カテゴリー: ランチ

  • 飛騨高山市民のソウルフード店、「ちとせ」で高山ラーメンを食す、ルーツだよね

    飛騨高山市民のソウルフード店、「ちとせ」で高山ラーメンを食す、ルーツだよね

    飛騨高山での食事です。そんな飛騨高山で自分のイメージは最初から飛騨牛しかなかったのでした。だけど、飛騨高山の町中を歩くと、飛騨牛を売り物にする肉料理のお店はもちろん、飛騨牛のお寿司の看板を多く目にします

    そんな中でも、特に目にするのが“高山ラーメン”の看板なのです。自分たちが飛騨高山らに到着したのが、14時ぐらいです。

    評価の高い、高山駅近くの「真砂」(まさご)というラーメン屋さんを目指します。情報ではまだ開いている時間なのですが、お店に行ってみると、既に閉店との看板です。

    次を目指しますが、評判のよいお店ははこの時間帯では空いていません。

    そうこう歩くうちに、家族2名が1951年創業の「喫茶ドン」(Coffee Don)を発見です。これホテルのお勧めマップに出ていたと言うではありませんか。女性2名はこちらの喫茶でデザートするというのです。家族とは別れて、自分は高山ラーメンを目指します。

    そして、目の前にあった行列ができていた「飛騨高山 中華そば 鍛冶橋そば」に吸い込まれるように入店です。どうしても、一食は高山ラーメンを味わってみたい一心です。

    そして、岐阜県は東京と違ってアルコール禁酒令は出ていないのです。まずは、本当に久しぶりに外食でビールです。やっぱりラーメンの前の、ビールたまりません。

    残り少なくなったビールを見極めて、“高山中華そば”(750円)を注文です。注文から2分程度でサーブされます。あまりの速さにびっくり出す。

    食べてみるとその速さが分かります。麺はチャルメラみたいな細縮れ麺なのですね、高山ラーメンは。具材は、チャーシュー、ねぎ、シナチク、海苔という定番です。スープは魚介系でかなり塩っぱい感じの強いスープですね。

    一番シンプルなラーメンを注文したのですが、これが高山ラーメンだとすると評価は低いかな。

    まあ、食後のあとは、街をそぞろ歩きです。そんなことをしていると夕方の6時ぐらいです。もう、夕食も飛騨高山の町中で済ませてホテルに帰ろうということになったのです。

    家族は一度は飛騨牛の握りを食べたいと言うので良さげなお寿司屋さんを見つけたのですが、山の中でお寿司というのも何となく粋ではないな

    まあ、高山駅の方に向かいます。ホテルの送迎バスがあるので。そして、高山駅の近くでこれぞB級グルメの貫禄あるお店「ちとせ」の前で思わず立ち止まらせるオーラを感じたのです。家人が言うには、ここは“飛騨高山の人たちにとってのソウルフード”のお店と言うではありませんか。

    こんなお店を見つけたからには突撃しかありません。19時ラストオーダーで15分前に入店です。この時間帯でも店内はほぼ満席です。注文は券売機で購入します。

    注文したものは、

    • 焼きそば(肉焼きそばは既に売り切れ)
    • 餃子
    • 玉子入り中華そば

    です。まずは、ビールで喉の消毒です。ビールには餃子です。東京と違って、少し中身のボリュームの少ない餃子です。まあ、餃子とビールの組み合わせ最高です。焦げ目が特徴かな

    そして、名物?の焼きそばです。麺はかなり太麺のもっちり系です。ソースも少し甘めで、この味付けが飛騨高山の人たちにとってのソウルフードの味付けなのでしょうという味です。

    そして、自分が注文した「ちとせ」の中華そばです。基本系はお昼に食べたラーメンと同じです。細い縮れ系の麺と少し塩っぱい系の魚介スープです。

    ということで、おそらく高山ラーメンの基本形はこの「ちとせ」から始まったんだなと納得した次第です。

    だけど、店員さんのオーダー他のさばきも的確で、歴史のある町中華のお店ですが、評価は高いと思いました。

    飛騨高山の食のルーツはここだな、キッパリ。

    [宿泊記]飛騨高山での泊まりは「ホテルアソシア高山リゾート」、温泉付きだよ、上高地からは車で1時間



     



  • 30年ぶりに渋谷の「喜楽」を訪問、ほぼ二郎ラーメンらしき中華そばが出てきたよ

    30年ぶりに渋谷の「喜楽」を訪問、ほぼ二郎ラーメンらしき中華そばが出てきたよ

    本日はお昼に全然別のところに行こうと思って、自宅を出たのでした。だけど、夏の熱い日差しにうんざりして、突然、表参道で髪でもカットしたいな、という気持ちがふつふつと湧いてきたのです。

    なんたって、今週末から東海と関西に小旅行するので、やっぱり身なりをすっきりしたいんだな、これが。

    ということは、ランチは渋谷界隈で取ることになったのです。

    馴染みの「桂花ラーメン」に行きたい気持ちを抑えて、今日もラーメンの新規開拓です。ふと、頭に浮かんだのが、渋谷の道玄坂の路地にある中華そばの「喜楽」だったのです。自分としてはあっさりの中華そばを食べたくなったのでした、老舗の。

    渋谷「喜楽」は昭和27 (1952) 年創業。後数年で創業70年を迎える中華料理の老舗です。

    確か、前回訪問したのは30年ぐらい前だったと思います。随分月日が経過したな。よって、喜楽のラーメンの記憶は全くありません。

    緊急事態宣言を無視するかのように、人が多いスクランブル交差点を渡り、道玄坂を目指します。時刻は13時頃です。路地に入ると、記憶のとおり、ストリップ小屋の前に喜楽はありました。外には8名ぐらいの行列です。7-8分待って、入店です。お店は1階のカウンターと2階があるのですね。外の看板で、今日は“チャーシューワンタン麺”(1,050円)に決めました。

    仕切りは、中国系のお姉さんです。お姉さんがオーダーを取ります。そこでやっぱり、この一言が出たのでした、大盛りで

    1階の一番奥のカウンターに案内です。厨房は4名です。中にはインド系らしき男性の方もいらっしゃいます。オーダーはよどみなく、処理されていきます。

    そして、待つこと5分。自分のカウンター越しに、30年ぶりの“チャーシューワンタン麺”がドド-ンと置かれたのでした。

    見た目は、煮玉子が乗ったまさしく二郎ラーメンですないですか。こんなラーメンだったかな。まあ、いいや。自分の記憶違いか、長い年月の間にスタイルが変わったかの、どらかでかす。

    麺も中太麺です。麺も少しごわごわとした二郎系ですね。渋谷で二郎のインスパイアが食べれるとは夢にも思いませんでした。老舗の喜楽さんに、申し訳ありません。チャーシューもすごい量です。これはこればまずまずのラーメンだと思いますが、中華そばからはぶっ飛んでいると思った次第です。これなら、あえてワンタンはいらないな、と思ったね。

    次に来るときは、素直にチャーシュー麺の普通盛りにしようかな。だけど、他のお客さんはもやし麺を注文している人が多かったのが、印象深かったです。これが、名物メニューなのかな?

    だけど、今日の喜楽のチャーシューワンタン麺にはやられました。何たって、心構えがない中でドド-ンと二郎系ラーメンが登場したのですから

    (追記)

    以来、2週間に一度の割合で通っていますよ。やっぱり中毒になるんだね。注文するのは「チャーシュー麺」(950円)だよ。家二郎なら、通販でやっぱりこれだよね。

    これが究極の家二郎だと確信した。桔梗庵さんのセットを知らないと人生の損失。ニンニク入れますか?

     



  • 10年ぶりに三田の二郎ラーメンでおじさんを見た。で今日は、三田の中華そば「むらさき山」さんを訪問。麺が際立つ

    10年ぶりに三田の二郎ラーメンでおじさんを見た。で今日は、三田の中華そば「むらさき山」さんを訪問。麺が際立つ

    昨日(8月2日)は先週末にも訪れた「みなと保健所」をお昼に尋ねたのでした。目的は家族のワクチンパスポートの申請書類を提出のためです。

    自分の分は先週金曜日に訪問して、10分の待ち時間で即日交付されたのです。その時に、書類を作成された方から直接聞いたのは、予約なしでもこの窓口に直接申請すれば、翌日には窓口で交付されますよと確約されたのでした。

    そして、家族の2回目のワクチン接種が8月1日に完了したのでした。

    そして、翌日の8月2日に家族分のワクチンパスポートの申請です。だけど、今回は窓口の方から塩対応をされたのです。3日前に聞いたのとは全く別で、パスポートの渡しは営業7日後の8月10日にしか手渡せないと言われたのでした。

    先日聞いた話しとは違うと思いましたが、まあ公式な対応はこうなるのでしょう。港区のHPに書いてある郵送での受付と同じですね。

    まあ、前回が神対応をされたのでしょう、と納得です。

    そして、ランチタイムです。せっかく三田まで来たので、付近でラーメン屋さんを検索です。三田と言えば、「ラーメン二郎」の聖地です。まずはラーメン二郎の前を通りましたが、この行列では50分待ちかな。そんな行列に並ぶ根性はありません。ちらっと、10年ぶりぐらいに二郎さんのお顔を拝めただけでもよしとしましょう。

    そして、検索の結果、本日訪れたいと思ったのが、三田の中華そば屋さんの「むらさき山」です。だけど、勝手知ったる見た界隈ですが、なかなかお店にたどり着けないんだな、これが。

    やっと見つけたお店はカウンター席の小さなお店です。12時40分ぐらいに入店です。数分並んで食券機の前です。

    本日は“中華そば+大盛り+味玉”をチョイスです。ちなみに「むらさき山」さんのこだわりはこんな感じです。

    さらりとした豚骨魚介スープ

    国産の生ゲンコツのみ、しかも後ろ足だけを大量に使用したスープは、インパクトやパンチを狙うのではなく、後からじんわりとくるような優しい味を下支えしている。後ろ足は、前足と比べると太く、中の髄が豊富に含まれているという。それが抜群のコクの深さの秘密でもある。豚骨スープをベースに、国産の煮干し・鰹節をえぐ味を出さないようわが子のように丁寧に火加減を調整しながら加える。

    「豚骨と魚介を使うときは、バランスが命。」

    自分の子供にも安心して食べさせられるよう、化学調味料を使用せず、優しい味わいとなるように配合されているため、濃厚な見た目ながら最後まで飲み干してしまう。

    そして、待つこと3分、中華そばの登場です。まずはスープを一口。やさしい魚介系です。美味しです。具材はオーソドックスです。奇をてらったものはありません。麺をひとすすり。

    麺が変わっていると思いました。かなり主張の激しい麺とお見受けしました。スープとよく絡まるというよりは、麺独自のうまさを堪能して欲しいと要求している麺ですね。

    自分はこれはこれでありだと思います。だけど、自分の中での中華そばのスタンダートは銀座の「共楽」と思っているので、もう少し一体感は欲しいかな。あと、ワンタン麺もあればね。

    だけど、この「むらさき山」の麺は、あのソラノイロと同じレベルの麺とお見受けしました。

    ご馳走様でした。

     

  • 東京駅のラーメンストリートの「斑鳩」で “人気No.1 魚介とんこつ 濃厚全部入りらー麺”を食す。本当に、超濃厚だよ

    東京駅のラーメンストリートの「斑鳩」で “人気No.1 魚介とんこつ 濃厚全部入りらー麺”を食す。本当に、超濃厚だよ

    平日のランチです。今日は何にしようかな。何のアイデアも思い浮かばないのですが、脳裏にかすめたのが、先日の佐野実さんの中華そばを食べに訪れた、東京駅地下街のラーメンストリートなのです。

    その一店舗に見覚えのあるラーメン店「斑鳩」(いかるが)を目に止めたのでした。何のアイデアも思い浮かばないなら、そこに行こうと決心したのでした。

    ラーメン界で「インスパイア系」最大勢力は「二郎インスパイア」。

    私の知る限り、最初に「二郎インスパイア」と呼ばれたのは、世田谷区で2002年に開業した「らーめん辰屋」の「辰醤油らーめん(2015年閉店)」。だが、それよりも前に「インスパイア」と呼ばれたラーメン店がある。今回紹介する「九段 斑鳩」がそれである。

    動物系と魚介系をブレンドしたスープは、当時人気だった中野の「中華そば 青葉」に近いとの評判が立ち、「青葉インスパイア系」と呼ばれることもあった。しかし、独学で自分の味を作り上げた坂井店主にとって、「インスパイア」の一言で括られてしまうのは、本意ではなかったかもしれない。

     

    • 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 地下南通り  東京ラーメンストリート
    • Tel: 03-3286-3586

    お店には平日の13時30分に伺いましたが、先日訪問した佐野実さんのお店のような行列はありません。外の食券機でチケットを購入するスタイルのようです。

    そして、本日選んだのが

    • 人気No.1 魚介とんこつ 濃厚全部入りらー麺(1,130円)+大盛り(120円)

    らー麺よりも、

    鰹節濃く、味濃く、油多め

    インパクト強く仕上げた一杯

    まあ、初めてのお店です。やっぱりお店のNo.1を食べないと始まりません。

    そして、待つこと5分です。「濃厚全部入りらー麺」の登場です。一見したところ、トッピングが特にきれいです。特にチャーシューは非常に質感豊かで、美味しそうです。メンマは太くて、長いメンマです。半熟卵もきれいです。この手のラーメンでは珍しい、海苔も添えられています。

    麺は中太のストレート麺です。スープはつけ麺のようなドロリ系です。

    このスープにはこの麺という相性ですね。スープを味わうという感じのスープではないのが、少し残念かな。だけど非常に風味のあるスープです。

    斑鳩のラーメンとしては、このスタイルが渾身の一杯だと思います。具材も含め、非常に完成度の高いラーメンですね。

    次に行ったときには、“東京駅らー麺”を食べてみたいな。

  • TRYラーメン大賞で激賞、江戸川橋にある「三の寅」の味噌ラーメン、チャーシューごろごろで今までで一番美味い味噌ラーメンかな

    TRYラーメン大賞で激賞、江戸川橋にある「三の寅」の味噌ラーメン、チャーシューごろごろで今までで一番美味い味噌ラーメンかな

    それは何気に「第21回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2020-2021」というムック本を見ていたのでした。何でも“第21回 業界最高権威”というおどろおどろしい副題が付いているムック本です。

    その“TRY新人大賞・総合”の部で堂々の第2位にランクされていたのが、2019年10月29日オープンの東京の江戸川橋にある「三ん寅」(さんとら)さんです。

    • 新宿区山吹町362 プレステージ362 1F 102号
    • TEL 03-6265-3989
    • 地下鉄有楽町線江戸川橋1bより徒歩2分

    「みそ部門で殿堂入りを果たした「大島」の後に、「すみれ」のDNAを継ぐ新星が燦然と降臨」。店主は、17年もの長きにわたって札幌の超名店「すみれ」を支えた人物で、本店の店長も務めていた凄腕。独立にあたって、全国で5軒目となる暖簾分けが許された。その味は、まさに札幌みそラーメンの王道

    「これから常勝店となる貫禄を感じる」「名店みそ部門での入賞も確実」と、来年以降の活躍も確実視されている。首都圏のみそ部門に風穴を開ける、大型新人の登場だ。

    店長の菅原章之さんの経歴です。

    趣味で食べ歩きをしていた20歳の時に「すみれ」と出会い、感動。その後、脱サラしてラーメン職人の道へ。

    暑い夏の盛りですが、こんな紹介記事を見たからには、夏でも“味噌ラーメン”の気分になったのでした。お昼の13時30分過ぎに江戸川橋の「三ん寅」さんを訪問です。

    自分が伺った時には外に行列こそありませんでしたが、店内はほぼ満席の状態です。自分はぼっち席を何とか1つ見つけたのでした。まずは入り口のチケット発券機で食券を購入です。

    本日は一番オーソドックスな“味噌ラーメン(大盛)”(950円)を注文します。煮たまご(150円)も魅力的ですが、今日は自重です。

    だけど、自分が席に付いてラーメンを待つ間に、外では10名程度の行列になったのでした。この場所でこの時間にこの行列とは、相当な人気店です。

    そうこうするうちに、味噌ラーメンが運ばれてきました。

    一見すると、具材も含め非常にオーソドックスです。スープにはかなりの脂も浮いています。

    チャーシューはごろっとした感じです。ソーキというか、二郎のチャーシューから脂身を取り除いたような感じかな。自分は好みだな、これは。

    麺は中太の縮れ麺です。まずはスープを1口。

    味噌と少し動物性の脂身のある美味いスープです。具材の横に刻みしょうがもあります。味噌を食べやすくするのかな。とにかく麺とスープと具材のバランスが良いです。

    チャーシューもこのお値段でこれだけのお肉が入っているとは驚きです。

    あまり東京で味噌ラーメンは食べないのですが、こちらのお店の味噌ラーメンはここ数十年で一番うまいと素直に思いました。超人気店でムック本で絶賛の2位というのも頷けます。

    また、リピートのお店ができました。このお値段でこれだけのものが食べられるとは、驚きです。ご馳走さまでした。

  • 東京の中華そばはここに極まり、東銀座の「萬福」、“ザ・王道の中華そば”を堪能

    東京の中華そばはここに極まり、東銀座の「萬福」、“ザ・王道の中華そば”を堪能

    それは、「絶品!東京の町中華-通いたくなる、あの店の一皿-」というムック本を見ている時だったのです。“こだわりが詰まった一杯を「麺」”というページをめくっていたのです。その先頭で紹介されていたのが、東銀座の「萬福」(まんぷく)というお店です。

    • 中央区銀座2-13-13
    • TEL 03-3541-7210

    “3代受け継がれる、ザ・王道の中華そば”

    関東大震災後間もなく、初代の笠原福次郎さんが、屋台で中華そばを売り出したのが始まり。歌舞伎座の裏手に暖簾を掲げたのは1929年(昭和4)のことだ。洋食出身の初代は「西支料理」として西洋と中華の料理を提供していたが、客の嗜好や時代の流れとともに中華が中心の構成になった。

    3代目の久保秀恭さんは幼少期から家業を手伝い、祖父から受け継いだ味を今も守っている。看板メニューは屋台時代から変わらない「中華そば」だ

    特徴的な三角形の薄焼き卵をはじめ、チャーシュー、ナルトなどの具材は位置も当時のまま。秘伝のスープは飲み干せるほどうまい。唯一残った洋食の「ポークライス」も、店の歴史を伝えるひと皿。銀座で100年近く愛される名店に出かけよう。

    おすすめは、当然、中華そば

    今もレシピが守られている初代考案の醤油味のスープは、すっきりとして味わい。ストレートの細麺は特注品。

    何故、この「萬福」というお店に反応したかは、銀座の中華そばの名店「共楽」を知った時、銀座の中華そばでは、その「共楽」と今回紹介した「萬福」が歴史的にも2大巨頭ということが頭に入っていたのです。

    こんなお店紹介を見たなら、突撃するしかありません。平日のランチ時に訪問します。時刻は13時30分過ぎです。外までの行列はありませんが、中では待っている人もいます

    お店の外観は、少しハイカラな町中華の佇まいです。

    中はこの時刻でも満席です。そして、お客さんがひっきりなしに入ってくるのです。驚きました。そして、本日、自分が注文したのはまずは王道の“ワンタンメン(大盛)”(990円)です。待つこと5分強というところで、ワンタンメンの出来上がりです。

    共楽のスープと比べると色は明らかに濃い色ですね。まずはスープを1口。うまみたっぷりのスープです。少し塩気を感じられるスープです。

    具材は、薄焼き卵とほうれん草が少し変わっているところです。厚めのチャーシューが1枚です。麺は細麺ですね。やっぱり老舗の味、うましです。麺とスープと具材のバランスが絶妙ですね。ワンタンもたっぷりと、ほっこりします。

    ただ、少し気になったのは、スープを飲み進んでいくとやっぱり塩気を感じるんだな。自分としては、少し魚介系の香りがする薄めの共楽の方が好みかな。

    だけど、銀座でまたリピートしたいお店ができたのでした。ご馳走様でした。

    やっぱりうますぎるよ、芝大門の味芳斎は。最近ハマっているのが麻婆豆腐、絶品だよ

     



  • 〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    日本経済新聞の2021年7月17日土曜日の夕刊の記事です。「くらし探検隊」という特集記事でした。タイトルは“「リトルヤンゴン」高田馬場のいま~増える中華・ベトナム系店舗~”というものです。

    「リトルヤンゴン」とも呼ばれる東京・高田馬場。民主化運動の弾圧から逃れてきたミャンマー人が1990年代後半に集まったとされるが、近年目立つのは中華系やベトナム系の店舗。変わりゆく街を歩いてみた。

    リトルヤンゴンは線路に囲まれている、という。

    JR山手線と東京メトロ東西線も、西武新宿線の結節点でもある高田馬場。街に出てもミャンマーの香りはしない。そこで、日本ミャンマー・カルチャーセンターのマヘーマー所長と落合清司理事長に案内されたのが、駅前にあるタックイレブン高田馬場ビルだ。

    電車の音が鳴り響くビルの表にはスナックなどの日本語の看板が連なる。普通の雑居ビルに見えるが、中にはいるとそこはミャンマーだった。

    アウン・サン・スー・チーさんが描かれたマスクに辛そうなスパイス-。

    上層階には輸入食品や雑貨がところ狭しとならぶ店が多数ある。5ケ月分の食材を買い込んだという技能実習生の女性(24)は「懐かしい故郷の食事を作れる」と満面の笑みを見せた。

    (中略)

    リトルヤンゴンがタックイレブンという「点」ならば「面」として広がるのが中華系の店舗だ。駅から早稲田通りを落合方面に5分歩くと中華系の料理店や雑貨店、台湾スイーツの店などが15点ほどあった。背景には中国人留学生の急増がある。

    駅周辺ではタックイレブンを含め数々のビルに掲げられる「行知学園」という真っ赤な看板が目に付く。中国人留学生を対象とした予備校だ。

    (後略)

    そして、自分がミャンマーを観光で家族旅行したのが、2011年の年末年始です。丁度10年前です。このころは、スー・チーさんは軟禁状態だったのです。

    こんな記事を見たからには、カズ散歩ならぬ、現場を見に行くしかありません。真夏のお昼にでかけます。散歩の前にますばランチです。

    今日は高田馬場で高評価のラーメンや「渡なべ」さんを訪問です。

    • 東京都新宿区高田馬場2-1-4

    入り口も主張のない、知らなければ見逃すであろう店構えです。店内はカウンター席だけの10席ぐらいのお店です。お客さんはほぼ一杯です。

    初めてのお店なので一番オーソドックスな「ラーメン」(850円)と替え玉を注文です。

    待つこと5分。ラーメンの登場です。非常に濃厚そうな魚介系のスープに中太麺です。シナチクでかし。豪快にでかいチャーシュー1枚。見た目ほど濃厚ではなく、麺がうまいです。温かいつけ麺を食べている感じかな。だけど、替え玉が変わっています。一転して、博多ラーメンのような細麺に変わるのです。これもしっかりしたコシで美味しです。

    個性的なラーメンですが、これはこれでありという魚介系のラーメンです。

    そして、本日の散歩の目的の高田馬場のタックイレブンビルを目指します。確かに、駅前の雑居ビルという感じです。ビル内は昼間なのに妖しい雰囲気がプンプンと伝わってきます。

    1階には「ノングインレイ」というミャンマー料理のお店です。在日のミャンマーの人が見れば、郷愁さそう料理の数々です。自分ももう、モヒンガーの味は忘れたな。

    分かりにくいエレベーターで6階まで、中華食材点さんをひやかしで訪問です。

    だけど、記事のとおりビルの外はミャンマーの香りはしないですね。

    自分は中華食材店で、押し豆腐を手に入れたのです。あの中国飯店の定番、“干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物”を作ってみたくなったのでした。

    妖しい光を放つ高田馬場のタックイレブンビル、恐るべしですね。

     

     

  • 山形の冷やしラーメンを新橋で食す。お店は「肉そば 鶏中華 最上川」。冷やし中華とは違うんだよ

    山形の冷やしラーメンを新橋で食す。お店は「肉そば 鶏中華 最上川」。冷やし中華とは違うんだよ

    本日のラーメンのお話しです。だけど、今日は夏らしく、“冷たいラーメン”のお話しなのです。先日、日本経済新聞の夕刊を見ていると、「食紀行」というコラムで“山形の2大冷麺”という紹介記事を読んだのでした。

    内容はこんな感じです。

    山形は暑い。

    1933年に気温40.8度を記録して以来74年、2007年に埼玉県熊谷市などに抜かれるまで、山形市は長く「日本一暑い街」だった。その山形で生まれた2大冷麺が「冷やしラーメン」と「冷たい肉そば」だ。今でも山形の夏は暑く、この2つの看板に吸い寄せられる山形県民は多い。

    「最初は「邪道だ」とも言われたようですが、コロナ禍前には(3人だけで切り盛りする店で)1日600食出た日もありました」。山形の冷やしラーメンの老舗「栄屋本店」の3代目、阿部徹さんはそう話す。

    冷やしラーメンは、酸っぱい冷やし中華とは全く別物で、いわゆる普通のラーメンを冷たくしたものだ。だが、単に冷やすだけではスープの脂が固まってしまう。それを克服したのが徹さんの祖父。

    「夏は冷たいラーメンが食べたい」との客の声に応えて研究、1952年に商品化した。

    注文すると氷の浮かぶラーメンが出てきた。「夏は10個以上、冬も3-4個入れてます」。チャーシューは脂身の少ない牛肉。ほかに太いメンマ、キュウリ、かまぼこ、ノリ、モヤシ、ネギ。かつおや昆布のだしが効いたスープが弾力ある中太麺にからむ。

    (後略)

    こんな記事を読まされた折は、やっぱり冷たいラーメンが食べたくなるんだな、これが。

    自分にとって新鮮だったのは、冷やしラーメンと冷やし中華が明確に違うというところかな。

    早速、都内で山形の冷やしラーメンを検索です。新橋に「肉そば 鶏中華 最上川」というお店があるようです。というわけで、本日のお昼は新橋のこの「最上川」さんに突撃します。

    まずは、定点チェックで、新橋のチケット屋さんでJAN・ANA優待券の価格をチェックします。最安(2021年7月20現在)は2022年5月までの利用期限で、1,480円が最安値のようですね。

    そして、13時30分にお目当ての山形の冷やしラーメンの「最上川」さんを訪問です。店内はテーブル席2つで、L字型のカウンター席です。店内はこの時刻でも8割の入りです。

    みんな暑いから冷たいラーメンを食べたいのかな。

    そして、自分が今回選んだのが、“山形名物 親鶏使用”「冷たい山形そば」(大盛り)900円です。

    勝手がわからないため、初めてのお店は緊張します。

    待つこと5分、待ちに待った「冷たい山形そば」の登場です。

    まずはスープを1口。なんとなく、まろやかさがないかな。すごく直線的なスープと拝見しました。具材は、さかがきごぼうが入ってるのが変わっているかな。麺です。太麺で自分は好きなタイプです。だけど、少し固めすぎるかな。直線的なスープといい、麺の硬さも含め、もう少しなのですが、改良を加えた方がよいと思った次第です。

    だけど、山形そばで思い出されるのが、あの「桃山」なのですね。あのカレーそば、やっぱり食べたいな。

     

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  • 「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店!看板メニューの「醤油らぁ麺」を食す。感想は?

    「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店!看板メニューの「醤油らぁ麺」を食す。感想は?

    最近なんだかランチ時のラーメンの話しが多くなってきており、ラーメンブログのようになったきました。そんなおりですが、またまた、是非訪問しなければいけないラーメン屋さん情報を見つけたのでした。

    見つけた情報のタイトルは“「ラーメンの鬼」故佐野実さんの「支那そば屋」が東京初出店”というものです。

    「ラーメンの鬼」と呼ばれた佐野実さん(享年63)が創業した人気ラーメン店「支那そばや」(横浜市戸塚区)が東京に初出店する。

    東京駅八重洲南口地下1階にある「東京ラーメンストリート」に15日から11月4日まで期間限定で出店。佐野さんの妻しおりさん(60)は「支那そばやの看板である醤油らぁ麺を用意したので、お店に来られた方々にまずは味わってほしい」と話している。

    しおりさんはオープンに先立ち、14日に同所で行われた内覧会に出席。佐野さん自身も生前、東京進出を計画したことがあったが、新横浜ラーメン博物館からのオファーと重なり、断念したことがあったという。

    東京ラーメンストリートはこれまで東京を中心とする人気店が中心だったが、新たに「ご当地ラーメンチャレンジ」として全国の名店が期間限定で出店することになった。その第1弾が「支那そばや」

    佐野さんと親交の深かった人気ラーメン店「せたが屋」(本店・東京都世田谷区)の前島司代表が今回の企画に協力しており、しおりさんは「前島さんから1番目に声を掛けていただいた」と感謝。佐野さんの弟子らの協力を得て人員も確保することができ営業のめどがついたという。

    看板メニューの「醤油らぁ麺」は1杯1000円

    現在、中華そばにはまっている自分ですが、こんな記事を見ると突撃するしかありません。

    そして、本日伺ってきました。オープンしてすぐということもあり、お昼時を外して14時に訪問です。既にこの時間でも10名程度が外で行列をしています。

    チケットを先に購入して、列に並ぶスタイルのようです。

    そして、本日自分が選んだものは「チャーシュー麺大盛り」(1,530円)というものです。

    行列に並ぶこと、15分で店内に案内です。待つこと10分、ようやく佐野実氏の支那そばとご対面です。ファーストインプレッションはシンプルで良さげです。

    スープの最初の一口は上品なスープです。魚介系の匂いもまったくしません。クセのないスープです。麺は少し柔らかめかな。もう少し硬めの方がよいと思った次第です。

    トッピングは、シャーシューとネギとシナチクと海苔のシンプルな中華そばです。

    だけど、食べ進めていくうちに、器が深過ぎでダメなのです。麺をとるのに少し苦労するのですね。チャーシューももう少し噛みやすいというかくずれる感じの方が食べやすいと思った次第です。スープも飲み進めていくと、少し塩っぱさが残る感じかな。

    今回は器も含めてのラーメンと気付かされました

    自分としては中華そばは、やっぱり銀座の共楽とソラノイロの方が美味いと思った次第です。

    辛口のコメントで失礼しました。

    ちなみに、東京ラーメンストリートにはソラノイロもありますよ。

     

  • 秋葉原の二郎インスパイア系の「らーめん影武者」でラーメンを食す。野菜増しは失敗だったな

    秋葉原の二郎インスパイア系の「らーめん影武者」でラーメンを食す。野菜増しは失敗だったな

    それは、2日前の復讐戦かもわかりません。

    ちょうど2日前に“ラーメン二郎食べたい病”に罹患して、目黒のラーメン二郎に血走って向かったのでした。だけど、丁度、定休日にぶち当たり撃沈したのでした。

    頭の中も、やはり“二郎病”が抜けきれないのです。やはり、麻薬のような食べ物ですね。

    そんな時です。丁度、秋葉原に行く野暮用ができたのでした。秋葉原には、絶対“インスパイア系”の二郎があるなと思ったのでした。

    早速、検索です。やはりオタク系の街です。ラーメンと秋葉原で検索すると、二郎系のラーメンばかり出てくるのです。二郎率は非常に高そうです。

    だけど、今日は何故、秋葉原なのかなのです。自分の持っている「プルーム・テック」を売却したかったのです。ネットではメルカリもヤフオクもすべて出品禁止品目になっているのです。どうしてなのかな、理由はわかる気もするのですが、年齢確認などを厳格にすればよいと思うのは自分だけでしょうか。

    結局は秋葉原でも買い取ってくれるお店は見つからず、よさげと思って決めたラーメン屋さんへ直行します。そのお店の名前は「らーめん影武者」というものです。

    昌平小学校の近くなのですね。13時30分に入店です。

    食券を購入するスタイルです。今日は“ぶた増し”(880円)にしました。こちらのお店、豚1枚(150円)で追加できるという、おもしろいシステムです。

    そして、ニクニクは辞めましたが、野菜増しと脂増しをお願いしました。後で判明しましたが、増しはやめておいた方がよかったですね。

    横の壁を見ると、影武者らーめん(全部のせ)というものもあります。だけど、二郎系でなぜ辛ネギとのりが乗っているのか不明です。なにか、嫌な予感がするのです。

    そして、待つこと5分、ぶた増し+野菜増し+脂増しの登場です。野菜増しというより、もやし増しといったところです。豚は豪快です、チャーシューというより肉塊です。

    まずはもやし軍団を片付けなければ、麺まで到達できないのです。ぶた肉は見た目ほどゴツクなく、食べてみれば、やわらかいお肉ですね。これはこれでありかな。

    麺とスープはまあまあの二郎系ラーメンというところでしょうか。だけど、やっぱり最初に申したとおり、もやし増しは間違いでした。これもやしが多すぎだな。

    まあ、スープ以外は完食しました。もう少し全体的な底上げを期待したいところです。

    久しぶりの本家の三田の二郎に突撃したくなったんだな、これが。

     

  • 目黒にある「支那そば かづ屋」を久しぶりに訪問。“中華そば”の王道を見たな!ルーロー飯もうまいのなんの

    目黒にある「支那そば かづ屋」を久しぶりに訪問。“中華そば”の王道を見たな!ルーロー飯もうまいのなんの

    本日(本当は7月14日)は月1回のかかりつけ医に伺う日なのでした。麻布十番にある医院で診察を済ませれば、ちょうど12時です。血液検査の結果もまあまあ年齢相応でしょう、という診断を聞き、俄然強気になったのでした。

    “そうだ、二郎に行こう”と反射的に思ったのでした。麻布十番からは聖地の三田の二郎本店に行くしかないと思うのですが、今から急行すると丁度、長い行列に並ばないといけないことを思うと心が萎えるのです。

    それを避けて、お弟子さんの目黒の二郎に行こう、と決めたのでした。南北線一本で行けるのです。目黒駅から権之助坂を下ります。時刻は13時頃です。

    記憶にあるお店の近くに行っても、行列らしきものが遠目にも見当たらないのです。思わず、ラッキーと思ったのでした。

    だけど、お店の前に行くと張り紙が。本日水曜日は定休日のようです、とほほ。失敗をこきました。

    だけど、こちらの目黒店はテイクアウトできるようです。

    • 特製チャーシュー 1本 2,000円
    • 生麺 1袋約3人前 1,000円
    • スープも希望の方は鍋かタッパー持参(ペットボトルは不可)

    スープまで持ち帰ろうと思うのなら、車で乗り付けるか、本当のご近所さんしかありませんね。

    というわけで、急遽、転進です。近くに中華そばの名店「かづ屋」さんがあることを思い出し、またまた急行します。

    自分の記憶のとおり、「かづ屋」さんがありました。正確には“支那そば”なのですね。自分がこちらのお店に来たのは、10年以上前のことなのです。暖簾をくぐれば、こんなお店だったかなという印象です。もっと、モダンだった印象だったと思うのですが。

    だけど、お店はほぼ満席のような状態です。お客さんが出ていっても、ひっきりなしにお客さんが訪れるのです。大変な繁盛店です。

    そして、注文したのは最近ハマっている“ワンタンメン”(1,120円)なのです。注文したあとにメニューを見れば、ランチタイムのセットメニューで“ルーロー飯”(台湾風豚肉煮込み丼)が200円で注文できるではないですか。

    ワンタンメンも大盛りではないし、すかざず“ルーロー飯”を注文します。

    すると、すかさずルーロー飯とキャベツのお新香が先に出されたのでした。この2つが、美味いのなんの。結局、ワンタンメンが来たときには、ルーロー飯は完食です。

    そして、満を持して、“ワンタンメン”の登場です。

    一見したところ、中華そばの王道という風情です。澄み切ったスープと中太の麺、シンプルな具材です。スープを1口。銀座の共楽と麹町のソラノイロのスープの丁度中間ぐらいの濃さかな。非常にうまいスープです。麺もなんの不満もない王道です。

    感心したのは、チャーシューがたっぷりと何枚も入っているところです。そして、ワンタンもたっぷりと入っています。

    中華そばの王道をいっています。目黒駅から少し距離はありますが、お客さんがひっきりなしに訪れるのも頷けますね。

    ご馳走様でした。また、間をおかずに伺います。

     

     

  • 麹町のソラノイロで“中華そば”を食す。スープと麺は日本一。総合点では銀座の共楽かな。

    麹町のソラノイロで“中華そば”を食す。スープと麺は日本一。総合点では銀座の共楽かな。

    昨日のブログで取り上げた創業1964年(昭和39年)創業の東京の麹町にある「とんかつ いけだ」の帰りです。とぼとぼと麹町から赤坂見附の方に歩いていたところです。

    何か雰囲気がオシャレでよさげなラーメン屋さんを見つけたのでした。

    名前はカタカナで「ソラノイロ」というお店です。だけど、その日はあいにくイベントに参加ということで臨時休業をされていたのでした。

    帰ってネットで調べてみると、なかなか有名なお店(失礼!)ということがわかったのでした。

    店主の宮崎千尋さんは、200種類以上のラーメンを開発してきたラーメン店の経営者。 飲食店やメニュー開発のコンサルタント。

    その宮崎さんが、ソラノイロは2011年に麹町でオープンしました。

    その当時は、二郎インスパイア、濃厚魚介つけ麺が全盛だったのですが、「女性が1人でも気軽にラーメン屋に入れるように」と言うコンセプトで2011年に創業した 株式会社ソラノイロです。

    麺スープトッピング全てに野菜を使用した「ベジソバ」 ベジタリアン向け「ヴィーガンラーメン」 小麦アレルギーの方向け「グルテンフリーラーメン」も日本で1番早くグランドメニューに取り入れています。

    (中華そば)

    豚、熊本の地鶏天草大王、香味野菜、煮干しとカツオなどを使ったスープに山形県の醤油を合わせた出汁を感じる中華そばです。自家製麺のモチモチとした丸麺でお楽しみください。

    そして、翌日です。思い出すのは昨日の「ソラノイロ」というラーメン屋さんなのです。

    気になるなら、突撃するしかありません。ランチです。13時30分に入店です。

    お店の前に食券機です。初めてのお店です。ここは、王道の“中華そば”しか眼中にありません。

    • 中華そば 950円
    • チャーシューそば 1,300円
    • 特製中華そば 1,400円

    特製中華そばは良いお値段します。今日は、リーズナブルな“中華そば”と“大盛り”(200円)の計1,150円なりです。入店するなり、お店の人から、「消毒とお水はセルフで」という声がかかります。カウンター席だけの12名ぐらいのキャパでしょうか。かなり小ぶりです。

    待つこと5分。中華そばの登場です。

    具材は、ナルト1枚・お肉2種、シナチク・ネギ・のり1枚というシンプルな中華そばです。

    麺はつるつるの中太麺ですね。スープを1口。このスープは美味いです。塩気も適当で、味も濃いスープです。スープは銀座の名店「共楽」よりもこちらの方が好みかな。

    麺も太めのしこしこ麺で自分の好みです。麺はどこのラーメン店よりコシと旨さからして一番に上げてもよいくらいです。

    だけど、具材のシナチクは太めですが、もう少し固めがよいとおもうんだな。お肉も2種類ですが、普通のチャーシューにした方が断然うまいと思います。今日の中華そばのお肉は1枚はかなり分厚い鶏肉でした。

    だけどふと思ったのは、このスープと麺で、銀座の「共楽」のワンタンとチャーシューを入れたら日本一の中華そばになると思った次第です。

    だけど、併設している「かえでパン」、どうして併設しているのかな、面白いですね。

  • 東京の麹町にある「とんかつ いけだ」でひれかつ定食を食す、衣がこんなに細かいのは初めて

    東京の麹町にある「とんかつ いけだ」でひれかつ定食を食す、衣がこんなに細かいのは初めて

    昨日(2021年7月12日)の午前にランチをいただくお店の新規開拓でムック本をめくっていたのでした。そのムック本の名前は「東京老舗名店」というものです。

    めくっていくうちに、今日は久しぶりに何となく“とんかつ”が食べたくなったんだな、これが。

    そして、とんかつ特集のページでまず最初に大々的に紹介されていたのが、創業1964年(昭和39年)創業の東京の麹町にある「とんかつ いけだ」さんだってのです。

    • 東京都千代田区麹町2-14
    • TEL 03-3262-4434

    お店はこんな感じで紹介されていたのでした。

    真面目な仕事ぶりが評価され続けてきた、閑静な都心の一角にある家庭的な雰囲気のとんかつ専門店

    メニューは「ひれかつ」や「ロースかつ」「海老フライ」など定番の定食ながら、「ひれかつ」も「ロースかつ」も、肉のクオリティ別に特製・上・並と3種類用意されている。

    肉はいづれも、脂がとろけるように甘く旨味と香りが濃厚なことで知られる、千葉県産の銘柄豚「林SPF」を使用。作るのは、50年以上の経験を積んだ熟練の職人だ。

    肉は丁寧に下処理をし、細か目の手作り生パン粉をつけて、しらしめ油とラードをミックスした揚げ油でじっくりと火を通す。薄い衣ならではの軽い歯触りで、肉そのものの美味しさを際立たせるのが、この店伝統の作り方だ

    暑い夏の昼時で、とんかつの時期ではありませんが、今日は意を決して突撃です。

    13時20分に暖簾をくぐります。外観は、本当に小さな町のとんかつ屋さんの風情です。店内はテーブル席が3つのカウンター席3つという非常に小ぶりです。だけど、コックの方が2人いらっしゃるのです。それも白いパリッとしたコックコートを着ていらっしゃるのです。

    注文したものは、“ひれかつ定食”(1,100円、ランチタイム価格)です。

    本当なら、ビールを注文して、飲みながらとんかつを待ちたいのですが。この時勢、仕方ありません。

    待つこと10分、“ひれかつ定食”が運ばれてきました。何か、見た目から、ふつうのとんかつ定食とは違います。キャベツの量も実に少ないのです。

    まずは、なにはともあれ、ひれかつをいただきます。一口食べると、普通のとんかつとは違います。衣が本当に非常に薄く、軽いのです。例えとしては、カニクリームコロッケのような衣なのです。とんかつでこの触感の衣は初めて食べました。

    自分の感想としては、もう少し粗い衣が好きかな。だけど、一度は食べて見る価値はありますとんかつ屋さんというより、調理人の方の服装も含めて、洋食屋さんという感じかな。自分としては、もう一つ気になることが。好き嫌いはあると思いますが、お新香はもう少し味を際立たせたほうがよいと思った次第です。

    だけど、こちらの「とんかつ いけだ」は記憶に残るとんかつ屋さんかな。対比で言えば、目黒の“とんき”とは180度違う、とんかつ屋さんだと思います。

    “続とんかつ修行”市ヶ谷にある「とんかつ河村」に初訪問。お新香と豚汁の圧倒的な存在感に圧倒、とんかつも旨いよ



  • 萩でうどんと言えば、あの甘みのあるスープの「どんどん」。東京で食べたい病が発症したんだな

    萩でうどんと言えば、あの甘みのあるスープの「どんどん」。東京で食べたい病が発症したんだな

    自分は高校までは山口県の山陰地方で過ごしていました。そして、高校は萩高等学校に3年間通ったのでした。自分の郷里でもありますが、住んでいたのは、萩市近郊の小さな町だったのです。

    そして、突然話題は変わりますが、萩で一番有名なうどんはすべての住人が知っている「どんどん」といううどん屋さんのチェーンなのです。現在は萩を中心にして、山口から島根、広島に進出している山口県でも有名なチェーン店なのです。

    そして、自分はこの郷里の味というか、この「どんどん」の肉うどんが大好きなのです。

    帰省の折は、何回も行って食べたくなるんだな、これが。萩市に最も近い空港は、萩・石見空港(島根県の益田市にあります)です。飛行機から降りたら、益田市内のショッピングモールにある「どんどん」に行って、まずは駆け付けの一杯です。帰りも、名残を惜しんで食するほど、マイ・フェバリットなのです。

    こちらのうどんの特徴は、まず出しが甘いのです。山口は醤油も甘いです。麺は太めのつるつる麺です。そして、トッピングの肉も甘辛なのです。ネギは取り放題です。

    萩で食べる「どんどん」の肉うどん、考えるだけで生唾ものです。

    話しは脱線しますが、昨年の年末は“うどん県”の讃岐を訪問したのでした。3店ほど、有名店を訪問して、そのうまさに堪能したのですが、「どんどん」のような味のお店は比類ないと確信したのです。

    また、前置きが長くなりましたが、そんな「どんどん」ですが、東京にも1店舗展開しているのです。

    • どんどん箱崎T-CAT店
    • 東京都中央区日本橋箱崎町22-1

    半蔵門線の水天宮駅から徒歩0分です。こちらのお店はセルフ店なのですね。

    そして、自分が急遽思い立ったのが、“どんどん”食べたい病が発症したのでした。

    あの甘辛いスープとお肉をトッピングした肉うどん、たまりません。

    メトロに乗って、半蔵門線の水天宮駅を目指します。T-CATの目の前の1階の“どんどん”を目指します。時刻は1時10分過ぎです。お客さんの入りは3割程度です。

    当然、肉うどんの大(570円)を注文します。だけど、会計までの天ぷら軍団が鬼門です。萩で食べる時には、絶対にチョイスしない天ぷらを本能のままに選ぶ自分が怖い。

    野菜かき揚げ(140円)を肉うどんの上に置きます。

    お会計は710円也です。ネギはこん感じでお皿に豪快に持ってくれます。

    コロナ禍で萩に帰省できない中、久しぶりの実食です。

    スープを一口。何か、萩とは違う味覚なのです。麺は同じ食感です。だけど、食べ進めていくうちに、やっぱり萩で食べる“どんどん”のうどんとは違うんだな。萩で食べるというマジックな味付けがないのかな。だけど、“どんどん”の肉うどんに、天ぷらは必要ないな。恥ずかしいですが、肉うどんの(小)を2杯食べたほうがよいと思った次第です。事実、萩ではそうしていますので。

    ちなみに、どんどんのこだわりはこんな感じです。

    素材を活かした 自慢のお出汁です

    うどんがテーブルに運ばれてきたら、是非、一口だしを飲んでみて下さい。 口の中にふわっとうまみと甘みが広がります。 北海道の利尻昆布、九州天草のうるめ節、焼津のさば節など全国から集めたこだわりの素材を使い、毎日お店で丁寧にだしを取っています。 だしは鮮度が命。効率化できるとしても工場で大量生産することはしません。だしは必ず毎日、お店でひく。これがどんどんのこだわりです。

    お試しあれ。オンラインでのお取り寄せもあるようです。

  • 代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    本日の散歩は何となく帰りは徒歩で帰ってこれるということで、代々木上原に行くことにしたのです。なんとなく良さげなランチを食べるお店があるような気がしたので。

    散歩に出る前にネットでチェックです。まずはラーメンを検索です。だけど、これと言った触手がのびるお店が見当たらないのです。その中でピンと来たお店があったのです。

    お店の名前は「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」です。

    • 東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原 B1F
    • TEL 03-6416-8666
    • 営業時間: 11:00-15:00(火-日)
    • 代々木上原駅から徒歩2分

    自分が訪れてみたいと思わせたのは、やはり「ミシュラン」の一つ星というところです。こんな受賞歴なのです。

    [ミシュランガイド東京]

    • 2015年 ビブグルマン
    • 2016年 一つ星
    • 2017年 一つ星
    • 2018年 一つ星
    • 2019年 一つ星

    こちらのお店は最初、巣鴨にあってラーメン店として世界初のミシュランガイドの一つ星を獲得したお店だそうです。そして、現在はお店を代々木上原に移転して、営業なさっています。

    お店のコンセプトと蔦という由来はこんな感じです。

    蔦のコンセプト Concept

    ラーメンの無限の創造性と可能性をテーマに置き、日本のUMAMIの食文化と世界中の様々な食材を融合。 スープ、タレには化学調味料を使用せず食材の持つ本来の旨味を幾重にも濃密に重ねています。麺は自家製粉や独自の製法なども意欲的に開発し、調理法も蔦にしか出来ない事に注力しました。 一つの食材をあらゆる角度から見る事で生まれる一杯は、今までにはない素晴らしいラーメンの世界を創造しています。

    ​蔦の由来

    日本のラーメンの歴史は100年余で蕎麦やうどんの歴史には敵わないが、同じ日本を代表する麺料理として名付けました。Sobaは中華そば支那そばからの名残りからです。蔦は大西家の家紋から先祖に対しての敬意で名付けました

    訪問する前ですが、味の特徴はこんな感じです。

    来客の8割が注文するという看板メニューである醤油そばのダシには青森シャモロックとあさりや白身魚の切り身を使用。タレには和歌山県の生揚げ醤油、油にはイタリア産黒トリュフと鶏油を使用している。麺は国産小麦をブレンドしたものを使用している。

    能書きは別にして、平日の13時に訪問です。行列も予想していましが、行列はありませんし、店の埋まり具合は7割ぐらいでしょうか。地下1階の店内はかなり大振りかな。

    ラーメン店というより、イタメシ屋さんというおしゃれな雰囲気です。

    メニューを見てみると、ラーメンでもこのくらいの価格差があります。

    • 特製ラーメン 2,200円
    • ラーメン   1,200円

    ラーメンの他には、担々麺やつけ麺、冷やし中華などもあります。

    そして、今回自分が選んだものは、ラーメンと青森シャモロック味玉(200円)です。さすがに昼間から2,200円のラーメンは頼む度胸はありません。そして、5分後にラーメンが出来上がりです。

    見た目のスープはかなり濃くで醤油でも濃厚そうな色合いです。まずは、スープを1口。ふつうのラーメンとは全く違います。味が複雑系で醤油入のコンソメスープのような、それに動物系の油が入ったような味わいです。

    麺も変わっています。ラーメンというよりラーメンと蕎麦の中間のような味わいです。中太なコシのある麺です。チャーシューも2種類入っているようです。

    スープを飲んでいると、何か小さな塊のようなものが入っています。これがかなり気になったのでした。そして、帰りに階段を見ると、スープの中身も書いてあります。

    各種醤油の他に、ムール貝、牛肉、ポルチーニ茸、乾物、魚介等です。あり小さなものはムール貝だったのでしょうか。どおりで、かなり個性的なスープです。

    だけど、外国人には受ける味かなと思った次第です。

    とにかく、かなり凝ったラーメン屋さんです。人によって向き不向きはあるかと思いますが、かなり個性的な味わいのあるラーメンでした。

    一つ残念だったのは麺の大盛がなかったのですが、あるのかな?おしゃれな人は、そんなにことはしないのかな。

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

     



  • 新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

    平日のランチのお昼時です。散歩を兼ねて、本日は四谷三丁目にある京都のラーメン屋を目指したのでした。だけど、丸の内線では、四谷三丁目では下車せず、次の新宿御苑前駅で下車します。何故なら、少しでも散歩の距離を延ばしたほうが良いと思った次第です。目的は歩くことなのですから。

    そして、下車を1駅延ばしたことで、“幸運の女神”が降臨したのでした。新宿御苑前から目的の四谷三丁目交差点を目指します。ほとんど来たことのない場所です。土地勘もありません。

    少し歩くと横道がありました。何気にその通りを見ると、「第一旭」という目にしたことのある看板に目が止まったのでした。「第一旭」と言えば、あの京都の行列必至のラーメン屋さんです。だけど、時刻は12時40分過ぎなのに、行列もないのです。

    店の前まで行って確認です。確かに、京都の第一旭の支店もしくは暖簾分けしたお店のようです。

    「第一旭」と言えば、苦い思い出があるのです。今年の年始に京都に家族で滞在した折、確か1月5日のお昼に第一旭のラーメンを食べに行ったのです。だけど、年始は1月6日から営業開始でお店はクローズド。泣く泣く、隣接する「新福菜館 本店」の行列に並んだのでした。

    ちなみに、自分は今までに「第一旭」のラーメンを食したことがないんだな、これが。

    いよいよリベンジする時が来たようです。

    第一旭はこんなラーメン屋さんなのです。

    50年前に、京都で生まれた「のれん」です。

    現在、皆様にご愛顧いただいております「たかばしラーメン」の源流「第一旭」は、昭和22年京都駅近く、通称「たかばし」に中華そば専門店として誕生しました。屋台しかない当時には珍しく、またラーメンがご馳走という時代でもありました。コクがあるのに澄んでいるスープと鉢一杯の焼豚はあっという間に知れ渡り、いつの間にやら京名物といわれるようになりました。
    時代に流されず基本的な味は変えないという方針にこだわり続け、専門店として本来の「ラーメン」を築いてきたのです。京都たかばしに生まれて約半世紀、完成目指して精進します。

    本来のラーメンとは

    洒落たつくりの「ラーメン屋」があります。多彩なメニューをそろえた「ラーメン屋」もあります。最近では180円の「ラーメン屋」も出てきました。本来のラーメンとは、汗をかき、鼻をすすりながらでも食べてしまう、食べ終わった瞬間に「はぁー」と熱い息がこぼれる、そんな迫力のあるものではないでしょうか?私どもの店には、たいして洒落た雰囲気もハイカラなメニューもありません。しかし、どこから見ても「ラーメン屋」だとわかるようにしてあります。そして、私ども自身の納得のいく「ラーメン」があります。お客様は「うまい」ラーメンが食べたいのですから。

    お店の中を見ると、すぐに食べれそうです。ここは、突撃するしかありません。予定変更です。

    外の券売機で購入です。最初の訪問、ご祝儀ということでここは“特製ラーメン(チャーシュー特大)”(1,000円)一択です。プータローの身ですので、昼間から生ビールもいきます。

    店内に入ると、かなり小ぶりなお店ということがわかります。まずは、ビールで散歩の汗を流します。昼間のビールは五臓六腑に染み渡ります。

    平日の昼間のビール、何と美味いのでしようか。座席の間隔もかなり狭いですね。

    そして、待つこと5分。初めての第一旭のラーメンとご対面です。

    第一印象はスープが少し濁っているというか、澄み切ったスープとは違いますね。チャーシュー特大だけあって、チャーシューがゴロゴロと入っています。

    まずスープを一口。少ししょっぱい系かな。「新福菜館」のコクのあるスープとは違うな。

    麺も中太麺ですね。嫌いな麺ではありません。チャーシューは食べごたえあります。少しバラ肉系のチャーシューなのかな。だけど、スープを食べ進めていくと、そのしょっぱさが少しきになるな。但し、この味が好きな人にはクセになるラーメンとお見受けしました。

    自分的には、年齢のせいかもわかりませんが、2日前に食した銀座の老舗「中華そば 共楽」が現在の好みかな。

    そんなファーストインプレッションでした。だけど、また再訪するのでしょう。

    気になるのは、発券機で見た“シロミ”(100円)おすすめ、とは何者なのでしょうか?

  • 銀座の老舗中華そばの「共楽」で食す。ワンタン麺の旨さに驚愕した。世にも奇妙な発券システムとは知らなかったな

    銀座の老舗中華そばの「共楽」で食す。ワンタン麺の旨さに驚愕した。世にも奇妙な発券システムとは知らなかったな

    平日のお昼です。本日は築地でしなければならない野暮用があったので、築地にまず出向いたのでした。そして、ちょうどお昼時ということもあり、自分は築地場外市場に行ったことがなく、よいお店があればランチでもしようと、ひやかしがてら場外市場を散歩したのです。

    だけど、大多数が当然のことながら、お寿司屋さんなのです。さして、値段もかなり高いのです。初めてその事実を知ったのです。ランチで普通に3,000円から5,000円程度はするのですね。驚きました。分かったことは、観光客相手のお店なのでしょう。もちろん、よいネタを使っていらっしゃるのでしょうが。

    築地場外でのランチを諦めて、銀座の方に足は向くのです。通りすがりに、よいお店があれば、そこでランチしようと。

    だけど、築地から東銀座へ、歌舞伎座周辺を回ってもなかなかこれはというお店がないのです。そして、とうとう銀座まで来てしまいました。銀座のJRAの近くです。

    何か見た目が老舗ぽい雰囲気を醸し出している中華そばやさんを見つけたのでした。

    そのお店の名前は、「中華そば 共楽」さんです。さっそく、店の前でネット検索したのでした。銀座で長く親しまれているラーメン屋さんのようです。ワンタン麺が有名なようでした。

    今日のランチはこの中華そばやさんで決まりです。

    そして、銀座の「中華そば 共楽」さんはこんなお店なのです。

    1956年(昭和31年)に創業し、昭和から平成にかけての銀座の中心部(銀座二丁目)の成長と発展を見守り続けてきた「中華そば共楽」。

    同店は、同じく銀座二丁目に店舗を構える「中華そば萬福(大正時代に創業)」とともに、「銀座」を代表する老舗ラーメン店として、数多くの人々から愛され続けてきた。

    そんな「共楽」だが、2016年3月、店舗が入居しているビルの建て替え工事のため、休業を余儀なくされ、長期休業へと突入。

    2019年春先になって、どこからともなく「どうも近々、営業を再開するかもしれない」という噂が流れ始め、同年5月30日、噂どおりに待望の復活。

    「共楽」が提供するのは、基本メニューの「中華そば」と、そのバリエーション。入店、着席した後、口頭でスタッフに所望の品目を告げ、スタッフが客の代わりに発券機で食券を購入するという「世にも奇妙なシステム」は復活後もなお健在

    おすすめしたいのは、復活前からの人気メニューで、再開に当たって更なるブラッシュアップを遂げた「ワンタン麺」

    煮干し等の乾物を大量に用い、日本人であれば誰もが安心感を覚える「和風味」を高らかにフィーチャー。鶏・豚等の動物系素材のコクをじっくりと丁寧に抽出し、魚介のうま味&薫りの土台として下支えさせるなど、半世紀以上かけて培ってきた技も冴えわたる。

    さらに特筆すべきは、ワンタンのクオリティの高さ。

    そして、いざ入店です。初めてのお店はドキドキします。そして、自分はこの世にも奇妙な注文のシステムを知らず、カウンター席に座ったのでした。すると、やさしいおばちゃんが、「何にします」と聞いてくるので、うわさの“ワンタン麺 大盛”(1,050円)とビールを注文したのでした。おばちゃんに2,000円を渡し、発券してもらうのですが。

    だけどやっぱり、ビールの注文が通らないのです。こいつは昼からビールを飲むタイプではないと思われたのかな。

    そして、待つこと5分。見た目は非常にシンプルなラーメンが登場です。具は、チャーシュー・めんま・ネギというトッピングです。

    スープを一口。初めては非常に魚介系のうま味が強いスープです。麺はツルツルの中太麺です。麺は非常に自分の好みです。スープも飲み進めていくと、動物系の油の旨さを堪能できます。合間にワンタンを食べれば、至福の中華そばと断言できます。ワンタンは3つはいっていました。この“中華そば”気に入りました。

    銀座で長年続く老舗の味は強いです。銀座ではうまいラーメン屋を見つけられずにいましたが、リピ決定です。

  • 高知は竹虎製の蕎麦ざるを購入、竹製の弁当箱を小物入れに使うとはおしゃれな

    高知は竹虎製の蕎麦ざるを購入、竹製の弁当箱を小物入れに使うとはおしゃれな

    今年も夏がやってきました。

    そして、夏と言えば、ざる蕎麦の季節です。今年は自宅で食べる蕎麦ざるをより美味しくさせるため、本格的な“蕎麦ざる”を手に入れたいと妄想したのでした。

    楽天市場で検索します。1人前の蕎麦ざるならば、直径21-22センチぐらいが適当かな、ということで当たりをつけます。24センチでは少し大きすぎる感じです。

    だけど、なかなかお眼鏡にかなう小さめの“蕎麦ざる”がなかなか見つかりません。安いものはベトナム産などが多いのかな。

    そんな中でぴったりの商品を見つけたのでした。

    • ざるそば(1人前)サイズの国産 日本製竹ざる 丸竹ざる(特小)
    • サイズ:約直径21cm
    • 重さ:約85g
    • 素材:竹、番線(縁)
    • 原産国:日本製・国産

    だけどお値段が何と、1つ2,640円もするのです。家族分3つ購入しないといけないとなると少し腰が引けます。だけど、美味しいお家ざる蕎麦のためです。今回も清水の舞台から飛び降りてポチッです。

    そして、自分が購入した「竹虎」さんというお店、なかなかユニークなのです。

    竹虎(株)山岸竹材店は、創業明治27年(1894年)より、竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいております竹材専業メーカーです。国内はもとより海外からも注目される全国唯一の虎斑竹(とらふだけ)を育む静かでのどかな竹虎の里より、竹の老舗、竹専門店ならではの「竹のある暮らし」のご提案をさせていただきます

    そして、何と経営理念が「豊かな竹のある暮らし」と定められているのです。これにはまいったな。

    そして、全国唯一の虎斑竹(とらふだけ)とはこんな竹なのですね。

    虎斑竹(虎竹)は淡竹(ハチク)の仲間ですが、表面に虎皮状の模様が入っているところからこう呼ばれています。この模様は幹に付着した寄生菌によるとの学説もありますが、全国でも高知県須崎市安和の竹虎の里でしか生育しません。今まで各地方に移植を試みましたが何故か班ができず、植物学者の方が調べに来られた事もありますが、どうして安和でなければできないのか科学的にも解明されていない本当に不思議な竹です。

    そして、数日後、その蕎麦ざるが我が家にやってきました。しっかりした造りです。おそらく一生ものという感じです。大きさもバッチリです。

    そして、同封されていたお弁当箱(もちろん竹製)を見ていて、思わずうなったのでした。

    何と竹製のお弁当箱を収納ケースに利用しているのです。これは、おしゃれすぎます。

    会社やご自宅のデスク周りで文房具やパソコンの小物などをスッキリまとめて整理整頓、仕事の効率も上がります。

    確かに万年筆のインクなどを収納するケースとしては、大変おしゃれです。これを見て、自分も欲しくなったんだな。困ったものです。

    だけど、この竹虎製の竹細工、確かに“お値段以上”とお見受けしました。

    STANDARD SUPPLY製のスクエアポーチ Sはシンプル、バックの中の小物が整理整頓

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    虎竹スクエア蓋付き籠(弁当箱)
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  • ハンバーガーのカールスジュニアが増殖中。麻布十番で発見。ジューシーなハンバーグだよ

    ハンバーガーのカールスジュニアが増殖中。麻布十番で発見。ジューシーなハンバーグだよ

    先日、麻布十番の町を歩いているとハンバーガーのカールスジュニア(Carls Jr.)のお店を見つけたのでした。日本でカールスジュニアの看板を見ることになるとは、感慨深いものがあります。

    自分はカールスジュニアのハンバーグ、アメリカで何回食べた経験があるのです。友人によれば、アメリカのハンバーガーの中でもおいしい部類に入ると言っております。

    そんなカールス・ジュニアですが、いよいよ日本でも少しづつ店舗展開が進んでいるようです。カールスジュニアジャパン株式会社は日本のミツウロコグループホールディングス 100%子会社です。大手企業のサポートを得て、展開していくようです。

    カールスジュニアの歴史です。

    SINCE 1941 はじまりは小さなホットドッグカート カールスジュニア®は、1941年にカリフォルニア州アナハイムで誕生しました。

    創業者カール・カーチャーと妻のマーガレットは、自家用車のプリマスを担保に311ドルを借り受けて、ホットドッグ用の小さなカートを1台購入、大きな夢を持って事業を始めました。カートはやがて4台に増え、5年足らずで炭火焼(Charbroiled)ハンバーガーをメニューとするハンバーガーショップ、CARL’S JR. ®の原型が完成しました。

    WORLD WIDEへの展開です。

    カリフォルニアから世界各地へ 今やカールスジュニア®は米国に2,890店舗を展開、また世界の37カ国におよそ700店を展開するまでになりました。

    最大市場であるメキシコを始めとして、エクアドル、カナダ、ニュージーランド、ロシア、インドネシア、トルコ、コスタリカ、パナマ、中国、マレーシア、ブラジル、タイ、シンガポール、デンマーク、ベトナム、グアテマラ、インド、米国領サモア、バハマ、コロンビア、ドミニカ共和国、ホンジュラス、プエルトリコ、オーストラリア…そして日本です

    カールスジュニアのハンバーガーの特徴は、ジューシーなパティは100%安全保証のオーストラリア産ビーフを使用しているところにあります。

    本物の味を生む直火焼きパティ ジューシーで肉の旨味がしっかりと感じられるカールスジュニア®のパティ。 直火焼きでじっくりと丁寧に焼き上げることで、 良質な肉本来の旨みを最大限に引出します。 このパティを、こだわり抜いたバンズやフレッシュな野菜と一緒にサンドすることで、 世界中で愛されるカールスジュニア®のバーガーが生まれるのです。

    だけど麻布十番店はテイクアウト専用のお店なのかな。直火焼きのジューシーなハンバーグ、一度頼んでみないといけないな。

  • 鹿児島のソウルフード、ざぼんラーメンのレトルトで“家ざぼん”を堪能したぞ

    鹿児島のソウルフード、ざぼんラーメンのレトルトで“家ざぼん”を堪能したぞ

    先日、銀座に買い物に出かけた時でした。丁度、かごしま物産館の前を通った時にビビッと来たのです。前を通った瞬間にあの「ざぼんラーメン」を売っていないかなと妄想したのでした。店内を探しても、ラーメンコーナーがないんだな、これが。

    だけど、ひっそりと店の隅に置かれているざぼんラーメンのレトルトを発見したのでした。1袋1人前で300円と結構なお値段がするのです。

    これを3つ購入し、週末のお昼に家“ざぼんラーメン”と洒落込もうというあんばいなのです。

    そして、この週末の土曜日です。いよいよ仕込んでおいたざぼんラーメンの登場です。そして、ざぼんラーメンとはこんなラーメンなのです。

    1952創業より地元「鹿児島」で変わらぬ味で老若男女から愛されています。

    豚骨ベースのマイルドなスープに野菜・昆布・煮干し・干し椎茸等を加え、ストレート中太麺を合わせた「鹿児島ラーメン」です。

    このレトルトのざぼんラーメンを作っているのは、イシマル食品という会社だそうです。

    イシマル食品について
    鹿児島の麺を作り続けてもうすぐ1世紀。イシマル食品は大正5年より鹿児島のラーメンを支え続ける老舗の製麺所です。鹿児島の人気ラーメン店にイシマル食品の麺あり。自慢のツルツルとした食感で、今日も「あたたかい一杯」をあなたへお届けします。

    そして、別途、トッピングを用意します。そして、ざぼんラーメンになくてはならないのが、キャベツ盛り盛りと焦がしニンニクです。但し、焦がしニンニクはこちらのレトルトには付いてきますので、用意は不要です。

    チャーシュー、シナチク、煮玉子があれば具材は完璧です。

    添付のソースを器に入れ、お湯300mlを注げばスープの完成です。で、こちらのざぼんラーメンですが、麺の茹で時間は1分半-2分という短さです。

    麺硬めが好みですので、茹で1分で取り出します。トッピングを添えれば、あっという間に“家ざぼんラーメン”の完成です。

    実食です。

    まずスープを一口。ざぼんラーメンの味です。遜色ありません。麺も少しちゃんぽんぽい、あの独特の麺です。そして、やっぱり焦がしニンニクです。これが入れば、まさしくあの与次郎にあるさぼんラーメンになるのです。不思議です。

    このざぼんラーメンのレトルト、かなり気に入りました。銀座にお出かけの際は、リピ決定ですね。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    鹿児島 ざぼんラーメン
    価格:1080円(税込、送料別) (2021/5/17時点)

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