カテゴリー: イタリア

  • ミラノからどこへ行くか!そうだ、シチリアに行こう、easyjetとRyanAirでカターニャまでひとっ飛び、航空券を確保

    ミラノからどこへ行くか!そうだ、シチリアに行こう、easyjetとRyanAirでカターニャまでひとっ飛び、航空券を確保

    昨日のブログでは急遽11月中旬に決まった特典航空券利用での東京-ミラノ往復のチケットを抑えたところまで記したのでした。ミラノはショッピングとグルメ目的なので、3日間もあれば十分なのです。

    さてそこからどこに行くかです。inとoutのミラノ縛りだけです。電車で行くか、LCCを利用するかです。だけど、ミラノから上の方は季節も季節なので寒い方には向かいたくないな、そんな心境です。

    電車でフィレンツェあたりのトスカーナに行く旅程が一番安易だと思うのですが。ヴェネツィアはこの季節ではキラキラしていないんだろうな。

    コロナ前まではヨーロッパに行ってよく使っていたLCC大手はeasyjetとRyanAirです。自分的に好きなのは辺鄙な空港を使わないeasyjetの方なのですが。

    早速調べてみると、パリでもロンドンでもマルタでも30-40ユーロ/人というチケットがゴロゴロ出てきます。だけど、ロンドンやパリに行ってもミラノで買い物は十分なので、行く必要はないかな。

    そんな時に頭に浮かんだのが、シチリアなのですね。自分ひとりでもシチリアを2-3週間かけて回りたいなと思っていたのです。

    シチリアには以前一度訪れているのです。それは2010年夏にアルジェリアのチュニスを訪れた際、フェリーでシチリアに渡ったのでした。下船した港はトラーパニ。深夜12時着。埠頭を30分ほど歩いて最寄りのバルに駆け込み、タクシーを呼んでもらい、パレルモのヒルトンへ。高速をぶっ飛ばして2時間半と4万円支払ってホテルに朝の4時に到着したという苦い思い出が。確かパレルモにも2泊したのかな。今となっては非常に良い思い出です。

    昔話に花が咲き、失礼しました。

    12年ぶりにシチリアはどうかな。パレルモ側ではなく、反対のカターニャ便を調べます。カターニャの近くにはあのタオルミーナがあるのですね。グラン・ブルーの舞台です。一度行ってみたかった憧れの地です。その近くにはゴットファーザーを撮影した村があるのです。あのマイケルがシチリア逃亡中に立ち寄った坂道の角のカフェに一度行きたいんだな。

    というわけで、ミラノ-カターニャを調べます。easyjetは復路(日曜日)の便がかなり高額になっています。というわけで往路はeasyjet、(復路)はRyanAirでベルガモ着という便を3名分・合計約30,000円で確保したのです。

    そして、カターニャにはFour Point Sheratonがあるのですね。初めて知りました。ここで3泊の予約もOKです。

    というわけで、シチリアではカターニャからほど近い憧れのタオルミーナにいよいよ行けそうだな。楽しみです。

    このブログをアップすれば、メキシコに行くために成田空港に向かいます。

    アディオス!

  • 出発1ケ月を切って特典航空券で東京-ミラノを確保、エコノミーは辛いな、だけど、シンガポール航空は燃料サーチャージが格安なんだろう

    出発1ケ月を切って特典航空券で東京-ミラノを確保、エコノミーは辛いな、だけど、シンガポール航空は燃料サーチャージが格安なんだろう

    明日からメキシコへぼっち旅に出かけるのですが、その旅行前に家族間で急に旅行の話しが持ち上がったのです。丁度1週間前の出来事なのです。

    娘が転職することが決まったとの報告があり、11月に海外旅行に行きたいというではありませんか。新しい職場はいわゆるトラベル関係のサービス業なので、一般人とは繁忙期が違う職場になることもあり、今年の年末年始はおそらく働くなくてはならないのです。

    まあ、こんな家族の話しはここまでで。

    旅先としては、ハワイを含めたアメリカはこの円安と物価高で行く気が全く起こらないな。3名の燃料サーチャージだけで40万円ほどになります。旅行予定期間も10日ほどとれるので、東南アジアもありえません。ということで、欧州方面ということになりますね

    まずは、ANAの特典航空券を調べます。

    今回はヨーロッパ方面ですが、エコノミークラスでも構わないという立ち位置です。だけどそんな悠長なことは言ってられません。

    旅行まで1ケ月を切っている中で、ビジネスクラスはただの1つの空きも見いだせません。ロンドン、パリ、フランクフルト全滅です。

    旅行先として一番無難?なミラノを検索してみます。エコノミークラスで奇跡のような苦行のようなルートに空きが2つあるようです。そして、燃料サーチャージもこれまた奇跡の1人74,000円程度です。素朴な疑問ですが、どうしてシンガポール経由だと燃料サーチャージが安いのだろう?そのルートとは

    • (行き)羽田 → 関空 → シンガポール → ミラノ (基本、シンガポール航空利用)
    • (帰り)ミラノ → フランクフルト → 羽田 (ルフトハンザ航空利用)

    特に往路は一旦シンガポールまで行きミラノを目指すという飛行機の搭乗時間に目がくらみそうです。家族に相談すると、「それで全然構わない」という弁です。というわけで、まずは特典航空券を2人分、確保です。

    もう1枚自分の航空券の確保に頑張りました。特典航空券を利用しないのであれば、この時期シンガポール航空で178,000円(燃料サーチャージ含む)ぐらいが最安値かな。やっぱり出費をセーブしたいので、再度、特典航空券を調べます。

    そうするとミラノに先の2名と同時間着ぐらいでエバー航空があるのです。こんなルートです。だけど、こちらのルートは燃料サーチャージ124,000円と60,000マイルです。目がくらみそう。

    • (行き)成田 → 台北(桃園) → ミラノ (エバー航空利用)
    • (帰り)ミラノ → フランクフルト → 羽田 (ルフトハンザ航空利用)

    特に行きは初めてのエバー航空かな。エコノミー食はどんなんだろう?魯肉飯や角煮が提供されるのだろうか。エバー航空によれば、“エバー航空 25年ぶりのヨーロッパ新路線 ミラノ”とのことですね。ヨーロッパにエコノミーで行くのは10年ぶりかな。何か恐ろしいような。

    というわけで、何とか出発1ケ月を切って特典航空券で東京-ミラノを3名分、何とか確保できたというお話しでした。

  • イタリアのミラノで日本帰国用のフォームに対応したコロナ陰性証明書を出してくれる医院を見つけた。

    2022年3月22日、ようやくあの悪しき“まん防”が日本中で解除されましたね。

    だけど、海外からの帰国時の日本仕様でのPCR検査申請証明書が不要になることは現在でもありません。海外に行って何が一番面倒なのかは、この日本帰国時の日本仕様での陰性証明書を入手することなんだな。時間もかかるし、費用も当然かかります。

    この手続書類が不要になれば、気軽に海外に行けるのにね。まあ現在ではヨーロッパを除いてですが。

    そんな中でもやはり一番行きたいのはやっぱりイタリアなんだな。半年前にも強行して一人旅をしたイタリアなのですが。

    その時の旅の最後はミラノからのアウトにしたのです。その時はVISAのプラチナデスクで紹介してもらった女医さんのところに伺い、PCR検査をしてもらい、日本仕様の陰性証明書を入手できたのですが。

    ロンドンなどでは、現在は町の大きな薬局では、この日本仕様の陰性証明書を発行してもらえるという情報もありますが。

    そんなおり、ふとしたことからTwitterでミラノで日本語の陰性証明書に対応した医療施設を紹介されたツイートを見たのでした。

    自分の備忘録も含めて、記しておきたいと思います。(ある事情により、その医療機関の情報については削除させていただきました)

    まあ、費用もかかる話しなので、そもそもこの陰性証明書の提出がなくなればよいのですが。

     

  • 「ジョルダーニ家の人々」、これは現在の多様な家族のあり方を描いたイタリアドラマの大傑作

    「ジョルダーニ家の人々」、これは現在の多様な家族のあり方を描いたイタリアドラマの大傑作

    丁度1週間前にこんなタイトルのブログを書いたのでした。

    “まいったな。まだこんな知らないイタリア映画があったとは、ロバート・ハリスさんおすすめの映画「輝ける青春」”

    この「輝ける青春」に大感動して、同じ脚本家のサンドロ・ペラトリア、ステファノ・ルッリが担当したイタリアのドラマ「ジョルダーニ家の人々」というDVDを観たのでした。

    上映時間6時間39分という長尺です。このドラマは東京の岩波ホールで2012年に上演された時は「13時40分から3回の休憩を挟み21時15分で終了」というものだったのです。

    DVDでは4枚組です。

    そして、自分は2週間の週末ですべてを見終えました。

    はっきり言います。「傑作」です。現在の家族の問題、社会問題(難民、同性愛というジェンダーの問題)がすべて含まれています。やはり、ミケランジェロとルキノ・ヴィスコンティ、そして(ゴッドファザー)を生んだ国は偉大です。家族が流動化していく先進国の中流階級以上の問題をいろいろなエピソードを交えながら、多層的にドラマは展開していきます。

    尊敬する向田邦子が生きていたら、日本でもこんな脚本を書くだろうな、多分。

    ちなみに、原題は「Le Cose che restano」は”残るもの”という意味だそうです。このタイトルの高尚な意味は自分の思考範囲ではよく分かりません。

    物語の概要です。

    そしてふたたび、大きな愛につつまれる―

    イタリアのある家族の離別と再生を6時間39分にわたって描く感動の大河ドラマ。脚本は「輝ける青春」のサンドロ・ペラトリア、ステファノ・ルッリ

    ローマに暮らすジョルダーニ家は、技術者の父、元医師の母、外務省で働く長男アンドレア、心理学者の長女ノラ、建築を学ぶ次男ニーノ、高校生の三男ロレンツォと、一見不自由のない幸せな家族に見えた。
    しかし三男の不慮の死をきっかけに、家族は心に秘めていた問題や困難に向き合うなかで、一人ずつ家を離れていく。彷徨える者たちが運命のように出会う人々、不法移民の女性とその娘、不治の病のフランス人、戦場で記憶を失った大尉等・・・。
    一本の川がいつか大河の流れとなるように、父と母、アンドレア、ニーノ、ノラ、それぞれの運命と人生は、ふたたび織りあわされて、血のつながりや民族を越え、より大きな家族を成してゆく
    ラストシーンのジョルダーニ家の開け放たれた窓のように、さらに豊かに、開かれた未来に向かって―。

    自分の備忘録として、配役を記しておきます。自分的には、この映画はアンドレア・ニーノ・ノラの3兄弟とシャーバの物語と思います。特にニーノとシャーバが最高の立ち回りを演じています。

    アンドレア 演 – クラウディオ・サンタマリア 長男。

    ノラ  – パオラ・コルテレージ 長女。心理カウンセラー。

    ニーノ  – ロレンツォ・バルドゥッチ(イタリア語版) 次男。建築学専攻の大学生。

    ピエトロ  – エンニオ・ファンタスティキーニ 父。技術者。

    アニタ  – ダニエラ・ジョルダーノ 母。

    ロレンツォ  – アレッサンドロ・スペルドゥーティ 三男。

    シャーバ  – ファリダ・ラウアジ

    アリナ  – レイラ・ベクティ シャーバの娘。娼婦。

    シモーネ・ニコライ教授 – ヴィンチェンツォ・アマート

    フランチェスカ  – アントニア・リスコヴァ シモーネの妻でインテリア・デザイナー。

    カタルド刑事  – フランチェスコ・シャンナ 潜入捜査官。

    ミシェル 演 – ティエリー・ヌーヴィック ノラの患者であるフランス人の銀行員。

    ヴァレンティーナ  – ヴァレンティーナ・ダゴスティーノ ニーノの幼なじみの親友で同じ大学で建築を専攻している女子学生。

    ヴィットリオ・ブラージ大尉 演 – エンリコ・ロッカフォルテ ノラの患者。

    いろいろな講釈を述べましたが、是非、心を構えて見るドラマです。

    必観でしよう。考えさせられます。この感じ、やっぱりイタリアしか作れないんだろうな。



  • まいったな。まだこんな知らないイタリア映画があったとは、ロバート・ハリスさんおすすめの映画「輝ける青春」

    まいったな。まだこんな知らないイタリア映画があったとは、ロバート・ハリスさんおすすめの映画「輝ける青春」

    今日は久しぶりに感動する長編映画を観たのでした。実はその映画は自分は全くのノーマークの映画だったのです。その映画を教えていただいたのは最近平日は毎日聞いているInterFMのロバートハリスさんがナビゲーターをしている教えて“大人のラジオ”「Otona no Radio Alexandria」という番組の中で紹介されていたのです。

    映画のタイトルは「輝ける青春」という思わず赤面しそうなベタなタイトルなのです。このタイトルで損をしているのかな。監督はマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ(Marco Tullio Giordana)です。作品の紹介プロフィールです。

    2003年カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ受賞
    上映6時間、1日1回上映ながら、本国イタリアはもとより、日本でも興収8千万円の大ヒットとなった壮大な感動作!!

    イタリアのある家族の涙と喜びに満ちた40年!カンヌ映画祭・ある視点部門グランプリを皮切りに、各国の映画賞を受賞。イタリア・ヨーロッパでも大ロングランとなり、日本でも1日1回上映でありながら、なんと興収8,000万を記録!6時間の贅沢なイタリアへの心の旅をお楽しみください!

    ◆2003年 カンヌ国際映画祭ある視点部門 グランプリ
    ◆2003年 ヨーロピアン・フィルム・アワード 監督賞ノミネート
    ◆2004年 ダヴィッド・デイ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)最優秀作品賞ほか6部門受賞
    ◆2004年 ロッテルダム国際映画祭 観客賞
    ◆2004年 シアトル国際映画祭 監督賞

    上映時間は6時間14分という超長編ものです。自分の場合はDVD2枚組で前編と後編の2枚組でした。話しは、1960年代から現代に至るまでのイタリアのある2人の兄弟の家族をめぐるイタリア近代史を織り交ぜながらの大河ドラマでしょうか。

    内容は保証済みです。思いっきり感動できます。舞台はトリノ・ローマ・シチリア(パレルモ)・ミラノ・トスカーナです。脚本よし、風景よし、俳優陣よしのすべて三拍子揃い踏みです。

    だけど、赤い旅団は出てくるやら、シチリアでのマフィア絡みありで、ゴッドファーザーに相通ずるものがあります。やっぱりシチリアものは良いね。

    そして、後の舞台のトスカーナの風景の絶景は何者にも代えがたい魅力を放っているのでした。こんなにすばらしいものを今まで何故しらなかったのだろうか?

    タイトルだけ見るとドン引きするようなタイトルですが、本当に内容はすばらしいですね。お兄ちゃんの方はアルパチーノに似ているという意見がありますが、それはどうかな。

    おすすめします。よい映画を紹介してもらいました。やっぱりイタリアは良いね。また、行きたくなりました。

  • ナポリタンは邪道か、イタリア人にはパスタにケチャップをかけることは受け入れがたいと

    ナポリタンは邪道か、イタリア人にはパスタにケチャップをかけることは受け入れがたいと

    2022年2月7日(月)の週明けの日本経済新聞を朝から見ていると、“これはいかんだろう、異議あり”という記事を目にしたのでした。

    自分的には世界を2分するような論争です。その記事です。

    ナポリタンは邪道?

    イタリア人「容認できず」89%、世論調査 米・スペインも否定多く

    [ロンドン=共同]世論調査大手ユーガブは7日までに、世界の17カ国・地域でイタリア料理のさまざまな食べ方の是非を尋ねた結果をツイッターで公表した。

    イタリア人にとって最も受け入れがたいのが「パスタにケチャップをかけること」。「容認」が7%、「容認できない」が89%に上り、日本で人気のナポリタンなどはイタリアでは邪道に映るという「食文化の差」が浮き彫りになった。

    調査は昨年11~12月に米国やアジア、中東、欧州諸国などで実施。日本は対象に含まれていない。

    パスタとケチャップの組み合わせは各国でも評価が分かれた。米国やスペインでは否定派が40ポイント以上多く、インドネシアや中国では逆に肯定派が50ポイント以上多かった。

    イタリアでは評判が悪かったのは他に、パスタをゆでる際「冷水を入れてから沸騰させる」「ピザにパイナップルをのせる」など。それぞれ否定派が71ポイント、63ポイント多かった。

    「パスタを付け合せとして食べる」「イタリア料理の食後にカプチーノを飲む」については、イタリア以外のすべての国と地域で容認派が過半数を占め、イタリア料理の母国だけがかたくなに「容認できない」とした。

    何か民族の尊厳をかけた論争になりそうな予感です。自分にとってイタリアは世界で一番好きな国で訪れた回数もダントツで多いのです。このコロナ禍でもイタリアの現状を見ておこうと2021年10月に1人旅を決行したのでした。確かに、イタリア人にパスタを作らせれば、ほとんど誰が作っても美味いのは認めます。だけど、パスタとスパゲティは違うのです。

    ケチャップで作るナポリタンは見た目はパスタ麺ですが、実はスパゲティ麺なのです。

    この違いわかるかな。

    よしわかった。ここではあえて、寿司については論争すまい。すでにグローバルな食べ物なので。寿司とsushiは全く違うものということで同じ土俵に乗りそうなのが、日本とイタリアの違い、ミラノカツレツ(ドイツのカツレツ「シュニッツェル」でも)と日本が誇る“とんかつ”の違いです。繊維を叩いて切って揚げるミラノカツレツは豚に失礼ではないのか。断然、とんかつの方が王道だろう。たらこスパゲッテイは日本人が発明したんだぞ

    そして、記事の中でカチンときたのが、少なくとも味についてはあの米国人には否定してほしくなかったな。なんでもケチャップをたっぷりかける文化があるのに。

    そうゆうわけで、味をめぐる民族紛争に終わりはありません

    だけど、実際にイタリア人に目隠しでナポリタンを食べさせれば、美味いというのでは?

    昭和の味だよ、マルメイのナポリタンは偉大なり、なぜ東京のスーパーは置かないの

     



  • ブルネロクチネリの本社のあるソロメオ村は本当に田舎だよ。その人間主義的経営とは?

    ブルネロクチネリの本社のあるソロメオ村は本当に田舎だよ。その人間主義的経営とは?

    2021年12月1日の日本経済新聞の朝刊の1面です。「カイシャの未来」という特集記事です。本日は“志を探して3”(社員はコストじゃない)という記事を取り上げます。

    何故なら2021年10月、1月半前に訪れたイタリアのソロメオ村にある「ブルネロクチネリ」を取り上げていたのです。思ったの、自分はこの目でその光景を見てきたのだという自負です。

    その特集記事はこんな内容なのです。

    イタリアの小村、ソロメオの9月の空は澄んでいた。

    緑の丘陵に鐘の音が響き、中世に迷い込んだよう。14世紀に建てられた古城がファッションブランド、ブルネロクチネリの本社だ。

    色鮮やかなカシミヤ製ニットで人気の同社は1978年に創業。60カ国以上に店舗を広げ株価は直近5年で3倍に。1400人がこの村で働き、丁寧な手仕事で評価を高めてきた。

    ベゾス氏が訪問

    従業員の力を引き出してきたのが創業者のブルネロ・クチネリ会長が掲げる「人間主義的経営」だ。米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスの最高経営責任者(CEO)をはじめ、この地を訪れて理念に触れる経営者は後を絶たない。

    午後5時半以降の仕事のメールは禁止、昼休みはたっぷり1時間半。なのに従業員の賃金は業界平均より2割ほど高い。熟練工が指導する養成学校のほか、文化や芸術は人を成長させるとの信念から劇場や図書館、ワイナリーまで設けた。

    かつて米ニューヨークで違和感を感じながら働いていた男性従業員(43)は言う。「自然に囲まれ上下関係なく早慶し合って働ける。毎朝、起きるのが幸せだ」

    クチネリ氏の原点は工場で働く父の姿だ。疲れ果て「こんなひどい侮辱を受けるなんて」と涙を流すことも。「働くとは消耗ではない。誰しも仕事を通じて人間の尊厳を高めるべきだ」

    企業会計ではモノとカネは資産になるが、ヒトはただ費用として扱われる

    (中略)

    再びソロメオ村。クチネリ氏が最後に力を込めたのは「千年後のビジョン」の大切さだった。「モノがなくなってもヒトが尊厳を持てば「番人」として次世代に引き継いでいける」。働く人を核に永遠に挑む。

    この記事を自分は非常に懐かしく思ったのでした。

    自分の関心はもっぱらそのブランドに合ったのですが。どうしてこんなに付加価値(すなわち値段が高い)のある商品をイタリアの小さな村から世界に出せるのだろうかと思い、一度、そのソロメオ村の空気を触れてみたいと思ったのでした。

    自分はペルージャに2泊3日し、その中1日でソロメオ村を訪ねたのでした。行ってみて、本当に田舎なのですが、村の家屋は立派なのには驚いたな。ペルージャから車で25分ぐらいかな。タクシーで30-40ユーロといったところです。

    もちろんトスカーナの風景はきれいですが、この村の立派さです。だけど、こんな世界的企業がある村ではバールが1軒あるだけで、タクシーも捕まらないのには困ったのでした。

    豊かな自然の中で働きたい人には天国なんだろうな。だけど、やっぱり人間関係等の世俗のストレスはあると思うのです。最後は相田みつおで、“やっぱり人間だもの”

  • (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記198便)インタンブール-羽田のビジネスクラスの食事は非常時の対応と判断したな

    (2021年10月ターキッシュエアラインズ搭乗記198便)インタンブール-羽田のビジネスクラスの食事は非常時の対応と判断したな

    ミラノのマルペンサ空港のラウンジでまったり過ごした後は、いよいよ日本への帰るフライトです。マルペンサを19時35分発のターキッシュエアラインズでイスタンブールまでです。

    発着便も乗客も少なく、非常にスムーズに搭乗と出発です。

    こちらの路線は中距離ということで、足元にある程度余裕のある座席です。但し、ヨーロッパ内のビジネスシートのように3列での間の席を飛ばしてのなんちゃってビジネスクラスではありません。

    離陸後は、きっちりとアルコール類などのサーブから始まります。そして、DENON製のノイズキャンセリングのヘッドホンも長距離路線と同様に配られます。

    但し、行きのローマ線も帰りのミラノ線もどちらもポーチ類は配られなかったな。これは少し残念です。情報によれば、トルコのブランドのポーチが配られるとの情報があったのですが。

    食事です。まずはトルコ料理の前菜です。メインはお肉・エビ・パスタの中からのチョイスです。自分が選んだのは一番無難そうな「Grilled Turkish Style Meatball」というものです。

    そして、出てきた料理がこちらです。何かハンバーグの煮込みにしか見えないのですが。

    だけど、お味はスパイシーでいけますよ。

    インタンブール航空に近づいての夜景はすごく綺麗です。定刻通りのフライトでした。

    そんなこんなで深夜のイスタンブールの空港に到着です。中東の不夜城の空港の一つですね。

    既に行きの時にショップは一通り把握しているので、買い物もなく、ターキッシュエアラインズのラウンジに直行します。

    心配していた行きの早朝のラウンジではなかったアルコール類ですが、帰りは夜ということでちゃんとアルコール類はありました

    安心しました。こちらのラウンジはこのご時世、この時間でもかなりごった返していました。

    恐るべし、インタンブールです。

    そして、深夜1時40分の便で東京・羽田に戻ります。198便です。

    ここでは、事前に搭乗前にかなり厳しい日本政府が現在要求しているコロナ用の必要書類の検閲というかチェックが厳しく入ります

    すべて揃っていないと搭乗できないようです。中には、抗議している人も散見されます。

    定刻どおりの搭乗と出発です。今回の便のビジネス客は5名程度というかなりお寒い感じです。搭乗後は、日本入国にあたり政府が求める書類が配られます。誓約書等々です。

    乗客も少ないので、ヴェルサーチのポーチの色も選ばせてくれたのです。自分が選んだのは今回は、赤です。

    深夜ですが、食事です。前菜はかなり大胆なチキンとレタスのサラダとトルコ料理の小皿です。なかなか豪快です。メインは今回はさすがに魚をチョイスです。

    アルミで蒸し焼きにした白身のお魚でずか、これが案外おいしかったんだな。

    そとて、到着まえの食事はオムレツをチョイスです。

    今回のビジネスクラスの食事としては疑問符が付きますが、これは非常時ということなのかな。フライングシェフが同乗する真のターキッシュエアラインズの食事をいつか楽しみたいものです。

    まあ、不要不急でもなかった2021年10月のイタリア旅行記はこれで(完)です。

  • マルペンサ空港の「SALA MONTEVERDI」ラウンジでアリタリア航空の倒産を知った衝撃!

    マルペンサ空港の「SALA MONTEVERDI」ラウンジでアリタリア航空の倒産を知った衝撃!

    いよいよ今回のイタリア旅行の全日程を終え、帰国の途につきます。

    今回のコロナの影響で一番心配していた、旅行先での日本帰国用(日本政府フォーマット)の72時間以内のPCR陰性証明書を手に入れることでした。

    実際に感じたのは、1週間程度の旅行(仕事以外)で行くなら、予め現地でのPCR陰性証明書を出してくれるところを目処をつけていかないと、おそらくダメだと思ったことです。

    自分の場合は、VISAカードのプラチナデスクで紹介いただいた女医さんのところに行って、帰国用の書類を整えたのでした。

    まあ、旅行会社に頼めば法外な料金で陰性証明書を出してくれるところを紹介してもらえますが、あまりにも高すぎ、暴利です。

    自分の場合は、140ユーロで済みました。

    現在の海外(観光)旅行のハードルはこの点が一番困難度が高いと思います。

    そして、ミラノ市内からマルペンサ空港に向かいます。まあ、気楽な一人旅ということもあり、バスで向かうことにしました。空港へのバスはミラノ中央駅からですと、正面から見てミラノ中央駅の左側の通りからバンバン出ています。

    チケット代は10ユーロです。バスが停まっている近くのスタンドでチケットは売っていますね。空港へは約1時間弱でしょうか。国際線はほぼ第1ターミナルなのかな。

    マルペンサ空港の出発ロビーも人はまばらです。到着のローマの空港も同じでしたが、ミラノの空港のこんな風景は今後も見ることがない異様な光景です。

    今回は免税手続きもすることなくチェックイン手続きを終われば、すぐに制限エリア内に入ります。目指すはラウンジですね。

    いつものように「SALA MONTEVERDI」ラウンジです。

    中に入って驚きました。人がほとんどいないのです。そして、出発の案内を見て、二度驚きです。夕方の一番ラッシュの時刻にとにかく飛行機が飛んでいないのです。

    こんな光景初めて見ました。

    そして、その後知ったのですが、あのイタリアのナショナルフラッグのアリタリア航空が2日前に倒産したということです。だからアリタリア航空の出発便がマルペンサでなかったわけです。

    新しい航空会社はITAという会社ですね。丁度、移行期間中にあたり、全くイタリア籍の飛行機が飛んでいない状況にぶつかったのです。

    だけど、この「SALA MONTEVERDI」ラウンジですが、以前利用したときのイメージと違って、ビールもアルコールも食事も十分で今回は十分に満足できたのでした。

    とにかく眺めと混雑していなくて、まったりできてよかったな。

    そして、いよいよ経由地のイスタンブールに向けてのフライトです。

    今回のイタリア旅行も楽しかったな。

    まあ、最後の最後でもいろんな意味で異様な光景が印象に残りました。

     

  • ミラノの地下鉄パスは超便利。ヒルトン近くのグルメ通りを見つけた。旅の最終日は台湾料理で締め

    ミラノの地下鉄パスは超便利。ヒルトン近くのグルメ通りを見つけた。旅の最終日は台湾料理で締め

    今回はミラノ滞在で感じた雑記を記したいと思います。

    ミラノは地下鉄が充実している街というのは分かっていたのですが、今回は地下鉄のパスを購入・利用して重宝したのでした。

    • 1回券:Ordinary ticket Mi1-Mi3 2€(90分間有効)
    • 1日券(24時間):Daily ticket 7€
    • 3日券(72時間):3 days ticket 12€

    チケットはゾーン制になっていますが、ミラノの主要観光地は、1番中心のMi1-Mi3内にあります。Mi1-Mi3の範囲のチケットを購入(3 days ticket 12€)すれば大丈夫です。

    自分の今回ミラノ滞在は2泊3日なので、3日券を初めて購入して、利用したのでした。これが便利なんのです。ミラノに2日でも滞在する予定の人なら、黙ってこの3日券を購入するこをお勧めします。小銭を取り出して販売機で購入するという煩わしさを考えれば、手間も時間も節約できます。

    1回ごとにチケットを購入しても1.5ユーロ必要ですし、なんたって時間の節約になります。本当に重宝しました。通りの名前は“コペルニコ通り”というのかな。

    次は自分の備忘録にもなるのですが、最終日に宿泊したヒルトン・ミラノの近くにグルメストリート?を見つけたところかな。

    ホテルの正面玄関を出て、右側の通りを降りていくと、通りの両サイドに手頃なビストロがたくさんありますね。ヒルトンの近くのこのストリートは初めて歩きました。

    食事をする時には非常に重宝します。もちろん中華料理店もドーンとあります。今回最終日のランチに立ち寄ったお店がこちらの台湾料理屋の名前もズバリの「Ristorante TAIWAN」です。

    • Via Adda, 10, 20124 Milano MI, イタリア

    台湾料理と名乗るお店は珍しいなと思った次第です。お店に入れば、イタリア人もおいしそうに台湾料理を食べています。

    ランチもありますが、困ったのはこちらのお店のメニューはイタリア語だけなのでした。

    だけど、まずはビールです。ビールは青島ビールがあるようです。

    というわけで自分が選んだ料理はすべて写真を指差しての注文です。

    “空芯菜の炒めもの”と“角煮めし”というものです。異国で食べる中華はうまいね、やっぱり。

    少し変わったものを頼んだようで、隣のイタリア人の女性が興味深そうに自分のお皿を見ていたのが、印象に残りました。

    角煮めしも八角が聞いて、よいお味をしています。今回の旅の最終ランチでしたが、十分に楽しめたな。ヒルトンに宿泊して、ここの通りで食事をとれば、何の不満もないな

    よしグルメストリートを見つけたのでした。

    今回のブログは自分の旅の備忘録として。

  • ミラノでの定宿、ダイヤモンド会員ならヒルトン・ミラノしかないでしょう、ラウンジと朝食無料は間違いなし

    ミラノでの定宿、ダイヤモンド会員ならヒルトン・ミラノしかないでしょう、ラウンジと朝食無料は間違いなし

    2021年10月のイタリア一人旅の最後の宿泊です。

    前日はミラノ中央駅から地下鉄で1つ目の「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊したのです。そして、ホテル修行も兼ねている今回の旅の最後の宿泊ホテルは旧知の「ヒルトン ミラノ」です。

    「クラウンプラザ ミラノ シティ」からはトローリーをコロコロ転がして歩いても、徒歩10分ぐらいです。ミラノ中央駅からは4分ぐらいのところに位置しています。

    最終日を何故、ヒルトンの方にしたかと言うと、間違いなくレイトチェックアウトの恩恵を預かれると思ったからです。帰国のフライトは夜7時30分なのです。

    よってダイヤモンド会員の最大のベネフィットを利用するために、最終日はヒルトン・ミラノに宿泊です。

    自分の経験ではヒルトン・ミラノは、ゴールド会員であればあまり恩恵はないのですが、ダイヤモンド会員になると間違いなくLoungeアクセスと朝食(家族で行っても全員)が無料となりますね。自分の体験からですが。

    いつものように、チェックインです。一番安価レートで予約ですが、エグゼクティブフロアのお部屋にアップグレードされました。

    ミラノにはブルガリやアルマーニなどの高級ホテルも多々ありますが、交通の便や立地を考えるとミラノの定宿は安定のヒルトンに自分的には軍配があがるのです。

    そして、本日は一人ラウンジのカクテルタイムです。ピンチョス系のおつまみとワインで1時間半ほど過ごしました。カクテルタイムの時間は18時から20時までだったかな。

    あまり大きいラウンジではありませんが、ほどほどに人が入っている感じかな。だけど、ここでもアジア系の面々とは合わずじまいです。

    そして、朝食です。いつもの1Fのレストランでいただきます。

    さすがにヒルトンです。店員さんに欲しい料理を指示して取ってもらうスタイルは今回のホテルではすべて同じスタイルだったのですが、品数が少し増えて、華やいだ雰囲気の朝食になったのでした。

    飲み物も牛乳瓶のようなものに入っていたり、最初からグラスに取り分けられたものを持っていくスタイルです。

    まあ、これが無料でいただけるのですから、ありがたい限りです。

    そして、チェックアウトは交渉で15時となったのです。チェックイン・チェックアウトでも感じたのですが、やはりロビーにいるお客さんは少ないですね、やっぱり。

    やっぱり旅の最終がミラノであれば、マルペンサ空港へのアクセス(リムジンバスでも鉄道でも)が容易なヒルトン・ミラノはお薦めの定番ホテルです。

    ダイヤモンド会員であれば、更にホテル滞在の満足度があがること間違いなしだと思います。

  • ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ

    また、2021年10月中旬に訪れたイタリアに話しはもどります。

    今回の旅の最終地はミラノです。ミラノと言えば、やっぱりショッピングの街ですね。

    そして、今回自分が行きたかったのは、バーバーショップだったのです。

    何せ、前回訪れた時に、有名なモンテ・ナポレオーネ通り(Via Monte Napoleone)ににある「アクア ディ パルマ」(ACQUA DI PARMA)というお店で購入したシェービング用に購入した髭剃りとそれを置く台がすこぶる良いのです。お値段は清水から飛び降りる気持ちで購入した、何と45,000円の代物だったのです。

    住所: Gesù, 1, 20121 Milano MI, イタリア

    そして、まずはこの「アクア ディ パルマ」を表敬訪問です。同じところ(GUCCIの真ん前)にお店が同じくあります。店内をチェックしたのですが、シェービング用の商品はかなり整理されていて購入したいものがなかったんだな。

    すぐに転進です。

    ミラノには有名なバーバーショップがあるようです。その名を「アンティカ・バルビエリア・コッラ」(ANTICA BARBIERIA COLLA)です。何と、ミラノ・スカラ座に隣接しているというのです。

    •  Via Gerolamo Morone 3. 20121 Milano

    こんな歴史なのです。

    1904年に創業の【ANTICA BARBIERIA COLLA – アンティカ・バルビエリア・コッラ】は、ミラノ・スカラ座に隣接した最も古く、最も有名なバーバー。
    ショービジネス界の著名人や、スカラ座を訪れる客を中心に賑わっている。

    伝統的な“ヘアケア”と“シェービング”に対する情熱、 職人と創業者の想いを永続させるため、100年以上もの間、その伝統を守り続けている。

    ユニークな素材を用い、オリジナルのレシピから生み出されてきた製品の数々。イタリア紳士のこだわりがここにある

    理髪店ANTICA BARBIERIA COLLAの壁一面に飾られているのは歴代の顧客たちの写真。
    ヘアカットや髭剃りを受ける時間に、店主や顧客同士で政治・芸術・ビジネスなどの会話を楽しむ。ここは理髪店としてだけでなく、イタリア紳士の社交場としても長く利用されている。

    そして、これが決定的なのですが、Antica Barbieria Collaを愛した著名人たちの中に、映画監督の故ルキノ・ヴィスコンティは、20世紀初頭から彼がこの世を去るまで、親族や作品関係者とともにAntica Barbieria Collaに通った、と言うのです。

    バーバー用品もあると思ったので、早速訪問します。確かに、通りにひっそりとあるのです。

    お店の中に入ると、何ともクラッシックな雰囲気です。理髪・髭剃りやさんがこんなに荘厳な雰囲気とは。髭をあたっているお客さんは誰もいませんでしたが、商品目当ての一見客を暖かく迎えてくれます。

    今日は髭をそってもらうつもりではありませんでしたが、何か記念になる品物を購入したかったのです。カウンターのおばさんに商品を見せてもらいます。

    そして、今回購入したものがこちらです。

    • Green Tobacco Aftershave Milk
    • 100ml、日本円で約5,000円

    香りもいろいろあるらしく、おばさんが自分の腕じゅうに香りをつけてくれ、匂いを嗅げとサービス満点です。そして、選んだ商品が上記の品だったのです。

    楽しい買い物でした。ミラノにまた行ったときには、再訪必死かな。髭を剃ってもらうといくらするのかな。素朴な疑問です。何か怖い感じもしますが。チップははずむんだろうな、きっと





  • ミラノで一人飯。名物の郷土料理「オッソブッコ」を食す。サフランライスとのマリアージュが絶品だった。たまらん

    ミラノで一人飯。名物の郷土料理「オッソブッコ」を食す。サフランライスとのマリアージュが絶品だった。たまらん

    一人旅でもミラノ滞在となると、おいしいものが食べたいんだな、これが。

    自分が知っているミラノの郷土というか名物料理はあの平べったいミラノ風カツレツなのです。だけど、この料理に関してはあまりおいしいというイメージがないんだな。やっぱり、日本のとんかつの方が抜群に美味いと思うのです。

    ミラノは冬の寒さが厳しいので、煮込み系料理がおいしい、と言う。パスタより米、オリーブオイルよりバターを多く使う土地柄で、料理は濃厚。その代表がオッソブーコやミラノ風リゾット。富の象徴として好まれる黄色の料理が多いとのこと

    ちなみに、オッソブーコとは“仔牛すね肉の煮込み ミラノ風”のことですね。

    そして、今回のミラノ滞在ではこの“オッソブーコとミラノ風リゾット”を食べてみたい思ったのでした。

    できればランチあたりで気楽に食べれるところがよいな、それもできるだけ美味しいレストランがよいな。

    調べたところ「osteria della concordia」というレストランが良さげとのことです。

    • Via Francesco Guicciardini, 1, 20129, Milano
    • +39-02-7640-6565
    • http://www.osteriaconcordia.it/nostro-men%C3%B9/nostri-piatti

    地下鉄赤線のサンバビラ駅とポルタ・ヴェネツィア駅の間にあるレストランは地元の働く人に人気のレストランだそうです。

    ミラノ風カツレツは12ユーロ、ミラノ風リゾットとオッソ・ブッコは16ユーロとのことです。

    これだけの情報を元にレストランに突撃します。

    そして、こちらのお店はあのブランド通りで有名なモンテ・ナポレオーネ通りからも近いのです。

    平日の13時過ぎです。ランチですので、予約なしです。お店はほぼ満員ですが、何とか席を確保できたのです。だけど、メニューを見ても、このオッソ・ブッコという名前の料理がないんだな。困りました。

    もう一度落ち着いてメニューを舐め回します。そしてSecondi piattiのところでようやく見つけました。

    • Veal Marrowbone with Saffron Risotto 16ユーロ

    よく見ると、イタリア語では先頭にOssobuco云々と書かれていました。

    というわけで、即座にこちらを注文します。赤ワインをデカンタで注文して待ちます。15分ぐらい待ったでしょうか。

    そしてやってきました。見た目も美しい一皿です。黄色いリゾットの上にお肉がドーンと乗っています。なかなか豪快なお料理です。

    リゾットをいただきます。バターもたっぷり入った極上のリゾットです。お肉もやわらかくて、肉厚で何とうまいのでしょうか。究極のマリアージュです。

    小泉武夫先生風に言うなら、生唾ごっくん、ワインをピクリんこ飲んで、リゾットとお肉交互に食べればそこは至極の食べ物です。

    ワインも足りなくなってきましたので、もうひとつデカンタを追加注文です。

    最後は骨髄の部分も綺麗に平らげました

    このオッソブッコ、大変気に入りました。また、ミラノに来たら食べようと誓ったのでした。

    これ日本で食べるといくらするのかな。3,800円ぐらいとられそうですね。

    美味しゅうございました。また、ミラノでリピ決定のレストランが出来ました

    大変おすすめです。ボナペティート!

     



  • (宿泊記)2021年10月は「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊。ミラノの街はもう普通だよ、買い物に来ても大丈夫だよ

    (宿泊記)2021年10月は「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊。ミラノの街はもう普通だよ、買い物に来ても大丈夫だよ

    フィレンツェにはあわただしく1泊して、翌日はミラノに移動です。

    フィレンツエとミラノ間はトレニタリアもあるのですが、Italo(イタロ)の方がお値段が安いということもあり、この路線のみ東京で予約しての乗車です。ネットで簡単に予約可能です。イタロは赤い車体で有名ですね。

    • Firenze SMN(12:25)-MI CENTRALE(14:20)
    • 運賃: 29.90ユーロ(約3,900円)

    さすがに期間路線ということもあり、ほぼ満席ですね。フィレンツェの駅舎で発車のプラットホームが決まるのは発車時刻の10分前という慌ただしさ以外は、乗車すればミラノまでは2時間という、あっという間にミラノ中央駅に到着です。

    あのコロナ禍で、アンドレア・ボチェッリがYouTubeで配信したミラノの人っ子一人いない光景にはどきもを抜かれましたが、今回来てみると、ミラノは既に普通に戻っており安心しました。当然、観光客はまだ少ないですが。

    ミラノ中央駅は勝手知ったる駅で、自分的には完全に手中にあるヨーロッパの駅なんだな。

    そして、本日のホテルはミラノで定番にしているホテルの一つである「クラウンプラザ ミラノ シティ」に宿泊です。そして、本日はポイントで宿泊というおまけ付きなのです。

    クラウン プラザは中央駅からM3(黄色いラインの地下鉄)に乗って1つ目の駅の「SONDRIO」駅で下車。徒歩0分。駅の上にホテルがあります。エレベーターもありますので、大きなスーツケースがあっても何ら問題なくアクセスできます。(これは今回始めて気づきました)

    朝食はないという塩対応はあいかわらずです。(IHG系は最上位のインスパイアでも朝食やクラブフロアアクセスもそれを含んだ予約をしていないと付帯はなしがほとんどです、例外はありますが)

    お部屋はアップグレードされ、いつものミラノのクラウンプラザの角部屋でアバンギャルドの絵がかかっているところも、いつもと同じです。

    お部屋の広さも十分です、一人で宿泊するにはもったいないぐらいです。

    これでポイント宿泊ですので、二度おいしい宿泊となったのです。

    但し、朝食は付いていなくとも、周りはにぎやかな中心地なのでカフェも含めたくさんありますので、困ることはありません。

    ミラノの定宿としては、ミラノ中央駅近くにあるヒルトンとそこから徒歩7-8分にあるこちらのクラウンプラザと迷うところですが、ヒルトンでダイヤモンドのステータスがある間はやっぱりヒルトンかな。何せ、エグゼクティブラウンジと朝食無料は強力無比です。

    だけど、アクセスの良さはこちらのクラウンプラザかな。何せミラノ中央駅から地下鉄で1駅で雨にも濡れず、荷物もエレベーターで楽ちんとあれば、ヒルトンのダイヤモンドステータスがなくなにればこちらになるのかな。

    いずれにしても甲乙つけ難いです。やっぱり、ミラノはよいな。そう実感した次第です。

  • (宿泊記)フィレンツェの定宿はここで決まり。「ヒルトン ガーデン イン・ノボリ」は快適に過ごせるホテル

    (宿泊記)フィレンツェの定宿はここで決まり。「ヒルトン ガーデン イン・ノボリ」は快適に過ごせるホテル

    2泊したペルージャを後にして、本日はフィレンツェに移動し、宿泊します。本当はミラノまで行けるのですが、ホテル修行(ヒルトンの)を兼ねて、あえてフィレンツェに宿泊します。

    ペルージャからフィレンツェまでは列車で2時間半です。

    この電車では、ワクチン接種証明のグリーンパスの提示は求められませんでしたが、検札はしっかりとありました。自分の前の席の男性はきっぷなしで乗車したらしく、違反キップを切られて、きっちり50ユーロ取られていたのが印象的でした。

    4年ぶりのフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze Santa Maria Novella)です。

    そして本日の宿はフィレンツエに2つあるヒルトンのこちらです。

    • Hilton Garden Inn Florence Novoli(ヒルトン ガーデン イン フィレンツェ ノボリ)

    中心地(旧市街)から少し離れた郊外にあるホテルですが、トラムで15分程度で簡単に移動できます。フィレンツエにはトラムが2系統ありますが、T2のエアポート行き(AEROPORTO)に乗車し、6番目の、「SAN DONATO UNIVERSITA」で下車して、徒歩4分ぐらいかな。

    運賃は1.5ユーロでホームの券売機で簡単に購入できます。

    こちらのホテルは初めて宿泊しましたが、大変気に入りました。郊外の大きな大学のそばにあり、ここがフィレンツェとは思えない風景です。のんびりとした、緑豊かな郊外の風景です。

    チェックインでは最安値で予約(127ユーロ)しましたが、アップグレードしていただき、テラス付きのお部屋をあてがわれました。

    設備もピッカピカです。デスクのいすは何と“アーロンチェア”です。びっくりしました。

    少し不満なのは、液晶テレビが少し小さいところかな。だけど、この宿泊のお値段では十分すぎます。この部屋をフィレンツエ中心部で確保すれば、3倍ぐらい取られそうです。

    前回(4年前)は中心部のアルノ川横のウェスティンに宿泊したと思いますが、1泊5万円以上とられた記憶があります。

    そして、朝食です。

    こちらの朝食レストランは、1Fの非常にスタイリッシュです。例によってダイヤモンド会員は無料で朝食をいただけます。ありがたしです。

    こちらも基本、食事はウエイターの方に言って、取り分けてもらう方式です。ドリンクは牛乳瓶のようなものに入れられており、各自がそれを持っていくスタイルです。

    ウエイターの方に取り分けてもらう方式はなんとなく自分の好きなように取れなくて残念なんだな。

    総評ですが、こちらの「ヒルトン ガーデン イン フィレンツェ ノボリ」はフィレンツェの中心地の歴史と趣きのある空気とは別世界の非常にアメリカンなのどかな空気が流れています

    フィレンツェで快適に過ごしたいなら、非常にお薦めだと思います。自分はまたフィレンツェを訪れた時は値段次第ですが、こちらを優先的に選択すると思います。

    快適さは代えがたいかな

    それと、ホテルの近く(歩いて1分ぐらい)には大きな生協があります。大学街なのでカジュアルなレストランもありますので、よく探せば食にも困ることはないと思います。

    フィレンツェはホテル選びが難しい街かと思いますが、こちらのホテルは非常におすすめです。



  • ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    本日宿泊したペルージャはウンブリア州にあります。ウンブリアは海に接しない緑豊かな州ならではの食を楽しめ、黒トリュフなどが有名です。そんな食のペルージャで奇しくも昼と夜に同じ味付けのパスタを注文したのでした。

    違いはショートパスタかロングパスタかの違いで、味も全く同じなのでした。

    そのパスタの名前は、「Pasta alla Norcina」(生ソーセージのクリームパスタ)というものです。日本名にすると興ざめのネーミングなのですが、日本では食べたことのない絶品のお味だったのです。レストランでのお値段も実にリーズナブルだったのです。

    まずはペルージャでのランチに行ったレストランです。シェフのお薦めパスタ(THE CHEF RECOMMENDS)が、「Maccheroni alla Norcina, Traditional Recipe」(10ユーロ)

    こちらはショートパスタです。第一印象は、お肉系のパスタでかなり塩気の効いたパンチのある味と思った次第です。テラス席で赤ワインとの相性が抜群のパスタだったのです。素直に上手いな、と思わせるパスタだったのです。その時はこちらのレストランのオリジナルのパスタと思っていたのですが。

    そして、夕食です。昼間の食べ疲れもあって、夕食はホテルのレストランで軽く食べようと思ったのです。そして。パスタの中で一番おいしそうな名前のパスタを注文です。そして、出てきたパスタを見てびっくりです。手打ちのもっちり系のロングパスタなのですが、見た目は昼間食べたパスタと同じなのです。味もまったく同じなのでした。

    本当に偶然に昼夜同じ味のパスタを食べたのです。

    だけど、これが赤ワインと合うのです。実に旨しです。このパスタ気に入りました。

    作り方です。(Norciaという、ウンブリアのとある町の名前がついているように、もともとウンブリア出身の料理だそうです。)

    1. まずは生ソーセージを用意
      生ソーセージは豚ひき肉にハーブ類で味付けして腸に詰めただけの、過熱していないソーセージです。
    2. ソーセージは夫は皮から出してばらばらのひき肉状態で炒める
    3. ソースの作り方は超簡単。ソーセージを炒めて白ワインを入れてさっと煮、クリームを入れてまたさっと煮るだけです。うまみ、味付けはすべてソーセージから出てくるから、塩さえも必要ありません。
    4. フライパンに入ったままこのソースに茹でたパスタを入れ、またさっと煮る。最後に削ったパルミジャーノを少々。好みで唐辛子を足してもよい。

    この料理に使うパスタは、コレという決まりはありません。ショートパスタでも、ロングパスタでも、生パスタでもOK

    日本で生ソーセージが手に入らなかったら、たぶん豚挽き肉にハーブ・スパイス類を足してそのまま炒めても近いものができると思う。
    味から推察して生ソーセージに入ってるだろうなと思うものは、ニンニク、ナツメグ、フェンネルシード、黒コショウ、パプリカ、ワイン等々かな。

    クリームは常温保存のと冷蔵庫で売られてるのがありますが、やはり冷蔵庫の新鮮なクリームがおいしい。

    そして、イタリアから帰国後に家で再現です。

    家ではニョッキで再現しましたが、同じ味です。我が家のリピートになりました。

    お試しあれ。

     



  • ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    今回のイタリアの旅の目的の一つである、ペルージャの近郊にある村、ソロメオにある高級ニットブランドのブルネロクチネリを尋ねるためだけに、このペルージャを訪ね宿泊したのでした。

    ペルージャ(Perugia)は、イタリア共和国中部にある都市であり、その周辺地域を含む人口約17万人の街です。ウンブリア州の州都であり、ペルージャ県の県都であり、 1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町でもあります。付近には有名な観光地のアッシジ(Assisi)もあります。

    そして、このペルージャには2泊します。自分はローマから入って、フィレンツェに鉄道でぬけるルートです。ローマとフィレンツェからどちらからでも鉄道で2時間から2時間30分程度の距離にあるます。

    ちなみに、このペルージャという都市ですが、日本人になじみがあるのは、あのサッカーの元日本代表の中田英寿さんが一時所属したチームがペルージャだったのです。だけど、この街ではサッカー漬けになるしかない(本当に何もない)街かな。(失礼)

    というわけで、こんな街なので、ヒルトンやマリオットなどの大手チェーン系のホテルはありません。そんな時は、仕方ありませんがエクスペディア経由でホテルの予約です。そして、予約したホテルがこちらの「ホテル サンガロ パレス」です。

    •  Via L Masi 9, Perugia, PG, 6121 イタリア

    宿泊料金は1泊約11,000円です。(税金等込、朝食付)

    ペルージャは坂道ばかりの都市なので、駅からも徒歩では無理です。自分の場合は、駅からホテルまでは11-12ユーロ程度でした。

    「ホテル サンガロ パレス」から旧市街の中心地(街一番の目抜き通り)に行くには、ホテルからエスカレーターを3本乗り継いでいきます。最後のエスカレーターを降りて、左側に道なりにいくと旧市街に行けます。中心地といっても5分も歩けば終わりという閑散さです。レストランとショップが少しある程度の街です。よって、イタリアと言ってもショッピングができる街ではありません。

    肝心のホテルですが、お部屋もコンパクトで綺麗で、特になにも問題ありません。これは貴重です。バスタブまでちゃんとあり、シャワーの水量も十分です。崖の下からホテルを見上げると、かなり大きいホテルです。

    朝食です。朝食はローマのヒルトン同様に、すてべのものを定員さんに言ってサーブしてもらう方式です。スクランブルエッグ、ハム類など定番のものばかりです。まあ特に不満もない朝食です。

    そして、ホテルの下には大きなバスターミナルがあります。ペルージャ中のバスの起点となっているようです。利用する機会はあまりないと思いますが、ペルージャの街を散策されるのであれば、最適な場所です。

    こちのらホテルはペルージャでも有名でタクシーの方なら誰でも知っていらっしゃるので、利便性は高いです。タクシーはホテルの前には待機できる場所はありませんので、必要に応じてフロントでタクシーを呼んでもららいます。1-2分ですぐに来てくれます

    アッシジに適当なホテルがあるかどうかは知りませんが、こちらのホテルはアッシジの観光にも最適かな。とにかく何の不満もなく、この料金で泊まれるホテルは貴重だと思いました。

    ペルージャに滞在される方にお薦めできるホテルです。もちろん駐車場もありますよ。

  • 昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    2021年10月のイタリア一人旅です。

    ローマは今までに何回も来ているので観光はパスして、1泊で切り上げます。

    そして、今回の旅の唯一の目的であるペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)のブルネロクチネリを訪問するために滞在するペルージャを目指します

    まずはテルミニ駅を目指します。きっぷの窓口でお姉さんにペルージャまでの2等席の発券をお願いしました。

    実際にテルミニ駅に来て、欧州の鉄道の非効率さを思い出したのです。

    出発便のプラットホームがなかなか決まらないのです。自分の乗る便の列車のプラットホームを、電光掲示板に表示されるまで、わからないのです。この非効率なシステムどうにかならないものでしょうか。

    何とか、テルミニ駅発10時16分の高速鉄道に乗車できました。

    この電車では、発車後、社内でチケットの確認は行われましたが、グリーンパスの提示は求められませんでした

    ペルージャまで、約2時間の乗車時間です。イタリアの内陸部、ウンブリア州の車窓が流れていきます。

    ペルージャに近づいていく(25分ぐらい手前)には、観光地で有名なアッシジ(Assisi)を通過したのでした。こんなに近いのであれば、ペルージャに宿をとって、アッシジも観光できますね。

    そして、初ペルージャです。あの中田英寿さんが3年間、サッカー人生を送った街なのですね。駅前の第一印象はかなりの田舎ですね。駅前のタクシー乗り場にタクシー待ちが1台もいなかったのもその印象です。

    ネットで調べた情報では、ペルージャの街は坂道だらけで、移動は徒歩では不可能ということでした。駅前から迷わずタクシーを待ちます。ホテルはペルージャで一番メインの旧市街下に位置する「ホテル サンガロ パレス」を予約しておいたのですが、ホテルまではタクシーで11ユーロかな。

    とにかく距離的にはそんなにないのですが、何せ坂道だらけなので、結構しんどい街ですね。

    そして、びっくりしたのは、情報どおり、旧市街のメイン通りは本当に何もないのですね。ゆっくり歩いて10分もあれば端から端まで歩けます。レストラン以外はほとんどないメイン通りです。ウンブリアの中心都市がこんな感じとは大変驚きました。

    だけど、綺麗な趣のあるイタリアの街といった風情ですね。

    自分でも、ブルネロクチネリを訪問する以外の目的で滞在することはまずないのかな

    この街に2日滞在です。少し無謀かな?

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ





  • 2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    2021年10月のローマの街角の風景。トレヴィの泉近くの通りのレストランのテラス席は人がびっしり。ドン引きしたぞ

    昨日のブログでは、ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」に宿泊した記事を書きました。

    今日はコロナ禍でのイタリアの様子(自分が回った都市は、ローマ・フィレンツェ・ペルージャ・ミラノ)、主にアジアからの観光客としての目で述べたいと思います。

    はっきり言って、アジア系の観光客は空港・駅・街中でも全く見ません。ましてや、団体客などは欧米の団体も含めて見ません。唯一の例外は、ローマのトレヴィの泉の横道で見た、旗を持った人に連れられた団体のみだったです。

    それと、ペルージャのホテルのレストランではドイツ系の団体客とは遭遇したのが、唯一です。こんな状態のイタリアの主要都市ですが、唯一、たまげたのはトレヴィの泉近くの横道のレステラン街だったかな。

    通り沿いのテーブルにお客さんがびっしりと座り、マスクなしで食事をしている風景にはドン引きしました。(都知事の小池さんが見たら、激怒するでしょう。)

    自分も昼食をとる必要があったのですが、さすがにこのトレヴィの泉近くの横道のレストランでランチを食する気持ちにはなりませんでした。

    そして、ローマはホロロマーノもトレヴィの泉も徒歩圏内で回れるのですね。自分の宿泊したテルミニ駅の近くからは徒歩で30分ぐらい歩けばいいぐらいです。一人旅であれば、全く問題ありません。

    だけど、時刻は2時過ぎです。やっぱりお腹が空くのね。

    1人なので、大盛りになったパスタ等に食指は動きません。日本から着いたばかりというのに、中華料理に逃げてしまうのです。

    トレヴィの泉近くのチャイニーズでまったりです。お店はこちらです。

    • RISTORANTE Zhong Yi
    • Piazza Dell’ Oratorio 50 50mt Da Fontana Di Trevi, 00187 Rome (Trevi 0.1 miles from Trevi Fountain)

    テラス席を確保します。あとで気づいたのですが、今回はすべてのレストランでワクチン接種証明のいわゆるスマホのグリーンパス(日本の自治体が発行する英文のワクチン接種証明書でも代用可でした)の提示が求められますが、テラス席だったので提示を求められなかったのですね。

    ローマの平日の午後、テラスでPERONIビールをまったりです。注文した料理はダックの炒めもの(Stewed Duck, 6.5ユーロ)です。やっぱりダックはうまいね。

    東京の家族とLineで話しながらのローマでボッチ飯です。これもまた良し。ビールがぐいぐいすすみます。

    ローマの街中ですが、マスクをちゃんと付けている人は2割かな。但し、公共的な屋内は100%となります。あのイタリア人がと思えるほどの装着率です。

    テレヴィの泉の有名なところに行くとEU圏内の観光客が一杯のローマでした。まあ、ローマは変わらずといったところです。

  • ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    ローマ・テルミニ駅近くの「DoubleTree by Hilton Rome Monti」は小ぶりで清潔・交通の便よしで、お薦めできるホテル

    2021年10月のイタリアの旅に戻ります。

    スリなどであの悪名高いローマの鉄道の玄関口のテルミニ駅でも観光客が少ないせいか、なんとなく以前と違い、閑散としているのです。

    おそらくスリもカモの観光客が減少しており、あまり徘徊していないのかな。だけど、5年ぶりぐらいのローマのテルミニ駅です。馴染んだ駅の光景が蘇ります。

    そして、今回のローマでの宿泊は、当然、ホテル修行(今回はヒルトンの方)を兼ねており、ヒルトン系のホテルを選択したのでした。選択したホテルはこちらです。

    • DoubleTree by Hilton Rome Monti(ダブルツリー バイ ヒルトン ローマ モンティ)
    • 住所:(Piazza dell’Esquilino, 1, Rome, 00185, Italy)

    今回のホテル選びの基準は、ローマにはいくつかのヒルトン系列のホテルはありますが、

    1. 移動に便利なようにテルミニ駅近くのホテル
    2. 1人旅ですので、リーズナブルな料金

    ということで、こちらのホテルを選んだ次第です。料金はすべて込みで172ユーロでした。

    実際にテルミニ駅から歩くと、4分程度であり、移動には至極便利です。こちらに1泊します。

    だけど、こちらのホテル、入り口がホテルらしくなく、かつ大きな看板もないので、最初は非常に見つけづらいです。ローマの街の中に溶け込むような外装です。

    自分も1回では見つけきらず、周辺を1周したのでした。

    0階(イタリアでの1階のこと)のロビーフロアーには緑が入り、かなりカジュアルな内装です。お昼12時くらいのチェックインでしたが、(ダイヤモンド会員もあるのかな)すぐにチェックイン手続きをしてくれました。

    お部屋はシンプルながら、角部屋の道路の緑地帯側の非常に快適な雰囲気のお部屋をあてがってくれたようです。お部屋のアップグレードというより、よいロケーションのお部屋をあてがってくれたようです。

    ダブルツリーですので、バスタブはありませんが、快適なシャワーで何の問題もありません。

    そして、朝食です。ダイヤモンド会員ですので、朝食は無料です。ありがたや。

    そして、朝食でビックリしたのでした。ドリンクも食事も自分で取ってはいけないのです。すべて、係の人にどれが欲しいか指示して、お皿にとってもらう方式になっています。ドリンクもです。自分はドリンクぐらいは自分で注いでもいいかと思い、自分でしたら、叱られたのです。

    今回の旅行のホテル朝食はどのホテルでもすべてこの方式でしたので、おそらく政府か自治体からの指示なのかな。この点では、日本の方が少し融通が効いているかな。

    こちらのホテルの朝食は、スクランブルエッグやハム類など、定番中の定番のみです。バラエティ豊かではありません。まあ、あのミラノのヒルトンでも同じようなメニューだったので、このご時世、しかたがないのかな。

    しかし、朝食会場はかなり満員状態だったので(自分の退席後は)、宿泊客の多さにも驚いたのです。

    テルミニ駅近くで清潔なホテルでヒルトン系列のホテルをお探しであれば、非常にお薦めできるホテルです。