達できるかなという不安がよぎったのです。ここはこの日本海ルートでのニセコを目指すことは断念です。ナビにニセコを目的地として入力したのでした。

    時間も13時ぐらいです。そうすると、できればおいしいランチをこのあたりで食べたいな。北海道八雲町熊石に来た時です。(後で知ったのですが、この八雲町は何と“あわびの里”らしいのです)

    丁度その時に、道脇に「寿司処かきた」の看板が見えたのです。店構えは田舎の何でも扱う寿司屋ぽい造作です。

    • 寿司処かきた
    • 北海道二海郡八雲町熊石雲石町52-1
    • 01398-2-3148

    というわけで、まずは自分ひとりで偵察です。店に入り、メニューを拝見させてもらいます。寿司だねの入ったカウンターもあるようです。今日のランチはここで決定です。

    カウンターに2名で陣取ります。当然、何の情報もないのでアウェイ感満載です。メニューを吟味です。ちなみに、期間限定メニューの

    • うに丼セット (4,000円)
    • うにづくし (4,600円)

    “うにづくし”の方はうに軍艦2カンとうにサラダが付くのが違いかな。だけどさすがにランチごときのこんな高価な“うに”は食べれません。

    そして、自分が注文したのがランチメニューの“海鮮丼”だったのです。おそらくショボい海鮮丼が出てくるんだろうな。横では家族経営らしく、家族の人たちが入店して雑談を交わしてます。(不安と汗)そして、待つこと10分。海鮮丼が運ばれてきました。ちなみにお値段は、1,600円です。

    1,600円の海鮮丼としては考えられないぐらいのものがきたのです。もちろもんご飯は少なめです。具材はもう海鮮の狂乱(この表現わかる人にはわかる、あのリックフレアーだね)です。これで1,600円はあり得ないレベルです。生ホタテも海老もある狂喜乱舞の丼です。これでビールを飲めたら最高だね。だけど今回はドライバー自分だけなので、アルコールはご法度です。

    そして、ランチを食したあとはひたすらニセコを目指します。到着したのは15時です。だけど、最初からナビのとおりに進んでいたら、こちらの「寿司処かきた」には出会えなかったはずですので、無駄道も悪くないね。

    函館からニセコを目指す人は回り道をして、この八雲町熊石の「寿司処かきた」に寄り道をするのも悪くありませんよ。

    稚内から網走へ宗谷国道(238号線)をひたすらドライブ。途中、岬町の「う美蔵」さんの海鮮丼の旨さにびっくり仰天。これは何だ!






  • 静岡県民のソウルフード「さわやか」を初訪問、げんこつハンバーグは固いのね

    静岡県民のソウルフード「さわやか」を初訪問、げんこつハンバーグは固いのね

    1泊2日で箱根に家族旅行です。宿泊先は港区の保養所の「大平台みなと荘」です。半年前に初めて利用し、そのお値段の安さと施設のすばらしいに感激して、今回は2度目の訪問です。

    9時半に都心を出発し御殿場インターを降りたのが11時30分。御殿場アウトレットに行くことにしていましたが、その前に昼食をです。同行の娘の言うには、あの静岡県民のソウルフードの“げんこつハンバーグの炭焼きレストラン”「さわやか」の御殿場インター店は今なら30分待ちだよと。半年前の御殿場訪問ではその待ち時間に恐れをなし、あえなく撤退した苦いトラウマがあるのです。30分待ちなら行くしかないね。今日こそリベンジです。

    11時45分に「さわやか」到着です。おいおい駐車場も満杯だよ。あえなく第2駐車場へ。

    予約のシステムも独特だね。

    ほぼ30分待ちで入店です。レジ横のハンバーグの焼き場の光景をカメラ収めようとした時です。定員さんがどうぞ、どうぞと言って案内してくれます。焼き場の人も写真が取りやすいように横にどいてくれねのです。こんな配慮してくれるレストラン他にないよね。

    店内を見渡すとまさに満席です。今どきこんなレストランないよね。日本で一番はやっているレストランですね。定員さんのサービスもきびきびして全く無駄がないね。社員教育がすばらしい。ランチメニューです。初めて見る「さわやかの」のラインナップです。

    こんな感じでのハンバーグとステーキのお店なのね。看板商品はこれなんだね。

    • げんこつハンバーグ(250g) 1,375円(税込)
    • おにぎりハンバーグ(200g) 1,265円(税込)

    ランチはセットになっています。ライスまたはパン、ランチスープが付くのね。

    本日は3名が同じく、おにぎりハンバーグとライスです。

    選べるソースは、

    • オニオンソース(人気No.1)
    • デミグラスソース

    自分たちが選んだソースは、初「さわやか」詣ですので、ここはやっぱり“オニオンソース”ということで。スープを飲みながら待つこと7-8分です。

    やってきました、“おにぎりハンバーグ”です。おにぎり状のハンバーグのプレートがお客さんの前に来て、定員さんが2つに切って少し焼いてくれるのね。ソースをかけると蒸気がジュワッとあがる演出です。白い洋服は要注意ですね。

    まずはハンバークを一口。ハンバーグの外側がかなり固い。粗挽きのハンバーグとは違う、独特の硬さを持つハンバーグなのね。東京で生活している人は初めて食べるハンバーグだね。“さわやか”さん、すみません。これが静岡県民が愛してやまない“さわやかハンバーグ”なの。率直な感想です。家族3名ともに同意見です。

    食べ進めて行っても、やっぱり食感は同じです。ソースもかなり濃厚です。味はさわやかではないのね。これが2-3時間待ちするハンバーグなのか。自分の家族の味覚が間違っているのか

    だけど、テーブルを担当した定員さんがお見送りをしてくれるファミレスはないよね。定員さんのサービスは天下一品。

    だけど、再訪はあるかどうかは疑問だな。

    ちなみに、自宅でさわやかハンバーグを再現したい方は、この「ジューシーくんハンバーグ」がさわやかのハンバーグに近いということです。

    「札幌 牛亭」のハンバーグはカルト的な味、胡椒が効いて超スパイシー

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  • 長崎でちゃんぽんを食す、各店の味の違いがわからないんだな、リンガーハットは偉大なり

    長崎でちゃんぽんを食す、各店の味の違いがわからないんだな、リンガーハットは偉大なり

    本日の話しは長崎のソウルフードである「ちゃんぽん」のお話しです。

    このことを書くと今後は長崎県への入県を許否されそうで怖いのですが。結論からはっきり言います。自分にはちゃんぽんの食べ比べをしてもどのお店でもそんなに大差ないのでは、と実食して思うのです。悪いですが、あの「リンガーハット」と長崎の老舗名店と比べてどう違うんだろうと思うのです。(こんなにキッパリ言ってはダメだな)

    はっきり言ってラーメンは奥が深いと思うのですが、ちゃんぽんにはこの奥の深さがないと思うのです。どこで食べても普通においしいんだな。反対に言えば、まずい“ちゃんぽん”に当たることもない。あの同じスープで癒やしてくれるんだな。

    もうこの時点でちゃんぽんフリークから抗議が来るね、これは。

    そして、今回の長崎への1泊2日の旅でも“ちゃんぽん”は2回ほどいただいたのです。共にランチでね。

    まずは1軒目の食レポ。

    このお店を選んだ理由はずばり“るるぶ”でこのちゃんぽんが一番おいしそうだったので。新地中華街にある「会楽園」さん、老舗で大振りなお店ですね。

    黄金比のスープに具材のうま味がたっぷり

    おいしさを追求して、試行錯誤の末にたどり着いた、鶏ガラと豚骨のブレンドスープは、鶏ガラ7に豚骨3の黄金比率。素材の風味をしっかり閉じ込めるために強火で一気に仕上げるので、野菜のシャキシャキ感も健在。

    • ちゃんぽん 990円

    JTBを信じて14時に入店です。平日のこの時間でも満席でウェイティングリスト待ちです。すごいね。10分ほど待ってボッチ席にご案内です。

     

    まずはビールを1本注文して、メニューを入念にチェックです。だけど適当な値段のつまみがないんだな。ということは、この

    • 平日限定ランチ 長崎満喫セット 1,800円(税込)

    にいくしかないのかな。給士のおばさんに、これを頼むけれど、このつまみの1品を先に持ってきて、ちゃんぽんは待ちでと言ったところ、少し怪訝に厨房に確認しますと言われたのです。こんなお願いする人いないのかな。

    これは角煮まんじゅうのミニですね。もう一つは揚げ物かな。この2品で結局ビール2本いっちゃいました。それもサッポロの黒ラベルで、場違いです。(やっぱりキリンビールじゃないとね、後で気づきました)

    そしていよいよ“ちゃんぽん”の登場です。一口スープと麺を実食です。本場でこんなもの、というのが素直な感想です。これならリンガーハットの方が勝ちだと思うのですが。

    それともセットのちゃんぽんだからなのかな。麺も柔らかすぎだと思うのですが。(関係者の方、失礼しました)

    翌日の2食目です。

    これではいかんと思い、1年前まで3年間、長崎市に暮らした息子に連絡です。長崎市で一番うまいちゃんぽんを教えろと。息子からの回答です。ダントツでこことのこと。

    • 群来軒
    • 長崎市江戸町5-11

    と言うわけで2日目のランチに訪問です。開店時間の11時30分に到着です。だけど、様子がおかしいのです。本日は定休日とあるではありませんか。水曜日はお休みです。残念無念。

    転身です。思案橋近くの有名店「康楽(かんろ)」に向かいますが、ここも定休日です。長崎のちゃんぽん店は水曜日が定休日のお店が多いのですね。水曜日はちゃんぽんにとって鬼門です。

    これはいかんと思い、近くの「三八ラーメン」に入店です。ちゃんぽんがあることを確認してね。長崎はラーメン店でも、ちゃんぽんは置いてあるのね

    まずはビールで乾杯です。ラーメン店でちゃんぽんを実食です。やっぱり普通にうまいよ。むしろ昨日のよりうまいと感じるのです。俺の舌、おかしいのかな。

    リンガーハットは偉大なりを再発見した、長崎はちゃんぽん体験でした。

    [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる



     



  • 熊本で「熊本ラーメン 黒亭」でラーメンを食す、1957年創業の老舗の味を堪能

    熊本で「熊本ラーメン 黒亭」でラーメンを食す、1957年創業の老舗の味を堪能

    熊本への旅です。熊本に到着しての第一食目は午後14時ごろの遅めのランチになったのです。しかし、熊本空港は市内にかなり近くていいね。

    まずは「熊本ホテルキャッスル」近くのアーケードを歩いて物色です。まずはやっぱり、駆けつけのラーメンを1杯いきたいな。冷たいビールをキュッとね

    熊本のアーケード街は“上通り”と“下通り”の2つにきれいに分かれています。ホテルの近くには老舗名店の「元祖熊本ラーメン こむらさき」があったのですが、ホテルから近いのでもしもの時にとっておくためにランチではパスです。

    そして、下通りを歩いている時です。機内でみた旅行誌で見た「熊本ラーメン 黒亭」を見つけたのでした。表の看板には、“昔ながらの、熊本の味”に引き寄せられている自分。本日のランチはここで決まりです。自分はこちらのラーメンは一度も食したことがありません。(昔、3年間も熊本に住んでいたのに、何していたんだろうね、不思議)

    初めて入るお店はドキドキするね。店内入口でまずは食券機で食券を購入するスタイルです。瓶ビールと普通のラーメン(850円)は決まったのですが、つまみで悩む自分。餃子も普通すぎるので、ここは“おつまみチャーシュー”(380円)にしてみました。

    本日のビールの銘柄はキリンの一番搾りです。やってきた“おつまみチャーシュー”はネギもやしの上にチャーシュー3枚というもの。至って普通だね。カラシがあるのが熊本流かな

    まあ、何故ここにいるんだろうという熊本でビールをいただく至福の時です。

    ビールをいただきながら、メニューと店内を見渡していると、いろいろ分かってきます。箸ケースにこんな一文が

    昔ながらの熊本の味。

    since 1957

    黒亭は昔ながらの手作りの優しい味を目指しています。

    スープ・麺・焦がしにんにく、チャーシューを自家製にこだわり、より美味しいラーメンをお客様にお届けできるよう、製法の見直しを加えながら、研鑽を重ねております。

    「熊本ラーメンの良き伝統を守りながら進化を続け、皆様に喜ばれるオンリーワンの味をお届けしたい。」

    心構えはよし。更にメニューを見ていると、「玉子入りラーメンの美味しい食べ方」に目が留まったんだな。

    玉子入りラーメンは、玉子が大好きだった初代の女将が考案した、黒亭の定番メニュー。より美味しい食べ方のご紹介をします。

    1. まずはスープ・麺のそのままの味を楽しみます。
    2. 基本の味を堪能したら、れんげに黄身をすくって中でわります。
    3. 箸で麺や具を持ち上げてれんげから黄身を少しずつ絡ませると美味しいです

    まるで小籠包の食べ方指南みたいだね。そろそろビールも飲み終わりました。

    ラーメンを注文です。ここまで前置きが長かったね。

    ラーメンは2分で着丼です。器は一目こぶりなラーメンです。具は普通ですが、シナチクがない代わりに、“きくらげ”があるのかな。まずはスープを一口。かなり濃い目のとんこつスープです。桂花ラーメンスープよりドロッとしている感じです。焦がしにんにくが食欲をそそります

    麺は中太のストレート麺です。スープが強いので、この中太麺とよくマッチしますね。最初器が小さいので小ぶりのラーメンに見えましたが、量は丁度よい感じてでした。飲んだ後の締めラーメンにはたまらないね。

    さすがに1957年創業の66年間の歴史を感じる、熊本を代表する老舗ラーメンの実力を思い知らされました

    残念ながら、東京には支店がないのね。それなら、このおみやげラーメンだな。

    ご馳走様でした。

    熊本で「資さんうどん」の朝食、完全自動化ですごいことになっているね、お味もグッド

     



  • 箱根にある港区の保養所「大平台みなと荘」を利用、格安でもう高級旅館ではないですか、超絶オススメだった

    箱根にある港区の保養所「大平台みなと荘」を利用、格安でもう高級旅館ではないですか、超絶オススメだった

    東京都港区に暮らして30年、初めて「大平台みなと荘」という区民の保養施設を利用させていただいたのです。今回は家族の休みが平日になったために、簡単に数週間前でもすぐに予約できたのです。

    • 港区立大平台みなと荘
    • 神奈川県足柄下郡箱根町大平台294
    • TEL: 0460-86-1122
    • 「大平台みなと荘」は東京都港区在住、在勤の方のみが利用いただける港区民保養施設です。

    ちなみに、料金です。夕食と朝食付きの料金です。

    • 休前日等以外の利用 9,000円/人(1部屋4人以上、7,000円/人)
    • 休前日等の利用   12,000円/人(1部屋4人以上、10,000円/人)
      • 「休前日等」は、土曜、祝日の前日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)

    まずは到着して建物がしっかりしていてビックリです。鄙びた保養所の風情はまったくありません。近代的なビルです。そして、廊下なども贅沢に広々としているのです。こんなに贅沢な造りをしているのはさすがという感じです。

    お部屋は和・洋室あるようですが、今回は和室です。お部屋は別館の2403「朝霧」というお部屋でした。天井も高く、バルコニーもあり、広さも40平米ぐらいのもうまるで高級旅館ですね。

    温泉も広々、ジャクジー・露天風呂まであります。自分は何故、この施設を今まで使用しなかったのか、残念です。すごい施設をこんな格安で利用できて港区民になってよかったを実感したのでした。

    夕食もこんな感じで3タイプから選べます。

    • 和会席コース
    • 溶岩焼きコース
    • しゃぶしゃぶコース

    今回は「溶岩焼きコース」を予約したのでした。こんな感じで結構豪華です。お肉もたっぷりとあります。ビールを飲みながらの溶岩焼き、外は冬の箱根、もうたまらないシチュエーションです。勢いにまかせてビールも2本痛飲してしまいました。

    朝食は和・洋定食から選べます。自分たちは和定食にしてみました。

    こんな感じで港区の区の施設からこのみなと山荘まで毎日直行バスも出ているのですね。片道大人料金1,900円です。

    利用しない手はありません。今まで施設は知っていましたが、まあ区の保養所だし、しょぼいなたろうな、ぐらいにしか思っていたのでした。利用しなかったことを悔やむばかりです。

    こんなお値段なら箱根の旅館やホテルよりいいね、懐にも優しいしね。

    そして、何と65歳以上は年2回までは3,200円(1泊2食付き)で利用できるというのです。通常料金でも十分にお得であり、箱根に別荘を持つよりこの施設を利用した方が数倍良いと判断した次第です。

    今回は箱根に行った際、御殿場のアウトレットに立ち寄ったのです。お昼を食べようとしたところ、静岡ではハンバーグで超有名な炭焼き「さわやか」というレストランに行ったのです。整理券がないとダメとか、4時間待ちとかすごいことになっていました。というわけで今回は食することができずです。

    そんなにしてまで食べたいハンバーグとは、超絶美味いのかな。

    いずれにしても箱根の「大平台みなと荘」、気に入りました。

     

  • [シチリア・ミラノ旅行記16]ビッグ・サプライズ!ミラノのドゥーモ前であの“ボチェッリ”の生歌を目撃したぞ、ああ神の恵み

    [シチリア・ミラノ旅行記16]ビッグ・サプライズ!ミラノのドゥーモ前であの“ボチェッリ”の生歌を目撃したぞ、ああ神の恵み

    いよいよ今回のシチリア・ミラノの旅も本日1日のみを残すだけになりました。前夜のスマホ強奪された余韻は残っていますが、本日朝一番でPCR検査を受けて後は結果待ちの状態です。やれことはすべて対策をしたと判断しました。

    というわけで本日はミラノでショッピングがてらのブラブラ散歩です。そして、本日の夕方に思いがけないことが起こったのでした。

    散歩も疲れます。ミラノの中心のスカラ座あたりをぶらついていると、連れがcafeで休みたいと言い出すのです。おお、近くに重厚そうなカフェを見つけたのでした。何と、創業1909年とのこと。日本で1909年と言えば明治時代、あの伊藤博文が暗殺された年ですね。

    そして、今回お邪魔したカフェです。

    • 「Caffè-Pasticceria Taveggia」
    • Via Uberto Visconti di Modrone, 2, 20122 Milano

    お店の入り口にはおいしそうなパンとケーキを販売しています。美味そうです。

    奥のテーブルに席にご案内です。3人共にカプチーノを注文です。女性陣はお店のショーケースに行ってデザートを選んできたのですね。

    ミラノの老舗カフェで優雅にカプチーノ、いいね

    こんな時間をダラダラと過ごして、ドゥーモから地下鉄に乗ろうとして徒歩で移動します。時刻は夕方の5時過ぎです。

    いつもと違ってドゥーモの広場にあまりにも人が滞留しているのです。周りの見ればドゥーモ横の建物の3階あたりに飾り付けとスポットがあたっているのです。

    ビル一面、あの“ボチェッリ”のアルバムのジャケットが飾ってあるのです。ただ、このアルバムのジャケットを見るのは初めてです。

    この群衆とボチェッリのジャケットでピンときました。おそらく、今からアルバムのプロモーションであのバルコニーで本人が歌うんだろうなと。

    そして、夕方6時にボッチェリの家族3人、アンドレア・マッテオ(息子)・ヴァージニア(孫娘)の3人が現れました。アルバムからクリスマスソングを4曲ほど生歌したのでした。

    偶然にですが、すごいものを無料で見させていただきました。このクリスマス・アルバム、今年世界中で売れるんだろうな。

    ちなみにアマゾンでのアルバムの紹介文です。

    • 21世紀最高峰のテノール歌手、アンドレア・ボチェッリ。1994年のデビュー以来、これまでのCDセールスは8,000万枚を超えるなど、クラシック・アーティストとしては圧倒的な実績を残しています。2020年の4月にはミラノ大聖堂から「Music for Hope」と銘打ったライヴ配信を行い、世界中から280万人が視聴。クラシックにおける史上最高の視聴数となるなどその人気は留まるところを知りません。
    • 本作はアンドレア、マッテオ、ヴァージニアというボチェッリ親子3人が揃い制作した初のファミリー・クリスマス・アルバム。ステファン・モッキオのプロデュースのもと、「もろびとこぞりて」や「まきびと羊を」といった伝統的なクリスマスの歌曲や、「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」、「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」などクリスマス・スタンダードとして定着した楽曲などを、親子ならではの和やかな雰囲気で3人が豪華に歌い上げます。
    • 本作について、アンドレアは「この作品は、今世界が必要としている喜びや希望といったポジティヴな感情が詰まったクリスマス・アルバムです」と語っています。寒い夜に家族みんなで耳を傾けたい、今年の冬最注目の1枚です。

    生歌を聞いた感想。やっぱり、父ボッチェリが一番歌うまいね、声にツヤがあるというのかな。だけど、かわいい孫娘まで出してきてクリスマスソングを歌うのは禁じ手だろう(笑)

    自分もこの禁じ手に負けて、東京に帰ってきたらCDを即買いです。

    まあ、いろいろあった今回の旅でしたが、終わりよければすべてよし、でしょう。

    [シチリア・ミラノ旅行記17]ミラノ・マルペンサ空港での免税手続きには驚いた。見せるのはパスポートとクレカだけで返金手続き完了






  • [シチリア・ミラノ旅行記14]ミラノに来たならこの一皿、オッソブーコ。レストランは「Osteria Concordia」、そして感激のプレゼントが

    [シチリア・ミラノ旅行記14]ミラノに来たならこの一皿、オッソブーコ。レストランは「Osteria Concordia」、そして感激のプレゼントが

    本日もレストランを1軒紹介したいと思います。こちらのお店は丁度1年前にミラノへのぼっち旅をした時に初訪問して大変感激した一皿があったために、今回は家族と一緒に再訪です。

    その感心した一皿とは、オッソブーコ(簡単に言うと、仔牛すね肉の煮込み ミラノ風)(イタリア語:Ossobuco)というものです。肉の中央には骨髄があり、その周辺の肉を煮込んだものですね。

    前置きが長くなりましたが、今回再訪したお店です。

    • 「Osteria Concordia」
    • Via Francesco Guicciardini, 1, 20129, Milano
    • +39-02-7640-6565
    • http://www.osteriaconcordia.it

    ブランド通りのモンテ・ナポレオーネ通りからも徒歩15分ぐらいのところにあるレストランです。最寄り駅としては、地下鉄赤線のサンバビラ駅とポルタ・ヴェネツィア駅の間にあります。

    ミラノではミラノ風カツレツではなく、このオッソブーコを楽しみにしていたのです。ミラノ風カツレツより、日本の“the とんかつ”の方が数倍美味いと思う自分です。

    モンテ・ナポレオーネ通りでひやかしのショッピングを済ませ、ランチタイムの繁忙時間が終わった14時に訪問です。

    もうこの時間ですので、お客さんはビジネスマン風と地元客が数組いるだけです。お店に入った瞬間にやっぱり内装も雰囲気もよいね。地元のお客さんが入っているリストランテはいいよ

    本日はビールはなしでワインです。デカンタも1グラス用、半リットル、1リットルの3種あります。本当は1リットルで注文したかったのですが、家族からストップがかかり、半リットルのデカンタを注文です。この雰囲気での赤ワイン、まったりと過ごす時間、いいね。

    そして、注文です。当然、3人が3人共にこの一皿です。オッソブーコです。16ユーロなりです。

    そして、待つこと20分。やってきました。バターたっぷりの輝かしいほどの黄色のサフラインライスの上にドーンとお肉が載っている、この一皿なのです。

    部位が部位だけに、みんな骨髄の大きさが違っていますね。1年ぶりのオッソブーコです。

    赤ワインとこの一皿、究極のマリアージュだと思うんだな。はっきり行って、家族は初めて食べたようですが、その美味さに感激しておりました。

    “恐るべしロンバルディア料理”です。ひたすら食べて皆、サフランライスは少し残して完食です。そして、女性陣はデザートにティラミスをご注文のようです。やっぱり本場のレストランでのティラミスは別格のようです。

    自分は0.5リットルのデカンタを飲み尽くし、最後にもう1グラス赤ワインを注文したのです。すると、グラスではなく本当に小ぶりのデカンタでサーブされたのです。

    このデカンタいいな、と瞬時に思ったのでした。初めて見たなと。すぐにお姉さんに、このデカンタ、どこで買えるのと質問です。何とか市場に行けばあるよ、という回答です。

    だけど、旅行者だから行く時間がないよ、有料でいいから売ってくれない、と交渉です。

    するとお姉さんお店の偉い人と話して、それじゃ1つあげるよ、とのことです。

    何と、感謝感激です。スーツケースに詰めて大事に東京に持って帰りました。

    またミラノに行ったら必ず再訪するお店です。リストランテですが、旅行客相手ではないレストランなので値段もリーズナブル、雰囲気は最高、地元に愛される本当におすすめのレストランですよ。

    [シチリア・ミラノ旅行記15]ミラノでスマホ盗難にあう、スマホがないと帰国にはPCR検査の陰性証明書が必要だよ




     



  • [シチリア・ミラノ旅行記13]ミラノ中央駅周辺でおすすめできるレストラン2軒、パスタに飽きたら中華もGood!

    [シチリア・ミラノ旅行記13]ミラノ中央駅周辺でおすすめできるレストラン2軒、パスタに飽きたら中華もGood!

    本日はミラノで夕食を食したレストランを紹介します。次の旅での自分の備忘録を兼ねて。

    まず、1件目はミラノ中央駅から徒歩7-8分のところにあるリストランテです。

    • 「Ristorante Dalla Zia」
    • Via Generale Gustavo Fara 12, 20124 Milano

    こちらのレストラン選びで通りを歩いていて、いかにも昔から続くリストランテ(中が見えない扉がある)の雰囲気が漂ったので、決めたお店です。

    お店の中はこんな感じです。ステイリッシュさはありませんが、スイスの田舎風の内装かな。テーブルのクロスも真っ白ではなくて、リストランテというより、トラットリアの雰囲気です。ちなみに訪問は当然、“予約なし”です。

    お店の人の対応からは、予約した方がよろしいようです。

    注文したお皿は下記の3つ。

    • ポルチーニのパスタ
    • 海老のスパゲッティ
    • フィレステーキ(22ユーロ)

    どれもお味はグッド。お店の雰囲気も落ち着いて食べれます。地元の人が多いのかな。お酒も飲んでお会計は75ユーロ。ちなみにコペルトは3ユーロ/人。

    次のお店は上記の「Ristorante Dalla Zia」と同じ通りにあるすぐ近くのお店です。

    何故、このお店をあえて選んだかというと、イタリアに上陸して6日目ということもあり、そろそろイタリアン以外のものを食べたくなってと、本日が日曜日なのでまともな地元レストランは空いていないだろうと思ってです。

    そう、本日の夕食は中華なのです。

    • 大華(TA-HUA)
    • Via Gustavo Fara, 15, 20124 Milano

    1年前にミラノに来た時に見つけて、その時から気になっていた中華レストランだったのです。日曜日の夜8時に訪問します。そして驚いたのなんの。日曜日の夜というのにほぼ満席です。ミラノの地元の人たちで一杯なのです。予約は必須と思ったのでした。

    そして、突撃してみると、少し待ってね、と言ってテーブル席を用意してくれたのです。女将らしい少し年配の女性は少し日本語を話せます。

    メニューもこんな感じでバッチリの日本語のメニューもあります

    まずはかけつけの1杯です。

    こちらのビールはイタリアの至宝「moretti」(モレッティ)ではないですか。そして、注文です。まずは小籠包です。こんな感じで小皿に1個づつ盛られててできました。こんなサーブのされ方は初めてです。小籠包は肉汁はたっぷり、皮はメインランド風の厚い皮でした。

    皮はいただけませんが、やっぱり美味いね。ビールがグイグイ進みます。

    続いて注文したのが、この3皿です。

    • 広東風チャーハン
    • 牛肉角煮のやわらか煮込み
    • もやし炒め

    どのお皿も安定のお味で美味しです。地元のミラノっ子でお客さんが一杯なのもわかります。

    味良し、値段安し、雰囲気良しでコスパは断然ですね。パスタに空きたら、“中華はあり”です。今回紹介した2つのレストラン、大変オススメします。

    [シチリア・ミラノ旅行記14]ミラノに来たならこの一皿、オッソブーコ。レストランは「Osteria Concordia」、そして感激のプレゼントが




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  • [シチリア・ミラノ旅行記10]カターニャのレストランで“うに”と名物“いわし”のパスタを食す、おすすめレストラン2店だよ

    [シチリア・ミラノ旅行記10]カターニャのレストランで“うに”と名物“いわし”のパスタを食す、おすすめレストラン2店だよ

    シチリアはカターニャでのレストラン紹介が続きます。

    2日目の夜(昼間はタオルミーナに日帰り旅行してました)は、同じく旧市街にある「Trattoria La Canonica」さんを訪問でした。実はこちらのお店はネットでの評価が高く前日に家族がこちらのレストランをチョイスしていたのですが、昨日まで1週間ほどお休みとの表示があったのです。

    • 「Trattoria La Canonica」
    • Via Raddusa 7 50 Metri Piazza Del Duomo, カターニャ

    というわけで、2日目は満を持して訪問です。開店の19時に伺いましたが、お客さんはまだ誰もいません。店内はかなり独特です。いたるところにオーナーの趣味の絵画や置物、写真などが飾ってあります。もうお店というより、自分の趣味の部屋という様相です。

    どのテーブルにもワインのボトルが3本ほど置かれています。

    お店はオーナー自らが注文をとったり、サーブされていました。高齢のおじいさんです。まだ、お客がいないこともあり、自分たちが座ったあたりの写真の有名人を紹介されました。こいつは、ドルチェ&ガッバーナのステファノ・ガッバーナだよ、これは元フェラーリの総帥のルカ・ディ・モンテゼーモロなどなど。いずれもお店に来訪された時の写真です。

    カターニャではかなりの有名店なのでしょう。

    そんな話しより注文です。まずは喉がかわいたので、ビールです。こちらのビールは「MESSINA」という地元ビールです。赤ワインもグラスでいただきましたが、注ぎの量が多くて大満足です。(量が多ければいいのか)

    • いわしのパスタ(特にシチリアというかパレルモの名物)
    • 魚介のパスタ
    • 牛フィレステーキ(自分は何故かステーキが欲しくなったのです)

    そして、どれも美味しくいただきました。“いわしのパスタ”は10年前にパレルモに行った時に何回も食べた記憶が蘇りました。本当に美味しです。

    大変オススメできるレストランですよ。

    そして、3日目は実は軟弱になって、中華にしようとそのお店に向かったのですが、開店は20時からということで断念です。

    そして、あたりを徘徊して大変良さげなリストランテを見つけたのです。

    • Ristorante Colapesce
    • Viale XX Settembre, 78, カターニャ

    少し大振りなお店で、デーブルには白いナプキンがかかっている高級店かな。19時開店でしたが、当然、まだ誰もお客はいません。日本人3名が予約なしで訪問です。

    予約はあるのか、とか偉そうに聞いてきます。席があるじやないか、ということでこちらのお店に決定です。

    このお店のおもしろいところは、店内にこんな感じのたくさんの魚を並べたケースがあって、自分の好きな魚を選べるところです。

    まあ、まずは本日は白ワインをグラスでいただきます。注文です。

    • ウニのパスタ(イタリアにたくさん来ましたが初めてウニパスタに遭遇しました)
    • スナッパーのソテー(衣をつけた揚げ物、スナッパーはフエダイ)
    • 魚のスープ

    この魚のスープを選んだ時に、どの魚でスープを作るか、先程のケースの前で魚のチョイスです。定員は大きな魚を進めるのですが、スープには小さい魚の方がいいだろう、日本人は魚のことを良く知っているんだぞ、というオーラを出しながら赤身の小さめの魚をチョイスしました。その時は値段などはわかりません。まあ、20ユーロはしないだろうなということで。

    肝心の実食タイムです。うにパスタは味はウニですが、見た目がよくないな。もう少しドーンとウニをもらないとダメだよ。味はおいしいよ

    スナッパーは及第点以上です。期待していなかった魚のスープもこんな感じでかなりのボリュームです。日本人にはこの一品でお腹一杯です。

    こちらのお店は少しウエイターがタカビー(古い表現だな)な感じですが、雰囲気・お味・お値段も含めお薦めできますよ。

    結論的にはカターニャのレストランで魚介系を頼めば外れはないというか、及第点以上だよ。ステーキも美味しいよ。結局、名物の馬肉は食べませんでしたが。

    [シチリア・ミラノ旅行記11]カターニャから1時間、シラクーサはちょっぴりアフリカ風情のある街、旧市街は雰囲気よいよ






  • [ビバ・メヒコ旅行記13]メキシコ定番、タコスとコロナビールの組み合わせ、「SALON CORONA」で生ビールが最高だよ

    [ビバ・メヒコ旅行記13]メキシコ定番、タコスとコロナビールの組み合わせ、「SALON CORONA」で生ビールが最高だよ

    本日は今回のメキシコシティへの旅行での食べ物についてです。今回の旅で実は3回も通ったお店があったのです。そのお店の名前は「サロン・コロナ(Salón Corona)」です。

    メキシコのビールと言えば泣く子も黙る「コロナビール」です。そのコロナビールが運営しているレストランが「サロン・コロナ」なのです。こちらのお店では何とコロナの生ビールを飲むことができるのです。

    こちらのレストラン(というかメキシコ風居酒屋かタコスバーみたいな感じかな、かなりカジュアルな雰囲気です)創業は1928年とかなりの老舗で、現在ではメキシコシティに、7店舗が営業しているようです。

    タコスは道端の行列のできている屋台(地元民に愛されている)で食べるタコスが最高においしいとは思うのですが、タコスだけ食べるのは誠に味気ないのです。ましてや、コーラと一緒に食べるなどは考えられません。

    やっぱり、“タコスにはビール”、それもメキシコならコロナビールでしょう。

    というわけで、この命題に答えを与えてくれるお店がこの「サロン・コロナ」です。自分はソカロ地区に宿泊していましたので、徒歩5分ぐらいのところにお店がありました。

    いつ行っても繁盛していましたが、どこかに席を見つけられます。

    店員さんは皆さんフレンドリーです。英語もしゃべれる人も必ずいます

    席に座ると、お店のスタッフがテーブルにお通しを置いてくれます。チレ・ハラペーニョとニンジンの酢漬けに、リモン(ライム)、サルサソース他3種ソースのセットです。

    そして、いつも注文していたビールは黒ビールです。定員さんに“ブラックビール”と言えば、間違いなく通じます。500ミリリットル弱ぐらいのジョッキで出てまいります。

    次は食べ物の注文です。自分的には屋台で売っているようなタコスを希望していたのですが。

    タコスの種類もたくさんあります。メニュー表右の“Specialties”です。タコから鯉(Cod)まで信じられないものもあります。

    自分は初日は肉系でおすすめらしきものを3品注文してみました。すると、こんな感じのものが出てきました。自分のイメージするタコスとは違うんだな。小さいブリトーみたいな感じです。

    2回目は違うものを注文してみました。すると、1つだけ自分のイメージするものに出会ったんだな。これは、メニュー表一番上の「Pastor」というタコスだったのです。

    そして、3回めは3つともにこの「Pastor」を注文したのです。やっぱり、タコスはこれだよね。必ずパイナップルが入っているのもアクセントにGoodです。ビールを2杯飲んで、お会計はM$200~280ぐらいだったかな。日本円にして2,000円ぐらいです。うまいビールが飲めて、まずまずのタコスが食べられるお店としては貴重なお店ですね。次にメキシコ・シティに行くときも再訪必須のレストランです。非常にお薦めです。

    そして、前回のメキシコ訪問時に行ったメキシコ料理レストランの有名店「カフェ・デ・タクバ」(Cafe De Tacuba)に行きたかったのです。最終日のお昼に万を持して訪問です。だけど、死者の日パレードとぶつかって、通りが横断できないのです。こんなことってあるのでしょうか。

    今回知ったのですが、この「カフェ・ド・タクバ」はフリーダ・カーロとディエゴ・リベラが披露宴をこのレストランで行ったそうです。さもありなんの老舗ですね。

    こちらのカフェはともかく、「サロン・コロナ(Salón Corona)」はおすすめです。

    [ビバ・メヒコ旅行記14]メキシコシティ行ったら、「バスコンセロス図書館」と「ディエゴ・リベラ壁画館」は行くべし、圧倒的だよ!

     



  • [ビバ・メヒコ旅行記7]グアナファトは丘からの眺めもいいが、地下に張り巡らされた迷宮トンネルを体験すべし

    [ビバ・メヒコ旅行記7]グアナファトは丘からの眺めもいいが、地下に張り巡らされた迷宮トンネルを体験すべし

    本日の朝、無事、メキシコ9日間の旅より成田空港に戻ってまいりましたが、メキシコ旅日記は続きます。

    本日の話は、グアナファト(Guanajuato)ついてです。グアナファトと言えば、ピピラ記念像が立つ広場からのメキシコで一番美しいと言われるその眺めだと思います。最高のインスタ映えする写真が確かに撮れると思います。地球の歩き方からです。

    中世都市グアナファトを一望する、最高のビューポイントがここピピラの丘。

    昼間は光を浴びてまぶしいほど白く輝き、夜はカンテラのの明かりの中に浮かび上がる景色を堪能することができる

    フアレス劇場裏側からピピラの丘をケーブルカーがあります。とても歩いて行こうとは思いません。ケーブルカーは片道$35です。少し値上がりしているようです。丘の上にはレストランやお土産さんやら物売りがたくさんいます。もちろんコスプレして、一緒に写真に入ってくれるガイコツさんもいますよ。

    このフアレス劇場裏側は道も走っていますので、UBERなどを呼んでピックアップしてもらうには丁度よいですね。町中でのピックアップは混雑していて大変です。

    そして、自分が訪問したのは「口づけの小道」と「ディエゴ・リベラ博物館」でした。まあ、口づけの小道は大したことはありませんが(高知のはりまや橋ではありませんが、ガッカリ度は高いかな)、ディエゴ・リベラ博物館は行ってよかったな。生家が博物館になっているのかな。やっぱりデッサンはうまいですね、当たり前か。多くの人が知っていることかと思いますが、このディエゴ・リベラはあのフリーダ・カーロの旦那さんなのね。自分は初めて知ったのです、お恥ずかしい。

    博物館にはシュルレアリスムに傾倒した頃のピカソぽい絵もありますよ。

    有名なミイラ館には行きませんでした。3年前にエジプトで散々見てきたので。

    これは少なくとも地球の歩き方には全く書かれていないのですが、自分がこの街で一番感動したのが、実は地下に張り巡らされた地下道なのです。とにかくそれが凄いのです。銀山の坑道のようなものを、道路(車一台が通れるだけ)にしているのです。そして、いろんなところから合流するトンネルがあり、横から車が入ってきますので、非常に怖いことになっています。もちろん信号機にしきものは当然ありません。出会い頭の衝突もあるかと思いますが、その時はどうするんだろう。まさに地下の迷宮道路です。いろんなところを旅してきましたが、こんな異様な光景は初めて見ました

    郊外に宿泊して郊外と街中をUBERで行き来していましたので、貴重な体験をさせてもらいました。当然バスは入れませんので、大型バスの観光客は体験できません。

    こんな異様な迷宮トンネル、どうして売り出さないのかな。とにかくグアナファトは地下トンネル道路は体験する価値ありです。

    最後にちょっとしたディップを。ホテルで夜飲もうと思ってワインを買いたかったのですが、お店にとにかくワインを置いていないのです。あるのはビールとコーラだけという惨状です。

    そして唯一見つけたのが、Comercial Mexicanaというスーパーだけが売っていたな。

    あとレストランですが、自分が唯一立ち寄ったのが、「TRUCO 7」という地元で一番おすすめできる?というメキシコ料理やさんらしいです。

    ちなみに自分が注文したのは“Enchiladas Mineras”(赤いソースのエンチラーダと鶏1/4)というものです。まあ、冷えたビールがあればメキシコ料理も最高ですね。量は多いけど。

    おすすめできるレストランでした。

    そして、街でこんなマリアッチ隊を見つけたのでした。

    とにかく、繰り返しますが、グアナファトでは迷宮地下道を車で走ることです。

    [ビバ・メヒコ旅行記8]セントロのソカロ地区の「ハンプトン・イン」に宿泊、セキュリティは万全

     



  • [2022年夏ホーチミン旅行記8]ホーチミンのおしゃれ地区の2区へ、ランチは「クアン・ブイ・ガーデン」でベトナム家庭料理を

    [2022年夏ホーチミン旅行記8]ホーチミンのおしゃれ地区の2区へ、ランチは「クアン・ブイ・ガーデン」でベトナム家庭料理を

    ホーチミンに1週間も滞在して、何をしているのか。グルメとショッピング以外特に何もせず、ホテルでもぶらぶらして怠惰な生活を送るだけです。

    郊外の観光地も以前に行ったことがあり、まあのんびりと過ごす旅なのです。

    そんな中でも、市中心部から一度出て行かないといけないエリアがあるのです。そう、ホーチミンでおしゃれ地区と言われている2区なのです。5年前も訪問し、そのおしゃれ度には少し驚いたのでした。

    ガイド誌の押し言葉です。

    ホーチミンの今を知るなら合言葉は“2区”

    中心部であるホーチミン1区から、車で約20分の“2区エリア”。在住外国人が多く、近年開発が進む注目のおしゃれスポット。

    ベトナムのちょっといいものを集めたセレクトショップやおしゃれなカフェが点在し、気の利いたおみやげを探すのに最適。1区からは車でアクセスし、エリア内は歩いて回るのがおすすめ。

    自分たちもグラブで2区に向かいます。料金は600円ぐらいかな。とにかく高級スーパーもあり、日本の都心のスーパーよりも高級品が置いてあるのは驚きです。コロナを挟んで5年のインターバルを置いて訪ねましたが、お店はたしかに新陳代謝があります。5年前に自分たちが彫刻の置物を購入したセレクトショップは使用前使用後の様変わりようでした。

    さすがに外国人が多い地区だけあって、コロナ禍となれば撤退の決断も早いしね。

    そんな中でも、丸亀製麺が生き残っていたのは、すごいね。

    まあ軽く散歩をすればお腹が空いてくるんだな。旅行雑誌にも取り上げられていた「クアン・ブイ・ガーデン」というベトナム料理のお店でランチをしようということになったのです。

    「クアン・ブイ・ガーデン」(Quan Bui Garden)

    ランチも買い物をココで

    南国植物に囲まれた、温室のようなガラス張り空間で、ベトナムの家庭料理をいただきます。店内ではソンベ焼きなどのベトナム雑貨の販売も

     

    入口からして、もうおしゃれな雰囲気です。入口のテラス席でまったりという選択肢もありますが、この暑さでは店内だな。中もゆったりとした作りです。こんな空間の作り方で儲かるのかしら?

    そんなことはさておいて、まずは喉の乾きを癒やすためにビールだな。結局、ホーチミンで一番飲んだビールはこの「SAIGON SPECIAL」かな。まあ、冷たいビールであれば何でもおいしいね。

    注文です。前菜の盛り合わせでメニューにもドーンと最初に掲載されていたこのベトナム風の盛り合わせを注文します。食べてお腹がすけば、追加注文の予定です。

    確かにインスタ映えする一品です。3人でつまんで、結局、この一皿でお腹一杯になったのです。

    あと郊外と言えば、ホーチミンのチャイナタウンに初めて行きました。行きはグラブ、帰りは初めての路線バスでした。だけど、ガチの食材の露天売りと中国雑貨のお店ばかりでした。生活感ありありで旅行者がうろついても面白くはないな、間違いなく。

    普通のチャイナタウンのようにグルメ系のレストランがあるわけでもなく。結構、離れてもいるし、時間が余った人向けかな。

    こんなにがっかりしたチャイナタウンはなかったな、というのが正直な感想です。

    だけど、路線バスですがどうしてあんなに座席が少ないのかな。路線バスは体験するとおもしろいですよ。



  • [2022年夏ホーチミン旅行記7]ドンコイ通りの有名広東料理の「NGAN DINH Saigon」は通しで点心が注文できる貴重なお店だよ

    [2022年夏ホーチミン旅行記7]ドンコイ通りの有名広東料理の「NGAN DINH Saigon」は通しで点心が注文できる貴重なお店だよ

    ホーチミンで一番賑わっていそうな中華系レストランは先に紹介した「Dim Tu Tac」です。何たって立地がいいですもんね。シェラトンホテル前と高島屋ショッピングセンターに入っているのですから。

    だけど、使い勝手の点では少々疑問が残るのです。なんたって、点心メニューはランチタイム(15時までかな)のみなのです。夜には点心のないディナーメニューになるのです。となると、軽くサクッとといわけにはいかないんだな、これが。

    だけど、どうしても点心というか飲茶系で軽く食べたい時が夜でもあるんだな。

    そんな時に重宝したのが、場所はシェラトンとホテル マジェスティックの中間場所のドンコイ通りに店を構える有名広東料理店の「NGAN DINH Saigon(ガンディンサイゴン)」が使い勝手がよいです。入口は老舗らしく重厚感と水槽に魚が泳いでいますね。

     

    だけど、こちらのお店は通しで飲茶メニューを提供しているのにはびっくりしました。自分たちは滞在中2度ほどお邪魔した次第です。飲茶系の注文方法も紙(写真入り)に必要なものをチェックするスタイルなので、間違いがなく簡単です。

    自分たちが注文した品の評価です。(結局すべて飲茶メニューからの注文でした)

    • 小籠包(あえて頼む必要もないが、普通に美味しい)
    • 腸粉(これも普通かな、少し肉厚系)
    • 豆豉排骨(これは絶品だった。2度とも2-3つ食べていた、これはアルコールがあれば自分はこれだけでOK)
    • ちまき(これはべチャリしたもち米でどうかな、お味はよかったが)
    • 野菜炒め系の一品(野菜もとった方が良いかと思って注文したが、必要なし)

    アルコールも頼んで2-3名で5,000円程度のお会計だったと思います。混雑状況も「Dim Tu Tac」ほど混んでいなくて、ゆったりと食べれる感じかな。だけど、店の勢い?はないですが。サービスも大陸的ですが、混んでいないので、比較的丁寧な対応をしてくれます。

    自分的には「Dim Tu Tac」よりこちらのお店の方が好みかな。

    そして、家族がベトナム料理を食べたいという日がありましたので、1度伺ったお店です。かなり格式と由緒のある「VIETNAM HOUSE RESTAURANT」です。シェラトン近くのドンコイ通りにあります。ドアマンもいます。自分たちはランチタイムにお邪魔しました。

    店内は非常に落ち着いたインテリアです。客層は地元の人でも品のよさそうなマダムでした。メニューはランチもディナーも同じと思います。

    関心したのは、店員さんが多く、サービスがきめ細かいです。高級レストランの矜持がありますね。

    自分たちが注文したのは、

    • 生春巻き(非常に上品な盛り付け、大皿に4切れ)
    • チャーハン
    • 野菜カレー(ターメリック味の辛くないスープ系カレーかな)

    一皿一皿はベトナム料理にしては良いお値段がします。安くて1皿2,000円ぐらいかな。

    だけど、猥雑なドンコイ通りで落ち着いて食事のできる貴重なお店だと思いました。

    自分はもう少し下品なベトナム料理が好きだな。あのシークレットガーデンのような

    いずれにしても本日ご紹介したレストランはどちらもお薦めですよ。

     



  • [2022年夏ホーチミン旅行記6]地元民で賑わうお店にブン(BUN)を食べに行ったよ。だけど、フォーとの違いがイマイチ分からないんだな。味覚オンチかな

    [2022年夏ホーチミン旅行記6]地元民で賑わうお店にブン(BUN)を食べに行ったよ。だけど、フォーとの違いがイマイチ分からないんだな。味覚オンチかな

    ホーチミンの旅のブログに戻ります。今日は軽い話題から。

    6日間もホテルに滞在すれば、毎朝、ホテルの朝ビュッフェにも飽きると思うのです。やっぱり地元民と一緒に朝食を食べてみたいんだな

    自分的にはホーチミンでの庶民の朝食と言えば、朝フォーか旅のガイド誌に出ている定食屋のイメージなのです。あの、手差しでチョイスして盛り付けてもらう定食屋に非常に興味があるのです。こんな店に入りたかったのですが。

    だけど、連れがベトナム通のように、ベトナムではフォーよりブンよ、というのです。どうしてもそのブンに行きたいと言うのです。

    ちなみに自分はフォーとブンがどう違うのか、さっぱりわかりません。フォーとブンはこのように違うようです。

    ブンもフォーと同様米粉から作られた麺ですが、切り麺のフォーに対して、ブンは押し出し麺という特徴があります。 また、フォーは平麺が一般的ですが、ブンはストレート麺や縮れ麺と調理によって使い分けることができるため、料理の幅が非常に広いのが特徴

    要は、フォーはフォー麺は蕎麦やうどんのように生地を包丁などで切って作った麺、ブンは機械などで押し出して作った麺ということでよいのかな。自分的には、この製法の違いによって味や食感にどのような違いが出るか想像できませんが。

    ただ、地元民に親しまれているのは丸麺の「ブン」だそうです。

    そして、ホーチミン市内を見てみると、フォーのお店はきれい系(観光客が多いのかな)、ブンのお店は地元密着系のお店が多いかな。そして、ドンコイ周辺を外ずせば、こんな感じで、「BUN」というお店の看板がよく見られますね

    というわけで、自分たちも朝散歩をしながら良さげな地元民が食べているブンのお店を探します。インターコンチから徒歩7分ぐらいのところに、地元民が入っている「BUN BO HUE 31」を見つけました。今日はここでブンをいただくことに家族全員の意見が一致したのです。

    行きましょう。

    訳のわからない観光客にもベトナムの人は親切だね。

    メニュ表のビーフのブンを手差しで注文です。定員さんは何とか分かってくれたようです。1杯 VND 75,000(約400円ぐらい)だったかな。

    別皿できた野菜の盛り合わせがローカル色があっていいね。周りは地元のサラリーマンやおじさんおばさんばかりです。観光客はいません。

    そして、やってきました。ビーフのブンです。お肉がかなりワイルドです。麺は少し太めの丸麺です。やっぱり自分にはフォー麺との違いが分かりません。だけど、ベトナムのフォーでもブンでも日本人の舌にはよく合いますね。このあたり、何を食べても普通においしく食べられるのはありがたいです。

    ガチで地元のブン屋さんに行ったのは今回がこれ1回でしたが、店によってスープや麺が違うんだろうな。ロコの人たちはこだわりがあるんだろうな。

    まあ、観光客にしてみれば、ホテルの朝食ビュッフェ1人分で3名分合計のブンの方が安いとは、財布に優しいね

    だけど、日本円で1杯400円ということは日本の吉野屋の朝食とほぼ同じです。決して、ベトナムの物価が格安でないことを実感した次第です。

    だげと、フォーとブン、日本人の自分にとって、味と食感がどう違うかわかりません、永遠の謎だな。日本のラーメンのように違いがはっきりでれば、わかりやすいのですが。



  • [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

    [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

    ホーチミンの旅のブログは続きます。今回から数回は、訪れたレストランについて書きたいと思います。原則、今回の旅で2回以上リピートしたお店です。 前回の「シークレット・ガーデン」に続いて、2番目に紹介するのは「Dim Tu Tac」というお店です。

    おそらくホーチミンでは超有名な中華料理屋さんなのかな。何たって、日本人観光客御用達の高島屋ショッピングセンターにも入っているし、シェラトンホテルの前にとてもドーンとお店を開いています。

    ホーチミンに観光で行ってまあ無難?ではずれのない中華と点心を食べたくなったら、このお店に行くことが間違いがなくよいと思われます。

    自分たちは、ホーチミン滞在中に夜に1回、お昼に2回、の計3回訪問したのでした。

    シェラトンホテルの前が一番の旗艦店だと思いますので、まずそちらから。こちらは夜のディナータイムに訪問です。予約なしで訪問すると、入口付近では待ち人たくさんいます。ウェイティングリストに名前を記入して、約20分待ったかな。

    店内はいかにも大陸風の中華といった感じでテーブルと椅子も仰々しいですが、チープ感ありありです。サービスの質は大陸程度と思ってください。

    そして、夜は点心メニューは頼めません。夜メニューからの選択になります。ほとんどが一品料理になります。

    そんな中で自分たちが注文したものは、まずは北京ダック(半羽)です。何せ、連れ2人が本当の北京ダックを食べたいと言い出したもので。(汗)何故ここで本物の北京ダックが食べられると勘違いしたのかは定かではありません。

    まずはつまみがてら“きくらげの炒め”を注文です。こんな炒めものは食べたことがないので、注文です。こりこりとして普通にうまいね。まさに、ビールのおつまみです。

    そんなこんなで、ダックの登場です。テーブルの横で解体作業が始まります。作ってくれたのは、計6本の北京ダックの巻物です。たっぷりとソースが塗られています。皮の色は茶色になっています。パクリ。

    味は濃いですね。自分的には多少下品な北京ダックかな。連れは旨いといってパクパクしています。解体が終わった肉は、チャーハンとして提供されるようです。選択はこれ1択のようです。チャーハンが来たら食べきれないと思い、追加の注文はせず、ひたすら待ちます。30分ぐらい待ったかな。チャーハンの登場です。量はハンパありません。味は良いのですが、自分たちは半分残しました。地元の人なら、パックに入れて持ち帰りますね。

    そして、別日のランチタイム時に2度ほど訪れました。

    但し、サービスは大陸系でかなり大雑把と思ってください。

    営業は通し営業のようですが、ランチタイムとディナータイムの切り分けは3時なのかな。我々は午後3時すぎに入店すると、すでに点心メニューではなく、ディナーメニューのみと言われましたので。

    まあ、ホーチミンでは店構えと味を考えれば一番にオススメできる中華かな。だけどサービスはいただけないと思いますが。まさに大陸系ですね。

     



  • [2022年夏ホーチミン旅行記4]裏路地の妖しいネオンの「シークレットガーデン」は超絶うまし

    [2022年夏ホーチミン旅行記4]裏路地の妖しいネオンの「シークレットガーデン」は超絶うまし

    ホーチミンの旅のブログは続きます。今回から数回は、訪れたレストランについて書きたいと思います。原則、今回の旅で2回以上リピートしたお店です。

    一番最初に紹介するのは「シークレットガーデン」(Secret Garden)というお店です。

    • 158 Pasteur, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh

    一言で言うと、“妖しすぎ、だけど、超絶うまし、雰囲気バツグン、まさにここはサイゴン”

    こちらのお店は実は怪我の功名で見つけたお店だったのです。自分たちはおそらくガイド誌等で紹介されている超人気店の「Nha Hang Ngon」を目指したのです。現地、土曜日の夜7時です。お店の外観と内装はジャングル風で非常に雰囲気がよいお店だったんだな。

    だけど、お店の前には入店待ちの人でごった返しています。予約なしでの訪問が間違いでした。予約待ちもウェイティングリストに記入する待ちではなく、なんとなく雑然と待つという状態です。こんなアバウトな待ち行列ではいつ席に案内されるか、定かではありません

    連れが近辺のレストランで良さげなものを検索し始めます。その時に引っかかったのが、今回紹介する「シークレットガーデン」なのです。「Nha Hang Ngon」から徒歩30秒にある薄暗い路地の崩れそうなビルの5階にあるお店です。

    自分が偵察に行って、雰囲気が超よかったのですぐにスマホで呼び寄せた次第です。だけど、エレベーターはありませんので、階段を登っていく苦行です。その階段の怪しさもハンパありません。赤坂の中国茶房8 (エイト)の地下階段などはこちらと比べれば健全そのものです。

    だけど、5階に上がれば、もう外人やらでほぼ満席です。怪しい提灯もいいね

    席はオープンテラス席が半分かな。

    1日目のオーダーです。すべてメニューの写真が出ている品を注文です。

    • 定番の生春巻き
    • 海老の味付け蒸し物
    • 牛と野菜の炒め(写真あり)
    • 焼き飯

    この4品ともすべて旨いです。特に、「牛と野菜の炒め」のこの独特の野菜は超絶品、単なるこの焼き飯もガーリックがゴロゴロ入ってパラパラで超絶に旨しでした。(この焼き飯は翌日には2皿注文したほどです)

    そして、この炒めものの野菜は調べたところ、 Tokin Flowersという野菜なんだな。日本名は「トンキンカズラ」という名前だそうです。ティエンリー、夜来香(イエライシャン)とも呼ばれ、料理のほか香水の原料にも使われるそうです。東南アジアでとれる花の蕾だそうです。

    空芯菜の炒めより数倍うまかったな。

    そして、このレストランを大変気に入り、帰りには翌日も予約したのでした。今度はテラス席をということで

    翌日の2日目も満席です。日曜日の夜でも関係なしです。

    2日目のオーダーです。

    • ベトナム風 Sweet & Sour Shrimp Soup
    • fried rice w/ garlic (旨すぎてこれを2皿)
    • Stir-fried Tokin Flowers with garlic(この野菜が旨すぎて、今日はあえて肉なし)

    3名で1人はアルコールをたらふく飲んで、あと2名はデザート等を注文して4-5千円というお会計かな。

    だけど、気をつけておかないといけないのは、初めに注文しておかないと追加はなかなかオーブーが通らないところかな。特に食事系は。早くサーブできる品とサーブできない品があると思う。それと違って、店員のしつけの問題もあるのかな。アルコール関係はすぐにサーブされますのでご安心を。

    まあ、いろんな不備もありますが、雰囲気と味(少なくとも自分たちがチョイスしたもの)は最高レベルでした。中国飯店でも対抗できる味レベルです。

    また、ホーチミンに行ったら、必ず再訪するね。なんたって、この妖しさと味のギャップの雰囲気の良さはたまらないね。これだから、“東南アジア恐るべし、ホーチミンの裏路地恐るべし”です。

    [2022年夏ホーチミン旅行記5]有名中華の「Dim Tu Tac」で北京ダックを食す。点心メニューは午後3時まで、サービスは大陸的だよ

     



  • 「宿泊記・沖縄」老舗ホテルの矜持、沖縄ハーバービューホテルはいいよ、朝食付でこの値段はないよね

    「宿泊記・沖縄」老舗ホテルの矜持、沖縄ハーバービューホテルはいいよ、朝食付でこの値段はないよね

    2022年6月の沖縄・那覇のぼっち旅に戻ります。

    1泊目はヒルトンのホテル修行の一環でダブルツリー by ヒルトン那覇首里城に宿泊したのでした。そして、2泊目はホテル修行僧にあるまじく、ただコスパに釣られ前回の2022年4月と同様に「沖縄ハーバービューホテル」にしたのでした。

    この「沖縄ハーバービューホテル」の何が凄いかと申しますと、沖縄・那覇の最高の立地、交通の便、格式、部屋の快適さを比較してこの宿が5千円代(サービス・税金込み)で宿泊できることは本当にありえないと思うのです。本心からです。

    ちなみに正確な料金は楽天セール時の10%割を利用して、5,670円でした。しかも朝食ブュッフェ付きです。

    当日お日昼の12時頃に「沖縄ハーバービューホテル」に行きます。何故なら、本来ダブルツリーでレイトチェックアウトできるはずですが、本日はあいにく満室なので定時にチェックアウトくださいといわれたのです。珍しいことです。

    ホテルで荷物のみを預かっていただき、時間つぶしも含めて、「沖縄アウトレットモールあしびなー」に行きます。やっぱり、立地のよいホテルは便利でいいですね。ホテル下のバス停からアウトレットまで一本で行けるのですね。バス賃は470円かな。

    そして、ホテルに戻ってチェックインです。

    だけど、上級会員でないホテルのチェックインはアウエー感がありますね。少し緊張します。本日はアップグレードの告知はありません。本日は低層階の3階のお部屋です。まあ、このお値段ですから、全く不満はありません。部屋は大変きれいなツインベットルームです。

    バスルームはダブルツリーと較べて、こちらのほうがかなり広く快適です。やはりこのあたり、老舗ホテルの矜持です。チェックインの時に気づいたのですが、こちらのホテルは日系のエアラインの定宿なのですね。パイロットの方がチェックインされていました

    そして、時刻を見ると、16時30分です。本日の沖縄は東南アジアのようにまとわりつく湿気なのです。“そうだ、プールに行こう”と相成ったのでした。自分はどこに出かけるにしても海パンだけは持っていくのです。お気に入りのブランドは、Vilebrequin(ヴィルブレクイン)なのです。海パンと言えば、これ一択という、海パン界のエルメスかな。

    「沖縄ハーバービューホテル」でのプール利用は初めてです。先客は男性一人です。欧米のホテルプールと違って華やかさがないね。残念です。自分の今までのホテルプールで驚いたのが、ブラジルのイグアスでのプールだな。プールでもTバックのお姉ちゃんがいるのです。これには驚いた次第です。

    そして、翌日です。朝の楽しみは朝食です。そして、こちらのホテルの朝食で楽しみなのが、朝からソーキそばを食べれるのです。前回の宿泊時に味をしめたのです。

    要は、ソーキが一品として供されているので、沖縄そばも当然ありますので、沖縄そばにソーキを入れるだけです。これがうまいんだな。

    そして、こちらの朝食ブュッフェはちゃんとオムレツコーナーもあります。

    こちらの朝食ブュッフェも付いて、宿泊代金、5,670円はまさにお値打ち料金です。こんな待遇を受けられるなら、ホテル修行も一旦は忘却の彼方です。

     

  • 札幌の中心部の廻る寿司「根室花まる」に何故、人は群がるのか?対面にある廻らない「函太郎」で十分なのでは!

    札幌の中心部の廻る寿司「根室花まる」に何故、人は群がるのか?対面にある廻らない「函太郎」で十分なのでは!

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。本日はその札幌での夕食事情なのです。うち1日はサッポロファクトリー内にある「牛亭」というお店で札幌には似合わないハンバーグを食したのでした。

    やっぱりGW真っ只中のレストランです。ジンギスカンの人気店はやっぱり相当な時間並ばないとダメだろうなと思ったのでした。

    それを確信したのは、ある晩にいったANAクラウンプラザホテルからほど近いところにある回転寿司の人気店「回転寿司 根室花まる 大同生命札幌ビル miredo店」に夜7時に伺ったのでした。夜7時に伺っても既に本日夜の整理券の配布も完了し、この時間で新規の人は受付さえもできない状況を目の辺りにしたのでした。

    いくら人気店でもそれはないだろう。おそらくジンギスカンの人気店もこんな感じなのかな。

    だけど、何か食事できる店を探さないといけません。

    ぶらぶら歩いていると丁度、根室花まるから地下道を挟んで丁度反対側にある「函太郎」というお店はメニューを見てもリーズナブルで行列もないのです。回転する寿司でもないし。何か名前に見覚えがあります、新千歳空港にある前回も食したあの函館の回転寿司やさんだと気づいたのでした。隣には「函館うに むらかみ」というお店もあります。こちらは少しお高いですね。

    だったら、回る根室花まるよりこちらの方がよいではないかと即決です。本日の夜はこちらのお店にお邪魔します。

    本日はテーブル席に陣取ります。

    いつものようにまずは、サッポロクラッシックで喉の消毒です。だけど、実感したのは、北海道はお店ではこのサッポロクラッシック率が非常に高いのですね。

    付き出しでビールがすすみます。

    お寿司もセットメニューだけだと思って入店いたのですが、アラカルトも1貫から注文できるのですね。これはいいわ。

    自分はまずはツマミです。本日のおすすめの中から“本日の刺し盛”(1,200円)を注文です。やっぱり海鮮の北海道、まぐろの赤身は外して地魚の方がよいと思うのですが。

    連れはボタンエビとサーモンが美味ということでアラカルト注文でパクパクと行っています。

    まあ、家族3人、昼間の味噌ラーメンに疲れた身です。夕食はこんな感じで「函太郎」さんで軽く食したのでした。これでお会計は5,000円ほどです。

    自分的には、何故、回転寿司の「根室花まる」があんなに大人気なのか最後まで意味不明です。

    「函太郎」さん、ご馳走様でした。