カテゴリー: グルメ

  • もう老舗の蕎麦屋さんで豪快に音を立てて食べるのはマナー違反だよ、現代に合わない、美学を持とうよ

    もう老舗の蕎麦屋さんで豪快に音を立てて食べるのはマナー違反だよ、現代に合わない、美学を持とうよ

    自分の贔屓のお蕎麦屋さんは断然“室町砂場 赤坂店”なのです。

    そのお店を訪れるのは決まって週末の土曜日のお昼時なのです。何故なら、家族の中に蕎麦アレルギーがいて、その家族が不在時にしか訪れる機会がないのです。

    そしてそれは、自分と娘の二人での訪問なのです。

    だけど、昨日(2022年3月18日)は前日までとは打って変わって冬に戻ったのごとく、寒くて雨降りの日だったんだな。

    というわけで、そんな最悪な天気の平日のお昼時ですが、“室町砂場 赤坂店”に行くしかないと思ったのでした。平日の昼間に伺うことはありません。

    何故なら、人気店でランチ時にも行列はあるし、黒塗りのクルマも外で待っている状態なのです。但し、一歩店内に入ると江戸風情のゆったりとした空気は流れています

    午後2時過ぎの訪問です。1人ですので、入り口付近のテーブル席を確保しました。待つこともなく、案内されたのは幸運です。

    まずは平日の昼間ですが、ビールの大瓶を1本注文します。(蕎麦やでアルコール類を頼まないのは大人のマナーだと思うのです、キッパリ、古い男だね)

    本日は1人ですので、東京の都心の蕎麦やの人間観察が冷静にできたのでした。結構おもしろいですね。

    昔から(自分的には池波正太郎さんの影響が大ですが)、蕎麦屋で粋は、蕎麦はタレに少しつけて、音とをたててたぐるという、概念がこびりついているのです。

    だけど、時代は変わったと思います。

    まずは人間観察の1人目です。頭をポニーテールにした若い兄ちゃんが1人で入ってきました。

    少しのつまみを頼んで(玉子焼きの半分という注文をしたのには驚きました)、白い蕎麦を注文です。だけど、その蕎麦をたぐる音の大きいこと。大きい音をたてるのが粋と思っている、バカだと思うのです。あんた、国際線のビジネスクラスでそんな音を立てて麺類を食べれるか。これもおそらく、江戸の粋を間違えています、キッパリ

    時代は変わったのに、変われない人がいます。

    人間観察の二人目です。旅行帰りなのか、大きな荷物を抱えた年配の男性と女性のカップルです。何か不倫旅行帰りを思わせる二人なのです。

    男性は政治家風情なんだな(おそらくそうかな)。髪はポマードが臭う男なのです。やっぱり、お蕎麦屋さんにきて、ポマード臭と香水はだめでしょう。粋がわかっていない二人組と思った次第です。そして、たくさんのつまみを頼むのです。こんなにつまみを頼む人は見たことないな。それも2つづつなんだな。もう少し粋になれないものかな。

    そんな人間観察をしながら、自分はビールと最後は“大もり”で締めたのでした。

    まあ、こんな人間観察をして愚痴を言うようでは、末期症状かな

    そして、最後は山口百恵のラスト・ソング「さよならの向こう側」を歌う引退に思うところがあったのです。歌詞に痺れたのでした。時代は変わるし、引き際はきれいにするのが一番ですね。

    政治家には美学というものがないのだろうか。

    蕎麦をたぐりながら、ふとそう考えたのでした。あのポマード臭の男が悪いな。

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  • 赤坂の新しい中華料理店「龍皇軒」を訪問。シェフは香港の名店“福臨門”の副料理長だったとは

    赤坂の新しい中華料理店「龍皇軒」を訪問。シェフは香港の名店“福臨門”の副料理長だったとは

    土曜日の夕食のレストラン選びです。そろそろまん防も解除されそうというので、新しいお店も開拓しないといけないなと思った週末だったのです。

    以前切り取っておいた雑誌の記事、ホイチョイ・プロダクションの「客がホイホイやって来る飲食店作りの秘訣100条」の第62回“焼味”(シュウメイ)の中にそのお店はあったのです。

    なんでも料理人は、香港福臨門の副料理長から東京福臨門の立ち上げで来日し、独立して今回赤坂にお店を開いた方のお店というではありませんか。

    そのお店は、

    • 龍皇軒(リュウコウケン) 香港料理
    • 東京都港区赤坂2-8-13 赤坂こうゆうビル2F

    前述のとおり、香港福臨門の副料理長から東京福臨門の立ち上げで来日し、その後は赤坂「花梨」(おそらくインターコンチネンタルホテル内の中華料理店かな)をはじめさまざまな料理店を経由して最近まで財界人のプライベートシェフをやっていた蔡さんという方のお店だそうです。

    香港の福臨門といえば、お金儲けの神様こと故“邱永漢”先生がご贔屓にしていたお店ですね。超高級中華店なので、自分は香港でも東京でも残念ながら一度も足を踏み入れたことはないんだな。

    そして、こちらの「龍皇軒」、コース料理が主体ぽいですが、アラカルト料理ももちろんあるようです。ということで、今回は久しぶりに新規開拓の中華料理店を訪問です。

    事前に一応ネットで予約して19時に3名で訪問します。赤坂の裏通りのトルコ料理やさんの2Fのお店ですね。やはり、新しいお店はすこしドキドキしますね。

    先客は1組ですね。やはりコロナ禍ですね。

    テーブル席に案内されます。壁はこんな感じで香港チックな派手なイラストが書かれています。福臨門のイラストは洒落なのでしょうか

    まずは、ビールの注文です。出てきたのはアサヒのスーパードライです。

    まずはお手並み拝見ということで、

    • 前菜三種盛り合わせ 三種盛り(小盆) 1,650円

    を注文します。何故なら、こちらのシェフは焼き物系がうまいと聞いていたので。出てきたのは、四種盛りです。くらげ・きゅうり和え・チャーシュー・蒸し鶏です。中でも、この焼きチャーシューは絶品だったな。甘いソースが香港を思い起こさせてくる味です。これはいいな。

    次は点心です。

    • 小籠包
    • 広東式焼売

    まあ、これは普通にうまいです。だけど、これはと言った特筆すべきものはなかったかな。

    次は肉と野菜料理を一品づつです。肉はなんといってこれでしょう。野菜はお店の方にお薦めのおまかせにしたのでした。自分的には珍しい注文ですが

    • 黒酢酢豚
    • 本日のお店のおすすめ野菜一品

    黒酢酢豚は野菜も入ったタイプのものです。お肉も塊がゴロッと入ったタイプではなく、少し薄切り豚肉ものですね。お味は普通の黒酢酢豚でしたね。

    この野菜の一品は美味でした。野菜はチンゲン菜かな。餡には何かわからないお魚系のものが入っており、クタッとして旨みたっぷりの逸品でした。気に入りました。次にいった時にうまく注文できるかな。

    さして、最後は五目チャーハンで締めます。これは見た目どおりの安定のお味です。

    これでビールも2本いただいて、お会計は12,000千円では順当な値段かな。

    少し気になったのはコロナ禍でお客が少ないせいもあるのでしょうが、メニューの品を注文しても“今日はない”と言われたのがあったんだな。

    だけど、前菜の焼き物は美味でした。

    ご馳走さまでした。

     

     

  • グルメの師匠、小山薫堂さんが咄嗟に「ポーク玉子定食」と叫んでしまった、石垣の“なかよし食堂”とは?

    グルメの師匠、小山薫堂さんが咄嗟に「ポーク玉子定食」と叫んでしまった、石垣の“なかよし食堂”とは?

    今日はまた突然に今年2022年1月に訪問した石垣島の食べ物の話しなのです。また、再訪することもあるかと思いますので、その時のために、自分の備忘録も兼ねてです。

    そして、話しはグルメ雑誌の「ダンチュー」(dancyu)の2022年4月号に気になる情報を見つけたのでした。その記事は小山薫堂さんが毎月連載している「一食入魂」です。

    どうして彼が石垣に行ったのかはわからないのですが、突然に石垣のグルメ情報が出てきたのでした。自分が行った時はネットでもこんなお店の紹介は皆無だったのですが。

    やはり、グルメ通には独自のネットワークがあるのでしょうか。

    無垢なる時間が流れる街には、必ずふくあじの名店がある。初めて訪問した石垣島でそれを探していると…店名を見た途端、ここだと思った。「なかよし食堂」。創業は、沖縄でまだ米ドルが通貨として使われていた1968年。姉と義理の妹の二人で「仲良くやろううね」と始めたことから、「なかよし食堂」と名付けられた。

    看板メニューは八重山そば。これを食べに親子三代で通い続ける地元民も多いという。素朴な暖簾をくぐり、テーブルについて壁のメニュー札を見る。八重山そばを目当てに来たはずなのに、他の料理に目移りしてしまう。せっかく沖縄のふくあじなのだから、ゴーヤーちゃんぷる定食や豆腐ちゃんぷる定食にすべきか。隣の人が注文したものを見るとチャーハンやカツカレーも旨そうだ。いやしかし、店の看板には八重山そば専門店とあった。とするならば、ちょっと豪華に三枚肉そばという選択肢もある。

    と……まだ決めきれないうちにおばぁが注文を取りに来た。うー、困った。どうしよう。咄嗟に「ポーク玉子定食」と叫んでしまった。沖縄に来ると、どうもスパムの魔力に引き寄せられてしまう。昨日のお昼も、石垣港でポーク玉子おにぎりを食べたというのに。

    八重山そばに後ろ髪を引かれながら、大好物との対面を待つ。そして、運ばれてきたのは、スライスして焼いた4枚のスパムと焦げ目のついた薄い玉子焼き。そこにキャベツとマカロニサラダが添えられている。このシンプルさがいいのだ。が、なんと、嬉しい誤算が!ポーク玉子定食に付いているのは、ご飯と味噌汁、ではなく、味噌汁椀に入ったミニ八重山そばではないか。まさかのダブル炭水化物。これを許さずして何を許そう。ポーク玉子でご飯をかきこみ、そのあとにコーレーグースをたっぷり入れて辛くした八重山そばをすする。しかもこれで600円という安さ。ポーク玉子の手招きに従って大正解であった

    ポーク玉子定食でここまで語れる人はいません。さすが、グルメの師匠です。実は師匠、我が家に来たことがあるんだな。ワインを出したところ、このワインは自分の家では煮込み用だなと酷評された思い出があるのです。

    まあそれは良し(良くはないのですが)、「なかよし食堂」の情報です。

    • なかよし食堂
    • 沖縄県石垣市新栄町26-21
    • TEL 0980-82-3887

    ししこんなお店を紹介されたら、再訪したくなるね。また、1泊2日で訪問すると思います、キッパリ。

     

     



  • ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    SNSでラーメン情報を発信してくださる方で、自分がTwitterで唯一フォローしている方に渡辺樹庵さんがいます。

    “今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という高田馬場「渡なべ」などをプロデュースしている方です。

    そんな方からこんな紹介があったのです。

    四谷「ラーチャン専門 我武者羅 四谷店」でラーチャンセット。いろいろな意味で、良く出来ています。削るところは削って、かけるところにはかけて

    にしても、これで850円というのはすごいです。

    自分にとってはラーチャンとは初めて聞く言葉です。ラーメンとチャーハンが一緒に出てくるのね、と理解するのに少し時間がかかりました。その専門店というではありませんか。

    渡辺さんの言う、“いろいろな意味でよく出来ている”というラーチャンに挑戦してみようということになったのでした。平日の13時30分に四谷のお店に伺いました。

    お店の前には行列もなく、券売機で食券を先に購入するタイプのようです。食券を持って、奥のカウンターに提出し、出来上がりを待つ、いわゆる“富士そば”タイプのセルフ式のようです。そして、今回は一番定番の「ラーチャンセット」(850円)を試食します。

    待っている間にテーブルにはこんなことが書いてありました。

    我武者羅の「新潟ラーチャン」

    ふんわりと優しい醤油をきかせた煮干だしスープのラーメン各種。もっちりとした新潟米でつくるチャーハンはしっかり味をつけ、しっとりと仕上げています。

    「麺を啜ってスープをひとくち、チャーハンを頬張ってスープをひとくち」

    交互に食べてその相性の良さを楽しむのが、美味しいオススメの食べ方。セットで食べても食べ疲れしない、なるべく身体が喜ぶものを目指しています。

    我武者羅では新潟のラーチャン店にもあるラーメン、背脂ラーメン、タンメンに加え、つけ麺やカレーライスとのセットもご用意しました。

    毎日食べても飽きのこない豊富なメニューをお楽しみ下さい。

    そして、待つこと3分。噂の「ラーチャンセット」の出来上がりです。調理は非常にスムーズです。まずはスープです。煮干しのスープですが、少し甘めの感じの味付けかな。塩っぽいものより自分には好みかな。チャーシューが2枚、小さい海苔も1枚乗っています。気になったのは、デフォルトでの黒胡椒は少し控えたほうがよいのかな。

    ラーメンも普通に美味いですね。このラーメンを背脂入りにすると50円アップしますが、次からは背脂ラーメンにしようかな

    チャーハンも紅生姜も添えられ、普通に美味いチャーハンです。現在はラーメン屋さんでチャーハンも一緒に注文することは皆無ですが、このラーチャンセットはありですね。

    渡辺さんが言うように、まさしく手を抜くところと抜かないところを使い分けていますね。だけど、この850円という金額は驚異ですね。まさしくサラリーマンの味方のような食べ物でした。新潟恐るべし、ラーチャン恐るべしですね。

    そして、器の下には“ラーチャンは文化です”という文字が見えるまで、スープは飲み干しましょう。

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

     



  • 今年のカキのシーズンも終盤。こんな時は表参道の「まい泉」へ直行。カキフライを喰らう

    今年のカキのシーズンも終盤。こんな時は表参道の「まい泉」へ直行。カキフライを喰らう

    2022年は3月5日の土曜日の夕食です。昼間は、赤坂の裏通りにある絶品の老舗蕎麦屋「室町 砂場」で昼間からプチ贅沢をした日の夕食のレストラン選びなのです。

    昼間の少々の散財もあり、またまたド定番の表参道の「とんかつ まい泉」に行く気分になったんだな。こちらは、立地と店構えからは想像できないほどに、比較的安価にとんかつが食べれるんだな。それも天井の高い、リッチな気分の空間で。

    そして、なによりクレジットカードの「大人の休日倶楽部カード」を持参し最後のレジでこのカードをちらりと見せれば、10%割引が得られるのです。(当然、決済は別のカードでOKです)

    なんとも太っ腹で庶民には優しいお店なのです。

    自分も初めて知ったのですが、まい泉の創業者は女性だったのですね。驚きました。

    1965年12月

    東京・日比谷三井ビル地階にて開業

    旧三井銀行本店のビルで10坪のカウンターのみのとんかつ屋でした。高度経済成長を支えるサラリーマンに多くご来店いただき、昼も夜もパワーをつけていただきました。宝塚劇場が近くにあったことから、多くのタカラジェンヌにもご利用いただきました。

    1978年7月

    渋谷区神宮前に青山まい泉本館ビル完成

    創業者小出千代子の自宅があった場所に店舗を構えました。やはり最初はカウンター席のみのとんかつ屋でした。千代子は毎朝その日お客様にお出しするメニューや煮込んだソースをすべて自ら味見していました。

    2008年3月

    サントリーHD(株)に事業承継

    小出千代子には後継者がいなかったことから、酒類飲料の製造だけでなく、外食事業も手掛けていたサントリーホールディングス㈱に事業を引き継ぐ。

    19時ちょうどに予約なし(少人数は予約できないと思います)で3名で突撃します。

    並んでいる人もいなくて、入り口のカウンター席も空いていましたが、奥のフロアはほぼ満席という久しぶりに見た活況ぶりです。定員さん曰く、デリバリーもあり料理をお出しするのに少し時間がかかりますとのこと。

    なにはともあれ、ここでは喉の消毒はプレミアムモルツです。キリンのラガーなどと口走ってはいけません。サントリーの牙城です。突き出しの大根おろしと渋く、ビールをいただきます。

    今日はつまみはなしで、ガチにメインに突入です。連れ二人はいつものように、

    • 茶美豚のヒレかつ膳

    です。注文して15分ぐらいして運ばれてきました。確かに今日は時間がかかるね。

    連れのとんかつとキャベツのおかわりの入れ食い状態を見ながら、ビールをグイグイといきます。2本目のビールが半分ぐらいになったところで、自分の注文です。

    今日はカツ丼にしようかなというのが頭をよぎります。だけど、シーズン末期のあの食べ物には勝てないな。今日もやっぱり

    • かきフライ膳(5個)

    なんだな。おそらく今シーズンは「まい泉」で食べるかきフライはこれが最後かな。タルタルソースをたっぷりつけて食べるかきフライの何と美味いことよ

    ちなみにタルタルソースはたっぷりつけて食べても、お替りは無料でできます。安心して食べて下さい。

    そして、お会計は6,940円なりで、そこから10%割引で6,246円という何とリーズナブルなお会計なのでしょうか。ビール2本も入ってだよ。

    こんな感じで表参道の夜は過ぎていったのです。ご馳走さまでした。

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  • またまた、土曜日の昼下がり、赤坂の室町砂場でそばをたぐる幸せ、日本人に生まれてよかったな

    またまた、土曜日の昼下がり、赤坂の室町砂場でそばをたぐる幸せ、日本人に生まれてよかったな

    自分が今、東京のお蕎麦屋さんで一番贔屓にしている(自分的には、一番頻繁に通っているという意味で、先方がご贔屓と考えているかは別なのがくやしい)のが、この2つなのです。

    • 赤坂 「室町砂場」
    • 有楽町 「泰明庵」

    泰明庵は2021年10月ぐらいから週一ぐらいで通うようになったんだな。何故なら、唯一無二の「せりカレーそば」が美味いのなんの。泰明庵の名物のセリがこれでもかと根まで入っているカレーそばに正に魅了され、ノックアウトされたのです。1週間周期で通わないと禁断症状がでる始末なのです。だけど、このセリカレーそばも10月から3月までの期間限定なのです。

    4月以降はどうしようかなと思って、1週間前に伺った際に店員さん同士の話しでよいことを聞いたのです。なんでも、こちらではニラのカレーそばもお薦めらしく、そして、ニラには緑と黄色のニラの2種類があるというものです。

    そうか、セリが提供されない時は、ニラカレーそばにすればよいのか、目から鱗です。

    だけど、今日は泰明庵の話しではなく、赤坂の「室町砂場」のそばの話しなのです。

    こちらのお店に前回伺ったのは、ブルータスの“あんこ”特集で室町砂場が紹介された、1月下旬だったのです。やはり1ケ月もすれば訪問したいんだな。

    こちらはもっぱら土曜日のお昼に娘を連れて、昼下がりのビールとざるそばをたぐりたいんだな。江戸風情の残る赤坂の裏通りの室町砂場でしっぽりといただく“おそば”たまりません

    というわけで、先週の土曜日のお昼もこちらに訪問です。

    13時30分ぐらいに訪問で、運良く待ち行列はなしです。小上がりに案内されます。

    まずはともあれ、喉の消毒でビールを注文です。さすが老舗の室町砂場です。ビールも何も言わなくとも正当派のキリンのラガーです。このつまみの貝の煮物がいいんだな。

    連れにつまみを聞くと、定番の“玉子焼き”(715円)とのご指名です。よくわかっていらっしゃる。だけど、どうして土曜日の昼間にビールのつまみの玉子焼きはこんなにおいしいのかな。それはやっぱり砂糖がたくさん入っているからかな。家庭ではこの味は出せません。

    そして、連れは“大もり”(935円)を注文です。量をとらない年頃の娘でもここでは必ず“大もり”なのです。やっぱり美味いそばをよく知っているな、お主。

    大もりには薬味が2つ付いてくるんだな。気持ちが嬉しいな。

    そして、ビールがなくなる頃を見計らって、自分も“大もり”を注文です。それと同時に連れも、“そばぜんざい(温)”(880円)を注文です。

    このデザートだけは別物とのことです。

    そして、お会計はニコニコの4,400円なりです。いつも満足度200%の土曜日のお蕎麦をたぐる幸せを実感します

    日本人に生まれてよかった。蛇足ですが、室町砂場のおそばは立っているよ(自分的にはここが唯一)を感じられるお店だよ。

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  • 六本木の締めは老舗中華の「香妃園」でド定番の“鶏煮込みそば”を食す、恐るべし

    六本木の締めは老舗中華の「香妃園」でド定番の“鶏煮込みそば”を食す、恐るべし

    2022年2月もはや最終の土曜日となったのです。この2月下旬にはロシアのウクライナへの軍事侵攻という驚愕動地の出来事が起こったのです。

    そんな土曜日ですが、夕食のレストラン選びをしなければなりません。本日は、先日に追加で当選し調達済みの港区発行の「プレミアム付スマイル商品券」を利用しようと思い立ったのでした。もらった“紙商品券の取扱店一覧”をざっと眺めたのでした。

    そして、その中になつかしのレストラン名があるのを発見したのでした。

    • 香妃園
    • 東京都港区六本木3-8-15瀬里奈ビレッジ2F

    “鶏煮込みそばが絶品、六本木の夜を見つめてきた老舗の中華料理店”です。

    最後に訪問してからは間違いなく10年は経過していると思います。さすがに老舗です。コロナ禍でも生き残っています。最後の訪問の時は、政治家のあの故鳩山邦夫が自分たちの席の後ろに陣取って、タバコをプカプカしているのを見て、品の悪い人だなと思った記憶があるのです。

    連れに聞くと、昔連れて行ってもらった記憶はないという始末です。困ったものです。

    そんな訳で、本日は港区の商品券利用が縁で六本木の「香妃園」さんに突撃したのでした。土曜日の19時です。オミクロン蔓延中ということもあり、当然、予約なしでもすぐに席につけるだろうと思っての訪問です。

    行って、びっくりです。ほぼ満席で、テーブルに案内されるまでは10分ほどかかったのでした。“恐るべし六本木の夜、恐るべし六本木の老舗の中華屋”です。

    まずはアサヒのスーパードライで喉の消毒です。ここは、サッポロ以外の3社のビールがあるのですね。お店の人につまみ系で早くできるものはと聞くと、名物の春巻とザーサイの細切りを薦められたので注文します。

    揚げ物の春巻きがすぐに出せるとはどうゆうこと?とは思ったのですが。まあ、深く詮索しないことにします。

    まずは春巻です。具沢山で外はパリパリに揚がって美味いです。つまみでは1本で十分です。ザーサイと並んでビールがグイグイ進むおつまみです。

    メニューを見て、このお店は一品料理と麺・チャーハン系の価格差が相当ありますね。

    本日はお店の味も忘れているので、お店のお味確認のために定番中の定番、「青椒肉絲」を注文して品定めです。だけど、この一皿で3,000円もするんだな。

    お供はこれもド直球の“五目炒飯”(1,100円)です。

    まずは「青椒肉絲」です。確かに牛肉はたくさん入っており、ボリュームも味も満足できるオーソドックスな味付けの一品です。だけど、やっぱり少し高すぎないか

    そして、五目炒飯です。見た目はお肉がゴロゴロ系の素朴な炒飯です。今流行のパラパラ系ではないかな。だけど、見た目と違って、これが美味いんだな。老舗の矜持といったところです。連れは、この炒飯をスープに浸しての禁断の食べ方をしています。下品ですが、うまそうです。

    そして、最後の締めは“鶏煮込みそば”(1,300円)を1つ注文です。3名でシェアします。

    そして、10年ぶりの“鶏煮込みそば”と対面です。麺はこんなツルツル麺だったか。記憶がありません。だけど、このコラーゲンたっぷりのスープは覚えているんだな。

    やっぱり美味いね。六本木の締めはこれだよね、といった味です。

    本日は全員、胡麻団子は食べられないということでお会計です。9,800円相成りです。

    しかしこのご時世で満席の六本木の「香妃園」、恐ろしいものを見せてもらいました。

    また、リピ決定かな。ご馳走さまでした。

    迷った時は日本人ならお寿司だよね、そして寿司と言えば六本木の「おつな寿司」へ直行だよ、今年3回目、ピッチ早くないか



     



  • 2022年2月の中国飯店、上海蟹が入ったもので注文したのは何故か春巻きだけ、予算の関係でね

    2022年2月の中国飯店、上海蟹が入ったもので注文したのは何故か春巻きだけ、予算の関係でね

    週末は土曜日の夕食が否応なくやってきます。今日はどこのレストランに行こうか、思案です。我が家も全員オミクロンの洗礼を受け、抗体を身に付けたと思うのですが、なんとなく元気のない東京のレストラン事情なんだな。

    こんな時は冒険はせず、気持的にはどうしても保守的にならざるを得ないのです。

    とあれば、なじみのお店で信頼できるレストランを選ぶことになるんだな、これが。

    そして、場の雰囲気で決まったのが、安定の六本木にある「中国飯店」なんだな。サービスもお味も間違いなく裏切らないんだな。約1ケ月半振りの訪問です。

    いつものように前日に予約をし、当日19時に訪問です。

    小雨降る六本木の夜です。今日も通されたのが入り口近くの小部屋のテーブル席です。最近このテーブルが多いな。

    そして、話し合ったのがやっぱり何か新しいものを注文しようかとなったのです。だけど、いつもの黄金のラインナップは崩せません。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 小籠包(本日は5個)
    • 里芋の葱油炒め
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    そして、今日はこの小籠包と一緒にこれを初めて注文してみました。

    • 上海蟹ミソと豆腐の春巻き 1,650円(3本)

    普段遣いでは、上海蟹を頼めるメニューはこれかなということで。

    奥のテーブルでは女性2名で北京ダックを注文して、まさにサーブされようとしています。いいな。だけどここは我慢の一字です。

    そして、今日のウェイターさんには驚きました。お出しするのは注文の順番通りがよいですか、と聞かれたのです。心配りがすばらしいです。

    そして、まずはビールで喉の消毒です。日本の4社のビールどれにしますかと問われ、いつも迷う自分がいるのです。そして頼むのはいつもサッポロの黒ラベルなのですが。CMの影響が大きいかな。

    まずは、いつもの“シャンツァイと押し豆腐の和え物”からです。やはり安定の旨さです。そして、早めの小籠包です。肉汁たっぷりです。

    次は初注文の春巻きです。パリッとした皮がうまいです。中身は上海蟹の肉がぎっしりと入っています。上海蟹の旨さかどうかは分かりませんが、逸品です。食感はさすがです

    そして、黒酢酢豚、里芋、黒チャーハンと流れるようなラインナップが続きます。この流れに身を任せるのが至福の時です。途中から黒ラベルのビールも2本目に突入です。

    自分的には、黒チャーハンに付いてくる中国飯店特有のお新香というかピクルスが大好きなんだな。

    で最後は、揚げたての胡麻団子をいただいて締めたのでした。

    お会計は今日は春巻きを注文したので17千円強となったのでした。

    大満足の2月の六本木の夕食です。ご馳走さまでした。

     

     

  • 東京の自宅で食べる萩のソウルフード「どんどん」のうどんの旨さといったら、よい時代になった

    東京の自宅で食べる萩のソウルフード「どんどん」のうどんの旨さといったら、よい時代になった

    本日のタイトルの“どんどん”のうどんに文字に反応した人は日本でもごく少数だと思います。

    実は、ある特定の地域でカルト的な人気を誇るうどんのチェーン店の名前なのです。そして、自分はその発祥地というか本店のある地域の出身なのです。

    そこは何を隠そうか、山口県は萩市なのです。

    明治維新後は威勢の良かったところですが、近年というかここ数十年の寂れようは、すでに“ワビサビ”の境地にある地域なのです。

    自分は高校卒業までそこで暮らしていたのです。

    だけど、今の萩市で誇れるものと言ったらこのうどんの“どんどん”しかないのです。(萩市、山口の日本海側の地域の人、すみません、だけど事実だもんね)

    このうどんの特徴は、とにかく出汁が甘いのです。おそらく東京の人の口には合わないと思います。関西のうす味とも全く違い、萩市周辺で独自の進化を遂げたものだと思います

    この地域というか九州も含め醤油は甘いですね。

    そんな萩市のソウルフードともいうべき“どんどん”が大変なことになっているのは2ケ月前に知ったのです。世の中に天変地異は起こるものです。

    日曜日の朝の加藤浩次がMCをしそている「がっちりマンデー」でこの“どんどん”が紹介されたようなのです。(残念ながら自分は見逃したのですが)

    おそらくその時期から“どんどん”が通販を始めたのを取り上げたものと推測します。

    それまでは、東京で“どんどん”のうどんを食べようとすると水天宮の箱崎バスターミナルにセルフのお店が1件あるだけだったのです。

    だけど、このお店の味、萩で食べる味とは少し違うんだな、これが。

    そんながっちりマンデーの噂を聞いて、自分もどんどんの通販で家どんどんを味わおうとサイトにいってみたのです。なんと、その時は注文が殺到して、注文自体も受け付けてもらえない状態だったのです。こんなこと、信じられません。

    そして、待つこと1ケ月、改めて注文をしたのでした。だけど、注文が殺到して配送までに1ケ月かかるとのこと。トホホ

    そして、先日、待ちに待ったどんどせんのうどんがついに届いたのでした。

    今回注文したのは「肉うどん」を9セットです。なにせ、送料が高いものでまとめ買いです。

    そして、このセットのえらいところは、肉も天かすもネギもすべてついてくるのです。

    うどんは15-17分茹でて(異常に長い茹で時間です)、スープもそのまま温っためてトッピングをもれば家“どんどん”の出来上がりです。

    家族3名で実食です。

    うどんの柔らかさ、甘いスープ、まさに萩で食べるどんどんの味です。家族が言うには、このネギも東京のネギとは違うねと言う始末です。

    東京の自宅で萩とおなじ“どんどん”が味わえるなんて、よい時代になったものです。

    ごちそうさまでした。まだ、6食残っているね。楽しみ

    究極の“家”肉うどんの作り方、「吉野家の牛丼の具」で肉うどんを作れば良いよ

     



  • 久しぶりの店舗訪問。赤坂の老舗「ふきぬき」にてうな重を食す。やっぱりお店のうな重は別格だね

    久しぶりの店舗訪問。赤坂の老舗「ふきぬき」にてうな重を食す。やっぱりお店のうな重は別格だね

    同居する家族3名が全員、残念ながらコロナに罹患してしてしまった家族なのです。ようやく全員が陰性となり、隔離あけの土曜日の夕食です。

    銀座の鳥ぎんという選択肢もありますが、ここは祝コロナ撃退祝いも兼ねて、「うな重」を食べたいという意見が家族の中から出たのでした。

    まあ、免疫力も減退し、ここは急速なパワーアップを図るという意味もこめて、うなぎ屋さんに直行することに相成ったのでした。

    そして、我が家のうなぎと言えば、赤坂の老舗「ふきぬき」さんということになるのですね。

    コロナで休業及びアルコール禁止令のおりは、もっぱら自宅でうな重のテイクアウトをしていたので、お店に伺うのは半年以上ぶりかな。

    ふきぬきの矜持です。

    • 連綿と受け継がれてきた匠の技と秘伝のたれ
    • 選びぬいた素材のうまみと最大限に活かしたお料理で

    こんなご時世なので予約なしでも大丈夫と判断し、19時に3名で訪問です。

    今回は1階に席をとりましたが、この時間でお客さんは1名という寂しさです。やっぱり飲食は大変だなと実感した次第です。

    お店の若大将と久しぶりのエールの交換を終え、まずはビールを注文です。今日はエビスで喉の消毒を入念に行います。

    そして、久しぶりの店舗です。テイクアウトはできない、是非とも店舗に伺った際はこれをまずは注文したかったのです。そう、“煮凝り”です。残念ながら、煮凝りはテイクアウトできないのです。

    この煮凝りとビールの組合わせ、日本最強のおつまみなんだな。至福の土曜日の夕食です。

    そして、もうひとつのつまみの脇役、骨せんべいも注文します。

    この二品があれば、つまみ最強コンビなんだな。

    そして、頃合いを見計らって、うな重の中で一番安い「梅 うな重」を3つ注文します。全員ご飯は少なめということで。一人やっぱり普通盛りにしようかなと異論が出そうでしたが、当該人はやはり自重して模様です。

    そして、20分ほど待って、「梅 うな重」の登場です。やっぱり山椒をたっぷりふりかけてお店で食べるうな重は別格ですね。

    そして、このブログを書いていて気づいたのでした。あまりの喜びように、うな重の写真をとるのをつい失念しまったようです。困ったことです。

    パブロフの犬のように写真を撮ることも忘れ、一目散にうな重を食した模様です。

    失礼しました。

    「梅 うな重」あっと言う間の至福の時でした。やっぱり、格別だね。

    温かいお茶と新しいおしぼりをいただき、まったりと余韻を楽しみます。

    そして、お会計はこれだけ食して1万数百円と相成ったのでした。

    やっぱり格別な土曜日の夕食でした。ご馳走様でした。

     

  • 航空会社のラウンジが語る、日本で一番おいしい紅茶はどのブランド、これだよ

    航空会社のラウンジが語る、日本で一番おいしい紅茶はどのブランド、これだよ

    今日は紅茶の話しです。

    平日の朝、必ず入れるのが1杯の紅茶なのです。ハワイ生まれのハイドロフラスクの容器に入れれば、温かい美味しい紅茶がどこでも飲めるのです。

    そして、以前はいつも頭を悩ましていたのが、紅茶のブランドということです。しかも、本当にティーパックのお手軽紅茶でよいのかという問題です。

    そして、自分的には個人でもいろいろなブランドを試してきましたが、究極はこれにたどり着いたのです。

    そのブランドは「George Steuart(ジョージスチュアート)」というメーカーの紅茶なのです。

    他には下記のような主要どころはすべて試して見ました。

    • FORTNUM & MASON(フォートナム&メイソン)
    • トワイニング (KUSMI TEA)
    • クスミティー
    • FAUCHON

    たどり着いた結論は、何も高い紅茶がおいしい紅茶だということではないというこです。

    少し余談ですが、数年前にJ-WAVEで葉加瀬太郎さんが語っていらっしゃったことが頭に残っているのです。自分は紅茶はアールグレーが一番好きなのですが、何故、これをブラックティーと呼ぶかというと、イギリス在住の葉加瀬さんによれば、アールグレーをイギリスの水(硬水)で入れると、色が本当にブラックになるからだとおっしゃっていたのが印象的だったのです。

    日本の軟水で紅茶を入れても決してブラックティーにはならないと。

    話しは日本一、いや世界一おいしい紅茶の話しに戻ります

    自分的に他の追随をゆるさないのは、「George Steuart(ジョージスチュアート)」だと申しました。それを裏付ける証拠があるのです。日本の航空会社はJALとANAです。どちらもライバル心は相当なものだと思うのです。彼らが採用しているブランドは意地でもこちらでは扱わないぞというぐらい自負心があると思います。

    そんな激しい競争をしているJALとANAですが、その競争の最前線のラウンジではおかしなことが起こっているのです。どちらのラウンジでも扱っている紅茶のブランドはこの「George Steuart(ジョージスチュアート)」なのです。

    航空会社の方は舌が肥えていらっしゃる。ライバル会社も同じブランドを扱わずにはいられないほど、この紅茶は美味いのです。そして、コスパもよいのです。

    『光り輝く島』スリランカ伝統のブランド。

    1835年に創立、紅茶名産地スリランカでも古い紅茶メーカーで、長らく同社では原料として世界へ輸出されて参りました。
    在日スリランカ大使(2014年当時)の推薦もあり、ようやく日本に紹介できる運びとなった、老舗でありながら、新しいブランドです。
    2010年に、創立175周年を記念して英国王室に献上し、感謝状をいただきました。

    原料はスリランカ産の茶葉だけ。茶葉の生産地で製品化。

    スリランカ産茶葉だけを使用した、ピュアセイロンティーです。
    伝統的技法で製造し、茶葉の複数国ブレンドは一切しておりません。又、原料〜製品まで現地で一貫製造し、日本へ直輸入されますので鮮度高い味わいです。

    そして、「George Steuart(ジョージスチュアート)」には純粋なフールグレイもあるのですが、なんたって次の2つの香りが超オススメなのです。もう、香りが全く違うのです。

    • クイーンズチョイス
    • ロイヤルディライト

    騙されたと思ってお試しあれ。もう、他には浮気できない魔の手に絡め取られること、間違いなしです。

    日本でいや世界で一番おいしい紅茶はGeorge Steuart(ジョージスチュアート)で決まり。JALとANAのラウンジに置いているやつです



  • ナポリタンは邪道か、イタリア人にはパスタにケチャップをかけることは受け入れがたいと

    ナポリタンは邪道か、イタリア人にはパスタにケチャップをかけることは受け入れがたいと

    2022年2月7日(月)の週明けの日本経済新聞を朝から見ていると、“これはいかんだろう、異議あり”という記事を目にしたのでした。

    自分的には世界を2分するような論争です。その記事です。

    ナポリタンは邪道?

    イタリア人「容認できず」89%、世論調査 米・スペインも否定多く

    [ロンドン=共同]世論調査大手ユーガブは7日までに、世界の17カ国・地域でイタリア料理のさまざまな食べ方の是非を尋ねた結果をツイッターで公表した。

    イタリア人にとって最も受け入れがたいのが「パスタにケチャップをかけること」。「容認」が7%、「容認できない」が89%に上り、日本で人気のナポリタンなどはイタリアでは邪道に映るという「食文化の差」が浮き彫りになった。

    調査は昨年11~12月に米国やアジア、中東、欧州諸国などで実施。日本は対象に含まれていない。

    パスタとケチャップの組み合わせは各国でも評価が分かれた。米国やスペインでは否定派が40ポイント以上多く、インドネシアや中国では逆に肯定派が50ポイント以上多かった。

    イタリアでは評判が悪かったのは他に、パスタをゆでる際「冷水を入れてから沸騰させる」「ピザにパイナップルをのせる」など。それぞれ否定派が71ポイント、63ポイント多かった。

    「パスタを付け合せとして食べる」「イタリア料理の食後にカプチーノを飲む」については、イタリア以外のすべての国と地域で容認派が過半数を占め、イタリア料理の母国だけがかたくなに「容認できない」とした。

    何か民族の尊厳をかけた論争になりそうな予感です。自分にとってイタリアは世界で一番好きな国で訪れた回数もダントツで多いのです。このコロナ禍でもイタリアの現状を見ておこうと2021年10月に1人旅を決行したのでした。確かに、イタリア人にパスタを作らせれば、ほとんど誰が作っても美味いのは認めます。だけど、パスタとスパゲティは違うのです。

    ケチャップで作るナポリタンは見た目はパスタ麺ですが、実はスパゲティ麺なのです。

    この違いわかるかな。

    よしわかった。ここではあえて、寿司については論争すまい。すでにグローバルな食べ物なので。寿司とsushiは全く違うものということで同じ土俵に乗りそうなのが、日本とイタリアの違い、ミラノカツレツ(ドイツのカツレツ「シュニッツェル」でも)と日本が誇る“とんかつ”の違いです。繊維を叩いて切って揚げるミラノカツレツは豚に失礼ではないのか。断然、とんかつの方が王道だろう。たらこスパゲッテイは日本人が発明したんだぞ

    そして、記事の中でカチンときたのが、少なくとも味についてはあの米国人には否定してほしくなかったな。なんでもケチャップをたっぷりかける文化があるのに。

    そうゆうわけで、味をめぐる民族紛争に終わりはありません

    だけど、実際にイタリア人に目隠しでナポリタンを食べさせれば、美味いというのでは?

    昭和の味だよ、マルメイのナポリタンは偉大なり、なぜ東京のスーパーは置かないの

     



  • 念願の銀座の泰明庵で「せりカレーそば」を食す、根まで入っているセリに驚愕したのなんの

    念願の銀座の泰明庵で「せりカレーそば」を食す、根まで入っているセリに驚愕したのなんの

    ここ半年以上、秘めていたものがあったのです。

    その記事を見たのが夏頃の雑誌「DIME」の記事だったのです。その記事は、DEENのヴォーカリストの池森秀一さんが連載している“蕎麦ログ”だったのです。ちなみに、池森さんは芸能界きっての蕎麦好きとして有名だそうです。(自分は全く知りませんでした。失礼)

    そして、その記事のタイトルは“銀座で食べた人生初のセリ蕎麦”です。

    お目当ては1957年創業の老舗「泰明庵」の「せりカレーそば」。春の七草で知られる、あのセリだ。お蕎麦とセリの組み合わせは一般的だけれども、この店は1人前お蕎麦に1束もセリを使うというのだから珍しい。しかも、セリの根までおいしくなる10月終わりから翌3月までの期間限定メニュー。かくゆう僕はこれまでセリを食べたことがなかったりする。はやる気持ちを抑え、最寄りのパーキングにクルマを止めた。

    銀座コリドー街の裏通りに「泰明庵」はある。昭和の風情を残す佇まいを前に、懐かしい心持ちになった。

    (中略)

    ものすごくスパイシーな香りが鼻孔をくすぐった!目の前には打ち立ての「せりカレーそば」!まずはスープをひと口。「あっ俺が好きなやつ-」と身もだえしながらお蕎麦を勢いよくすすった

    蕎麦とセリに絡むとろとろのカレー餡。濃厚なダシの風味と爽快なセリの食感がクセになる。熱々のお蕎麦でカラダが温まり、一気に完食。

    ふと気づけば、周りのお客さんたちが次々に「せりカレーそば」を注文していた。わかる。

    魅力的な香りに誘われて、ついついカレー蕎麦を頼んでしまう。

    お会計は1杯1300円。銀座の老舗だけど価格は庶民的。これも「泰明庵」の魅力。心に残るお蕎麦とストーリーがまたひとつ増えました。ご馳走様でした。

    この記事を読んで、この半年以上、突撃するタイミングを考えていたのです。とうとう時は熟したようです。2022年2月2日の13時過ぎに訪問です。初めてのお店は緊張します。

    • 東京都中央区銀座6-3-14 (休: 日曜・祝日)

    店構えは本当に小さいです。なじみ客でないと気が付きません。暖簾をくぐります。1Fのテーブルの相席に座ったのでした。どんどんお客さんが入ってきます。みなさん、勝手知ったるように2階にいくんだな、これが

    注文です。お店の人に大盛りはあるかと聞くとある”と言うので、本日は「せりカレーそば」(1,450円)です。

    待つこと、5分です。カレーの餡がたっぷりのった待ちに待ったせりカレーそばの登場です。冬シーズンが来るまで、半年間待ったかいがあったというものです。

    ハフハフ言いながら、食べ進めていくと驚きの連続です。話しには聞いていた、せりの根もたくさん入っているのです。だけどまったく違和感ありません。もうカレーと渾然一体です。

    ちなみに、セリの効用です。

    セリには身体に欠かせないビタミンCやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力を高めるとともに、活性酸素の働きを抑え老化防止やお肌にうるおいを保つ効果もあります。また、ミネラルは血液や骨の生成に欠かせない成分です。

    βカロテンも豊富 セリの青々とした葉や茎にはβカロテンがたっぷりと含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守るとともに、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きもあります。

    食物繊維でお腹すっきり、がんの予防にも 食物繊維には腸の働きを整え、便通を浴する働きや、コレステロールの排出や急激な血糖値の上昇を防ぐ働きもあります。

    毎日ラーメンを食べている身としては、全く健康に良いランチです。しかも美味いし。

    これはいけるな、と確信した次第です。

    だけど、このお店常連さんが多いようで、隣の席のOL風2人組はつまみに“白子てんぷら”を注文していました。お主できるな

    壁を見ると、たくさんのメニューの短冊がかかっています。それにしてもすごいメニュー数です。

    次回は2階を征服しようかな。また、定番のお店ができた雰囲気です。

    ご馳走様でした。

    泰明庵で“せりカレーそば”を食す。夏でもあるよ、但し、根っこはなし



     



  • なに~、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させた末廣ラーメンとは、初めて知ったぞ

    なに~、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させた末廣ラーメンとは、初めて知ったぞ

    自分は秋田に全く縁もゆかりもないのですが、本日は秋田の話しです。

    先日の日本経済新聞の記事で秋田の名物“いぶりがっこ”を使った料理のレシピが紹介されており、それをどうしても作りたくなったのでした。

    ということで、まずは東京の普通のスーパーでは手に入りにくい“いぶりがっこ”を手に入れるために有楽町にある東京交通会館1階の「末廣ラーメン」に急いだのでした。

    お目当てのいぶりがっこを手にし、店内をなんとはなしに見回っていると、琴線に触れる商品が目についたのです。

    乾麺の表紙の黒いラーメンに反応する自分です。パッケージを手に取ると、あの京都の「新福菜館本店」の味を秋田で更に進化させてラーメンの表記です。あの秘伝の味を。

    京都の「新福菜館本店」の名前を出されては、引き下がれません。そして、秋田で進化させたとは、ただ事ではありません。まさに掟破りです。

    こんなストーリーがあるようです。

    創業昭和十三年、長い歴史と変わらぬ繁盛が 美味しさを約束します

    末廣ラーメン本舗は京都駅前の屋台『新福菜館』が発祥の中華そば専門店です。京都は様々な中華そば店が凌ぎを削っている日本でも有名なラーメン激戦区。『新福菜館』は京都では最も古い屋台なのですが全国でも3本の指に入る歴史の古さだそうです。

    全国各地のラーメン店を食べ歩いた先代が『新福菜館』の味に惚れ込み「修行させてください」と飛び込みました。最初は門前払いを受けましたが、何度も何度もお願いをしに通ううちに熱意が伝わり、修行させていただくことになりました。 「やるからには徹底的に教えてやる。ビデオを持ってこい!なんでも教えてやる」との有難いお言葉を、親方から頂きました。直伝頂いたこの味をベースに先代が雪国である東北に合うようにと改良して今の味となりました。

    なんとすごい話しです。話しは続きます。

    末廣ラーメンのこだわり/おいしさの秘密

    特徴のある真っ黒な中華そばは、『新福菜館』直送の京都の溜り醤油を用いた返しの色です。そのこだわりの返しに加えるスープは、豚骨に頼らず、たくさんの豚肉を使っております。更に鶏、沢山の野菜を加え、たっぷり時間をかけて煮込みます。

    店舗は複数ございますが、それぞれの地域にあるお肉屋さん、八百屋さんから仕入れをし、昔ながらの羽釜で仕込む製法を取っております。店舗で一から仕込むため、混雑時などスープ調整のお時間をいただく場合がございますが、妥協せず毎日スープと向き合っております。

    また、この返しを使った同じく真っ黒な「ヤキメシ」も人気商品でございます。黄身を乗せるのが、人気のある食べ方です。

    そして、パブロフの犬のごとく、ラーメン2袋とヤキメシの素をお買い上げです。そして、土曜日のお昼に実食です。

    家族が試食します。評価的には、これはこれでありということのようです。

    見た目的には、スープは○、麺はやっぱり細すぎかな。乾麺だからしょうがないかな。

    リピしたいと思います。我が家の定番になりそうな予感の秋田の「新福菜館」のラーメン

    北の地での進化、恐るべし秋田の末廣ラーメン。

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  • 四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”を食す、かつ丼三兄弟とはいかに?

    四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”を食す、かつ丼三兄弟とはいかに?

    本日はランチのお話です。最近、どうしてもおいしい馴染みのラーメン屋さんが数軒あり、毎日ローテーションで通う日々だったのです。家族からそれではダメというきついお達しが出ているのですが。

    そして、そんな理由から、昨日金曜日のランチは新規開拓とラーメン以外のお店ということで、どこに行こうか思案していたのです。

    そんな時、大人の休日倶楽部カードの雑誌で気になって切り抜いていた記事を思い出したのです。そのお店は東京は四谷にあるとんかつ「とんかつ鈴新」なのです。

    こんな感じで地図付きで紹介されていたのです。いつか行きたいなと思って。

    随分保留していましたが、ランチに突撃訪問する環境は整いました。

    ちなみに、「とんかつ鈴新」は1958年創業の60年を超える老舗とんかつ屋さんです。地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅から徒歩4分です。「とんかつ鈴新」がある車力門通りは、飲食店が軒を連ね情緒溢れる通りです。このあたりを俗に言う荒木町というのでしょうか。昼間でもなかなか風情があります。

    • 新宿区荒木町10 十番館ビル1F
    • 月~土 昼の部 11:30~13:35(L.O.13:35)

    そして情報によれば、映画「Shall we ダンス?」で知られる周防正行監督の行きつけのお店とか。普段は月2~3回のペースで足しげく通っている周防監督がよくオーダーするのが、この店の名物「かけかつ丼」とのことです。

    こんな情報を聞かされては、突撃するしかありません。13時過ぎに訪問です。店構えは一見客には少し入りづらい雰囲気です。暖簾をくぐれば、行列等もなくすぐにカウンター席に案内されたのです。かなりこじんまりとしたお店です。

    メニューを見る前から、注文は一番の名物の「かけかつ丼」(1,300円)決めていました。が、メニューを見て思わず笑みです。

    何と、“鈴新の「かつ丼」三兄弟”が目に入ります。三兄弟とは、下記の3つ

    • おなじみの「煮かつ丼」
    • さくさく感の「かけつけ丼」
    • 白い山脈「おろしそうすかつ重」

    ちなみに、お目当ての「かけつけ丼」はこんな感じです。

    ご飯の上にのせた揚げたてのかつと玉ねぎを特製丼タレで煮て、卵をとじてかつの上にかけます。カツは煮ていませんのでサクサク感があります。白いご飯もご堪能。

    そして、待つこと10分です。「かけつけ丼」とのご対面です。

    普通のカツ丼と違うところは、とんかつの一部がふつうにカラッと揚げたトンカツが残っているところかな。タレが微妙に染みかかった衣がサクッ! ジュワッ!で肉は程よい軟らかさで、肉そのもののうま味が生きています。

    卵とじがのっているところを食べると、普通のカツ丼の味なのですね。とんかつだけのところは、ふつうのトンカツです。面白い組み合わせです。味ですが、普通においしいカツ丼です。

    そして、豚汁とお新香がよいのです。豚汁は少し酒粕が入っているのかな。

    そして、あっという間にかけつけ丼を完食でした。

    小皿のデザートを食べて大変満足なランチなのでした。

    だけど、お店が小さいのでこのコロナ禍では、夜に来てアルコールを飲みながら食べるのはどうかな。だけど、アジフライもあったので、食指をくすぐられるのですね

    ご馳走様でした。

    “続とんかつ修行”市ヶ谷にある「とんかつ河村」に初訪問。お新香と豚汁の圧倒的な存在感に圧倒、とんかつも旨いよ

     



  • 表参道の「とんかつ まい泉」でカキフライを食す。今日のつまみは“変わり種”であつあつのカツサンドだよ

    表参道の「とんかつ まい泉」でカキフライを食す。今日のつまみは“変わり種”であつあつのカツサンドだよ

    2022年1月22日土曜日の恒例の夕食です。お昼は、すでにブログで報告したとおり、ブルータスの“あんこ特集”に触発されて「室町砂場 赤坂店」で大盛りそばと白玉ぜんざいを食したのでし、大満足のランチを堪能したのでした。

    そして、その夜なのです。困りました。夜はどこに行こうかな。

    やっぱり困ったときの馴染みの店なのですね。

    そろそろ数ヶ月ぶりに“かきフライ欠乏症候群”がぶり返してきたのでした。

    そうであれば、表参道にある「とんかつ まい泉 青山本店」に直行するしかないのです。手には、クレジットカードの“大人の休日倶楽部カード”を握りしめてです。

    何故なら、このカードをレジで見せるだけでお会計時に10%割引になるのです。忘れることは許されません。

    19時に3名で訪問です。こちらは、当然、予約なしでの突撃訪問です。

    さすがにオミクロン株の爆発的流行の影響でしょうか、待ちの人は皆無です。入り口のカウンター席も空席だらけです。

    そんなわけで、待つこともなく、すぐに奥のテーブル席に案内されたのです。奥の間もお客さんは半分ぐらいの入かな。寂しいな。

    席に着くなり、まずはプレミアム・モルツを注文です。ビールで喉の消毒を入念に行います。突き出しはいつものように、だいこんおろしです。そろそろ少し変えてほしいかな。

    やっぱり土曜日夕方のビールの1杯は格別のおいしさです。

    そして、つまみの注文です。久しぶりに変わり種で“ヒレカツサンド(3切)”を注文してみようかということになったのでした。何故に、コンビニでも買えるまい泉の“カツサンド”を注文するのか。

    何故なら、明らかにおいしさが違うのです。カツサンドが店内で作られ、熱々のカツサンドなのです。冷たいカツサンドとはまさに別物のおいしさなのです。(店外で食べる冷たいカツサンドも美味いはうまいのですが)

    カツサンドのヒレ肉はまさにピンク色の状態です。1人1切れづつです。これにビールが合うんだな。

    連れは続いて、茶美豚のヒレカツ膳を注文します。連れの一人がいつものようにカキフライを1個(300円)つけてほしいとの要望です。ちなみに1個の注文でもタルタルソースはたっぷり添えられてきます。

    そして、自分はビールを追加1本し、連れのヒレカツ膳の食べ終わりを見計らったところで、カキフライ膳(5個)を注文です。ちなみにカキフライは3月までの限定ですね。

    やっぱりタルタルソースをたっぷりつけたカキフライの何と美味しいこと。やっぱり最高だね

    今シーズン、カキフライを食べられるのはあと1回ぐらいかな。

    そして、お会計です。冒頭のとおり、レジで大人の休日倶楽部カードを見せて10%引きで,6,700円と非常にお得感たっぷりの夕食となったのでした。

    ご馳走様でした。表参道も人は少ないな。

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  • ブルータスの“あんこ”特集、室町砂場の白玉ぜんざいを作家の戌井昭人さんが激賞

    ブルータスの“あんこ”特集、室町砂場の白玉ぜんざいを作家の戌井昭人さんが激賞

    本日は蕎麦やさんのお話しです。

    話は変わりますが、現在発売中のブルータス(2022年2月1日号)ですが、その特集はなんとあんこの話しなのです。

    タイトルは“なにしろあんこ好きなもので。”

    これが何故蕎麦やさんと結びつくかは、その特集の中で作家・劇作家の戌井昭人(いぬい あきと)さんがなじみの蕎麦やさんの甘味を紹介されていたのです。

    酒の〆にもアテにもなる、蕎麦屋のぜんざい

    執筆を終えた自分へのご褒美は、たいてい「蕎麦飲み」と「ぜんざい」。昼から板わさや焼き鳥を肴に、一人で酒に浸ると、締め切り前の忙しさとは対局の静寂の時間が流れます。もりそばで締めたら、今度は甘味処へ。ぜんざいの熱々のあんこで暖を取ると、「よい休日だったなぁ」と心から思えてきます。

    ある時、江戸前蕎麦の御三家の一つ、〈室町砂場 赤坂店〉で白玉ぜんざいを見つけ、このご褒美が一所で楽しめると知りました。

    白玉を覆うこしあんが熱を抱えるために冷めにくく、ゆっくりと味わえます。付け合せのシソの実の塩漬けと食べれば、案外つまみにもなるから、〆のつもりが、飲み直すこともあるんです。

    〈室町砂場 赤坂店〉の白玉ぜんざい(温)

    〈室町砂場〉の唯一の分店。本店で炊く北海道産大納言小豆のこしあんを水で溶き、たっぷりと白玉にのせる。880円。

    こんな記事を見たなら、「室町砂場 赤坂店」へ直行するしかありません。

    土曜日の昼下がり、13時30分に2名で訪問です。運良く、行列なしでテーブル席に案内されたのです。

    まずはコロナ消毒のために、ビールを注文です。入念に喉を消毒します。土曜日の昼下がりの蕎麦やでビールが飲める、小市民の幸せですね。

    小皿のあさりの煮物がよい味を出しています。蕎麦やで1杯のつまみはこれです

    そして、パブロフの犬のように「玉子焼き」を注文します。だしをたっぷり含んだ玉子焼きうましです。たかが玉子焼き、されど蕎麦屋の玉子焼きです。家庭ではこの玉子焼きが作れないんだな。

    そして、蕎麦はもちろん、大もりです。大もりは薬味も2ついただけるのです。やっぱり、室町砂場の蕎麦はうまいね。そばの量もたっぷりで、大満足できる大もり蕎麦なのです。

    そして、連れがあの甘味を注文します。白玉ぜんざい(温)です。味を聞くと、“これは別腹ね、美味し”とのこと。やっぱり蕎麦やの甘味、恐るべし

    これで、お会計が4,400円。大満足の小市民のランチだったのです。ご馳走さまでした。



  • 渡辺樹庵さん指摘の“資本のあるところにこのクオリティでやられると厳しい”とは。その虎ノ門の「ロビンソン」で実食

    渡辺樹庵さん指摘の“資本のあるところにこのクオリティでやられると厳しい”とは。その虎ノ門の「ロビンソン」で実食

    本日は久しぶりに純粋に新着ラーメンのお話しなのです。

    それはTwitterを何気なしに見ていたときです。

    高田馬場「渡なべ」などのラーメン店をプロデュースし、ラーメンコンサルタントという肩書を持っていらっしゃる有限会社 渡なべスタイルの代表である渡辺樹庵さんがツイートされていたのです。ちなみに、この渡辺さん、“今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という強者なのですね。
    その渡辺さんが紹介されていたのが、東京は虎ノ門にある「ロビンソン」での、中華そば(小盛り)のことだったのです。

    「これは個人店ではないなぁ」という雰囲気のお店です。コンセプトがわりとしっかりと出来ていて、わりとしっかりと作り込まれているお店です。資本のあるところにこのクオリティのものをやられると、今後、個人店はかなり厳しくなってくる気がします。

    プロの人から見て、味的にもすぐに個人店ではないなと思わせるとは、どんな味なのか興味がわくのです。

    ちなみにこの「ロビンソン」ですが、こんなお店なのですね。

    虎ノ門にラーメン店「自家製麺 ロビンソン」打ちたて麺を提供

    料理年歴約20年の田中恵大さんと伊藤浩二さんが営む同店。以前、田中さんは元麻布の日本料理店で、伊藤さんは西麻布のイタリアンで働いていたという。2人は互いの店を行き来し合う友人で「いつか2人で店を開きたい」という夢を今回実現させた。

    座席はカウンター8席。

    メニューは、「中華そば」「つけめん」「中華そば細麺」の3種類(以上850円~)。

    • 「中華そば」には打ち立ての手もみ中太つづれ麺
    • 「つけ麺」には打ち立てのストレートの細麺
    • 「中華そば細麺」には熟成したストレートの細麺

    を使う。それぞれ「小盛」「並」「大盛」から麺の量を選べ、ワンタン2個と「味玉」1個をトッピングした「特製バージョン」も用意する。

    田中さんと伊藤さんは「当店のラーメンの特徴は、店内で毎朝手打ちしている打ち立ての麺。北海道産の“春よ恋”や九州産の“宝いずみ”など5種類の国産小麦をブレンドしている。打ちたて麺ならではのプルッとした、ツルモチ食感をぜひ味わってほしい。スープには、京都産の“京紅地鶏”や鳥取産の“大山鶏”、北海道産“日高昆布“羅臼昆布”などを使っている。鶏と魚介の調和するバランス型で、飲み干せる優しいスープ”」と話す。

    営業時間は11時~14時。日曜・祝日定休。

    こんな記事を読んだからには、訪問して実食せざるをえません。

    年末年次の京都旅行から帰ってすぐに、2022年1月初旬に伺ったのでした。お店は虎ノ門ヒルズ近くのビルの1階です。13時30分頃に伺ったのですが、お店の前には行列はありません。

    だけど、中に入って驚きました。入って右側に待機場所があって、そこに10名ほどが待機しているのです。まずは食券機で食券を購入です。そして、本日は手打ち麺はないようですね。

    お客さんの回転は結構よいかな。20分ほどでカウンター席に案内されたのです。そして本日は、次のとおりです。

    • 中華そば細麺(900円)
    • 味玉(100円)

    店内は完全オープンキッチンスタイルです。待つこと3分。きれいな上品なな中華そばが出てきたのです。大判の海苔も添えられています。

    チャーシューがまるで牛肉のように見えます。スープはやさしい味ですが、少しパンチもあるのかな。完全な魚介系とも違うな

    麺は手打ち麺であればもっと違った感じなんでしょうが、今日の麺はまあまあかな。

    全体の印象としては、見た目通り上品で落ち着いた感じのラーメンかな。何かこれといったパンチがほしいのも事実ですね。

    渡辺さんが指摘された、これは個人店の味ではないなというのは、どこで見分けられるのか分からずです。プロの目は冷徹ですね。

     

  • 2022年1月、まん防前に駆け込みで「中国飯店 六本木店」に直行。まさにその鉄板メニューに舌鼓みをうったんだな

    2022年1月、まん防前に駆け込みで「中国飯店 六本木店」に直行。まさにその鉄板メニューに舌鼓みをうったんだな

    2022年の1月15日の土曜日の夕食です。先週は町中華の最高峰・芝大門にある「味芳斎」で世界一の麻婆豆腐に堪能し、舌鼓をうってから1週間が過ぎようとしています。

    このオミクロン株の広がりを見ていると、おそらく近々、軟弱な我が国の政府はまた酒類の提供制限を言い出すことが予想されます。(実際、東京都では1月24日から夜8時までの酒類の提供制限がかかることになりました。)

    そんな状況ですので、いつもの馴染みのお店には早々と伺っておく必要があります。

    ということで、先週に引き続いて中華料理ということに相成ったのです。

    そのもう一つのご贔屓は六本木の六本木ヒルズ前にある「中国飯店 六本木店」なのですね。

    家族の戯言なのですが、家族の友人で映画プロデューサーの方がおり、その家族のお婆ちゃんがお亡くなりになり、家族がそのお婆ちゃんの葬儀に参列したところ、“中国飯店”から花輪が出ていたというのです。家族曰く、どれだけ貢献したら、中国飯店から花輪をもらえるのだろうかと。

    大変不謹慎な話しで失礼しました。(笑)

    そんな中国飯店 六本木店に前日に予約し、当日は19時に伺ったのです。

    寒い冬空の六本木通りに妖しいネオンが輝いております。ちなみに前回の訪問は2021年10月下旬ですので約4ケ月ぶりの訪問です。

    本日は入口付近のテーブルに案内されましたので、奥の様子は分かりませんが、ほどよいお客さんの入りという感じかな。

    メニューが配られますが、よほどのことがない限り、注文するのはこちらの鉄板メニューなのですね。まずは自分は瓶ビールで喉の消毒を入念に行います。連れはジャスミンティーです。

    注文します。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(本日は5個)
    •  黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    できれば、この注文の順番でサーブしてもらいたいのですが、そうもいきません。

    今回は、里芋の葱油炒めが黒いチャーハンの前になったんだな。少し残念です。

    まずは、「干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物」からスタートです。以前は蒸し鶏を注文したこともありましたが、最近はこの逸品がスターターには最適ですね。まさに鉄板です。

    そして、小籠包。あえて鼎泰豊に行くまでもなく、最高に肉汁たっぷりの小籠包を堪能します。自分は1個で十分です。黒酢酢豚は取り分けで一人3個ずつです。言葉なく、美味しだけです。

    そして、里芋の葱油炒めです。今日の盛りはかなりの盛りです。邱永漢先生に感謝です。

    そして、黒チャーハンです。酸味の効いたお新香が良い味を出しているんだな。

    最後は怒涛のデザートです。この胡麻団子、見た目より大きいのです。1個で十分な締めのデザートです。

    ビールも飲んで、15千円強のお勘定です。何者にも代えがたい、旨さです。

    楽しい土曜日の夕食タイムでした。ご馳走様でした。

     

  • 八重山そば専門店を探すも。そして「八重山そば ゆめのや本店」でソーキそばを食す。沖縄そばとの違いは麺だけかな

    八重山そば専門店を探すも。そして「八重山そば ゆめのや本店」でソーキそばを食す。沖縄そばとの違いは麺だけかな

    石垣の話しをまだ続けます。石垣の初訪問で是非食べたかったのが、沖縄そばの一種である「八重山そば」だったのです。

    沖縄そば好きとしては1泊2日の18時間滞在でも1食でもいや2食でも食べないと収まらないんだな、これが。

    ホテルにチェックイン後、繁華街に出て八重山そばのお店をスマホで検索しながら歩くのです。だけど、那覇の沖縄そば屋さんのイメージと違って、八重山そばを全面に押し出しているお店(専門店も)がないのです。外観からほとんど期待できないところだらけです。

    そもそも食べ物やのお店が少ないこともあるのですが。

    ちなみに八重山そばとはこんな特徴があるのですね。

    八重山そばの特徴

    離島も含め、八重山地域全般で食べられる八重山そば。
    そばが細めで断面が丸く、縮れがないのが八重山そばの特徴。
    食べる際に香辛料にヒパーチ(島胡椒)を使うのも独特。

    丸麺が主流だが、最近は平麺もあります。
    カツオや豚骨で出汁をとったほんのりした甘みがあるスープ。
    トッピングは、八重山かまぼこやソーキそば、三枚肉などを載せて食べます。
    載せる三枚肉にも特徴があり、八重山そばは細切りにした三枚肉を載せるとのこと。

    離島ではあまり見れないトッピングに「紅ショウガ」が入っているのも沖縄そばとの違いだそうです。八重山そばは紅ショウガをのせない

    そんな中、アーケード内に「石垣市 公設市場」というものを見つけたのでした。つい那覇の牧志公設市場を思い出したのです。ディープなんだろうな。中を拝見すると、簡易食堂があって、沖縄そばも提供しているのを確認したのでした。

    夕方の4時半に入店して、注文カウンターに直行します。だけど、すでにオーダー受付ストップで閉店間近のようです。残念。

    すぐに反転し、繁華街をブラブラしてお店を探します。

    そのお店は石垣市の繁華街のメインのところに見つけたのでした。通称“730交差点の角”というところらしいです。

    お店の名前は、「八重山そば ゆめのや本店」です。

    アクセス抜群の730交差点の角!自慢の八重山そばをどうぞ。 石垣島の中心地730交差点の角、「八重山そば本店」の看板が目印。 離島ターミナルにも近いので観光のアクセスには絶好のポイント。 オススメは冷やし八重山そばやソーキそば! 他にも、各種チャンプルーなど島の料理も楽しめる。

    他の選択肢はないので、こちらのお店に決定です。

    カウンター席に案内です。注文も進化していて、ディスプレイからポチッと注文するスタイルです。まん防の影響でしょうか。アルコールの提供は中止しているようです。

    ゆし豆腐そばやアーサーそばなど変わり種そばがありますので、ここはもちろん「ソーキそば」(968円)の一択です。

    待つこと2分でソーキそばの登場です。

    スープもソーキも特に変わったところはありません。軟骨ソーキ肉はやっぱり美味いね。

    ただ、麺は変わっていますね。指摘があったように八重山そばの麺は丸麺なんですね。

    まあ、これはこれで好き好きかな。自分が感じた沖縄そばとの違いは麺だけかな。

    今回の石垣旅で朝食の簡易版の沖縄そばを除けば、八重山そばを食したのはこの1食だけだったんだな。少し残念です。

    本当に石垣には八重山そばの専門店はほぼないよ、ということで来島ください。自分の間違いかな?