月: 2023年7月

  • 渋谷ヒカリエで「平間至展」、あの「No Music No Life」の人ね

    渋谷ヒカリエで「平間至展」、あの「No Music No Life」の人ね

    前回は現在、渋谷のヒカリエホールで絶賛開催中の「ソール・ライターの原点 – ニューヨークの色-」のことを書きましたが、その時訪問した際に、となりで開催中の「平間至展」のチケットも入り口で頂いたのです。何でも、本日、入場の方には特別にこの「平間至展」も差し上げていますとのこと。

    「ソール・ライターの原点 – ニューヨークの色-」については、自分は今年一番記憶に残るほどの感銘を受けた後に、この頂いたチケットで「平間至展」の方にも顔を出してみたのです。この平間至という人が何者かも全く知らないもとでね。

    入り口を入ると、こんな展示が。タワーレコードの「No Music No Life」シリーズのポスターです。このポスターを撮った写真家の人なのね。永ちゃんも、ユーミンも、タツローも教授も勢ぞろいです。さぞ、著名な人なんだろうな、写真家として。知らない自分としては赤面だね。ちなみ平間 至さんはこんな人なのですね。

    平間 至(ひらま いたる、1963年 – )

    宮城県塩竈市尾島町に生まれる。

    日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫に師事。1990年、フリーランスの写真家として独立。

    躍動感のある人物撮影で独自のスタイルを確立し、1996年から現在に至るまで担当しているTOWER RECORDSの「NO MUSIC, NO LIFE.」キャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手がける。また、ライフワークとしてダンサーの田中泯の〈場踊り〉シリーズを撮り続けている

    自分の想像ではもっと大御所の方かと思っていたのですが、まだお若く現役なのね。(失礼)

    このジェーン・バーキンと井上陽水の2ショット写真なんか、すごいね。どう接点があるのでしょう、この2人。古いところでは、あの忌野清志郎さんのショットも彼なのか。

    ミスチルも布袋さんもYMOもね。CDのジャケットなんかで見た覚えのあるショットもたくさんあります。本職の写真とは別に自分にとって印象深い展示だったのが、彼のメモ帳というか創作ノートだったのです。ずうっとこんな形で色違いの「Rollbahn」を使い続けているのね。一貫性のある方なのね。自分の文具趣味でも参考にさせていただきます。そして、写真をとって気づいたのですが、このノートコーナーは写真撮影が禁止のエリアです。つい失念して、1枚とってしまいました。(関係者の方、失礼しました)

    だけど、これだけの大物の写真をまかせられるなんて、レコード会社にも含め、ミュージシャンから信頼されているんだろうな

    ソール・ライター展に行ったおかげで、よいものを見させていただきました。

    作家のいとうせいこうさん大絶賛のノートと筆記具とは。それは「ロルバーンA5」と「プラチナ#3776の万年筆」



  • 渋谷の「ソール・ライターの原点 」、巨匠の写真以上にその絵画にしびれたよ、必見

    渋谷の「ソール・ライターの原点 」、巨匠の写真以上にその絵画にしびれたよ、必見

    本日は格調高く、芸術の話しだよ。何の話しかと言うと、ソウル・ライター(Saul Leiter)の写真展のことなのです。既に故人ですが、非常に著名な写真家ですね。このソウル・ライターさんの大規模な展覧会が今、東京の渋谷ヒカリエで行われているのです。

    • 「ソール・ライターの原点 – ニューヨークの色-」
    • 会場: ヒカリエホール ホールA(渋谷ヒカリエ9F)  東京都渋谷区渋谷2-21-1
    • 開催期間: 2023/7/8(土)~8/23(水)
    • 入場料: 一般 1,800円

    ちなみにソウル・ライターさんはこんな人です。

    1923年12月3日、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。

    父親はユダヤ教の聖職者。1946年、画家を志し、神学校を中退してニューヨークへ移住。1958年、『ハーパーズ・バザー』誌でカメラマンとして仕事を始める。その後、80年代にかけて多くの雑誌でファッション写真を撮影

    1981年、ニューヨーク5番街にあった商業写真用の自分のスタジオを閉鎖。1993年、カラー写真制作のためイルフォードから資金提供を受けたことにより、カラー写真のプリントが初めて可能となる。

    2006年、ドイツの出版社シュタイデルが初の写真集『Early Color』出版。2012年、トーマス・リーチ監督によるドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」製作。

    2013年11月26日、ニューヨークにて死去。享年89歳。2014年、ソール・ライターの作品を管理する目的でソール・ライター財団創設。

    まずは行っての感想です。「すばらしかったよ、巨匠」

    もちろん写真が有名な方ですが、自分は彼の書いた絵画(水彩画)の方に非常に感銘を受けました。自分から見たら“天才”だよと。自分が今、絵画の勉強をしており(今は水彩画をね)、その影響もあるかもわかりませんが、対象をデフォルメする描き方、色の使い方、大変参考になったね。完全に抽象画にするのではなくてね。

    彼自身もこんなことを言っているようです。

    絵を描いてなければ、もっと良い写真家になれたかもしれない。写真を撮って時間を無駄にしなければ、もっと良い画家になれたかもしれない、結局、どちらもやってしまった

    解説者は、“その名を世に知らしめる契機となったのは写真でしたが、ソール・ライターは常に画家だったと言えます。傑出したカラー写真群も、画家ライターの眼が生み出したものでした。”と追記していますね。

    写真はモデルさんを写したハーパーズ・バザー誌の写真には全く興味はなかったですが、ニューヨークの街やその人々を撮った写真での、構図のとり方はすごいね。特に、水滴がたれるウィンドウ越しのショットはこの人の専売特許だね。

    すばらしいよ、ソウル・ライター。何回も言うようだけど、絵画に集中すればスゴイことになったよね、自分の絵画人生にとっては今年一番の収穫でした。

    最後は巨匠の言葉で。

    人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった



  • 2023年夏、日本一の町中華「味芳斎 支店」のピーマンレバーに異変

    2023年夏、日本一の町中華「味芳斎 支店」のピーマンレバーに異変

    今日は食べ物の話しだよ。連日、死人が出るほどの酷暑の続くここ東京で、これに打ち勝つ食べ物は「うなぎ」か「四川料理」しかないね。独断と偏見だけど。

    そして、我が家で四川料理と言えば、泣く子も黙る日本一の町中華の(我が家ではそうだよ)

    「味芳斎 支店」なのですね。

    • 住所: 東京都港区芝大門1-4-4 ノア芝大門 B1F
    • 最寄り駅: 大門駅より徒歩2分、浜松町駅より徒歩5分
    • 電話予約: 03-3433-1095
    • 営業時間: 昼11:00-15:00 /夜 17:30-22:00(L.O.21:00)※土・祝は21:00まで
    • 定休日: 日曜・年末年始

    そして、前回訪問したのが4月の前半でした。その間、2週間の北海道一周旅行もありましたが、我が家にしては訪問のインターバルが空いたのには他にも理由があったのです。

    お店の方針として、土曜日でも予約はコース料理を注文した方のみ予約可能ということになったのです。だから、一品料理をアラカルトで食べる人は予約不可になったのです。ということは、予約なしでガチ突撃するしかないのです、厳しいね。

    ちなみに、コース料理はこんな感じです。

    • 3,500円コース (前菜,エビチリ,本日のオススメ,麻婆豆腐 お食事,デザート)
    • 5,000円コース (
    • 前菜,揚げ物盛り合わせ,エビチリ,紅焼牛肉,麻婆豆腐本日のオススメ,お食事,デザート)
    • 7,500円コース (前菜,油淋鶏,大正エビチリソース,紅焼牛肉,麻婆豆腐本日のオススメ2品,おこげ,デザート)
    • 飲み放題プラス2,000円

    金額的にはコース予約するのに目くじら立てるほどではありませんが、3,500円のコース料理でもお腹一杯になり、あの料理が注文しても食べれないよな。あの料理とは、

    • ピーマンレバー炒め (1,400円)
    • ニラレバー炒め (1,400円)
    • 豚肉と野菜のうま煮 (1,700円)

    まあ、当日に予約なしで席が空いていれば一品料理だけでもOKとのことなので、予約なしでガチ土曜日の19時に3名で訪問したのでした。テーブル席が空いててよかったよ。交通費かけて遠征するのでね

    まずはアサヒのスーパードライで汗を拭います。酷暑のスーパードライ、うまいね、日本の夏だね。早速、我が家の黄金の三皿(ピーマンレバー炒め・ニラレバー炒め・豚肉と野菜のうま煮)を注文です。ビールを呑みながら、余裕の待機です。

    まずは、ピーマンレバー炒めくんがやって来ました。大盛りだよ。一口食べて、何か違和感が。味が変わったのかなという予感。カリッとしたコクが味にないのです。ピーマンも少し炒めが弱いのかな。こんなパンチのない“ピーマンレバー炒め”は初めてです。思わず、厨房の料理人を見入ってしまいました。今日だけの違いだったらいいなと。

    “ニラレバー炒め”と“豚肉と野菜のうま煮”はいつもどおりかな。食べ終わった後も、ピーマンレバーだけが心配だな。この夏、もう一度来て、味をチェックしないといけないと思った次第です。おそらく常連さんが多い店なので、気づいていると思うのですが。

    ちなみに、下記の「ひみつの町中華レシピ」に味芳斎の絶品“麻婆豆腐”のオリジナルレシピが公開されているよ。自分も自宅で作りましたが、絶品だったよ。

    令和5年3月の最終土曜日は、赤坂の「ふきぬき」さんでうな重を食す、なじみの鰻屋さんはいいよ





  • 2023年夏の売れ筋のスーツケースは「小型・高機能」、プロテカのスタリアシリーズが人気

    2023年夏の売れ筋のスーツケースは「小型・高機能」、プロテカのスタリアシリーズが人気

    本日はこれまで定期的にウォッチしてきているスーツケースの売れ筋・トレンド情報です。そんな話しにはうってつけの情報が一昨日は2023年7月25日(火)の日本経済新聞夕刊の「値札の経済学」というコーナーです。タイトルは、“「旅の相棒」小型・高機能に”です。

    夏休みシーズンを迎え、旅行のお供に欠かせないスーツケースの需要が伸びている。今年の売れ筋は「小型・高機能」。海外旅行の日数が物価高や円安で短くなるなか、小さくても頼れる「旅の相棒」を選ぶ人が増えている

    確かに飛行機の燃料サーチャージも高止まりしており、皆さん長期の旅行に出かけるのが難しくなっているのは自分も実感します。そして、ここからが本論です。

    東京・新宿のビックカメラ新宿東口店。短期旅行向けの1-3日用では1万5千円前後の製品が人気という。

    足元ではスーツケースの価格は上昇基調だ。22年12月と比べ、約1割上昇した。背景にあるのは原材料コストの高騰だ。

    それでも売れ行きは好調に推移している。コロナ禍で遠出を控えていた消費者が、今年こそはと「リベンジ旅行」に動き始めたからだ。

    「コロナ禍でスーツケースを断捨離した人も多い」といい、買い替え需要も出てきているようだ。

    一方、コロナ前と比べて売れ筋商品の顔ぶれは変わってきている。ヒットのキーワードは「小型・高機能」。飛行機の機内に持ち込めるサイズの製品や、外側にポケットがついていたりキャスターが滑らかだったりする高機能品がよく売れているという。

    だけど、皆んなが機内に持ち込めるサイズのあのスーツケースを持ち込むことになると、機内の収納が大変なことになりそうです。

    小型のスーツケースが売れ筋になっている背景には、旅行日程が短くなっていることもある。短期間の旅行であれば、「飛行機を利用する際に、預けなくても済む機内持ち込みサイズが便利」というわけだ。

    メーカー側は機能性や質感にこだわった製品をそろえ、消費者にアピールしている。

    エースが3月に発売した「スタリアCXR」シリーズでは、キャスターの静かさやなめらかさを向上させたほか、手元の操作で簡単に滑車をロックできる機能をつけた。

    特大スーツケースにカメラや旅行ガイド、お土産を詰め込み、額に汗して観光地を行脚するスタイルも今は昔。実用的な機能はスマホに収まり、エシカル消費が根付くなかで、お土産も不要との声が高まる。

    「旅の相棒」の売れ筋の変化はアフターコロナで大きく変化した旅行スタイルを象徴していると言えそうだ。

    読んだ感想は、今どきの旅行スタイルだね、至極もっともです、反論の余地もありません。

    ちなみに記事に出てきた「スタリア」シリーズはあの「PROTECA(プロテカ)」の高機能シリーズなんだね。そして、「スタリアCXR」は2023年2月に発売されたデザイン面・機能面ともにブラッシュアップされた最新モデルとのことです。

    だけど思うに、本当にこれだけでいいのだろうか。やっぱり見栄も大事だと思うんだな。旅をワクワクさせてくれるようなスーツケースがね。何が言いたいかはお察しできると思いますが、やっぱり、リモワとかグローブトロッターとかね、機能と見栄を両立させるのは高価な対価も必要だね。

    日経のランキングによれば、「イノベーター」のINV-50がダントツで高評価のスーツケースとは





  • 伊東屋限定のラミーのサファリ、“漢字ニブ”のペン先を試したが違いが分からず

    伊東屋限定のラミーのサファリ、“漢字ニブ”のペン先を試したが違いが分からず

    今日は文房具のお話しです。自称、少し毛の生えた程度の文房具フェチの自分ですが、新製品もチェックするわけでもなく、まあ気ままな文房具が好きなシニアなのです。

    そんな自分のfacebookにこんな銀座の伊東屋さんの広告が流れてきたのです。

    • 【伊東屋限定】サファリ x itoya カッパー01 万年筆

    が発売されるとのこと。ラミーのサファリとのコラボ商品は伊東屋さんも数多く出していて何もめずらしいものでは全く無いので、スルーです。

    だけど、その中に一文、ペン先で漢字ニブも発売され、在庫がありとのこと

    自分はこの漢字ニブという言葉を初めて知ったのです。

    まずはラミーのサファリからです。今回の商品の説明です。

    商品の特徴:

    グレーのボディにカッパークリップを合わせた、伊東屋限定のサファリが登場しました。 マットな質感のグレーボディは大人に相応しい落ち着いた印象

    モノクロームの軸に渋く光るカッパークリップが目を引きます。 クリップは素材の銅合金にクリア塗装を施し、地金の色をそのまま活かしています。ラミー社にとっても初めての仕様です。 ペン先や天冠、胴軸のリングの黒が、全体の印象を引き締めます。 軸のLAMYロゴの反対面には、コラボレーションを表す「x itoya」が印刷されています。 ラミーサファリの設計思想である「バウハウスデザイン」らしく、無駄のないシンプルなデザインに仕上げています。

    今回の色合いはポップな感じではなく、シックな感じで大人が普段遣いしてもよさげな万年筆です。

    ところで、肝心のペン先の「漢字ニブ」です。

    ラミーによれば、漢字を書くのに適した特別モデルで、数量限定で発売。2022年5月に行われた先行販売では、約5日で400本を完売する人気となり、全国発売の22年8月を想像を超える好評ぶりに急きょ約1000本の増産を決定した、というものです。

    従来品に比べて、先端を細長くえぐることで柔軟性を高めているため、”とめ””はね””はらい”が表現しやすい構造とのことです。アジア圏に位置する漢字文化の国では、漢字の特徴にあったペン先とのことです。確かにペン先形状が違うのはわかるのですが。

    ちなみに今回のサファリでは、通常のペン先で5,500円、漢字ニブは7,700円と値段も結構違うのです。

    これだけの情報ではよくわかりません。欲しいのですが、安易には購入できません。

    銀座の伊東屋に出かけて書き味を確かめてみようと

    お店にありました、ラミーの漢字ニブ。早速、試し書きです。書く文字はいつも“山口百恵”です。(ちなみに、これは俳優の別所哲也さんのまねです)

    漢字ニブの書き味ですか?率直に言って自分には違いがわからなかったね。”とめ””はね””はらい”と言われてもね。書道家ならその違いがわかるのかな、自分にはそんなレベルの些細な違いと判断したのです。これ、あくまで自分の主観です。

    万年筆もいろいろ新製品が出てくるものです。違いが分からない男の告白でした。

    並みいる著名な外国製のボールペンより、国産の「伊東屋 ITOYA110 アクロインキボールペン」は一番書き味が良い、秀逸なボールペン



  • インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね

    インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね

    日本中猛暑です。天気予報でも普通に最高気温が37度と連呼する時代になりました。狂っているね。こんな猛暑を乗り切るには、更に暑く沸騰するようなインド映画を見に行くしかありません

    というわけで、本日はこの数日間の間に観たインド映画2本の話しです。

    まずは1本目。これはあの「RRR」の主役の一人、ラーム・チャランが主役の映画「ランガスタラム」です。何でも彼が

    ラーム・チャランが「役者人生の転換点」と語る伝説の名作とのこと

    あのRRRの主役がここまで語る映画、間違いはなかろうと劇場に足を運んだのでした。事前の下調べもせず、あらすじも全く知らずの状態です。

    最初の1時間で観に来て失敗したな、と素直に思いました。単に町のドンの悪政に苦しむ村人と恋愛も交えた物語かなと思ったのでした、なんかチンケな話しだなと。主人公の聴覚障害の役設定のどうしてなのか全くわかりません。まあ、外は暑いし、館内は涼しいので最後まで観ようかと。

    だけど、最後の30分でこの映画の全貌がわかりました。最初の2時間はさつみのツマだね。お兄さんが殺されたあたりから、話しが怒涛の展開になるのね。このオチのために、主人公の耳が不自由な設定なのね。最後はサスペンスタッチで終わるのね。この映画の脚本を書いた人はエライ、素直にそう思います。こんな硬軟知り混じった映画を作られたら、現在の日本映画は太刀打ちできないよ。日本映画、完全に敗北宣言だな。

    この週末、あの「月の満ち欠け」と「ある男」をDVDで観ましたが、よい原作だけど、もうスケール感が違いすぎて、幼稚園児と大人ぐらいの違いがあるね。

    この映画の観終わった時に、劇場で拍手が湧いたね。こんな経験はあの「RRR」に続いて人生2回目だよ。それほど、最後の切れ味がすばらしかったよ。ちなみにこの映画のキャッチフレーズ

    この世は芝居の舞台(ランガスタラム) 俺たちゃみんな人形さ

    そして昨日観に行ったのが、「K.G.F CHARPTER1」だったのです。何でも「K.G.F CHARPTER2]」は2022年に公開され、あの「RRR」を超えるインドNo.1ヒット作とのこと。

    こんなアピールをされたのであれば、見に行くしかないね。前述の「ランガスタラム」と違い、面白いに間違いないと、確信をもって劇場に足を運んだのでした。

    主人公ロッキーの物語。ボリウッドのスーパースター・ヤシュ扮する長髪で髭面のロッキーは映画史上最大に濃い顔の男だね。阿部寛なんかではとうていかないません。

    だけど、観ていてこれ演出がやりすぎなのではと思えてくるのです。ロッキーのビデオクリップごときです。話しも複雑でよくわからなさすぎです。これではリアリティがないね。インド映画もここまでやってはいけないと素直に思ったね。

    自分的には続編の「K.G.F CHARPTER2」はもう観に行かないと心に誓いました。

    話しはもとい、「ランガスタラム」は本当によい映画だよ。

    胸熱インド映画「RRR」を観てきたよ、途中で“これはまいったな”と口ずさむことしきり、頭をからっぽにして楽しんでね





  • 麹町の有名ラーメン店「ソラノイロ」を訪問、JAL国際線でもこちらの中華そばが提供中

    麹町の有名ラーメン店「ソラノイロ」を訪問、JAL国際線でもこちらの中華そばが提供中

    本日は久しぶりにラーメンのお話しです。そして、こちらのお店を紹介するのは2度目かな。

    そのお店とは麹町にある今や有名店の「ソラノイロ」さんです。お邪魔することになった経緯は半蔵門にある国立劇場で歌舞伎「双蝶々曲輪日記 引窓」の昼の部の公演を観て、少し遅いランチを周辺で取ろうと思ったのでした。

    自分が麹町周辺で思い浮かぶラーメン屋さんはこの「ソラノイロ」さんだけなんだね。(君、レパートリーが少ないね)

    ちなみに、「ソラノイロ」さんは「女性が1人でも気軽にラーメン屋に入れるように」と言うコンセプトで2011年にこの麹町で創業されたのです。ソラノイロ代表の宮崎千尋という方で、修行はあの一風堂でされたのとか、一風堂と聞けば他人とは思えません、1年前まで株主だったのでね。

    そして、今回初めて知ったのは、

    2022年11月1日より、JAL国際線ファーストクラス、ビジネスクラスでJAL特製『ソラノイロ』鶏油香る中華そばの提供がスタート

    3種類の醤油を使用し、鶏ガラ・豚骨の旨味をベースに、鰹節・煮干、仕上げにこだわり香味油を加えた風味豊かな中華そばを機内でお楽しみください。

    何とJALの国際線の長距離路線で食べることができるのですね。理由は申しませんが、これまた赤の他人とは思えません。

    こんな少し意識高い系のラーメンやさんのイメージの「ソラノイロ」さんを3年ぶりに訪問です。少し心配したのは、先にビールを飲んで、その後にラーメンをお願いできるかということです。何せ、人気店で意識高い系ですから、自分の勝手なイメージね。

    14時に訪問です。待っている人は2名です。まずは店の外の食券機でチケットを購入です。

    • 赤星中ビン(ビールのことです) 600円
    • 中華そば 1,100円

    ランチでビールですので、ラーメンは一番オーソドックスな“中華そば”にしました。予算の関係もあるのでね。ちなみに、“特製中華そば”(5種チャーシュー+わかめ+味玉)は1,500円だよ。

    カウンター席に案内です。お兄さんに麺はあとでと言うと、気持ちよく受けていただきました。意識高い系だけど、呑助にやさしいね、よくわかっていらっしゃる

    ちなみに“赤星中ビン”とは、このサッポロラガービールのことなのね。なんとメンマの突き出しも出していただきました、全く期待していなかったので、これは嬉しいね。こうゆう小さな心遣いがリピには大事なのよ。

    ビールを飲み干した後は、ラーメンをお願いします。

    そして、3年ぶりのソラノイロの中華そばとご対面です。そうそうこんなラーメンだったね。シンプルです。願わくば、海苔がもう少し大きければ、見た目がよいね。

    麺はもっちり食感の#16丸刃で切ったというストレート麺。スープもやさしいお味で自分はいいと思うな、素直に。やっぱり特徴的なのは麺だね。このもっちり感は好き嫌いがあるかもわかりませんが、このスープにはこの麺なんだろうね。お世辞ではないけれど、女性でも気軽に立ち寄れて、食べれるラーメンのお味だと思います。

    自分的には、今回感銘を受けたのは、有名店でありながらビールを飲んで麺を後にしてもらっても全く嫌な雰囲気ではなく、快くサービスしたくれたところはすばらしいね。

    なかなかできることでないよ。お客さんの回転が悪くなるのでね。

    また、麹町に行ったら食べに行くよ。ご馳走様でした。オススメします。

    目黒にある「支那そば かづ屋」を久しぶりに訪問。“中華そば”の王道を見たな!ルーロー飯もうまいのなんの



  • 国立人類学博物館で開催中の「メキシコ展」は必見だよ、目玉は赤の女王

    国立人類学博物館で開催中の「メキシコ展」は必見だよ、目玉は赤の女王

    2023年の6月後半は北海道一周の旅に出かけ、東京に帰ってきてすぐにでも訪問したい展覧会があったので、早々に訪問したのでした。報告が遅れたのは北海道一周のブログを延々と続けるはめになったためです。

    自分は古代や歴史モノや恐竜などの科学系の遺跡や博物館には昔から興味があまりなかったのですが、ここ数年のうちで現地で見たもので本当に度肝をぬかれた遺跡と博物館があったのです。

    その2つとは、

    • エジプトのルクソールは王家の谷の洞窟の壁画
    • メキシコシティの国立人類学博物館(アステカやマヤのもの)

    エジプトはピラミッドでもなくこのルクソールの王家の墓の洞窟の鮮明さとこんなものが完璧に残っているのに本当に驚いたのです。こんなの歴史の教科書で教えてくれなかったぞ。

    もう一つは1年前に訪れたメキシコシティで時間つぶしのつもりで訪れた「国立人類学博物館」です。アステカやマヤなどの古代文明の芸術はここにすべてあるではないだろうかと、思えるほどの所蔵品の物量なのです。これには驚愕したね。今年もまた再訪してもよい場所です。

    前振りが長くなりましたが、こんなアステカやマヤのものをメキシコシティの「国立人類学博物館」で見てきたので、今回の特別展「メキシコ展」も是非早々に行きたいとうずうずしていたのです。

    • 特別展「メキシコ展」(マヤ、アステカ、テオティワカン)
    • 東京国立博物館(at 上野)
    • 6月16日-9月3日
    • 一般・当日券 2,200円 事前予約不要

    暑い中、上野まで出かけてきました。著名な絵画展と違って少し地味な展覧会なので人は多くないのかと思っていましたが、外人の観光客も含め、結構な混雑だったのには少しビックリです。自分は上野駅前のチケット屋さんで入場券を2,100円で購入して、入場します。

    自分的に興味を持った展示は下記かな。

    • 「モザイク立像」(テオティワカン文明 200-250年)
    • 「死のディスク石彫」 (テオティワカン文明 300~550年)
    • 「96文字の石板」(マヤ文明 783年)
    • 「鷲の戦士像」(アステカ文明 1469-86年)人間等身の大きな像
    • 「装飾ドクロ」(アステカ文明 1469-86年)
    • 「赤の女王のマスク・冠・首飾り」(マヤ文明、7世紀後半 パレンケ、13号神殿出土)

    そして、今回の目玉は「赤の女王のマスク・冠・首飾り」なのかな。だけど、古代の品なのでおそらく相当にもろいと思うのですが、よくメキシコから運んできたね、よくそれを許したね、というのが第一印象です。

    メキシコシティの国立人類学博物館と比べれば千分の一以下の品ですが、東京で見られるのは貴重だね。自分のおすすめ以外にも興味をそそろものがたくさんあるよ。

    アステカ・マヤから分かるのは、メキシコのあの地域、芸術において現代のタマヨとかフリーダカーロが突然出てきたのではないということかな。

    2023年夏の必見の展覧会だと思います。

    [ビバ・メヒコ旅行記10]メキシコシティの「国立人類博物館」は超絶絶倒のすごさだった。この感動はルクソール以来。行くべし



  • 数年ぶりに赤坂「津つ井」を訪問、社長、土曜日もお店を開けてほしいな

    数年ぶりに赤坂「津つ井」を訪問、社長、土曜日もお店を開けてほしいな

    無事に約2週間ぶりに東京に帰ってきました。一言、東京はやっぱり暑いね、この時期の北海道は半袖で実に乾燥して快適な気候だったので、落差が激しいです。

    北海道では海鮮を堪能したので、東京に帰ってくればサクッと洋食を食べたくなるのは人情です。コロナ禍になって、このブログの土曜日の外食リストに載らなくなったお店に「にっぽんの洋食」でおなじみの赤坂「津つ井」があるのです。

    何故行かなくなった理由とは、コロナ禍の中である時から土曜日が定休日になってしまったのでした。近辺に住んでいる人よりは、赤坂周辺で働くビジネスマンがターゲットなのかな。

    赤坂「津つ井」の“にっぽんの洋食”とは

    箸で食べる洋食、それこそがにっぽんの洋食
    初代「筒井厚惣」が考案した
    赤坂名物ビフテキ丼をはじめとする
    どこか懐かしく、馴染みのある味わいを
    ゆっくりとお愉しみください。

    前振りが長くなりましたが、北海道から帰った日は平日の木曜日です。無事の生還を祝って、赤坂「津つ井」に行くことにしたのでした。直前に4名で予約しました、予約できてラッキー。

    19時に訪問です。お店はメニューも含め何も変わっていないね。安心です。まずは喉の消毒です。本日はエビスの瓶ビールにしました。一緒に付いてきた突き出しは、キメの細かい「おから」です。これは絶品だね。普通のお店で食べる「おから」のレベルではありません

    東京で津つ井でエビスビールと絶品のおから、旅の疲れも吹っ飛びます。

    そして、今日は高齢の連れもいるのでつまみにもう一品。津つ井ではこの一品。

    泣く子も黙る“ポテトサラダ”です。キメが細かくクリーミーでこれまた絶品のポテチなのです。これを食べると、他のポテチは食べれないね。このポテチだけは、私を信じて注文してみて下さい。

    ビールから芋焼酎のお湯割りに変更し、いよいよメインの注文です。

    • チキン唐揚げ(自分)
    • エビフライ2本(2名、うち1名は追加カキフライ1個)
    • カニクリームコロッケ

    自分はご飯とお味噌汁は必要ないので、お酒と合いそうなにしてみました。実にボリューミーで美味しそうです。連れは、津つ井では経験値からエビフライを注文する時は、エビを2本とか3本とか本数で指定します。お店もそのとおりにしてくれますよ。

    連れの高齢者はやさしいお味の“カニクリームコロッケ”でね。

    やっぱり東京の老舗の洋食屋さんで食べる定番料理はこれはまた別のうまさがあるよね。お酒も堪能し、北海道一周の疲れも吹っ飛びました。

    社長、そろそろ土曜日も営業してよ、お願い。

    ごちそうさまでした。

    東京都と云えば赤坂、赤坂と云えば津つ井 、津つ井と云えばにっぽんの洋食の「津つ井」に突撃。今日は名物のビフテキ丼はなし





  • [2023年夏北海道一周・総括]ドライブ旅で訪れたいグルメとホテルと場所

    [2023年夏北海道一周・総括]ドライブ旅で訪れたいグルメとホテルと場所

    本日は2023年夏(6月中旬から6月下旬)に行った北海道一周のドライブ旅行の総括を行ってみたいと思います。この北海道1周の自分なりの定義は、函館・札幌・富良野・稚内・知床・根室・釧路・帯広を周遊し、かつ、3つの大きな岬・宗谷岬(稚内)・納沙布岬(根室)と襟裳岬を完全制覇して北海道1周ということです。

    これを車で最短で回ろうとすると昨日も書きましたように、最速でも9泊10日必要かな

    今回はそんな旅の総括をしてみたいと思います。今回の旅は函館 inの札幌 outでした。

    避暑地でやっぱり一番活気があり洗練されているところはやっぱりダントツでニセコだね。ヒルトンホテルが北海道で唯一あるのも意味がわかります。昔は富良野からも近いトマムだったのかもわかりませんが、今回は初めてトマムを訪問してもう完全に太刀打ちできないね。いくら星野リゾートが再生しようとしても、昔のバブルの避暑地の開発の仕方だねと思った次第です。

    それと知床の観光地としての地盤沈下も激しいね。やっぱりあの事件が響いているのかな。観光のピークシーズンに夜にホテル外で食事できるレストランが見つからないのはどうなのかな。

    印象に残ったホテルは何と言ってもこの町営の清里町の「ホテル緑清荘」です。安くてキレイでツインベットが指定でき、温泉もあれば知床観光には最適です。こちらの「ホテル緑清荘」は行くまでほとんど口コミの情報がなかったので不安でしたが、私の一押しです。

    次にまた知床や摩周湖あたりに観光することがあれば、迷わずにこちらのホテルにします。やっぱり他の知床のホテルはこのピークシーズンは強気の価格設定なのでね。

    そして、別の意味ですが、紋別は「紋別セントラルホテル」に宿泊し、有名なはまなす通りを歩いたのですが、その哀愁漂う通りに風情には参ったよ

    それと、道の駅併設で今どんどん建設が進んでいるフェアフィールド・バイ・マリオットですが、南富良野で初めて宿泊したのでした。非常にコンパクトで人気が出るのもわかるね。朝も含めて食事提供なしという割り切り方もよいですね。

    レストランで思い出深いのはやっぱり稚内の樺太食堂で“無敵のうに丼”を食したことかな。なんたって3年越しの思いだもの。だけど、その“無敵のうに丼”ですが、3年前に側の「みなとや」さんで食べたウニ丼の方が盛りがすごかったよ、値段も安いし。

    レストランと言えば、美瑛で偶然見つけた(前の車が2台続けて入っていった)、「フェルム ラ・テール」も忘れがたいね。美瑛の絶景を見ながらのランチ、たまりません。また富良野・美瑛に行く機会があったら是非再訪したいね。

    だけど根室の納沙布岬以降、釧路や帯広は観光地としてはどうなんだろう。その意味は個人的には見どころも少なくて、楽しみは豚丼だけを堪能するのもどうかと

    今回の連れは自分の母親(80歳後半)でしたが、全く問題なく疲労も残らず一周旅行できたよ。果たして人生で3回目の次の北海道一周旅行はあるのでしょうか。まあ、何かの特別なきっかけがないとしないかな。
    https://kazuohada.com/post-12292/





  • [2023年夏北海道一周25]旅の最終日、北海道一周は最短で9泊10日で可能だよ

    [2023年夏北海道一周25]旅の最終日、北海道一周は最短で9泊10日で可能だよ

    12泊13日で北海道を一周した旅もいよいよ東京に帰る日となりました。北海道に上陸して13日目となったのです。東京に帰る飛行機は13時なので、この日はもう何もできないね。

    宿泊先の「ANAクラウンプラザ 札幌」で美味しい和食を朝食でいただき、10時にはチェックアウトします。まずはレンタカーを返却せねばなりません。

    今回レンターカーを借りたのはニッポンレンタカーだったのですが、すべての保険に入って13日借りて9万円はかなり安いよね。走った距離は3,000キロ弱かな。

    今回の宿泊地は下記のとおりです。

    • (1泊目)函館
    • (2泊目)ニセコ
    • (3泊目)札幌市内
    • (4泊目)富良野
    • (5泊目)旭川
    • (6泊目)稚内
    • (7泊目)紋別
    • (8泊目)知床
    • (9泊目)知床
    • (10泊目)釧路
    • (11泊目)帯広
    • (12泊目)札幌市内

    観光もしながら、宗谷岬・納沙布岬・襟裳岬も全部制覇し、最短で回るなら9泊10日で可能ですね。上記の宿泊地のニセコと旭川と知床の1泊づつを削ればよいですね。襟裳岬を断念すれば最後の札幌泊も削れるので8泊9日かも可能かな

    それ気候と予算の面で見ると、やっぱり6月の北海道が最適。7月は先日も触れたように夏の観光客も増えるし道内での高校総体の予選なとが一斉に行われ、ホテル代がかなり高騰するようです。札幌でもね。そして、かかった経費は2人で約30万円かな。

    レンタカーとガソリン代で10万円、ホテル代で20万円の計30万円といったところでしょうか。だけど、いつも思うのはレンタカー、保険をフルにかけている時は何故か故障も事故もしないんだな、不思議だね。

    話しを本題に戻します。レンタカーの返却も無事行い、新千歳空港に向かいます。そして、空港で思いもかけない光景を目にしたのです。ANAの荷物預け入れ(機械式もカウンターも)長蛇の列なのです。これ普通に並ぶと1時間以上かかりそうです。すごいことになっているね、新千歳空港。だけど、JALの方は全く行列がありません。

    保安検査場のお姉さんに「ANAの荷物預け入れ、醜いことになっているね」と聞くと、この時間帯のANA便は毎日こんな光景です。JAL便は午後はこんな感じになりますよ、とのこと。自分的には国内の空港でこんな長蛇の列を見たのは初めてだな、たかが荷物の預け入れでね。というわけで、荷物は預け入れずに、機内持ち込みです。搭乗前にANAラウンジに寄ると、羽田のラウンジではなかったジョージスチュアートの紅茶が鎮座していました、安心したよ。座席も庶民のファーストクラスの非常口席で無事、羽田に返ってきました。

    というわけで、2023年6月の北海道一周のブログは本日で終わりです。明日は総括をすることにします。





  • [2023年夏北海道一周24]最後は札幌のANAクラウンプラザに宿泊、安定・安心・快適だよ

    [2023年夏北海道一周24]最後は札幌のANAクラウンプラザに宿泊、安定・安心・快適だよ

    函館から出発して12泊13日で北海道を一周した旅もいよいよ最後の宿泊です。最終日は札幌から近い登別温泉や定山渓温泉に宿をとってもよかったのですが、さすがに高いね。普通のよい旅館で2名で4万円以上はします。やっぱり札幌市内で普通のホテルに泊まった方がよさそうです。

    だけど、脇道にそれますが、今現在(2023年7月17日現在)の札幌市内のホテルは軒並み高額設定とのこと。外国の観光客も入れ乱れての夏の観光シーズンと高校総体の予選(インターハイ)で北海道各地のホテルは異常な値上がりとのこと。確かに、札幌市内のホテルをチェックしてみたけど、相当値上がりしているね。3週間前とは大違いです。

    そして、今日の本題です。襟裳岬へのドライブを終えて札幌に着いたのが午後5時です。本日の宿泊ホテルは「ANAクラウンプラザ 札幌」。こちらに決めた理由は、やっぱり旅の終わりは定宿で快適に終わりたいのでね、それが保証されることが一番です。

    宿泊料金は14,400円。それにダイヤモンド会員特典の2名の朝食無料が付いているのですから、たまりません。

    チェックインもストレスフリー。高層階の良いお部屋にアップグレードしてもらいました。お部屋も何の不満もありません。だけど、今回は修学旅行生や団体客も目立っていましたね。ちなみに修学旅行の宿泊でANAクラウンプラザに泊まれるのは最高だね。

    そして、夕食です。高齢の連れもかかえているので、まずは札幌駅の駅ビルで何か食べようかな。やっぱり足が向くのはエスタの「札幌らーめん共和国」です。今回の北海道一周旅では一度もラーメンを食べたことがないので、最後はラーメンを食べようかと。

    しかし高齢の連れに配慮して豚骨や味噌ではなく、塩味にしようかな。そうであれば、これしか選択肢がありません。函館の名店「あじさい」さんです。

    まずはサッポロ・クラッシックで旅の疲れをいやします。自分、運転、ご苦労さん。

    そして、ラーメンは「塩ラーメン」です。函館で食すればうまいのだけど、やっぱり札幌では少し違うのかな。連れにはこの塩ラーメンでも少し塩っぱかったようです。

    そして、快適な旅の最終日の朝です。朝食です。

    朝食はビュッフェと和食の2つの会場を選べるようです。自分たちはビュッフェより和食の御膳を希望でしたのでB1の和食会場に行ったのですが、1階のビュッフェの方は10人以上の行列でしたよ。だけど、和食の方はすぐに着席でき快適な朝食です。ビュッフェもいいのですが、お腹八分目の御膳の方がこの歳にはいいよね。

    というわけで北海道一周旅行の最後の夜は、「ANAクラウンプラザ 札幌」で快適に過ごさせていただきました。やっぱり、安心、安定、快適が一番だよね。

    JR札幌駅は「札幌ら~めん共和国」の「そら」で味噌ラーメンを食す。札幌ラーメンの底力を見せてもらった、三ん寅に似ているね





  • [2023年夏北海道一周23]帯広から襟裳岬へ、本日の岬の風景は霧と風

    [2023年夏北海道一周23]帯広から襟裳岬へ、本日の岬の風景は霧と風

    2023年6月の北海道一周の旅のいよいよ11日目です。明日はお昼の便で千歳から東京に帰るので、本日が北海道を観光する実質最終日ということになります。

    そして、本日の目的地は「襟裳岬」だけです。3年前にも同じルートでドライブしたのですが、とにかくここが一番長くドライブする日なのです。そして、その街道にはおいしい海鮮丼やウニ丼があるわけではないのがつらいね。このルートの海べりでは昆布を天日干ししている光景が見られますね。これがいわゆる日高昆布ということになります。

    帯広のアパホテルを9時過ぎにチェックアウトします。アパホテルはほとんど完全前金性なので、デフォルトがカードキーをBoxに入れるだけでいいのでチェックアウトが楽ですね。

    駐車場だけは自分で精算して1泊600円なりです。帯広駅前の駐車場でこの料金安いね。

    目指すは「吉良邸」ではなく「襟裳岬」です

    帯広からは広尾という町までは無料の疑似高速道路で、そこからはひたすら一般道です。襟裳岬までの道は長いトンネルだらけです。交通量は少ないのに、こんな立派な長いトンネルを造って大丈夫か、日本。

    ここでちょこっとガイドです。

    えりも黄金トンネル(えりもおうごんトンネル)は、北海道幌泉郡えりも町の国道336号(黄金道路)上にある国道トンネル。全長は4,941 mで、北海道内の道路トンネルで最も長い

    驚いたのが、このトンネルをチャリで走る人がいるのです、道の方を。見ている方が怖いよ。

    そして、12時30分に襟裳岬に到着です。今日は前回と違い、あたり一面濃い霧に包まれています。何でも1年の1/3は霧に包まれるようです。潮流などの関係なのかな。

    3年ぶりの「襟裳岬」です。

    「風極の地 襟裳岬」の碑の前でパチリ。本日は霧の関係で幻想的な雰囲気です。岬の先の様子は見られません。風景が見れないのに、襟裳岬突端まで歩いて行ってみます、人間の性なのでしょうか。道の途中の下には、「みさき荘」という旅館があります。すごい所に旅館があるね。宿泊すれば話のネタになりそうです。

    やっぱりここまで来れば、売店兼食堂を冷やかしたくなるね。昆布ソフトがイチオシのようです。 だけど、やっぱりここで食事をしようとは思わないね。

    というわけで、襟裳岬の滞在は約30分強です。ここを征服して初めて北海道一周が完結するのです。ここからはひたすら札幌を目指すだけのドライブです。

    あとはランチをどこでとるかです。3年前の悪夢はこのあたりは海の近くなので海産物だろうと思って入った寿司屋で失敗してしまったので、寿司はなしです。

    ランチは1時間30分ぐらい走らせて道路サイドに見つけたお店にします。

    • 本格手打そば「長寿庵」
    • 浦河郡浦河町東1-2-2

    連れが蕎麦がいいと言うもんでね。この地方の本格手打ちそばは、どんなものなのかな。

    メニューを見れば、

    • 田舎そば(黒)
    • 更科そば(白)100円増し
    • 十割そば(1日5食限定)100円増し

    となかなかの品揃えです。そして注文です。

    • カレー南ばん(1,050円) これ自分、田舎そばで
    • なめこ山菜(1,000円) これ連れ、十割そば

    お蕎麦はなかなかのものでした。ご馳走様でした。というわけで、17時には無事、札幌に到着です。自分、ご苦労さまでした。

    北海道一筆書きの一周旅行を完走。帯広から襟裳岬へ、そして札幌への旅程は車に1日乗ることになるのを覚悟のこと





  • [2023年夏北海道一周22]帯広の宿泊は人生初アパホテルだよ、あの女社長以外はよかったよ

    [2023年夏北海道一周22]帯広の宿泊は人生初アパホテルだよ、あの女社長以外はよかったよ

    今日は怖い話しだよ、何の話しかというと、人生で初めてこのブランドのホテルに泊まったよ。今まで恐ろしくて近づけなかったのでね。泣く子もだまるあの変わった女オーナーのいる「アパホテル」のことなのです。

    何故近づかなかったかと申しますと、壁が薄いとか、名前がヘンだとかという噂の他に、あの女オーナーの顔を見たくないからなのです。

    だけど、選択肢がない北海道の地方都市・帯広です。値段的にリーズナブルだったために、こちらを仕方なく選んだのでした。(3年前はホテル日航だったんだけどな、何か都落ち感を感ずるな)

    ホテルの正式名は、

    • アパホテル 帯広駅前

    チェックインは17時過ぎです。まず車寄せがないので、路駐してスーツケースを下ろします。駐車場もわからないので、フロントに聞きに行きます。何かシステムが悪いね。最初から相性悪しです。

    フロントに駐車場を聞くと、近くの駐車場に入れてくれとのこと。1泊600-700円なので

    車を駅前の「第一興商のザ・パーク」に駐車です。24時間で最大600円とのこと。

    まずはホテルのチェックインです。こんなチェックイン風景を見るのは20年ぶりかな。お客さんが十数名行列してチェックインを待っているのです。すごいことになっているのね、アパホテル。出張のサラリーマンに大人気のようです。20分待って何とかチェックイン完了です。

    お部屋はいたって普通なのね。ベットもよさげです。だけどデスクの上の女社長の書籍が邪魔だな。気持ち悪いので、表紙を反対にして置きました。これがアパかあ。

    今夜はランチを食べ損ねたので、豚丼ですね。ということは帯広の名店「はげ天」に行くしかないね。時間は早めの18時30分です。小上がりの座敷が空いていました。だけど、ものの20分しないうちに全席満席となり、これからは待たないといけないようですね。

    3年ぶりの「はげ天」です。つまみは、

    • 野菜天ぷら盛り合わせ(1,230円)

    まずは喉の消毒です。ビールはサッポロの黒ラベルです。野菜の天ぷらで至福の時です。

    ここで何故に店名が「ハゲ天」かです。

    「失礼だが省六さん、しかし見事なはげっぷりだネ、お店もその頭を売り物しちゃあ。天ぷらの店だからここそう、“はげ天”なんかピッタリだよ。」

    「はげ天・・かあ。なるほど。おれの店にピッタリだ。」

    親ゆずりのはげ頭をトレードマークに、「天ぷらのはげ天」で名をとどろかす、名代ののれんはこうして決まった

    なかなかいい話しだね。そして、本日の注文です。自分はやっぱり豚丼一本です。

    • 花むすび弁当(小皿アラカルト)(1,850円)
    • 特選 豚丼(4枚)(1,100円)

    ビール2本と天ぷらでお腹の具合からすると、豚丼(4枚)かな。ちなみに、6枚だと1,580円だよ。やっぱり出来立ての豚丼に勝るものはなしですね。豚丼は絶対にお弁当では食べてはいけないのが自分の教訓です。

    東京にも進出すればいいのにね。ごちそうさまでした。

    アパホテルの思いもよらない快適なベットで朝をむかえたのです、驚きだね。

    今回の宿泊は朝食込みプランにしていました。ちなみに朝食バイキングは前売りで1,700円、当日は1,900円のようです。

    驚いたことにあれだけチェックインで並んで宿泊は大盛況なのに、朝食は皆さんほとんどこちらで食べないのね。数名で静かに朝食です。

    バイキングには豚丼の具だけもありましたよ。品揃えも全く悪くなく、いたって普通なラインナップです。但し、駅前という立地とサラリーマンが主体では駅前のファーストフードやコンビニでみなさん済ませるのかな。

    これで、朝食込みで11,296円/室であらば、コスパはいいよね。ホテルの名前とあの女オーナー以外は気に入りました。だけど、泊まらないんだろうな、アパホテル。

    こんな恐怖の初アパホテル体験でした。

    [宿泊記]ホテル日航は帯広駅直結で大変便利、夜は「帯広はげ天 本店」で絶品の豚丼を食す





  • [2023年夏北海道一周21]釧路と帯広は観光するところがないよ、困ったね

    [2023年夏北海道一周21]釧路と帯広は観光するところがないよ、困ったね

    2023年6月の北海道一周の旅のいよいよ10日目です。本日のドライブコースは釧路から帯広までの普通に走れば短い移動距離です。

    だけど、今日はあんまり周辺に観光地がないんだな。というわけでクラウンプラザ釧路は非常に快適なお部屋でしたので、チェックアウトは10時と遅めにしたのです。

    まずは釧路で唯一の観光資源と思う釧路湿原に行ってみます。だけど、展望台はどこも歩くのね。既に根性なしになっている自分。というわけで湿原に向かう途中で見つけた「釧路湿原野生生物保護センター」に入ってみました。うーん、この施設、日本野鳥の会の人なら喜ぶのかな。一般の人にはどうかな。遠くに見える貴重な鳥を見ても感動しないな、自分には。

    釧路は観光するところがありません。みんなどうしているのかな。

    こんな時は“るるぶ”にお世話になります。

    何でも帯広に「十勝千年の森」という観光スポットがあると大々的に書かれているのです。というわけで、釧路観光は切り上げて、帯広に向かうことにしたのです。

    釧路から帯広に向かう道はほぼ無料の高速道路ぽいものが通っているのね。こんないい道を無料で通すなんて太っ腹だね。

    「十勝千年の森」の森に着いたのは、13時です。入場料もきっちりと1,000円必要です。まずは何はともあれランチを取ろうということになったのです。食事ができる唯一の施設「カフェキサラ」に向かいます。田舎風の造りで広々とした空間でよさげです。

    食事ができるメニューはこれ一択です。

    • 十勝若牛とさやあかねのカリー+サラダ(1,500円)

    時は13時30分です。レジに行って、このカレーを2つを注文です。そして、返ってきた答えが、「もう、ありません、売り切れです」とのこと。限定20食が完売とのこと

    心の中では、「おいおいカレーなんてたくさん作っておけよ」との叫びです。本日はお昼はなしということかな。まあ、夜に豚丼を食べればいいか。

    この「十勝千年の森」、いいところはいいのですが、素朴なお花畑とこの十勝の風景だけかな。富良野の富田ファームや四季彩の丘のように万人受けするものではないね。あくまで、自然が好きな人にはいいのかな。ちょっぴり期待はずれだったな、素直な感想です。

    次に向かったのが、十勝牧場入口から直線で約1.3km続く白樺並木です。テレビなどのロケ地にもなるというのです。砂利道に両脇が白樺、うーん、どうなのかな。

    だけど、時間はまだ15時過ぎです。ホテルにチェックインするには早すぎます。

    調べたところ、少し離れたところにあの泣く子も黙る「六花亭」の創業者が作った「六花の森」があるではありませんか。車で40分ぐらいです。

    到着したのが16時過ぎです。何と「六花の森」もカフェも16時で閉店です。今日は観光にはついていない日でしたね。そして、潔く本日の宿泊の帯広の「アパホテル」に向かったのでした。人生、初アパだよ。

    帯広到着後は豚丼発祥の店「ぱんちょう」でランチを期待するも、月曜日の定休日にあたってしまう不運を経験





  • [2023年夏北海道一周20]釧路での宿泊はANAクラウンプラザホテルだね

    [2023年夏北海道一周20]釧路での宿泊はANAクラウンプラザホテルだね

    厚岸の道の駅で久しぶりの“生ガキ”を堪能した後は、ひたすら本日の宿泊地の釧路を目指します。釧路まで来れば、旅のゴールも見えてくるというものです。17時に釧路到着です。

    本日のお宿は定番(釧路には今回で2度目なのですが)の「ANAクラウンプラザホテル釧路」です。北海道では札幌を除けば貴重なIHG系のホテルです。今回はポイント宿泊です。そして、IHGのホテルスタイタスはダイヤモンドエリートなので、朝食も無料です。連れも含めてね。やっぱりホテルステイタスを持っているホテルはいいね。自分のホームグラウンドに帰ってきた感じです。ホッとします。

    チェックインも極めてスムーズです。お部屋もアップグレードされて角部屋の広いお部屋です。海側で風景もよい眺めです。お部屋は1210号室ですね。

    ホテルでしばらく休んだ後は夕食です。釧路のクラウンプラザに宿泊すれば、夕食はここしかないね。

    • 釧路名物「元祖岸壁炉ばた」

    ホテルから徒歩1分です。おいしいレストランは他にあるのでしょうが、やっぱりこの雰囲気はここでしか味わえないものだのでね。夜7時に訪問すると、リストに名前を書いて待ちます。今日は大盛況のようです。10分待って入場です。もうここのシステムを忘れたよね。

    入り口近くのチケット屋で1,000円単位のチケットを先に必要分購入して、そのチケットでお店で品物を買うわけだよね。思い出しました。自分はビールとフランクフルトと豚串を確保します。連れは焼きおにぎりと野菜の串です。

    まあ、何回も言うようだけど、味よりこの雰囲気ね。連れは高齢ということもあり、もう少し落ち着いたレストランがよかったのかな。

    本日も大盛況の岸壁炉ばたで釧路の夜は更けていくのでした。

    やっぱりベットのいいホテルはいいよね。ぐっすりと睡眠がとれました。朝です。

    朝食会場は1Fです。本日は朝食バイキングです。確か3年前の宿泊では朝食はバイキングは中止で一人ひとりお膳でのセット朝食だったな。

    ちなみに朝食料金は、2,200円/大人・1名のようです。こちらの朝食は、十勝ならではのメニューがあったよ。十勝豚丼やサーモン刺身、ザンギやエゾ鹿キーマカレーなどが目についたかな。これで2,200円は微妙なところですね。ホテル宿泊者以外は食べに来ないね。そもそもそんな人は相手にしていないか。

    話しは相当に脱線しますが、家族から聞いた話しです。あのホテルオークラ東京の朝食のオーキッド、宿泊者のみの利用になったとのこと、残念無念、外からは食べに行けないのか。

    話しはもとい。

    やっぱり「ANAクラウンプラザホテル釧路」は良いホテルだね。安心安定が一番だよ、サービスもね。

    釧路ラーメンの老舗「ラーメンまるひら」の醤油ラーメンを食す、これなら朝ラーいけるぞ





  • [2023年夏北海道一周19]納沙布岬で再び鈴木食堂の“さんま丼”を食す、皆んな来なよ

    [2023年夏北海道一周19]納沙布岬で再び鈴木食堂の“さんま丼”を食す、皆んな来なよ

    2023年6月の北海道一周の旅の9日目です。本日のドライブコースもかなりの距離です。知床はウトロから根室の納沙布岬に行き、お宿は釧路泊という行程なのです。やっぱり北海道一周にはどうしても納沙布岬は本当に辺鄙なところにありますが、外すわけにはいかないのです。

    というわけで、本日はあの鈴木宗男のテリトリーをくまなく走ります。

    9時にホテルをチェックアウトです。ナビに行き先を納沙布岬と入力すると、羅臼経由でオホーツクの海沿いを走れという指示です。自分は頭では斜里町を経由して内陸を走っていくものだと思っていたのです。羅臼から先のオホーツクの道路は走ったことのない初体験の道です。

    だけど、ドライブして思ったのは、新築のりっぱな家が多いね。カニなどの海産物で羽振りがよいのかな。ひたすらドライブしていると、観光バスが脇道の道路に入るのです。ここが、野付半島のトドワラ・ナラワラに行く道なのね。ガイド誌には“この世の果て”という光景が広がる地と書かれてあったね。寄り道している時間はないのですが、ここまで来たら行くことに。途中にナラワラがあり、トドワラの観光拠点の建物までは25分ぐらいかかるね。そこからトドワラまでは徒歩で2キロ(片道)とのこと。というわけで、そんな時間はありませんので引き返します。

    そして、納沙布岬に付いたのが、午後の1時です。3年ぶりの本土最東端「納沙布岬」です。本日は天気が快晴で北の果という悲壮感はまったくありません。歯舞諸島がよく見えます。本当に近いところなのね、改めて思いました。

    北海道の岬の中でやっぱりここが一番右よりな場所(右寄りの思想の意味)だね。

    そして、ここでは絶対に食しないといけないものがあるのです。

    • “さんま丼”はここで生まれ、ここだけの味 鈴木食堂

    そうです。ノシャップ岬のウニ丼、宗谷岬でのほたてラーメン、ここ納沙布岬では、鈴木食堂のさんま丼です。そして、観光バスも乗り入れて観光客も多いのに、自分たちが訪れた時にはお客さんが誰もいなかったよ。さみしいね。

    まあ、そんなことはどうでもよくて、自分はさんま丼、連れはさんま丼セットを注文です。本当はビールも呑みたいね。3年前と比べてさんま丼の値段も少し上がったようです。

    そして、お店の中にも紅一点の人が働いていました。店主の娘さんかな。

    • さんま丼(1,400円)
    • さんま丼セット(2,000円)鉄砲汁付(単品700円)

    そして、こんな張り紙も。

    生さんま未入荷の為、冷凍さんまを使用させて頂いています 鈴木食堂 店主

    そして、3年ぶりのさんま丼との対面です。やっぱりねっとりとした“さんま”です。連れは鉄砲汁と大格闘です。何故ならりっぱなカニが入っており、身を出すのに悪戦苦闘です。

    みんなどうして、ここでしか食べられないのに、店に来ないのと素直に思うのですが。

    このさんま丼、ペロリといただきました。やっぱり超うまいよ。これを食べて、初めて納沙布岬を制覇です。

    あとは一路、釧路を目指します。あと、一箇所ほど寄り道をしてね。その寄り道は厚岸の道の駅です。道の駅の名前は「厚岸グルメパーク」です。ここで、どうしても生カキを食べないとね。本当はキリッと冷えた白ワインとね。2Fのオイスターバールに直行します。メニューの3種類の生牡蠣を1づつ注文です。

    • マルえもん(270円)
    • カキえもん(330円)
    • 弁天かき(300円)

    こんな感じで運ばれてきます。味の違いですか。自分にはよくわかりません。どれも美味しいことだけは確かですが。だけど、やっぱりこれに冷えた白ワインだよね

    そして、17時に本日のお宿のある釧路着です。

    本日の長距離ドライブ、自分、ご苦労様でした。

    日本最東端の納沙布岬の「鈴木食堂」で生サンマ丼、1,300円を食す。“さんま丼はここで生まれ、ここだけの味”





  • [2023年夏北海道一周18]知床ノーブルホテルの露天風呂は最高、夕日を見ながらね

    [2023年夏北海道一周18]知床ノーブルホテルの露天風呂は最高、夕日を見ながらね

    知床観光も終わり、本日のお宿のに向かいます。今日のホテルは知床の中心、ウトロのホテルだよ。

    • 「知床ノーブルホテル」
    • 北海道斜里郡斜里町ウトロ東3

    こちらのホテルを選んだ理由は単純で、そこそこのホテルで一番料金がリーズナブルだったからです。ちなみに、宿泊料金は朝食込みで22,800円/室です。北海道の知床の観光シーズン、6月下旬の土曜日の宿泊です。名の通ったホテルは1部屋4万円以上はします。こちらの「知床ノーブルホテル」は22,800円です。立地もウトロの中心でツインベットが確約されるのであれば、ここで決まりだね。

    ホテルに到着するまでに、近くを車で流してホテル見物をしたのです。知床ノーブルホテルの近くには「北こぶし知床 ホテル&リゾート」がありますが、こちらは1泊4万円以上は必ずします。お金に余裕のある方はどうぞという感じ。

    高台のいわゆる温泉街にも行ってみました。その中で一番外観と見栄えがよかったのは「KIKI知床 ナチュラルリゾート」でした。お客さんもひっきりなしに到着していました。だけど、ホテルの周りにはコンビニも含めて何もないので、それが不便かな。こちらもお金に余裕のある方はどうぞという感じです。

    話しは我々の宿、「知床ノーブルホテル」に戻ります。17時にチェックインです。カウンターには中華系の人が手続きをしてくれます。特に不都合はありません。

    そして、このホテルで驚いたことを先に書きます。いやあ、人生始めての経験です。朝食バイキングで生肉が提供され、朝から一人バーベキューです。朝から生肉が提供されたのは人生初だよね。だけど、朝の一人焼肉もいけるね。

    お部屋はこんな感じで何の不満もありません。やっぱり、快適なベットが提供されれば、それだけでうれしいね。廊下も内装もリニューアルされているが、少しおかしいところも、服ハンガーの位置などです。ホテルの外観はくたびれていますが、中は案外スタイリッシュです。

    そして、こちらは高層階に温泉が完備されています。まずはひとっ風呂です。こちらの7Fの露天風呂地がとにかく最高です。眼前はウトロの国道と道の駅です。知床の海と夕日を見ながら、カモメの鳴き声も聞も聞きながらの露天風呂たまりません。そして、貸し切り状態であれば、もう言うことはありません。

    このお風呂だけでも価値があるね。

    ただ、夕食を食べに近所を歩いた時です。観光ピーク時の土曜日の夜なのに、開いているお店がないね。結局、コンビニでお弁当を買って部屋食べです。徒歩1分のところにセブンイレブンとセイコーマートがあります。

    そして、冒頭で述べた朝食です。朝食会場は2階のレストランです。この北海道旅行での朝食の中で一番質素な品揃えです。そんな中で取り放題の生の牛肉が置いてあるのがすごいね。朝から焼肉です。何故に知床で朝から焼肉なのかは不明です。だけど、朝からの食べ放題の焼肉もいけるよ、実食体験したよ。

    だけど、夏の知床の観光シーズンで外のレストランの営業状況を見てゾッとしたね。ますます落ち込んでいるね。率直にそう感じたね。

    「宿泊記」ルートイン知床斜里駅前は車利用であれば、知床観光をするための安心なホテルの一つだと思うな





  • [2023年夏北海道一周17]知床観光は高架木道の散策だけでも十分だよ

    [2023年夏北海道一周17]知床観光は高架木道の散策だけでも十分だよ

    2023年6月の北海道一周の旅の8日目です。本日は知床周辺をウロウロするだけなので、今回の旅行の中で一番移動距離の少ない一日になります。

    体にもお財布にも快適な一晩を過ごさせていただいた「ホテル緑清荘」を10時前に後にします。まずは斜里を経由してウトロを目指します。

    斜里を通った時には是非この道に入らないわけにはいきません。有名な「天に続く道」です。本日はこの映えするこのスポットは人が多く、写真の待ち行列です。自分も1枚パチリ。

    次はウトロに入る前にある定番観光スポットの「オシンコシンの滝」です。ここも観光バスが何台も停車しており、大勢の観光客です。3年前はほとんど人がいなかったので。

    11時頃に「漁協婦人部食堂」に行きましたが、まだ開店前のようで。ランチにも早いしね。今回はパスかな。次はどうしようかな。

    とりあえず「知床五湖パークサービスセンター」に行ってみようかと。今回はトレッキングの予定はしていませんでしたが。ウトロから羅臼へ抜ける道です。途中、プユニ峠からの絶景です。本日は天気も良く、絶景が眺められました。

    「知床五湖パークサービスセンター」の駐車場で500円支払います。自分はここに「高架木道」があるというのを初めて知ったのです。だけど、センターがざわついています。本日の1時間前にトレッキングコースに熊が出たということですべての本日のトレッキングは中止になったとのこと。ご愁傷さまです。

    この高架木道、往復1.6キロの散策コースなのですね。本格的なトレッキングではなく、これで十分かな。無料だしね。本日は天気もよく気持ち良い散策でした。

    高架木道を楽しんだ後は、いよいよ羅臼町に行って、道の駅で羅臼昆布を買うだけです。3年ぶりの訪問です。昆布を1年分買い込んだよ。

    時間も14時前です。ということはここでランチにしようかと。道の駅の中に羅臼の海味「知床食堂」があるではありませんか。1階は営業終了でしたので、2階に回ります。15分待っての入場です。ビールを飲めないのが苦痛ですが、ここは我慢です。メニューです。

    うに丼は4,500円もするのね。パスです。本日の注文は、

    • 「いくらかにサーモン丼」(2300円)
    • 「カキフライ定食」(1,250円)

    連れがカキフライです。ここはやっぱり海鮮丼でしょう。普通に美味だけど、あの枝幸町の「う美◯」さんの方がうまいよ。

    ランチを食した後は、羅臼の羅臼国後展望塔へ。ここは初めての訪問です。こんなに近くに択捉島と国後島が見えるのね。

    というわけで羅臼に2時間滞在してウトロに引き返す途中です。車がたくさん(6台程度)、道路の川沿いに停まっているのです。ここは何。よく見ると「熊の湯温泉」の看板が。天然の露天風呂のようです。興味津々徒歩で近づいてみます。女性風呂は雑な建物で覆われていますが、男風呂がちらりと見えます。出てきた男性がポツリ。今日(土曜日)は自称管理人が沢山いて閉口したと。無料なのですが、お金を置いていけオーラが相当に強いということらしいです。

    確かに熊が出てきそうな野生感あふれる温泉だね。

    というわけで観光は終わり、本日の宿、ウトロのホテルに向かいます。

    つづく

    ウトロでは「漁協婦人部食堂」でいくら丼を食す、家族評では今回の旅行の中で一番おいしい“いくら”だった





  • [2023年夏北海道一周16]知床観光に最適なお宿はここ、清里町のホテル緑清荘

    [2023年夏北海道一周16]知床観光に最適なお宿はここ、清里町のホテル緑清荘

    摩周湖観光も終わり、本日の宿である斜里郡清里町のホテルに向かいます

    今回の北海道一周でその地域に2泊したのは富良野(富良野と旭川)と今回の知床(清里町とウトロ)だけだったのです。ちなみに3年前は知床では斜里の「ルートイングランティア知床 斜里駅前」に泊まったのでした。チェーンホテルで温泉もあり、価格もリーズナブルだったので、今回もここに宿泊したかったのですが。6月下旬の金土曜日はやっぱり難しいね。2ケ月前から既に空室なしになっていた、それが変わることがありませんでした。

    ウトロ方面の良いホテルは高いしね。最低でも25,000円以上だね、許容できるホテル価格では。

    まあ、土曜日の1泊はウトロのホテルに泊まるとして、金曜日の夜をどう安く快適な宿を確保するかです。旅行サイトを検索していると、斜里郡の清里町というところに外見はよさそうなお宿を見つけたのでした。だけど口コミなどの情報はないんだな。

    • 「ホテル緑清荘」
    • 北海道斜里郡清里町羽衣町31番地
    • TEL: 0152-25-2281

    まず、〇〇荘というのがどうなのかな。だけど、予約サイトにはツインベットルームでの予約が可能と出てきます。このお宿の情報は皆無ですが、まあ布団ではなく、ベットの指定が出来ること、斜里町までそんなに遠くない、かつ、宿泊料金も13,200円です。

    まあ失敗しても1泊なら許せると判断し、予約しました。

    そして、当日17時に「ホテル緑清荘」に到着しました。先に結論を書きます。このお宿、大当たり、ビンゴです、今回の旅行で一番コスパがよかったです。また、知床に行くことがあったら迷わずこちらのホテルにします。

    町の施設らしく、公共敷地の中にあります。車寄せもあるよ。チェックインも町の人が行っている素朴なカウンターです。チェックインの際にエレベーターがありませんと言われた時に少し怪訝な顔をしたらしく、カウンターの人が1人400円でエレベーターのある棟に変更できますと云われたので、素直に変更してもらいました

    造り的には本館(A館)と別館(B館・エレベーター有り)です。部屋に入って驚いたのなんの。この部屋、このホテル緑清荘で一番いいお部屋でないの。50平米弱あるよね。ベットもセミダブル2台で畳部屋もあるよ。人間素直に応じるもんだよね。一人400円でVIPルームにアップグレードだよ。

    そして、大浴場もあるのです。町民の方々もぞくぞくと来浴されています。この大浴場、町民の憩いの場だね。大浴場は露天風呂こそありませんが、広くて良いお湯だよ。

    そして、更に驚いたのが、レストランです。ホテル内のレストラン価格ではなく、まさに町民レストランの価格なのです。1,000円で定食が食べれるよ。夜9時までの営業かな。自分たちは周辺には何もないと思い込んで、コンビニ弁当を買ってきたのですが、間違いでした。

    朝食バイキングもこんな感じで大変美味しくいただいたよ。ここでも“いか塩辛”はあったよ。これに“青のり”と“たらこ”があれば、何杯でも食べれるね。

    これで、温泉が付いて朝食込みで部屋代14,000円ありえないね。(アップグレード代800円含む)

    知床の夏シーズンはまともなホテルはかなり高いですが、この「ホテル緑清荘」はまさに人に教えたくないお宿だね。ウトロまで車で45分でこのお値段、有りえません。

    これ貴重な情報だよ。

    「宿泊記」ルートイン知床斜里駅前は車利用であれば、知床観光をするための安心なホテルの一つだと思うな