カテゴリー: イタリア

  • ミラノでの定宿、ダイヤモンド会員ならヒルトン・ミラノしかないでしょう、ラウンジと朝食無料は間違いなし

    ミラノでの定宿、ダイヤモンド会員ならヒルトン・ミラノしかないでしょう、ラウンジと朝食無料は間違いなし

    2021年10月のイタリア一人旅の最後の宿泊です。

    前日はミラノ中央駅から地下鉄で1つ目の「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊したのです。そして、ホテル修行も兼ねている今回の旅の最後の宿泊ホテルは旧知の「ヒルトン ミラノ」です。

    「クラウンプラザ ミラノ シティ」からはトローリーをコロコロ転がして歩いても、徒歩10分ぐらいです。ミラノ中央駅からは4分ぐらいのところに位置しています。

    最終日を何故、ヒルトンの方にしたかと言うと、間違いなくレイトチェックアウトの恩恵を預かれると思ったからです。帰国のフライトは夜7時30分なのです。

    よってダイヤモンド会員の最大のベネフィットを利用するために、最終日はヒルトン・ミラノに宿泊です。

    自分の経験ではヒルトン・ミラノは、ゴールド会員であればあまり恩恵はないのですが、ダイヤモンド会員になると間違いなくLoungeアクセスと朝食(家族で行っても全員)が無料となりますね。自分の体験からですが。

    いつものように、チェックインです。一番安価レートで予約ですが、エグゼクティブフロアのお部屋にアップグレードされました。

    ミラノにはブルガリやアルマーニなどの高級ホテルも多々ありますが、交通の便や立地を考えるとミラノの定宿は安定のヒルトンに自分的には軍配があがるのです。

    そして、本日は一人ラウンジのカクテルタイムです。ピンチョス系のおつまみとワインで1時間半ほど過ごしました。カクテルタイムの時間は18時から20時までだったかな。

    あまり大きいラウンジではありませんが、ほどほどに人が入っている感じかな。だけど、ここでもアジア系の面々とは合わずじまいです。

    そして、朝食です。いつもの1Fのレストランでいただきます。

    さすがにヒルトンです。店員さんに欲しい料理を指示して取ってもらうスタイルは今回のホテルではすべて同じスタイルだったのですが、品数が少し増えて、華やいだ雰囲気の朝食になったのでした。

    飲み物も牛乳瓶のようなものに入っていたり、最初からグラスに取り分けられたものを持っていくスタイルです。

    まあ、これが無料でいただけるのですから、ありがたい限りです。

    そして、チェックアウトは交渉で15時となったのです。チェックイン・チェックアウトでも感じたのですが、やはりロビーにいるお客さんは少ないですね、やっぱり。

    やっぱり旅の最終がミラノであれば、マルペンサ空港へのアクセス(リムジンバスでも鉄道でも)が容易なヒルトン・ミラノはお薦めの定番ホテルです。

    ダイヤモンド会員であれば、更にホテル滞在の満足度があがること間違いなしだと思います。

  • ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ

    また、2021年10月中旬に訪れたイタリアに話しはもどります。

    今回の旅の最終地はミラノです。ミラノと言えば、やっぱりショッピングの街ですね。

    そして、今回自分が行きたかったのは、バーバーショップだったのです。

    何せ、前回訪れた時に、有名なモンテ・ナポレオーネ通り(Via Monte Napoleone)ににある「アクア ディ パルマ」(ACQUA DI PARMA)というお店で購入したシェービング用に購入した髭剃りとそれを置く台がすこぶる良いのです。お値段は清水から飛び降りる気持ちで購入した、何と45,000円の代物だったのです。

    住所: Gesù, 1, 20121 Milano MI, イタリア

    そして、まずはこの「アクア ディ パルマ」を表敬訪問です。同じところ(GUCCIの真ん前)にお店が同じくあります。店内をチェックしたのですが、シェービング用の商品はかなり整理されていて購入したいものがなかったんだな。

    すぐに転進です。

    ミラノには有名なバーバーショップがあるようです。その名を「アンティカ・バルビエリア・コッラ」(ANTICA BARBIERIA COLLA)です。何と、ミラノ・スカラ座に隣接しているというのです。

    •  Via Gerolamo Morone 3. 20121 Milano

    こんな歴史なのです。

    1904年に創業の【ANTICA BARBIERIA COLLA – アンティカ・バルビエリア・コッラ】は、ミラノ・スカラ座に隣接した最も古く、最も有名なバーバー。
    ショービジネス界の著名人や、スカラ座を訪れる客を中心に賑わっている。

    伝統的な“ヘアケア”と“シェービング”に対する情熱、 職人と創業者の想いを永続させるため、100年以上もの間、その伝統を守り続けている。

    ユニークな素材を用い、オリジナルのレシピから生み出されてきた製品の数々。イタリア紳士のこだわりがここにある

    理髪店ANTICA BARBIERIA COLLAの壁一面に飾られているのは歴代の顧客たちの写真。
    ヘアカットや髭剃りを受ける時間に、店主や顧客同士で政治・芸術・ビジネスなどの会話を楽しむ。ここは理髪店としてだけでなく、イタリア紳士の社交場としても長く利用されている。

    そして、これが決定的なのですが、Antica Barbieria Collaを愛した著名人たちの中に、映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言うのです。

    バーバー用品もあると思ったので、早速訪問します。確かに、通りにひっそりとあるのです。

    お店の中に入ると、何ともクラッシックな雰囲気です。理髪・髭剃りやさんがこんなに荘厳な雰囲気とは。髭をあたっているお客さんは誰もいませんでしたが、商品目当ての一見客を暖かく迎えてくれます。

    今日は髭をそってもらうつもりではありませんでしたが、何か記念になる品物を購入したかったのです。カウンターのおばさんに商品を見せてもらいます。

    そして、今回購入したものがこちらです。

    • Green Tobacco Aftershave Milk
    • 100ml、日本円で約5,000円

    香りもいろいろあるらしく、おばさんが自分の腕じゅうに香りをつけてくれ、匂いを嗅げとサービス満点です。そして、選んだ商品が上記の品だったのです。

    楽しい買い物でした。ミラノにまた行ったときには、再訪必死かな。髭を剃ってもらうといくらするのかな。素朴な疑問です。何か怖い感じもしますが。チップははずむんだろうな、きっと





  • ミラノで一人飯。名物の郷土料理「オッソブッコ」を食す。サフランライスとのマリアージュが絶品だった。たまらん

    ミラノで一人飯。名物の郷土料理「オッソブッコ」を食す。サフランライスとのマリアージュが絶品だった。たまらん

    一人旅でもミラノ滞在となると、おいしいものが食べたいんだな、これが。

    自分が知っているミラノの郷土というか名物料理はあの平べったいミラノ風カツレツなのです。だけど、この料理に関してはあまりおいしいというイメージがないんだな。やっぱり、日本のとんかつの方が抜群に美味いと思うのです。

    ミラノは冬の寒さが厳しいので、煮込み系料理がおいしい、と言う。パスタより米、オリーブオイルよりバターを多く使う土地柄で、料理は濃厚。その代表がオッソブーコやミラノ風リゾット。富の象徴として好まれる黄色の料理が多いとのこと

    ちなみに、オッソブーコとは“仔牛すね肉の煮込み ミラノ風”のことですね。

    そして、今回のミラノ滞在ではこの“オッソブーコとミラノ風リゾット”を食べてみたい思ったのでした。

    できればランチあたりで気楽に食べれるところがよいな、それもできるだけ美味しいレストランがよいな。

    調べたところ「osteria della concordia」というレストランが良さげとのことです。

    • Via Francesco Guicciardini, 1, 20129, Milano
    • +39-02-7640-6565
    • http://www.osteriaconcordia.it/nostro-men%C3%B9/nostri-piatti

    地下鉄赤線のサンバビラ駅とポルタ・ヴェネツィア駅の間にあるレストランは地元の働く人に人気のレストランだそうです。

    ミラノ風カツレツは12ユーロ、ミラノ風リゾットとオッソ・ブッコは16ユーロとのことです。

    これだけの情報を元にレストランに突撃します。

    そして、こちらのお店はあのブランド通りで有名なモンテ・ナポレオーネ通りからも近いのです。

    平日の13時過ぎです。ランチですので、予約なしです。お店はほぼ満員ですが、何とか席を確保できたのです。だけど、メニューを見ても、このオッソ・ブッコという名前の料理がないんだな。困りました。

    もう一度落ち着いてメニューを舐め回します。そしてSecondi piattiのところでようやく見つけました。

    • Veal Marrowbone with Saffron Risotto 16ユーロ

    よく見ると、イタリア語では先頭にOssobuco云々と書かれていました。

    というわけで、即座にこちらを注文します。赤ワインをデカンタで注文して待ちます。15分ぐらい待ったでしょうか。

    そしてやってきました。見た目も美しい一皿です。黄色いリゾットの上にお肉がドーンと乗っています。なかなか豪快なお料理です。

    リゾットをいただきます。バターもたっぷり入った極上のリゾットです。お肉もやわらかくて、肉厚で何とうまいのでしょうか。究極のマリアージュです。

    小泉武夫先生風に言うなら、生唾ごっくん、ワインをピクリんこ飲んで、リゾットとお肉交互に食べればそこは至極の食べ物です。

    ワインも足りなくなってきましたので、もうひとつデカンタを追加注文です。

    最後は骨髄の部分も綺麗に平らげました

    このオッソブッコ、大変気に入りました。また、ミラノに来たら食べようと誓ったのでした。

    これ日本で食べるといくらするのかな。3,800円ぐらいとられそうですね。

    美味しゅうございました。また、ミラノでリピ決定のレストランが出来ました

    大変おすすめです。ボナペティート!

     



  • (宿泊記)2021年10月は「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊。ミラノの街はもう普通だよ、買い物に来ても大丈夫だよ

    (宿泊記)2021年10月は「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊。ミラノの街はもう普通だよ、買い物に来ても大丈夫だよ

    フィレンツェにはあわただしく1泊して、翌日はミラノに移動です。

    フィレンツエとミラノ間はトレニタリアもあるのですが、Italo(イタロ)の方がお値段が安いということもあり、この路線のみ東京で予約しての乗車です。ネットで簡単に予約可能です。イタロは赤い車体で有名ですね。

    • Firenze SMN(12:25)-MI CENTRALE(14:20)
    • 運賃: 29.90ユーロ(約3,900円)

    さすがに期間路線ということもあり、ほぼ満席ですね。フィレンツェの駅舎で発車のプラットホームが決まるのは発車時刻の10分前という慌ただしさ以外は、乗車すればミラノまでは2時間という、あっという間にミラノ中央駅に到着です。

    あのコロナ禍で、アンドレア・ボチェッリがYouTubeで配信したミラノの人っ子一人いない光景にはどきもを抜かれましたが、今回来てみると、ミラノは既に普通に戻っており安心しました。当然、観光客はまだ少ないですが。

    ミラノ中央駅は勝手知ったる駅で、自分的には完全に手中にあるヨーロッパの駅なんだな。

    そして、本日のホテルはミラノで定番にしているホテルの一つである「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊です。そして、本日はポイントで宿泊というおまけ付きなのです。

    クラウン プラザは中央駅からM3(黄色いラインの地下鉄)に乗って1つ目の駅の「SONDRIO」駅で下車。徒歩0分。駅の上にホテルがあります。エレベーターもありますので、大きなスーツケースがあっても何ら問題なくアクセスできます。(これは今回始めて気づきました)

    朝食はないという塩対応はあいかわらずです。(IHG系は最上位のインスパイアでも朝食やクラブフロアアクセスもそれを含んだ予約をしていないと付帯はなしがほとんどです、例外はありますが)

    お部屋はアップグレードされ、いつものミラノのクラウンプラザの角部屋でアバンギャルドの絵がかかっているところも、いつもと同じです。

    お部屋の広さも十分です、一人で宿泊するにはもったいないぐらいです。

    これでポイント宿泊ですので、二度おいしい宿泊となったのです。

    但し、朝食は付いていなくとも、周りはにぎやかな中心地なのでカフェも含めたくさんありますので、困ることはありません。

    ミラノの定宿としては、ミラノ中央駅近くにあるヒルトンとそこから徒歩7-8分にあるこちらのクラウンプラザと迷うところですが、ヒルトンでダイヤモンドのステータスがある間はやっぱりヒルトンかな。何せ、エグゼクティブラウンジと朝食無料は強力無比です。

    だけど、アクセスの良さはこちらのクラウンプラザかな。何せミラノ中央駅から地下鉄で1駅で雨にも濡れず、荷物もエレベーターで楽ちんとあれば、ヒルトンのダイヤモンドステータスがなくなにればこちらになるのかな。

    いずれにしても甲乙つけ難いです。やっぱり、ミラノはよいな。そう実感した次第です。

  • (宿泊記)フィレンツェの定宿はここで決まり。「ヒルトン ガーデン イン・ノボリ」は快適に過ごせるホテル

    (宿泊記)フィレンツェの定宿はここで決まり。「ヒルトン ガーデン イン・ノボリ」は快適に過ごせるホテル

    2泊したペルージャを後にして、本日はフィレンツェに移動し、宿泊します。本当はミラノまで行けるのですが、ホテル修行(ヒルトンの)を兼ねて、あえてフィレンツェに宿泊します。

    ペルージャからフィレンツェまでは列車で2時間半です。

    この電車では、ワクチン接種証明のグリーンパスの提示は求められませんでしたが、検札はしっかりとありました。自分の前の席の男性はきっぷなしで乗車したらしく、違反キップを切られて、きっちり50ユーロ取られていたのが印象的でした。

    4年ぶりのフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze Santa Maria Novella)です。

    そして本日の宿はフィレンツエに2つあるヒルトンのこちらです。

    • Hilton Garden Inn Florence Novoli(ヒルトン ガーデン イン フィレンツェ ノボリ)

    中心地(旧市街)から少し離れた郊外にあるホテルですが、トラムで15分程度で簡単に移動できます。フィレンツエにはトラムが2系統ありますが、T2のエアポート行き(AEROPORTO)に乗車し、6番目の、「SAN DONATO UNIVERSITA」で下車して、徒歩4分ぐらいかな。

    運賃は1.5ユーロでホームの券売機で簡単に購入できます。

    こちらのホテルは初めて宿泊しましたが、大変気に入りました。郊外の大きな大学のそばにあり、ここがフィレンツェとは思えない風景です。のんびりとした、緑豊かな郊外の風景です。

    チェックインでは最安値で予約(127ユーロ)しましたが、アップグレードしていただき、テラス付きのお部屋をあてがわれました。

    設備もピッカピカです。デスクのいすは何と“アーロンチェア”です。びっくりしました。

    少し不満なのは、液晶テレビが少し小さいところかな。だけど、この宿泊のお値段では十分すぎます。この部屋をフィレンツエ中心部で確保すれば、3倍ぐらい取られそうです。

    前回(4年前)は中心部のアルノ川横のウェスティンに宿泊したと思いますが、1泊5万円以上とられた記憶があります。

    そして、朝食です。

    こちらの朝食レストランは、1Fの非常にスタイリッシュです。例によってダイヤモンド会員は無料で朝食をいただけます。ありがたしです。

    こちらも基本、食事はウエイターの方に言って、取り分けてもらう方式です。ドリンクは牛乳瓶のようなものに入れられており、各自がそれを持っていくスタイルです。

    ウエイターの方に取り分けてもらう方式はなんとなく自分の好きなように取れなくて残念なんだな。

    総評ですが、こちらの「ヒルトン ガーデン イン フィレンツェ ノボリ」はフィレンツェの中心地の歴史と趣きのある空気とは別世界の非常にアメリカンなのどかな空気が流れています

    フィレンツェで快適に過ごしたいなら、非常にお薦めだと思います。自分はまたフィレンツェを訪れた時は値段次第ですが、こちらを優先的に選択すると思います。

    快適さは代えがたいかな

    それと、ホテルの近く(歩いて1分ぐらい)には大きな生協があります。大学街なのでカジュアルなレストランもありますので、よく探せば食にも困ることはないと思います。

    フィレンツェはホテル選びが難しい街かと思いますが、こちらのホテルは非常におすすめです。



  • ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    本日宿泊したペルージャはウンブリア州にあります。ウンブリアは海に接しない緑豊かな州ならではの食を楽しめ、黒トリュフなどが有名です。そんな食のペルージャで奇しくも昼と夜に同じ味付けのパスタを注文したのでした。

    違いはショートパスタかロングパスタかの違いで、味も全く同じなのでした。

    そのパスタの名前は、「Pasta alla Norcina」(生ソーセージのクリームパスタ)というものです。日本名にすると興ざめのネーミングなのですが、日本では食べたことのない絶品のお味だったのです。レストランでのお値段も実にリーズナブルだったのです。

    まずはペルージャでのランチに行ったレストランです。シェフのお薦めパスタ(THE CHEF RECOMMENDS)が、「Maccheroni alla Norcina, Traditional Recipe」(10ユーロ)

    こちらはショートパスタです。第一印象は、お肉系のパスタでかなり塩気の効いたパンチのある味と思った次第です。テラス席で赤ワインとの相性が抜群のパスタだったのです。素直に上手いな、と思わせるパスタだったのです。その時はこちらのレストランのオリジナルのパスタと思っていたのですが。

    そして、夕食です。昼間の食べ疲れもあって、夕食はホテルのレストランで軽く食べようと思ったのです。そして。パスタの中で一番おいしそうな名前のパスタを注文です。そして、出てきたパスタを見てびっくりです。手打ちのもっちり系のロングパスタなのですが、見た目は昼間食べたパスタと同じなのです。味もまったく同じなのでした。

    本当に偶然に昼夜同じ味のパスタを食べたのです。

    だけど、これが赤ワインと合うのです。実に旨しです。このパスタ気に入りました。

    作り方です。(Norciaという、ウンブリアのとある町の名前がついているように、もともとウンブリア出身の料理だそうです。)

    1. まずは生ソーセージを用意
      生ソーセージは豚ひき肉にハーブ類で味付けして腸に詰めただけの、過熱していないソーセージです。
    2. ソーセージは夫は皮から出してばらばらのひき肉状態で炒める
    3. ソースの作り方は超簡単。ソーセージを炒めて白ワインを入れてさっと煮、クリームを入れてまたさっと煮るだけです。うまみ、味付けはすべてソーセージから出てくるから、塩さえも必要ありません。
    4. フライパンに入ったままこのソースに茹でたパスタを入れ、またさっと煮る。最後に削ったパルミジャーノを少々。好みで唐辛子を足してもよい。

    この料理に使うパスタは、コレという決まりはありません。ショートパスタでも、ロングパスタでも、生パスタでもOK

    日本で生ソーセージが手に入らなかったら、たぶん豚挽き肉にハーブ・スパイス類を足してそのまま炒めても近いものができると思う。
    味から推察して生ソーセージに入ってるだろうなと思うものは、ニンニク、ナツメグ、フェンネルシード、黒コショウ、パプリカ、ワイン等々かな。

    クリームは常温保存のと冷蔵庫で売られてるのがありますが、やはり冷蔵庫の新鮮なクリームがおいしい。

    そして、イタリアから帰国後に家で再現です。

    家ではニョッキで再現しましたが、同じ味です。我が家のリピートになりました。

    お試しあれ。

     



  • ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    今回のイタリアの旅の目的の一つである、ペルージャの近郊にある村、ソロメオにある高級ニットブランドのブルネロクチネリを尋ねるためだけに、このペルージャを訪ね宿泊したのでした。

    ペルージャ(Perugia)は、イタリア共和国中部にある都市であり、その周辺地域を含む人口約17万人の街です。ウンブリア州の州都であり、ペルージャ県の県都であり、 1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町でもあります。付近には有名な観光地のアッシジ(Assisi)もあります。

    そして、このペルージャには2泊します。自分はローマから入って、フィレンツェに鉄道でぬけるルートです。ローマとフィレンツェからどちらからでも鉄道で2時間から2時間30分程度の距離にあるます。

    ちなみに、このペルージャという都市ですが、日本人になじみがあるのは、あのサッカーの元日本代表の中田英寿さんが一時所属したチームがペルージャだったのです。だけど、この街ではサッカー漬けになるしかない(本当に何もない)街かな。(失礼)

    というわけで、こんな街なので、ヒルトンやマリオットなどの大手チェーン系のホテルはありません。そんな時は、仕方ありませんがエクスペディア経由でホテルの予約です。そして、予約したホテルがこちらの「ホテル サンガロ パレス」です。

    •  Via L Masi 9, Perugia, PG, 6121 イタリア

    宿泊料金は1泊約11,000円です。(税金等込、朝食付)

    ペルージャは坂道ばかりの都市なので、駅からも徒歩では無理です。自分の場合は、駅からホテルまでは11-12ユーロ程度でした。

    「ホテル サンガロ パレス」から旧市街の中心地(街一番の目抜き通り)に行くには、ホテルからエスカレーターを3本乗り継いでいきます。最後のエスカレーターを降りて、左側に道なりにいくと旧市街に行けます。中心地といっても5分も歩けば終わりという閑散さです。レストランとショップが少しある程度の街です。よって、イタリアと言ってもショッピングができる街ではありません。

    肝心のホテルですが、お部屋もコンパクトで綺麗で、特になにも問題ありません。これは貴重です。バスタブまでちゃんとあり、シャワーの水量も十分です。崖の下からホテルを見上げると、かなり大きいホテルです。

    朝食です。朝食はローマのヒルトン同様に、すてべのものを定員さんに言ってサーブしてもらう方式です。スクランブルエッグ、ハム類など定番のものばかりです。まあ特に不満もない朝食です。

    そして、ホテルの下には大きなバスターミナルがあります。ペルージャ中のバスの起点となっているようです。利用する機会はあまりないと思いますが、ペルージャの街を散策されるのであれば、最適な場所です。

    こちのらホテルはペルージャでも有名でタクシーの方なら誰でも知っていらっしゃるので、利便性は高いです。タクシーはホテルの前には待機できる場所はありませんので、必要に応じてフロントでタクシーを呼んでもららいます。1-2分ですぐに来てくれます

    アッシジに適当なホテルがあるかどうかは知りませんが、こちらのホテルはアッシジの観光にも最適かな。とにかく何の不満もなく、この料金で泊まれるホテルは貴重だと思いました。

    ペルージャに滞在される方にお薦めできるホテルです。もちろん駐車場もありますよ。

  • 昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    2021年10月のイタリア一人旅です。

    ローマは今までに何回も来ているので観光はパスして、1泊で切り上げます。

    そして、今回の旅の唯一の目的であるペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)のブルネロクチネリを訪問するために滞在するペルージャを目指します

    まずはテルミニ駅を目指します。きっぷの窓口でお姉さんにペルージャまでの2等席の発券をお願いしました。

    実際にテルミニ駅に来て、欧州の鉄道の非効率さを思い出したのです。

    出発便のプラットホームがなかなか決まらないのです。自分の乗る便の列車のプラットホームを、電光掲示板に表示されるまで、わからないのです。この非効率なシステムどうにかならないものでしょうか。

    何とか、テルミニ駅発10時16分の高速鉄道に乗車できました。

    この電車では、発車後、社内でチケットの確認は行われましたが、グリーンパスの提示は求められませんでした

    ペルージャまで、約2時間の乗車時間です。イタリアの内陸部、ウンブリア州の車窓が流れていきます。

    ペルージャに近づいていく(25分ぐらい手前)には、観光地で有名なアッシジ(Assisi)を通過したのでした。こんなに近いのであれば、ペルージャに宿をとって、アッシジも観光できますね。

    そして、初ペルージャです。あの中田英寿さんが3年間、サッカー人生を送った街なのですね。駅前の第一印象はかなりの田舎ですね。駅前のタクシー乗り場にタクシー待ちが1台もいなかったのもその印象です。

    ネットで調べた情報では、ペルージャの街は坂道だらけで、移動は徒歩では不可能ということでした。駅前から迷わずタクシーを待ちます。ホテルはペルージャで一番メインの旧市街下に位置する「ホテル サンガロ パレス」を予約しておいたのですが、ホテルまではタクシーで11ユーロかな。

    とにかく距離的にはそんなにないのですが、何せ坂道だらけなので、結構しんどい街ですね。

    そして、びっくりしたのは、情報どおり、旧市街のメイン通りは本当に何もないのですね。ゆっくり歩いて10分もあれば端から端まで歩けます。レストラン以外はほとんどないメイン通りです。ウンブリアの中心都市がこんな感じとは大変驚きました。

    だけど、綺麗な趣のあるイタリアの街といった風情ですね。

    自分でも、ブルネロクチネリを訪問する以外の目的で滞在することはまずないのかな

    この街に2日滞在です。少し無謀かな?

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ





  • 2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    昨日のブログでは、ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」に宿泊した記事を書きました。

    今日はコロナ禍でのイタリアの様子(自分が回った都市は、ローマ・フィレンツェ・ペルージャ・ミラノ)、主にアジアからの観光客としての目で述べたいと思います。

    はっきり言って、アジア系の観光客は空港・駅・街中でも全く見ません。ましてや、団体客などは欧米の団体も含めて見ません。唯一の例外は、ローマのトレヴィの泉の横道で見た、旗を持った人に連れられた団体のみだったです。

    それと、ペルージャのホテルのレストランではドイツ系の団体客とは遭遇したのが、唯一です。こんな状態のイタリアの主要都市ですが、唯一、たまげたのはトレヴィの泉近くの横道のレステラン街だったかな。

    通り沿いのテーブルにお客さんがびっしりと座り、マスクなしで食事をしている風景にはドン引きしました。(都知事の小池さんが見たら、激怒するでしょう。)

    自分も昼食をとる必要があったのですが、さすがにこのトレヴィの泉近くの横道のレストランでランチを食する気持ちにはなりませんでした。

    そして、ローマはホロロマーノもトレヴィの泉も徒歩圏内で回れるのですね。自分の宿泊したテルミニ駅の近くからは徒歩で30分ぐらい歩けばいいぐらいです。一人旅であれば、全く問題ありません。

    だけど、時刻は2時過ぎです。やっぱりお腹が空くのね。

    1人なので、大盛りになったパスタ等に食指は動きません。日本から着いたばかりというのに、中華料理に逃げてしまうのです。

    トレヴィの泉近くのチャイニーズでまったりです。お店はこちらです。

    • RISTORANTE Zhong Yi
    • Piazza Dell’ Oratorio 50 50mt Da Fontana Di Trevi, 00187 Rome (Trevi 0.1 miles from Trevi Fountain)

    テラス席を確保します。あとで気づいたのですが、今回はすべてのレストランでワクチン接種証明のいわゆるスマホのグリーンパス(日本の自治体が発行する英文のワクチン接種証明書でも代用可でした)の提示が求められますが、テラス席だったので提示を求められなかったのですね。

    ローマの平日の午後、テラスでPERONIビールをまったりです。注文した料理はダックの炒めもの(Stewed Duck, 6.5ユーロ)です。やっぱりダックはうまいね。

    東京の家族とLineで話しながらのローマでボッチ飯です。これもまた良し。ビールがぐいぐいすすみます。

    ローマの街中ですが、マスクをちゃんと付けている人は2割かな。但し、公共的な屋内は100%となります。あのイタリア人がと思えるほどの装着率です。

    テレヴィの泉の有名なところに行くとEU圏内の観光客が一杯のローマでした。まあ、ローマは変わらずといったところです。

  • ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    2021年10月のイタリアの旅に戻ります。

    スリなどであの悪名高いローマの鉄道の玄関口のテルミニ駅でも観光客が少ないせいか、なんとなく以前と違い、閑散としているのです。

    おそらくスリもカモの観光客が減少しており、あまり徘徊していないのかな。だけど、5年ぶりぐらいのローマのテルミニ駅です。馴染んだ駅の光景が蘇ります。

    そして、今回のローマでの宿泊は、当然、ホテル修行(今回はヒルトンの方)を兼ねており、ヒルトン系のホテルを選択したのでした。選択したホテルはこちらです。

    • DoubleTree by Hilton Rome Monti(ダブルツリー バイ ヒルトン ローマ モンティ)
    • 住所:(Piazza dell’Esquilino, 1, Rome, 00185, Italy)

    今回のホテル選びの基準は、ローマにはいくつかのヒルトン系列のホテルはありますが、

    1. 移動に便利なようにテルミニ駅近くのホテル
    2. 1人旅ですので、リーズナブルな料金

    ということで、こちらのホテルを選んだ次第です。料金はすべて込みで172ユーロでした。

    実際にテルミニ駅から歩くと、4分程度であり、移動には至極便利です。こちらに1泊します。

    だけど、こちらのホテル、入り口がホテルらしくなく、かつ大きな看板もないので、最初は非常に見つけづらいです。ローマの街の中に溶け込むような外装です。

    自分も1回では見つけきらず、周辺を1周したのでした。

    0階(イタリアでの1階のこと)のロビーフロアーには緑が入り、かなりカジュアルな内装です。お昼12時くらいのチェックインでしたが、(ダイヤモンド会員もあるのかな)すぐにチェックイン手続きをしてくれました。

    お部屋はシンプルながら、角部屋の道路の緑地帯側の非常に快適な雰囲気のお部屋をあてがってくれたようです。お部屋のアップグレードというより、よいロケーションのお部屋をあてがってくれたようです。

    ダブルツリーですので、バスタブはありませんが、快適なシャワーで何の問題もありません。

    そして、朝食です。ダイヤモンド会員ですので、朝食は無料です。ありがたや。

    そして、朝食でビックリしたのでした。ドリンクも食事も自分で取ってはいけないのです。すべて、係の人にどれが欲しいか指示して、お皿にとってもらう方式になっています。ドリンクもです。自分はドリンクぐらいは自分で注いでもいいかと思い、自分でしたら、叱られたのです。

    今回の旅行のホテル朝食はどのホテルでもすべてこの方式でしたので、おそらく政府か自治体からの指示なのかな。この点では、日本の方が少し融通が効いているかな。

    こちらのホテルの朝食は、スクランブルエッグやハム類など、定番中の定番のみです。バラエティ豊かではありません。まあ、あのミラノのヒルトンでも同じようなメニューだったので、このご時世、しかたがないのかな。

    しかし、朝食会場はかなり満員状態だったので(自分の退席後は)、宿泊客の多さにも驚いたのです。

    テルミニ駅近くで清潔なホテルでヒルトン系列のホテルをお探しであれば、非常にお薦めできるホテルです。



  • ローマの空港からテルミニ駅までは直行のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、いい大人なんだから

    ローマの空港からテルミニ駅までは直行のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、いい大人なんだから

    無事、ローマのフィウミチーノ空港に到着です。今回は一人旅なので、市内には公共交通機関で移動します。鉄道を利用します。空港全体の様子はやはり人があまりいなくて、閑散としています。

    今回のイタリア旅行を通じての感想は、アジア系の旅行者をローマでもフィレンツェでもミラノでもほとんど(全くと言った方がよいかな)見かけしませんでした。大観光地のイタリアでもこんな様子ですですから、観光業は今後も大変と想像できます。

    EU圏内の観光者はまあまあ普通にいる感じです。

    鉄道に話しを戻します。港からテルミニ駅にノンストップで直行するレオナルド・エクスプレスがあるのは知っていました。所要時間は30分で片道14ユーロです。

    当然、普通の在来列車でもテルミニ駅にも行けるのです。

    チケット販売機の前ではたと悩んだのでした。在来線はテルミニ駅まで1時間ぐらいかかるのですが、チケット代は8ユーロなのです。この差額6ユーロの誘惑に負けたのでした。

    一人旅で午前中だったので、在来線利用8ユーロのチケットを購入です。確かに、終点はテルミニ駅というのは確認したのですが。

    だけど、乗っているとイタリア後の社内アナウンスでテルミニ云々と言うのです。前に座っているおばちゃんにチケットを見せて確認です。当然、英語で話しかけてもわかりませんが、テルミニだけは分かるので、“この列車は行かないよ、次の駅で乗り換えろ”、云々を言っているようです。

    ちなみに、調べたところ、ローマでローマ云々と名前のつく駅はテルミニ駅も含め7つあるそうです。

    • ローマ・ノメンターナ駅
    • ローマ・オスティエンセ駅
    • ローマ・トゥスコラーナ駅
    • ローマ・トラステヴェレ駅
    • ローマ・ティブルティーナ駅

    おばちゃんの支持に従って、次の駅で降りたのでした。おそらく上記の駅のどれかだったのでしょう。駅の名前は忘れてしまいました。

    そして、その駅で出発の掲示板を見ると、テルミニ駅までは45分の待ち時間です。まあ、しょうがないので、スマホをいじりながら、じっと待つのです。

    そして電車が来ました。テルミニまでどれぐらい離れているのかな。

    すると拍子抜けするぐらいの距離だったのです。乗車して5分でテルミニ駅に到着です。すぐ横にいたんだな。

    というわけで、今日の話題は6ユーロをケチったばっかりに、ローマでの貴重な1時間を失ったのでした。新参者はやっぱり空港からテルミニ駅までは直行便のレオナルド・エクスプレスを使いなさい、というオチでした。

  • 2021年10月、インタンブール空港のラウンジは少ししょぼいな、アルコールなしとは、トホホ。朝だからかな

    2021年10月、インタンブール空港のラウンジは少ししょぼいな、アルコールなしとは、トホホ。朝だからかな

    インタンブールの空港に到着し、国際線のトランジットです。羽田からインタンブール行きのエアラインは乗客は少なかったですが、さすがに世界有数にハブ空港です。朝の到着便のピークということもあるのでしょうが、乗り換え客はかなり多いです。

    荷物チェックを受けるラインは行列です。

    そして、イスタンブールの新しい空港です。この空港は自分には初めてですが、造りはクエートなどの空港と同じ感じの造りです。中央にオブジェがありそこからそのオブジェを囲むようにショップが展開されています。だけど、規模感的にはカタールの空港などと比べて小さいかな。お店もそんなに多くない印象です。

    そして、何はともあれ、ラウンジを目指します。朝ビールでも飲もうかと思ったのでした。

    ターキッシュエアラインズのラウンジはさすがに地元だけあって、2階の一番よい場所です。中は広いですが、また比べて悪いですが、カタール航空のラウンジと比べるとしょぼいかな。

    そして、決定的にまずいのは、朝のこの時間帯だからかもわかりませんが、アルコール類が置いていないのです。温かい食べ物も、スープとサンドイッチがあるぐらいです。

    あとはたくさんのパン類やデザート類はあるのですが。

    だけど、この広いラウンジも席がないほどに、混んでいるのには驚きました。

    ターキッシュエアラインズ利用の方で入室資格のあるかたは、少しがっかりしますね、これでは。

    それと、こちらの空港にはプライオリティ・パスで入れる「iGA Lounge」というものが2階にあります。こちらにも入って見ましたが、アルコール類はなし、食事もほとんどなし、ということで早々に退散です。ちなみに「iGA Lounge」の前には、スカイチームのラウンジもありました。

    そんなこんなで2時間もすぐに過ぎ、次のローマへのフライトが近づきました。搭乗ゲートに移動です。さすがに欧州に向かう便は乗客がたくさんいますね。

    そして、こちらでは搭乗の際、空港係員がワクチン接種摂取証明書の提示が求められました

    自分は日本の自治体発行の英文の摂取証明書をみせて、OKということになりました。

    機内に入ってみると、ビジネスクラスは満席です。おそらくエコノミー席も満席状態でしょう。そして、欧州行きはビジネスクラスといっても、あのシートはエコノミーで真ん中席ブロックかと思っていましたが、ターキッシュエアラインズは少し広めのちゃんとしたビジネスクラス席です。

    エンターテイメントは羽田-イスタンブールの長距離路線と全く同じです。

    食事については、エコノミーに少し毛が映えた食事かな。それでもアルコールも提供してくれます。というわけで、朝からシャンパンをいただいたのです。

    ローマまでは3時間のフライトです。映画を1本見れば、いよいよローマ・フィウミチーノ空港に到着です。ローマは4-5年ぶりの訪問かな。飛行機の窓から見ると本日は快晴のようです。

    そして、いよいよイタリア入国です。先のブログでも書きましたように、驚くべき光景を目にしたのでした。降機してから入国審査までは何のコロナ関係の関所はありません

    EU住民以外の入国審査場には人が誰もいないのです。当然、行列もありません。

    審査官にパスポートを提示します。にこにこしながら、何の説明も何しに来たのか、などの質問も一切なしです。

    これが2021年10月現在のイタリア入国の現状です。

    バゲージクレームにも人がほとんどいません。

    こんなローマの空港の到着ロビーの光景、当然、人生で初めて見たのです。コロナウイルス禍、2年弱経過しても国際線の空港は影響大ですね。

    あのイタリアでも、飛行場やエアラインなどの公共交通機関ではマスク100%ですね。

  • (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記199便)羽田-インタンブールのビジネスクラス、コロナ影響大

    (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記199便)羽田-インタンブールのビジネスクラス、コロナ影響大

    今回のイタリアへの旅行は、羽田からイスタンブールを経由してローマに入るという日程です。

    羽田-イスタンブール間はボーイング787-9のワイドボディでいわゆるドリームライナーと呼ばれるものです。金曜日の夜22:50発です。

    楽しみにしていたアルコールはなしで、寂しいANAラウンジで時間を過ごしたあと、いよいよ1年10ケ月ぶりの国際線への搭乗です。

    自分は今回はビジネスクラスなのでビジネス席に行きます。だけど、お客さんはほとんどいないのです。今回のビジネスクラスは10名未満という寂しさです。

    席の並びは1-2-1ですが、真ん中の2席の並び席は全く人が座っておらず、窓側に一人席にポツリ、ポツリといる感じです。

    そして、席選びの注意を。窓側の席は奇数席を選んだ方が出入りが楽かな。一人没入感に浸りたい人は偶数席といったところです。

    だけど、出発前のウエルカムドリンクは現在ないのですね。これも楽しみにしていたのに。

    出発前には、DENON製のノイズキャンセリングのヘッドホンが配られます。

    そして、現在のターキッシュエアラインズのポーチはベルサーチですね。

    そして、食事とドリンクメニューが配られたところで、いよいよ出発です。

    安定飛行に達したところで、ようやく飲み物が配られます。

    自分はシャンパンを選択です。「TAITTINGER BRUT RESERVE」というものです。

    食事ですが、現在、あまりの乗客の少なさなので、すでに用意されていたトレーを一人ひとりに持ってくる配膳です。ターキッシュエアラインズの売りもものフライングシェフはありません。だけど、シェフの制服を着ていた人もいるにはいるのですが。

    前菜はこんなん感じです。トルコの前菜が並びます。まあ、ローストビーフというかハムでまったりとシャンパンです。

    メインは3品から選べるようです。牛肉・チキン・ペンネ料理です。

    自分が選んだのは、やっぱり牛肉なのですね。こちらはケバブ風の牛肉料理です。トレイの下にはライスもあり、この盛り付けはなんとなくエコノミーの食事の感じがするんだな。

    最初の食事ではデザートが配られませんでしたね。

    現在の映画のラインナップですが、日本語字幕も含めてたくさんラインナップされています。ブログの記事などを読むと、ターキッシュエアラインズの映画のラインナップはしょぼいと書かれていたのを目にしたのですが、現在はかなり充実していると思います。

    自分はあの「ノマドランド」を鑑賞です。

    ベットメイキングもしてもらい、ワインをちびちびしながらの映画鑑賞です。まあ、満足しないといけないですね。

    現在のターキッシュエアラインズのバスルームはイギリスのモルトンブラウン (Molton Brown)というものが使われています。

    12時30分のフライトもあと1時間30分を残すところです。

    朝食の配布です。まずはフルーツ一杯の前菜です。メインは、オムレツ or ワッフルの二択です。自分は朝はやっぱりオムレツに決まりです。

    そして、着陸前にはDENON製のノイズキャンセリングのヘッドホンは回収され、ごらんのヘッドホンと交換です。いよいよイスタンブール空港です。自分はこの新しいイスタンブール空港は初めてなのです。

    現地は朝5時過ぎです。外は雨のようです。

    まあ、食事以外は満足できたかな。なんか、あまり高揚感のないビジネスクラスでした。おそらく、乗客が少なすぎて、寂寥感がただようからかな。

    (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記198便)インタンブール-羽田のビジネスクラスの食事は非常時の対応と判断したな





  • イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    2021年10月初旬のイタリア旅行です。旅の順序はとばして、今回の旅の目的でもある昨日行ったショッピングの話しを先に記憶が鮮明なうちに書こうと思ったのです。

    あの世界的に有名なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を訪ねて、格安でその商品を購入したいと思ったのです。

    今回の旅行は、ローマinしてミラノoutの旅程なのですが、そのうちその世界的なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を尋ねるためだけに、最寄りのペルージャに2泊したのでした。

    中の1日でブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)を尋ねるために、たっぷりの時間を確保しての訪問です。宿泊したペルージャは坂の多い、かなりの田舎の街といった風情です。(ペルージャの住民の方にすみません)

    とても徒歩で観光するには無理な街です。(あの中田英寿さんが一時、所属した街でも有名ですね)

    ペルージャ中心地のホテルからソロメオ村までは、バスはありません。(ホテルの人に確認しました)車で行くしか方法はありません。自分はタクシーで行きました。

    乗車時間は約20分です。参考までにペルージャからソロメオ村までは行きは30ユーロ(メーターなし)、帰りは37ユーロ(メーター有り)でした。

    行く前には、ブルネロクチネリで爆買をし、ランチは優雅に田園風景を見ながらのんびり楽しもうと思っていたのでした。

    まず、気をつけないといけないのは、ブルネロクチネリにはファクトリーとショップがかなり離れています。タクシーの運ちゃんはファクトリーと言って、そこまで連れて行ってもらったのですが、ショップはそこから急勾配の坂道を数分行くところにあります。

    タクシーの方にはショップと言わなければいけません

    そして、ブルネロクチネリのショップに到着です。念願の「聖地巡礼」と言った気分です。

    だけど、ショップの中に入ってビックリしたのです。事前の情報ですと、50%や70%オフといった情報です。だけど、自分が見たタグはかなりというか、相当に高いのです。

    お店の人に確認すると市中のお店よりは20%すべて安くなっていると、言われるのです。

    東京にいる家族とスマホで繋ぎながら、どの商品を購入するか議論白昼です。

    結局、購入したのはブルネロクチネリのシューズとスカーフだったのですが。

    だけど会計でつまずきました。久々の海外ショッピングということで免税扱いになるパスポートを持ってこなかったのです。イタリアの消費税は22%なので、約半額で変えたことになります。舞い上がってていた自分が悪いのですが、残念無念です。

    そして、こちらでは優雅なランチはありません。お店はブルネロクチネリのショップの下にバールが1軒あるだけです。ショッピングのあとはランチを楽しもうと思ってはいけません。お店の人にも確認したので、間違いないと思います。

    そして、タクシーもいませんので、お店で呼んでもらうしかありません。待つこと20分です。

    結局自分が思ったのは、ブルネロクチネリのこのショップを尋ねるには、余裕を持つならば、1泊で十分かな。宿泊後、翌朝にブルネロクチネリのショップを訪ねて、ローマかフィレンツェに行けばよいかと。どちらも2時間ほどで行けるので。

    決してブルネロクチネリのソロメロ村で優雅なランチを楽しみにしてはいけません。

    だけど、このブルネロクチネリのソロメオ村に行く情報がネットでも少ないんだな。

    是非、参考にして下さい。

  • 羽田空港の出国後の制限エリア内のANAラウンジもアルコールは夜8時で終わりとは、残念!

    羽田空港の出国後の制限エリア内のANAラウンジもアルコールは夜8時で終わりとは、残念!

    2021年10月、イタリアへの旅行です。ちなみに20代で行ったニューヨーク以来の一人旅なのです。不謹慎にも差し迫った用事はなく、コロナ前に購入していたターキッシュエアラインズのオープン化していたチケットが使用期限が2021年12月末までなので、その消化という意味合いだけなのです。

    あえて言うとすると、目的はショッピングということになるのかな。

    海外への旅行は2020年1月以来ですので、1年10ケ月ぶりとなります。

    ターキッシュエアラインズの出発時刻は夜の10時50分です。モノレールで第3ターミナル(昔の国際線ターミナル)を目指します。この時間の羽田行きのモノレール、人がほとんどいないです。第3ターミナルで降りた人は、数名だけです。

    そして、羽田の第3ターミナルです。本当に人が少ないです。エスカレーターで2階のショッピングゾーンにも行きましたが、店が営業していたのは、お寿司屋さんだけだったかな。

    早速チェックインです。ターキッシュエアラインズのカウンターです。さすがに、エコノミーの方は20名ほどの人がチェックインを待つ行列があります。

    自分は今回はビジネスクラスなので、楽ちんチェックインです。受付はJALの方が行っています。カウンターのボードには“ビジネスクラス・アップグレード・キャンペーン 75,000円”が掲げられています。(但し、羽田-イスタンブール区間のみ)

    カウンターでは、コロナの陰性証明書とワクチン接種証明書を提示します。そして、係の人からは、イタリア入国にはこちらのURLにアクセスして、情報を事前に入力下さいとのことです。こんな情報はどこにも書いてなかったのです。少しあせりました。

    • https://app.euplf.eu/#/ (EU-dPLFというもの)

    だけど、苦労して入力した割には、イタリアに入国するまでこの情報について全く聞かれもせずでした。何のためなのかな。

    そして、出国で続きです。手荷物検査には行列も全くなく、人がとにかくいないのです。

    国際線の出発は現在こんな光景なのですね。

    そして、制限エリアに入ります。ANAのラウンジを目指します。ラウンジに入っても驚きです。スペースがかなりというか大幅に縮小されているのです。当たり前か。そして、制限エリアは別だと思っていたのですか(何故なら、すでに日本から出国したエリアなので)、夜8時以降はアルコールも禁止とのことです。ビックリです。

    外人さんは怒るだろうな。きっと。

    というわけで、自分もラウンジではビールも飲めずです。がっくりです。

    久しぶりの国際線のANAラウンジですが、麺類などはかなり種類が増えているのです。これには二度ビックリです。自分が選んだのは、「天ぷらそば」です。おにぎりは、2種類です。しゃけとツナマヨです。

    まあ、ラウンジでの1時間はあの「EU-dPLF」と格闘していたので、慌ただしく時間が過ぎたのです。

    さあ、いよいよ搭乗時刻となりました。出発です。

  • 2021年10月、日本からイタリアへの入国。パスポートの提示だけで超簡単に入国できるとは驚いた

    2021年10月、日本からイタリアへの入国。パスポートの提示だけで超簡単に入国できるとは驚いた

    今、このブログをイタリア・ローマののテルミニ駅近くのヒルトン・ダブルツリー・ホテルで書いています。(2021年10月9日現在)エアラインの搭乗記より早くお知らせしようと思ったのは、実際に現地に来てみると海外フライトでのコロナの対応状況が非常に違うということが分かったのです。

    今回は、羽田からイスタンブール経由でローマへという、ターキッシュエアラインズで入りました。

    まずは、羽田のエアラインのカウンターで最初から必要とされていた、「英文で陰性証明書」と「ワクチン接種証明書」を提示しました。カウンターの人が言うには、この登録はお済みですか?と聞かれたのです。

    https://app.euplf.eu/#/

    搭乗するまでに、イタリア入国には必要なのでこちらのURLにアクセスして必要事項を記入してくだい、と指定されたのです。カウンターでの写メはこちらです。

    一応、これで搭乗手続きは完了し、出国手続きをすませ、羽田の制限エリアに入りました。ANAラウンジに入り、指定されたURLにアクセスし、情報を入力していきます。

    だけど、これが非常に入力する情報が多すぎて、かつ英文で、時間がかかるのです。真面目に記入しようとすると、30分はかかるかな。

    最後はユーザーインターフェイスも悪く、イライラしながら、かなり適当に流した感じです。

    そして、12時間のフライトを経て、イスタンブール空港に到着です。

    イスタンブールではトランジットだけなので特にコロナ対策用の書類は求められません、当然ですね。

    次はローマに向けてのフライトです。イスタンブール発ローマ行きの搭乗では搭乗口で係員から陰性証明書を求められましたが、ちらっと見ただけで、スルーパスです。搭乗者全員に何らかの陰性証明書の提示を求めていました。

    そしてターキッシュエアラインズの機内です。機内ではcovid-19に関する2種類の書類が配られ機内での記入を求められました。ローマ到着までに機内で、うち1つの書類をCAさんが回収されたのです。

    そして、いよいよローマの玄関口・ローマフィウミチーノ空港到着です。

    現地時間で朝、9時過ぎです。ちなみにイスタンブールからローマへのフライトは満席状態だったのです。早速、入国審査のカウンターに向かいます。

    そこでイタリアでは見たこともない光景を目にしたのです。自分はEU域外からですので、そちらの方に進みます。入国審査を待っている人が誰もいないのです。ほぼ自分以外はいないという状況です。飛行機から降りた後、一切のコロナの検問等はなく、一直線に入国審査のカウンターに行く手順です。

    すぐにカウンターに行き、まずは係官にパスポートを提示します。こんなご時世によく来たな、といった感じで非常に笑顔で何一つ質問をすることなく、スタンプを押してくれたのです。コロナに関する証明書の提示や質問も一切なしです。

    (上の写真は荷物受け取りあとのロビーの様子、信じられない光景です)

    羽田のカウンターで強く言われたイタリア入国に関するweb入力した情報の件も全く問われなかったのです。

    これは2021年10月のイタリア入国に関しての自分の実体験です。フライトで求められたいろいろな書類はどうしたんだろうかという感じです。

    今までの外国入国で一番早く、イージーに入国できたのでした。もちろん、隔離等も全くなし。

    まあ、こんな感じです。だけど、機内も空港もマスク度100%ですが、ローマ市内に行くと光景が一変するんだな、これが。もうコロナ前の普通の生活ですね。

    イタリア、恐るべし。

  • イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAプラチナデスク対応には驚愕したな

    イタリアで日本入国用の陰性証明書を手に入れるには?VISAプラチナデスク対応には驚愕したな

    今回は途中経過ですが、クレジットカードのコンシェルジェサービスについて話したいと思います。

    自分個人で、不遜にもイタリアに10日間行こうと思っているのです。どうしてかと言うと、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスのオープンチケット(2021年度中に使う必要がある)があることと、このコロナ禍でのヨーロッパの町中の様子を見てみたいと思ったからです。動機としては相当に不遜です。

    エアチケットもホテルも全く問題ないのですが、調べるうちに最大のネックとなるのが、帰国後の10日間の自宅待機でもないのですが、イタリアから帰国する際の航空会社のカウンターで提示する必要のある日本入国用のPCRの陰性証明書なのです。

    日本入国にあたり日本政府が求めているので、航空会社のカウンターで日本の厚生省が定めたフォーマットでの陰性証明書を提示する必要があるのです。所定のフォーマットでの提示でないと、本当に飛行機にも乗せてもらえないようなのです。カウンターで搭乗拒否されたお客さんを目撃したという話しもよく目にします。

    だけど、現地でのこの陰性証明書をどこで手にいられるかの情報がネット上では全くないのです。おそらく、大きな空港では検査をして証明書を発行してくれる体制はあると思うのですが、その情報すら全くないのです。

    一番大事な話しなので、日本出発前にはどこの病院や機関に行けば確実に手にいられるかの目処をつけておきたいのですが。

    旅行会社によっては、提供しているのですが、これまた個人での申込みは天文学的に高いのです。こんな価格ありえませんレベルです。ちなみに、ミキトラベルがミラノで提供している価格です。

    • A:大人(子供幼児共通) 1,120.00 EUR (147,728円)

    いくら日本語アシスタント、検査機関までの送迎がついしていても、暴利でしょう。エアラインのチケット台より高額です。

    ミラノのマルペンサ空港でもテストをしているようですが、日本入国に有効なCOVID-19検査方式と証明書なのかはよくわからないんだな。

    現地で日本の厚労省のフォーマットに適合した証明書をリーズナブルに手に入れるのは至難と思った次第です。

    そんなときに、ふと思ったのが、クレジット会社の上級カード用のコンシェルジェに相談してみてはどうかという案です。

    ちなみに自分は三井住友カードのプラチナを保有しているので、早速相談のTELです。

    結論的に言うと、正式な回答はまだなのですが、電話して驚いたのでした。係の人が言うには、日本ではわからないので、このままこの電話をイタリアの緊急のVJ保険デスクに回しますとのこと。これには驚きました

    現地の日本人の方に相談すると、回答は別途調べていたしますとのことです。ミラノでは紹介できる機関を1件は見つけたとの途中経過報告があったのです。

    VISAのネットワークの恐ろしさを見たのでした。

    本当にイタリアに行けるのかな。現在はそんな状況です。



  • あのブルネロクチネリの本社のあるイタリアのソロメオ村を目指すには、ペルージャからが一番無難かな

    あのブルネロクチネリの本社のあるイタリアのソロメオ村を目指すには、ペルージャからが一番無難かな

    2021年7月25日の日曜日の日本経済新聞に、自分も是非訪れてみたいとおもっていた場所の紹介記事が掲載されていたのです。

    今回のエッセイの執筆者はJ・フロントリテイリング取締役会議長の山本良一さんです。

    タイトルは、「笑顔あふれる村 ソロメオ」です。

    J・フロントリテイリングでは欧州での「投資家向け広報(IR)」に力を入れてきた。多くの投資家に合うため、タイトなスケジュールとなるのが通例だが、2019年には行ってみたい場所があった。

    それは、世界的なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)だ。創業者のクチネリさんから誘われていて、ぜひ訪れてみたいと思っていた。ミラノからは時間がかかるのがネックだったが、クチネリ社のプライベートジェットを手配していただき訪問がかなった。

    ソロメオは丘陵地にある村で、見渡す限り人工的な巨大な施設は何もない。オリーブやブドウの畑が広がる。中世のままの風景がそこにあり、時間が止まったようだった。おとぎの国に紛れ込んだような不思議な気分に浸り、非常に感動したあの瞬間を今でも覚えている。

    クチネリさんは1978年、奥様が生まれ育ったソロメオにカシミヤニット会社を設立した。事務所は崩れかけていた城を買い取って、丁寧に改装した上で使用している。

    (中略)

    クチネリさんの経営スタンスは「人間主義的経営」と呼ばれている。生産者の気持ちを大事にするとともに、地球環境などへの配慮を欠かさない。

    (中略)

    クチネリさんは地元に劇場を復活させるなど心豊かな生活を重んじる。家族を大事にする、村の人を大事にするという精神は製品にも伝わる。着れば着るほど自分にフィットし、温かみも増す。「人を幸せにする服」というのは製品を購入した人だけでなく、この村に住んでいる人々の笑顔を見ているだけでもよくわかる。自宅に招待していただき、辺り一面に緑が広がるテラスで地元料理を堪能し、ワインもおいそくいただいた。

    ミラノもいいけれど、やはりもういちどここに行ってみたい。都会のようなきらびやかさはないけれど。いや、ないからこそ「真の幸せ」とは何かを考えさせてくれるような気がする。

    だけど、自分はこのブルネロクチネリの服は一枚も持っていないんだな、これが。なにせ、日本で購入するとこれがバカ高いのです。実はソロメオ村のブルネロクチネリの本社に併設されているブティックを訪れたいのです。そこで服を手に入れたいな、と妄想しているのです。

    本文にも書いてあるように、ミラノから遠いです。一番近いのはペルージャかな。

    フィレンツェから電車でペルージャまで2時間半、そこからタクシーで20分ほどとのことです。

    ミラノよりはローマの方が近そうなので、次の旅行はローマinのミラノoutでソロメオ村に立ち寄りたいな。

     

  • イタリア賛歌、指揮者のチョン・ミョンフンにその魅力を聞くと「人間が生きる喜びがあそこにはあるんだよ」

    イタリア賛歌、指揮者のチョン・ミョンフンにその魅力を聞くと「人間が生きる喜びがあそこにはあるんだよ」

    2020年12月20日の日曜日の日本経済新聞の中面での、宮本亜門さんのエッセイに目が留まったのでした。タイトルは、「ルネサンス建築に心引かれて」というものです。

    フランスやポーランド、イギリス、イスラエルとさまざまな国の人たちとオペラを創ってきたが、みな口をそろえて「イタリアでは仕事をするな」と言う理由は「絶対に予定通りに進まないから」。でも本当はみなイタリアが大好きで、バカンスに行ったと言っては自慢げにその魅力を語るのだ。

    僕もイタリアが大好きだ。きっかけは21歳のときに見た映画「ドン・ジョヴァンニ」だ。イタリア各地で大がかりなロケが行われた作品で、圧倒的に美しい建築が次々と出てくる。

    (中略)

    なかでも僕が夢中になったのは、ベネチアの西60キロほどのヴィチェンツァの町だ。パラーディオの代表作とされるヴィラ・ロトンダがある。美しい丘陵に造られた16世紀の個人の邸宅で、4面に神殿風の玄関があるのだが、威圧的な雰囲気はまったくなく、品格に満ち、そこに立つ人まで優雅に見せる。

    (中略)

    演出家になってからも、スポレート音楽祭やベネチア・ビエンナーレを見に行ったり、父とアッシジを訪ねたりと、イタリアへの旅はもう20回をゆうに超えた。先駆的な文化を発信する一方で、歴史ある建築や美しい自然に囲まれ、人々はおいしい食事をしながら今を楽しんでいる。この絶妙なバランスはほかの国では感じたことがない。

    タリアに住み、骨をうずめたいと常々言っている韓国人の指揮者、チョン・ミョンフンさんにその魅力を聞いたことがある。「人間が生きる喜びがまだあそこにはあるんだよ」と答えた。僕も「仕事抜き」のイタリア通いを再開できる日が来ることを、心から願っている。

    実は、自分も旅先はイタリアが一番好きなのです。記録を見ると、2004年の夏に訪れたのが初めてかな。以来、7-8回は通っていると思います。

    そして、一番好きな町がベネチアかな。シチリアのエキゾチックさ、アマルフィの絶景もよいけど、ベネチアのサンタルチア駅を出ると、すぐに運河というシチュエーションには参るんだな。

    そんなイタリアですが、トラブルもよく起こるのです。一度、ローマのテルミニ駅周辺のホテルに宿泊した時には、ベルボーイに預けたスーツケースが誰かに盗まれたのでした。

    小学校に入学したての長女が私の母のスーツケースを転がしながら、ホテルから出て行った人を見たというのです。そして、正式な紛失証明書をもらうために、イタリア中央警察まで出向いたことがあるのです。対応してくれた警察官は、何も聞かず、サインだけして証明書をくれたのです。こんなの日常茶飯事だというように。

    ある時は、チュニスからシチリアへフェリーで渡り、深夜12時にタクシーなどが全くいない港で降ろされたのでした。町の中心部まで歩くこと30分。バーでタクシーを呼んでもらい、トラーパニからパレルモまでタクシーで3時間ほど高速をぶっ飛ばしたのです。3万数千円の料金をとられ、財布にも痛い出費でした。

    そんなトラブルにも多々遭遇する国ですが、やはり愛すべきお国なのですね。

    自分はいついけるかな。

    2021年10月、日本からイタリアへの入国。パスポートの提示だけで超簡単に入国できるとは驚いた





  • ベニスのレストランでお薦めのレストランはこの2店。「Taverna Al Remer」と「Ristorante San Trovaso」実食済み

    ベニスのレストランでお薦めのレストランはこの2店。「Taverna Al Remer」と「Ristorante San Trovaso」実食済み

    こんな時ですから、旅の記憶です。

    旅の写真を見返してみると、最後にベニス(ヴェネツィア)に行ったのは2017年夏のことでした。

    世界の都市で一番好きなのが、ベニスなのです。旅の最後にベニスを入れるとその旅の情緒が高まるんだな。そして、ホテルをチェックアウトしてモーターボートでぶっ飛ばして空港に向かうのが好きなんです。終わりよければ、すべてて良し。

    そんなベニスも、今は大変なことになっているんだな、これが。

    今日、ベニスを取り上げたのは、再訪した時にまた訪れたいレストランのための自分の備忘録なのです。

    ベニス本島には、実にたくさんのレストランがあるのですが、観光客が圧倒的に多い観光地でもあり、レストランの当たりはずれが多い街だと実感してきたのです。特に、サンマルコ広場周辺の観光客が集まる通りにあるレストランははっきり言ってダメな店が多いと感じています。

    そんな中ですが、2017年夏にベニスに滞在した時に、実に良いレストランを2店発見したのでした。

    一つ目は、

    • 「Taverna Al Remer」
    • 住所: Sestiere Cannaregio 5701, ベネチア イタリア
    • TEL 041 522 8789

    グランドカナルに面した小さな広場と桟橋、その奥にあるのがこの店です。細長い通りの先にあり、自分たちも迷いながらたどり着きました。入口にはワインなどが楽しめるカウンター、奥にはテーブル席があり、とてもロマンチックなお店でした。

    お店の前は運河ですので、ボートでも行けると思います。

    シーフードが多くシーフードスパゲッティ、ベネチアMIXアペタイザーはお勧めのようです。

    食事した時の写真を見ると、魚介類の盛り合わせプレート、ニョッキ、イカ墨のパスタなどを食べたようです。確か、自分たちはランチに行ったのでした。

    こちらの「Taverna Al Remer」は是非、また来訪したいお店です。

    二つ目のお薦めレストランは、

    • 「Ristorante San Trovaso」
    • 住所: Sestiere Dorsoduro 967, ベネチア イタリア
    • TEL 041 523 0835

    こちらは、自分たちがベニスで定宿にしているヒルトンからもボートで対岸(本島側)にあるお店です。アカデミア橋 から 0.2 kmぐらいです。ベニスでは地元の人にも有名店とのことです。

    素敵な中庭のテーブル席もあります。

    こちらのイカスミパスタは最高とのことです。そして、オイルサーディンもとのこと。

    訪問した時の写真を見てみると、このお店でも魚介類の盛り合わせプレートを注文したようです。そして、ワカサギのようなフリッター、パスタ2品、ラザニアを注文したようです。

    こちらのレストランはお店の雰囲気も開放的で、ベニスに行った時はまた是非来訪したいリストランテです。

    そして、こちらのお店は、海外レストラン予約のグルヤクからも予約可能となっているようです。

    果たして、ベニスに行けるのは早くて来年かな。来年は無理なのかもと思う今日この頃です。